JP4810294B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

携帯端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4810294B2
JP4810294B2 JP2006127251A JP2006127251A JP4810294B2 JP 4810294 B2 JP4810294 B2 JP 4810294B2 JP 2006127251 A JP2006127251 A JP 2006127251A JP 2006127251 A JP2006127251 A JP 2006127251A JP 4810294 B2 JP4810294 B2 JP 4810294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
restriction
release
information
area
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006127251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007300447A (ja
Inventor
隆誠 香田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2006127251A priority Critical patent/JP4810294B2/ja
Publication of JP2007300447A publication Critical patent/JP2007300447A/ja
Priority to JP2011143609A priority patent/JP5348189B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4810294B2 publication Critical patent/JP4810294B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Description

この発明は、使用制限の設定が可能な携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、端末装置自体の使用を制限したり、カメラ機能などの機能の使用を制限するようにした携帯端末装置としては、例えば、電波による障害発生が危惧される場所あるいは通話により周囲に不快感を及ぼす場所を検出した際に、その端末装置の使用を制限するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。また、撮影禁止区域、録音禁止区域を検出した際に、撮影機能、録音機能の使用を制限するようにした技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2000−224661号公報 特開2005−191775号公報
上述の先行技術においてその制限状態を解除するためには、その場所から離れるしかなかった。ところで、一般に、使用が制限されている状態において、ユーザ認証情報を入力することによってその制限を解除することが可能となるが、例えば、公共施設内での通話、撮影禁止区域、録音禁止区域などにあっては、ユーザ認証情報を入力してその制限を解除する方法は不適切である。
この発明の課題は、入力されたユーザ認証情報と共に現在位置に基づいて使用制限を解除できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、使用制限の設定と解除が可能な携帯端末装置であって、この携帯端末装置の使用を制限する第1のエリアを特定する制限エリア情報を記憶する使用制限条件記憶手段と、予め設定されているユーザ認証情報と、前記第1のエリア内で且つこの携帯端末装置の使用制限を解除可能とする第2のエリアを特定する制限解除エリア情報と、を対応付けて憶する解除条件記憶手段と、ユーザ認証情報を入力する認証情報入力手段と、使用制限の解除要求を入力する解除要求入力手段と、この携帯端末装置の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が、前記使用制限条件記憶手段に記憶されている制限エリア情報により特定される第1のエリアに属すか否かを判別し、属すと判別したときに、この携帯端末装置の使用の制限を設定する制限手段と、前記解除要求入力手段により使用制限の解除要が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報及び前記位置情報取得手段によって得られた現在の位置情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報及び制限解除エリア情報とを比較し、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に記憶されている制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する決定手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記使用制限の設定は、前記携帯端末装置本体を起動する際の立ち上げ可否を示す設定であり、前記決定手段は、前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す在位前記解除条件記憶手段に記憶されている制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置本体立ち上げる(請求項2記載の発明)。
前記使用制限の設定は、個々の機能毎にその使用可否を示す設定であり、前記解除条件記憶手段は、個々の機能毎に前記ユーザ認証情報と前記制限解除エリア情報とを対応付けて記憶し、前記決定手段は、前記制限手段によって使用の制限が設定され機能に対して前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に当該使用の制限が設定された機能と対応付けられて記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に前記使用の制限が設定された機能と対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内における前記使用の制限が設定された機能の使用制限を解除する(請求項3記載の発明)。
