JP4809738B2 - 画像処理装置及びガイダンス表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、操作画面上にガイダンス画面を表示する画像処理装置及びガイダンス表示方法に関する。
ユーザが画像処理装置の利用の仕方を知る方法は、画像処理装置を購入したときに付属している使用説明書を参照するのが一般的である。従来は、この使用説明書は紙の冊子で配布されることが多かったが、最近ではPDF(Portable Document Format)などのように電子化された使用説明書がPC(Personal Computer)で閲覧できるようになっている。
また、画像処理装置のユーザの操作に応じて各種操作方法のガイダンスをリモートで画像処理装置に表示させるコンピュータ端末が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−198321号公報 特開2002−258682号公報
近年のセキュリティに関する意識の向上により、画像処理装置で表示する画面をカスタマイズして特定の機能を表示させないようにすることが可能となってきている。従って、従来の紙又はPDFなどの使用説明書を参照したとしても、説明のために記載されている画面はカスタマイズされていない画面に基づいており、ユーザが使用している画像処理装置のカスタマイズされた画面で説明と同じ操作が行えないと言った問題があった。
また、特許文献1のコンピュータ端末は、各画像処理装置でのカスタマイズされた画面に基づいてガイダンスを提供するものではないため、ユーザが使用している画像処理装置のカスタマイズされた画面で説明と同じ操作が行えない場合があった。
そこで、本発明の課題は、操作画面上にガイダンス画面を表示する画像処理装置及びガイダンス表示方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、操作手順を示すガイダンスを表示する画像処理装置であって、ユーザによって操作される操作画面に係るガイダンス画面の表示位置を該操作画面に基づいて動的に決定して、該ガイダンス画面を該操作画面上に表示する画面を作成する画面作成手段と、カスタマイズによって非表示が指定されている要素を選択することによって実行される機能に関するガイダンスを除いて、前記ガイダンスにて次に行うべき操作手順が分かるように前記ガイダンス画面を作成するガイダンス画面作成手段とを備えるように構成される。
このような画像処理装置では、ユーザが容易に操作を行えるように現在の操作画面に基づいてガイダンス画面の表示位置を動的に決定して、操作画面上にガイダンス画面を表示することができる。
本発明によれば、ユーザが操作する現在の操作画面に係る操作手順を示すガイダンス画面を作成し、ユーザが容易に操作を行えるように現在の操作画面に基づいてガイダンス画面の表示位置を動的に決定して、操作画面上にガイダンス画面を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、画像処理装置の構成例を示す図である。図1において、画像処理装置100は、印刷、複写、スキャナなどの種々の機能を実行可能であり、制御部110と、表示部111と、操作部112と、原稿読取部113と、記憶媒体インタフェース114と、画像処理部115と、画像記憶部116と、画像印刷部117とを備え、バスB1で互いに接続されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備え、画像処理装置100全体を制御する。表示部111は、タッチパネルで構成され、ユーザへの情報表示を行う他、タッチペン又は指先などでタッチパネル上を操作することによってユーザによる情報の入力及び設定を可能とする。操作部112は、テンキーボタン、スタートボタンなどで構成され、ユーザがボタンを押下することによって画像処理装置100への操作を可能とする。
原稿読取部113は、ユーザによって設定された原稿を読み取る。記憶媒体インタフェース114は、SD(Secure Digital)メモリカードなどの記憶媒体114aを装着するためのインタフェースである。記憶媒体114aには、画像処理装置100の操作説明(以下、ガイダンスという)を表示するための種々のデータが格納されている。
画像処理部115は、原稿読取部113が原稿を読み取って生成した画像に対して種々の画像処理を行う。画像記憶部116は、原稿読取部113が原稿を読み取って生成した画像を格納する。画像印刷部117は、原稿の画像を用紙上に形成して画像処理装置100から出力する。
図2は、画像処理装置の機能構成を示す図である。図2中、説明の便宜のため、操作を行う画面と操作手順を示すガイダンス画面の表示位置を動的に決定するための機能のみを示し、画像処理装置100として機能するための他機能については省略してある。
図2において、画像処理装置100は、画面表示部121と、イベント処理部122と、画面作成部123と、ガイダンス作成部124と、文書処理部125とを有し、これら処理部121から125はオペレーションシステム上で動作する。
画面表示部121は、画面作成処理部123からの画面表示要求に応じて、画面表示要求に含まれる画面データを用いて表示部111に画面を表示制御する。イベント処理部122は、画面表示部111への画面表示及び画面表示部111に表示された画面への操作に係るイベントに応じて、画面作成部123へイベント内容を通知する。
画面作成部123は、イベント処理部122からのイベント内容の通知に応じて、ガイダンスを表示するためのガイダンス画面データをガイダンス作成部124から取得して、ガイダンス画面とボタンとが重ならないように画面を作成する。
