JP4727378B2 - 外来者受付システム、屋外機および通信端末 - Google Patents

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Description

この発明は、外来者受付システム、屋外機および通信端末に関し、特に、受付を許可する外来者を制限してセキュリティを向上させた外来者受付システム、それを構成する屋外機および通信端末に関する。
インターホンとして知られる従来の外来者受付システムは、外来者を識別できないために、外来者が誰であろうと外来者があることを屋内にいる人に通知してしまう。このため、例えば、外来者が宅配業者を装って侵入を意図する者であっても、屋内にいる人に通知されることになり、安全を維持できないといった問題がある。また、従来の外来者受付システムは、外来者が屋内にいる複数人のうちの一人を訪問する場合でも、外来者があることを屋内にいる人全員に通知する。このため、外来者とは関係のない人まで、外来者があったことを知らされてしまう。
入室管理システムであるが、特開2000−293772号公報(特許文献1)には、電話からの入電がなされる接続装置、該電話に固有の電話番号と予め登録されている電話番号との第1の照合を行う電話番号照合装置、所定の情報を入力するための入力装置、情報と予め記憶されている情報との第2の照合を行う入力情報照合装置、第1および第2の照合の結果に基づき監視対象の施錠または開錠を制御する制御装置を備えた監視部を含む入室管理システムが記載されている。
しかしながら、特開2000−293772号公報に記載の技術は、入室しようとする者が電話をかける必要があり、入室のために煩雑で通信費が発生する作業が必要になるといった問題がある。
特開2000−293772号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、受付を許可する外来者を制限してセキュリティを向上させた外来者受付システムを提供することである。
この発明の他の目的は、外来者の検出と識別とを容易にすることが可能な屋外機を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、受付を許可する外来者を制限してセキュリティを向上させた通信端末を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、外来者があったことを報知する必要のある人にのみ報知することが可能な外来者受付システムを提供することである。
この発明のある局面によれば、通信端末は、屋外に設置される屋外機と通信可能な通信端末であって、識別情報を登録する識別情報登録手段と、識別情報登録手段は、一時的に登録しておく識別情報を登録し、屋外機と通信する通信手段と、通信手段を介して屋外機から所定の距離内にある携帯電話の識別情報を屋外機から受信する識別情報受信手段と、識別情報受信手段による識別情報の受信に応じて、識別情報が識別情報登録手段に登録されていることを条件に、外来者があることを報知する報知手段と、受信した識別情報が識別情報登録手段に一時的に登録されている識別情報の場合、所定の操作に応じて、受信した識別情報を削除する削除手段と、指示の入力を受付ける指示受付手段と、指示受付手段により許可指示が受付けられることを条件に、通信手段を介して外来者との通話を可能とする通話手段と、を備え、識別情報登録手段は、常時登録しておく識別情報と一時的に登録しておく識別情報とを区別して登録し、削除手段は、受信した識別情報が識別情報登録手段に一時的に登録されている識別情報の場合、指示受付手段による許可指示の受付に応じて、受信した識別情報を削除する。
この発明に従えば、所定の距離内にある携帯電話の識別情報が屋外機から受信されると、受信された識別情報が登録されていることを条件に、外来者があることが報知される。このため、識別情報を登録した携帯電話を携帯する者が来訪した場合のみ外来者があることが報知される。その結果、受付を許可する外来者を制限してセキュリティを向上させた通信端末を提供することができる。また、受信した識別情報が一時的に登録されている識別情報の場合、所定の操作に応じて、受信した識別情報が削除される。このため、不要な識別情報がいつまでも登録されたままになることがなく、セキュリティを高度に維持することができる。また、許可指示が受付けられることを条件に、外来者との通話が可能となるので、通信端末を操作するユーザの意思で、外来者を受付けるか否かを判断することができる。さらに、受信した識別情報が一時的に登録されている識別情報の場合、許可指示の受付に応じて、受信した識別情報が削除される。このため、不要な識別情報がいつまでも登録されたままになることがなく、セキュリティを高度に維持することができる。
好ましくは、通信手段を介して屋外機から外来者を撮像して取得した画像データを受信する画像データ受信手段をさらに備え、識別情報登録手段は、識別情報と対応付けて画像データを登録可能であり、報知手段は、受信した画像データと、受信した識別情報に対応付けて登録されている画像データとを同時に表示する表示手段を含む。
この発明に従えば、屋外機から外来者を撮像して取得した画像データが受信され、受信された画像データと、受信された識別情報に対応付けて登録されている画像データとが同時に表示される。このため、外来者の顔を、予め登録した画像データで確認することができる。その結果、通信端末のユーザは、携帯電話の所有者でない別人が携帯電話の所有者になりすまして来訪した場合であっても、別人が来訪したことを知ることができる。
好ましくは、識別情報登録手段は、ネットワークを介して登録用の識別情報を一時的に受信する登録用識別情報受信手段を含み、受信された登録用の識別情報を登録する。
この発明に従えば、ネットワークを介して登録用の識別情報が受信されると、受信された登録用の識別情報が登録される。このため、識別情報の登録が容易となる。
この発明の他の局面によれば、外来者受付システムは、屋外に設置される屋外機と、屋外機と通信可能な複数の通信端末とを備えた外来者受付システムであって、屋外機は、所定の距離内にある携帯電話と通信する第1通信手段と、通信端末と通信するための第2通信手段と、第1通信手段を介して携帯電話から携帯電話の識別情報を取得する識別情報取得手段と、識別情報取得手段による識別情報の取得に応じて、第2通信手段を介して複数の通信端末に取得した識別情報を送信する識別情報送信手段とを備え、複数の通信端末それぞれは、識別情報を登録する識別情報登録手段と、屋外機と通信する第3通信手段と、第3通信手段を介して屋外機から携帯電話の識別情報を受信する識別情報受信手段と、識別情報受信手段による識別情報の受信に応じて、識別情報が識別情報登録手段に登録されていることを条件に、外来者があることを報知する報知手段とを備える。
