JP2005025686A - 電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末 - Google Patents

電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる電子チケットシステムを提供する。
【解決手段】 携帯情報端末101からチケット選択情報をチケット発券システム104に送信すると、チケット発券システム104は、チケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムがパッケージ化されたチケットデータを生成し、携帯情報端末101に送信する。携帯情報端末101は、受信したチケットデータを記憶部に格納する。この携帯情報端末101を所持するユーザがイベント会場等に移動すると、そのゲート等に設置されたチケット確認端末105によってチケット情報が読み出され、チケット発券システム104に登録されたものであると確認された場合、携帯情報端末101の制御プログラムの実行が許可され、呼び出し音、カメラによる撮影などの機能が制限される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末がネットワークを介して接続された電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末に関する。
従来、各種イベントの入場券や、交通機関の乗車券、乗船券、航空券を購入する方法として、所定のチケット販売窓口で直接購入する方法、電話で予約してからチケット販売窓口で購入する方法、インターネット等のネットワークを利用して予約して購入する方法などがある。このうち、インターネットを使ってチケットを販売するシステムでは、インターネットを介してチケットを予約することだけが行われており、チケットを実際入手するためには、郵送等で手元に入手するか、あるいは店頭に出向いて入手しなければならず、予約以降のチケットの販売方法はそれ以前と比べて大差なかった。また、チケットそのものは従来から使用されている通常の印刷物であった。
このような状況を改善するための電子チケットシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電子チケットシステムでは、携帯情報端末の画面そのものを、チケット情報を含むチケット画面として利用している。この他にも、印刷されたチケットの代わりに、携帯情報端末を用いる電子チケットシステムが提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2002−183769号公報(第3頁、図1) 特開2002−83333号公報 特開2002−170005号公報
しかしながら、上記従来の電子チケットシステムでは、チケットそのものを電子化できるが、各種イベント会場や交通機関に携帯情報端末を持ち込まなければならず、この携帯情報端末の呼び出し音が開催中のイベントの演出効果を妨げたり、この携帯情報端末による通話が交通機関を利用している他の乗客の迷惑になるおそれがあった。
また、従来、印刷物であったチケットが、携帯情報端末内の記憶装置に電子データとして格納され、通常見えない状態にあるので、備忘のためなどに普段からチケットとして目に付く場所に貼っておくためには、プリンタで紙面に印刷しなければならず、面倒であった。したがって、そのままでは、ユーザがイベントの開催日や開催時間、チケットの乗車駅、乗車時間を忘れてしまうおそれがあった。
さらに、イベント開催場所に行くために、イベントポスタに印刷された地図や会場名などから、地図を用いてその場所や交通機関について調べなければならなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、チケット利用に関する情報を容易に知ることができる電子チケットシステム、電子チケット処理方法、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末を提供することを他の目的とする。
本発明の電子チケットシステムは、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末がネットワークを介して接続された電子チケットシステムであって、前記携帯情報端末からチケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信手段と、前記チケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを前記発券装置により生成するチケットデータ生成手段と、前記生成されたチケットデータを前記発券装置から前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信手段と、前記チケットデータを受信して前記携帯情報端末に格納する格納手段と、前記制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更する機能変更手段と、を備えるものである。
上記構成により、チケット利用時などに携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。例えば、各種イベント会場における携帯情報端末の呼び出し音による演出の妨げや、交通機関利用中の通話による他の乗客への迷惑などを防止できる。
