JP4809877B2 - 光ファイバケーブル - Google Patents

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本発明は、光ファイバケーブルに関する。さらに詳しくは、架空に布設されている配線系ケーブルから一般住宅、ビルなどの加入者宅内への引き込みに用いられる光ファイバケーブルに関する。
近年、光ファイバケーブルを用いた光加入者線路網の構築が急速に進んでおり、電柱から宅内へ光ファイバを配線する光ファイバケーブルとして、図1に示す構造の光ファイバケーブル1(光ファイバドロップケーブルとも呼ばれる。)が適用されている。かかる光ファイバケーブル1は、光ファイバ心線21の両側にこの光ファイバ心線21と長手方向に平行に並んでテンションメンバ22が配置され、光ファイバ心線21及びテンションメンバ22を被覆する第1被覆部23を有する本体部2と、支持線32とこの支持線32を被覆する第2被覆部33を有する支持部3と、第1被覆部23と第2被覆部33と一体的に形成されて、本体部2及び支持部3を連結する連結部4を備えて構成される。また、本体部2には、必要に応じて、ケーブル1から光ファイバ心線21を取り出す際に、第1被覆部23を容易に引き裂くことができるように、ノッチ24が形成されている。
かかる構成の光ファイバケーブル1においては、近年、一対のテンションメンバ22は、非導電性(非金属製)の材料で構成されるようになってきており、例えば、ガラス繊維や樹脂(有機)繊維を含有した繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics:FRP)が用いられている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−257752号公報([請求項1]、[0011])
ところで、図1に示す構成の光ファイバケーブル1にあっては、本体部2における光ファイバ心線21の中心と一対のテンションメンバ22の中心と、支持部3の支持線32の中心が略同一面上に並んでいるので、光ファイバケーブル1は一対のテンションメンバ22の中心と支持線32の中心を含む面に対して直角の方向に、かつ長手方向に比較的曲がりやすくなっている。一方、図2及び図3に示すような、支持部3を外側、本体部2を内側にして曲げるような方向(以下、「曲がりにくい方向」)には、曲がりにくい。通常光ファイバケーブル1が曲がりにくい方向に曲げられることは少ないが、例えば、光ファイバケーブル1が金車の隙間や街路灯の股部等に挟まりながら布設された場合にあっては、図3に示すような曲がりにくい方向にケーブル1が曲げられることがある。
この際、光ファイバケーブル1を構成する連結部4の耐変形応力が強い場合には、連結部4は変形することができずに、本体部2は曲がりにくい方向に無理に曲げられながら布設されることになる。特に、特許文献1に開示されるような、繊維強化プラスチック(FRP)からなるテンションメンバ22を使用した光ファイバケーブル1にあっては、テンションメンバ22のヤング率が支持部3の支持線32と比較して極端に弱いため、曲げの内側のテンションメンバ22が坐屈したり、光ファイバ心線21にも圧縮歪みがかかって損失の増加を発生させることがあり、場合によっては光ファイバ心線21が断線してしまうことがあった。
また、連結部4の耐変形応力が弱い場合には、例えば、光ファイバケーブル1が挟まれながらも周囲に多少の余裕があれば、連結部4が変形することにより本体部2が図4の状態となることで、本体部2が曲がりやすい方向に曲がることができ、ケーブル1に対する負荷を軽減することができる。一方、連結部4が比較的弱い力で切断できる場合は、強風等で連結部4が切断されることがあり、切断された場所がそのまま長期間布設された状態で置かれると、切断部が光ファイバケーブル1の長手方向に伝搬してしまう場合があるため好ましくなかった。
本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであり、連結部の耐変形応力が適度であり、前記の曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、本体部の光ファイバ心線の断線等もなく、実用上問題のない光ファイバケーブルを提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る光ファイバケーブルは、少なくとも1本の光ファイバ心線と、当該光ファイバ心線の両側に光ファイバ心線と長手方向に平行に並んで配置されたテンションメンバを備え、前記光ファイバ心線及び前記テンションメンバを被覆する第1被覆部を有する本体部と、支持線と、当該支持線を被覆する第2被覆部を有する支持部と、前記第1被覆部と前記第2被覆部と一体的に形成され、前記本体部及び前記支持部を連結する連結部、を備えた光ファイバケーブルにおいて、前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(Z)の関係にあることを特徴とする。