この発明に従えば、屋外機により、所定の距離内にある携帯電話と通信して外来者が携帯する携帯電話から携帯電話の識別情報が取得され、取得された識別情報が通信端末に送信される。そして、複数の通信端末それぞれで、屋外機から携帯電話の識別情報が受信されると、受信された識別情報が登録されていることを条件に、外来者があることが報知される。このため、受付を許可する外来者を制限してセキュリティを向上させた外来者受付システムを提供することができる。また、複数の通信端末のうち、受信された識別情報が登録されている通信端末のみが外来者があることを報知する。このため、外来者があったことを報知する必要のある人にのみ報知することが可能な外来者受付システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における外来者受付システムの構成の概略を示す図である。図1を参照して、外来者受付システムは、屋外機10と、通信端末20とを含む。屋外機10は、玄関などの屋外に設置され、通信端末20は、屋内に設置される。外来者が携帯する携帯電話40は、ICタグ41が装着されている。ICタグ41は、電磁波で通信する通信部と情報を不揮発的に記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等の半導体メモリを含む。ICタグ41の半導体メモリは、携帯電話40を識別するための識別情報として、携帯電話40に割り当てられた電話番号またはESN(Electronic Serial Number)を予め記憶する。
屋外機10は、屋外機10の全体を制御するための制御部11と、マイク12と、スピーカ13と、カメラ14と、携帯電話40のICタグ41との間で近距離通信するための近距離通信部15と、屋外機10を通信端末20と接続するための通信I/F16と、制御部11が実行する外来者受付プログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)17とを含む。
近距離通信部15は、携帯電話40のICタグ41と通信する。近距離通信部15は、通信距離が所定の距離の範囲に制限されている。このため近距離通信部15は、近距離通信部15から所定の距離の範囲内に携帯電話40が進入すると、携帯電話40に装着されたICタグ41と通信可能になる。近距離通信部15は、ICタグ41と通信してICタグ41からそのICタグの半導体メモリに記憶されている携帯電話40の識別情報を受信する。近距離通信部15がICタグ41と通信可能な距離は、例えば、10cm程度あれば十分である。近距離通信部15とICタグ41との間の通信における通信方式は、非接触式ICカードに用いられ、NFC(Near Field Communication)として知られている短距離無線通信規格である。カメラ14は、携帯電話40の所有者である外来者が、携帯電話40を屋外機10の近距離通信部15に近づけた体勢にあるときに、外来者の顔がカメラ14の撮像範囲に入る位置に設置される。
通信端末20は、通信端末20の全体を制御するための制御部21と、マイク22と、スピーカ23と、通信端末20を屋外機10と接続するための第1通信I/F24と、通信端末20をインターネットに接続するための第2通信I/F25と、表示部26と、操作部27と、受付許可者データを不揮発的に記憶するためのEEPROM28と、制御部21が実行するプログラムを記憶するためのROM29と、通信端末20を携帯電話50と無線接続するための無線LANカード30とを含む。通信端末20は、一般的なコンピュータで実現してもよい。
操作部27は、通信端末20のユーザによる操作の入力を受付けるためのキーボードまたはマウス等の入力装置である。表示部26は、液晶表示装置または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイパネルである。操作部27と表示部26を一つにしたタッチパネルを用いてもよい。通信端末20と屋外機10との接続形態は有線または無線を問わない。通信端末20の第1通信I/F24と、屋外機10の通信I/F16とは、通信端末20と屋外機10との接続形態に応じて、通信プロトコルが定められる。第2通信I/F25は、通信端末20をインターネットと接続するための通信インターフェイスである。これにより、通信端末20は、他のコンピュータとの間で通信することが可能となり、携帯電話40が送信する電子メールを受信することができる。
制御部21は、ROM29に記憶された受付許可者登録プログラムおよび外来者受付プログラムを読み出して実行する。制御部21が実行するプログラムは、ROM29に記憶された受付許可者登録プログラムおよび外来者受付プログラムに限られず、制御部21がインターネットに接続された他のコンピュータから受付許可者登録プログラムおよび外来者受付プログラムをダウンロードして、その受付許可者登録プログラムおよび外来者受付プログラムを実行するようにしてもよい。さらに、制御部21は、CD−ROM(Compact Disk ROM)31に記録されたものを読み出して実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、制御部21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。なお、受付許可者登録プログラムおよび外来者受付プログラムを記憶する記録媒体としては、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic
Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等であってもよい。
なお、本実施の形態においては、通信端末20が携帯電話50と通信するために無線LANカード30を用いるようにしたが、BluetoothやHomeRF(Radio Frequency)などの無線通信の規格で通信可能な通信部を用いてもよい。
本実施の形態における外来者受付システムは、外来者が所有する携帯電話40の識別情報で外来者を識別する。このため、近距離通信部15は、携帯電話40に装着されたICタグ41との間で近距離通信して、携帯電話40に割り当てられた電話番号またはESNを受信する。屋外機10が携帯電話40から電話番号またはESNを受信すると、屋外機10は、その電話番号またはESNを通信端末20に送信する。一方、通信端末20は、受付を許可する者が所有する携帯電話に割り当てられた電話番号またはESNを、受付許可者データとして予めEEPROM28に記憶している。通信端末20は、屋外機10から電話番号またはESNを受信すると、受付許可者データを検索して、受付を許可するか否かを決定する。通信端末20は、外来者の受付を許可する場合には、通信端末20のユーザに外来者があることを報知し、外来者の受付を許可しない場合には何もしない。
通信端末20が記憶する受付許可者データは、通信端末20のユーザにより通信端末20に登録される。通信端末20のユーザは、知人が所有する携帯電話に割り当てられた電話番号またはESNを予め知ることができるので、知人が所有する携帯電話の電話番号またはESNを通信端末20へ登録することができる。しかしながら、外来者が宅配業者等の場合には、外来者が所有する携帯電話に割り当てられた電話番号またはESNを予め知ることができない。このため、本実施の形態における通信端末20は、外来者が訪問する前の段階で、訪問者が所有する携帯電話に割り当てられた電話番号またはESNを電子メールで受信する。例えば、外来予定者が宅配業者の場合には、宅配業者が訪問前に宅配業者が所有する携帯電話40に割り当てられた電話番号またはESNを電子メールで通信端末20に送信する。また、宅配便の発送主が、発送主が所有する携帯電話に割り当てられた電話番号またはESNを、電子メールで通信端末20に送信するとともに、宅配業者にも電話などで通知して、宅配業者が所有する携帯電話40のICタグ41に記憶させるようにする。
