JP2005258990A - カメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置 - Google Patents

カメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 特定の部署に入室する場合に、入退出の制御を行なうだけでなく入室する者が携帯している携帯電話のカメラ機能を一時的に使用できなくする入退場制御装置を提供することを提供する。
【解決手段】 携帯端末と情報のやり取りをする無線通信手段と、入退場口を開閉する駆動部に信号を送る駆動制御手段と、入退場口の開閉状態を検知するセンサ部からの検知信号を受け、前記無線通信手段および前記駆動制御手段を制御する全体制御手段とを備え、
前記全体制御手段は、前記無線通信手段を通じて、入退場口の外部にいる者が携行する携帯端末からこの携帯端末のカメラ機能が停止されたことを示す応答を受けたことを確認してから入退場口を開くよう駆動制御手段を制御するよう入退場制御装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ撮影が許されない場所に入退出する際の携帯電話等のカメラ機能を自動的に制御する入退場制御装置に関する。
企業等においては、機密情報の漏洩を防ぐために、機密情報にアクセス可能な端末、または、機密情報が記録されているコンピュータが設置されている部屋、工場等において機密の生産設備稼動部署への入退出をICカード等の可搬記録媒体による個人認証や生体認証による個人認証により制限を行っている。入室後も、サーバー内に保管されている情報データベースへのアクセス制御や、個人用パソコンの利用制限、タイプしたキーボードのログ採取、プリンター等で紙等への出力制限を行う等の対策がとられることがある。特許文献1には入退出の管理を指紋の特徴に基づく個人認証により行なう入退出管理装置が記載されている。また特許文献2にはICカードを利用してICカードに記録された情報に基づく個人認証により入退出管理を行なうシステムが記載されている。
特開平5−233896号公報 特開2000−113133号公報
携帯電話が普及している中で、携帯電話にさまざまな機能が付加されてきている。現在では、ほとんどすべての機種でカメラ機能を備えているといってよい。カメラ付携帯電話を持ったまま機密情報のある部屋に入室できれば、内部にある秘密の生産設備、コンピュータ画面上に表示される秘密情報などを簡単に画像として入手できる。
特許文献1や特許文献2に記載されているような従来技術は、人の出入りそのものは管理できるが、入室した者の行動まで縛ることはできない。しかしながら、カメラ付携帯電話が普及してきたため、入室してしまえば内部の様子を静止画データまたは動画データとしてきわめて簡単に撮影することができるようになったので、単に入退出を制御できるだけでは、機密管理としては不十分となる場合が考えられる。
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、特定の部署に入室する場合に、入退出の制御を行なうだけでなく入室する者が携帯している携帯電話等のカメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、カメラ機能付携帯端末を制御する入退場制御装置である。すなわち、入退場口の開閉状態を検知するセンサ部と、入退場口の扉の開閉を駆動する駆動部を接続して使用する入退場制御装置において、
前記入退場制御装置は、携帯端末と情報のやり取りをする無線通信手段と、入退場口の開閉を行う駆動部に入退場口を開閉させる信号を送る駆動制御手段と、入退場口の開閉状態を検知するセンサ部からの検知信号を受け、前記無線通信手段および前記駆動制御手段を制御する全体制御手段と、を備え、
前記全体制御手段は、前記無線通信手段を通じて、入退場口の外部にいる者が携行する携帯端末からこの携帯端末のカメラ機能が停止されたことを示す応答を受けたことを確認してから入退場口を開くよう前記駆動制御手段を制御することを要旨とする。
