JP4811244B2 - 半導体試験装置 - Google Patents

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本発明は、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integraton)等の被試験デバイスの試験を行う半導体試験装置に関する。
図4は、従来の半導体試験装置の要部構成を示す図である。尚、ここでは、図4に示す被試験デバイス(以下、DUT(Device Under Test)という)200a〜200nがメモリであるとし、半導体試験装置100がDUT200a〜200nの試験を並行して行うメモリテスタであるとする。図4に示す通り、従来の半導体試験装置100は、パターン発生部110、タイミング発生部120、可変ディレイライン130、フォーマットコントロール部140、デスキュー部150a〜150n、及びドライバ160a〜160nを備える。
尚、DUT200a〜200nは、信号入力ピン(例えば、アドレスピン)及び信号入出力ピン(例えば、データピン)を備えているが、図4においては信号入力ピンに関して設けられる半導体試験装置100の構成のみを図示しており、以下ではこの構成に着目して説明を進める。また、DUT200a〜200nは上記の信号入力ピンを複数備えているため、デスキュー部150a及びドライバ160aからなる構成、デスキュー部150b及びドライバ160bからなる構成、…、デスキュー部150n及びドライバ160nからなる構成は、DUT200a,200b,…,200n毎にそれぞれ複数設けられている。しかしながら、図4においては、図示の簡略化のために、上記の各構成をDUT200a〜200n毎に1つのみ図示している。
パターン発生部110は、DUT200a〜200nの試験に用いるパターンの一種であるアドレスパターンA100を生成する。タイミング発生部120は、パターン発生部110で生成されたアドレスパターンA100をDUT200a〜200nに印加するタイミングを規定するタイミング信号T100を生成する。具体的には、外部から入力される基準クロックF10を、外部から入力される基準信号T10をトリガとしてレジスタ121に記憶されたカウント数だけカウントしてタイミング信号T100を生成する。尚、上記の基準クロックF10は例えば周波数が400MHz(周期が2.5nsec)であり、基準信号T10は例えば周期が10nsecのパルス信号である。また、上記のレジスタ121のカウント数は、半導体試験装置100の制御装置(図示省略)により設定される。
可変ディレイライン130は、タイミング発生部120から出力されるアドレスパターンA100を、レジスタ131に記憶された設定値で規定される時間だけ遅延させて、アドレスパターンA100のタイミングを微調整するものである。尚、上記のレジスタ131の設定値は、不図示の制御装置により設定される。フォーマットコントロール部140は、パターン発生部110から出力されるアドレスパターンA100と、可変ディレイライン130を介したタイミング信号T101とに基づいて、アドレス信号A101を生成する。
デスキュー部150a〜150nは、フォーマットコントロール部140から出力されるアドレス信号A101を遅延させることによりドライバ160a〜160nで生ずるスキュー(ドライバスキュー)を調整するものである。尚、デスキュー部150a〜150nの各々の遅延量は個別に設定される。ドライバ160a〜160nは、デスキュー部150a〜150nを介したアドレス信号をDUT200a〜200nの信号入力ピン(アドレスピン)にそれぞれ印加する。
次に、デスキュー部150a〜150nについて説明する。尚、デスキュー部150a〜150nは同様の構成であるため、ここではデスキュー部150aについて説明し、他のデスキュー部150b〜150nの説明は省略する。図4に示す通り、デスキュー部150aは、バッファ151、可変ディレイライン152、ワンショット回路153、レジスタ154、インバータ155、可変ディレイライン156、ワンショット回路157、レジスタ158、及びRSフリップフロップ159を備える。
バッファ151は、入力されるアドレス信号A101の論理を反転させずに、信号S101として可変ディレイライン152に出力する。可変ディレイライン152は、入力される信号S101を、レジスタ154に記憶された設定値で規定される時間だけ遅延させて遅延信号S102として出力する。ワンショット回路153は、信号S102の立ち上がりエッジを微分してワンショット信号S103を出力する。このワンショット信号S103は、RSフリップフロップ159のS入力端(セット入力端)に入力される。
インバータ155は、入力されるアドレス信号A101の論理を反転させて信号S201として可変ディレイライン156に出力する。可変ディレイライン156は、入力される信号S201を、レジスタ158に記憶された設定値で規定される時間だけ遅延させて遅延信号S202として出力する。ワンショット回路157は、信号S202の立ち上がりエッジを微分してワンショット信号S203を出力する。このワンショット信号S203は、RSフリップフロップ159のR入力端(リセット入力端)に入力される。RSフリップフロップ159は、入力されるワンショット信号S103,S203に応じてリセット状態又はセット状態になり、その状態に応じた信号S300を出力する。この信号S300は、ドライバ160aに入力される。