Figure 0004809877
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、前記請求項1において、前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(I)の関係にあることを特徴とする。
Figure 0004809877
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、前記請求項1または請求項2において、前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(II)の関係にあることを特徴とする。
Figure 0004809877
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、前記請求項1ないし請求項のいずれかにおいて、前記テンションメンバが繊維強化プラスチック(FRP)からなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る光ファイバケーブルは、外径がφ30mmの円筒に沿って、支持部を外側、本体部を内側(円筒に沿う側のこと。以下、本願について同じ。)にしてU字型に曲げても、ケーブルの実用上に問題は生じないケーブルとなるので、通常の布設や使用等では意図されない曲がりにくい方向に曲げられても実用上問題なく、種々の布設環境、使用環境に耐えることができる光ファイバケーブルとなる。なお、U字型に曲げるとは、光ファイバケーブルを円筒に沿って曲げた場合に、ケーブルの方向を180°変化させ、円筒から離れるケーブルの両側が平行になる状態に曲げることを意味する(後記する図5を参照。)。
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、当該ケーブルを構成する連結部の幅w(mm)、連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、連結部等からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が前記(Z)に示す特定の関係であるので、前記した効果を好適に享受し、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線の断線もなく、また、連結部の切断も起こりにくく、仮に連結部の切断が起こった場合であっても、切断長を3cm未満に抑えることができ、実用上問題のないケーブルとなる。
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、当該ケーブルを構成する連結部の幅w(mm)、連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、連結部等からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が前記(I)に示す特定の関係であるので、前記した効果を好適に享受し、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線の断線もなく、また、連結部の切断も起こりにくく、仮に連結部の切断が起こった場合であっても、切断長を3cm未満に好適に抑えることができ、実用上問題のないケーブルとなる。
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、当該ケーブルを構成する連結部の幅w(mm)、連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、連結部等からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が前記(II)に示す特定の関係であるので、前記した効果を好適に享受し、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線の断線もなく、また、連結部の切断も発生せず、実用上問題のないケーブルとなる。
本発明の請求項に係る光ファイバケーブルは、当該ケーブルを構成するテンションメンバが繊維強化プラスチック(FRP)からなるが、本発明のケーブルは、前記したように、曲がりにくい方向に曲げられた場合であっても、実用上問題のないものとなるので、テンションメンバとして繊維強化プラスチック(FRP)を使用して、曲がりにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線に圧縮歪みがかかることを抑え、光ファイバ心線の断線を防止することができる。
