JP4812767B2 - 運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、移動体の運転を支援する運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、前述した運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、合流地点および合流地点付近における事故を未然に防ぐための情報を運転者に提供する技術が考案されている。
このような従来技術においては、合流地点(交差点)の信号機に設けられた外部送信機から、受信ゾーンに向けて信号の変化を示す信号情報データを送信し、受信ゾーン内を走行する自動車に設けられた車載機が、その信号情報データを受信して対応する警告メッセージを音声および文字により出力して運転者に報知する。これにより、運転者は、自分がどのような行動を取るべきかが分かり、不注意による合流地点付近の事故を未然に防ぐことができる(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−077093号公報
しかしながら、上述した従来技術によれば、合流地点を通行する他の車両との関係において、どのような運転をすればよいかは知ることができないという問題が一例として挙げられる。このような場合、一方の車両の運転者が信号を遵守しても、他方の車両の運転者が信号を無視すると、現実の交通状態に対応することができず、合流地点での事故を防止することができないという問題が一例として挙げられる。
また、見通しが悪い合流地点やカーブが連続する道路など、信号機がないために事故が多発する地点が存在する。しかしながら、事故が多発する地点だからといって必ずしも信号機が設置されるとは限らない。また、設置されるとしても実際に利用できるようになるまでには時間がかかるため、当該地点において交通事故の発生を抑制することができないという問題が一例として挙げられる。
さらに、高速道路の合流地点では信号機を設置することができず、運転者の運転技術に頼らざるを得ないという問題が一例として挙げられる。運転者の運転技術は、運転経験によって大きく異なり、運転に不慣れな運転者が高速道路の合流地点を走行すると、交通事故が発生する可能性が高いという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる運転支援装置は、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、前記合流地点と前記第2の通信装置との間に設置されている第3の通信装置と、前記合流地点と前記第1の通信装置との間に設置されている第4の通信装置と、通信可能な運転支援装置であって、前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断手段と、前記判断手段によって判断された判断結果を、前記第3および第4の通信装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる運転支援装置は、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、通信可能な運転支援装置であって、前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断手段と、前記判断手段によって判断された判断結果を、前記第1および第2の通信装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる運転支援方法は、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、前記合流地点と前記第2の通信装置との間に設置されている第3の通信装置と、前記合流地点と前記第1の通信装置との間に設置されている第4の通信装置と、を用いる運転支援方法であって、前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断工程と、前記判断工程によって判断された判断結果を、前記第3および第4の通信装置に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる運転支援方法は、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、を用いる運転支援方法であって、前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断工程と、前記判断工程によって判断された判断結果を、前記第1および第2の通信装置に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる運転支援プログラムは、請求項3または4に記載の運転
支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる記録媒体は、請求項5に記載の運転支援プログラムを記
録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
図1は、実施の形態にかかる運転支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、運転支援装置の運転支援処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、実施例にかかる運転支援装置が適用される交通状況を示す説明図である。 図4は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、第1本線側路側機がおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、サーバがおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、第2本線側路側機がおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 運転支援装置
