JP7200881B2 - 端末管理システム - Google Patents

端末管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP7200881B2
JP7200881B2 JP2019150610A JP2019150610A JP7200881B2 JP 7200881 B2 JP7200881 B2 JP 7200881B2 JP 2019150610 A JP2019150610 A JP 2019150610A JP 2019150610 A JP2019150610 A JP 2019150610A JP 7200881 B2 JP7200881 B2 JP 7200881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific
restriction
terminal device
information
release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019150610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021033474A (ja
Inventor
雅慶 郷司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2019150610A priority Critical patent/JP7200881B2/ja
Publication of JP2021033474A publication Critical patent/JP2021033474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7200881B2 publication Critical patent/JP7200881B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本明細書で開示する技術は、端末装置の特定の機能の実行を制限するための端末管理システムに関する。
特許文献1に記載されているようなカメラ付き携帯電話機が広く普及している。このような携帯電話機は、公衆回線を利用した電話通信機能、カメラを利用した画像撮影機能、インターネットを利用した通信機能等、様々な機能を実行することができる。
特開2006-270131号公報
特許文献1の携帯電話機のような多機能を実行可能な端末装置を利用する場合において、実行可能な機能のうちの特定の機能の実行が制限されるべき状況がある。例えば、外部からの来客者がある会社の秘密エリア(例えば工場等)に立ち入る場合に、会社側が、秘密情報の漏洩を防止する目的で、来客者が持ち込んでいる端末装置のうち、カメラを利用した画像撮影機能や、公衆回線を利用した電話通信機能等の実行の制限を希望する場合等がある。
従来、そのような状況では、端末装置のユーザに依頼して端末装置の電源をオフさせたり、カメラのレンズに覆い(例えば非透過材料製のシール等)を被せたり、端末装置を一時的に預かる等して、特定の機能が実行されることの制限が図られている。
しかしながら、例えば、会社等が、端末装置のユーザによって、特定の機能の実行の制限のための措置が実際に行われたか否かを完全に把握することは難しい。ユーザによっては、端末装置の特定の機能の実行の制限のための措置を怠ってしまう可能性もあるため、端末装置の特定の機能が適切に制限されない可能性もある。
本明細書では、端末装置の特定の機能を適切に制限し得る技術を提供する。
本明細書は、端末管理システムを開示する。前記端末管理システムは、特定の機能を実行可能な特定の端末装置と、前記特定の端末装置と通信可能に設けられる管理装置と、を備えている。前記特定の端末装置は、表示部と、端末制御部と、を備えている。前記端末制御部は、前記特定の機能の実行が制限されていない場合に、前記特定の端末装置と前記特定の端末装置の特定のユーザとのうちの少なくとも一方を識別するための特定の識別情報と、前記特定の機能の実行の制限に関係する制限関係情報と、が記録された制限用情報コードを前記表示部に表示させ、前記制限用情報コードが前記表示部に表示された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限を指示するための制限指示信号を受信する場合に、受信された前記制限指示信号に従って、前記特定の機能の実行を制限する。前記管理装置は、メモリと、読取部と、管理制御部と、を備えており、前記メモリは、1個以上の端末装置のそれぞれについて、前記端末装置と前記端末装置のユーザとのうちの少なくとも一方を識別するための1個以上の識別情報を記憶している。前記読取部は、前記表示部に表示された前記制限用情報コードを読み取って、前記制限用情報コードに記録された前記特定の識別情報と前記制限関係情報とを取得する。前記管理制御部は、前記読取部によって前記特定の識別情報と前記制限関係情報とが取得され、かつ、取得された前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されている場合に、前記特定の端末装置に対して前記制限指示信号を送信する。
上記の構成によると、特定のユーザは、特定の端末装置の表示部に表示された制限用情報コードを管理装置の読取部に読み取らせることによって、特定の端末装置の特定の機能の実行を制限することができる。従って、例えば、特定の場所の出入口(例えば、来客者が会社に入退場するための来客用通用口等)に読取部を配置しておいて、来客者である特定のユーザに、表示部への制限用情報コードの表示と、読取部での読取の各操作を行わせるようにすれば、特定の場所に来客者が入場する際に、特定の端末装置の特定の機能の実行を適切に制限させることができる。このように、上記の構成によると、特定の端末装置の特定の機能を適切に制限し得る。
前記端末制御部は、さらに、前記特定の機能の実行が制限されている場合に、前記特定の識別情報と、前記特定の機能の制限の解除に関係する解除関係情報と、が記録された解除用情報コードを前記表示部に表示させ、前記解除用情報コードが前記表示部に表示された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限の解除を指示するための解除指示信号を受信する場合に、受信された前記解除指示信号に従って、前記特定の機能の実行の制限を解除してもよい。前記読取部は、さらに、前記表示部に表示された前記解除用情報コードを読み取って、前記解除用情報コードに記録された前記特定の識別情報と前記解除関係情報とを取得してもよい。前記管理制御部は、さらに、前記読取部によって前記特定の識別情報と前記解除関係情報とが取得され、かつ、取得された前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されている場合に、前記特定の端末装置に対して前記解除指示信号を送信してもよい。
この構成によると、特定のユーザは、特定の端末装置の特定の機能の実行が制限されている場合に、表示部に表示された解除用情報コードを管理装置の読取部に読み取らせることによって、特定の端末装置の特定の機能の制限を解除することができる。従って、例えば、特定の場所の出入口(例えば、来客者が会社に入退場するための来客用通用口等)に読取部を配置しておいて、特定の場所に入る際に特定の機能を制限した特定の端末装置の特定のユーザ(即ち来客者)に、表示部への解除用情報コードの表示と、読取部での読取の各操作を行わせるようにすれば、特定の場所から来客者が退場する際に、特定の端末装置の特定の機能の制限を適切に解除させることができる。このように、上記の構成によると、特定の端末装置の特定の機能の制限を適切に解除することもできる。