先ず、本発明に係る画像処理装置で行われるガイダンス表示制御によって表示される画面の表示例について図3で説明する。図3(A)から図3(B)で、通常の画面遷移において表示されるガイダンス画面の表示例について図3(A)から図3(B)で説明する。
図3(A)では、画像処理装置100に表示されるコピー画面G11が示されている。このコピー画面G11には、コピー部数の入力域と、両面、集約、変倍、カラー、濃度などのコピーの機能を選択するためのボタンと、ガイダンスを表示するためのガイダンス表示ボタンG11aとが表示されている。
ユーザがガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、図3(B)に示すように、コピー画面G11上にガイダンス一覧画面G21が表示される。ガイダンス一覧画面G21には、コピーをするための各種機能の項目が一覧で表示される。ユーザは、所望する機能を選択する。
例えば、ユーザが、「1.2集約してコピーする」を選択すると、図3(C)に示すように、集約してコピーするためのガイダンス画面G22がコピー画面G11上にコピー画面G11のボタン、特に、集約ボタンG11bに重ならないように表示される。ユーザは、ガイダンス画面G22の指示に従って画像処理装置100を操作する。例えば、次にユーザが行う操作として、「集約ボタンを押す」の指示に従って、ユーザは、コピー画面G11の集約ボタンG11bを押下する。集約ボタンG11bを他のボタンと異なる色で表示することによって、ユーザは容易に操作すべきボタンを認識することができる。
集約ボタンG11bを押下に応じて、図3(D)に示すように集約種類を選択するための集約画面G12が表示部111に表示されると共に、集約してコピーするためのガイダンス画面G23が、集約画面G12のボタンに重ならないように表示される。選択の対象となるボタンの色を特定の色とすることによって、ユーザが所望する処理に応じたボタンの選択を容易に行うことができる。
このように、ユーザの操作に関する画面にガイダンスを表示すると共に、ガイダンスをユーザが操作すべきボタンを隠さないように表示することができる。
また、ガイダンスを操作するボタンを他ボタンとは異なる色で表示することによって、ユーザは操作すべきボタンを視覚的に認識することができる。
更に、操作が終了している項目と、これから操作する項目とが識別できるようにガイダンスを表示することによって、ユーザは操作手順の進み具合を容易に把握することができる。
図4は、別機能のガイダンス画面の表示例を示す図である。例えば、図3(B)に示すガイダンス画面G21にて、ユーザが「1.3両面にコピーする」を選択した場合、両面コピーをするためのガイダンス画面G24がコピー画面G11上に両面ボタンG11cに重ならないように表示される。
コピー画面G11がカスタマイズされてボタンの位置が変わった場合のガイダンス画面の表示例について図5で説明する。例えば、コピー画面G11がカスタマイズされることによって集約ボタンG11bがガイダンス表示ボタンG11aの横に配置されている場合、集約してコピーするためのガイダンス画面G22の表示位置が変更されて、ガイダンス画面G22と集約ボタンG11bとが重ならないように表示される。
上述したように、表示部111に表示されたガイダンスがボタンと重なって表示されることがないため、ユーザは、ガイダンスを表示させたままでガイダンスの指示に従ってボタンを適切に選択することができる。
本実施例では、ガイダンスを表示する場合、第一に、ユーザの操作に関する画面に対応させてガイダンスを表示することができる。第二に、ガイダンスは操作すべきボタンを隠さないように表示される。第三に、ガイダンスで手順を示しているボタンは、色を変えてユーザに視覚的に認識しやすく表示する。第四に、操作済みの手順と次に操作すべき手順との区別を視覚的に認識しやすく表示する。第五に、ガイダンス画面を動的に作成することによって、画面がカスタマイズされてもユーザの操作性に影響を与えないようにすることができる。
画面がカスタマイズされてボタンが表示されない場合のガイダンスの表示例について図6で説明する。図6(A)は、カスタマイズによって集約ボタンG11bを表示しないコピー画面G11−2を示している。
ユーザが図6(A)に示すコピー画面G11からガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、図6(B)に示されるようなコピー画面G11−2上に集約の項目が含まれないガイダンス画面G21−2が表示される。
本実施例では、第六に、画面のカスタマイズによって表示されないボタンがある場合、そのボタンの押下によって実行される機能に関するガイダンスを表示しないため、ユーザは、実行できる機能に関するガイダンスのみを参照することができる。
現在の画面に関係あるガイダンスの表示例について図7で説明する。図7(A)に示される集約画面G12のガイダンス表示ボタンG12aを押下すると、図7(B)に示されるような集約種類を説明するガイダンス画面G25がガイダンス表示ボタンG12a上に表示される。例えば、ガイダンス画面G25によって、「種類を選択する 原稿2枚を印刷用紙1枚に集約するか、4枚を1枚に集約するか選択する。」などの説明が表示される。
本実施例では、第七に、現在表示されている画面に関係あるガイダンスのみを表示するため、現在の画面で可能な機能とガイダンスの説明とが一致させることができる。