前記携帯端末は典型的にはカメラ機能付の携帯電話である。但し本発明の趣旨は必ずしも携帯電話に限定されるものではない。また前記携帯端末は、外部からカメラ機能を停止する命令または停止中のカメラ機能を元に戻す命令(カメラ機能停止解除命令)を受けると、その命令に従ってカメラ機能を停止または復活させるように動作するものであることを前提とする。このような構成の入退場制御装置であれば、機密管理を行なう部屋に入場する際、入場者がカメラ機能付携帯電話等を携行していても、そのカメラ機能を無効化することができるので、機密が漏洩されることがなくなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の入退場制御装置のより好ましい一態様であって、前記全体制御手段は、携帯端末からカメラ機能停止解除の要求を受けたときに、その携帯端末が入退場口の外部に位置して、かつ入退場口が閉じている場合に限って前記携帯端末にカメラ機能停止解除コマンドを送信するよう前記無線通信手段を制御するよう構成されるものである。
このような構成の入退場制御装置であれば、入場時にカメラ機能を停止させるだけでなく、機密管理を行なう部屋から退場したときに、入退場制御装置によってカメラ機能を復活させることができる。また、機密を管理する部屋の内部からカメラ機能停止解除の要求を受けてもその要求は通らないので、カメラ機能を復活すべきでない携帯端末のカメラ機能を復活させることはない。
携帯端末が入退場口の外部に位置しているかどうかを確認する一つの方法としては、例えば、前記無線通信手段に赤外線を用いた無線通信を行なう通信手段を採用し、この赤外線通信手段が入退場口の外側に位置する携帯端末とのみ通信可能な位置に設置されるようにすることが考えられる。
携帯端末が入退場口の外部に位置しているかどうかを確認する他の一つの方法としては、例えば、前記入退場制御装置は、携帯端末を携行する者が入退場口の外側にいることを検証できる第2のセンサ部を備えてもよい。
請求項1に記載の入退場制御装置のより好ましい別の態様としては、携帯端末の携行者を入場させる際に、前記無線通信手段を通じて携帯端末に入場者を特定する認証情報を要求し、認証に成功した場合に限り入退場口を開くように前記開閉手段を制御する構成としても良い。
本発明に係る入退場制御装置によれば、カメラ機能付携帯端末を携行して秘密管理する部屋に入場する者の、カメラ機能の使用を無効化できるのでより高いレベルの機密管理を実現することができる。
以下、本発明を実施する最良の形態を説明する。
(第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係る入退場制御装置の設置構成図である。2は入室する者が携帯している携帯電話である。携帯電話2にはSIMカード3が挿入されている。また、4は機密情報のために入室を管理する必要のある部屋5の入り口に設置される入退場制御装置である。
携帯電話2はカメラ機能、赤外線通信機能、SIMカード対応機能が備えられている。SIMカードのSIMとは、Subscriber Identity Moduleのことで、SIMカードは欧州の携帯電話(GSM)で広く利用されている。SIMカードには契約加入者の個人識別情報などが記録されており、このカードを装着して使用するタイプの携帯電話は、SIMカードに記録されている情報内容によって電話番号が決まる。したがって他人の携帯電話に自分のSIMカードを装着すれば、自分の電話番号で発信着信ができ、通話料の課金も自分宛に行われる。したがって、携帯電話を買い換えても同一のSIMカードを使用する限り電話番号が変わることはない。
SIMカード3は、通常のICカードと同様に、内部に制御部(CPU)、不揮発メモリ、揮発メモリを備える。そして不揮発メモリの一部に記憶されている制御プログラムにしたがって制御部がその動作をコントロールする。前記制御プログラムは、外部から何種類かの定義されたコマンドを受け付けて、それに対する応答を返すという動作を実行させる。したがって、携帯電話2に備えられているSIMカード対応機能は、携帯電話2の制御プログラムの指令に従ってSIMカード3に対してコマンドを送りつけ、またSIMカード3が返す応答を受け付けて、これを携帯電話2の制御プログラムに伝える働きをする。
本発明においては、携帯電話2は以下の機能を有することを前提とする。すなわち、携帯電話2は、外部から携帯電話2の識別番号または契約者加入者情報を要求するコマンドを受け、これに対して識別番号または契約者識別番号を返答する機能を有する。また、携帯電話2は、外部からカメラ機能を停止させるコマンド、カメラ機能の停止を解除するコマンドを受け、これに対してコマンドに応じてカメラ機能を停止または停止解除する機能を有する。
