JP4810132B2 - 遅延回路およびリップルコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、遅延回路およびリップルコンバータに関する。
コンデンサの充放電特性を利用した遅延回路が一般的に用いられている。例えば、特許文献1には、コンデンサに充電された電圧をコンパレータで検出することにより出力信号を切り替える遅延回路が開示されている。
図5は、コンパレータを用いた遅延回路の一般的な構成を示す図である。遅延回路100は、オペアンプ101、NPN型トランジスタ102、抵抗103、P型MOSFET111〜117、N型MOSFET121〜125、コンデンサ131、コンパレータ132、スイッチ133、及び電源141,142を備えている。
オペアンプ101、NPN型トランジスタ102、及び抵抗103は、電圧−電流変換回路を形成している。オペアンプ101の非反転入力端子には、例えば、安定した電圧であるバンドギャップ電圧Vbgが入力されている。そして、オペアンプ101の特性により、オペアンプ101の反転入力端子の電圧、つまり、A点の電圧もVbgとなる。したがって、抵抗103の抵抗値をRとすると、A点の電流IはVbg/Rとなる。
P型MOSFET111,112のソースには、電源電圧Vccが印加され、ゲートは接地されており、常にオンの状態となっている。そして、P型MOSFET114のソースは、P型MOSFET111のドレインと接続され、P型MOSFET115のソースは、P型MOSFET112のドレインと接続されている。また、P型MOSFET114,115のゲート同士が接続され、P型MOSFET114のゲートとドレインとが接続されている。つまり、P型MOSFET114,115は電流ミラー回路を構成しており、定電流Iが流れることとなる。
また、P型MOSFET113のソースには、電源電圧Vccが印加され、ゲートには入力信号が印加されている。つまり、P型MOSFET113は、入力信号がLレベルのときにオンとなる。そして、P型MOSFET116のソースは、P型MOSFET113のドレインと接続され、P型MOSFET116のゲートは、P型MOSFET114のゲートと接続されている。つまり、P型MOSFET114,116は電流ミラー回路を構成しており、P型MOSFET113がオンのときに、定電流IがP型MOSFET116を流れることとなる。
また、N型MOSFET121は、ドレインがN型MOSFET123のソースと接続され、ゲートには電源電圧Vccが印加され、ソースが接地されている。つまり、N型MOSFET121は常にオンの状態となっている。また、N型MOSFET122は、ドレインがN型MOSFET124のソースと接続され、ゲートに入力信号が印加され、ソースが接地されている。つまり、N型MOSFET122は、入力信号がHレベルのときにオンとなる。
また、N型MOSFET123のドレインは、P型MOSFET115のドレインと接続され、N型MOSFET124のドレインは、P型MOSFET116のドレインと接続されている。また、N型MOSFET123,124のゲート同士が接続され、N型MOSFET123のゲートとドレインとが接続されている。つまり、N型MOSFET123,124は電流ミラー回路を構成しており、N型MOSFET122がオンのときに、定電流IがN型MOSFET124を流れることとなる。
そして、コンデンサ131は、一端がP型MOSFET116のドレイン及びN型MOSFET124のドレインと接続され、他端が接地されている。したがって、入力信号がLレベルのときは、P型MOSFET113がオン、N型MOSFET122がオフとなることにより、P型MOSFET116を流れる定電流Iがコンデンサ131に流れ込み、コンデンサ131が充電される。また、入力信号がHレベルのときは、P型MOSFET113がオフ、N型MOSFET122がオンとなることにより、コンデンサ131に蓄えられた電荷がN型MOSFET124を流れる定電流Iにより放電される。
コンパレータ132は、非反転入力端子に入力されるコンデンサ131の電圧と、反転入力端子に入力される基準電圧との比較結果を出力する。スイッチ133は、遅延回路100の出力信号がHレベルのときは、電源141により供給される電圧Vrefを基準電圧としてコンパレータ132に入力し、遅延回路100の出力信号がLレベルのときは、電源142により供給される電圧Vcc−Vrefを基準電圧としてコンパレータ132に入力する。