上記構成において、パターン発生部110から出力されたアドレスパターンA100、及びタイミング発生部120から出力されて可変ディレイライン130を介したタイミング信号T101がフォーマットコントロール部140に入力されると、アドレス信号A101が生成される。このアドレス信号A101は、デスキュー部150a〜150nにそれぞれ入力される。ここで、デスキュー部150a〜150nは、入力されたアドレス信号A101を個別に遅延させる訳であるが、その動作についてデスキュー部150aを例に挙げて説明する。
図5は、デスキュー部150aにおける各種信号のタイミングチャートである。デスキュー部150aにアドレス信号A101が入力されると、バッファ151からはアドレス信号A101と論理が等しい信号S101が出力される。この信号S101が可変ディレイライン152に入力すると、レジスタ154の設定値で規定される時間だけ遅延した遅延信号S102が出力される。尚、図5においては、遅延信号S102の立ち上がりエッジが時刻t101に現れている。この遅延信号S102がワンショット回路153に入力されると立ち上がりエッジが微分されたワンショット信号S103が出力される。そして、ワンショット信号S103の立ち上がりエッジ(時刻t101)でRSフリップフロップ159がセット状態になり、RSフリップフロップ159から出力される信号S300が「H(ハイ)」になる。
また、デスキュー部150aにアドレス信号A101が入力されると、インバータ155からはアドレス信号A101の論理を反転した信号S201が出力される。この信号S201が可変ディレイライン156に入力すると、レジスタ154の設定値で規定される時間だけ遅延した遅延信号S202が出力される。尚、図5においては、遅延信号S202の立ち下がりエッジが時刻t101に現れており、立ち上がりエッジが時刻t102に現れている。この遅延信号S202がワンショット回路157に入力されると立ち上がりエッジが微分されたワンショット信号S203が出力される。そして、ワンショット信号S103の立ち上がりエッジ(時刻t102)でRSフリップフロップ159がリセット状態になり、RSフリップフロップ159から出力される信号S300が「L(ロー)」になる。
このようにして、入力されるアドレス信号A101の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの調整が行われる。尚、デスキュー部150b〜150nの各々においても個別に同様のスキュー調整が行われる。デスキュー部150a〜150nにおいて個別にスキュー調整された信号は、ドライバ160a〜160nをそれぞれ介して、DUT200a〜200nにそれぞれ印加される。
尚、DUT200a〜200nの信号入出力ピン(例えば、データピン)に印加される試験信号もデスキュー部150a〜150nと同様の構成によってスキュー調整される。更に、タイミング発生部120からは、DUT200a〜200nの信号入出力ピンから出力される信号のパス/フェイルの判定を行うためのストローブ信号も出力されるが、このストローブ信号もデスキュー部150a〜150nと同様の構成によってスキュー調整される。尚、従来の半導体試験装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開2006−071290号公報
ところで、上述した従来の半導体試験装置100が備えるデスキュー部150a〜150nの可変ディレイライン152,156は、集積回路のゲート遅延を利用した遅延素子を複数縦続接続したものである。ここで、上記の遅延素子の個々の遅延量が125psecであるとすると、4nsecの遅延量を得るためには、最低で32個の遅延素子が縦続接続されている必要がある。このような多数の遅延素子を縦続した可変ディレイライン152,156は、ランダムジッタ及びパターンジッタが生じやすい。また、可変ディレイライン152,156における遅延量の可変範囲(調整可能範囲)を広げようとすると、より多くの遅延素子を縦続接続した構成にする必要があり、ランダムジッタ及びパターンジッタが更に増加するとともに、回路規模が増大してしまう。
前述した通り、デスキュー部150a〜150nは、可変ディレイライン152から出力される遅延信号S102の立ち上がりエッジと、可変ディレイライン156から出力される遅延信号S202の立ち上がりエッジとを用いて、RSフリップフロップ159から出力される信号S300の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの時間位置を調整している。