前記使用制限の設定は、個々の情報毎にその使用可否を示す設定であり、前記解除条件記憶手段は、個々の情報毎に前記ユーザ認証情報と前記制限解除エリア情報とを対応付けて記憶し、前記決定手段は、前記制限手段によって使用の制限が設定され情報に対して前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に当該使用の制限が設定された情報と対応付けられて記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に前記使用の制限が設定された情報と対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内における前記使用の制限が設定された情報の使用制限を解除する(請求項4記載の発明)。
在時刻を取得する現在時刻取得手段をさらに備え、前記解除条件記憶手段は、前記使用制限を解除可能とする解除条件として前記制限解除エリア情報と共にこの使用制限の解除を可能とする時間帯を特定する解除時間帯情報を対応付けて憶し、前記決定手段は、前記解除要求入力手段により使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報、前記位置情報取得手段によって得られた現在の位置情報及び前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻と、前記解除条件記憶手段に対応付けて記憶されているユーザ認証情報、前記制限解除エリア情報及び前記解除時間帯情報とを比較し、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内であり、且つ、前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻が前記解除条件記憶手段に記憶されている前記解除時間帯情報により特定される前記時間帯に属す場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する(請求項5記載の発明)。
前記解除条件記憶手段は、予め設定されている複数のユーザ認証情報と、前記制限解除エリア情報と、を対応付けて憶し、前記決定手段は、前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報が前記解除条件記憶手段内の何れかのユーザ認証情報に一致した場合に、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が、このユーザ認証情報対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する(請求項記載の発明)。
前記決定手段は、前記使用制限を解除した後、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記第2のエリア外となった場合に、この携帯端末装置の使用制限の解除を終了する(請求項記載の発明)。
この発明は、入力されたユーザ認証情報と共に現在位置に基づいて使用制限を解除することにより、ユーザ認証情報を入力して制限解除を要求する場合、その要求時の位置に応じて制限解除ができる場合とできない場合とを制御することが可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、通話機能、メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、テレビ機能、録音機能、カメラ機能、再生機能などの各種の機能が備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置であり、このメインCPU1のほか、この携帯電話装置には、例えば、映像・音声データの受送信機能、受信映像の再生機能などの機能別に、複数のサブCPU(図示せず)を有する構成となっている。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6〜図8に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されているほか、各種の機能に対応するアプリケーションが格納されている。また、記憶部2のデータ領域には、後述する起動制限テーブル21、起動制限解除テーブル22、機能/フォルダ制限テーブル23、機能/フォルダ制限解除テーブル24などが設けられている。
記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成され、必要に応じてメモリ4内の各種のデータは、記憶部2にセーブされる。電話通信部5は、携帯電話通信機能を構成するもので、アンテナ5Aに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部6を介して受話スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、送話マイク8から入力された音声データを音響制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナ5Aから発信出力させる。
一方、メール機能、テレビ機能、Webアクセス機能によって電話通信部5を介して受信取得した表示データは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などを備えたメイン表示部10に与えられて表示出力される。メイン表示部10は、文字情報、テレビ映像データ、各種のメッセージなどを高品位に表示し、装置本体の背面側に設けられたサブ表示部11は、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、テレビ機能用、録音機能用、カメラ機能用などの各種キーを備えている。
テレビ放送受信チューナ13は、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能となっている。また、このテレビ放送受信チューナ13は、TVアンテナに接続されている受信部と、受信したテレビ放送を映像信号、音声信号に分離する増幅分離部と、圧縮データを解凍するデコード部などを有する構成となっており、このテレビ受信チューナ13から出力されたテレビ映像信号は、メイン表示部10から表示出力され、また、テレビ音声信号は、内蔵スピーカ(高音圧スピーカ)14から出力される。