そして、P型MOSFET117のソースに電源電圧Vccが印加され、ドレインがN型MOSFET125のドレインと接続されている。また、N型MOSFET125のソースは接地され、P型MOSFET117及びN型MOSFET125のゲートにコンパレータ132の出力が入力されている。つまり、P型MOSFET117及びN型MOSFET125はCMOSインバータ回路を構成しており、P型MOSFET117のドレインとN型MOSFET125のドレインとの接続点の電圧は、コンパレータ132の出力を反転したものとなる。そして、このインバータの出力が遅延回路100の出力信号となっている。
図6は、遅延回路100の動作を示すタイミングチャートである。まず、初期状態を時刻t0とすると、この状態では入力信号がLレベルであるため、P型MOSFET113がオンとなり、P型MOSFET116を流れる定電流Iによりコンデンサ131が充電され、コンデンサ131の電圧はVccとなっている。そのため、コンパレータ132の出力はHレベル、遅延回路100の出力信号はLレベルとなっている。
時刻t1に入力信号がLレベルからHレベルに変化すると、P型MOSFET113がオフとなり、N型MOSFET122がオンとなる。これにより、コンデンサ131に蓄えられた電荷がN型MOSFET124を流れる定電流Iにより放電されはじめ、コンデンサ131の電圧が徐々に低下していく。時刻t2に、コンデンサ131の電圧が基準電圧であるVcc−Vrefより小さくなると、コンパレータ132は、出力をLレベルに切り替えはじめ、コンパレータ132自身の遅延により、時刻t3にコンパレータ132の出力がLレベルとなる。そして、時刻t3にコンパレータ132の出力がLレベルとなると、遅延回路100の出力信号がHレベルとなる。つまり、時刻t1から時刻t3までが、入力信号がLレベルからHレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
その後、時刻t1’に入力信号がHレベルからLレベルに変化すると、P型MOSFET113がオンとなり、N型MOSFET122がオフとなる。これにより、P型MOSFET116を流れる定電流Iによりコンデンサ131が充電されはじめ、コンデンサ131の電圧が徐々に上昇していく。そして、時刻t2’に、コンデンサ131の電圧が基準電圧であるVrefより大きくなると、コンパレータ132は、出力をHレベルに切り替えはじめ、コンパレータ132自身の遅延により、時刻t3’にコンパレータ132の出力がHレベルとなる。そして、時刻t3’にコンパレータ132の出力がHレベルとなると、遅延回路100の出力信号がLレベルとなる。つまり、時刻t1’から時刻t3’までが、入力信号がHレベルからLレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
図6からもわかるように、コンパレータ132を用いる場合、遅延時間Tdlyはコンパレータ132自身の遅延時間よりも短くすることができないこととなる。また、例えばアンプ等を用いてコンパレータ132の動作を高速にすることも可能であるが、回路が複雑となり、回路規模が大きくなってしまう。
そこで、このようなコンパレータ132の欠点を解消するために、インバータを用いた遅延回路が用いられることもある。図7は、インバータを用いた遅延回路の一般的な構成を示す図である。遅延回路150には、図5に示したコンパレータ132が無く、コンデンサ131の電圧がP型MOSFET117及びN型MOSFET125により構成されるCMOSインバータ回路に入力されている。
したがって、コンデンサ131の電圧が所定の電圧よりも大きくなると、P型MOSFET117がオフ、N型MOSFET125がオンとなり、P型MOSFET117のドレインとN型MOSFET125のドレインとの接続点の電圧は、Lレベルとなる。また、コンデンサ131の電圧が所定の電圧よりも小さくなると、P型MOSFET117がオン、N型MOSFET125がオフとなり、P型MOSFET117のドレインとN型MOSFET125のドレインとの接続点の電圧は、Hレベルとなる。このように、インバータの出力が切り替わる所定の電圧を、インバータの閾値電圧という。
図8は、遅延回路150の動作を示すタイミングチャートである。まず、初期状態を時刻t0とすると、この状態では入力信号がLレベルであるため、P型MOSFET113がオンとなり、P型MOSFET116を流れる定電流Iによりコンデンサ131が充電され、コンデンサ131の電圧はVccとなっている。そのため、P型MOSFET117及びN型MOSFET125により構成されるインバータの出力はLレベルとなっている。