図2は、通信端末に記憶される受付許可者データのフォーマットの一例を示す図である。受付許可者データは、通信端末20のEEPROM28に記憶される。図2は、EEPROM28の記憶領域を示している。受付許可者データは、電話番号と、ESNと、顔画像データと、許可者識別情報とを含む。電話番号は、携帯電話に割り当てられたユニークな電話番号であり、ESNは携帯電話に割り当てられたユニークな番号であり、顔画像データは携帯電話の所有者を撮影して得られる画像データであり、許可者識別情報は通信端末のユーザを識別するための情報である。受付許可者データは、電話番号とESNとのいずれか一方を必ず含み、両方を含んでもよい。なお、許可者識別情報は、通信端末のユーザが単数の場合には不要である。
図3は、通信端末で実行される受付許可者データ登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。受付許可者データ登録処理は、通信端末20の制御部21が、ROM29に記憶された受付許可者データ登録プログラムを実行することにより、制御部21で実行される処理である。図3を参照して、制御部21は、電話番号またはESNが入力されたか否かを判断する(ステップS01)。電話番号またはESNは、通信端末20を操作するユーザにより通信端末20に入力される。制御部21は、ユーザが電話番号またはESNを入力するための入力画面を表示部26に表示させ、ユーザにより操作部27に電話番号またはESNが入力されることにより電話番号またはESNを取得する。制御部21は、電話番号またはESNが入力されると処理をステップS02に進め、入力されなければ処理をステップS07に進める。
ステップS02では、制御部21は、顔画像データが入力されたか否かを判断する。顔画像データは、ステップS01で入力された電話番号またはESNを有する携帯電話の所有者の顔を撮像して得られる画像データである。顔画像データは、EEPROM28またはCD−ROM31に予め記憶された顔画像データを制御部21が読み出すようにすればよい。また、制御部21が、無線LANカード30に、通信端末20のユーザの携帯電話50から顔画像データを受信させるようにしてもよいし、第2通信I/F25に、インターネットに接続されるコンピュータから顔画像データを受信させるようにしてもよい。制御部21は、ユーザに顔画像データの入力先(記録資源)を指定させる入力画面を表示部26に表示させ、ユーザにより操作部27に入力先の指定が入力されたか否かを判断する。制御部21は、入力先の指定が受付けられると指定された入力先から顔画像データを取得して処理をステップS02に進め、入力先の指定が受付けられなければ処理をステップS07に進める。
ステップS03では、制御部21は、許可者識別情報が入力されたか否かを判断する。許可者識別情報は、通信端末20の複数のユーザのうち受付許可者データを登録するユーザに割り当てられた識別情報である。より具体的には、ステップS01で電話番号またはESNを入力したユーザに割り当てられた識別情報である。ここでは、許可者識別情報をユーザの氏名としている。許可者識別情報は、ユーザを他のユーザと識別可能な情報であればよく、例えば、ユーザごとに割り当てられたコード、ニックネームなどであってもよい。制御部21は、ユーザが許可者識別情報を入力するための入力画面を表示部26に表示させ、ユーザにより操作部27に許可者識別情報が入力されることにより許可者識別情報を取得する。入力画面は、通信端末20にそれを使用するユーザのユーザ識別情報が既に記憶されている場合には、記憶されているユーザ識別情報のリストを含んでもよい。この場合、ユーザは入力画面に表示されたリストから1のユーザ識別情報を選択することで、ユーザ識別情報を通信端末20に入力することができる。制御部21は、許可者識別情報が入力されると処理をステップS04に進め、入力されなければ処理をステップS07に進める。なお、通信端末20のユーザが単数の場合には、ステップS03は不要である。
ステップS04では、制御部21は、回数制限情報が入力されたか否かを判断する。回数制限情報は、ステップS01で入力された電話番号またはESNを有する携帯電話の所有者の訪問を1回のみ許可することを示す情報である。回数制限情報は、通信端末20のユーザにより操作部27に入力される。制御部21は、ユーザが回数制限情報を入力するための画面を表示部26に表示させ、ユーザにより操作部27に回数制限情報が入力されることにより回数制限情報を取得する。制御部21は、回数制限情報が入力されると処理をステップS05に進め、入力されなければ処理をステップS06に進める。なお、制御部21は、ステップS01〜ステップS04それぞれで表示部26に入力画面を表示させるようにしたが、ステップS01〜ステップS04それぞれで表示させた入力画面を同時に表示部26に表示させるようにしてもよい。
ステップS05では、制御部21は、ステップS01で取得した電話番号またはESNと、ステップS02で取得した顔画像データと、ステップS03で取得した許可者識別情報とから受付許可者データを生成してEEPROM28の一時記憶領域に記憶する。一方、制御部21は、ステップS06では、ステップS01で取得した電話番号またはESNと、ステップS02で取得した顔画像データと、ステップS03で取得した許可者識別情報とから受付許可者データを生成してEEPROM28の常時記憶領域に記憶する。
制御部21は、ステップS07では、通信端末20のユーザが所有する携帯電話50から電話帳データを受信したか否かを判断する。制御部21は、無線LANカード30で、電話帳データが受信されると処理をステップS08に進め、受信されなければ処理をステップS10に進める。換言すれば、制御部21は、通信端末20のユーザが所有する携帯電話50から電話帳データが、無線LANカード30から受信されることを条件に、処理をステップS08に進める。なお、ここでは、無線LANカード30から電話帳データが受信される例を示すが、IrDAなどの他の通信方法を用いて携帯電話50から電話帳データを受信するようにしてもよいし、通信端末20と携帯電話50とをUSBケーブルで接続して携帯電話50から電話帳データを受信するようにしてもよい。
ステップS08では、制御部21は、許可者識別情報が入力されたか否かを判断する。ここでの許可者識別情報は、ステップS07で電話帳データを通信端末20に送信した携帯電話50の所有者に割り当てられた許可者識別情報である。制御部21は、ステップS07で携帯電話50から電話帳データを受信する際に、許可者識別情報を受信するようにしてもよい。制御部21は、許可者識別情報が入力されると処理をステップS09に進め、入力されなければ処理をステップS10に進める。なお、通信端末20のユーザが単数の場合には、ステップS08は不要である。制御部21は、ステップS09では、ステップS08で受信した電話帳データに含まれる電話番号と、顔画像データと、ステップS08で受付けた許可者識別情報とから受付許可者データを生成してEEPROM28の常時記憶領域に記憶する。なお、電話帳データで電話番号がグループ分けされている場合には、例えば家族や友人等の特定のグループに分類されている電話番号のみを受付許可者データとしてEEPROM28に記憶するようにしてもよい。さらに、携帯電話50に発信履歴または着信履歴として記憶されている電話番号を受付許可者データとしてEEPROM28に記憶するようにしてもよい。この際、発信回数または着信回数が所定回数を超える電話番号のみを受付許可者データとしてEEPROM28に記憶するようにしてもよい。