録音部15は、テレビ音声、通話相手の音声などを録音可能なもので、録音データを記憶部2あるいは記録メディア3に格納する。カメラ撮像部16は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。報知部17は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。RTC(リアルタイムクロックモジュール)18は、時計部を構成するもので、CPU1は、RTC18から現在日時を取得する。
GPS(Global Positioning System)部19は、GPS衛星と地上の制御局を利用することによって測定された現在位置(経緯度)を受信するもので、GPS衛星からGPS情報を受信して位置情報管理サーバ(図示せず)に送信すると、位置情報管理サーバは、このGPS情報に基づいて位置算出を行い、この位置情報を要求元の携帯電話装置に送信するようにしている。なお、自己の位置情報は、その測位精度にもよるが、複数のGPS衛星からの電波到達の時間差から携帯電話装置側で算出取得するようにしてもよいが、この実施例では、位置情報管理サーバ側で算出された位置情報を受信取得するようにしている。
図2(A)は、起動制限テーブル21を説明するための図である。
起動制限テーブル21は、携帯電話装置の電源投入時においてその起動(立ち上げ)を制限する制限条件が設定されるもので、この制限条件として「位置」、「時間」の項目が設定されている。なお、この実施例は、例えば、法人契約の携帯電話を各社員にそれぞれ1台ずつ配布した場合に、「位置」は、“会社の構内全体”あるいは“会社の建物全体”などを示し、「時間」は、勤務時間帯の前後を含めた“午前8時00分〜午後7時00分”あるいは“全24時間”などである。CPU1は、電源投入時に起動制限テーブル21を参照して制限条件の成立有無をチェックし、条件成立時にはユーザの確認を受けたうえで電源をオフするようにしている。なお、制限条件としての「位置」は、必須項目であるが、「時間」は必要に応じて設定される任意項目である(以下、同様)。
図2(B)は、起動制限解除テーブル22を説明するための図である。
起動制限解除テーブル22は、携帯電話装置の起動が制限されている状態においてその制限を解除する解除条件が設定されるもので、ユーザ毎にその「ユーザパスワード」、「位置」、「時間」の項目が解除条件として設定されている。「位置」は、上述した起動制限の条件である「位置」から適用除外される位置を示し、上述した起動制限の条件である「位置」が“会社の構内全体”であれば、解除条件としての「位置」は、例えば、“食堂”、“ロビー”、“玄関付近”などである。また、「時間」は、上述した起動制限の条件である「時間」から適用除外される時間帯を示している。“ユーザA”は社員(子)、“ユーザB”は会社の管理者(親)である。なお、解除条件としての「位置」は、必須項目であるが、「時間」は必要に応じて設定される任意項目である(以下、同様)。
図3は、起動制限の条件と解除条件との関係を例示したものであり、制限範囲内の一部分を解除エリアとした場合である。
すなわち、“会社の建物全体”が制限範囲の場合に、この制限範囲内の一部(例えば、食堂、ロビー、玄関付近)を解除エリアX、Y、Zとした場合である。ここで、解除エリアX内であれば、ユーザA、Bの何れも、“11時30分〜13時30分”の時間帯であれば、制限の解除が可能であることを示し、解除エリアY内であれば、ユーザB、Cの何れも、“10時00分〜17時00分”の時間帯であれば、制限の解除が可能であることを示している。なお、図中、解除エリアZにおいてユーザB対応の「時間」に付した“−”は、解除条件として時間帯が設定されていないことを示している。このように解除条件の項目が無設定の場合、当該項目の無条件解除が可能となる。
図4は、機能/フォルダ制限テーブル23を説明するための図である。
機能/フォルダ制限テーブル23は、機能あるいはフォルダが選択された際に、その選択機能の立ち上げあるいは選択フォルダのオープンを制限する制限条件が設定されるものであり、機能/フォルダ毎に「位置」、「時間帯」の項目が制限条件として設定されている。この「位置」、「時間帯」については、上述の起動制限テーブル21と同様である。なお、機能(F1)、(F2)、(F3)は、例えば、カメラ機能、録音機能、テレビ機能などであり、フォルダ(f1)、(f2)は、例えば、画像フォルダ、録音ファイルなどである。
図5は、機能/フォルダ制限解除テーブル24を説明するための図である。
機能/フォルダ制限解除テーブル24は、選択機能の立ち上げ/選択フォルダのオープンが制限されている状態においてその制限を解除する場合の解除条件が設定されるもので、機能/フォルダ毎に「ユーザパスワード」、「位置」、「時間帯」の項目が解除条件として設定されている。なお、この「ユーザパスワード」、「位置」、「時間帯」については、上述の起動制限解除テーブル22と同様である。この機能/フォルダ制限解除テーブル24には、複数組(例えば、2組)の「位置」、「時間帯」が設定可能となっている。なお、複数組の解除条件が設定されている場合には、その何れかの解除条件が成立すればよい。
次に、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図6〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図6〜図8は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電源ONに伴って起動制限テーブル21をアクセスし、制限条件として「位置」、「時間」が設定されているかを調べ(ステップS1)、制限条件の設定が無ければ、携帯電話装置の立ち上げを許可するために図7のステップS16に移って待受状態となるが、制限条件の設定が有れば、この制限条件を起動制限テーブル21から読み出したのち(ステップS2)、GPS部19から現在位置を取得すると共に(ステップS3)、RTC18から現在時刻を取得する(ステップS4)。そして、起動制限テーブル21から読み出した「位置」、「時間」と現在位置、現在時刻とを比較し(ステップS5)、現在位置、現在時刻は、制限条件としての「位置」、「時間」に含まれるかをチェックする(ステップS6)。