ユーザの実行権限に基づく操作画面及びガイダンス画面の表示例について図8で説明する。例えば、ユーザに集約機能の実行権限がない場合には、図8(A)に示されるように集約するためのボタンが表示されないコピー画面G11−2が表示部111に表示される。
コピー画面G11−2にて、ユーザがガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、図8(B)に示されるようなコピー画面G11−2上に集約の項目が含まれないガイダンス画面G21−2が表示される。
本実施例では、第八に、ユーザに実行権限のない機能のガイダンスを表示させないようにする。
ガイダンスを一時的に隠す場合について図9で説明する。例えば、コピー画面G11でガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、図9(A)に示されるようなガイダンスの表示を隠す(縮小する)ための隠すボタンG22aを備えたガイダンス画面G22−2がコピー画面G11上に表示される。
ユーザがコピー画面G11上に表示されたガイダンス画面G22−2の隠すボタンG22aを押下すると、図9(B)に示すようにガイダンス画面G22−2は縮小されて、コピー画面G11の全体が見えやすくなるような位置に配置される。ユーザは、ガイダンス画面G22−2を押下することによって、ガイダンスG22−2の表示サイズを通常サイズで表示させることができる。
本実施例では、第九に、表示しているガイダンスを一時的に隠すことができるため、ユーザは、画面全体を見ることができる。
ガイダンスの位置を手動で移動する場合について図10で説明する。図10(A)に示される集約してコピーするためのガイダンス画面G22がコピー画面G11に最初に表示されている状態において、ユーザがタッチペン又は指先でガイダンス画面G22をドラッグして移動先を指定すると、図10(B)に示すように、ガイダンス画面G22は、集約ボタンG11bを隠さないようにユーザの指定先に表示される。
本実施例では、第十に、表示しているガイダンスの位置を手動で変更することができるため、ユーザの操作性を良くすることができる。
以下、シーケンスについて図11から17で説明する。
先ず、図3(A)から図3(B)と、図6(A)から図6(B)とに示されるガイダンス一覧を表示するまでのシーケンスについて図11で説明する。図11において、ユーザがコピー画面G11の表示を要求すると、イベント処理部122は、コピー画面G11を作成するために画面作成要求を画面作成部123に対して行う(ステップS201)。
画面作成部123は、画面情報を取得するために、コピー画面G11を識別するための画面IDを指定する画面情報取得を記憶媒体114aに対して行う(ステップS202)。画面IDは、コピー画面G11を識別するための情報である。そして、記憶媒体114aに格納されている画面IDに対応する画面定義と要素定義とが指定される画面情報通知が画面作成部123に対してなされる(ステップS203)。
画面作成部123は、記憶媒体114aから読み出した画面定義と要素定義とに基づいて、コピー画面G11の作成を行ない(ステップS204)、コピー画面G11を表示するために、作成されたコピー画面G11の画面データを指定する画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS205)。
画面表示部121は、画面データに基づいて表示部111にコピー画面G11を表示する。その後、ユーザがコピー画面G11のガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を受け付ける(ステップS207)。そして、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を画面作成部123に通知する(ステップS208)。
画面作成部123は、ガイダンス一覧を要求するガイダンス作成要求をガイダンス作成部124に対して行う(ステップS209)。
ガイダンス作成部124は、全ガイダンスを指定したガイダンス情報取得を記憶媒体114aに行い(ステップS210)、記憶媒体114aからガイダンス定義を示すガイダンス情報の通知を受け取る(ステップS211)。
次に、ガイダンス作成部124は、全画面を指定した画面情報取得を記憶媒体114aに行い(ステップS212)、記憶媒体114aから画面定義と要素定義とを示す画面情報の通知を受け取る(ステップS213)。
そして、ガイダンス作成部124は、画面定義と要素定義とから、表示しないように定義されている要素に関するガイダンスは除外してガイダンス一覧を示すガイダンス画面G21を作成し(ステップS214)、そのガイダンス画面データを指定するガイダンス通知を画面作成部123へ行う(ステップS215)。
画面作成部123は、ガイダンス通知を受けると、ガイダンス画面データを用いて画面を作成し(ステップS216)、作成したガイダンス画面G21の画面データを指定した画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS217)。
そして、画面表示部121は、ガイダンス一覧を示すガイダンス画面G21を表示部111に表示する。
次に、図3(C)と図5とに示されるように特定のガイダンスを特定機能に係るボタンを隠さないように表示するためのシーケンスについて図12で説明する。
例えば、図3(B)に示すガイダンス一覧を示すガイダンス画面G21からユーザが「1.2集約してコピーする」を選択すると、イベント処理部122は、特定の機能に関するガイダンス表示の要求を受け付ける(ステップS231)。