また、本発明の一態様として、上記電子チケットシステムであって、前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出手段と、前記読み出されたチケット情報が前記発券装置に登録されたものであるか否かを照合する照合手段と、前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された前記制御プログラムの実行を許可する許可手段と、を備え、前記機能変更手段は、前記許可された制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更するものとする。
上記構成により、携帯情報端末に格納されたチケット情報が照合された場合に、制御プログラムを実行して携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。
また、本発明の一態様として、上記電子チケットシステムであって、前記機能変更手段は、前記携帯情報端末の特定機能を制限するものとする。
上記構成により、チケット利用時や携帯情報端末のチケット情報が照合された場合などに、制御プログラムを実行して携帯情報端末の特定機能を制限することができ、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。
また、本発明の一態様として、上記電子チケットシステムであって、前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる日時データを基に前記携帯情報端末に搭載されたタイマの時刻を設定し、この設定された時刻に達したときに、その旨を通知するものとする。
上記構成により、例えばタイマの時刻をチケット情報に対応するイベントの日時や交通機関の利用時などの所定期間前に設定することで、ユーザにその時刻に達したことを知らせることが可能となる。これによって、ユーザがチケットに関する情報を容易に知ることができ、イベントの開催日や開始時刻、乗車時刻などを忘れてしまうことを防げる。
また、本発明の一態様として、上記電子チケットシステムであって、前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる位置データ、及び前記携帯情報端末に搭載されたGPS受信部により得られた当該携帯情報端末の位置データを基に、前記チケット情報に対応する利用場所までの地図を表示するものとする。
上記構成により、チケット情報に対応する利用場所として、例えばイベント開催場所や乗車駅までの地図を表示することで、ユーザにチケットを利用する際の場所情報を提供できる。これによって、ユーザがチケットに関する情報を容易に知ることができ、利便性を向上できる。
また、本発明の一態様として、上記電子チケットシステムであって、前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる位置データ、及び前記携帯情報端末に搭載されたGPS受信部により得られた当該携帯情報端末の位置データを基に、前記チケット情報に対応する利用場所までの交通機関の移動経路を表示するものとする。
上記構成により、チケット情報に対応する利用場所として、例えばイベント開催場所や乗車駅までの交通機関の移動経路を表示することで、ユーザにチケットを利用する際の経路情報を提供できる。これによって、ユーザがチケットに関する情報を容易に知ることができ、利便性を向上できる。
本発明の電子チケット処理方法は、携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末がネットワークを介して接続された電子チケットシステムにおける電子チケット処理方法であって、前記携帯情報端末からチケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信ステップと、前記チケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを前記発券装置により生成するチケットデータ生成ステップと、前記生成されたチケットデータを前記発券装置から前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信ステップと、前記チケットデータを受信して前記携帯情報端末に格納する格納ステップと、前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出ステップと、前記読み出されたチケット情報が前記発券装置に登録されたものであるか否かを照合する照合ステップと、前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された前記制御プログラムの実行を許可する許可ステップと、前記許可された制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更する機能変更ステップと、を有するものである。
上記手順により、チケット利用時などに携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。例えば、各種イベント会場における携帯情報端末の呼び出し音による演出の妨げや、交通機関利用中の通話による他の乗客への迷惑などを防止できる。
本発明の携帯情報端末は、ネットワークを介して発券装置及びチケット確認端末に接続可能な携帯情報端末であって、チケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信手段と、前記チケット選択情報を基に前記発券装置によって生成されたチケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを、前記発券装置から受信して記憶手段に格納する格納手段と、前記記憶手段に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出手段と、前記制御プログラムを実行し、当該携帯情報端末の機能を変更する機能変更手段と、を備えるものである。