101 受信部
102 判断部
103 送信部
104 算出部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる運転支援装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる運転支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図1のブロック図において、運転支援装置100は、受信部101、判断部102、送信部103、算出部104によって構成される。
運転支援装置100は、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、合流地点と第2の通信装置との間に設置されている第3の通信装置と、合流地点と第1の通信装置との間に設置されている第4の通信装置と、通信可能である。
ここで、第3の通信装置が設置されている、合流地点と第2の通信装置との間とは、他方のルートのうち、第2の通信装置を通過し合流地点に到達するまでの区間のうちいずれかの近傍である。また、第4の通信装置が設置されている、合流地点と第1の通信装置との間とは、一方のルートのうち、第1の通信装置を通過し合流地点に到達するまでの区間のうちいずれかの近傍である。
受信部101は、第1の通信装置から送信されてくる、合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向に関する情報と、第2の通信装置から送信されてくる、合流地点に合流する2つのルートのうち他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向に関する情報と、を受信する。なお、このとき、進行方向に関する情報の他、それぞれの移動体を特定する情報(たとえば、他の移動体と識別するための固有の識別情報(ID情報))を受信することとしてもよい。
移動体の進行方向に関する情報とは、たとえば、第1の移動体または第2の移動体に搭載された通信機から送信される移動体の移動方向情報や目的地点情報などであり、それぞれの移動体から第1の通信装置または第2の通信装置が受信し、さらに運転支援装置100に送信したものであってもよい。
また、受信部101は、第1および第2の移動体の移動速度に関する情報を受信することとしてもよい。移動速度に関する情報とは、たとえば、第1または第2の移動体に搭載された通信機から送信される現在速度情報である。また、たとえば、第1の通信装置または第2の通信装置が、自装置の近傍を通過する移動体に搭載された通信機に対して、速度計測用電波を発射し、その反射波から得た移動方向および移動速度の情報を受信することとしてもよい。
判断部102は、受信部101によって受信された進行方向に関する情報に基づいて、第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する。判断部102は、たとえば、第1および第2の移動体の進行方向が変化しないまま道なりに走行した場合、交わる点があるか否かを判断し、交わる点がある場合に、第1および第2の移動体に衝突可能性があると判断する。
また、判断部102は、受信部101によって移動速度に関する情報が受信された場合には、進行方向に関する情報に加え、受信された移動速度に関する情報に基づいて、第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する。また、判断部102は、算出部104によって第1および第2の移動体が合流地点に到達する時間が算出された場合には、進行方向に関する情報に加え、算出された時間に基づいて、第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する。この場合、判断部102は、たとえば、第1および第2の移動体が合流地点に到達する時間の差分が所定時間以内の場合、衝突可能性があると判断する。
送信部103は、判断部102によって判断された判断結果を、第3および第4の通信装置に送信する。送信部103は、たとえば、第1および第2の移動体に衝突可能性がある、もしくは衝突可能性がない旨の情報を、第3および第4の通信装置に送信する。また、判断部102によって第1および第2の移動体に衝突可能性がないと判断された場合、送信部103による情報の送信は省略してもよい。
算出部104は、受信部101によって受信された移動速度に関する情報に基づいて、第1および第2の移動体が合流地点に到達する時間を算出する。ここで、合流地点に到達する時間とは、時刻のように時間軸上の一点を特定するものでもよいし、時間帯のように一定の幅がある時間であってもよい。
算出部104は、具体的には、たとえば、第1の通信装置の位置を、その側を通過した第1の移動体の位置に近似して、第1の移動体の移動速度に関する情報と、第1の通信装置と合流地点間の距離と、に基づいて、第1の移動体が合流地点に到達する時間を算出する。すなわち、装置本体と合流地点間の距離を、第1の移動体の速度で除算することによって、合流地点に到達するまでの時間を算出する。また、第2の移動体の位置も同様に、第2の通信装置の位置に近似して、第2の移動体が合流地点に到達する時間を算出する。
また、算出部104は、たとえば、第1の移動体から、その現在位置を示す現在位置情報を取得し、現在位置から合流地点までの距離を算出し、算出した距離を現在の走行速度で除算することによって、第1の移動体が合流地点に到達する時間を算出することとしてもよい。