そして、イベント処理部122は、ガイダンスを特定するためのガイダンスIDを指定するガイダンス表示の要求を画面作成部123に通知する(ステップS232)。この場合、ガイダンスIDは、集約コピーをするためのガイダンスを特定する。
画面作成部123は、ガイダンスIDを指定して特定のガイダンスの作成をガイダンス作成部124へ要求する(ステップS233)。
ガイダンス作成部124は、ガイダンス情報取得を記憶媒体114aに行い(ステップS234)、記憶媒体114aからガイダンス定義と手順定義とを示すガイダンス情報の通知を受け取る(ステップS235)。
そして、ガイダンス作成部124は、特定のガイダンスを作成して(ステップS236)、そのガイダンス画面データと特定機能に係る要素を識別する要素IDとを指定するガイダンス通知を画面作成部123へ行う(ステップS237)。例えば、要素は、集約コピーをするためのボタンG11bである。
画面作成部123は、ガイダンス通知を受けると、ガイダンス通知の要素IDを指定する要素情報取得を記憶媒体114aに対して行い(ステップS238)、記憶媒体114aから要素IDに対応するマニュアル用画像を含む要素情報の通知を受け取る(ステップS239)。
マニュアル用画像とは、ユーザが選択した機能に係るボタン(例えば、集約コピーをするためのボタンG11b)が他の要素(ボタンG11b以外の他のボタン等)とは異なる表示とするための所定画像である。異なる表示とは、異なる形状や色などである。
そして、画面作成部123は、要素IDで識別される要素のマニュアル用画像とガイダンス画面データとが重ならないように夫々の配置位置を計算し、記憶媒体114aから取得したマニュアル用画像で要素を表示するコピー画面G11上にガイダンス画面G22を作成する(ステップS240)。
画面作成部123は、コピー画面G11上にガイダンス画面G22が表示される画面データを指定する画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS241)。
そして、画面表示部121は、特定のガイダンスとして集約コピーのためのガイダンスを示すガイダンス画面G22を表示部111に表示する。
次に、図3(D)に示すように特定のガイダンスに従ってユーザの操作が行われた場合にガイダンスを表示するためのシーケンスについて図13で説明する。
例えば、図3(C)に示す集約コピーするためのガイダンス画面G22に従ってユーザが集約コピーを行うためのボタンG11bを押下すると、イベント処理部122は、ボタンG11bが押下されたことによる要求を受け付ける(ステップS251)。
そして、イベント処理部122は、ガイダンス画面G22からガイダンス画面G23へと遷移させるために、入力情報とボタンG11bを識別するためのボタンIDとを示すガイダンス画面遷移の要求を画面作成部123へと通知する(ステップS252)。
画面作成部123は、ボタンアクションを実行し(ステップS253)、文書処理部125に対してイベント処理部122から通知された入力情報を要求通知する(ステップS254)。また、画面作成部123は、ガイダンスの画面遷移をするために、ガイダンス作成部124に対して、ガイダンスIDとボタンIDとを指定するガイダンス変更要求を行う(ステップS255)。
ガイダンス作成部124は、ユーザの操作に従ってガイダンスを変更する(ステップS256)。ガイダンス作成部124は、ガイダンスID及びボタンIDに基づいて次のガイダンスを決定する。そして、ガイダンス作成部124は、次のガイダンス画面G23のガイダンス画面データと要素IDとを示すガイダンス通知を画面作成部123へと行う(ステップS257)。
画面作成部123は、コピー画面G11から集約コピーをするためのボタンG11bの押下によって遷移する集約画面G12を特定する画面IDと要素IDとを指定する画面情報取得を記憶媒体114aへ行い(ステップS258)、記憶媒体114aから集約画面G12の画面定義と要素定義とを指定する画面情報通知を受け取る(ステップS259)。
そして、画面作成部123は、画面定義及び要素定義に基づいて集約画面G12を作成し、ガイダンス画面G23を集約画面G21のボタンなどに重ならないようにガイダンス画面データに基づいて作成する(ステップS260)。画面作成部123は、ガイダンス画面G23が集約画面G12上に表示される画面を表示するために画面データを含む画面表示要求を画面表示部121へ行う(ステップS261)。
画面表示部121は、画面データに基づいて表示部111にガイダンス画面G23が集約画面G12上に表示される画面を表示する。
次に、図7に示すように現在の画面で行える操作のガイダンスのみを表示する場合のシーケンスについて図14で説明する。
例えば、図7(A)に示す集約画面G12のガイダンス表示ボタンG12aをユーザが押下すると、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を受け付ける(ステップS271)。そして、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を画面作成部123に通知する(ステップS272)。
画面作成部123は、表示されている画面及びボタンに関係する手順のみのガイダンスの作成を要求するために、画面IDと要素IDとを指定したガイダンス作成要求をガイダンス作成部124へ行う(ステップS273)。
ガイダンス作成部124は、ガイダンス情報取得を記憶媒体114aに対して行い(ステップS274)、記憶媒体114aから手順定義を含むガイダンス情報の通知を受け取る(ステップS275)。