時刻t1に入力信号がLレベルからHレベルに変化すると、P型MOSFET113がオフとなり、N型MOSFET122がオンとなる。これにより、コンデンサ131に蓄えられた電荷がN型MOSFET124を流れる定電流Iにより放電されはじめ、コンデンサ131の電圧が徐々に低下していく。時刻t2に、コンデンサ131の電圧がインバータの閾値電圧(例えばVcc/2)より小さくなると、インバータの出力、すなわち、遅延回路150の出力信号がHレベルとなる。つまり、時刻t1から時刻t2までが、入力信号がLレベルからHレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
その後、時刻t1’に入力信号がHレベルからLレベルに変化すると、P型MOSFET113がオンとなり、N型MOSFET122がオフとなる。これにより、P型MOSFET116を流れる定電流Iによりコンデンサ131が充電されはじめ、コンデンサ131の電圧が徐々に上昇していく。そして、時刻t2’に、コンデンサ131の電圧がインバータの閾値電圧より大きくなると、インバータの出力、すなわち、遅延回路150の出力信号がLレベルとなる。つまり、時刻t1’から時刻t2’までが、入力信号がHレベルからLレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
このように、CMOSインバータ回路によってコンデンサ131の電圧を判定することにより、コンパレータ132を用いる場合よりも短い遅延時間を生成することが可能となる。また、コンパレータ132を用いる場合と比較して、回路規模を小さくすることも可能となる。
特開2003−8410号公報
コンデンサ131に定電流Iを用いて充電または放電を行う場合、コンデンサ131の容量をCとすると、コンデンサ131の電圧がΔVだけ変化する際に必要な時間Tは、T=C・ΔV/Iとなる。また、CMOSインバータ回路の閾値電圧は、電源電圧Vccに比例して変化することとなる。そこで、例えばCMOSインバータ回路の閾値電圧をVcc/2とすると、遅延回路150による遅延時間Tdlyは、次式(1)のように表される。
Figure 0004810132
式(1)から明らかなように、遅延回路150による遅延時間Tdlyは、電源電圧Vccに比例して変化することがわかる。例えば、電源電圧Vccの定格電圧を5Vとする場合、実際に回路に印加される電圧Vccは、4.5V〜5.5V程度の幅で変動する可能性がある。つまり、このように電源電圧Vccが変動する場合、遅延回路150による遅延時間Tdlyもそれに伴って変動することとなる。したがって、安定した遅延時間を得ることができず、生成された遅延時間を用いる回路の動作が不安定な状態となってしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電源電圧に依存せず、短い遅延時間を生成することが可能であり、回路サイズが小さい遅延回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遅延回路は、入力電圧をスイッチング制御するスイッチング回路と、前記スイッチング回路のスイッチングにより発生する電圧を平滑化して出力電圧とする平滑回路と、前記出力電圧に応じた電圧と基準電圧との比較結果である比較信号を出力する比較回路と、前記比較信号を遅延させた前記スイッチング回路のオンオフを制御するための出力信号を出力する遅延回路と、を含んで構成されるリップルコンバータにおける前記遅延回路であって、電源電圧に比例した第1電流を出力する第1電流源と、前記電源電圧に比例した第2電流を出力する第2電流源と、前記第1電流又は前記第2電流によって充電又は放電されるキャパシタと、前記比較信号に応じて前記第1電流源及び前記第2電流源の動作を相補的に切り替えるスイッチと、前記キャパシタに充電された電圧に応じて動作し、前記比較信号より遅延した前記出力信号を出力するインバータと、を備えることとする。
また、前記スイッチは、前記比較信号が一方の論理値の場合に前記第1電流源と前記キャパシタとを電気的に接続する充電用トランジスタと、前記比較信号が他方の論理値の場合に前記第2電流源と前記キャパシタとを電気的に接続する放電用トランジスタと、を有することとすることができる。
また、前記遅延回路は、前記電源電圧に比例した電圧を生成する電圧生成回路と、前記電圧生成回路によって生成された電圧に比例した電流を生成する電流生成回路と、を有し、前記第1電流源及び前記第2電流源は、前記電流生成回路によって生成される前記電流に応じて、前記第1電流及び前記第2電流を出力することとすることができる。