つぎに、運転支援装置100の運転支援処理の手順について説明する。図2は、運転支援装置の運転支援処理の手順を示すフローチャートである。図2において、まず、運転支援装置100は、受信部101によって、第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報を受信する(ステップS201)。また、受信部101によって、第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報を受信する(ステップS202)。
そして、算出部104によって、第1および第2の移動体がそれぞれ合流地点に到達する時間を算出する(ステップS203)。そして、判断部102によって、衝突可能性があるか否かを判断する(ステップS204)。衝突可能性がある場合は(ステップS204:Yes)、第3および第4の通信装置に対して、第1および第2の移動体に衝突可能性がある旨の情報を送信して(ステップS205)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、衝突可能性がない場合は(ステップS204:No)、第3および第4の通信装置に対して、第1および第2の移動体に衝突可能性はない旨の情報を送信して(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。なお、このとき、情報の送信をおこなわず、本フローチャートによる処理を終了してもよい。
以上説明したように、実施の形態にかかる運転支援装置100によれば、合流地点に合流する2つのルートのうち、一方のルートから合流地点に向かって移動している第1の移動体と、他方のルートを移動している第2の移動体との衝突可能性を判断し、判断結果を第1および第2の移動体が走行するルートに設けられている第3および第4の通信装置に送信することができる。
また、第1の通信装置の位置を第1の移動体の位置と、第2の通信装置の位置を第2の移動体の位置と、それぞれ近似することによって、第1および第2の移動体の位置に関する情報を取得しなくても、第1および第2の移動体が合流地点に到達する時間を算出することができる。
なお、以上説明した実施の形態では、第1〜第4の通信装置を用いた運転支援について説明したが、それぞれのルートに設けられている通信装置の通信エリアが十分に広ければ、第1および第2の通信装置のみを用いた運転支援が可能である。すなわち、第1および第2の通信装置の通信エリアが、それぞれ第4および第3の通信装置の通信エリアをカバーするものであれば、第3および第4の通信装置を設けなくてもよい。
第4および第3の通信装置の通信エリアをカバーするとは、たとえば、それぞれのルートのうち、第1または第2の通信装置を通過し、合流地点に到達するまでの区間すべてをカバーする程度のエリアを通信エリアとするということである。この場合、運転支援装置100は、図2のステップS205およびステップS206において、衝突可能性についての情報の送信は、第1および第2の通信装置に対しておこなう。
つぎに、上述した実施の形態にかかる運転支援装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、運転支援装置100を道路脇に設置された路側機331,332,341,342、および、車両310,320に搭載された通信機311,321、サーバ350によって構成される運転支援装置300に適用した場合について説明する。
まず、実施例にかかる運転支援装置300が適用される交通状況について説明する。図3は、実施例にかかる運転支援装置が適用される交通状況を示す説明図である。図3において、合流地点の一例として、高速道路の本線L1と合流車線L2とが交差する合流地点Pが図示されている。合流地点Pの周辺には、移動体の一例として車両310(310a〜310c),320(320a,320b)が走行している。車両310は本線L1を走行する車両、車両320は合流車線L2を走行する車両である。
車両310、320には、それぞれ通信機311(311a〜311c)、321(321a,321b)が搭載されている。通信機311、321は、車両310、320がそれぞれ走行する道路脇に設置された路側機331,332,341,342と無線通信によって交信し、自車の走行情報を送信したり、運転支援情報を受信したりする。
また、車両310,320は、それぞれ自車を特定するIDが、たとえば、IPアドレスのように、それぞれの車両310,320に一意に割り振られている。このIDは、運転支援装置300において通信用アドレスに用いられ、路側機331,332,341,342は、車両310,320のIDを用いて特定の車両310,320に情報を送信することができる。それぞれの車両310,320のIDは、それぞれの通信機311,321に記憶されている。
路側機331,332,341,342は、たとえば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)のような狭域通信用の路側機であり、その通信エリアは、通信機311,321と交信した時点における車両310,320の位置を、自装置の位置と近似できる程に狭小なものとする。
また、路側機331,332,341,342は、ネットワークを通じた通信によってサーバ350と情報の送受信が可能である。以下、路側機331,332,341,342が車両310,320とおこなう通信を狭域通信、路側機331,332,341,342とサーバ350とでおこなう通信を広域通信という。このとき、路側機331,332,341,342およびサーバ350は、それぞれの通信用アドレスをあらかじめ保持している。一方で、路側機331,332,341,342は、車両310,320の通信用アドレスは保持しておらず、近傍を通過した際にアドレス(ID)の取得要求をおこなうことによって、その通信用アドレスを得る。