以下、本発明の光ファイバケーブルの一態様について説明する。本発明の光ファイバケーブル1は、その構成を前記した図1に示すように、光ファイバ心線21と、当該光ファイバ心線21の両側に光ファイバ心線21と長手方向に平行に並んで配置されたテンションメンバ22を備え、光ファイバ心線21及びテンションメンバ22を被覆する第1被覆部23を有する本体部2と、支持線32と、かかる支持線32を被覆する第2被覆部33を有する支持部3と、第1被覆部23と第2被覆部33と一体的に形成され、本体部2及び支持部3を連結する連結部4を基本構成として備える。
本発明の光ファイバケーブル1は、前記した図3に示すような、本体部2の下方から応力がかかり、支持部3を外側、本体部2を内側にして曲げるような方向(曲がりにくい方向)に曲げた場合には、連結部4が前記した図4に示すように変形することにより、連結部4にかかる応力を緩和することができる。本発明の光ファイバケーブル1にあっては、このような連結部4の変形により、変形前の光ファイバ心線21とテンションメンバ22を結ぶ直線(図4の点線)と、変形後の光ファイバ心線21とテンションメンバ22を結ぶ直線(図4の一点破線)となす角αが70°〜ほぼ直角となるように曲がり、本体部2と支持部3が接触するような状態となるため、本体部2におけるテンションメンバ22に対する坐屈応力や、光ファイバ心線21に対する圧縮歪みを好適に緩和することができる。
このように、本発明の光ファイバケーブル1は、曲がりにくい方向に曲げることができることを特徴とするものであり、φ30mmの円筒に沿って、支持部3を外側、本体部2が内側としてU字型に曲げても、ケーブル1の実用上に問題がない。図5は、本発明の光ファイバケーブル1を、φ30mmの円筒8に沿って、支持部3を外側、本体部2が内側として、U字型に曲げた状態を示した説明図である。ここで、本発明における「U字型に曲げることができる」とは、単にかかる状態に曲げることができるだけではなく、かかる状態に曲げた場合であっても、ケーブル1を構成する光ファイバ心線21の断線もなく、また、連結部4が切断されず、あるいは切断されたとしても切断長が3cm未満となることをいう。なお、連結部4における切断長が3cm未満であれば、当該切断部4が光ファイバケーブル1の長手方向に伝搬する可能性も低く、実用上には問題ないと判断できる。
本発明の光ファイバケーブル1は、このように、曲がりにくい方向に曲げた場合であっても、実用上に問題を生じることがないことを特徴とするが、かかる特徴は、ケーブル1の構成として、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率E(MPa)と、連結部4におけるx(幅w(mm)と高さh(mm)の比=w/h)との関係が下記(Z)、(I)、(II)の条件を具備することにより確実に達成される。
Figure 0004809877
Figure 0004809877
Figure 0004809877
図6は、本発明の光ファイバケーブル1における連結部4、第1被覆部23及び第2被覆部33からなる合成樹脂部5のヤング率E(MPa)と、連結部4におけるx(w/h)との関係を示した図である。図6において、ラインA(図6の一点破線)は、x=9.4/√E、ラインB(図6の二点破線)は、x=2.9/√E、ラインC(図6の点線)は、x=4.6/√E、ラインD(図6の実線)は、x=2.5/√E、をそれぞれ示している。図6において、ラインAとラインDで囲まれる領域(条件(Z))であれば、光ファイバケーブル1は、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線21の断線もなく、また、連結部4の切断も起こりにくく、仮に連結部4の切断が起こった場合であっても、切断長を3cm未満に抑えることができる。さらに、ラインAとラインBで囲まれる領域(条件(I))であれば、光ファイバケーブル1は、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線21の断線もなく、また、連結部4の切断も起こりにくく、仮に連結部4の切断が起こった場合であっても、切断長を3cm未満に好適に抑えることができる。そして、ラインAとラインCで囲まれる領域(条件(II))であれば、光ファイバケーブル1は、曲げられにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線21の断線もなく、また、連結部4の切断も発生しない。
一方、xが9.4/√Eを超えると、連結部4が変形応力に対して変形により対応することができず、連結部4に変形応力がかかった際にテンションメンバ22が坐屈して、光ファイバ心線21にも圧縮歪みがかかることにより、光ファイバ心線21が断線してしまう場合がある。また、xが2.5/√Eより小さいと、連結部4が変形応力に耐えられず、連結部4が変形するだけでなく、概ね3cm以上の範囲で大きく切断されてしまう場合があり、いずれも光ファイバケーブル1の実用上としては問題がある。