前記特定の端末装置は、さらに、前記特定の端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を備えてもよい。前記端末制御部は、さらに、前記特定の機能の実行が制限されている場合に、前記識別情報を含む特別解除要求信号であって、前記特定の機能の実行の制限の解除を要求するための前記特別解除要求信号を前記管理装置に送信し、前記特別解除要求信号が前記管理装置に送信される場合に、前記位置情報を前記管理装置に送信し、前記特別解除要求信号及び前記位置情報が送信された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限の解除を指示するための特別解除指示信号を受信する場合に、受信された前記特別解除指示信号に従って、前記特定の機能の実行の制限を解除してもよい。前記管理制御部は、さらに、前記特定の端末装置から、前記特別解除要求信号及び前記位置情報を受信し、受信された前記特別解除要求信号に含まれる前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されており、かつ、前記位置情報によって示される前記特定の端末装置の位置が特定エリア外であると判断される場合に、前記特定の端末装置に対して前記特別解除指示信号を送信してもよい。
この構成によると、特定のユーザは、特定の機能の実行が制限されている特定の端末装置が特定エリア外に存在している間に、特定の端末装置に対して特別解除要求信号及び位置情報の送信のための所定の操作を入力し、特定の端末装置に、特別解除要求信号及び位置情報を送信させることによって、特定の端末装置の特定の機能の制限を解除することができる。ここで、「特定エリア」は、例えば、特定の機能の実行が制限されるべきエリア(例えば会社の中等)を含んでもよい。従って、上記の構成によると、例えば、何らかの事情で、特定の機能の実行が制限されている端末装置が、制限が解除されないまま特定エリア外に移動した場合(例えば、正規の制限解除の手続をとらずに特定のユーザが社外に出た場合等)において、端末装置に特別解除要求信号を送信させれば、特定の端末装置の特定の機能の制限を適切に解除させることができる。このように、上記の構成による場合も、特定の端末装置の特定の機能の制限を適切に解除することができる。
前記特定の端末装置は、さらに、画像を撮影可能な撮影部を備えていてもよい。前記特定の機能は、前記撮影部による撮影機能であってもよい。
この構成によると、実行を制限される特定の機能は、撮影部による撮影機能である。そのため、例えば、画像を撮影されたくない場所(例えば、秘密技術を扱う工場等)に特定の端末装置の特定のユーザを来客者として招く場合等において、来客者に画像を撮影させないように適切に制限することができる。
前記制限用情報コードは、暗号キーによって暗号化されていない公開領域であって、前記特定の識別情報と前記制限関係情報とが記録された前記公開領域と、前記暗号キーによって暗号化されている非公開領域であって、前記特定のユーザの氏名を含むユーザ関係情報が記録された前記非公開領域と、を備えていてもよい。前記読取部は、前記暗号キーを記憶しており、前記制限用情報コードを読み取る際に、前記暗号キーを用いて前記非公開領域に記録された情報を復号して取得するようにしてもよい。
この構成によると、制限用情報コードのうち、公開領域には識別情報と制限関係情報とが記録され、非公開領域にユーザ関係情報が記録される。そのため、仮に、制限用情報コードが、暗号キーを記憶していない読取装置によって読み取られた場合であっても、特定のユーザの氏名等の有意な情報(具体的に言うと、個人情報に属する情報等)が取得される事態を抑制することができる。端末管理システム外に特定のユーザの氏名等の有意な情報が漏洩することを抑制することができる。
前記端末制御部は、さらに、前記特定の機能の実行を制限した場合に、前記特定の機能の実行の制限が完了したことを示す制限完了信号を前記管理装置に送信してもよい。前記管理装置は、さらに、所定の報知動作を実行可能な報知部を備えてもよい。前記管理制御部は、さらに、前記特定の端末装置から前記制限完了信号を受信すると、前記報知部に前記所定の報知動作を実行させてもよい。
この構成によると、特定の端末装置において特定の機能の制限が完了した場合に、管理装置の報知部が所定の報知動作を実行する。その結果、報知部の周囲の者(例えば、端末装置のユーザ、通用口前の守衛職員等)が、特定の端末装置において特定の機能の制限が行われたことを把握することができる。
端末管理システムの概要を示す。 端末装置のブロック図を示す。 管理装置のブロック図を示す。 ユーザデータベースの記憶内容の例を示す。 端末装置の機能を制限する場合の動作の例のシーケンス図を示す。 端末装置の機能の制限を解除(通常解除)する場合の動作の例のシーケンス図を示す。 端末装置の機能の制限を解除(特別解除)する場合の動作の例のシーケンス図を示す。
(実施例)
(端末管理システム2の構成;図1)
図1に示す本実施例の端末管理システム2は、例えば、特定のエリア(例えば会社、行事の会場等)に入退場するユーザが所持する端末装置10の特定の機能の実行を制限及びその制限を解除するためのシステムである。図1の例では、端末管理システム2は、特定の会社に設置されるシステムであり、会社に入退場する来客者であるユーザ6が所持する端末装置10による画像撮影機能の実行を制限及びその制限を解除するためのシステムとして機能する。
図1に示すように、本実施例の端末管理システム2は、ユーザ6が所持する端末装置10と、管理装置50と、を備えている。端末装置10と、管理装置50とは、インターネット4を介して相互に無線通信を実行可能である。
(端末装置10の構成;図1、図2)
本実施例の端末装置10は、特定の会社への来客者であるユーザ6が所持する可搬型の端末装置である。端末装置10は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。端末装置10は、一般に業務端末と呼ばれる可搬型の端末装置(たとえば業務用PDA等)であってもよい。端末装置10は、公衆回線を利用した電話通信機能、カメラを利用した画像撮影機能、インターネットを利用した通信機能等、複数個の機能を実行することができる。図2に示すように、端末装置10は、操作部12と、表示部14と、カメラ16と、スピーカ18と、マイク20と、GPS(Global Positioning System)受信機22と、通信インターフェース24と、制御部30と、メモリ32とを備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、1個以上のキーを含む。表示部14は、様々な情報を表示させるためのディスプレイである。また、操作部12と表示部14は、両者が一体に構成されたタッチパネルであってもよい。ユーザは、操作部12を操作して、様々な指示を端末装置10に入力することができる。カメラ16は、所定の撮影可能範囲内の画像を撮影可能なCCDカメラである。図示しないが、カメラ16は、端末装置10の外側(表示部14が設けられていない側の面)に設けられる外カメラと、端末装置10の外側(表示部14が設けられている側の面)に設けられる内カメラと、の二つのカメラを含んでもよい。
スピーカ18は、音声を出力するための出力部である。マイク20は、音声を入力するための入力部である。GPS受信機22は、GPS衛星からの電波を受信し、端末装置10の位置情報を計算によって取得する位置情報取得部である。
通信I/F24は、インターネット4に接続されており、管理装置50との間で、インターネット4を介した無線通信(例えば、LTE(Long Term Evolutionの略)通信、Wi-Fi通信等)を実行するためのI/Fである。
制御部30は、メモリ32に記憶されているアプリケーションプログラム34(以下「アプリケーション34」又は「アプリ34」と呼ぶ)に従って、様々な処理(後述の図5~図7参照)を実行する。