本線L1の近傍には2台の路側機(以下、本線側路側機という)331,332が設置されており、本線L1を走行する車両310の通信機311と交信する。また、合流車線L2の近傍には、2台の路側機341,342が設置されており、合流車線L2を走行する車両320の通信機321と狭域通信によって交信する。
路側機331,332は、合流地点Pからの距離が長い順に第1本線側路側機331、第2本線側路側機332とする。すなわち、合流地点Pに向かって本線L1を走行する車両310は、まず第1本線側路側機331と狭域通信によって交信し、次いで、第2本線側路側機332と狭域通信によって交信することとなる。
路側機341,342は、合流地点Pからの距離が長い順に第1合流側路側機341、第2合流側路側機342とする。すなわち、合流地点Pに向かって合流車線L2を走行する車両320は、まず第1合流側路側機341と狭域通信によって交信し、次いで、第2合流側路側機342と狭域通信によって交信することとなる。
サーバ350は、サーバセンター360に設けられており、実施の形態にかかる運転支援装置100に対応する。サーバ350は、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341から受信する情報を用いて、車両310,320の衝突可能性を判断する。そして、判断結果を第2本線側路側機332および第2合流側路側機342に送信する。なお、サーバ350は、サーバセンター360に設置するだけではなく、たとえば、いずれかの路側機331,332,341,342に設置することとしてもよい。
なお、第1本線側路側機331と第2本線側路側機332との距離は、少なくとも、サーバ350がおこなう運転支援処理(詳細は後述する)に要する時間および処理結果を第2本線側路側機332が受信する間の時間に、本線L1の最高速度をかけあわせて算出される距離以上離れているものとする。また、第1合流側路側機341と第2合流側路側機342との距離は、少なくとも、サーバ350がおこなう運転支援処理に要する時間および処理結果を第2合流側路側機342が受信する間の時間に、合流車線L2の最高速度をかけあわせて算出される距離以上離れているものとする。
ここで、運転支援装置300がおこなう運転支援の概要を説明する。第1本線側路側機331は、本線L1を走行する車両310から車両IDや走行方向、走行速度などの情報を受信し、サーバ350に送信する。また、第1合流側路側機341は、合流車線L2を走行する車両320から車両IDや走行方向、走行速度などの情報を受信し、サーバ350に送信する。
サーバ350では、受信した情報から車両310,320の衝突可能性を判断し、該当する車両310,320のIDを含む判断結果を第2本線側路側機332および第2合流側路側機342に送信する。第2本線側路側機332および第2合流側路側機342は、この処理が終了するまで要する時間内に車両310,320が走行する距離以上離れた位置に設置されている。
第2本線側路側機332および第2合流側路側機342は、自装置の近傍を通過する車両310,320からIDを取得しており、警告情報の送信先となる車両310,320のIDと合致した場合には、警告情報を送信する。警告情報が送信された車両310,320の通信機311,321は、警告情報の内容を表示したり、音声出力したりして、車両310,320の運転者に衝突可能性を報知して、減速や車線変更など衝突回避のための措置を講じるよう促す。以上のような処理によって、運転支援装置300は、車両310,320の運転を支援する。
なお、以下の実施例では、合流地点は高速道路の本線L1と合流車線L2の合流地点Pとしたが、この他、合流地点は、信号機が設けられていない交差点、または、信号機が設けられている交差点であってもよい。信号機が設けられていない交差点においては、交差する車線から進入する他の車両の動きを知ることができず、事故が発生する可能性が高い。また、信号機が設けられている交差点であっても、夜間点滅式信号機の場合や、信号無視をして走行する他の車両がある場合などは、他の車両との衝突可能性を判断する必要が生じるためである。
また、以下の実施例では、2つの道路が合流する合流地点を例に説明するが、2つの道路が交差する四叉路や三叉路、五叉路などであってもよい。これらの合流地点でも、他の車両との衝突可能性を判断する必要が生じるためである。この場合、たとえば、合流地点に到達しようとする車両(以下の実施例では車両320)は、交差する道路それぞれの近傍に設置された路側機から警告情報などの提供を受ける。
(サーバ350のハードウェア構成)
つぎに、サーバ350のハードウェア構成について説明する。図4は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、サーバ350は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、音声I/F(インターフェース)408と、マイク409と、スピーカ410と、入力デバイス411と、映像I/F412と、ディスプレイ413と、通信I/F414と、を備えている。また、各構成部401〜414はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、サーバ350の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
また、音声I/F408は、音声入力用のマイク409および音声出力用のスピーカ410に接続される。マイク409に受音された音声は、音声I/F408内でA/D変換される。また、スピーカ410からは音声が出力される。また、入力デバイス411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