ステップS10では、制御部21は、訪問登録用電子メールが受信されたか否かを判断する。訪問登録用電子メールは、第2通信I/F25で受信される電子メールのうち訪問する者の電話番号またはESNを少なくとも含む電子メールである。電子メールのヘッダ部分、またはサブジェクトに訪問登録用電子メールであることを示す情報を含む。訪問登録用電子メールは、訪問する者の顔を撮像して得られる顔画像データおよび訪問される者を特定するための情報を含んでもよい。ここでは、訪問登録用電子メールが、訪問する者の電話番号またはESN、顔画像データおよび訪問される者を特定するための情報を含んでいるものとして説明する。また、訪問される者を特定するための情報を、訪問される者の氏名、すなわち、許可者識別情報としている。制御部21は、第2通信I/F25で訪問登録用電子メールが受信されると処理をステップS11に進め、訪問登録用電子メールが受信されなければ処理を終了する。制御部21は、第2通信I/F25で訪問登録用電子メールが受信されると、その訪問登録用電子メールから、電話番号またはESNを抽出し(ステップS11)、顔画像データを抽出し(ステップS12)、許可者識別情報を抽出する(ステップS13)。そして、制御部21は、ステップS11で抽出した電話番号またはESNと、ステップS12で抽出した顔画像データと、ステップS13で抽出した許可者識別情報とから受付許可者データを生成してEEPROM28の一時記憶領域に記憶する(ステップS14)。
図4は、第1の実施の形態における外来者受付システムで実行される処理の流れの一例を示す図である。図4(A)は、屋外機で実行される外来者受付処理を示すフローチャートである。この外来者受付処理は、ROM17に記憶された外来者受付プログラムが制御部11により実行されることにより、制御部11で実行される処理である。図4(A)は、通信端末で実行される外来者報知処理を示すフローチャートである。この外来者報知処理は、ROM29に記憶された外来者報知プログラムが制御部21で実行されることにより、制御部11で実行される処理である。
図4(A)を参照して、屋外機10の制御部11は、近距離通信部15で外来者が所有する携帯電話40が装着するICタグ41からその携帯電話40の識別情報が受信されたか否かを判断する(ステップS21)。制御部11は、近距離通信部15でICタグ41から携帯電話40の識別情報が受信されるまで待機状態となっており(ステップS21でNO)、近距離通信部15で識別情報が受信されると処理をステップS22に進める。換言すれば、制御部11は、近距離通信部15でICタグ41から携帯電話40の識別情報が受信されることを条件に、ステップS22以降の処理を実行する。識別情報は、携帯電話40に割り当てられた電話番号またはESNである。近距離通信部15は、近距離通信部15から所定の距離の範囲内に携帯電話40が進入すると、その携帯電話40のICタグ41から識別情報を受信するので、制御部21による近距離通信部15で識別情報が受信された事象の検出は、外来者の検出に相当する。
制御部11は、ステップS21で受信した携帯電話40の識別情報を、通信I/F16を介して通信端末20に送信する(ステップS22)。そして、制御部11は、カメラ14を駆動して、カメラ14に撮像させる(ステップS23)。これにより、カメラ14は、外来者の顔を撮像して得られる画像データを出力する。制御部11は、カメラ14が出力する画像データを取得して、通信I/F16を介して通信端末20に送信する(ステップS24)。制御部11は、ステップS25で通信端末20から送信される許可信号の受信を検出する。制御部11は、通信I/F16で許可信号が受信されると、処理をステップS26に進め、受信されなければ処理を終了する。許可信号については後述する。
ステップS26では、制御部11は、マイク12とスピーカ13とをオンにする。制御部11は、マイク12とスピーカ13とをオンして屋外機10を通話が可能な状態にする。具体的には、制御部11は、マイク12が集音して出力する音声データを通信I/F16を介して通信端末20に送信し、通信I/F16で受信される音声データをスピーカ13に与え、スピーカ13から音を発生させる。また、制御部11は、カメラ14が出力する画像データを通信I/F16を介して通信端末20に送信する。ステップS27では、制御部11は、通信端末20から終了信号が受信されたか否かを判断する。制御部11は、終了信号が受信されるまで待機状態となり(ステップS27でNO)、屋外機10が通話可能な状態を維持する。制御部11は、終了信号が受信されると処理をステップS28に進める。終了信号については後述する。ステップS28では、制御部11は、マイク12とスピーカ13とをオフして屋外機10を通話が不可能な状態にする。そして、制御部11は、処理を終了する。
図4(B)を参照して、通信端末20の制御部21は、屋外機10から識別情報が受信されたか否かを判断する(ステップS31)。制御部21は、通信I/F24で識別情報が受信されるまで待機状態となっており(ステップS31でNO)、識別情報が受信されると処理をステップS32に進める。換言すれば、制御部21は、通信I/F24で識別情報が受信されることを条件に、ステップS32以降の処理を実行する。ステップS31では、制御部21は、屋外機10から送信される画像データを受信する。そして、制御部21は、ステップS31で受信した識別情報をキーにして、EEPROM28に記憶されている受付許可者データを検索する(ステップS33)。制御部21は、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM28に記憶されているか否かを判断する(ステップS34)。制御部21は、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM28に記憶されていれば処理をステップS35に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS35では、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データの顔画像データをEEPROM28から読み出す。
そして、制御部21は、転送モードに設定されているか否かを判断する(ステップS36)。転送モードとは、外来者の報知先を通信端末20の所有者の携帯電話50とするモードである。通信端末20は、通信端末20のユーザにより予め転送モードと転送モードでない非転送モードとのいずれかに設定されている。転送モードおよび非転送モードの設定は、操作部27が備えるディップスイッチのONまたはOFFでなされる。また、制御部21で、操作部27にユーザにより入力される信号に従って、EEPROM28に転送モードである旨を記憶するようにしてもよい。制御部21は、通信端末20が転送モードに設定されていれば処理をステップS47に進め、非転送モードに設定されていれば処理をステップS37に進める。