上記構成により、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを取得して格納し、チケット利用時などに制御プログラムを実行することで、携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。
本発明の発券装置は、ネットワークを介して携帯情報端末及びチケット確認端末に接続可能な発券装置であって、前記携帯情報端末から送信されたチケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを生成するチケットデータ生成手段と、前記生成されたチケットデータを前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信手段と、前記チケット確認端末によって前記携帯情報端末から読み出されたチケット情報が登録されたものであるか否かを照合する照合手段と、を備えるものである。
上記構成により、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを生成して携帯情報端末に供給することで、携帯情報端末側では、チケット利用時に携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。
本発明のチケット確認端末は、ネットワークを介して携帯情報端末及び発券装置に接続可能なチケット確認端末であって、前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を取得するチケット情報取得手段と、前記取得したチケット情報が登録されたものであるか否かを照合するために、前記発券装置に前記チケット情報を送信するチケット情報送信手段と、前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された制御プログラムの実行を許可する許可手段と、を備えるものである。
上記構成により、チケット利用時に携帯情報端末に格納されたチケット情報を取得し、チケット情報の照合結果によって携帯情報端末に格納された制御プログラムの実行を許可することで、携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。
本発明によれば、携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。また、チケット利用に関する情報を容易に知ることができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における電子チケットシステムの構成を示す図である。電子チケットシステムは、携帯情報端末101、ネットワーク102、無線基地局103、チケット発券システム104、チケット確認端末105、及びGPS衛星106を有して構成される。なお、簡単のため、GPS衛星は1つのみ図示する。
携帯情報端末101は、各種演算処理や無線によるデータの送受信が可能であり、さらにGPSデータ受信機能を備えている。この携帯情報端末の構成の詳細については後述する。ネットワーク102は、インターネット等の広域情報ネットワークを含んで構成される。無線基地局103は、移動体通信システム等の無線通信網の基地局であり、携帯情報端末101と無線によるデータの送受信が可能である。チケット発券システム104は、チケットの発券処理、発券情報の蓄積、管理を行うものである。さらに、チケット発券システム104は、ネットワーク102を経由してチケット確認端末105と情報の送受信が可能である。このチケット発券システムの構成の詳細については後述する。
チケット確認端末105は、携帯情報端末101に蓄積された電子チケットが正規に発券されたものであるか否かを確認する。また、チケット確認端末105はネットワーク102を経由してチケット発券システム104に接続されており、チケット発券システム104に蓄積されている発券情報を検索、照合することが可能である。このチケット確認端末の構成の詳細については後述する。GPS衛星106は、携帯情報端末101が現在位置を算出するために必要なGPSデータを送信する。
図2は携帯情報端末101の構成を示す図である。携帯情報端末101は、アンテナ及びスイッチ部201、復調部202、変調部203、信号処理部204、GPS部205、CPU(プロセッサ)206、表示部207、入力部208、スピーカ209、タイマ210、記憶部211、及びチケットデータ通信部212を有して構成される。
アンテナ及びスイッチ部201は、スイッチによって送信系と受信系を切り替えることにより、1本のアンテナで無線の送信及び受信を行う。復調部202は、アンテナ及びスイッチ部201から受信した無線信号を復調し、信号処理部204に受信データを出力する。変調部203は、信号処理部204からの送信データを変調し、アンテナ及びスイッチ部201に出力する。
信号処理部204は、復調部202から入力された受信データに信号処理を施し、また送信すべきデータに信号処理を施して変調部203に出力する。GPS部205は、GPS衛星106から受信したGPSデータを基に、現在の携帯情報端末101の位置情報(緯度、経度)を算出し、CPU206に出力する。