そして、ガイダンス作成部124は、手順定義に基づいて、現在の集約画面G12に関係のあるガイダンスのみを作成する(ステップS276)。ガイダンス作成部124は、ガイダンス画面G25のガイダンス画面データと要素IDとを指定するガイダンス通知を画面作成部123へ行う(ステップS277)。
画面作成部123は、ガイダンス通知を受けると、ガイダンス通知の要素IDを指定する要素情報取得を記憶媒体114aに対して行い(ステップS278)、記憶媒体114aから要素IDに対応するマニュアル用画像を含む要素情報の通知を受け取る(ステップS279)。
そして、画面作成部123は、要素IDで識別される要素のマニュアル用画像とガイダンス画面データとが重ならないように夫々の配置位置を計算し、記憶媒体114aから取得したマニュアル用画像で要素を表示するガイダンス画面を作成する(ステップS280)。画面作成部123は、作成したガイダンス画面G25の画面データを指定した画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS281)。
そして、画面表示部121は、ガイダンス画面G25を集約画面G12上に表示する。
次に、図8に示すようにユーザに実行権限のある機能のみのガイダンスを表示するためのシーケンスについて図15で説明する。
例えば、ユーザが図8(A)に示すコピー画面G11−2を要求すると、イベント処理部122は、コピー画面G11−2を作成するために画面作成要求を画面作成部123に対して行う(ステップS301)。
画面作成部123は、画面情報を取得するために、コピー画面G11−2を識別するための画面IDを指定する画面情報取得を記憶媒体114aに対して行う(ステップS302)。画面IDは、コピー画面G11−2を識別するための情報である。そして、記憶媒体114aに格納されている画面IDに対応する画面定義と要素定義とが指定される画面情報通知が画面作成部123に対してなされる(ステップS303)。
画面作成部123は、ユーザが実行できない機能を調べて、その機能に対応するボタン(要素定義)を除いて、記憶媒体114aから読み出した画面定義と要素定義とに基づいてコピー画面G11−2の作成を行ない(ステップS304)、コピー画面G11を表示するために、作成されたコピー画面G11−2の画面データを指定する画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS305)。
画面表示部121は、画面データに基づいて表示部111にコピー画面G11−2を表示する。その後、ユーザがコピー画面G11−2のガイダンス表示ボタンG11aを押下すると、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を受け付ける(ステップS307)。そして、イベント処理部122は、ガイダンス表示の要求を画面作成部123に通知する(ステップS308)。
画面作成部123は、ガイダンス一覧を要求するガイダンス作成要求をガイダンス作成部124に対して行う(ステップS309)。
ガイダンス作成部124は、全ガイダンスを指定したガイダンス情報取得を記憶媒体114aに行い(ステップS310)、記憶媒体114aからガイダンス定義を示すガイダンス情報の通知を受け取る(ステップS311)。
次に、ガイダンス作成部124は、全画面を指定した画面情報取得を記憶媒体114aに行い(ステップS312)、記憶媒体114aから画面定義と要素定義とを示す画面情報の通知を受け取る(ステップS313)。
そして、ガイダンス作成部124は、画面定義と要素定義とから、ユーザが実行できない機能を調べて、表示しないように定義されている要素に関するガイダンスは除外してガイダンス一覧を示すガイダンス画面G21−2を作成し(ステップS314)、そのガイダンス画面データを指定するガイダンス通知を画面作成部123へ行う(ステップS315)。
画面作成部123は、ガイダンス通知を受けると、ガイダンス画面データを用いて画面を作成し(ステップS316)、作成したガイダンス画面G21−2の画面データを指定した画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS317)。
そして、画面表示部121は、ガイダンス一覧を示すガイダンス画面G21−2を表示部111に表示する。
次に、図9に示すようにガイダンスを一時的に隠すためのシーケンスについて図16で説明する。
例えば、図9(A)に示す集約コピーするためのガイダンス画面G22−2の隠すボタンG22aをユーザが押下すると、イベント処理部122は、ガイダンス画面G22−2の最小化の要求を受け付ける(ステップS331)。
そして、イベント処理部122は、最小化したガイダンス画面G22−2で再表示するためにガイダンス最小化とガイダンス画面G22−2を識別するガイダンスIDとを指定するガイダンス再表示の要求を画面作成部123に通知する(ステップS333)。
画面作成部123は、ガイダンスIDで識別されるガイダンス画面G22−2を最小化したガイダンス画面データを作成して(ステップS334)、そのガイダンス画面データを指定するガイダンス通知を画面作成部123へ行う(ステップS235)。
そして、画面作成部123は、コピー画面G11の要素とガイダンス画面データとが重ならないように夫々の配置位置を計算し、コピー画面G11上に最小化されたガイダンス画面G22を作成する(ステップS336)。
画面作成部123は、コピー画面G11上に最小化されたガイダンス画面G22−2が表示される画面データを指定する画面表示要求を画面表示部121に対して行う(ステップS337)。
そして、画面表示部121は、コピー画面G11上に最小化されたガイダンス画面G22−2を表示部111に表示する。