このため、遅延信号S102,S202に上記のジッタがあると、高精度のスキュー調整を行う上で問題となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、大幅な回路規模の増大を招くことなく、調整可能範囲が広く且つ高精度にスキュー調整を行うことができる半導体試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体試験装置は、被試験デバイス(40a〜40n)の試験に用いるパターン(A1)を発生するパターン発生部(11)と、基準クロック(F0)に同期して動作して前記被試験デバイスの試験タイミングを規定するタイミング信号(T1)を発生するタイミング発生部(12)と、前記パターン及び前記タイミング信号を用いて前記被試験デバイスの試験を行う試験部(15a〜15n)とを備える半導体試験装置(1、2)において、前記基準クロックの周期を単位として前記タイミング信号を遅延させる同期遅延回路(20a、60a)と、前記基準クロックとは非同期に前記基準クロックの周期よりも短い時間だけ前記タイミング信号を遅延させる非同期遅延回路(20b、60b)とを有する遅延部(13a〜13n、14a〜14n、53a〜53n、54a〜54n)を備えており、前記同期遅延回路が、前記同期遅延回路における遅延時間を示す情報を記憶するレジスタ(27)と、前記タイミング信号を入力として前記基準クロックに同期して動作する縦続接続された複数のDフリップフロップ(21〜23)からなるフリップフロップ群と、前記レジスタに記憶された情報に応じて、前記フリップフロップ群をなす各々のDフリップフロップの出力のうちの何れか一つを選択する第1セレクタ(24)と、前記基準クロックとは非同期に、前記第1セレクタの出力を最大で前記基準クロックの1周期の時間だけ遅延させる補助非同期遅延回路(60c)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、タイミング発生部から出力されたタイミング信号は、遅延部の同期遅延部において基準クロックの周期を単位とした時間遅延させられるとともに、遅延部の非同期遅延部において基準クロックとは非同期に基準クロックの周期よりも短い時間だけ遅延された後に試験部に入力される。入力されたタイミング信号とパターン発生部から出力されたパターンとを用いて、試験部において被試験デバイスの試験が行われる。
また、本発明の半導体試験装置は、前記タイミング信号の立ち上がりタイミングを調整するための第1遅延部(13a〜13n、53a〜53n)と、前記タイミング信号の立ち下がりタイミングを調整するための第2遅延部(14a〜14n、54a〜54n)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記試験部並びに前記第1遅延部及び前記第2遅延部が複数設けられており、前記第1遅延部及び前記第2遅延部の各々における遅延量はそれぞれ個別に設定可能であることを特徴としている
また、本発明の半導体試験装置は、前記パターン発生部が、前記被試験デバイスに印加するアドレス信号のためのアドレスパターン、前記被試験デバイスに印加する試験信号のための試験パターン、及び前記被試験デバイスから出力される信号に基づいてパス/フェイルを判定するための期待パターンの少なくとも一つを前記パターンとして発生することを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記タイミング発生部が、前記被試験デバイスに対するアドレス信号及び試験信号の少なくとも一方の印加タイミングを規定する第1タイミング信号と、前記被試験デバイスから出力される信号に基づいたパス/フェイルの判定タイミングを規定する第2タイミング信号との少なくとも一方を前記タイミング信号として発生することを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記試験部が、前記パターン発生部から出力される前記パターンと前記タイミング発生部から出力される前記タイミング信号とを用いて、前記被試験デバイスに印加するアドレス信号及び試験信号の少なくとも一方を生成することを特徴としている。
更に、本発明の半導体試験装置は、前記試験部が、前記パターン発生部から出力される前記パターンと前記タイミング発生部から出力される前記タイミング信号とを用いて、前記被試験デバイスから出力される信号のパス/フェイルを判定することを特徴としている。
本発明によれば、タイミング発生部から出力されるタイミング信号の遅延時間を、同期遅延回路によって基準クロックの周期を単位として大きく可変することができるとともに、タイミング信号の遅延時間を、非同期遅延回路によって基準クロックT1の周期より短い時間で細かく可変することができる。このため、大幅な回路規模の増大を招くことなく、調整可能範囲が広く且つ高精度にスキュー調整を行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による半導体試験装置について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による半導体試験装置の要部構成を示す図である。尚、ここでは、図1に示す被試験デバイス(DUT)40a〜40nがRAM(Random Access Memory)等のメモリであるとし、半導体試験装置1がDUT40a〜40nの試験を並行して行うメモリテスタであるとする。図1に示す通り、本実施形態の半導体試験装置1は、パターン発生部11、タイミング発生部12、デスキュー部13a〜13n(遅延部、第1遅延部)、デスキュー部14a〜14n(遅延部、第2遅延部)、フォーマットコントロール部15a〜15n(試験部)、ドライバ16a〜16n、及びレジスタ17,18を備える。