また、本発明のリップルコンバータは、入力電圧をスイッチング制御するスイッチング回路と、前記スイッチング回路のスイッチングにより発生する電圧を平滑化して出力電圧とする平滑回路と、前記出力電圧に応じた電圧と基準電圧との比較結果である比較信号を出力する比較回路と、前記比較信号を遅延させた前記スイッチング回路のオンオフを制御するための出力信号を出力する遅延回路と、を含んで構成され前記遅延回路、電源電圧に比例した第1電流を出力する第1電流源と、前記電源電圧に比例した第2電流を出力する第2電流源と、前記第1電流又は前記第2電流によって充電又は放電されるキャパシタと、前記比較信号に応じて前記第1電流源及び前記第2電流源の動作を相補的に切り替えるスイッチと、前記キャパシタに充電された電圧に応じて動作し、前記比較信号より遅延した前記出力信号を出力するインバータと、を備えることとする。
電源電圧に依存せず、短い遅延時間を生成することが可能であり、回路サイズが小さい遅延回路を提供することができる。
==回路構成==
図1は、本発明の一実施形態である遅延回路の構成を示す図である。遅延回路10は、オペアンプ11、NPN型トランジスタ12、抵抗13〜15、P型MOSFET21〜27、N型MOSFET31〜35、及びコンデンサ(キャパシタ)41を備えている。
オペアンプ11の非反転入力端子には、電源電圧Vccを抵抗13,14で分圧した電圧が入力されている。例えば、抵抗13の抵抗値R1と抵抗14の抵抗値R2との比を1:3とすると、オペアンプ11の非反転入力端子に印加される電圧はVcc/4となる。そして、オペアンプ11の出力がNPN型トランジスタ12のベースに接続され、NPN型トランジスタ12のエミッタがオペアンプ11の反転入力端子に入力されている。したがって、オペアンプ11の特性により、オペアンプ11の反転入力端子の電圧、つまり、A点の電圧がVcc/4となるように制御される。そして、NPN型トランジスタ12のエミッタと、抵抗15の一端とが接続され、抵抗15の他端が接地されている。抵抗15の抵抗値をRとすると、A点の電流IはVcc/4Rとなり、電流Iは電源電圧Vccに比例して変化することとなる。
なお、オペアンプ11、NPN型トランジスタ12、及び抵抗13,14が本発明の電圧生成回路に該当し、抵抗15が本発明の電流生成回路に該当する。また、遅延回路10を集積化する場合は、端子16を設けることにより、抵抗15を遅延回路10の外部に接続することとしてもよい。このように抵抗15を外部に設けることにより、抵抗15の抵抗値を変更することが可能となり、電流Iを調整することができる。
P型MOSFET21,22のソースには、電源電圧Vccが印加され、ゲートは接地されており、常にオンの状態となっている。そして、P型MOSFET24のソースは、P型MOSFET21のドレインと接続され、P型MOSFET25のソースは、P型MOSFET22のドレインと接続されている。また、P型MOSFET24,25のゲート同士が接続され、P型MOSFET24のゲートとドレインとが接続されている。つまり、P型MOSFET24,25は電流ミラー回路を構成しており、電流Iが流れることとなる。
また、P型MOSFET23のソースには、電源電圧Vccが印加され、ゲートには入力信号が印加されている。つまり、P型MOSFET23は、入力信号がLレベルのときにオンとなる。そして、P型MOSFET26のソースは、P型MOSFET23のドレインと接続され、P型MOSFET26のゲートは、P型MOSFET24のゲートと接続されている。つまり、P型MOSFET24,26は電流ミラー回路を構成しており、P型MOSFET23がオンのときに、電流IがP型MOSFET26(第1電流源)を流れることとなる。
また、N型MOSFET31は、ドレインがN型MOSFET33のソースと接続され、ゲートには電源電圧Vccが印加され、ソースが接地されている。つまり、N型MOSFET31は常にオンの状態となっている。また、N型MOSFET32は、ドレインがN型MOSFET34のソースと接続され、ゲートに入力信号が印加され、ソースが接地されている。つまり、N型MOSFET32は、入力信号がHレベルのときにオンとなる。
また、N型MOSFET33のドレインは、P型MOSFET25のドレインと接続され、N型MOSFET34のドレインは、P型MOSFET26のドレインと接続されている。また、N型MOSFET33,34のゲート同士が接続され、N型MOSFET33のゲートとドレインとが接続されている。つまり、N型MOSFET33,34は電流ミラー回路を構成しており、N型MOSFET32がオンのときに、電流IがN型MOSFET34(第2電流源)を流れることとなる。