次に、図10に示すようにガイダンスをユーザが指定した移動位置に変更するためのシーケンスについて図17で説明する。
例えば、図10(A)に示すコピー画面G11のガイダンス画面G22をユーザが手動で(例えば、ドラッグして)移動位置を指定すると、イベント処理部122は、ガイダンス画面G22が移動されたことによる要求を受け付ける(ステップS351)。
そして、イベント処理部122は、ガイダンス画面G22をユーザが指定した移動位置へと移動させるために、ガイダンス移動と、ガイダンス画面G22を識別するガイダンスIDと、移動後の座標とを指定する要求通知を画面作成部123に対して行う(ステップS352)。
画面作成部123は、ユーザが手動で指定した移動位置にガイダンス画面を表示するように画面データを作成し(ステップS353)、その画面データを含む画面表示要求を画面表示部121へ行う(ステップS354)。
画面表示部121は、図10(B)に示すように、画面データに基づいて表示部111にガイダンス画面G22をユーザが指定した移動位置に表示する。
上述したような処理を行うためのデータ構造について以下に説明する。先ず、画面定義、画面を構成する要素の要素定義、ガイダンス定義、ガイダンスに含まれる手順の手順定義の関連性について図18のデータ構造図で説明する。図18中、画面定義は画面定義インスタンス63で定義され、要素定義は要素定義インスタンス62で定義され、ガイダンス定義はガイダンスインスタンス60で定義され、そして手順定義は手順定義インスタンス61で定義される。
図18において、ガイダンスインスタンス60では、ガイダンスを識別するためのIDと、ガイダンスのタイトルとが定義され、ガイダンスに含まれる1以上の手順が手順定義インスタンス61で定義される。
手順定義インスタンス61では、手順を識別するためのIDと、手順の説明文とが定義される。複数の手順が関係する1つの画面と関連付けられ、また、1つの手順が関係する複数の要素と関連付けられる。
画面定義インスタンス63では、画面を識別するためのIDが定義される。画面毎に複数の要素と関連付けられ、要素から遷移する画面として0(ゼロ)又は1つの画面と関連付けられる。
要素定義インスタンス62では、要素を識別するためのIDと、要素を表示するための画像と、ガイダンス用画像と、サイズとが定義され、また、要素が選択された場合などに動作するための関数としてアクション()が定義される。
図18に示す関連図に基づいて画像処理装置100用に生成される、画面表示を行うための標準的なモジュール構成の例について図19で説明する。図19中、各インスタンス60〜63から生成したモジュールは、四角で示される。
図19において、例えば、画面定義インスタンス63からコピー画面G11のコピー画面モジュール63aが生成されると、要素定義インスタンス62から集約ボタンモジュール62aと、両面ボタンモジュール62bと、変倍ボタンモジュール62cとが生成され、関連付けられる。
続けて、手順定義インスタンス61からコピー画面G11でユーザが行う種々の操作に係る原稿をセットするモジュール61aと、集約ボタンを押すモジュール61bと、両面ボタンを押すモジュール61cと、変倍ボタンを押すモジュール61dとが生成される。
原稿をセットするモジュール61aは、直接コピー画面モジュール63aと関連付けられ、集約ボタンを押すモジュール61bと、両面ボタンを押すモジュール61cと、変倍ボタンを押すモジュール61dとは、夫々、集約ボタンモジュール62aと、両面ボタンモジュール62bと、変倍ボタンモジュール62cとに関連付けられる。
更に、ガイダンスインスタンス60から集約してコピーするモジュール60aと、両面にコピーするモジュール60bと、変倍してコピーするモジュール60cが生成される。集約してコピーするモジュール60aは、原稿をセットするモジュール61aと、集約ボタンを押すモジュール61bとに関連付けられる。両面にコピーするモジュール60bは、原稿をセットするモジュール61aと、両面ボタンを押すモジュール61bとに関連付けられる。変倍してコピーするモジュール60cは、原稿をセットするモジュール61aと、両面ボタンを押すモジュール61cとに関連付けられる。
次に、画面定義インスタンス63から集約画面G12の集約画面モジュール63bが生成されると、要素定義インスタンス62から2in1ボタンモジュール62dと、4in1ボタンモジュール62dとが生成され、関連付けられる。
続けて、手順定義インスタンス61から種類を選択するモジュール61eを生成し、2in1ボタンモジュール62dと4in1ボタンモジュール62dとに関連付けられる。
種類を選択するモジュール61eは、ガイダンスインスタンス60から既に生成されている集約してコピーするモジュール60aに関連付けられる。
上述したような標準的なモジュール構成をカスタマイズした場合について図20で説明する。図20では、集約コピーが使用不可となるカスタマイズの例で説明する。
図20において、コピー画面モジュール63aから関連付けられる集約ボタンモジュール62aを無効に設定する又は削除すると、関連付けに従って集約ボタンモジュール62aから関連付けられる集約ボタンを押すモジュール61bと、集約してコピーする60aと、種類を選択する61eと、2in1ボタンモジュール62dと、4in1ボタンモジュール62eと、集約画面63bとが無効又は削除となる。
次に、ユーザの実行権限に従って機能の有効又は無効を決定するデータ構造について図21で説明する。図21において、インスタンス60〜62は、図18に示すデータ構造と同様であるので、その説明を省略する。