尚、DUT40a〜40nは、信号入力ピン(例えば、アドレスピン)及び信号入出力ピン(例えば、データピン)を備えているが、図1においては信号入力ピンに関して設けられる半導体試験装置1の構成のみを図示しており、以下ではこの構成に着目して説明を進める。また、DUT40a〜40nは上記の信号入力ピンを複数備えているため、デスキュー部13a,14a、フォーマットコントロール部15a、及びドライバ16aからなる構成、デスキュー部13b,14b、フォーマットコントロール部15b、及びドライバ16bからなる構成、…、デスキュー部13n,14n、フォーマットコントロール部15n、及びドライバ16nからなる構成は、DUT40a,40b,…,40n毎にそれぞれ複数設けられている。しかしながら、図1においては、図示の簡略化のために、上記の各構成をDUT40a〜40n毎に1つのみ図示している。
パターン発生部11は、DUT40a〜40nの試験に用いるパターンの一種であるアドレスパターンA1を生成する。タイミング発生部12は、パターン発生部11で生成されたアドレスパターンA1に基づいて生成されるアドレス信号A2a〜A2nをDUT40a〜40nに印加するタイミングを規定するタイミング信号T1を生成する。具体的には、外部から入力される基準クロックF0を、外部から入力される基準信号T0をトリガとしてレジスタ17に記憶されたカウント数だけカウントしてタイミング信号T1を生成する。尚、上記の基準クロックF0は例えば周波数が1GHz(周期が1nsec)であり、基準信号T0は例えば周期が数nsecのパルス信号である。また、上記のレジスタ17のカウント数は、半導体試験装置1の制御装置(図示省略)により設定される。
デスキュー部13a〜13n,14a〜14nは、タイミング発生部12から出力されるタイミング信号T1、基準クロックF0、及びレジスタ18に記憶されている設定値をそれぞれ入力としており、タイミング発生部12から出力されるタイミング信号T1を遅延させることによりドライバ16a〜16nで生ずるスキュー(ドライバスキュー)を調整するものである。具体的には、デスキュー部13a〜13nはタイミング信号T1の立ち上がりエッジの時間位置を調整したタイミング信号T2a〜T2nをそれぞれ出力する。また、デスキュー部14a〜14nはタイミング信号T1の立ち下がりエッジの時間位置を調整したタイミング信号T3a〜T3nをそれぞれ出力する。尚、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nの各々の遅延量は個別に設定される。
フォーマットコントロール部15a〜15nは、デスキュー部13a〜13nから出力されるタイミング信号T2a〜T2n及びデスキュー部14a〜14nから出力されるタイミング信号T3a〜T3nをそれぞれ入力としているとともに、パターン発生部11から出力されるアドレスパターンA1を入力としており、これらに基づいてアドレス信号A2a〜A2nを生成する。ドライバ16a〜16nは、フォーマットコントロール部15a〜15nから出力されるアドレス信号A2a〜A2nをDUT40a〜40nの信号入力ピン(アドレスピン)にそれぞれ印加する。
次に、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nについて説明する。尚、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nは同様の構成であるため、ここではデスキュー部13aについて説明し、他のデスキュー部13b〜13n,14a〜14nの説明は省略する。図1に示す通り、デスキュー部13aは、同期遅延回路20aと非同期遅延回路20bとからなる。
同期遅延回路20aは、Dフリップフロップ21〜23(フリップフロップ群)、セレクタ24(第1セレクタ)、Dフリップフロップ25、セレクタ26(第2セレクタ)、及びレジスタ27を備えており、基準クロックF0の周期(1nsec)を単位としてタイミング信号T1を遅延させる。Dフリップフロップ21〜23は入力端から入力される信号を基準クロックF0に同期させて出力する。これらのDフリップフロップ21〜23は縦続接続されている。つまり、Dフリップフロップ21の出力端とDフリップフロップ22の入力端とが接続され、Dフリップフロップ22の出力端とDフリップフロップ23の入力端とが接続されている。尚、Dフリップフロップ21の出力端に、タイミング発生部12から出力されるタイミング信号T1が入力される。
セレクタ24は、タイミング発生部12から出力されるタイミング信号T1、Dフリップフロップ21から出力される信号S1、Dフリップフロップ22から出力される信号S2、Dフリップフロップ23から出力される信号S3を入力としており、レジスタ27に記憶された設定値に応じて、入力される信号の何れか1つを選択して出力する。尚、レジスタ27の設定値は、同期遅延回路20aにおけるタイミング信号T1の遅延時間を示す情報であり、不図示の制御装置により設定される。