本発明の光ファイバケーブル1を構成する連結部4の幅wと高さhは、図1に示されるように、連結部4の幅wは、連結部4における光ファイバ心線21とテンションメンバ22が並んでいる方向と直交する方向(図1のA方向)の寸法であり、連結部4の高さhは、連結部4における光ファイバ心線21とテンションメンバ22が並んでいる方向(図1のB方向)の寸法である。連結部4の幅wは、例えば、0.15〜0.6mm、連結部4の高さhは、例えば、0.1〜1.0mmとするのが一般的であり、本発明にあっては、その比x(w/h)は、1.0〜3.5程度であることが好ましく、1.5〜3.5程度であることが特に好ましい。
また、本発明の光ファイバケーブル1にあっては、連結部4等の合成樹脂部5のヤング率Eは、前記した(Z)、(I)や(II)の関係を維持すべく、70〜1300MPaであることが好ましい。ヤング率が70MPaより小さいと、光ファイバケーブル1の機械的強度が悪くなる場合があり、ヤング率が1300MPaを超えると、光ファイバケーブル1の可撓性に悪影響を及ぼすとともに、光ファイバ心線21を取り出すために第1被覆部23等を引き裂くことができなくなったりする場合がある。合成樹脂部5のヤング率は80〜1000MPaであることがより好ましく、80〜300MPaであることがさらに好ましく、90〜280MPaであることが特に好ましい。なお、本発明におけるヤング率は、JIS K7113に準拠して測定すればよい。
連結部4を介して一体的に形成される第1被覆部23と第2被覆部33からなる合成樹脂部5は、例えば、ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・メタクリル酸エステル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体等のポリオレフィン系樹脂、アイオノマー、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、熱可塑性樹脂エラストマーや、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ブチルゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム等の合成ゴムが挙げられる。また、前記した熱可塑性樹脂等を不飽和カルボン酸及び/またはその誘導体で変性した酸変性物等を用いることができる。また、これらの合成樹脂は、その1種類を単独で使用してもよく、また、これらの2種類以上を組み合わせて樹脂組成物として使用するようにしてもよい。本発明にあっては、連結部4等の合成樹脂部5のヤング率については、成形後のヤング率が既知である合成樹脂を1種類で使用して所望のヤング率を得るようにしてもよく、また、2種類以上の合成樹脂を組み合わせて、あるいは、同種のグレードの異なる合成樹脂を組み合わせて使用して、所望のヤング率を得るようにしてもよい。
なお、本発明の光ファイバケーブル1を構成する合成樹脂部5となる樹脂ないし樹脂組成物には、本発明の目的及び効果を妨げない範囲において、前記した以外の各種の樹脂成分や各種の添加剤を必要に応じて適宜添加することができる。添加剤としては、従来公知のものを使用することができ、例えば、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属水和物等からなる難燃剤、滑剤、改質剤、酸化防止剤、光安定剤、プロセスオイル、シリコンオイル、紫外線吸収剤、カーボンブラック、分散剤、顔料、染料、ブロッキング防止剤、架橋剤、架橋助剤等が挙げられ、また、用途によっては、従来から慣用されている赤リン、ポリリン酸化合物、ヒドロキシ錫酸亜鉛、錫酸亜鉛、ほう酸亜鉛、炭酸カルシウム、ハイドロタルサイト、酸化アンチモン等の難燃助剤を添加してもよい。
本発明の光ファイバケーブル1を構成する本体部2に配設される光ファイバ心線21やテンションメンバ22、及び支持部3に配設される支持線32については、下記に示す従来公知の光ファイバ心線21等を使用すればよい。なお、光ファイバケーブル1については、本体部2については、短径を1.0〜3.5mm、長径を2.0〜6.0mm程度として、支持部3については、外径を2.0〜5.0mm程度とするのが一般的であり、本発明の光ファイバケーブル1についても、これらの寸法に準じて形成するようにすればよい。
本発明の光ファイバケーブル1を構成し、本体部2に配設される光ファイバ心線21としては、石英製ガラス光ファイバの外周に紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂を被覆したものを使用することができる。また、光ファイバ心線21の外径については、求められる特性等により適宜決定することができるが、概ねφ0.25〜0.9mm程度としておけばよい。