メモリ32は、ROM(Read Only Memoryの略)、RAM(Random Access Memoryの略)等によって構成される。上記の通り、メモリ32はアプリケーション34を記憶している。アプリケーション34は、端末装置10が本実施例の端末管理システム2のための端末装置10として機能するための各種処理を行うためのプログラムである。アプリケーション34は、端末管理システム2による端末管理サービス(即ち機能の実行を制限及びその制限を解除するサービス)を提供するサービス提供者によって設置されるインターネット上のアプリ提供サーバ(図示しない)から端末装置10にインストールされる。また、図示しないが、メモリ32にはOSプログラムも記憶されている。OSプログラムは、端末装置10の基本的な動作を制御するためのプログラムであり、端末装置10の出荷時点において既にメモリ32に記憶されている。
また、メモリ32には、アプリケーション34がインストールされた際に行われた利用者登録処理の結果としてユーザ6に割り当てられるユーザID「U1」が記憶されている。この他にも、メモリ32は、制御部30の処理に伴って生成される様々な情報を記憶する領域も有している。
(管理装置50の構成;図1、図3、図4)
管理装置50は、端末管理システム2の管理者(例えば、会社のシステム管理者)によって設置される管理装置である。この例では、管理装置50は、外部来客者が会社に入場及び会社から退場するための通用口を備えた守衛所に設けられている。本実施例では、管理装置50は、本体60と、本体60の制御系統と有線接続された読取装置90と、の2つの装置で構成されている。例えば、本体60は、守衛所の建屋に設けられている。読取装置90は、通用口近傍に設けられている。なお、他の実施例では、管理装置50は、本体60の機能と読取装置90の機能とを併せ持つ1つの管理装置50として構成されていてもよい。
本体60は、操作部62と、表示部64と、通信I/F66と、制御部70と、メモリ72と、を備える。
操作部62は、キーボード及びマウスを備える。管理装置50の利用者(例えばシステム管理者)は、操作部62を操作して、様々な指示を管理装置50に入力することができる。表示部64は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。
通信I/F66は、インターネット4に接続されており、インターネット4を介して外部の機器(例えば、端末装置10)との間で無線通信を実行するためのI/Fである。
制御部70は、メモリ72に記憶されているアプリケーションプログラム73(以下では「アプリケーション73」と呼ぶ)に従って、様々な処理(後述の図5~図7参照)を実行する。
メモリ72は、ROM、RAM等によって構成される。上記の通り、メモリ72は、アプリケーション73を記憶している。アプリケーション73は、管理装置50が本実施例の端末管理システム2のための管理機器として機能するための各種処理を行うためのプログラムである。アプリケーション73の内容は、端末装置10のためのアプリケーション34の内容と異なっている。アプリケーション73は、端末管理サービスを提供するサービス提供者によって設置されるインターネット上のアプリ提供サーバ(図示しない)からメモリ72にインストールされる。他の例では、アプリケーション73は、サービス提供者が配布する記録媒体からメモリ72にインストールされてもよい。また、図示しないが、メモリ72も、OSプログラムを記憶している。OSプログラムは、管理装置50の基本的な動作を制御するためのプログラムであり、管理装置50の出荷時点において既にメモリ72に記憶されている。
メモリ72は、さらに、ユーザデータベース74(図4参照)を格納している。ユーザデータベース74は、端末装置10にアプリケーション34をインストールした際にユーザが行う利用者登録処理の結果として割り当てられるユーザID毎の各種情報を記憶するための記憶領域である。
図4に示すように、ユーザデータベース74は、ユーザID毎の各種情報を記憶する。具体的には、ユーザデータベース74は、ユーザID毎に異なる複数個のユーザデータ80A,80B,80C等を記憶している。ユーザデータ80Aは、ユーザID「U1」に対応するユーザ6に関する各種情報を含む。ユーザデータ80Bは、ユーザID「U2」に対応するユーザ(図示しない)に関する各種情報を含む。ユーザデータ80Cは、ユーザID「U3」に対応するユーザ(図示しない)に関する各種情報を含む。
ユーザデータ80Aは、ユーザ関連情報81Aと、制限履歴情報82Aと、現状情報83Aと、を含む。ユーザ関連情報81Aは、ユーザID「U1」に対応するユーザ6の各種基本情報を含む。具体的には、例えば、ユーザ6の氏名(「Taro YAMADA」)、会社名(「株式会社AAA」)、所属部署名(「開発部」)、連絡先電話番号(「xxx-xxxx-xxxx」)、連絡先メールアドレス(「yyy@yyy.com」)、利用者登録時の端末(例えば端末装置10)に割り当てられた端末ID(「T1」)、その端末の機種名(「ZZZ」)等の各種情報を含む。ユーザ関連情報81Aには、これら以外のユーザ6に関する各種情報(例えば、ユーザ6の顔画像データ、血液型、性別、年齢等、その他の個人情報データ等)を含んでもよい。
制限履歴情報82Aは、ユーザID「U1」で識別されるユーザ6が、利用者登録後現在に至るまで、管理装置50によって画像撮影機能の実行の制限及び同制限の解除がなされてきた履歴を表す情報である。制限履歴情報82Aには、機能の実行の制限が行われた際の日時、制限が解除された際の日時等の記録(ログ)が含まれる。制限履歴情報82Aには、管理装置50によって画像撮影機能の実行の制限及び同制限の解除がなされるたびに新たな記録が追加される。
現状情報83Aは、管理装置50による現在の制限状況を表すフラグ情報である。図1の例では、現状情報83Aは、管理装置50によって画像撮影機能の制限が行われていない状況(「未制限」)を表す。なお、管理装置50によって画像撮影機能の制限が行われている間は、現状情報83Aは、制限中であることを示す「制限中」に切り替わる。
図3に示すように、読取装置90は、二次元コードである情報コードを読み取るためのコード読取装置である。読取装置90は、本体60の制御系統と有線接続されている。即ち、読取装置90も、本体60の制御部70によってその動作を制御されている。
読取装置90は、読取部92と、報知部94と、を備える。読取部92は、端末装置10の表示部14に表示された情報コードを光学的に読み取ることによって、情報コードに記録されている情報を取得するためのデバイスである。読取部92は、周知の情報コード読取装置と同様の構成を有するため、詳しい構成の説明は省略する。なお、本実施例では、読取部92は、暗号キー93を記憶している。暗号キー93は、端末装置10の表示部14に表示される情報コードが、暗号化された非公開領域を有している場合に、その非公開領域を復号化して非公開領域に記録された情報を取得するために用いられるキーである。本実施例では、読取部92は、暗号キー93を記憶しているため、読取対象の情報コードが、暗号化されていない公開領域と、暗号化された非公開領域と、を有する場合であっても、公開領域に記録された情報と、非公開領域に記憶された情報と、の両方を取得することができる。
報知部94は、発光部、スピーカ等を含む報知手段である。報知部94は、端末装置10における機能の実行の制限が行われた場合、制限の解除が行われた場合等に、所定の報知動作を実行することができる。報知動作は、例えば、発光部の発光、スピーカからの報知音の出力等の各種動作を含む。
(インストール及び利用者登録)
続いて、ユーザ6が、端末装置10において端末管理システム2による端末管理サービスの提供を受けるために事前に行っておくインストール及び利用者登録について説明しておく。本実施例の端末管理システム2による端末管理サービスの利用を希望するユーザ6は、まず、端末装置10の操作部12を操作して、インターネット4を介してアプリ提供サーバ(図示しない)にアクセスし、アプリケーション34をアプリ提供サーバからダウンロードする。端末装置10の制御部30は、ダウンロードされたアプリケーション34をメモリ32にインストールする。そして、制御部30は、アプリケーション34を起動させる。この際、制御部30は、所定の初期設定画面(図示しない)を表示部14に表示させる。初期設定画面には、ユーザが利用するユーザID「U1」、認証に利用するパスワード、その他のユーザ関係情報(氏名、会社名、所属部署、電話番号等)を入力するための各入力欄が含まれる。