Dフリップフロップ25は、その入力端がセレクタ24の出力端に接続されており、セレクタ24から出力される信号S4を基準クロックF0の1周期だけ遅延させて出力する。セレクタ26は、セレクタ24から出力される信号S4及びDフリップフロップ25から出力される信号S5を入力としており、非同期遅延回路20bが備える加算器29の加算結果に応じて、入力される信号の何れか一方を選択して出力する。具体的には、加算器29の加算結果にキャリー(桁上げ)が生じていない場合にはセレクタ24から出力される信号S4を選択して出力し、キャリーが生じている場合にはDフリップフロップ25から出力される信号S5を選択して出力する。
非同期遅延回路20bは、可変ディレイライン31、レジスタ32、及び加算器33を備えている。可変ディレイライン31は、セレクタ26から出力される信号S6を、加算器33の加算結果に応じた時間だけ遅延させてタイミング信号T2aとして出力する。この可変ディレイライン31は、集積回路のゲート遅延を利用した遅延素子を複数縦続接続したものである。但し、可変ディレイライン31の最大遅延時間が、基準クロックF0の1周期(1nsec)未満となるよう設計されている。
例えば、可変ディレイライン31が備える遅延素子の遅延時間が125psecであるとすると、可変ディレイライン31は、その遅延素子を8個縦続接続した構成である。かかる構成にすることで、ランダムジッタ及びパターンジッタの影響を従来の4分の1に低減することができるとともに、可変ディレイライン31の回路規模を4分の1にすることができる。また、可変ディレイライン31が備える遅延素子の遅延時間が数十psecであるとすると、可変ディレイライン31は、その遅延素子を数十個縦続接続した構成である。尚、遅延素子の縦続接続数が増加するとジッタが増加するとともに、可変ディレイライン31の回路規模が増大するため、可変ディレイライン31は、スキュー調整に必要となる精度とジッタの発生具合との兼ね合いに応じて設計されるのが望ましい。
レジスタ32は、非同期遅延回路20bにおけるタイミング信号T1の第1遅延時間を示す情報を記憶する。ここで、半導体試験装置1に設けられるレジスタ18は、非同期遅延回路20bにおけるタイミング信号T1の第2遅延時間を示す情報を記憶する。このため、レジスタ32の設定値で規定される第1遅延時間とレジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間とを加算した時間が、非同期遅延回路20bにおける遅延時間になる。尚、レジスタ32,18の設定値は、不図示の制御装置により設定される。
レジスタ18の設定値はデスキュー部13a〜13n,14a〜14nの全てに入力されている。このため、レジスタ18の設定値によってデスキュー部13a〜13n,14a〜14nの各々が備える非同期遅延回路20bに共通した遅延時間を設定することができる。これに対し、レジスタ32は、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nにそれぞれ設けられている。このため、レジスタ32の設定値によってデスキュー部13a〜13n,14a〜14nの各々が備える非同期遅延回路20bの遅延時間を個別に設定することができる。このように、レジスタ18の設定値とレジスタ32の設定値とによって非同期遅延回路20bの遅延時間を規定することで、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nにおける遅延時間の設定を容易にすることができるとともに、設定の自由度を向上させることができる。
加算器33は、レジスタ32に記憶された設定値と、レジスタ18に記憶された設定値18とを加算し、その加算結果を可変ディレイライン31に出力する。ここで、加算器33は、レジスタ32に記憶された設定値とレジスタ18に記憶された設定値18とを加算した結果が、基準クロックF0の1周期(1nsec)以上になるとキャリーを生ずるように設計されている。加算器33で生じたキャリーを示す信号はセレクタ26に出力される。これにより、仮に、レジスタ32の設定値で規定される第1遅延時間とレジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間との和が基準クロックF0の周期(1nsec)以上になった場合(可変ディレイライン31の最大遅延時間を超えた場合)でも不具合が生ずることはない。
次に、本発明の一実施形態による半導体試験装置1の動作について説明する。動作が開始されると、パターン発生部11からはアドレスパターンA1が出力され、タイミング発生部12からはタイミング信号T1が出力される。タイミング発生部12出力されたタイミング信号T1は、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nにそれぞれ入力される。ここで、デスキュー部13a〜13n,14a〜14nは、入力されたタイミング信号T1を個別に遅延させる訳であるが、その動作についてデスキュー部13a,14aを例に挙げて説明する。
図2は、デスキュー部13aにおける各種信号のタイミングチャートである。図2に示す通り、タイミング信号T1は、時刻t1にタイミング発生部12から出力されるとする。尚、図2に示す例では、タイミング信号T1の立ち上がりエッジの時間位置は時刻t1であり、タイミング信号T1の立ち下がりエッジの時間位置は時刻t2である。デスキュー部13aに入力されたタイミング信号T1は、まずDフリップフロップ21の入力端に入力される。Dフリップフロップ21は、入力されるタイミング信号T1のタイミングで信号S1として出力する。尚、図2に示す例では、信号S1の立ち上がりエッジの時間位置は時刻t2である。