また、本体部2に配設されるテンションメンバ22としては、亜鉛メッキ鋼線、鋼撚り線等の金属製線材や、ガラス繊維や樹脂(有機)繊維を含む繊維強化プラスチック(FRP)等の非金属製線材からなる非導電性の材料から構成することができる。本発明の光ファイバケーブル1は、前記したような効果を奏することができるので、テンションメンバ22として繊維強化プラスチック(FRP)を使用して、曲がりにくい方向に曲げられた場合であっても、光ファイバ心線21に圧縮歪みがかかることを抑え、光ファイバ心線21の断線を防止することができる。テンションメンバ22の外径については、光ファイバケーブル1ないし本体部2のサイズや求められる強度等により適宜決定すればよいが、概ねφ0.4〜0.7mm程度としておけばよい。
支持部3に配設される支持線32としては、亜鉛メッキ鋼線等、鋼撚り線等の金属製の線材を使用することができる。支持線31の外径については、光ファイバケーブル1ないし支持部3のサイズや、求められる強度等により適宜決定すればよいが、概ねφ1.0〜1.8mm程度としておけばよい。
なお、本体部2の両脇には、図1に示すように、光ファイバケーブル1の長手方向に渡って、ケーブル1から光ファイバ心線21を取り出す際に、第1被覆部23を容易に引き裂くことができるようにノッチ24が形成されている。ノッチ24の形状は三角形状、半円状、鋭利刃傷形状等の任意の形状にすることができ、また、ノッチ24の深さについては、光ファイバケーブル1ないし本体部2のサイズ等により適宜決定すればよいが、概ね0.2〜0.7mm程度としておけばよい。
そして、本発明の光ファイバケーブル1は、合成樹脂部5を構成する樹脂ないし樹脂組
成物を、従来公知の押出成形法、例えば、タンデム押出法やコモン押出法を用いて、前記
した光ファイバ心線21等に押出被覆することにより簡便に製造することができる。
以上説明したように、本発明の光ファイバケーブル1は、本体部2の下方から応力がかかり、支持部3を外側、本体部2を内側にして撓るような方向(曲がりにくい方向)に曲げた場合であっても、連結部4の適度な変形により、本体部2におけるテンションメンバ22に対する坐屈応力や、光ファイバ心線21に対する圧縮歪みを好適に緩和することができる。よって、図5に示すように、φ30mmの円筒に沿って、支持部3を外側、本体部2を内側として、U字型に曲げても、実用上に問題が生じないケーブル1となるので、通常の布設や使用等では意図されない方向に曲げられても実用上問題なく、種々の布設環境、使用環境に耐えることができる光ファイバケーブル1を提供することができる。
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、図1等では本体部2に配設される光ファイバ心線21を1本とした態様を示しているが、本発明の光ファイバケーブル1において光ファイバ心線21の本数は1本に限定されず、2本以上の所望の本数を採用することができる。また、複数本数の光ファイバ心線21からなる図示しない光ファイバユニットを採用するようにしてもよい。
また、図1等では、本体部2にノッチ24を形成した光ファイバケーブル1を示したが、本体部2にノッチ24を形成しないようにしてもよい。さらに、ノッチ24の形状も、断面視が三角形状の態様を示したが、これには限定されず、前記した半円状、鋭利刃傷形状等、任意の形状のノッチ24を形成することができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例等に何ら制約されるものではない。
[実施例1及び比較例1]
第1被覆部23、第2被覆部33及び連結部4を構成する合成樹脂部5の樹脂組成物として、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)及びエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)をベース樹脂として、その他ポリエチレン、水酸化マグネシウム(難燃剤)、赤リン(難燃助剤)、カーボン、改質剤を添加した樹脂組成物を用いて、押出成形法により、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率Eが91(MPa)となるようにして、図1に示す構成の光ファイバケーブル1を製造した。ここで、光ファイバケーブル1は、連結部4の幅w(mm)及び高さh(mm)について、表1に示すように、x(=w/h)が条件(Z)を具備する実施例1−1ないし実施例1−5(実施例1−1ないし実施例1−4は、(I)の条件も具備、実施例1−1ないし実施例1−3は、(II)の条件も具備)と、xが(Z)(及び(I)、(II))の条件を具備しない比較例1−1及び比較例1−2の7種類について製造した。なお、表1に示した以外の光ファイバケーブル1の仕様は下記の通りである。
(光ファイバケーブル1の仕様:本体部2)
光ファイバ心線21 :石英製ガラス光ファイバ(外径φ0.125mm)の外
周に紫外線硬化樹脂からなる被覆を有する(外径φ0.