コンデンサ41は、一端がP型MOSFET26のドレイン及びN型MOSFET34のドレインと接続され、他端が接地されている。したがって、入力信号がLレベルのときは、P型MOSFET23がオン、N型MOSFET32がオフとなることにより、P型MOSFET26を流れる電流Iがコンデンサ41に流れ込み、コンデンサ41が充電される。また、入力信号がHレベルのときは、P型MOSFET23がオフ、N型MOSFET32がオンとなることにより、コンデンサ41に蓄えられた電荷がN型MOSFET34を流れる電流Iにより放電される。
そして、P型MOSFET27のソースに電源電圧Vccが印加され、ドレインがN型MOSFET35のドレインと接続されている。そして、N型MOSFET35のソースは接地され、P型MOSFET27及びN型MOSFET35のゲートにコンデンサ41の一端が接続されている。つまり、P型MOSFET27及びN型MOSFET35はCMOSインバータ回路を構成している。そのため、コンデンサ41の電圧がCMOSインバータ回路の閾値電圧よりも大きくなると、P型MOSFET27がオフ、N型MOSFET35がオンとなり、遅延回路10の出力信号であるP型MOSFET27のドレインとN型MOSFET35のドレインとの接続点の電圧は、Lレベルとなる。また、コンデンサ41の電圧がCMOSインバータ回路の閾値電圧よりも小さくなると、P型MOSFET27がオン、N型MOSFET35がオフとなり、P型MOSFET27のドレインとN型MOSFET35のドレインとの接続点の電圧は、Hレベルとなる。
==動作説明==
次に、遅延回路10の動作について説明する。図2は、本実施形態の遅延回路10の動作を示すタイミングチャートである。まず、初期状態を時刻t0とすると、この状態では入力信号がLレベルであるため、P型MOSFET23がオンとなり、P型MOSFET26を流れる電流Iによりコンデンサ41が充電され、コンデンサ41の電圧はVccとなっている。そのため、P型MOSFET27及びN型MOSFET35により構成されるインバータの出力、すなわち、遅延回路10の出力信号はLレベルとなっている。
時刻t1に入力信号がLレベルからHレベルに変化すると、P型MOSFET23がオフとなり、N型MOSFET32がオンとなる。これにより、コンデンサ41に蓄えられた電荷がN型MOSFET34を流れる電流Iにより放電されはじめ、コンデンサ41の電圧が徐々に低下していく。時刻t2に、コンデンサ41の電圧がインバータの閾値電圧(例えばVcc/2)より小さくなると、インバータの出力、すなわち、遅延回路10の出力信号がHレベルとなる。つまり、時刻t1から時刻t2までが、入力信号がLレベルからHレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
その後、時刻t1’に入力信号がHレベルからLレベルに変化すると、P型MOSFET23がオンとなり、N型MOSFET32がオフとなる。これにより、P型MOSFET26を流れる電流Iによりコンデンサ41が充電されはじめ、コンデンサ41の電圧が徐々に上昇していく。そして、時刻t2’に、コンデンサ41の電圧がインバータの閾値電圧より大きくなると、インバータの出力、すなわち、遅延回路10の出力信号がLレベルとなる。つまり、時刻t1’から時刻t2’までが、入力信号がHレベルからLレベルに変化する際の遅延時間Tdlyとなっている。
そして、CMOSインバータ回路の閾値電圧を、例えばVcc/2とすると、遅延回路10の遅延時間Tdlyは、次式(2)により求めることができる。
Figure 0004810132
式(2)から明らかなように、遅延回路10による遅延時間Tdlyは、電源電圧Vccに依存せず、一定であることがわかる。つまり、コンデンサ41の充電または放電を行う電流源の電流Iを電源電圧Vccに比例して変化させることにより、遅延回路10の遅延時間Tdlyから電源電圧Vccの依存性を排除することができる。
==適用例==
次に、本実施形態の遅延回路10の適用例について説明する。図3は、遅延回路10を用いた降圧型のリップルコンバータの一例を示す図である。リップルコンバータ50は、入力電圧Vinから所望の電圧Voutを生成するものであり、スイッチング回路であるN型MOSFET51,52及びインバータ53、平滑回路であるコイル54及びコンデンサ55、コンパレータ(比較回路)56、抵抗57,58、電源59、及び遅延回路10を含んで構成されている。