Dフリップフロップ21から出力された信号はS1、Dフリップフロップ22に入力されて基準クロックF0の1周期後(時刻t3)に信号S2として出力される。同様に、Dフリップフロップ22から出力された信号S2は、Dフリップフロップ23に入力されて基準クロックF0の1周期後(時刻t6)に信号S3として出力される(図2に示す信号S1〜S3参照)。タイミング発生部12から出力されるタイミング信号T1及びDフリップフロップ21〜23から出力される信号S1〜S3はセレクタ24に入力される。
ここで、同期遅延回路20aにおける遅延量が設定されるレジスタ27の設定値として、Dフリップフロップ21,22における遅延量を示す値が設定されているとすると、セレクタ24は、Dフリップフロップ22から出力される信号S2を選択して信号S4として出力する(図2に示す信号S4参照)。また、レジスタ32の設定値で規定される第1遅延時間とレジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間とを加算した時間が基準クロックF0の1周期よりも短いとすると、加算器33からキャリーを示す信号が出力されないため、セレクタ26はセレクタ24から出力される信号S4を選択して信号S6として出力する(図2に示す信号S6参照)。
セレクタ26から出力される信号S6は、可変ディレイライン31に入力される。可変ディレイライン31は、入力した信号S6をレジスタ32の設定値で規定される第1遅延時間とレジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間とを加算した時間(図2中に示す時刻t3から時刻t4までの時間)だけ遅延させてタイミング信号T2aとして出力する。尚、図2に示す通り、タイミング信号T2aの立ち上がりエッジの時間位置は時刻t4である。
以上の動作と同様の動作がデスキュー部14aにおいても行われ、デスキュー部14aからはタイミング信号T3aが出力される。ここで、デスキュー部14aに設けられたレジスタ32(不図示)には、図2中に示す時刻t3から時刻t5までの時間を示す値が設定されている。このため、デスキュー部14aから出力されるタイミング信号T3aの立ち上がりエッジの時間位置は、デスキュー部13aから出力されるタイミング信号T2aの立ち上がりエッジの時間位置(時刻t4)に対して、時刻t4から時刻t5までの時間だけ遅れる。
デスキュー部13aから出力されたタイミング信号T2a及びデスキュー部14aから出力されたタイミング信号T3a並びにパターン発生部11から出力されたアドレスパターンA1はフォーマットコントロール部15aに入力される。フォーマットコントロール部15aは、入力されるこれらの信号に基づいて、タイミング信号T3aの立ち上がりエッジを立ち上がりエッジとし、タイミング信号T4aの立ち上がりエッジを立ち下がりエッジとするアドレス信号A2aを生成する。このようにして、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの調整が行われたアドレス信号A2aが生成される。
以上説明したデスキュー部13a,14a及びフォーマットコントロール部15aで行われる動作と同様の動作が、デスキュー部13b,14b及びフォーマットコントロール部15b、…、デスキュー部13n,14n及びフォーマットコントロール部15nでも行われてアドレス信号A2b,…,A2nが生成される。生成されたこれらのアドレス信号A2a〜A2nは、ドライバ16a〜16nをそれぞれ介して、DUT40a〜40nにそれぞれ印加される。
尚、レジスタ32の設定値で規定される第1遅延時間とレジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間とを加算した時間が基準クロックF0の1周期以上である場合には、加算器33からキャリーを示す信号が出力される。これによりセレクタ26は、Dフリップフロップ25から出力される信号S5を選択して信号S6として出力する。このとき、加算器33から可変ディレイライン31には、基準クロックF0の1周期を超えた分の時間を示す信号(上記の第1遅延時間と第2遅延時間とを加算した時間から、基準クロックF0の1周期を差し引いた時間を示す信号)が出力される。これにより、可変ディレイライン31は、基準クロックF0の1周期よりも短い時間だけ入力される信号S6を遅延すれば良いことになる。
図3は、本発明の一実施形態による半導体試験装置の変形例の要部構成を示す図である。尚、図3においては、図1に示した構成と同一の構成については同一の符号を付している、図3に示す半導体試験装置2は、図1に示す半導体試験装置1が備えるデスキュー部13a〜13n,14a〜14nに代えて、デスキュー部53a〜53n,54a〜54nを備える点が相違する。尚、デスキュー部53a〜53n,54a〜54nは同様の構成であるため、ここではデスキュー部53aについて説明し、他のデスキュー部53b〜53n,54a〜54nの説明は省略する。図1に示す通り、デスキュー部53aは、同期遅延回路60a、非同期遅延回路60b、及び補助非同期遅延回路60cからなる。