25mm)
テンションメンバ22 :アラミドFRP(外径φ0.5mm)
本体部2の短径 :2.0mm
本体部2の長径 :3.1mm
ノッチ24の深さ :0.6mm
(光ファイバケーブル1の仕様:支持部3)
支持線32 :亜鉛メッキ鋼線(外径φ1.2mm)
支持部3の外径 :φ2.8mm
連結部4等の合成樹脂部5のヤング率E(MPa)は、樹脂組成物よりJIS K6251に準拠して作成した試験用ダンベルを、JIS K7113に準拠して、引張試験機を用いて引張速度を1mm/分として引っ張った場合における、0.3%伸び時の応力と伸びの比から算出した(以下、実施例2ないし実施例5、比較例2ないし比較例5について同じ。)。
[実施例2及び比較例2]
実施例1と同様な構成の樹脂組成物を用いて、ベース材料のグレード及び配合比を調整して、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率Eが116(MPa)となるようにするとともに、連結部4の幅w(mm)及び高さh(mm)について、表2に示すように、x(=w/h)が(Z)の条件を具備する実施例2−1ないし実施例2−5(実施例2−1ないし実施例2−4は、(I)の条件も具備、実施例2−1ないし実施例2−3は、(II)の条件も具備)と、xが(Z)(及び(I)、(II))の条件を具備しない比較例2−1及び比較例2−2の7種類の光ファイバケーブル1を製造した。なお、表2に示した以外の光ファイバケーブル1の仕様は、実施例1及び比較例1と同様である。
[実施例3及び比較例3]
実施例1と同様な構成の樹脂組成物を用いて、ベース材料のグレード及び配合比を調整して、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率Eが143(MPa)となるようにするとともに、連結部4の幅w(mm)及び高さh(mm)について、表3に示すように、x(=w/h)が(Z)の条件を具備する実施例3−1ないし実施例3−5(実施例3−1ないし実施例3−4は、(I)の条件も具備、実施例3−1ないし実施例3−3は、(II)の条件も具備)と、xが(Z)(及び(I)、(II))の条件を具備しない比較例3−1及び比較例3−2の7種類の光ファイバケーブル1を製造した。なお、表3に示した以外の光ファイバケーブル1の仕様は、実施例1及び比較例1と同様である。
[実施例4及び比較例4]
実施例1と同様な構成の樹脂組成物を用いて、ベース材料のグレード及び配合比を調整して、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率Eが280(MPa)となるようにするとともに、連結部4の幅w(mm)及び高さh(mm)について、表4に示すように、x(=w/h)が(Z)の条件を具備する実施例4−1ないし実施例4−5(実施例4−1ないし実施例4−4は、(I)の条件も具備、実施例4−1ないし実施例4−3は、(II)の条件も具備)と、xが(Z)(及び(I)、(II))の条件を具備しない比較例4−1及び比較例4−2の7種類の光ファイバケーブル1を製造した。なお、表4に示した以外の光ファイバケーブル1の仕様は、実施例1及び比較例1と同様である。
[実施例5及び比較例5]
実施例1と同様な構成の樹脂組成物を用いて、ベース材料のグレード及び配合比を調整して、連結部4を含む合成樹脂部5のヤング率Eが980(MPa)となるようにするとともに、連結部4の幅w(mm)及び高さh(mm)について、表4に示すように、x(=w/h)が(Z)の条件を具備する実施例5−1ないし実施例5−5(実施例5−1ないし実施例5−4は、(I)の条件も具備、実施例5−1ないし実施例5−3は、(II)の条件も具備)と、xが(Z)(及び(I)、(II))の条件を具備しない比較例5−1及び比較例5−2の7種類の光ファイバケーブル1を製造した。なお、表5に示した以外の光ファイバケーブル1の仕様は、実施例1及び比較例1と同様である。
[試験例1]
実施例1ないし実施例5、比較例1及び比較例2で得られた35種類の光ファイバケーブル1について、以下の試験方法に従い、「光ファイバ心線21の断線の有無」及び「連結部4の切断の有無」について確認した。結果を表1ないし表5に示す。