いま、現在位置、現在時刻が制限条件から外れている場合には(ステップS6でNO)、携帯電話装置の立ち上げを許可するために図7のステップS16に移って待受状態となるが、現在位置及び現在時刻が制限条件内に含まれている場合、つまり、制限条件が成立した場合には(ステップS6でYES)、携帯電話装置の起動が制限されていることを示す状態メッセージを表示出力させる(ステップS7)。この状態において、ユーザから制限解除の要求を受けたかをチェックし(ステップS8)、解除要求が無ければ、電源を自動OFFするが、解除要求を受けた場合には、パスワード入力画面を表示出力させる(ステップS9)。ここで、キー操作部12からパスワードが入力されると(ステップS10)、この入力パスワードに基づいて起動制限解除テーブル22を検索し、この入力パスワードと登録パスワードとを比較することによって入力パスワードに一致する登録パスワードの有無をチェックする(ステップS11)。
ここで、該当パスワード無し場合には(ステップS11でNO)、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させたのち(ステップS12)、電源を自動OFFするが、該当するパスワードが有って正規ユーザであることが認証された場合には(ステップS11でYES)、起動制限解除テーブル22を検索し、当該パスワード対応の解除条件が設定されているかを調べ(ステップS13)、解除条件の設定が無ければ、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させたのち(ステップS12)、電源を自動OFFする。
また、解除条件の設定が有れば(ステップS13でYES)、この解除条件「位置」、「時間」を起動制限解除テーブル22から読み出して、上述の現在位置、現在時刻と比較する(ステップS14)。この結果、現在位置、現在時刻が解除条件から外れている場合には(ステップS15でNO)、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させたのち(ステップS12)、電源を自動OFFするが、現在位置及び現在時刻が解除条件内に含まれている場合、つまり、解除条件が成立した場合には(ステップS15でYES)、携帯電話装置の立ち上げを許可するために図7のステップS16に移って待受状態となる。
図7のステップS16において、CPU1は、電話通信部5を作動させて公衆携帯電話網(移動体通信網)を構成する最寄りの基地局を介して位置登録応答を行うことによってその交換機側に自己(携帯電話)の現在位置を登録させると共に、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる。この状態において、CPU1は、電話/メール着信有りを検出すると(ステップS17でYES)、着信報知を行うと共に、通話処理あるいは受信メール着信処理を実行する(ステップS18)。
また、待受状態においては、機能選択あるいはフォルダ選択の有無をチェックしたり(ステップS19)、その他の操作有無をチェックする(ステップS20)。ここで、機能選択あるいはフォルダ選択以外の操作が行われた場合には(ステップS20でYES)、操作対応の処理として、例えば、制限条件、解除条件の設定処理が行われる(ステップS21)。すなわち、起動制限テーブル21、機能/フォルダ制限テーブル23に対しては任意に入力されたデータを制限条件として設定する処理が行われ、起動制限解除テーブル22、機能/フォルダ制限解除テーブル24に対しては任意に入力されたデータを解除条件として設定する処理が行われる。
機能選択あるいはフォルダ選択が行われた場合には(ステップS19でYES)、この選択機能あるいは選択フォルダに基づいて機能/フォルダ制限テーブル23を検索し、選択機能/選択フォルダに対応して制限条件が設定されているかを調べ(ステップS22)、制限条件の設定が無ければ、選択機能/フォルダの使用を許可するためにステップS27に移るが、制限条件の設定が有れば(ステップS22でYES)、GPS部19から現在位置を取得すると共に(ステップS23)、RTC18から現在時刻を取得する(ステップS24)。そして、機能/フォルダ制限テーブル23から読み出した「位置」、「時間」と現在位置、現在時刻とを比較し(ステップS25)、現在位置、現在時刻は、機能/フォルダ制限条件としての「位置」、「時間」に含まれるかをチェックする(ステップS26)。
ここで、現在位置、現在時刻が機能/フォルダの制限条件から外れている場合には(ステップS26でNO)、選択機能/フォルダの使用を許可するためにステップS27に移る。すなわち、選択対象が機能であれば(ステップS26でYES)、この選択機能を立ち上げて(ステップS28)、この機能対応の処理を実行するが(ステップS29)、選択対象がフォルダであれば(ステップS27でNO)、この選択フォルダをオープンさせて(ステップS30)、フォルダ内容を表示出力させながらフォルダ処理を実行する(ステップS31)。このような機能処理/フォルダ処理が終了すると、ステップS16に戻り、待受状態となる。
一方、現在位置、現在時刻が選択機能/フォルダ対応の制限条件に含まれている場合には(ステップS26でYES)、その選択機能/フォルダの使用を制限するために図8のステップS32に移り、選択機能/フォルダの使用が制限されていることを示す状態メッセージを表示出力させる。この状態において、ユーザから制限解除の要求を受けたかをチェックし(ステップS33)、解除要求が無ければ、待受状態に戻るが(図7のステップS16)、解除要求を受けた場合には、パスワード入力画面を表示出力させる(ステップS34)。
ここで、キー操作部12からパスワードが入力されると(ステップS35)、この入力パスワードに基づいて機能/フォルダ制限解除テーブル24を検索し、選択機能/選択フォルダに対応して設定されている各登録パスワードと入力パスワードとを比較することによって(ステップS36)、入力パスワードに一致する登録パスワードの有無をチェックし(ステップS37)、該当パスワード無しの場合には、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させたのち(ステップS41)、待受状態に戻る(図7のステップS16)。
また、該当パスワードが有って正規ユーザであることが認証された場合には(ステップS37でYES)、機能/フォルダ制限解除テーブル24を検索し、選択機能/選択フォルダに対応し、かつ、当該パスワードに対応して解除条件が設定されているかを調べる(ステップS38)。なお、機能/フォルダ制限テーブル23には、複数組の解除条件が設定可能であるが、その何れかに解除条件が設定されていればよい。ここで、解除条件の設定が無ければ、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させる(ステップS41)。