ユーザ6は、操作部12を操作して、各入力欄に必要な情報を入力する。制御部30は、ユーザが初期設定画面で入力した各情報を含む利用者登録リクエストを管理装置50に送信する。
管理装置50の制御部70は、端末装置10から利用者登録リクエストを受信すると、利用者登録リクエストに含まれるユーザID「U1」を含む新たなユーザデータ80A(図4参照)を作成し、メモリ72のユーザデータベース74に記憶させる。この際、ユーザデータ80Aには、利用者登録リクエストに含まれる各情報が含まれる。以上の各処理が実行されることで、インストール及び利用者登録が完了し、ユーザ6は、端末装置10において端末管理サービスの提供を受けることが可能になる。一旦利用者登録が完了した後は、ユーザ6は、メモリ32に記憶させたアプリケーション34を起動させ、登録済みのユーザID及びパスワードを用いて管理装置50との間で認証を行うことにより、端末装置10を用いて端末管理サービスの提供を受けることが可能になる。
インストール及び利用者登録が完了すると、以後、ユーザ6は、端末装置10にインストールしたアプリケーション34を起動させ、登録済みのユーザID及びパスワードを用いて認証を行うことで、端末管理サービスの提供を受けることができる。認証が成功すると、端末装置10の制御部30は、所定のマイページ画面(図示しない)を表示部14に表示させる。マイページ画面には、ユーザデータ80Aに含まれる情報の一部又は全部が表示される。さらに、マイページ画面には、端末装置10の画像撮影機能の制限を開始するための制限開始ボタン、制限を解除するための解除ボタン、特定の会社外に移動した後で制限を解除するための特別解除ボタン等も合わせて表示される。後で詳しく説明するように、ユーザ6は、状況に合わせて所望のボタンを操作することで、端末装置10の画像撮影機能の制限及び制限の解除のための各処理を開始することができる(図5~図7参照)。
(具体例;図5~図7)
続いて、図5~図7を参照して、本実施例の端末管理システム2の動作の具体例を説明する。以下では、端末装置10の制御部30が実行する各処理のことを端末装置10の動作として説明する。管理装置50の本体60の制御部70が実行する各処理のことを本体の動作として説明する。
(制限時;図5)
図5は、来客者であるユーザ6が通用口を通って会社に入場する際に、カメラ16による画像撮影機能を制限する場合の各構成要素の動作を示す。図5の具体例の開始時点において、端末装置10にはアプリケーション34がインストールされ、ユーザ6の利用者登録が既に完了している。
S10では、ユーザ6は、端末装置10の操作部12に所定のアプリ起動指示を入力し、アプリケーション34を起動させる。アプリケーション34が起動し、ユーザID「U1」及びパスワードを用いた所定の認証が行われると、表示部14に上述のマイページ画面が表示される。
この状態で、S12において、ユーザ6は、操作部12に所定の制限開始操作を入力することができる。具体的には、ユーザ6は、マイページ画面に表示されている制限開始ボタンを押す操作を行う。
S14では、端末装置10は、ユーザID「U1」を含む制限要求信号を、本体60(即ち管理装置50)に送信する。制限要求信号は、端末装置10の画像撮影機能の実行の制限を管理装置50に対して要求するためのリクエスト信号である。
S16では、本体60は、受信された制限要求信号に含まれるユーザID「U1」を用いてユーザデータ80Aの確認を行う。具体的には、本体60は、メモリ72のユーザデータベース74を参照し、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在することを確認する。そして、本体60は、ユーザデータ80A内の現状情報83Aが、管理装置50によって画像撮影機能の制限が行われていない状況を示す「未制限」であることを確認する。図示しないが、S16において、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在しない場合や、ユーザデータ80Aの現状情報83Aが「制限中」を示す場合には、本体60はエラー通知を端末装置10に行い、処理をエラー終了する。
S18では、本体60は、ユーザデータ80Aに含まれる情報を用いて、制限用情報コードデータを生成する。制限用情報コードデータは、制限用情報コードを表す画像データである。制限用情報コードデータによって表される制限用情報コードは、二次元コードである。他の例では、制限用情報コードは一次元コードであってもよい。制限用情報コードは、暗号化されていない公開領域と、暗号キー(図3の符号93参照)で暗号化された非公開領域と、を備える。公開領域には、ユーザID「U1」と、画像撮影機能の制限を希望することを示す制限関係情報と、が記録される。非公開領域には、ユーザの氏名、会社名、所属、連絡先等、各種ユーザ関係情報が記録される。
S20では、本体60は、S18で生成された制限用情報コードデータを端末装置10に送信する。
S22では、端末装置10は、本体60(管理装置50)から受信された制限用情報コードデータによって表される制限用情報コードを表示部14に表示させる。
S24では、ユーザ6は、制限用情報コードが表示された表示部14を、通用口近傍に設置された読取装置90に近づける。
S26では、読取装置90は、読取部92によって、表示部14に表示された制限用情報コードを読み取る。このとき、読取部92は、暗号化されていない公開領域に記録されたユーザID「U1」及び制限関係情報を取得する。それとともに、読取部92は、暗号キー93を用いて、暗号化されている非公開領域を復号化し、非公開領域に記録されたユーザ関係情報を取得する。
S28では、読取装置90は、S26の読み取りの結果(ユーザID「U1」、制限関係情報、ユーザ関係情報等)を本体60に供給する。
S30では、本体60は、取得された読み取り結果に含まれるユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aを特定する。
続くS32では、本体60は、ユーザデータ80Aに含まれる連絡先(例えば、ユーザID「U1」)をあて先として利用して、端末装置10に制限指示信号を送信する。制限指示信号は、画像撮影機能の実行の制限を指示するための信号である。
S34では、端末装置10は、制限指示信号に従って、画像撮影機能の実行を制限する。この結果、ユーザ6が端末装置10のカメラ16を起動させる操作を行った場合であっても、カメラ16によって画像が撮影されなくなる。
S36では、端末装置10は、画像撮影機能の実行が制限されたことを示す制限完了信号を本体60(管理装置50)に送信する。
S38では、本体60は、S30で特定されたユーザデータ80Aを更新する。具体的には、本体60は、制限履歴情報82Aに、機能の実行の制限が開始された際の日時を新たに記録する。そして、本体60は、現状情報83Aを、制限中であることを示す「制限中」に切り替える。
S40では、本体60は、所定の報知信号を読取装置90に供給する。
S42では、読取装置90は、報知信号に従って、報知部94に報知動作を実行させる。報知動作は、例えば、発光部の発光、スピーカからの報知音の出力等の各種動作を含む。
このように、本実施例では、端末装置10のユーザ6は、端末装置10の表示部14に表示された制限用情報コードを、管理装置50の読取部92に読み取らせることによって、端末装置10の画像撮影機能の実行を制限することができる。従って、上記の例のように、来客者が会社に入退場するための来客用通用口に読取装置90を配置しておいて、来客者である端末装置10のユーザ6に、表示部14への制限用情報コードの表示と、読取装置90での読取の各操作を行わせるようにすれば、会社に来客者が入場する際に、端末装置10の画像撮影機能の実行を適切に制限させることができる。このように、上記の構成によると、端末装置10の画像撮影機能を適切に制限することができる。