CPU206は、携帯情報端末101のシステム全体の制御、各種演算処理、記憶部211に格納されたプログラムの実行などを行う。表示部207は、LCDなどから構成され、ユーザインタフェースとしての制御画面の表示や情報の表示を行う。入力部208は、操作キーなどから構成され、ユーザからの入力操作などによる携帯情報端末101の制御情報をCPU206に入力する。
スピーカ209は、CPU206からの出力音声信号に基づき音声を発音し、この音声により情報をユーザに通知する。タイマ210は、CPU206によって設定された日時に達したことをCPU206に通知する。記憶部211は、CPU206によって使用される各種情報やプログラムを格納している。チケットデータ通信部212は、チケット確認端末105との間でデータの送受信を行う。
図3はチケット発券システム104の構成を示す図である。チケット発券システム104は、復調部301、変調部302、信号処理部303、CPU(プロセッサ)304、表示部305、入力部306、及び記憶部307を有して構成される。復調部301は、ネットワーク102から受信した信号を復調し、信号処理部303に受信データを出力する。変調部302は、信号処理部303からの送信データを変調し、ネットワーク102に出力する。信号処理部303は、復調部301から入力された受信データに信号処理を施し、また送信すべきデータに信号処理を施して変調部302に出力する。
CPU304は、チケット発券システム104のシステム全体を制御する。表示部305は、CRTやLCDなどから構成され、制御情報などを表示する。入力部306は、操作キーなどから構成され、システム管理者からの入力操作などによるチケット発券システム104の制御情報をCPU304に入力する。記憶部307は、CPU304によって使用される顧客データベース、プログラム、各種データを格納する。
図4はチケット確認端末105の構成を示す図である。チケット確認端末105は、復調部401、変調部402、信号処理部403、チケットデータ通信部404、CPU(プロセッサ)405、表示部406、入力部407、及び記憶部408を有して構成される。
復調部401は、ネットワーク102から受信した信号を復調し、信号処理部403に受信データを出力する。変調部402は、信号処理部403からの送信データを変調し、ネットワーク102に出力する。信号処理部403は、復調部401から入力された受信データに信号処理を施し、また送信すべきデータに信号処理を施して変調部402に出力する。
チケットデータ通信部404は、携帯情報端末101とデータの送受信を行う。CPU405は、チケット確認端末105のシステム全体を制御する。表示部406は、CRTやLCDなどから構成され、チケット確認結果や制御情報などを表示する。入力部407は、操作キーなどから構成され、チケット確認者からの入力操作などによる制御情報を入力してCPU405に通知する。記憶部408は、CPU405によって使用される各種情報やプログラムを格納する。
以下に、上記構成を有する電子チケットシステムの動作を説明する。図5は電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャートである。図6及び図7はユーザ、携帯情報端末、チケット発券システム及びチケット確認端末の各処理を示す図である。これらの処理は、各装置の記憶部211、307、408に記憶されたプログラムに基づき、CPU206、304、403上でそれぞれプログラムを実行することにより実現される。
チケット発券システム104は、前述したように、ネットワーク102に接続されており、一般ユーザは自由にネットワーク102を介してチケット情報(各種イベントの開催日時、料金、場所、交通機関の利用日時、料金など)にアクセスすることが可能である。
ユーザは、携帯情報端末101を用いてネットワーク102に接続されたチケット発券システム104にアクセスし、表示部207に表示されたチケット情報を閲覧し、希望するチケットがあった場合、入力部208を操作して希望するチケットを選択する(ステップS1、U1)。このとき、CPU206は、入力部208の操作内容から、ユーザによって選択されたチケット選択情報を信号処理部204に出力する。信号処理部204は、CPU206から入力されたチケット選択情報に信号処理を施して変調部203に出力する。変調部203は、信号処理部204から入力されるチケット選択情報を変調し、アンテナ及びスイッチ部201に出力する。アンテナ及びスイッチ部201は、変調部203から入力された変調データを無線で送信する(K1)。尚、ステップS1、K1の処理は、請求項に記載の選択情報送信手段に相当する。そして、無線基地局103は、携帯情報端末101からのチケット選択情報を受信し、ネットワーク102を介してチケット発券システム104に送信する。
チケット発券システム104内の復調部301は、ネットワーク102経由で携帯情報端末101から送信されたチケット選択情報を受信すると、チケット選択情報を復調して信号処理部303に出力する(H1)。信号処理部303は、復調部301から入力されたチケット選択情報に信号処理を施し、CPU304に出力する。CPU304は、信号処理部303から入力されたチケット選択情報を読み込み、選択されたチケットを認識する。そして、該当するチケットを購入する際に必要な情報のリストを記憶部307から検索し、その検索結果から発券に必要な情報要求データを生成する(H2)。CPU304は、発券に必要な情報要求データを信号処理部303に出力する。信号処理部303は、CPU304から入力される発券に必要な情報要求データに信号処理を施して変調部302に出力する。変調部302は、信号処理部303から入力される発券に必要な情報要求データを変調し、ネットワーク102を経由して携帯情報端末101に送信する(ステップS2、H3)。