(試験方法)
図7は試験例1で使用する円筒形状のマンドレル8(以下、単に「マンドレル8」とする。)を示した概略図である。図7に示すように、使用されるマンドレル8は、外径をφ30mmとし、厚さが1mmのゴム81が巻き付けられている。また、当該ゴム81は、2枚が幅2mm、高さ1mmの隙間82を空けて巻きつけられており、当該隙間82が空けられている部分は、内部のマンドレル8が露出している。そして、試験を実施するに際しては、図8に示すように、かかる隙間82に光ファイバケーブル1の本体部2を入れ、この状態で、図9に示すように、当該マンドレル8に沿って、光ファイバケーブル1の支持部3を外側、本体部2を内側になるようにして、U字型に曲げた場合における「光ファイバ心線21の断線の有無」及び「連結部4の切断の有無」を確認した。なお、図10は、光ファイバケーブルを曲げた場合における変形状態を示した概略図であるが、光ファイバケーブル1を曲げた場合、光ファイバケーブル1はマンドレル8の最上部(U字型の先端)では図10に示すように変形することになる。
なお、試験は、n=20で行い、「光ファイバ心線21の断線の有無」については、試験後に光ファイバ心線21に断線があるかどうかを確認した。また、「連結部4の切断の有無」については、連結部4の切断が確認できた場合には、切断長として3cmを基準として、3cm未満か3cm以上かを分けて評価し、切断長が3cm未満の場合は実用上問題なし、切断長が3cm以上の場合は実用上問題ありと判定した。
(測定結果:ヤング率E=91MPa)
Figure 0004809877
(測定結果:ヤング率E=116MPa)
Figure 0004809877
(測定結果:ヤング率E=143MPa)
Figure 0004809877
(測定結果:ヤング率E=280MPa)
Figure 0004809877
(測定結果:ヤング率E=980MPa)
Figure 0004809877
表1ないし表5に示すように、(Z)の条件を具備する実施例1ないし実施例5の25種類の光ファイバケーブル1は、光ファイバ心線21について断線は見られず、(Z)に加えて(I)及び(II)の条件を具備する実施例1−1ないし実施例1−3、実施例2−1ないし実施例2−3、実施例3−1ないし実施例3−3、実施例4−1ないし実施例4−3、及び実施例5−1ないし実施例5−3の15種類は、連結部の切断も見られなかった。(Z)及び(I)の条件のみを具備する実施例1−4、実施例2−4、実施例3−4、実施例4−4、及び実施例5−4の5種類は、20本のうち順に2本、2本、1本、2本、1本に連結部4の切断は見られたものの、切断長は3cm未満であった。また、(Z)の条件のみを具備する実施例1−5、実施例2−5、実施例3−5、及び実施例4−5、及び実施例5−5の5種類は、20本のうち順に2本、2本、1本、2本、2本に連結部4の切断は見られたものの、切断長は3cm未満であった。以上より、実施例1ないし実施例5の光ファイバケーブル1は、φ30mmのマンドレル8に沿ってU字型に曲げても実用上問題がないことが確認できた。
これに対して、(Z)の条件を具備しない、xが2.5/√Eより小さい比較例1−1、比較例2−1、比較例3−1、比較例4−1及び比較例5−1の5種類は、連結部4の切断について切断長が3cmを超えるものが見られ、また、xが9.4/√Eを超える比較例1−2、比較例2−2、比較例3−2、比較例4−2及び比較例5−2の5種類は、光ファイバ心線21について断線が確認できるものがあった。以上より、比較例1及び比較例2は、いずれもφ30mmのマンドレル8に沿ってU字型に曲げるには実用上問題があることが確認できた。