また、上記のように、制限用情報コードは、公開領域と非公開領域とを含む。公開領域には、ユーザID「U1」と、画像撮影機能の制限を希望することを示す制限関係情報と、が記録される。非公開領域には、ユーザの氏名、会社名、所属、連絡先等、各種ユーザ関係情報が記録される。非公開領域に記録されたユーザ関係情報は、暗号キー93を記憶している読取部92でなければ取得することはできない。そのため、仮に、制限用情報コードが、暗号キーを記憶していない読取装置によって読み取られた場合であっても、ユーザの氏名等の有意な情報(具体的に言うと、個人情報に属する情報等)が取得される事態を抑制することができる。端末管理システム2外にユーザの氏名等の有意な情報が漏洩することを抑制することができる。
また、上記の通り、端末装置10において画像撮影機能の制限が完了した場合に、読取装置90の報知部94が所定の報知動作を実行する(S42)。その結果、読取装置90の周囲の者(この例では、端末装置10のユーザ、通用口前の守衛職員等)が、端末装置10において画像撮影機能の制限が行われたことを把握することができる。守衛職員等が、画像撮影機能が制限されたことを容易に確認することができる。
(解除時(通常解除);図6)
図6は、上記図5の手法で端末装置10の画像撮影機能の実行を制限した上で、来客者であるユーザ6が会社に入場した後で、当該ユーザ6が、通用口を通って会社から退場する際に、入場の際に行った画像撮影機能の制限を解除する場合の各構成要素の動作を示す。図6の例のように、通用口を通って会社から退場する際に行われる制限の解除のことを以下では「通常解除」と呼ぶ場合がある。
S50では、ユーザ6は、端末装置10の操作部12に所定のアプリ起動指示を入力し、アプリケーション34を起動させる。S50の処理の内容は図5のS10と同様である。
この状態で、S52において、ユーザ6は、操作部12に所定の解除操作を入力することができる。具体的には、ユーザ6は、マイページ画面に表示されている解除ボタン(即ち、通常解除を指示するためのボタン)を押す操作を行う。
S54では、端末装置10は、ユーザID「U1」を含む解除要求信号を、本体60(即ち管理装置50)に送信する。解除要求信号は、端末装置10の画像撮影機能の制限の解除を管理装置50に対して要求するためのリクエスト信号である。
S56では、本体60は、受信された解除要求信号に含まれるユーザID「U1」を用いてユーザデータ80Aの確認を行う。具体的には、本体60は、メモリ72のユーザデータベース74を参照し、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在することを確認する。そして、本体60は、ユーザデータ80A内の現状情報83Aが、管理装置50によって画像撮影機能の制限が行われている状況を示す「制限中」であることを確認する。図示しないが、S56において、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在しない場合や、ユーザデータ80Aの現状情報83Aが「未制限」を示す場合には、本体60はエラー通知を端末装置10に行い、処理をエラー終了する。
S58では、本体60は、ユーザデータ80Aに含まれる情報を用いて、解除用情報コードデータを生成する。解除用情報コードデータは、解除用情報コードを表す画像データである。本実施例では、解除用情報コードデータによって表される解除用情報コードも、二次元コードである(他の例では一次元コードであってもよい)。解除用情報コードも、暗号化されていない公開領域と、暗号キー(図3の符号93参照)で暗号化された非公開領域と、を備える。公開領域には、ユーザID「U1」と、画像撮影機能の制限の解除を希望することを示す解除関係情報と、が記録される。非公開領域には、ユーザの氏名、会社名、所属、連絡先等、各種ユーザ関係情報が記録される。
S60では、本体60は、S58で生成された解除用情報コードデータを端末装置10に送信する。
S62では、端末装置10は、本体60(管理装置50)から受信された解除用情報コードデータによって表される解除用情報コードを表示部14に表示させる。
S64では、ユーザ6は、解除用情報コードが表示された表示部14を、通用口近傍に設置された読取装置90に近づける。
S66では、読取装置90は、読取部92によって、表示部14に表示された解除用情報コードを読み取る。このとき、読取部92は、暗号化されていない公開領域に記録されたユーザID「U1」及び解除関係情報を取得する。それとともに、読取部92は、暗号キー93を用いて、暗号化されている非公開領域を復号化し、非公開領域に記録されたユーザ関係情報を取得する。
S68では、読取装置90は、S66の読み取りの結果(ユーザID「U1」、解除関係情報、ユーザ関係情報等)を本体60に供給する。
S70では、本体60は、取得された読み取り結果に含まれるユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aを特定する。
続くS72では、本体60は、ユーザデータ80Aに含まれる連絡先(例えば、ユーザID「U1」)をあて先として利用して、端末装置10に解除指示信号を送信する。解除指示信号は、画像撮影機能の制限の解除を指示するための信号である。
S74では、端末装置10は、解除指示信号に従って、画像撮影機能の制限を解除する。この結果、再び、端末装置10のカメラ16を用いた画像撮影が可能となる。
S76では、端末装置10は、画像撮影機能の制限が解除されたことを示す解除完了信号を本体60(管理装置50)に送信する。
S78では、本体60は、S30で特定されたユーザデータ80Aを更新する。具体的には、本体60は、制限履歴情報82Aに、機能の実行の制限が解除された際の日時を新たに記録する。そして、本体60は、現状情報83Aを、制限されていないことを示す「未制限」に切り替える。
S80では、本体60は、所定の報知信号を読取装置90に供給する。
S82では、読取装置90は、報知信号に従って、報知部94に報知動作を実行させる。報知動作は、例えば、発光部の発光、スピーカからの報知音の出力等の各種動作を含む。S82の報知動作の内容は、制限完了時の報知動作の内容(図5のS42)とは異なっていてもよい。
このように、本実施例では、画像撮影機能の実行が制限されている端末装置10のユーザ6は、その端末装置10の表示部14に表示された解除用情報コードを、管理装置50の読取部92に読み取らせることによって、端末装置10の画像撮影機能の制限を解除することができる。従って、来客者が会社に入退場するための来客用通用口等に読取装置90を配置しておいて、会社に入場する際に画像撮影機能を制限した端末装置10のユーザ6(即ち来客者)に、表示部14への解除用情報コードの表示と、読取装置90での読取の各操作を行わせるようにすれば、会社から来客者が退場する際に、端末装置10の画像撮影機能の制限を適切に解除させることができる。このように、本実施例の構成によると、端末装置10の画像撮影機能の制限を適切に解除することもできる。
また、上記のように、解除用情報コードも、公開領域と非公開領域とを含む。上記制限用情報コードの場合と同様に、仮に、解除用情報コードが、暗号キーを記憶していない読取装置によって読み取られた場合であっても、ユーザの氏名等の有意な情報(具体的に言うと、個人情報に属する情報等)が取得される事態を抑制することができる。端末管理システム2外にユーザの氏名等の有意な情報が漏洩することを抑制することができる。
また、上記の通り、端末装置10において画像撮影機能の制限の解除が完了した場合にも、読取装置90の報知部94が所定の報知動作を実行する(S82)。その結果、読取装置90の周囲の者(この例では、端末装置10のユーザ、通用口前の守衛職員等)が、端末装置10において画像撮影機能の制限の解除が行われたことを把握することができる。守衛職員等が、制限が解除されたことを容易に確認することができる。