ネットワーク102及び無線基地局103を経由して携帯情報端末101に送信された発券に必要な情報要求データは、携帯情報端末101内のアンテナ及びスイッチ部201で受信されると、復調部202で復調され、信号処理部204で信号処理が施された後、CPU206に読み込まれる(K2)。CPU206は、発券に必要な情報のリスト及び案内を表示部207に表示する(K3)。
ユーザは、表示部207に表示された発券に必要な情報リスト及び案内に従い、入力部208を操作して発券に必要な情報を入力する(U2)。CPU206は、入力部208からの入力情報を基に、発券に必要な情報データを生成し、信号処理部204で信号処理を施した後、変調部203で変調し、アンテナ及びスイッチ部201から無線で送信する(ステップS3、K4)。
無線基地局103及びネットワーク102を経由して送信された発券に必要な情報データは、チケット発券システム104内の復調部301で受信され、復調されると、信号処理部303で信号処理が施された後、CPU304に読み込まれる(ステップS4、H4)。CPU304は、ステップS4で受信した発券に必要な情報データを基に、チケット情報を生成する(ステップS5、H5)。このとき生成されるチケット情報は、各種開催イベントのチケットである場合、顧客番号、チケット名、枚数、暗号解読用コード、イベント開催日時、場所、席次番号、バーコード表示用二次元コードなどを含む。また、交通機関のチケットである場合、利用交通機関名、枚数、利用日時、乗車場所、暗号解読用のコード、席次番号、バーコード表示用二次元コードなどを含む。
CPU304は、ステップS5で生成されたチケット情報に対応する制御プログラムを記憶部307から読み出す(ステップS6、H6)。このとき読み出される制御プログラムは、チケットの種類に応じて、携帯情報端末101の機能を制限するものであり、例えばコンサートのチケットである場合、公演中の通話禁止、カメラの使用禁止などを設定するものである。また、この制御プログラムは、携帯情報端末101の機種に対応したプログラムとなっている。
この後、CPU304は、ステップS5で生成されたチケット情報、及びステップS6で読み出された制御プログラムを1つのファイルにチケットデータとしてパッケージ化する(ステップS7、H7)。尚、ステップS7、H7の処理は、請求項に記載のチケットデータ生成手段に相当する。CPU304は、パッケージ化されたチケットデータに対し、信号処理部303で信号処理を施し、変調部302で変調した後、ネットワーク102を経由して携帯情報端末101に送信する(ステップS8、H8)。尚、ステップS8、H8の処理は請求項に記載のチケットデータ送信手段に相当する。
ネットワーク102及び無線基地局103を経由して、アンテナ及びスイッチ部201に送信されたチケットデータは、復調部202で受信され、復調されると、信号処理部204で信号処理が施された後、CPU206に読み込まれる(ステップS9、K5)。CPU206は、受信したチケットデータを記憶部211に格納し、信号処理部204及び変調部203を経由してアンテナ及びスイッチ部201からチケットデータ受信完了データを無線で送信する(K6)。尚、ステップK6の処理は請求項に記載の格納手段に相当する。
チケットデータ受信完了データは、無線基地局103及びネットワーク102を経由して、チケット発券システム104の復調部301で受信され、復調されると、信号処理部303で信号処理が施され、CPU304に読み込まれる(H9)。CPU304は、チケットデータ受信完了データを読み込むと、記憶部307に格納された顧客データベースに、送付したチケットデータが受信された旨を記録し、顧客データペースを更新する(ステップS10、H10)。
携帯情報端末101内のCPU206は、チケットデータ受信完了データを送信すると、記憶部211に格納されたチケットデータを読み出し、制御プログラムファイル及びチケット情報ファイルに展開して再び記憶部211に格納する(ステップS11、K7)。この制御プログラムは、後述するステップS13でチケット情報が確認されるまで処理されず、その開始が待たされる。
この後、ユーザは、ステップS9で受信したチケットデータに対応する日時に、チケット利用場所に移動する。ここで、チケット利用場所とは、各種開催イベントのチケットである場合、イベント開催場所であり、交通機関のチケットである場合、利用駅、空港、港などである。
ユーザは、チケットを利用する場合、各種イベント会場の入場ゲート、改札口などに設置されたチケット確認端末105に対し、チケットの確認を行う(U3)。ここで、携帯情報端末101は、チケットデータ通信部212により、記憶部211に格納されたチケット情報を読み出してチケット確認端末105に送信する(K8)。一方、チケット確認端末105内のCPU405は、チケットデータ通信部404を用いて携帯情報端末101から読み取られるチケット情報の中から必要な情報だけをチケット読込データとして記憶部408に格納する(C1)。さらに、CPU405は、記憶部408に格納されたチケット読込データを、信号処理部403、変調部402及びネットワーク102を経由してチケット発券システム104に送信する(C2)。尚、ステップC2の処理は請求項に記載のチケット情報読出手段に相当する。