制御部21は、ステップS37では、表示部26に来訪者があることを報知するためにスピーカ23に呼び鈴の音を出力させる。また、制御部21は、音の出力に併せて、表示部26に所定のメッセージを表示するようにしてもよい。メッセージには、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データの許可者識別情報を含めるようにしてもよい。この場合のメッセージは、例えば「(訪問される者の氏名)に来客です」である。これにより、通信端末20のユーザが複数いる場合であっても、複数のユーザのうちの誰に来客であるかを知らせることができる。さらに、受付許可者データに携帯電話40の所有者の氏名を対応つけておく、または、受付許可者データの電話番号またはESNと携帯電話40の所有者の氏名とを対応つけておけば、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データから来訪者の氏名を特定することができるので、例えば、「(訪問する者の氏名)が来客です」のメッセージを表示するようにしてもよい。これにより、通信端末20のユーザに外来者が誰であるかを知らせることができる。
制御部21は、ステップS32で受信した画像データと、ステップS35で読み出した顔画像データとを表示部26に並べて表示する(ステップS38)。図5は、通信端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。なお、図では、円形の図形中に顔の文字を表しているが、実際には顔を撮影して得られる画像が表示される。図5を参照して、外来者の顔の画像と、携帯電話40の所有者の顔の画像とが表示部に同時に並べて表示される。このため、通信端末20のユーザは、携帯電話40の所有者と、外来者とが同一人物であることを画像で確認することができる。なお、ここでいう画像データは、静止画に限定されず、動画データを含む。
図4(B)に戻って、ステップS39では、制御部21は、許可信号が入力されたか否かを判断する。許可信号は、通信端末20のユーザが屋外機10の近くにいる外来者との通話を可能とすることを、通信端末20のユーザが通信端末20に指示する信号である。制御部21は、通信端末20のユーザにより操作部27に許可信号が入力されることにより、許可信号を取得する。制御部21は、許可信号が入力されると処理をステップS40に進め、許可信号が入力されなければ処理を終了する。
一方、ステップS47では、制御部21は、通信端末20のユーザの携帯電話50に、無線LANカード30を介して、来訪者があることを報知するために所定のメッセージを送信する。これにより、携帯電話50のユーザは、通信端末20から離れた位置にいても、外来者があることを知ることができる。送信するメッセージは、呼び出し音を含めるようにしてもよい。通信端末20のユーザが複数あり、複数のユーザそれぞれが携帯電話50を所有する場合には、制御部21は、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データの許可者識別情報に基づいて、複数の携帯電話50から1つを特定して、その特定した携帯電話50にのみメッセージを送信する。これにより、訪問される者にのみメッセージが送信されて、外来者の訪問とは関係のない人にメッセージが送信されることがない。さらに、受付許可者データに携帯電話40の所有者の氏名を対応付けておく、または、受付許可者データの電話番号またはESNと携帯電話40の所有者の氏名とを対応付けておけば、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データから来訪者の氏名を特定することができるので、例えば、「(訪問する者の氏名)が来客です」のメッセージを送信するようにしてもよい。これにより、携帯電話50のユーザに外来者が誰であるかを知らせることができる。
制御部21は、ステップS32で受信した画像データと、ステップS35で読み出した顔画像データとを通信端末20のユーザの携帯電話50に、無線LANカード30を介して送信する(ステップS48)。携帯電話50では、それが備える液晶表示装置に、受信した2つの画像データを並べて表示する。携帯電話50の液晶表示装置に、図5に示したのと同様の画面を表示させることができる。このため、携帯電話50のユーザは、携帯電話40の所有者と、外来者とが同一人物であることを画像で確認することができる。ステップS49では、制御部21は、無線LANカード30により携帯電話50から許可信号が受信されたか否かを判断する。許可信号は、携帯電話50のユーザが携帯電話50のキーボード、たとえば、通話ボタンを押下することにより携帯電話50に入力され、携帯電話50から通信端末20に送信される。制御部21は、無線LANカード30により許可信号が受信されると処理をステップS40に進め、許可信号が受信されなければ処理を終了する。
ステップS40では、制御部21は、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM28の一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する。制御部21は、一時記憶領域に記憶されていれば処理をステップS41に進め、常時記憶領域に記憶されていれば処理をステップS42に進める。ステップS41では、ステップS31で受信した識別情報を含む受付許可者データをEEPROM28から削除する。ステップS31で受信した識別情報の携帯電話の所有者の2回目の訪問を受付けないようにするためである。
ステップS42では、制御部21は、屋外機10に許可信号を通信I/F24を介して送信する。そして、制御部21は、マイク22とスピーカ23とをオンにする(ステップS43)。制御部21は、マイク22とスピーカ23とをオンして通信端末20を通話が可能な状態にする。具体的には、制御部21は、マイク22が集音して出力する音声データを通信I/F24を介して屋外機10に送信し、通信I/F24で受信される音声データをスピーカに与え、スピーカから音を発生させる。また、制御部21は、通信I/F24から受信される画像データを表示部26に表示させる。制御部21は、許可信号の入力を条件に、外来者との通話を可能とするので、通信端末20のユーザは、自身の意思で外来者と通話するか否かを決定することができる。
ステップS44では、制御部21は、終了信号が入力されたか否かを判断する。終了信号は、通信端末20のユーザが屋外機10の近くにいる外来者との通話を終了することを、通信端末20のユーザが通信端末20に指示する信号である。制御部21は、通信端末20のユーザにより操作部27に終了信号が入力されることにより、終了信号を取得する。制御部21は、終了信号が入力されるまで待機状態となり(ステップS44でNO)、通信端末20が通話可能な状態を維持する。制御部21は、終了信号が入力されると処理をステップS45に進める。ステップS45では、制御部21は、屋外機10に終了信号を通信I/F24を介して送信する。そして、制御部21は、マイク22とスピーカ23とをオフにする(ステップS46)。制御部21は、マイク22とスピーカ23とをオフして通信端末20を通話が不可能な状態にする。そして、制御部21は、処理を終了する。
なお、ステップS47に進む場合、マイク22とスピーカ23とをオンにすることなく、通信端末20が携帯電話50と屋外機10との間の通信を中継するようにしてもよい。これにより、携帯電話50のユーザは、携帯電話50を用いて、屋外機10の近くにいる外来者と通話することが可能となる。また、受付許可者データを携帯電話50で記憶するようにし、ステップS33〜S35の処理を、携帯電話50で実行するようにしてもよい。