また、映像I/F412は、ディスプレイ413と接続される。映像I/F412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ413全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ413を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ413には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ413は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F414は、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F414は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線通信機器、およびその他の通信機器によって構成され、VICSセンターから渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
なお、路側機331,332,341,342のハードウェア構成は、上述したサーバ350のハードウェア構成のうち、少なくともCPU401と、ROM402と、RAM403と、通信I/F414と、を備えるものとする。また、車両310,320に搭載された通信機311,321のハードウェア構成は、上述したサーバ350のハードウェア構成のうち、少なくともCPU401と、ROM402と、RAM403と、音声I/F408と、スピーカ410と、映像I/F412と、ディスプレイ413と、通信I/F414と、を備えるものとする。
また、実施の形態にかかる運転支援装置100の機能的構成のうち、受信部101、送信部103は通信I/F414によって、判断部102、算出部104はROM402などに記録されたプログラムをCPU401が実行することによって、それぞれその機能を実現する。
(運転支援装置300の運転支援処理)
つぎに、実施例にかかる運転支援装置300の運転支援処理の詳細について説明する。はじめに、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341でおこなう処理について説明する。図5は、第1本線側路側機がおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。
なお、説明の便宜上、以下の本フローチャートの説明では第1本線側路側機331がおこなう処理のみを説明するが、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341がおこなう処理は、それぞれの処理対象となる車両の走行車線以外は同様である。すなわち、第1合流側路側機341がおこなう処理は、以下の説明中の「車両310」を「車両320」と読み替えればよい。
図5のフローチャートにおいて、第1本線側路側機331は、自装置の側を車両310が通過するまで待機する(ステップS501:Noのループ)。車両310が通過した場合は(ステップS501:Yes)、通過した車両310の通信機311から、車両310のID、走行方向、走行速度を受信する(ステップS502)。
具体的には、たとえば、移動方向を含めた速度情報の送信要求信号を継続的に送信し、通信エリア内に進入した車両310から返信される情報を受信する。また、GPS電波受信機が搭載されている場合など、車両310に自車の現在位置を取得する機能が備わっている場合には、位置情報の送信を要求してもよい。
そして、第1本線側路側機331は、ステップS502で受信した情報をサーバ350に送信して(ステップS503)、本フローチャートによる処理を終了する。以上のような処理を繰り返して、第1本線側路側機331は、サーバ350に本線L1を走行する車両310の情報を提供する。
つぎに、サーバ350がおこなう処理について説明する。図6は、サーバがおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、サーバ350は、第1本線側路側機331または第1合流側路側機341から、車両310または320のID、走行方向、走行速度などの情報を受信するまで待機する(ステップS601:Noのループ)。なお、説明の便宜上、以下の本フローチャートの説明では、第1本線側路側機331または第1合流側路側機341は、単に第1本線側路側機331と表記する。また、車両310または320は、単に車両310と表記する。
第1本線側路側機331から情報を受信すると(ステップS601:Yes)、サーバ350は、受信した走行方向および走行速度を元に車両310が合流地点に到達する合流時刻を算出する(ステップS602)。具体的には、たとえば、車両310がそのまま道なりに走行すると合流地点Pに到達する場合に、現在の走行速度を維持すると仮定して合流地点Pに到達する時刻を算出する。
なお、合流時刻の算出にあたって、サーバ350が記憶している第1本線側路側機331と合流地点Pとの距離を、合流地点Pと車両310との距離に近似して用いる。また、合流時刻は、合流地点Pに到達するまでに起こりうる速度変化を考慮に入れ、時刻ではなく所定の幅を持つ時間帯を合流時間帯として算出することとしてもよい。
さらに、第1本線側路側機331から車両310の現在位置情報が受信できる場合には、現在位置情報を受信して、上述した時刻の算出に用いてもよい。たとえば、通信機311にGPS信号受信機能など、車両310の現在位置を特定できるような機能がある場合は、その情報を利用することによって、より精度を高く合流時刻を算出することができる。