チケット発券システム104では、ネットワーク102経由でチケット確認端末105から出力されたチケット読み込みデータは、復調部301で受信され、復調されると、信号処理部303で信号処理が施され、CPU304に読み込まれる(H11)。CPU304は、記憶部307に格納された顧客データペースを検索し、チケット確認端末105からのチケット読み込みデータが既に登録されているものか否かを照合し、登録確認データを生成する(H12)。尚、ステップH12の処理は請求項に記載の照合手段に相当する。そして、CPU304は、生成した登録確認データを信号処理部303に出力して信号処理を施し、さらに変調部302で変調した後、ネットワーク102経由でチケット確認端末105に送信する(H13)。
チケット確認端末105では、チケット発券システム104からネットワーク102経由で送信された登録確認データは、復調部401で受信され、復調されると、信号処理部402で信号処理が施され、CPU405に読み込まれる。CPU405は、受信した登録確認データの内容を表示部406に表示し、その内容を確認する(ステップS12、C3)。確認の結果、チケット読み込みデータが顧客データベースに登録されているものであるか否かを判別し、登録されているものである場合、端末制御データを生成し、チケットデータ通信部404から携帯情報端末101に送信する(ステップS13、C4)。尚、ステップS13、C4の処理は請求項に記載の許可手段に相当する。一方、チケット読み込みデータが顧客データベースに登録されているものでなかった場合、そのまま本処理を終了する。尚、ステップS12の確認の結果、チケット読み込みデータが顧客データベースに登録されているものである場合、各種イベント会場の入場ゲートや改札口がオープンとなることは勿論である。
携帯情報端末101は、チケット確認端末105から送信された端末制御データを、チケットデータ通信部212を介して受信し、記憶部211に格納する(K9)。CPU206は、記憶部211に格納された端末制御データを読み込むと、ステップS11で実行待ちとなっていた制御プログラムを実行する(ステップS14、K10)。この制御プログラムが実行されたことにより、携帯情報端末101の特定機能が制限される。尚、ステップS14、K10の処理は請求項に記載の機能変更手段に相当する。ここで、特定機能の制限とは、例えば各種開催イベントのチケットである場合、呼び出し音、カメラによる撮影などの禁止であり、交通機関のチケットである場合、通話禁止などである。
この後、ユーザは、イベント終了後、もしくは交通機関利用後、各種イベント会場の退場ゲートや改札口などを通過する際、これらに設置されたチケット確認端末105により、チケットの無効化を行う(ステップS15、U4)。すなわち、チケット確認端末105内のCPU405は、記憶部408に格納された端末制御解除データを読み出し、チケットデータ通信部404から端末制御解除データを携帯情報端末101に送信する(C5)。この端末制御解除データは、ステップS14で実行された制御プログラムを停止し、制限されていた機能を回復するためのものである。
携帯情報端末101では、CPU206は、チケットデータ通信部211から受信した端末制御解除データを記憶部211に格納する(K11)。そして、CPU206は、記憶部211から読み出した端末制御解除データにより、ステップS14で実行した制御プログラムを停止し、さらに、停止した制御プログラムを記憶部211から削除する(ステップS16、K12)。この後、本処理を終了する。
このように、第1の実施形態の電子チケットシステムでは、イベントの内容に応じたチケット情報とこれに対応する制御プログラムを生成し、制御プログラム及びチケット情報がパッケージ化された電子チケット(チケットデータ)を発券するようにしている。これにより、制御プログラムによって携帯情報端末の各種機能を自動的に制御でき、携帯情報端末を持ち込むことによる様々な弊害を防止できる。具体的には、各種イベント会場における携帯情報端末の呼び出し音による演出の妨げを防止でき、また交通機関利用中の通話による他の乗客への迷惑を防止できる。
(第2の実施形態)
図8は本発明の第2の実施形態における電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャートである。第2の実施形態の電子チケットシステムの構成は、前記第1の実施形態と同じであり、また図5のステップS1〜S11までのステップ処理も同じであるので、同様の構成要素、処理手順には同一の符号、同一のステップ番号を付し、ここでは異なるステップ処理についてだけ説明する。
ステップS11で、携帯情報端末101内のCPU206は、記憶部211に格納されたチケットデータを読み出し、制御プログラムファイル及びチケット情報ファイルに展開して再び記憶部211に格納した後、展開された制御プログラムを実行する(ステップS12A)。この制御プログラムは、ステップS11で展開されたチケット情報を基に、携帯情報端末101に搭載されているタイマ210に日付及び時間を設定するものである。ユーザによって購入されたチケットが各種イベントである場合、このとき設定される日付はイベントが開催される日付であり、設定される時間は、例えばイベント開始予定時刻、その1時間程度前などである。また、交通機関の乗車券である場合、発車時刻の1時間前などである。
そして、タイマ210が設定された日時に達するまで待つ(ステップS13A)。設定された日時に達すると、CPU206は、スピーカ209に制御信号を出力し、音声によりイベント開始予定時刻に近づいたことをユーザに通知する(ステップS14A)。この後、本処理を終了する。尚、音声により通知する代わりに、表示部207にメッセージを表示して通知してもよい。