解除条件の設定が有れば(ステップS38でYES)、当該パスワード対応の解除条件「位置」、「時間」を機能/フォルダ制限解除テーブル24から読み出して、上述の現在位置、現在時刻と比較する(ステップS39)。この結果、現在位置、現在時刻が解除条件から外れていれば(ステップS40でNO)、解除不可を示すNGメッセージを表示出力させるが(ステップS12)、現在位置及び現在時刻が解除条件内に含まれている場合、つまり、解除条件が成立した場合には(ステップS40でYES)、選択機能/選択フォルダの使用を許可するために、図7のステップS27に移る。
以上のように、この実施例においてCPU1は、使用制限の解除が要求された際に、入力されたパスワードに基づいてユーザ認証を行った結果、正規なユーザであれば、GPS部19から取得した現在位置とRTC18から取得した現在時刻に基づいて起動制限解除テーブル22あるいは機能/フォルダ制限解除テーブル24を検索し、この現在位置、現在時刻と解除条件としての「位置」、「時間」とを比較し、この比較結果に基づいて使用制限を解除するか否かを決定するようにしたから、ユーザ認証情報と共に現在位置に基づいて使用制限を解除することができ、ユーザ認証情報を入力して制限解除を要求する場合、その要求時の位置に応じて制限解除ができる場合とできない場合とを制御することが可能となる。
携帯電話装置の電源投入時においてその起動(立ち上げ)が制限されている場合であっても、起動制限解除テーブル22の設定内容に基づいてその制限を解除することができる。また、カメラ機能、録音機能などの機能選択時あるいは画像フォルダなどのフォルダ選択時に、その立ち上げが制限されている場合でも、機能/フォルダ制限解除テーブル24の設定内容に基づいてその制限を解除することができる。
また、起動制限解除テーブル22、機能/フォルダ制限解除テーブル24は、使用制限を解除する解除条件として「位置」のほか、「時間」の項目を有し、現在位置、現在時刻と解除条件としての「位置」、「時間」とを比較し、制限を解除するか否かを決定するようにしたから、「位置」、「時間」との論理積条件によって制限解除が可能となる。
起動制限解除テーブル22、機能/フォルダ制限解除テーブル24には、複数のユーザA、B毎に、そのパスワードに対応して解除条件を設定するようにしたので、一義的に制限条件を起動制限テーブル21、機能/フォルダ制限テーブル23に設定したとしても、ユーザ毎に個別の方法でその制限を解除することが可能となる。この場合、役職あるいは所属部署などからの観点から特別なユーザに対して特別な権限を付与するために、緩やかな解除条件を設定しておけば、解除範囲を広げることが可能となる。
また、例えば、“会社の建物全体”が制限範囲の場合に、この制限範囲内の一部(例えば、食堂、ロビー、玄関付近)を解除エリアについては、使用制限エリア内であっても、解除条件の成立に応じて解除することができる。例えば、社内のカメラ撮影を機密保持などの観点からカメラ機能の使用が制限されている場合に、同じ社内でも制限する必要の無い食堂、ロビー、玄関付近のエリアでのカメラ撮影を許可することが可能となる。つまり、社内でのカメラ撮影を一義的に制限したとしても、その一部のエリアについては適用除外となり、解除条件が成立すれば、撮影禁止を解除することが可能となる。
なお、上述した実施例においては、GPS部19によって現在位置を取得するようにしたが、を備えた携帯電話装置にあっては、非接触IC処理部を利用して自己所在位置を管理するようにしてもよい。すなわち、電子マネー支払い機能のほか、特定施設(会社など)の入場/退場を検出する機能として利用可能な非接触IC処理部と、会社内に設置されている出退社監視用のゲート装置(会社ゲート)との間で微弱電波による近距離通信が行われた際に、CPU1は、ユーザは会社構内か、会社内の特定エリア内に居るかを監視するようにしてもよい。
上述した実施例においては、携帯電話装置の電源投入時には起動制限テーブル21を参照し、機能選択時あるいはフォルダ選択時には機能/フォルダ制限テーブル23を参照し、現在位置、現在時刻がその制限条件に一致する場合に自動制限を行うようにしたが、制限条件の成立有無に拘らず、電源投入時から常時制限するようにしてもよい。
上述した実施例においては、制限範囲内の一部を適用除外とするためにその一部分のエリア(解除エリア)を解除条件として設定するようにしたが、解除エリアを除く他のエリアを解除条件として設定してもよい。
また、ユーザ認証用として、パスワードを入力するようにしたが、指紋、顔、虹彩等の人間の生体情報を利用し、指紋センサ、カメラから入力された情報に基づいて個人認証を行うようにしてもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 (A)は、起動制限テーブル21を説明するための図、(B)は、起動制限解除テーブル22を説明するための図。 起動制限の条件と解除条件との関係を例示したものであり、制限範囲内の一部分を解除エリアとした場合を示した図。 機能/フォルダ制限テーブル23を説明するための図。 機能/フォルダ制限解除テーブル24を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図6に続く、フローチャート。 図7に続く、フローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
10 表示部
12 キー操作部
13 テレビ放送受信チューナ
15 録音部
16 カメラ撮像部
18 RTC
19 GPS部
21 起動制限テーブル
22 起動制限解除テーブル
23 機能/フォルダ制限テーブル
24 機能/フォルダ制限解除テーブル

Claims (8)

  1. 使用制限の設定と解除が可能な携帯端末装置であって、
    この携帯端末装置の使用を制限する第1のエリアを特定する制限エリア情報を記憶する使用制限条件記憶手段と、
    予め設定されているユーザ認証情報と、前記第1のエリア内で且つこの携帯端末装置の使用制限を解除可能とする第2のエリアを特定する制限解除エリア情報と、を対応付けて記憶する解除条件記憶手段と、
    ユーザ認証情報を入力する認証情報入力手段と、
    使用制限の解除要求を入力する解除要求入力手段と、
    この携帯端末装置の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が、前記使用制限条件記憶手段に記憶されている制限エリア情報により特定される第1のエリアに属すか否かを判別し、属すと判別したときに、この携帯端末装置の使用の制限を設定する制限手段と、