入退場制御装置4は、機密管理している部屋の出入り口の外側に設置する外装機41と部屋の内側に取り付ける内装機42が対になった構成となっている。図4に入退場制御装置4の構成図を示す。外装機41と内装機42の構成は同じである。携帯電話2と情報のやり取りを行うための赤外線通信手段11、外装機41と内装機42との間でデータをやり取りするための通信手段12、出入り口の錠または開閉動作を制御する駆動制御手段13、駆動制御手段によってドア6を物理的に開閉する駆動部15、ドア6の開閉状態を検知するセンサ部14、全体の制御を行なう全体制御手段10から構成される。全体制御手段10は、CPUおよび記憶装置を含み、この記憶装置の一部には入退場制御装置4の機能を実現するための一連の命令を記述した制御プログラムが記憶されている。ドア6は光を透過する部分がないドアであるものとする。また外装機41の赤外線通信手段11はドア6が開いていても入退場口の内側に位置する携帯電話2とは通信ができない位置に設置されているものとする。
図2は、携帯電話2、SIMカード3、入退場制御装置4の情報のやり取りを説明する図である。以下図2にしたがって、本発明のシステムの動作を説明する。
まず、携帯電話2を携行している利用者は、機密情報のために入場管理を行っている部屋5の入り口に差し掛かると、入り口に設置してある外装機41に向かって、携帯電話2の赤外線通信機能を利用して接近信号を送信する(図2のマル1)。この信号は、携帯電話2による開錠要求(図2のマル2)として外装機41に受信される。開錠要求を受け付けた外装機41は、入場したい者が接近してきたことを認識して、携帯電話2に対してID番号要求信号を発信する(図2のマル3)。ID番号要求信号(図2のマル4)は、携帯電話2に受け付けられ、内蔵されているSIMカード3に対するコマンドに変換されて、SIMカード3に転送される(図2のマル5)。
SIMカード3は、ID番号要求信号を受けると、SIMカード3内部のプロセッサの制御により内蔵不揮発メモリから所有者(加入契約者)のID番号を読み出して(図2のマル6)、ID番号を応答する(図2のマル7)。このID番号応答は、再度携帯電話2により中継されて(図2のマル8)、赤外線通信機能により外装機41に転送される。
外装機41はID番号を受け取ると、全体制御手段10の働きにより、そのID番号が事前に登録されているID番号かどうかを検査する(図2のマル9)。外装機41の全体制御手段10に備えられている記憶装置には機密を管理している部屋に入場を認められている者のID番号が登録されている。全体制御手段10の記憶装置に記憶されている制御プログラムには、受付けたID番号と一致するID番号が前記記憶装置の所定の領域に記録されているかどうかを検査するようCPUを動作させる命令が記述されおり、外装機41がID番号を受け取るとこれらの命令を記述したプログラム部分が動作する。この結果、入場しようとする者の認証が成功した場合は、外装機41は携帯電話2に対してカメラ機能停止命令を発信する(図2のマル10)。カメラ機能停止命令(図2のマル11)を受け付けた携帯電話2は、カメラ機能を停止する(図2のマル12)。そしてカメラ機能が停止されたことを知らせるため、停止応答(図2のマル13)を外装機41に送信する。停止応答を受けた外装機41は、駆動制御手段13を通じて駆動部15を動作させて入り口を開錠する(図2のマル14)。
尚、図2のマル9において認証に失敗した場合は、外装機41はカメラ機能停止命令の代わりに認証失敗通知を携帯電話2に発信することになる。また、上記説明では、認証のためのデータとして、SIMカードに記録された加入契約者のID番号を用いるとしたが、例えば、SIMカードを使用しない携帯電話においては、携帯電話自体の識別番号であってもよい。あるいは、携帯電話の記憶領域またはSIMカードの記憶領域に記録されている特定の認証サービス期間が認証した電子証明書データなどであってもよい。どのような認証データを用いる場合でも、それらの認証データに対する照合機能を、全体制御手段10に内蔵される記憶装置にプログラムおよびデータとして用意しておくことが可能である。
図3は、利用者が退出するときの、携帯電話2、SIMカード3、入退場制御装置4の情報のやり取りを説明する図である。以下図3にしたがって、利用者が退出する場合の本発明のシステムの動作を説明する。