N型MOSFET51のゲートには、遅延回路10の出力信号が入力され、N型MOSFET52のゲートには、遅延回路10の出力信号がインバータ53を介して入力されている。つまり、遅延回路10の出力信号がHレベルのときは、N型MOSFET51がオン、N型MOSFET52がオフとなり、遅延回路10の出力信号がLレベルのときは、N型MOSFET51がオフ、N型MOSFET52がオンとなる。
N型MOSFET51がオンのとき、N型MOSFET51を流れる電流Ionがコイル54を介してコンデンサ55に流れ込み、出力電圧Voutが徐々に上昇する。その後、N型MOSFET51がオフになり、N型MOSFET52がオンになると、コイル54は電流を流し続けようとするため、N型MOSFET52からコイル54に向かって電流Ioffが流れることとなる。そして、コイル54に蓄えられたエネルギーが減少するに連れて、この電流Ioffも減少し、コンデンサ55が放電されることにより、出力電圧Voutが徐々に下降する。
コンパレータ56は、出力電圧Voutが所望の電圧となるようにN型MOSFET51,52のオンオフを制御するものであり、出力電圧Voutを抵抗57,58で分圧して得られる電圧Vfと、電源59による基準電圧Vrefとを比較する。そして、遅延回路10は、コンパレータ56の出力を所定の遅延時間Tdlyだけ遅らせて出力する。つまり、リップルコンバータ50においては、出力電圧Voutに重畳された数mVから百mV程度のリップルを用いて、N型MOSFET51,52のオンオフ制御が行われることとなる。
図4は、リップルコンバータ50の動作を示すタイミングチャートである。なお、本例においては、オンデューティーは50%であり、出力電圧Voutは入力電圧Voutの1/2になるように制御される。まず、時刻t0においては、出力電圧Voutを分圧して得られる電圧Vfが基準電圧Vrefより小さいため、コンパレータ56の出力はHレベルとなっており、遅延回路10の出力もHレベルとなっている。そのため、N型MOSFET51がオン、N型MOSFET52がオフとなり、電圧Vfは徐々に上昇していく。
その後、時刻t1に、電圧Vfが電圧Vrefより大きくなると、コンパレータ56の出力がLレベルに変化する。そして、時刻t1から遅延時間Tdly後の時刻t2に、遅延回路10の出力がLレベルに変化する。遅延回路10の出力がLレベルになると、N型MOSFET51がオフ、N型MOSFET52がオンとなり、電圧Vfは徐々に下降していく。
その後、時刻t3に、電圧Vfが電圧Vrefより小さくなると、コンパレータ56の出力がHレベルに変化する。そして、時刻t3から遅延時間Tdly後の時刻t4に、遅延回路10の出力がHレベルに変化し、電圧Vfが再び上昇し始める。
このように、リップルコンバータ50では、遅延回路10の遅延時間Tdlyにより定まる所定の周波数でN型MOSFET51,52のオンオフが繰り返されることにより、基準電圧Vrefに応じた所望の出力電圧Voutが得られることとなる。そして、遅延回路10による遅延時間Tdlyは、遅延回路10の動作に用いられる電源電圧Vccに依存せずに一定であるため、電源電圧Vccに伴って周波数が変動することがない。そのため、本実施形態の遅延回路10を用いることにより、安定した出力電圧Voutを得ることができる。
以上、本実施形態の遅延回路10及び遅延回路10を適用したリップルコンバータ50について説明した。前述したように、電流源となるP型MOSFET26及びN型MOSFET34の電流Iを電源電圧Vccに比例して変化させることにより、遅延回路10による遅延時間Tdlyを電源電圧Vccに依存せず一定の時間とすることができる。また、遅延回路10はコンパレータが不要であるため、コンパレータを用いる場合と比較して短い遅延時間を生成することが可能であり、回路サイズを小さくすることもできる。そのため、遅延回路10を集積化する場合においても、集積回路のサイズを小さくすることができる。
そして、このような遅延回路10をリップルコンバータ50に適用することにより、リップルコンバータ50の周波数を安定したものとすることができる。また、遅延回路10は、コンパレータを用いる場合よりも短い遅延時間を生成することが可能であるため、オンデューティーまたはオフデューティーの小さいリップルコンバータを構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、遅延回路10を集積化する場合においては、コンデンサ55を集積回路の外部に設けることとしてもよい。この場合、集積回路の外部に接続されるコンデンサ55の容量を変更することにより、遅延回路10により生成される遅延時間Tdlyを調整することが可能となる。