このように、第2の実施形態の電子チケットシステムによれば、ユーザがイベントの開催日や開催時間、チケットの乗車駅、乗車時間などを忘れてしまうおそれを無くすことができる。
(第3の実施形態)
図9は本発明の第3の実施形態における電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャートである。第3の実施形態の電子チケットシステムの構成は、前記第1の実施形態と同じであり、また図5のステップS1〜S11までのステップ処理も同じであるので、同様の構成要素、処理手順には同一の符号、同一のステップ番号を付し、ここでは異なるステップ処理についてだけ説明する。
ステップS11で、携帯情報端末101内のCPU206は、記憶部211に格納されたチケットデータを読み出し、制御プログラムファイル及びチケット情報ファイルに展開して再び記憶部211に格納した後、展開された制御プログラムを実行する(ステップS12A)。この制御プログラムは、携帯情報端末101に搭載されているGPS装置(GPS部205)を起動し、GPS衛星106から受信した位置情報を取得し、CPU206に出力するものである。CPU206は、GPS部205から入力される位置情報を基に、携帯情報端末101の現在位置情報(緯度、経度)を算出する。また、この制御プログラムは、ステップS11で展開されたチケット情報に含まれる位置情報を取り出すものである。この位置情報は、ユーザによって購入されたチケットが各種イベントである場合、イベントが開催される会場の位置情報であり、また、交通機関の乗車券である場合、出発駅の位置情報である。
そして、ユーザからの要求があるまで待機する(ステップS13B)。ここで、ユーザからの要求とは、ユーザによって購入されたチケットが各種イベントである場合、現在位置からイベントが開催される会場までの地図表示を開始させる要求であり、交通機関の乗車券である場合、現在位置から出発駅までの地図表示を開始させる要求である。また、この要求は、入力部208を介した直接入力、表示部207に表示されたアイコンの選択などによって行われる。
ユーザからの要求があると、CPU206は、地図を表示させるための地図データを記憶部211から検索する(ステップS14B)。CPU206は、ステップS14Bで検索された地図データ、及びステップS12Aで算出された2つの位置情報に対応する位置を表すマークを重ね合わせて表示部207に表示する(ステップS15A)。この後、本処理を終了する。
尚、上記した第3の実施形態では、表示部207に地図表示を行わせる場合を示したが、地図表示の代わりに移動経路を表示させるようにしてもよい。この場合、ステップS13Bで待機するユーザからの要求は、ユーザによって購入されたチケットが各種イベントである場合、現在位置からイベントが開催される会場までの交通機関の移動経路の表示を開始させる要求であり、交通機関の乗車券である場合、現在位置から出発駅までの移動経路の表示を開始させる要求である。そして、ユーザからの要求があると、ステップS14Bで、CPU206は、現在位置情報及び交通機関の情報を基に、上記移動経路を表示させるためのデータを記憶部211に蓄積されたデータベースから検索する。そして、ステップS15Aで、CPU206は、ステップS14Bで検索されたデータを表示部207に表示する。
このように、第3の実施形態によれば、GPS機能を用いることにより、チケット利用場所であるイベント会場や駅までの地図や交通機関の移動経路などを表示でき、ユーザがチケットを利用する際の会場や駅までの地図や交通機関の情報を容易に知ることができる。
本発明の第1の実施形態における電子チケットシステムの構成を示す図 本実施形態における携帯情報端末の構成を示す図 本実施形態におけるチケット発券システムの構成を示す図 本実施形態におけるチケット確認端末の構成を示す図 本発明の第1の実施形態における電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャート ユーザ、携帯情報端末、チケット発券システム及びチケット確認端末の各処理を示す図 ユーザ、携帯情報端末、チケット発券システム及びチケット確認端末の各処理を示す図 本発明の第2の実施形態における電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態における電子チケットシステム全体の動作処理手順を示すフローチャート
符号の説明
101 携帯情報端末
102 ネットワーク
103 無線基地局
104 チケット発券システム
105 チケット確認端末
106 GPS衛星
206、304、405 CPU

Claims (10)

  1. 携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末がネットワークを介して接続された電子チケットシステムであって、
    前記携帯情報端末からチケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信手段と、
    前記チケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを前記発券装置により生成するチケットデータ生成手段と、
    前記生成されたチケットデータを前記発券装置から前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信手段と、
    前記チケットデータを受信して前記携帯情報端末に格納する格納手段と、
    前記制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更する機能変更手段と、