(解除時(特別解除);図7)
図7は、上記図5の手法で端末装置10の画像撮影機能の実行を制限した上で、来客者であるユーザ6が会社に入場した後で、当該ユーザ6が、何らかの事情で、図6の手法で制限が解除されないままで会社外に移動した場合(例えば、社員とともに正規の通用口以外から社外に出た場合等)において、入場の際に行った画像撮影機能の制限を解除する場合の各構成要素の動作を示す。図7の例のように、図6の手法で制限が解除されないまま会社外に移動した後で行われる制限の解除のことを以下では「特別解除」と呼ぶ場合がある。
S90では、ユーザ6は、端末装置10の操作部12に所定のアプリ起動指示を入力し、アプリケーション34を起動させる。S50の処理の内容は図5のS10と同様である。
この状態で、S92において、ユーザ6は、操作部12に所定の特別解除操作を入力することができる。具体的には、ユーザ6は、マイページ画面に表示されている特別解除ボタン(即ち、特別解除を指示するためのボタン)を押す操作を行う。
S94では、端末装置10は、ユーザID「U1」を含む特別解除要求信号を、本体60(即ち管理装置50)に送信する。特別解除要求信号は、特別解除を管理装置50に対して要求するためのリクエスト信号である。
S96では、本体60は、本体60は、受信された特別解除要求信号に含まれるユーザID「U1」を用いてユーザデータ80Aの確認を行う。具体的には、本体60は、メモリ72のユーザデータベース74を参照し、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在することを確認する。そして、本体60は、ユーザデータ80A内の現状情報83Aが、管理装置50によって画像撮影機能の制限が行われている状況を示す「制限中」であることを確認する。図示しないが、S96において、ユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aが存在しない場合や、ユーザデータ80Aの現状情報83Aが「未制限」を示す場合には、本体60はエラー通知を端末装置10に行い、処理をエラー終了する。
S100では、本体60は、現在の端末装置10の位置を示す位置情報の送信を要求するための位置情報要求信号を端末装置10に送信する。
S102では、端末装置10は、GPS受信機22を介して、端末装置10の現在の位置を示す位置情報を取得する。続くS104では、端末装置10は、S102で取得した位置情報と、ユーザID「U1」と、を本体60(管理装置50)に送信する。
S106では、本体60は、受信した位置情報及びユーザID「U1」に基づいて、ユーザID「U1」に対応する端末装置10の現在の位置が、会社のエリア外である(即ち現在、端末装置10が社外に存在する)ことを確認する。なお、図示しないが、S106において、端末装置10の現在の位置が、会社のエリア内である(即ち、現在、端末装置10が依然社内に存在する)場合には、本体60はエラー通知を端末装置10に行い、処理をエラー終了する。
S108では、本体60は、端末装置10に特別解除指示信号を送信する。特別解除指示信号は、解除指示信号と同様に、画像撮影機能の制限の解除を指示するための信号である。
S110では、端末装置10は、特別解除指示信号に従って、画像撮影機能の制限を解除する。この結果、再び、端末装置10のカメラ16を用いた画像撮影が可能となる。
S112では、端末装置10は、画像撮影機能の制限が解除されたことを示す解除完了信号を本体60(管理装置50)に送信する。
S114では、本体60は、S30で特定されたユーザデータ80Aを更新する。具体的には、本体60は、制限履歴情報82Aに、機能の実行の制限が解除された際の日時を新たに記録する。そして、本体60は、現状情報83Aを、制限されていないことを示す「未制限」に切り替える。
このように、本実施例では、画像撮影機能の実行が制限されている端末装置10のユーザ6は、端末装置10が特定エリア外(即ち会社外)に存在している間に、端末装置10に対して特別解除操作(S92)を入力し、端末装置10に、特別解除要求信号及び位置情報を送信させることによって、端末装置10の画像撮影機能の制限を解除することができる。従って、本実施例によると、例えば、何らかの事情で、画像撮影機能の実行が制限された端末装置10が、図6の手法による通常解除が行われないままに会社外に移動した場合において、端末装置10に特別解除要求信号を送信させれば、端末装置10の画像撮影機能の制限を適切に解除させることができる。このように、本実施例による場合も、端末装置10の画像撮影機能の制限を適切に解除することができる。
本実施例と請求項の記載の対応関係を説明しておく。端末装置10が「特定の端末装置」の一例である。ユーザ6が「特定のユーザ」の一例である。画像撮影機能が「特定の機能」の一例である。ユーザIDが「特定の識別情報」の一例である。制御部30が「端末制御部」の一例であり、制御部70が「管理制御部」の一例である。また、カメラ16が「撮影部」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、制限要求信号(図5のS14)、解除要求信号(図6のS54)、特別解除要求信号(図7のS94)には、ユーザID「U1」が含まれ、これらの信号を受信した本体60は、各信号に含まれるユーザID「U1」を含むユーザデータ80Aの存在を確認している(図5のS16、図6のS56、図7のS96)。これに限られず、制限要求信号、解除要求信号、特別解除要求信号には、ユーザID「U1」に代えて、端末装置10を識別するための機器ID(図4の「T1」)が含まれてもよい。さらに他の例では、制限要求信号、解除要求信号、特別解除要求信号には、ユーザIDと機器IDとが両方含まれていてもよい。これらの変形例において各信号に含まれるユーザID及び/又は機器IDが、「特定の識別情報」の一例である。
(変形例2)上記の実施例では、画像撮影機能が制限された端末装置10の制限を解除する手法として、通常解除(図6参照)と特別解除(図7参照)の二つの手法が採用されている。これに限られず、端末装置10の制限を解除する手法として、通常解除と特別解除のどちらかのみが採用されてもよい。また、端末装置10の制限を解除する手法として、通常解除と特別解除以外の他の手法が採用されてもよい。
(変形例3)上記の実施例では、特別解除(図7参照)が行われるためには、端末装置10の現在の位置が会社のエリア外である必要がある(S106参照)。変形例では、端末装置10から特別解除要求信号が送信された場合、端末装置10の現在の位置が会社のエリア内である場合であっても、端末装置10の画像撮影機能の制限を解除してもよい。
(変形例4)上記の実施例では、端末装置10が特別解除(図7参照)を要求する場合、ユーザID「U1」を含む特別解除要求信号と、位置情報と、を別個に本体60(管理装置50)に送信している(S94、S104)。変形例では、端末装置10が特別解除を要求する場合には、ユーザID「U1」を含む特別解除要求信号と、位置情報と、を同時に本体60に送信するようにしてもよい。一般的に言うと、端末制御部は、特別解除要求信号が管理装置に送信される場合に、位置情報を管理装置に送信すればよい。
(変形例5)上記の実施例では、端末装置10が実行可能な複数個の機能のうち、カメラ16による画像撮影機能が制限の対象とされている。制限の対象となる機能はこれに限られず、他の機能であってもよい。例えば、公衆回線を利用した電話通信機能が制限の対象であってもよい。この場合、電話通信機能が「特定の機能」の一例である。
(変形例6)上記の実施例では、制限用情報コード、解除用情報コードは、いずれも、公開領域と非公開領域を有する態様の情報コードである。これに限られず、制限用情報コード、解除用情報コードは、公開領域のみを有する情報コードであってもよい。その場合、制限用情報コード、解除用情報コードには、ユーザの氏名等のユーザ関係情報が記録されなくてもよい。