図21では、図18に示すデータ構造に加えて、機能インスタンス64とユーザインスタンス65とが付加される。
ユーザの実行権限に従って要素定義インスタンス62で定義される要素の有効又は無効が決定されるため、複数の要素に対して1つの機能が関連付けられる。
機能インスタンス64は、機能を識別するIDと、機能の名前とを定義する。複数の機能に対して実行権限を持つ複数のユーザが関連付けられる。
ユーザインスタンス65は、ユーザを識別するためのIDと、ユーザの名前とを定義する。
上述したように、要素は、ユーザの実行権限のある機能と関連付けられる。従って、要素が機能との関連付けがない場合、その要素は無効となり、かつ、図20に示すように要素と関連付けされる他モジュールも無効となる。
次に、XML(eXtended Markup Language)による定義例を図22から図26で説明する。図22は、画面定義のXML記述例を示す図である。図22に示す画面定義XML163は、定義の開始を示す<画面定義>の記述163aから定義の終了を示す</画面定義>の記述163bまでに各画面の定義を記述する。
<画面>から</画面>の記述163cで1つの画面が定義される。画面を定義する記述163cでは、画面IDを特定する記述163dと、対応ガイダンスを特定する記述163eと、要素配置を特定する記述163fとで構成される。要素配置を特定する記述163fでは、要素IDと座標とが記述163gと163hとで特定される。要素が複数ある場合には、同様の記述方法が繰り返される。他画面の定義についても同様の記述であるため、その説明を省略する。
図23及び図24は、要素定義のXML記述例を示す図である。図23及び図24に示す要素定義XML162は、定義の開始を示す<要素定義>の記述162aから定義の終了を示す</要素定義>の記述162bまでに各要素の定義を記述する。
<要素>から</要素>の記述162cで1つのボタンが要素として定義される。ボタンを定義する記述162cでは、ボタンIDを特定する記述162dと、ボタンの画像を特定する記述162eと、マニュアル用画像を特定する記述162fと、ボタンのサイズを指定する記述162gと、遷移先の画面を指定する記述162jと、ボタンが選択された時の動作を指定する記述162kと、対応ガイダンスを特定する記述162lと、ボタンの表示又は非表示を指定する記述162mとで構成される。ボタンのサイズを指定する記述162gでは、幅と高さとが記述162hと記述162iとで指定される。要素としてボタンが複数ある場合には、同様の記述方法が繰り返される。他のボタンの定義についても同様の記述であるため、その説明を省略する。
<要素>から</要素>の記述162nで1つのテキストが要素として定義される。テキストを定義する記述162nでは、テキストIDを特定する記述162oと、テキスト内容を指定する記述162pと、テキストの文字フォントを指定する記述162qと、テキストの表示又は非表示を指定する記述162rとで構成される。要素としてテキストが複数ある場合には、同様の記述方法が繰り返される。他のテキストの定義についても同様の記述であるため、その説明を省略する。
図25は、ガイダンス定義のXML記述例を示す図である。図25に示すガイダンス定義XML160は、定義の開始を示す<ガイダンス定義>の記述160aから定義の終了を示す</ガイダンス定義>の記述160bまでに各ガイダンスの定義を記述する。
<ガイダンス>から</ガイダンス>の記述160cで1つのガイダンスが定義される。ガイダンスを定義する記述160cでは、ガイダンスIDを特定する記述160dと、タイトルを特定する記述160eと、分類を特定する記述160fと、対応手順IDを特定する記述160gとで構成される。ガイダンスが複数ある場合には、同様の記述方法が繰り返される。他ガイダンスの定義についても同様の記述であるため、その説明を省略する。
図26は、手順定義のXML記述例を示す図である。図26に示す手順定義XML161は、定義の開始を示す<手順定義>の記述160aから定義の終了を示す</手順定義>の記述160bまでに各手順の定義を記述する。
<手順>から</手順>の記述161cで1つの手順が定義される。手順を定義する記述161cでは、手順IDを特定する記述161dと、手順を説明する説明文を指定する記述161eと、手順を表示する画面IDを特定する記述161fと、対応する要素IDを指定する記述161gとで構成される。手順が複数ある場合には、同様の記述方法が繰り返される。他手順の定義についても同様の記述であるため、その説明を省略する。
上述したようなデータ構造を作成するためのツールの画面例について図27で説明する。図27に示すツール画面200は、ガイダンスを表示する対象となる画面を表示する領域210とガイダンスの定義情報を設定する領域220とで構成される。例えば、コピー画面G11でガイダンスを定義する場合、ユーザは、領域210の集約コピーをするためのボタンG11bを指定した後、領域220にて定義情報を設定する。
領域220には、対応手順IDを設定する領域220aと、ガイダンスの説明文を設定する領域220bとが含まれる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