そして、図11は、図6で示した光ファイバケーブルにおけるヤング率E(MPa)とx(w/h)との関係を示した図に対して、試験例1の結果をプロットした図である。図11に示すように、(Z)の条件を具備する実施例1ないし実施例5の25種類はラインAとラインDで囲まれる領域の内部にプロットされる。このうち、(I)の条件を具備する実施例1−1ないし実施例1−4、実施例2−1ないし実施例2−4、実施例3−1ないし実施例3−4、実施例4−1ないし実施例4−4、実施例5−1ないし実施例5−4の20種類は、ラインAとラインBで囲まれる領域の内部にプロットされ、(I)及び(II)の条件を具備する実施例1−1ないし実施例1−3、実施例2−1ないし実施例2−3、実施例3−1ないし実施例3−3、実施例4−1ないし実施例4−3、実施例5−1ないし実施例5−3の15種類は、ラインAとラインCで囲まれる領域の内部にプロットされることになる。
光ファイバケーブルの構成の一実施形態を示した概略図である。 光ファイバケーブルにおける外側と内側を示した説明図である。 光ファイバケーブルにおける曲がりにくい方向を示した説明図である。 曲がりにくい方向に曲げられた場合の連結部の変形状態を示した説明図である。 本発明の光ファイバケーブルを、φ30mmの円筒に沿って、U字型に曲げた状態を示した説明図である。 本発明の光ファイバケーブルにおけるヤング率Eとx(w/h)との関係を示した図である。 試験例1で使用するマンドレルを示した概略図である。 試験例1で使用するマンドレルの隙間に光ファイバケーブルの本体部を入れた状態を示す概略図である。 試験例1において、光ファイバケーブルをφ30mmのマンドレルに沿って、U字型に曲げた状態を示した説明図である。 試験例1において、光ファイバケーブルを曲げた場合における変形状態を示した概略図である。 図6で示した光ファイバケーブルにおけるヤング率Eとx(w/h)との関係を示した図に対して、試験例1の結果をプロットした図である。
符号の説明
1 光ファイバケーブル
2 本体部
21 光ファイバ心線
22 テンションメンバ
23 第1被覆部
24 ノッチ
3 支持部
32 支持線
33 第2被覆部
4 連結部
5 合成樹脂部
8 円筒(マンドレル)
81 ゴム
82 隙間
w 連結部の幅
h 連結部の高さ

Claims (4)

  1. 少なくとも1本の光ファイバ心線と、当該光ファイバ心線の両側に光ファイバ心線と長手方向に平行に並んで配置されたテンションメンバを備え、前記光ファイバ心線及び前記テンションメンバを被覆する第1被覆部を有する本体部と、支持線と、当該支持線を被覆する第2被覆部を有する支持部と、前記第1被覆部と前記第2被覆部と一体的に形成され、前記本体部及び前記支持部を連結する連結部、を備えた光ファイバケーブルにおいて、
    前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、
    前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(Z)の関係にあることを特徴とする光ファイバケーブル。
    Figure 0004809877
  2. 前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、
    前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(I)の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
    Figure 0004809877
  3. 前記連結部の幅w(mm)、前記連結部の高さh(mm)との比x(w/h)と、
    前記第1被覆部、前記第2被覆部及び前記連結部からなる合成樹脂部のヤング率E(MPa)が下記(II)の関係にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
    Figure 0004809877
  4. 前記テンションメンバが繊維強化プラスチック(FRP)からなることを特徴とする請
    求項1ないし請求項のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
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