機密管理されている部屋5に入室した利用者がその部屋を退出するときは、出口の手前に設置してある内装機51に向かって、携帯電話2の赤外線通信機能を利用して接近信号を送信する(図3のマル1)。この信号は、携帯電話2による開錠要求(図3のマル2)として内装機51に受信される。開錠要求を受け付けた内装機51は、退出したい者が接近してきたことを認識して、携帯電話2に対してID番号要求信号を発信する(図3のマル3)。ID番号要求信号(図3のマル4)は、携帯電話2に受け付けられ、内蔵されているSIMカード3に転送される。SIMカード3は、ID番号要求信号を受けると、SIMカード3内部のプロセッサの制御により内蔵不揮発メモリから所有者(加入契約者)のID番号を読み出して、ID番号を応答する。このID番号応答(図3のマル7)は、再度携帯電話2により中継されて(図3のマル8)、赤外線通信機能により内装機51に転送される。
内装機51はID番号を受け取ると、駆動制御手段13を通じて駆動部15を動作させて出口を開錠し(図3のマル9)、そのID番号を外装機52に転送する(図2のマル10)。外装機52は、内装機51から送られたID番号通知(図3のマル11)を受け取り、退出口が閉じられたことをセンサ部14によって確認すると、赤外線通信手段11を通じて、受付けたID番号を含んだカメラ機能停止解除要求を発信する(図3のマル12)。 携帯電話2は、入退場口の外部に位置するのであれば、外装機52から発信されたカメラ機能停止解除要求(図3のマル13)を受信することができる。カメラ機能停止解除要求を受信した携帯電話2は、含まれているID番号と、SIMカード3に記録されているID番号を照合して、一致するならば、カメラ制御機能を復活する(図3のマル14)。
このように、入場時には外装機41の制御により、退場時には外装機41と内装機42の連携動作による制御により、入退場者が携行する携帯電話2のカメラ機能を停止、停止解除して、機密管理を行なうことができる。
(第2の実施形態)次に、第1の実施形態よりもより簡易な構成である第2の実施形態を説明する。図5は第2の実施形態の入退場制御装置4を説明する設置構成図である。第2の実施形態における入退場制御装置4は、外装機41と、部屋の内側から駆動部15に開錠を指令する信号を発生させるスイッチ16が駆動部15に直結した構成となっている。また第2の実施形態に用いる外装機41は、内装機42と通信を行なわないので通信手段12は不要である。
第2の実施形態における入場時の制御は第1の実施形態で説明した内容と同じである。
図6は、第2の実施形態における出場時の制御の流れを説明するフロー図である。以下図6の制御の流れを説明する。
機密管理されている部屋に入室した利用者がその部屋を退出するときは、出口の手前に設置してあるスイッチ16を押下げする(図6のマル1)。そうすると駆動部15が動作されて出口を開錠する(図6のマル9)。利用者はドア6を通じて外部に出る。利用者はその位置から携帯電話2のID番号を外装機41に転送する(図6のマル10)。携帯電話2が入退場口の外部に位置するのであれば、外装機41は、このID番号通知(図6のマル11)をカメラ機能停止解除要求として受け取ることができる。外装機41は、退出口が閉じられていることをセンサ部14によって確認すると、赤外線通信手段11を通じて、受付けたID番号を含んだカメラ機能停止解除コマンドを発信する(図6のマル12)。 携帯電話2は、入退場口の外部に位置するのであれば、外装機52から発信されたカメラ機能停止解除コマンド(図6のマル13)を受信することができる。カメラ機能停止解除コマンドを受信した携帯電話2は、含まれているID番号と、SIMカード3に記録されているID番号を照合して、一致するならば、カメラ制御機能を復活する(図6のマル14)。
このように、入場時には外装機41の制御により、退場時にはスイッチ16と外装機41の連携動作による制御により、入退場者が携行する携帯電話2のカメラ機能を停止、停止解除して、機密管理を行なうことができる。
(第3の実施形態)次に、第3の実施形態を説明する。図7は第3の実施形態の入退場制御装置4を説明する設置構成図である。第3の実施形態における入退場制御装置4は、外装機41が、退場者が部屋の外側に位置することを確認する第2のセンサ部をも備えた構成となっている。またこの外装機41は、内装機42と通信を行なわないので通信手段12は不要である。前記第2のセンサ部は、例えばフットスイッチ17で構成することができる。また、ドア6は一部に赤外線を透過する窓部7が設けられており、退場しようとする者はこの窓部7を通じて入退場口の内側からも外装機41の赤外線通信手段11と通信をおこなうことができるものとする。