同期遅延回路60aは、図1に示したデスキュー部13aの同期遅延回路20aと同様に、Dフリップフロップ21〜23、セレクタ24、及びレジスタ27を備えている。但し、Dフリップフロップ25及びセレクタ26は省略されている。非同期遅延回路60aは、図1に示したデスキュー部13aの非同期遅延回路20bと同様に、可変ディレイライン31とレジスタ32とを備えている。但し、加算器33は省略されており、レジスタ32が直接可変ディレイライン31に接続されている。
補助非同期遅延回路60cは、セレクタ24から出力される信号を、最大で基準クロックF0の1周期の時間だけ遅延させる回路であり、図1中のDフリップフロップ25、セレクタ26、及び加算器33に代えて設けられている。この補助非同期遅延回路60cは、可変ディレイライン31と同様に、例えば集積回路のゲート遅延を利用した遅延素子を複数縦続接続した構成である。具体的には、例えば遅延時間が125psecである遅延素子を8個縦続接続した構成である。
補助非同期遅延回路60cは、レジスタ18の設定値で規定される第2遅延時間だけ、セレクタ24から出力される信号を遅延させる。この補助非同期遅延回路60cは、デスキュー部53b〜53n,54a〜54nにも設けられているため、レジスタ18の設定値によってデスキュー部53a〜53n,54a〜54nの各々が備える補助非同期遅延回路60cに共通した遅延時間を設定することができる。これに対し、非同期遅延回路60bのレジスタ32は、デスキュー部53a〜53n,54a〜54nにそれぞれ設けられているため、各々のレジスタ32の設定値によってデスキュー部53a〜53n,54a〜54nの各々が備える非同期遅延回路60bの遅延時間を個別に設定することができる。このように、本実施形態では、補助非同期遅延回路60cを設けることで、構成を簡易化しつつ図1に示すデスキュー部13aと同様の機能を実現している。
以上説明した通り、本発明の一実施形態による半導体試験装置によれば、同期遅延回路20a,60aによってタイミング信号T1の遅延時間を基準クロックT1の周期を単位として大きく可変することができるとともに、非同期遅延回路20b,60bによってタイミング信号T1の遅延時間を基準クロックT1の周期より短い時間で細かく可変することができる。このため、大幅な回路規模の増大を招くことなく、調整可能範囲が広く且つ高精度にスキュー調整を行うことができる。
尚、上述した実施形態では、説明を簡単にするためにDUT40a〜40nの信号入力ピン(アドレスピン)に関して設けられる半導体試験装置1,2の構成のみを図示し、この構成に着目して説明した。しかしながら、DUT40a〜40nがメモリである場合には、DUT40a〜40nは信号入力ピン(アドレスピン)及び信号入出力ピン(データピン)を備えており、DUT40a〜40nの試験を行う場合には、アドレスピンにアドレス信号を印加するとともにデータピンに試験信号に印加してDUT40a〜40nに試験信号をそれぞれ書き込む必要がある。また、アドレスピンにアドレス信号を印加してDUT40a〜40nに書き込まれた信号をデータピンから読み出し、この信号と予め設定された期待パターンとを比較してパス/フェイルを判定する必要がある。
以上の試験を行うために、図1及び図3に示したパターン発生部11は、DUT40a〜40nに印加するアドレス信号A2a〜A2nを生成するためのアドレスパターンA1以外に、DUT40a〜40nに印加する試験信号を生成するための試験パターン、及び上記のパス/フェイルを判定するための期待パターンも発生する。また、タイミング発生部12が発生するタイミング信号T1(第1タイミング信号)は、アドレス信号A2a〜A2nをDUT40a〜40nに印加するタイミングを規定するために用いられるのみならず、試験信号をDUT40a〜40nに印加するタイミングを規定するためにも用いられる。更に、タイミング発生部12は、上記のパス/フェイルの判定タイミングを規定するストローブ信号(第2タイミング信号)も生成する。
また、フォーマットコントロール部15a〜15nは、アドレスパターンA1とタイミング信号T1とを用いてDUT40a〜40nに印加するアドレス信号A2a〜A2nを生成するのみならず、パターン発生部11で生成される試験パターンとタイミング信号T1とを用いてDUT40a〜40nのデータピンに印加する試験信号も生成する。ここで、本実施形態の半導体試験装置1,2は、図1及び図3に示す通り、アドレス信号A2a〜A2nのスキュー調整を行うために、デスキュー部13a〜13n,14a〜14n、デスキュー部53a〜53n,54a〜54nをそれぞれ備えているが、これらと同様の構成を試験信号のスキュー調整を行うために設けるのが望ましい。
また、フォーマットコントロール部15a〜15nは、DUT40a〜40nのデータピンから出力される信号を、タイミング発生部12から出力されるストローブ信号のタイミングで保持し、この保持した信号とパ−タン発生部11から出力される期待パターンとを用いてパス/フェイルを判定する。ここで、DUT40a〜40nとフォーマットコントロール部15a〜15nとの間には、DUT40a〜40nのデータピンから出力される信号と所定の電圧値とを比較するコンパレータ(図示省略)が設けられており、信号がコンパレータを通過する際にスキュー(コンパレータスキュー)が生ずる。このスキュー調整を行うために、デスキュー部13a〜13n,14a〜14n、デスキュー部53a〜53n,54a〜54nと同様の構成を、タイミング発生部12から出力されるストローブ信号に対して設けるのが望ましい。