(変形例7)上記の実施例では、端末装置10の画像撮影機能が制限された場合(図5のS34)、及び、端末装置10の画像撮影機能の制限が通常解除によって解除された場合(図6のS74)に、読取装置90において報知動作が行われる(S42、S82)。変形例では、読取装置90の報知部94が省略されてもよい。読取装置90が報知動作を行わなくてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:端末管理システム
4:インターネット
6:ユーザ
10:端末装置
12:操作部
14:表示部
16:カメラ
18:スピーカ
20:マイク
22:GPS受信機
24:通信I/F
30:制御部
32:メモリ
34:アプリケーション
50:管理装置
60:本体
62:操作部
64:表示部
66:通信I/F
70:制御部
72:メモリ
73:アプリケーション
74:ユーザデータベース
80A:ユーザデータ
80B:ユーザデータ
80C:ユーザデータ
81A:ユーザ関連情報
82A:制限履歴情報
83A:現状情報
90:読取装置
92:読取部
93:暗号キー
94:報知部

Claims (6)

  1. 端末管理システムであって、
    特定の機能を実行可能な特定の端末装置と、
    前記特定の端末装置と通信可能に設けられる管理装置と、を備えており、
    前記特定の端末装置は、表示部と、端末制御部と、を備えており、
    前記端末制御部は、
    前記特定の機能の実行が制限されていない場合に、前記特定の端末装置と前記特定の端末装置の特定のユーザとのうちの少なくとも一方を識別するための特定の識別情報と、前記特定の機能の実行の制限に関係する制限関係情報と、が記録された制限用情報コードを前記表示部に表示させ、
    前記制限用情報コードが前記表示部に表示された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限を指示するための制限指示信号を受信する場合に、受信された前記制限指示信号に従って、前記特定の機能の実行を制限し、
    前記管理装置は、メモリと、読取部と、管理制御部と、を備えており、
    前記メモリは、1個以上の端末装置のそれぞれについて、前記端末装置と前記端末装置のユーザとのうちの少なくとも一方を識別するための1個以上の識別情報を記憶しており、
    前記読取部は、前記表示部に表示された前記制限用情報コードを読み取って、前記制限用情報コードに記録された前記特定の識別情報と前記制限関係情報とを取得し、
    前記管理制御部は、前記読取部によって前記特定の識別情報と前記制限関係情報とが取得され、かつ、取得された前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されている場合に、前記特定の端末装置に対して前記制限指示信号を送信する、
    端末管理システム。
  2. 前記端末制御部は、さらに、
    前記特定の機能の実行が制限されている場合に、前記特定の識別情報と、前記特定の機能の制限の解除に関係する解除関係情報と、が記録された解除用情報コードを前記表示部に表示させ、
    前記解除用情報コードが前記表示部に表示された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限の解除を指示するための解除指示信号を受信する場合に、受信された前記解除指示信号に従って、前記特定の機能の実行の制限を解除し、
    前記読取部は、さらに、前記表示部に表示された前記解除用情報コードを読み取って、前記解除用情報コードに記録された前記特定の識別情報と前記解除関係情報とを取得し、
    前記管理制御部は、さらに、前記読取部によって前記特定の識別情報と前記解除関係情報とが取得され、かつ、取得された前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されている場合に、前記特定の端末装置に対して前記解除指示信号を送信する、
    請求項1に記載の端末管理システム。
  3. 前記特定の端末装置は、さらに、前記特定の端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記端末制御部は、さらに、
    前記特定の機能の実行が制限されている場合に、前記特定の識別情報を含む特別解除要求信号であって、前記特定の機能の実行の制限の解除を要求するための前記特別解除要求信号を前記管理装置に送信し、
    前記特別解除要求信号が前記管理装置に送信される場合に、前記位置情報を前記管理装置に送信し、
    前記特別解除要求信号及び前記位置情報が送信された後で、前記管理装置から、前記特定の機能の実行の制限の解除を指示するための特別解除指示信号を受信する場合に、受信された前記特別解除指示信号に従って、前記特定の機能の実行の制限を解除し、
    前記管理制御部は、さらに、前記特定の端末装置から、前記特別解除要求信号及び前記位置情報を受信し、受信された前記特別解除要求信号に含まれる前記特定の識別情報が前記メモリ内に記憶されており、かつ、前記位置情報によって示される前記特定の端末装置の位置が特定エリア外であると判断される場合に、前記特定の端末装置に対して前記特別解除指示信号を送信する、
    請求項1又は2に記載の端末管理システム。
  4. 前記特定の端末装置は、さらに、画像を撮影可能な撮影部を備え、
    前記特定の機能は、前記撮影部による撮影機能である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の端末管理システム。
  5. 前記制限用情報コードは、
    暗号キーによって暗号化されていない公開領域であって、前記特定の識別情報と前記制限関係情報とが記録された前記公開領域と、
    前記暗号キーによって暗号化されている非公開領域であって、前記特定のユーザの氏名を含むユーザ関係情報が記録された前記非公開領域と、を備えており、
    前記読取部は、前記暗号キーを記憶しており、前記制限用情報コードを読み取る際に、前記暗号キーを用いて前記非公開領域に記録された情報を復号して取得する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の端末管理システム。
  6. 前記端末制御部は、さらに、
    前記特定の機能の実行を制限した場合に、前記特定の機能の実行の制限が完了したことを示す制限完了信号を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、さらに、所定の報知動作を実行可能な報知部を備えており、
    前記管理制御部は、さらに、前記特定の端末装置から前記制限完了信号を受信すると、前記報知部に前記所定の報知動作を実行させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の端末管理システム。
JP2019150610A 2019-08-20 2019-08-20 端末管理システム Active JP7200881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150610A JP7200881B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 端末管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150610A JP7200881B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 端末管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021033474A JP2021033474A (ja) 2021-03-01