画像処理装置の構成例を示す図である。 画像処理装置の機能構成を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で行われるガイダンス表示制御によって表示される画面の表示例を示す図である。 別機能のガイダンス画面の表示例を示す図である。 画面がカスタマイズされてボタンの位置が変わった場合のガイダンス画面の表示例を示す図である。 画面がカスタマイズされてボタンが表示されない場合のガイダンスの表示例を示す図である。 現在の画面に関係あるガイダンスの表示例を示す図である。 ユーザの実行権限に基づく操作画面及びガイダンス画面の表示例を示す図である。 ガイダンスを一時的に隠す例を示す図である。 ガイダンスの位置を手動で移動する例を示す図である。 ガイダンス一覧を表示するまでのシーケンスを示す図である。 特定のガイダンスを特定機能に係るボタンを隠さないように表示するためのシーケンスを示す図である。 特定のガイダンスに従ってユーザの操作が行われた場合にガイダンスを表示するためのシーケンスを示す図である。 現在の画面で行える操作のガイダンスのみを表示する場合のシーケンスを示す図である。 ユーザに実行権限のある機能のみのガイダンスを表示するためのシーケンスを示す図である。 ガイダンスを一時的に隠すためのシーケンスを示す図である。 ガイダンスをユーザが指定した移動位置に変更するためのシーケンスを示す図である。 データ構造の例を示す図である。 画面表示を行うための標準的なモジュール構成の例を示す図である。 標準的なモジュール構成をカスタマイズした場合のモジュール構成の例を示す図である。 ユーザの実行権限に従って機能の有効又は無効を決定するデータ構造の例を示す図である。 画面定義のXML記述例を示す図である。 要素定義のXML記述例を示す図である。 要素定義のXML記述例を示す図である。 ガイダンス定義のXML記述例を示す図である。 手順定義のXML記述例を示す図である。 ガイダンス作成ツールの画面例を示す図である。
符号の説明
100 画像処理装置
110 制御部
111 表示部
112 操作部
113 原稿読取部
114 記憶媒体インタフェース
114a 記憶媒体
115 画像処理部
116 画像記憶部
117 画像印刷部
121 画面表示部
122 イベント処理部
123 画面作成部
124 ガイダンス作成部124
125 文書処理部

Claims (11)

  1. 操作手順を示すガイダンスを表示する画像処理装置であって、
    ユーザによって操作される操作画面に係るガイダンス画面の表示位置を該操作画面に基づいて動的に決定して、該ガイダンス画面を該操作画面上に表示する画面を作成する画面作成手段と、
    カスタマイズによって非表示が指定されている要素を選択することによって実行される機能に関するガイダンスを除いて、前記ガイダンスにて次に行うべき操作手順が分かるように前記ガイダンス画面を作成するガイダンス画面作成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画面作成手段は、ユーザが前記ガイダンスに従って操作すべき前記操作画面の要素を前記ガイダンス画面が隠さないように前記画面を作成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画面作成手段は、前記ガイダンスで操作手順の対象となる要素を他要素とは異なる表示となるように作成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記ガイダンス画面作成手段は、前記操作画面の要素に基づいて前記ガイダンス画面を動的に作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像処理装置。
  5. 前記ガイダンス画面作成手段は、表示手段に現在表示されている前記操作画面で行える機能に関係するガイダンスを示すガイダンス画面を作成することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載の画像処理装置。
  6. 前記ガイダンス画面作成手段は、前記ユーザに実行権限がない機能のガイダンスを表示しないように前記ガイダンス画面を作成することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載の画像処理装置。
  7. 表示手段に表示されている前記ガイダンス画面を一時的に縮小させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載の画像処理装置。
  8. 表示手段に表示されている前記ガイダンス画面の表示位置を手動で変更可能とすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載の画像処理装置。
  9. 操作手順を示すガイダンスを表示するガイダンス表示方法であって、
    ユーザによって操作される操作画面に係るガイダンス画面の表示位置を該操作画面に基づいて動的に決定して、該ガイダンス画面を該操作画面上に表示する画面を作成する画面作成手順と、
    カスタマイズによって非表示が指定されている要素を選択することによって実行される機能に関するガイダンスを除いて、前記ガイダンスにて次に行うべき操作手順が分かるように前記ガイダンス画面を作成するガイダンス画面作成手順と
    を有することを特徴とするガイダンス表示方法。
  10. 前記ガイダンス画面作成手順は、表示手段に現在表示されている前記操作画面で行える機能に関係するガイダンスを示すガイダンス画面を作成することを特徴とする請求項9記載のガイダンス表示方法。
  11. 前記ガイダンス画面作成手順は、前記ユーザに実行権限がない機能のガイダンスを表示しないように前記ガイダンス画面を作成することを特徴とする請求項9又は10記載のガイダンス表示方法。
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