そして、サーバ350は、算出した合流時刻および車両310のIDを、各車線L1,L2の車線別に分けられた車線別データベースに保存する(ステップS603)。このとき、第1本線側路側機331から受信した情報を、本線L1を走行する車両310の情報として、第1合流側路側機341から受信した情報を、合流車線L2を走行する車両320の情報として、それぞれ保存する。それぞれのデータベースに保存されたデータは、少なくとも算出した合流時刻が経過するまではサーバ350で保存し、それ以降は逐次消去する。また、合流時刻およびIDのみならず、移動速度や位置情報などを保存してもよい。
つぎに、サーバ350は、ステップS602で算出した合流時刻と、他の車線(本実施例では合流車線L2)のデータベースとを照合して(ステップS604)、衝突可能性がある車両320があるか否かを判断する(ステップS605)。具体的には、たとえば、車両310の合流時刻を含む所定の時間帯(たとえば、合流時刻の前後15秒など)に合流時刻が含まれる車両320があるかを照合し、ある場合には、その車両320と衝突可能性があると判断する。
そして、衝突可能性がある場合は(ステップS605:Yes)、第2本線側路側機332および第2合流側路側機342に対して、それぞれ衝突可能性がある車両310,320のIDを含む警告情報を送信して(ステップS606)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、衝突可能性がない場合は(ステップS605:No)、警告情報の送信はおこなわず、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS606において、車両310,320のIDは、それぞれの車線別データベースに保存されている。また、警告情報とは、衝突可能性がある車両310,320の存在を、車両310,320の運転者に警告する情報である。具体的には、送信先それぞれの車両310,320に対して衝突可能性がある車両310,320の合流時刻や走行速度、位置情報、衝突を回避するための具体的な措置などの情報である。なお、警告情報の送信は、どちらか一方の車線側の路側機にのみ送信することとしてもよい。
前述のように、各路側機331,332,341,342と車両310,320とは、狭域通信によって交信している。このため、サーバ350が上述した処理(ステップS601〜S606)を終了するころには、車両310は、第1本線側路側機331の通信エリアから外れてしまう。このため、第1本線側路側機331よりも合流地点Pに近く、かつ、合流地点Pより手前の位置であり、運転支援処理を開始して処理結果を送信する間に、車両310が走行する最大距離以上離れている第2本線側路側機332に警告情報を送信する。すなわち、警告情報が車両310を先回りする形で、送信されることとなる。
つぎに、警告情報の送信を受けた第2本線側路側機332がおこなう運転支援処理の手順について説明する。なお、説明の便宜上、以下の本フローチャートの説明では第2本線側路側機332がおこなう処理のみを説明するが、第2本線側路側機332および第2合流側路側機342がおこなう処理は、それぞれの処理対象となる車両の走行車線以外は同様である。すなわち、第2合流側路側機342がおこなう処理は、以下の説明中の「車両310」を「車両320」と読み替えればよい。
図7は、第2本線側路側機がおこなう運転支援処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、第2本線側路側機332は、サーバ350が送信する警告情報を受信するまで待機する(ステップS701:Noのループ)。警告情報を受信すると(ステップS701:Yes)、第2本線側路側機332は、受信した警告情報から警告情報の送信先である車両310のIDを抽出する(ステップS702)。
そして、第2本線側路側機332は、自装置の近傍を車両310が通過するまで待機する(ステップS703:Noのループ)。車両310が通過すると(ステップS703:Yes)、通過した車両310からIDを受信する(ステップS704)。そして、受信したIDとステップS702で抽出したIDとを照合し、警告情報の送信先か否かを判断する(ステップS705)。
警告情報の送信先である場合(ステップS705:Yes)、すなわち、ステップS704で受信したIDとステップS702で抽出したIDとが等しい場合は、ステップS701で受信した警告情報を送信して(ステップS706)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、警告情報の送信先でない場合は(ステップS705:No)、ステップS703に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS706で警告情報を送信された車両310の通信機311は、送信された警告情報を画面表示や音声出力することによって、衝突可能性のある車両320の存在を車両310の運転者に報知する。車両310の運転者は、通信機311から報知される情報を元に、車両320との衝突を回避する措置(たとえば走行速度の低減、車線変更など)を講じることができる。
なお、以上の実施例では、各車線L1,L2に2台の路側機を設けることとしたが、路側機の通信エリアが十分に広ければ、それぞれの車線L1,L2に1台ずつ設けるだけでもよい。たとえば、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341の通信エリアが、それぞれ合流地点Pを含み、車線L1,L2をそれぞれ異なる速度で走行し、かつ、同時刻に合流地点Pに達する車両310,320とそれぞれ交信可能な範囲であれば、第2本線側路側機332および第2合流側路側機342を設ける必要はない。