JP7200881B2 true JP7200881B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=74678220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019150610A Active JP7200881B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 端末管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7200881B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020082002A1 (en) 2000-12-27 2002-06-27 Kenichi Fujii System for regulating entrance/exit of person and communication of wireless communication terminal, entrance/exit regulating apparatus to be used for the system, and wireless communication apparatus whose communication is to be restricted
JP2004349935A (ja) 2003-05-21 2004-12-09 Seiko Epson Corp 端末制御システムおよび携帯情報端末
JP2005025686A (ja) 2003-07-03 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末
JP2005258990A (ja) 2004-03-15 2005-09-22 Dainippon Printing Co Ltd カメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置
JP2007300447A (ja) 2006-05-01 2007-11-15 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2016131277A (ja) 2015-01-13 2016-07-21 株式会社リコー 端末制御システム、端末制御装置および端末制御プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020082002A1 (en) 2000-12-27 2002-06-27 Kenichi Fujii System for regulating entrance/exit of person and communication of wireless communication terminal, entrance/exit regulating apparatus to be used for the system, and wireless communication apparatus whose communication is to be restricted
JP2004349935A (ja) 2003-05-21 2004-12-09 Seiko Epson Corp 端末制御システムおよび携帯情報端末
JP2005025686A (ja) 2003-07-03 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末
JP2005258990A (ja) 2004-03-15 2005-09-22 Dainippon Printing Co Ltd カメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置
JP2007300447A (ja) 2006-05-01 2007-11-15 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2016131277A (ja) 2015-01-13 2016-07-21 株式会社リコー 端末制御システム、端末制御装置および端末制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021033474A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10027842B2 (en) Setting system, image processing device, remote control method, and remote control program
KR101490583B1 (ko) 블랙박스 기능을 갖는 스마트 디지털 도어록 시스템
KR20160030470A (ko) 액세스 인증 방법, 장치, 시스템, 프로그램 및 기록매체
CN102084372A (zh) 用于监视对设备的未授权使用的系统
CN102084369A (zh) 用于监视对设备的未授权使用的系统
US8427541B2 (en) Information terminal, and method and program for restricting executable processing
KR101639147B1 (ko) 음성 서비스에서의 정보 송신 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
JP4727378B2 (ja) 外来者受付システム、屋外機および通信端末
JP2014187449A (ja) 携帯端末、情報管理システム、情報管理装置、情報管理方法およびプログラム
CN106909827A (zh) 应用账户管理方法及装置
US11823674B2 (en) System and method of deploying a virtual assistant at an electronic media device for obtaining information related to a public-safety incident
JP2007316962A (ja) 作業者管理方法、これに用いる情報処理装置及び作業者端末、プログラム
JP2017038359A (ja) 集合住宅用通話管理システム、及び通話管理システム
JP7200881B2 (ja) 端末管理システム
JP2006319575A (ja) 携帯端末システムおよび携帯端末機の機能制限方法
JP7105035B2 (ja) サーバ、情報処理方法、情報処理システム、デバイス及びプログラム
KR20170136902A (ko) 이동 단말기를 이용한 도어락 장치의 제어 방법
US20210366216A1 (en) Video Doorbell Visitor Filtration Apparatuses and Date-Time System Methods of Operation
KR101537272B1 (ko) 정보 보안 관리를 위한 사용자 단말기 제어 시스템 및 방법
KR20160109899A (ko) 모바일, 이를 이용한 자물쇠 관리 방법 및 이 방법을 구현하는 프로그램이 기록된 기록매체
JPWO2016117155A1 (ja) 携帯端末機器、情報管理機器、及び情報管理システム
JP2013131923A (ja) インターホンシステム、制御方法、及びプログラム
JP2006188922A (ja) 入退室管理システムおよび方法
JP5443913B2 (ja) 電話帳共有システム、サーバ、及び、プログラム
JP6061617B2 (ja) 移動体通信端末及び端末制御用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7200881

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150