第3の実施形態における入場時の制御は第1の実施形態で説明した内容と同じである。また、出場時の制御は、図3で説明した第1の実施形態における出場時の制御の流れにおいて、外装機41が、内装機42の動作および制御をも兼ねる形となる。すなわち、図3の流れ図において、図3のマル9までの携帯電話2と内装機42の間の動作を外装機41と携帯電話2の間で行い、出口を開錠した(図3のマル9)後は、外装機41は、フットスイッチ17が閉じられていることにより今退場した者が確かに入退場口の外部に位置すること、およびセンサ部14によりドア6が閉じていることを確認してカメラ機能停止解除コマンド(図3のマル13)を携帯電話2に送信する。
このように、入場時には外装機41の制御により、退場時にはフットスイッチ17と外装機41の連携動作により、入退場者が携行する携帯電話2のカメラ機能を停止、停止解除して、機密管理を行なうことができる。
第3の実施形態の構成は、入退場制御装置4の無線通信手段としてBlue Toothのような窓部のないドアが閉じていても入退場口の内側から外装機41と通信可能な無線通信手段を用いる場合であっても適用可能な構成である。
以上、本発明に係る携帯カメラ機能制御システムを説明した。このシステムによれば、カメラ付携帯電話を携帯している者は、カメラ機能を停止させた後でなければ機密管理されている部屋に入室することができない。また、その部屋を完全に退出した後でなければカメラ機能の停止を解除させることができない。従って、カメラ機能付形態を持参している者が入室しても、機密管理を徹底することができる。
第1の実施形態に係る入退場制御装置の設置構成図である。 入場時における携帯電話2、SIMカード3、入退場制御装置4の情報のやり取りを説明するフロー図である。 退出時における携帯電話2、SIMカード3、入退場制御装置4の情報のやり取りを説明するフロー図である。 入退場制御装置4の構成図である。 第2の実施形態に係る入退場制御装置4を説明する設置構成図である。 第2の実施形態における退出時の制御の流れを説明するフロー図である。 第3の実施形態に係る入退場制御装置4を説明する設置構成図である。
符号の説明
2 携帯電話
3 SIMカード
4 入退場制御装置
5 機密管理区域(部屋)
6 開閉扉
10 全体制御手段
11 赤外線通信手段
12 通信手段
13 駆動制御手段
14 センサ部
15 駆動部
16 開閉スイッチ
17 フットスイッチ
41 外装機
42 内装機

Claims (5)

  1. 入退場口の開閉状態を検知するセンサ部と、入退場口の扉の開閉を駆動する駆動部を接続して使用する入退場制御装置において、
    前記入退場制御装置は、携帯端末と情報のやり取りをする無線通信手段と、入退場口の開閉を行う駆動部に入退場口を開閉させる信号を送る駆動制御手段と、入退場口の開閉状態を検知するセンサ部からの検知信号を受け、前記無線通信手段および前記駆動制御手段を制御する全体制御手段と、を備え、
    前記全体制御手段は、前記無線通信手段を通じて、入退場口の外部にいる者が携行する携帯端末からこの携帯端末のカメラ機能が停止されたことを示す応答を受けたことを確認してから入退場口を開くよう駆動制御手段を制御することを特徴とする入退場制御装置。
  2. 請求項1に記載の入退場制御装置であって、前記全体制御手段は、携帯端末からカメラ機能停止解除の要求を受けたときに、その携帯端末が入退場口の外部に位置して、かつ入退場口が閉じている場合に限って前記携帯端末にカメラ機能停止解除コマンドを送信するよう前記無線通信手段を制御することを特徴とする入退場制御装置。
  3. 請求項2に記載の入退場制御装置であって、前記無線通信手段は赤外線を用いた無線通信を行なうものであり、この赤外線通信手段が入退場口の外側に位置する携帯端末とのみ通信可能な位置に設置されることを特徴とする入退場制御装置。
  4. 請求項2に記載の入退場制御装置であって、携帯端末を携行する者が入退場口の外側にいることを確認できる第2のセンサ部を備えた入退場制御装置。
  5. 請求項1に記載の入退場制御装置であって、携帯端末の携行者を入場させる際に、前記無線通信手段を通じて携帯端末に入場者を特定する認証情報を要求し、認証に成功した場合に限り入退場口を開くように前記開閉手段を制御することを特徴とする入退場制御装置。
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