以上説明したように第1の実施の形態における外来者受付システムは、外来者が携帯する携帯電話40を屋外機10に近づけると、近距離通信部15が携帯電話40のICカード41と通信して携帯電話40の識別情報が取得される。屋外機10が形態電話40の識別用を通信端末20に送信すると、通信端末20は、屋外機から受信された識別情報が受付許可者データとしてEEPROM28に記憶されていることを条件に、外来者があることが報知される。このため、識別情報を登録した携帯電話を携帯する者が来訪した場合のみ外来者があることが報知されるので、受付を許可する外来者を制限することができる。
また、屋外機1は、近距離通信部15の通信可能距離内に進入した携帯電話40がに装着されたICタグ41と通信して、外来者が携帯する携帯電話40から識別情報を取得し、通信端末20に送信するので、外来者が携帯する携帯電話40の識別情報で外来者を識別することができ、携帯電話40の識別情報の取得により外来者の存在を検出することができる。
また、外来者を撮像して取得した画像データと、携帯電話40の識別情報に対応付けてEEPROM28に記憶されている画像データとを同時に表示するので、外来者の顔を、予め登録した画像データで確認することができ、携帯電話40の所有者でない別人が携帯電話40の所有者になりすまして来訪した場合であっても、別人が来訪したことを知ることができる。
<第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態における外来者受付システムの構成の概略を示す図である。図6を参照して、第2の実施の形態における外来者受付システムは、屋外機10Aと、第1〜第3携帯電話50A,50B,50Cとを含む。第1〜第3携帯電話50A、50B,50Cは、通信端末である。屋外機10Aは、図1に示した屋外機10と同じ部材には同じ符号を付してある。屋外機10Aが屋外機10と異なる点は、通信I/F16に代えて、無線LANカード61を備える点である。無線LANカード61は、屋外機10Aを第1〜第3携帯電話50A、50B,50Cと無線接続するためのインターフェイスである。なお、ここでは、第1〜第3携帯電話50A、50B,50Cが屋外機10Aと無線で接続される例を示すが、例えば第1携帯電話50Aのみが屋外機10Aと接続されてもよく、さらに他の携帯電話が屋外機10Aと接続されてもよい。要するに、屋外機10Aと接続される携帯電話は、1台以上あればよく、台数は制限されない。第1〜第3携帯電話50A、50B,50Cは、それらの機能は同じなので、ここでは第1携帯電話50Aについて説明する。
図7は、第2の実施の形態における第1携帯電話の構成の概略を示すブロック図である。図7を参照して、第1携帯電話50Aは、第1携帯電話50Aの全体を制御するための制御部51と、アンテナ54Aが接続された無線回路54と、ユーザの操作の入力を受付ける操作キー55と、液晶表示装置(LCD)56と、受付許可者データを記憶するためのEEPROM57と、制御部51が実行するプログラムを記憶するためのROM58と、音声データを処理するためのコーデック部60と、無線LANカード59とを含む。無線LANカード59は、第1携帯電話50Aを屋外機10Aと無線接続するためのインターフェイスである。
図8は、第1携帯電話に記憶される受付許可者データのフォーマットの一例を示す図である。受付許可者データは、第1携帯電話50AのEEPROM57に記憶される。図8は、EEPROM57の記憶領域を示している。受付許可者データは、電話番号と、ESNと、顔画像データとを含む。受付許可者データは、電話番号とESNとのいずれか一方を必ず含み、両方を含んでもよい。受付許可者データが電話番号を含む場合、第1携帯電話50Aが記憶する電話帳データが有するデータ項目は、受付許可者データのデータ項目を含む。このため、電話帳データを常時記憶用の受付許可者データとすることができる。この場合には、一時記憶用の受付許可者データのみが電話帳データとは別にEEPROM58に記憶されることになる。
図9は、第1携帯電話50Aで実行される受付許可者データ登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。受付許可者データ登録処理は、第1携帯電話50Aの制御部51が、EEPROM57またはROM58に記憶された受付許可者データ登録プログラムを実行することにより、制御部51で実行される処理である。図9を参照して、制御部51は、電話番号またはESNが入力されたか否かを判断する(ステップS51)。電話番号またはESNは、第1携帯電話50Aを操作するユーザにより第1携帯電話50Aに入力される。制御部51は、ユーザが電話番号またはESNを入力するための入力画面をLCD56に表示させ、ユーザにより操作キー55に電話番号またはESNが入力されることにより電話番号またはESNを取得する。制御部51は、電話番号またはESNが入力されると処理をステップS52に進め、入力されなければ処理をステップS56に進める。ステップS52では、制御部51は、顔画像データが入力されたか否かを判断する。顔画像データは、ステップS51で入力された電話番号またはESNを有する携帯電話の所有者の顔を撮像して得られる画像データである。ここでは、顔画像データは、第1携帯電話50Aが備えるカメラによって取得される。制御部51は、カメラから画像データを取得して処理をステップS53に進め、画像データが取得されなければ処理をステップS56に進める。
ステップS53では、制御部51は、回数制限情報が入力されたか否かを判断する。回数制限情報は、第1携帯電話50Aのユーザにより操作キー55に入力される。制御部51は、ユーザが回数制限情報を入力するための画面をLCD56に表示させ、ユーザにより操作キー55に回数制限情報が入力されることにより回数制限情報を取得する。制御部51は、回数制限情報が入力されると処理をステップS54に進め、入力されなければ処理をステップS55に進める。なお、制御部51は、ステップS51〜ステップS53それぞれでLCD56に入力画面を表示させるようにしたが、ステップS51〜ステップS53それぞれで表示させた入力画面を同時にLCD56に表示させるようにしてもよい。ステップS54では、制御部51は、ステップS51で取得した電話番号またはESNと、ステップS52で取得した顔画像データとから受付許可者データを生成してEEPROM57の一時記憶領域に記憶する。一方、制御部51は、ステップS55では、ステップS51で取得した電話番号またはESNと、ステップS52で取得した顔画像データとから受付許可者データを生成してEEPROM57の常時記憶領域に記憶する。