    を備える電子チケットシステム。
  2. 請求項1記載の電子チケットシステムであって、
    前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出手段と、
    前記読み出されたチケット情報が前記発券装置に登録されたものであるか否かを照合する照合手段と、
    前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された前記制御プログラムの実行を許可する許可手段と、を備え、
    前記機能変更手段は、前記許可された制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更するものである電子チケットシステム。
  3. 請求項1記載の電子チケットシステムであって、
    前記機能変更手段は、前記携帯情報端末の特定機能を制限するものである電子チケットシステム。
  4. 請求項1記載の電子チケットシステムであって、
    前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる日時データを基に前記携帯情報端末に搭載されたタイマの時刻を設定し、この設定された時刻に達したときに、その旨を通知するものである電子チケットシステム。
  5. 請求項1記載の電子チケットシステムであって、
    前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる位置データ、及び前記携帯情報端末に搭載されたGPS受信部により得られた当該携帯情報端末の位置データを基に、前記チケット情報に対応する利用場所までの地図を表示するものである電子チケットシステム。
  6. 請求項1記載の電子チケットシステムであって、
    前記機能変更手段は、前記チケット情報に含まれる位置データ、及び前記携帯情報端末に搭載されたGPS受信部により得られた当該携帯情報端末の位置データを基に、前記チケット情報に対応する利用場所までの交通機関の移動経路を表示するものである電子チケットシステム。
  7. 携帯情報端末、発券装置及びチケット確認端末がネットワークを介して接続された電子チケットシステムにおける電子チケット処理方法であって、
    前記携帯情報端末からチケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信ステップと、
    前記チケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを前記発券装置により生成するチケットデータ生成ステップと、
    前記生成されたチケットデータを前記発券装置から前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信ステップと、
    前記チケットデータを受信して前記携帯情報端末に格納する格納ステップと、
    前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出ステップと、
    前記読み出されたチケット情報が前記発券装置に登録されたものであるか否かを照合する照合ステップと、
    前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された前記制御プログラムの実行を許可する許可ステップと、
    前記許可された制御プログラムを実行し、前記携帯情報端末の機能を変更する機能変更ステップと、
    を有する電子チケット処理方法。
  8. ネットワークを介して発券装置及びチケット確認端末に接続可能な携帯情報端末であって、
    チケット選択情報を前記発券装置に送信する選択情報送信手段と、
    前記チケット選択情報を基に前記発券装置によって生成されたチケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを、前記発券装置から受信して記憶手段に格納する格納手段と、
    前記記憶手段に格納されたチケット情報を読み出して前記チケット確認端末に送信するチケット情報読出手段と、
    前記制御プログラムを実行し、当該携帯情報端末の機能を変更する機能変更手段と、
    を備える携帯情報端末。
  9. ネットワークを介して携帯情報端末及びチケット確認端末に接続可能な発券装置であって、
    前記携帯情報端末から送信されたチケット選択情報を基に、チケット情報及び制御プログラムを含むチケットデータを生成するチケットデータ生成手段と、
    前記生成されたチケットデータを前記携帯情報端末に送信するチケットデータ送信手段と、
    前記チケット確認端末によって前記携帯情報端末から読み出されたチケット情報が登録されたものであるか否かを照合する照合手段と、
    を備える発券装置。
  10. ネットワークを介して携帯情報端末及び発券装置に接続可能なチケット確認端末であって、
    前記携帯情報端末に格納されたチケット情報を取得するチケット情報取得手段と、
    前記取得したチケット情報が登録されたものであるか否かを照合するために、前記発券装置に前記チケット情報を送信するチケット情報送信手段と、
    前記照合の結果、前記チケット情報が登録されたものであると確認された場合、前記携帯情報端末に格納された制御プログラムの実行を許可する許可手段と、
    を備えるチケット確認端末。
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