この場合、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341は、自装置の通信エリア内に車両310,320が進入してから一連の処理が終了するまでの間に、車両310,320が進行する距離を考慮して設置する。すなわち、一連の処理が終了した際に、車両310,320が合流地点の手前で衝突回避措置を取れる程度の地点に位置するようにする。
上述した一連の処理のうち、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341は、自装置の通信エリア内に進入した車両310,320からID、走行方向、走行速度を受信する(図5のステップS502参照)。また、サーバ350は、第1本線側路側機331および第1合流側路側機341に対して警告情報の送信をおこなう(図6のステップS606参照)。
警告情報の送信を受けた第1本線側路側機331および第1合流側路側機341は、自装置の通信エリア内にいる衝突可能性がある車両310,320に対して、IDを元に警告情報を送信する(図7参照)。このように、路側機の通信エリアによって、各車線L1,L2に設置する路側機の台数を変更することができる。
以上説明したように、運転支援装置300によれば、車両310,320の運転者に対して、他の車線から合流しようとする車両310,320の存在や合流時刻、走行速度などの情報を与え、合流地点Pでの衝突を回避する措置を講じる際の判断材料を提供する。これにより、合流地点P付近での交通を円滑におこなわせることができる。また、車両310および車両320の速度情報などを用いて、減速指示などの具体的な措置を指示すれば、さらに合流地点P付近での交通の安全性を向上させることができる。
また、車両310,320に搭載する通信機311,321は、少なくとも路側機331,332,341,342との通信機能および送信された情報の出力機能を備えていればよい。また、路側機331,332,341,342も、通信機311,321やサーバ350との通信機能を備えていればよく、簡易な設備で運転支援をおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した運転支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。

Claims (6)

  1. 合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、前記合流地点と前記第2の通信装置との間に設置されている第3の通信装置と、前記合流地点と前記第1の通信装置との間に設置されている第4の通信装置と、通信可能な運転支援装置であって、
    前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断手段と、
    前記判断手段によって判断された判断結果を、前記第3および第4の通信装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  2. 合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、通信可能な運転支援装置であって、
    前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断手段と、
    前記判断手段によって判断された判断結果を、前記第1および第2の通信装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  3. 合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、前記合流地点と前記第2の通信装置との間に設置されている第3の通信装置と、前記合流地点と前記第1の通信装置との間に設置されている第4の通信装置と、を用いる運転支援方法であって、
    前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断工程と、
    前記判断工程によって判断された判断結果を、前記第3および第4の通信装置に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする運転支援方法。
  4. 合流地点に合流する2つのルートのうち一方のルートの近傍に設置されている第1の通信装置と、他方のルートの近傍に設置されている第2の通信装置と、を用いる運転支援方法であって、
    前記第1の通信装置から送信されてくる、前記一方のルートを移動している第1の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、前記第2の通信装置から送信されてくる、前記他方のルートを移動している第2の移動体の進行方向および移動速度に関する情報と、を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された進行方向および移動速度に関する情報と、前記第1の通信装置と前記合流地点の間の距離および前記第2の通信装置と前記合流地点の間の距離と、に基づいて、前記第1および第2の移動体の衝突可能性を判断する判断工程と、
    前記判断工程によって判断された判断結果を、前記第1および第2の通信装置に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする運転支援方法。
  5. 請求項3または4に記載の運転支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とする運転支援プログラム。
  6. 請求項5に記載の運転支援プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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