また、本実施形態においては、遅延回路10を適用する例としてリップルコンバータ50を説明したが、遅延回路10の用途はこれに限られるものではなく、遅延時間を必要とする様々な回路に用いることができる。
本発明の一実施形態である遅延回路の構成を示す図である。 本実施形態の遅延回路の動作を示すタイミングチャートである。 本実施形態の遅延回路を用いた降圧型のリップルコンバータの一例を示す図である。 リップルコンバータの動作を示すタイミングチャートである。 コンパレータを用いた遅延回路の一般的な構成を示す図である。 従来のコンパレータを用いた遅延回路の動作を示すタイミングチャートである。 インバータを用いた遅延回路の一般的な構成を示す図である。 従来のインバータを用いた遅延回路の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 遅延回路 11 オペアンプ
12 NPN型トランジスタ 13〜15 抵抗
16 端子 21〜27 P型MOSFET
31〜35 N型MOSFET 41 コンデンサ(キャパシタ)
50 リップルコンバータ 51,52 N型MOSFET
53 インバータ 54 コイル
55 コンデンサ 56 コンパレータ
57,58 抵抗 59 電源

Claims (4)

  1. 入力電圧をスイッチング制御するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路のスイッチングにより発生する電圧を平滑化して出力電圧とする平滑回路と、
    前記出力電圧に応じた電圧と基準電圧との比較結果である比較信号を出力する比較回路と、
    前記比較信号を遅延させた前記スイッチング回路のオンオフを制御するための出力信号を出力する遅延回路と、
    を含んで構成されるリップルコンバータにおける前記遅延回路であって、
    電源電圧に比例した第1電流を出力する第1電流源と、
    前記電源電圧に比例した第2電流を出力する第2電流源と、
    前記第1電流又は前記第2電流によって充電又は放電されるキャパシタと、
    前記比較信号に応じて前記第1電流源及び前記第2電流源の動作を相補的に切り替えるスイッチと、
    前記キャパシタに充電された電圧に応じて動作し、前記比較信号より遅延した前記出力信号を出力するインバータと、
    を備えることを特徴とする遅延回路。
  2. 請求項1に記載の遅延回路であって、
    前記スイッチは、
    前記比較信号が一方の論理値の場合に前記第1電流源と前記キャパシタとを電気的に接続する充電用トランジスタと、
    前記比較信号が他方の論理値の場合に前記第2電流源と前記キャパシタとを電気的に接続する放電用トランジスタと、
    を有することを特徴とする遅延回路。
  3. 請求項1又は2に記載の遅延回路であって、
    前記電源電圧に比例した電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記電圧生成回路によって生成された電圧に比例した電流を生成する電流生成回路と、
    を有し、
    前記第1電流源及び前記第2電流源は、
    前記電流生成回路によって生成される前記電流に応じて、前記第1電流及び前記第2電流を出力すること、
    を特徴とする遅延回路。
  4. 入力電圧をスイッチング制御するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路のスイッチングにより発生する電圧を平滑化して出力電圧とする平滑回路と、
    前記出力電圧に応じた電圧と基準電圧との比較結果である比較信号を出力する比較回路と、
    前記比較信号を遅延させた前記スイッチング回路のオンオフを制御するための出力信号を出力する遅延回路と、
    を含んで構成され
    前記遅延回路
    電源電圧に比例した第1電流を出力する第1電流源と、
    前記電源電圧に比例した第2電流を出力する第2電流源と、
    前記第1電流又は前記第2電流によって充電又は放電されるキャパシタと、
    前記比較信号に応じて前記第1電流源及び前記第2電流源の動作を相補的に切り替えるスイッチと、
    前記キャパシタに充電された電圧に応じて動作し、前記比較信号より遅延した前記出力信号を出力するインバータと、
    を備えることを特徴とするリップルコンバータ
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