ステップS56では、制御部51は、電話帳データの一括登録の指示が入力されたか否かを判断する。電話帳データの一括登録の指示は、第1携帯電話50Aを操作するユーザにより操作キー55に入力されることにより制御部21で取得される。制御部51は、電話帳データの一括登録の指示が入力されると処理をステップS57に進め、電話帳データの一括登録の指示が入力されなければ処理をステップS58に進める。制御部51は、ステップS57において、電話帳データをEEPROM28の常時記憶領域に書き込む。これにより、EEPROM57に既に記憶されている電話帳データを受付許可者データとすることができる。EEPROM57に既に記憶されている電話帳データのうちからユーザが指定した電話帳データのみを受付許可者データとするようにしてもよい。なお、実際には、電話帳データをコピーして常時記憶領域に書き込む必要はなく、電話帳データが既に記憶されているEEPROM57の領域を常時記憶領域としてもよいし、EEPROM57に既に記憶されている電話帳データにポインタ等の情報を付すなどすればよい。なお、電話帳データで電話番号がグループ分けされている場合には、例えば家族や友人等の特定のグループに分類されている電話番号のみを受付許可者データとしてEEPROM57に記憶するようにしてもよい。さらに、携帯電話50に発信履歴または着信履歴として記憶されている電話番号を受付許可者データとしてEEPROM57に記憶するようにしてもよい。この際、発信回数または着信回数が所定回数を超える電話番号のみを受付許可者データとしてEEPROM57に記憶するようにしてもよい。
ステップS58では、制御部51は、訪問登録用電子メールが受信されたか否かを判断する。訪問登録用電子メールは、無線回路54で受信される電子メールのうち訪問する者の電話番号またはESNを少なくとも含む電子メールである。電子メールのヘッダ部分、またはサブジェクトに訪問登録用電子メールである情報を含む。訪問登録用電子メールは、訪問する者の顔を撮像して得られる顔画像データを含んでもよい。ここでは、訪問登録用電子メールが、訪問する者の電話番号またはESN、および顔画像データを含んでいるものとして説明する。制御部51は、無線回路54で訪問登録用電子メールが受信されたことを検出すると、処理をステップS59に進め、検出しなければ処理を終了する。制御部51は、無線回路54で訪問登録用電子メールが受信されたことを検出すると、その訪問登録用電子メールから電話番号またはESNを抽出し(ステップS59)、顔画像データを抽出する(ステップS60)。そして、制御部51は、ステップS59で抽出した電話番号またはESNと、ステップS60で抽出した顔画像データとから受付許可者データを生成してEEPROM57の一時記憶領域に記憶する(ステップS61)。
図10は、第2の実施の形態における外来者受付システムで実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10(A)は、屋外機で実行される外来者受付処理を示すフローチャートである。この外来者受付処理は、ROM17に記憶された外来者受付プログラムが制御部11により実行されることにより、制御部11で実行される処理である。図10(A)は、携帯電話50Aで実行される外来者報知処理を示すフローチャートである。この外来者報知処理は、EEPROM57またはROM58に記憶された外来者報知プログラムが制御部51で実行されることにより、制御部51で実行される処理である。
図10(A)を参照して、図4(A)に示した外来者受付処理の処理と流れは同じである。ただし、屋外機10Aの制御部11は、ステップS22では、ステップS21で受信した携帯電話40の識別情報を、無線LANカード61を介してブロードキャストで送信する。また、制御部11は、ステップS24では、ステップS23で取得した画像データを、無線LANカード61を介してブロードキャストで送信する。
図10(B)を参照して、第1携帯電話50Aの制御部51は、屋外機10Aがブロードキャストで送信した識別情報を受信したか否かを判断する(ステップS71)。制御部51は、無線LANカード61で識別情報が受信されるまで待機状態となっており(ステップS71でNO)、識別情報が受信されると処理をステップS72に進める。換言すれば、制御部51は、無線LANカード61で識別情報が受信されることを条件に、ステップS72以降の処理を実行する。そして、制御部51は、屋外機10Aからブロードキャストで送信される画像データを受信する(ステップS72)。そして、制御部51は、ステップS71で受信した識別情報をキーにして、EEPROM57に記憶されている受付許可者データを検索する(ステップS73)。制御部51は、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM57に記憶されているか否かを判断する(ステップS74)。制御部51は、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM57に記憶されていれば処理をステップS75に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS75では、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データの顔画像データをEEPROM57から読み出す。
そして、制御部51は、ステップS76では、表示部26に来訪者があることを報知するためにスピーカ53に呼び鈴の音を出力させる。これにより、第1携帯電話50Aのユーザは、屋外機10Aの無線LANカード61の通信可能範囲にいれば、外来者があることを知ることができる。また、制御部51は、音の出力に併せて、LCD56に所定のメッセージを表示するようにしてもよい。受付許可者データに携帯電話40の所有者の氏名を対応付けておく、または、受付許可者データの電話番号またはESNと携帯電話40の所有者の氏名とを対応付けておけば、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データから来訪者の氏名を特定することができるので、例えば、「(訪問する者の氏名)が来客です」のメッセージを表示するようにしてもよい。これにより、第1携帯電話50Aのユーザに、外来者が誰であるかを知らせることができる。制御部51は、ステップS72で受信した画像データと、ステップS75で読み出した顔画像データとをLCD56に並べて表示する。このため、第1携帯電話50Aのユーザは、携帯電話40の所有者と、外来者とが同一人物であることを画像で確認することができる。なお、ここでいう画像データは、静止画に限定されず、動画データを含む。
ステップS78では、制御部51は、許可信号が入力されたか否かを判断する。制御部21は、第1携帯電話50Aのユーザにより操作キー55に許可信号が入力されることにより、許可信号を取得する。制御部51は、許可信号が入力されると処理をステップS79に進め、許可信号が入力されなければ処理を終了する。ステップS79では、制御部51は、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データがEEPROM57の一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する。制御部51は、一時記憶領域に記憶されていれば処理をステップS80に進め、常時記憶領域に記憶されていれば処理をステップS81に進める。ステップS80では、ステップS71で受信した識別情報を含む受付許可者データをEEPROM57から削除する。ステップS71で受信した識別情報の携帯電話の所有者の2回目の訪問を受付けないようにするためである。