以上、本発明の実施形態による半導体試験装置について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、DUT40a〜40nがメモリであり、半導体試験装置1,2がメモリテスタである場合を例に挙げて説明したが、本発明は、論理回路の試験を行うロジックテスタにも適用することができる。
本発明の一実施形態による半導体試験装置の要部構成を示す図である。 デスキュー部13aにおける各種信号のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態による半導体試験装置の変形例の要部構成を示す図である。 従来の半導体試験装置の要部構成を示す図である。 デスキュー部150aにおける各種信号のタイミングチャートである。
符号の説明
1,2 半導体試験装置
11 パターン発生部
12 タイミング発生部
13a〜13n デスキュー部
14a〜14n デスキュー部
15a〜15n フォーマットコントロール部
20a 同期遅延回路
20b 非同期遅延回路
21〜23 Dフリップフロップ
24 セレクタ
25 Dフリップフロップ
26 セレクタ
27 レジスタ
40a〜40n DUT
53a〜53n デスキュー部
54a〜54n デスキュー部
60a 同期遅延回路
60b 非同期遅延回路
60c 補助非同期遅延回路
A1 アドレスパターン
F0 基準クロック
T1 タイミング信号

Claims (7)

  1. 被試験デバイスの試験に用いるパターンを発生するパターン発生部と、基準クロックに同期して動作して前記被試験デバイスの試験タイミングを規定するタイミング信号を発生するタイミング発生部と、前記パターン及び前記タイミング信号を用いて前記被試験デバイスの試験を行う試験部とを備える半導体試験装置において、
    前記基準クロックの周期を単位として前記タイミング信号を遅延させる同期遅延回路と、前記基準クロックとは非同期に前記基準クロックの周期よりも短い時間だけ前記タイミング信号を遅延させる非同期遅延回路とを有する遅延部を備えており、
    前記同期遅延回路は、前記同期遅延回路における遅延時間を示す情報を記憶するレジスタと、
    前記タイミング信号を入力として前記基準クロックに同期して動作する縦続接続された複数のDフリップフロップからなるフリップフロップ群と、
    前記レジスタに記憶された情報に応じて、前記フリップフロップ群をなす各々のDフリップフロップの出力のうちの何れか一つを選択する第1セレクタと、
    前記基準クロックとは非同期に、前記第1セレクタの出力を最大で前記基準クロックの1周期の時間だけ遅延させる補助非同期遅延回路と
    を備える
    ことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記タイミング信号の立ち上がりタイミングを調整するための第1遅延部と、
    前記タイミング信号の立ち下がりタイミングを調整するための第2遅延部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記試験部並びに前記第1遅延部及び前記第2遅延部は複数設けられており、前記第1遅延部及び前記第2遅延部の各々における遅延量はそれぞれ個別に設定可能であることを特徴とする請求項2記載の半導体試験装置。
  4. 前記パターン発生部は、前記被試験デバイスに印加するアドレス信号のためのアドレスパターン、前記被試験デバイスに印加する試験信号のための試験パターン、及び前記被試験デバイスから出力される信号に基づいてパス/フェイルを判定するための期待パターンの少なくとも一つを前記パターンとして発生することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の半導体試験装置。
  5. 前記タイミング発生部は、前記被試験デバイスに対するアドレス信号及び試験信号の少なくとも一方の印加タイミングを規定する第1タイミング信号と、前記被試験デバイスから出力される信号に基づいたパス/フェイルの判定タイミングを規定する第2タイミング信号との少なくとも一方を前記タイミング信号として発生することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の半導体試験装置。
  6. 前記試験部は、前記パターン発生部から出力される前記パターンと前記タイミング発生部から出力される前記タイミング信号とを用いて、前記被試験デバイスに印加するアドレス信号及び試験信号の少なくとも一方を生成することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の半導体試験装置。
  7. 前記試験部は、前記パターン発生部から出力される前記パターンと前記タイミング発生部から出力される前記タイミング信号とを用いて、前記被試験デバイスから出力される信号のパス/フェイルを判定することを特徴とする請求項6記載の半導体試験装置。
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