    前記解除要求入力手段により使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報及び前記位置情報取得手段によって得られた現在の位置情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報及び制限解除エリア情報とを比較し、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に記憶されている制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する決定手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記使用制限の設定は、前記携帯端末装置本体を起動する際の立ち上げ可否を示す設定であり、
    前記決定手段は、前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に記憶されている制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置本体を立ち上げる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記使用制限の設定は、個々の機能毎にその使用可否を示す設定であり、
    前記解除条件記憶手段は、個々の機能毎に前記ユーザ認証情報と前記制限解除エリア情報とを対応付けて記憶し、
    前記決定手段は、前記制限手段によって使用の制限が設定され機能に対して前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に当該使用の制限が設定された機能と対応付けられて記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に前記使用の制限が設定された機能と対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内における前記使用の制限が設定された機能の使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記使用制限の設定は、個々の情報毎にその使用可否を示す設定であり、
    前記解除条件記憶手段は、個々の情報毎に前記ユーザ認証情報と前記制限解除エリア情報とを対応付けて記憶し、
    前記決定手段は、前記制限手段によって使用の制限が設定され情報に対して前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に当該使用の制限が設定された情報と対応付けられて記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に前記使用の制限が設定された情報と対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内における前記使用の制限が設定された情報の使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 現在時刻を取得する現在時刻取得手段をさらに備え、
    前記解除条件記憶手段は、前記使用制限を解除可能とする解除条件として前記制限解除エリア情報と共にこの使用制限の解除を可能とする時間帯を特定する解除時間帯情報を対応付けて記憶し、
    前記決定手段は、前記解除要求入力手段により使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報、前記位置情報取得手段によって得られた現在の位置情報及び前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻と、前記解除条件記憶手段に対応付けて記憶されているユーザ認証情報、前記制限解除エリア情報及び前記解除時間帯情報とを比較し、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報と前記解除条件記憶手段に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記解除条件記憶手段に記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内であり、且つ、前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻が前記解除条件記憶手段に記憶されている前記解除時間帯情報により特定される前記時間帯に属す場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記解除条件記憶手段は、予め設定されている複数のユーザ認証情報と、前記制限解除エリア情報と、を対応付けて記憶し、
    前記決定手段は、前記解除要求入力手段から前記使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力手段から入力されたユーザ認証情報が前記解除条件記憶手段内の何れかのユーザ認証情報に一致した場合に、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が、このユーザ認証情報と対応付けられて記憶されている前記制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記決定手段は、前記使用制限を解除した後、前記位置情報取得手段によって得られた位置情報が示す現在位置が前記第2のエリア外となった場合に、この携帯端末装置の使用制限の解除を終了する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  8. コンピュータに、
    ユーザ認証情報を入力する認証情報入力ステップと、
    使用制限の解除要求を入力する解除要求入力ステップと、
    この携帯端末装置の現在の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップで得られた位置情報が示す現在位置が、記憶部に記憶されている制限エリア情報により特定される第1のエリアに属すか否かを判別し、属すと判別したときに、この携帯端末装置の使用の制限を設定する制限ステップと、