ステップS81では、制御部51は、許可信号を無線LANカード59を介して屋外機10Aに送信する。そして、制御部51は、マイク52とスピーカ53とをオンにする(ステップS82)。制御部51は、マイク52とスピーカ53とをオンし、第1携帯電話50Aと屋外機10Aとの間の通信を確立して通話が可能な状態にする。具体的には、制御部51は、マイク52が集音して出力する音声データを、無線LANカード59を介して屋外機10Aに送信し、無線LANカード59で受信される音声データをスピーカ53に与え、スピーカ53から音を発生させる。また、制御部51は、無線LANカード59から受信される画像データをLCD56に表示させる。制御部51は、許可信号の入力を条件に、外来者との通話を可能とするので、第1携帯電話50Aのユーザは、自身の意思で外来者と通話するか否かを決定することができる。
ステップS83では、制御部51は、終了信号が入力されたか否かを判断する。制御部51は、第1携帯電話50Aを操作するユーザにより操作キー55に終了信号が入力されることにより、終了信号を取得する。制御部51は、終了信号が入力されるまで待機状態となり(ステップS83でNO)、第1携帯電話50Aが通話可能な状態を維持する。制御部51は、終了信号が入力されると処理をステップS84に進める。ステップS84では、制御部51は、屋外機10Aに終了信号を無線LANカード59を介して送信する。そして、制御部51は、マイク52とスピーカ53とをオフにする(ステップS85)。制御部51は、マイク52とスピーカ53とをオフして第1携帯電話50Aを屋外機10Aとの間の通信を切断して、通話が不可能な状態にする。そして、制御部51は、処理を終了する。
以上説明したように第2の実施の形態における外来者受付システムは、第1携帯電話50A、第2携帯電話50Bおよび第3携帯電話50Cそれぞれで、屋外機10から携帯電話40の識別情報が受信されると、受信された識別情報が受付許可者データとしてEEPROM28に記憶されていることを条件に、外来者があることが報知される。このため、第1携帯電話50A、第2携帯電話50Bおよび第3携帯電話50Cのうち、受信された識別情報が受付許可者データとしてEEPROM28に記憶されているもののみが外来者があることを報知する。したがって、訪問される人にのみ外来者があったことが報知され、訪問される人以外には報知されないので、訪問される人以外に不要な情報を与えて煩わせることがない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における外来者受付システムの構成の概略を示す図である。 通信端末に記憶される受付許可者データのフォーマットの一例を示す図である。 通信端末で実行される受付許可者データ登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における外来者受付システムで実行される処理の流れの一例を示す図である。 通信端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態における外来者受付システムの構成の概略を示す図である。 第2の実施の形態における第1携帯電話の構成の概略を示すブロック図である。 第1携帯電話に記憶される受付許可者データのフォーマットの一例を示す図である。 第1携帯電話で実行される受付許可者データ登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における外来者受付システムで実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10,10A 屋外機、11,21、51 制御部、12,22,42,52 マイク、13,23,43,53 スピーカ、14 カメラ、15 近距離通信部、16 通信I/F、20 通信端末、21 制御部、24 第1通信I/F、25 第2通信I/F、26 表示部、27 操作部、30,59,61 無線LANカード、40,50 携帯電話、41 ICタグ、50A 第1携帯電話、50B 第2携帯電話、50C 第3携帯電話、54 無線回路、54A アンテナ、55 操作キー、56 LCD、60 コーデック部。

Claims (4)

  1. 屋外に設置される屋外機と通信可能な通信端末であって、
    識別情報を登録する識別情報登録手段と、
    前記識別情報登録手段は、一時的に登録しておく識別情報を登録し、
    前記屋外機と通信する通信手段と、
    前記通信手段を介して前記屋外機から所定の距離内にある携帯電話の識別情報を前記屋外機から受信する識別情報受信手段と、
    識別情報受信手段による前記識別情報の受信に応じて、前記識別情報が前記識別情報登録手段に登録されていることを条件に、外来者があることを報知する報知手段と、
    前記受信した識別情報が前記識別情報登録手段に一時的に登録されている識別情報の場合、所定の操作に応じて、前記受信した前記識別情報を削除する削除手段と、
    指示の入力を受付ける指示受付手段と、
    前記指示受付手段により許可指示が受付けられることを条件に、前記通信手段を介して外来者との通話を可能とする通話手段と、を備え、
    前記識別情報登録手段は、常時登録しておく識別情報と一時的に登録しておく識別情報とを区別して登録し、
    前記削除手段は、前記受信した識別情報が前記識別情報登録手段に一時的に登録されている識別情報の場合、前記指示受付手段による許可指示の受付に応じて、前記受信した前記識別情報を削除する、通信端末。
  2. 前記通信手段を介して前記屋外機から外来者を撮像して取得した画像データを受信する画像データ受信手段をさらに備え、
    前記識別情報登録手段は、前記識別情報と対応付けて画像データを登録可能であり、
    前記報知手段は、前記受信した画像データと、前記受信した識別情報に対応付けて登録されている画像データとを同時に表示する表示手段を含む、請求項に記載の通信端末。
  3. 前記識別情報登録手段は、ネットワークを介して登録用の識別情報を受信する登録用識別情報受信手段を含み、
    前記受信された登録用の識別情報を一時的に登録する、請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 屋外に設置される屋外機と、前記屋外機と通信可能な複数の通信端末とを備えた外来者受付システムであって、
    前記屋外機は、
    所定の距離内にある携帯電話と通信する第1通信手段と、
    前記通信端末と通信するための第2通信手段と、
    前記第1通信手段を介して前記携帯電話から前記携帯電話の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段による前記識別情報の取得に応じて、前記第2通信手段を介して前記複数の通信端末に前記取得した識別情報を送信する識別情報送信手段とを備え、
    前記複数の通信端末それぞれは、
    識別情報を登録する識別情報登録手段と、
    前記屋外機と通信する第3通信手段と、
    前記第3通信手段を介して前記屋外機から前記携帯電話の識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段による前記識別情報の受信に応じて、前記識別情報が前記識別情報登録手段に登録されていることを条件に、外来者があることを報知する報知手段とを備えた、外来者受付システム。
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