    前記解除要求入力ステップで使用制限の解除要求が入力された際に、前記認証情報入力ステップで入力されたユーザ認証情報及び前記位置情報取得ステップで得られた現在の位置情報と前記記憶部に記憶されているユーザ認証情報及び前記第1のエリア内で且つこの携帯端末装置の使用制限を解除可能とする第2のエリアを特定する制限解除エリア情報とを比較し、前記認証情報入力ステップで入力されたユーザ認証情報と前記記憶部に記憶されているユーザ認証情報とが対応し、且つ、前記位置情報取得ステップで得られた位置情報が示す現在位置が前記記憶部に記憶されている制限解除エリア情報により特定される第2のエリア内の場合に、前記第2のエリア内におけるこの携帯端末装置の使用制限を解除する決定ステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2006127251A 2006-05-01 2006-05-01 携帯端末装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4810294B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127251A JP4810294B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 携帯端末装置及びプログラム
JP2011143609A JP5348189B2 (ja) 2006-05-01 2011-06-28 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127251A JP4810294B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 携帯端末装置及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011143609A Division JP5348189B2 (ja) 2006-05-01 2011-06-28 携帯端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007300447A JP2007300447A (ja) 2007-11-15
JP4810294B2 true JP4810294B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=38769560

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006127251A Expired - Fee Related JP4810294B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 携帯端末装置及びプログラム
JP2011143609A Expired - Fee Related JP5348189B2 (ja) 2006-05-01 2011-06-28 携帯端末装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011143609A Expired - Fee Related JP5348189B2 (ja) 2006-05-01 2011-06-28 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4810294B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4872487B2 (ja) * 2006-06-28 2012-02-08 大日本印刷株式会社 アクセス制限管理システム
JP2009169896A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Sharp Corp サーバ、システム、及びコンテンツ表示制御方法
JP5147494B2 (ja) * 2008-03-28 2013-02-20 セコム株式会社 認証システム
JP4971236B2 (ja) * 2008-04-09 2012-07-11 エイディシーテクノロジー株式会社 通信管理システム
JP2009288971A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Ricoh Co Ltd 電子機器及びその制御方法
JP2010177802A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Nec Corp 携帯電話システム、携帯電話端末、サーバ装置および通信制御方法ならびにプログラム
JP5246799B2 (ja) * 2009-10-26 2013-07-24 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末装置及びプログラム
JP5397699B2 (ja) * 2010-03-31 2014-01-22 日本電気株式会社 携帯通信端末およびその機能制限制御方法
JP5457333B2 (ja) * 2010-12-13 2014-04-02 九州電力株式会社 通信中継サーバー及びその制御方法並びにこれらに用いる情報通信運用装置
US8560839B2 (en) * 2010-12-20 2013-10-15 Microsoft Corporation Tamper proof location services
JP2013206357A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toshiba It Service Kk 携帯情報端末及び認証プログラム
JP6608276B2 (ja) * 2012-05-14 2019-11-20 ザ・ボーイング・カンパニー コンテクストベースの仮想データ境界
JP5956256B2 (ja) * 2012-06-25 2016-07-27 京セラ株式会社 携帯端末
JP5952171B2 (ja) * 2012-11-14 2016-07-13 セコム株式会社 通信システム、通信装置、およびプログラム
JP5973894B2 (ja) * 2012-11-29 2016-08-23 セコム株式会社 通信装置、方法、プログラム、及び通信システム
JP6286851B2 (ja) * 2013-04-01 2018-03-07 凸版印刷株式会社 Icカード
JP2015029798A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 キヤノン株式会社 撮影装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
WO2015019580A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 キヤノン株式会社 撮影装置及びその制御方法、移動型放射線撮影装置およびコンピュータプログラム
JP6261407B2 (ja) * 2014-03-24 2018-01-17 株式会社Nttドコモ サーバ装置、情報処理システム及び情報処理方法
JP6076939B2 (ja) * 2014-04-28 2017-02-08 ソフトバンク株式会社 通信端末装置及びサービス提供装置
JP6340296B2 (ja) * 2014-09-25 2018-06-06 株式会社日立ソリューションズ 位置情報を利用したirmプログラム
JP6759119B2 (ja) * 2017-01-31 2020-09-23 株式会社東芝 情報端末、その管理システム、その管理方法及びその管理プログラム
JP7095258B2 (ja) * 2017-10-31 2022-07-05 コニカミノルタ株式会社 電子ファイル共有システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP6620826B2 (ja) * 2018-03-12 2019-12-18 富士通株式会社 制御プログラム
JP7200881B2 (ja) * 2019-08-20 2023-01-10 株式会社デンソーウェーブ 端末管理システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266656A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nec Home Electron Ltd 情報処理装置
JPH09233556A (ja) * 1996-02-27 1997-09-05 Hitachi Ltd 移動通信システム
JP2002320270A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Tokyo Denki Univ 無線移動局制御システム、制御局及び移動局
JP2003023488A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Canon Inc マルチファンクション端末装置
JP2003099400A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Fujitsu Ltd セキュリティ管理装置及びセキュリティ管理方法並びにセキュリティ管理用プログラム
JP4065821B2 (ja) * 2003-09-01 2008-03-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ北海道 移動体端末、移動体端末のセキュリティ管理方法
JP2005323083A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Fuji Photo Film Co Ltd 携帯端末機
WO2006035231A1 (en) * 2004-09-29 2006-04-06 Rafe Communications Llc Controlling portable digital devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007300447A (ja) 2007-11-15
JP5348189B2 (ja) 2013-11-20
JP2011234396A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4810294B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
KR100840457B1 (ko) 휴대단말장치, 동작제어 프로그램을 기록한 기록매체 및 데이터 액세스 제어 프로그램을 기록한 기록매체
US8224128B2 (en) Portable information terminal device
JP4891108B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
US7796776B2 (en) Digital image pickup device, display device, rights information server, digital image management system and method using the same
JP2006209453A (ja) 携帯端末装置およびプログラム
KR100682727B1 (ko) 이동 통신 단말기의 영상 파일 관리 방법 및 그 이동 통신단말기
JP2008131412A (ja) テレビ電話装置及びプログラム
JP2006304175A (ja) 携帯通信端末、携帯通信端末の制御方法及び制御プログラム、通信システム
KR100725771B1 (ko) 휴대용 단말기용 얼굴 인식 및 인증 장치 및 방법
KR100705164B1 (ko) 휴대 단말기를 이용한 사용자 등록 시스템 및 방법
JP5500639B2 (ja) 端末装置、認証システム及びプログラム
CN111712807A (zh) 便携信息终端、信息提示系统以及信息提示方法
JP2008028587A (ja) テレビ電話装置及びプログラム
JP2007195063A (ja) 携帯端末装置
JP2006101157A (ja) コンテンツ共有方法及びコンテンツ管理装置
JP2008301231A (ja) 撮影装置及び電子機器並びに撮影支援システム
JP2005136921A (ja) 盗撮防止機能付携帯電話
KR100436664B1 (ko) 화상통신단말기에서의 화상 송출 제어방법
JP4708802B2 (ja) 携帯端末装置およびプログラム
JP4858875B2 (ja) テレビ電話装置及びプログラム
US20080114726A1 (en) Method to query cell phones for pictures of an event
KR100924286B1 (ko) 이동 통신 단말기 및 그의 영상 디스플레이 방법
KR20050029353A (ko) 카메라 폰에서 카메라 기능 제어방법
KR100631580B1 (ko) 카메라가 구비된 이동 통신 단말기의 카메라 기능 제한 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110628

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees