JP6112407B2 - 設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置 - Google Patents

設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置に処理を指示する設定制御装置で動作する設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置に関する。
MFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置を用いて印刷等の出力を行う場合、画像形成装置本体の操作パネルやコンピュータ装置にインストールされたプリンタドライバを使用して機能の設定を行う。この操作パネルやプリンタドライバの設定画面は複数のタブに分かれており、各々のタブに表示される様々な設定項目を設定する必要があり、特に初心者のユーザには分かりにくく、操作性の改善が求められている。更に、近年の画像形成装置は、複数のページを1枚の用紙に配置するページ割付機能や、綴じ止め(ステープル)、穴開け(パンチ)などの後処理機能など、多様な機能を備えたものが多く、上記課題が顕著になってきている。
このような背景から、画像形成装置を製造するメーカでは、操作パネルやプリンタドライバの設定画面の操作性を改善する様々な技術を提案しているが、そのほとんどが「お気に入り(Easy Set)」設定に関する技術である。このお気に入り設定は、全ての設定項目の設定の組み合わせに対して名前やアイコンを登録しておき、後で名前やアイコンを呼び出すことによって全ての設定項目の設定を一括で行うものである。このお気に入り設定によって、複数のタブに跨る多数の設定項目を1つ1つ設定する手間を省くことが出来る。
上記プリンタドライバの設定操作に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、表示部に表示される表示画面上で、印刷データをプリンタ装置で印刷する際の印刷機能を設定する情報処理装置において、各々が複数の印刷機能を表すシンボルの一覧を前記表示画面上の第1の表示領域に表示する第1の表示制御手段と、前記第1の表示領域に表示されたシンボルの一覧の中から1のシンボルを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択されたシンボルが表す複数の印刷機能を設定する印刷機能設定手段と、を備えた構成が開示されている。
また、操作パネルの操作に関する技術として、下記特許文献2には、操作部を有し、当該操作部からの入力情報に基づいて画像処理ジョブを実行する画像処理装置であって、前記操作部には、画像処理ジョブのデータにセキュリティ処理を施すためだけに用いられ、種類の異なる複数のセキュリティ処理が対応付けて登録されているセキュリティキーが存在し、前記セキュリティキーが操作されると、当該キーに対応付けて登録されているセキュリティ処理を前記データに施す構成が開示されている。
特開2002−182871号公報 特開2008−005166号公報
ここで、印刷対象となるドキュメントは、テキストやグラフィックス、イメージの構成などに応じて、その内容は異なり、また、そのドキュメントを会議等の資料として使用するのか、自身で使用するのかなどに応じて、その使用目的も異なる。そのため、ドキュメントの印刷条件は、そのドキュメントの内容や使用目的などに応じて細かく項目が設定できるようにすることが望ましい。
しかしながら、複数の設定項目を設定する場合、最終的な出力イメージがどのように変化するかが分かりにくいという問題がある。すなわち、全ての設定項目を設定した後の出力イメージは用紙プレビューによって確認することは可能であるが、ある設定項目を設定した場合に出力イメージがどのように変化するかは、その設定項目を設定した後でなければ分からないため、設定段階における設定操作が難しいという問題がある。
また、設定操作を容易にする方法として、上述したように、予め設定項目を設定してお気に入りとして登録する方法があるが、お気に入り設定では、予め登録した設定項目が一括で設定されてしまうため、ドキュメントの内容や使用目的などに応じて設定項目の設定を変更することができない。この問題に対して、多数のお気に入りを登録しておき、ドキュメントの内容や使用目的などに応じてお気に入りを選択する方法が考えられるが、例えば、それぞれ2つの選択肢(設定値)を持つ5つの設定項目の組み合わせは32通り(2の5乗)となり、これらの32通りを個別のお気に入りとして設定することは現実的でない。また、お気に入りは、呼び出す際に名前や小さなアイコンからその設定内容を認識することになるが、お気に入りの登録数が多くなると、名前やアイコンで設定内容を認識することが困難になる。
また、設定操作を容易にする別の方法として、全ての設定項目の中から複数の設定項目をユーザに選択させ、選択された設定項目とその設定値とを関連付けて表示し、複数の設定項目の中から所望の設定項目を順次選択する方法が考えられるが、表示される設定項目の数が多い場合、どの設定項目を選択したかが分かりにくく、同じ設定項目を何度も選択してしまったり、選択すべき設定項目を見落としてしまったりする。
また、近年、iPad(登録商標)やWindows(登録商標)8を搭載したタブレットなどのタッチパネルを備えたタブレット型コンピュータ装置、Windows(登録商標)8を搭載したタッチパネル対応のハイブリッド型コンピュータ装置が販売されている。しかしながら、従来のプリンタドライバの印刷設定UI(User Interface)は、キーボードやマウスでの操作を前提として作成されており、設定項目のサイズが小さく、操作も複雑であるため、タッチパネルでは操作性が悪いという問題も発生している。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、複数の設定項目が表示されている場合でも、適切に設定項目を選択することができる設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、タッチ操作で設定を行う場合でも、適切に設定項目を選択することができる設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置を提供することにある。
本発明の一側面は、設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置で動作する設定制御プログラムであって、前記装置を、前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部、前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部、前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部、前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部、として機能させ、前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更することを特徴とする。
本発明の一側面は、設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置における設定制御方法であって、前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示処理と、前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示処理と、前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持処理と、前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成処理と、を実行し、前記第2表示処理では、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、前記設定情報保持処理では、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更することを特徴とする。
本発明の一側面は、設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する設定制御装置であって、前記画像形成装置に処理を指示する制御部に、前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部と、前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部と、前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部と、前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部と、を少なくとも備え、前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更することを特徴とする。
本発明の設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置によれば、複数の設定項目が表示されている場合でも、適切に設定項目を選択することができる。また、タッチ操作で設定を行う場合でも、適切に設定項目を選択することができる。
その理由は、設定制御装置では、設定画面の第1表示領域(第1タブで指定される領域)に、画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を設定可能に表示し、設定画面の第2表示領域(第2タブで指定される領域)に、複数の設定項目の中から選択される特定の設定項目を表示すると共に、複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持し、特定の設定項目が選択された場合に、選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、第1設定情報の中の特定の設定項目に関する値を第2設定情報の値に更新するからである。
このように、選択済みの特定の設定項目の表示形態を変更(消去したり、表示位置を変えたり、表示サイズを縮小したり)することにより、未選択の設定項目が認識しやすくなるため、設定操作性を向上させることができる。特に、未選択の設定項目を選択済みの設定項目の消去位置に順次移動させたり、選択済みの設定項目を未選択の設定項目の最後尾に移動させて表示位置を入れ替えたりすることにより、カーソルやタッチ位置を動かさずに設定項目を連続して選択することができ、設定操作性を更に向上させることができる。
本発明の実施例1に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例1に係るコンピュータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバの機能を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバの処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1に係る一括設定情報の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバの処理(一括設定制御タブ表示処理)を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択前)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択後)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバの処理(固定タブ表示処理)を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(固定タブの画面)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバの処理(一括設定登録処理)を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1に係る一括設定情報(登録後)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定情報の更新後)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択後)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択後)の一例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の他の表示例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の他の表示例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の他の表示例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の他の表示例である。 本発明の実施例1に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の他の表示例である。 本発明の実施例2に係る一括設定情報の一例である。 本発明の実施例2に係る設定項目とアイコン画像との関連付け情報の一例である。 本発明の実施例2に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択前)の一例である。 本発明の実施例2に係るプリンタドライバによって表示される印刷設定画面(一括設定コントロールの選択後)の一例である。
背景技術で示したように、画像形成装置を用いて印刷等の出力を行う場合、ドキュメントの内容や使用目的などに応じて細かく設定が変更できるようにすることが望ましいが、複数の設定項目を設定する場合、設定段階において、ある設定項目を設定した場合に出力イメージがどのように変化するかが事前に分からないため、設定操作が難しいという問題がある。また、お気に入り設定では、全ての設定項目が一括で設定されてしまうために、ドキュメントの内容や使用目的などに応じて細かく設定を変更することができず、設定値を変えた複数のお気に入りを登録した場合は、所望の設定に対応するお気に入りを選択するのが困難になるという問題がある。また、全ての設定項目の中から選択された特定の設定項目とその設定値とを関連付けて表示する方法もあるが、多数の設定項目が表示される場合、どの設定項目を選択したかが分かりにくいという問題がある。更に、従来のプリンタドライバの設定UIは、キーボードやマウスでの操作を前提として作成されているため、タッチパネルを備えたコンピュータ装置では操作性が悪いという問題がある。
ここで、全ての設定項目の中から選択された特定の設定項目とその設定値とを関連付けて表示する場合、選択した設定項目は再度選択しても設定に変更はないし、選択した設定項目の設定情報は用紙プレビューに反映されるため、選択した設定項目を消去しても問題は生じない。そこで、本発明の一実施の形態では、複数の設定項目の中から選択された特定の設定項目とその設定値とを関連付けて表示する場合において、ユーザ操作により選択された設定項目はその表示形態を変える(表示を消去したり、表示位置を変えたり、表示サイズを変えたりする)ように制御する。このように選択済みの設定項目の表示形態を変えることにより、未選択の設定項目を目立たせて設定画面の視認性を向上させることができ、設定操作性を向上させることができる。また、各設定項目を、出力状態を表す大きな画像(シミュレーション画像やアイコン画像)などで表示し、画像を選択するのみで所望の設定項目が設定できるようにすることにより、タッチパネルを備えたコンピュータ装置でもタッチ操作で容易に設定操作ができるようにする。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例1に係る設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置について、図1乃至図20を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を模式的に示す図であり、図2は、コンピュータ装置の構成を示すブロック図、図3は、コンピュータ装置で動作するプリンタドライバの機能を示すブロック図である。図4、6、9、11は、本実施例のプリンタドライバの処理を示すフローチャート図であり、図5、12は、一括設定情報の一例である。また、図7、8、10、13乃至20は、本実施例のプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の一例である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、指示に従って印刷等の処理を実行する画像形成装置10と、画像形成装置10の機能の設定を行い、印刷等の処理を指示する設定制御装置(コンピュータ装置20と呼ぶ。)とで構成され、これらはLAN(Local Area Network)などの無線ネットワーク、若しくはUSB(Universal Serial Bus)などを介した有線ネットワークにより接続される。
画像形成装置10は、一般的なプリンタやMFP(Multi Function Peripheral)などであり、コンピュータ装置20から送信される指示データ(本実施例では印刷指示を行う印刷データとする。)を解析し、印刷データの各ページをラスタライズしてページ毎の画像データを生成し、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用して画像データに基づく画像を用紙に印刷する機能を備えている。また、コンピュータ装置20は、Mac(登録商標)やWindows(登録商標)、Android(登録商標)などのOS上で動作するパーソナルコンピュータやモバイル機器(スマートフォンやタブレット端末)などである。
なお、以下の説明では、コンピュータ装置20上で動作するプリンタドライバによって表示される設定画面(本実施例では印刷設定画面と呼ぶ。)を用いて画像形成装置10の機能に関する設定を行う場合について記載するが、画像形成装置10をWebサーバとして機能させ、コンピュータ装置20をWebクライアントとして機能させ、画像形成装置10が提供するWeb画面をコンピュータ装置20のWebブラウザに表示させ、そのWeb画面を用いて画像形成装置10の機能に関する設定を行う場合においても、本発明の設定制御方法を同様に適用することができる。また、複数の画像形成装置10を制御するプリンタコントローラやRIP(Raster Image Processing)コントローラなどの制御装置に表示される印刷設定画面や画像形成装置10に設けられた操作パネル(タッチパネル)に表示される印刷設定画面を用いて画像形成装置10の機能に関する設定を行う場合に対しても、本発明の設定制御方法を同様に適用することができる。以下、コンピュータ装置20の構成について説明する。
図2に示すように、本実施例のコンピュータ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信I/F部23と、表示部24と、操作部25などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aと、ROM(Read Only Memory)21bやRAM(Random Access Memory)21cなどのメモリとで構成される。CPU21aは、コンピュータ装置20の動作を制御するためのプログラム、OS、アプリケーション、画像形成装置10を制御するプリンタドライバなどをROM21b又は記憶部22から読み出してRAM21cに展開し実行する。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、プログラムやドキュメントデータ、印刷データなどを記憶する。
通信I/F部23は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、無線ネットワーク、若しくは、有線ネットワークを介して、画像形成装置10とのデータ通信を行う。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、アプリケーションの画面やプリンタドライバの印刷設定画面などを表示する。
操作部25は、マウスやキーボード、表示部24上に形成されたタッチセンサなどで構成され、ドキュメントの作成や画像形成装置10の機能に関する設定等の操作を可能にする。
図3は、プリンタドライバの機能を示すブロック図である。プリンタドライバは、コンピュータ装置20のOS上で動作するソフトウェアであり、画像形成装置10に搭載された機能を利用するための設定を行うことができ、設定に従って印刷データを作成して画像形成装置10に送信することができる。このプリンタドライバは、コンピュータ装置20の制御部21を、印刷機能設定部30、印刷データ生成部40などとして機能させる。
印刷機能設定部30は、ユーザが画像形成装置10の所望の機能を設定するための印刷設定画面(GUI:Graphical User Interface)を持つ。この印刷設定画面には、画像形成装置10に備える全ての機能に関する設定項目が表示される固定タブの画面(表示領域)と、ユーザが選択した設定項目が表示される一括設定制御タブの画面(表示領域)と、を有し、それぞれのタブの画面で設定された設定情報を印刷データ生成部40に渡す。具体的には、印刷機能設定部30は、固定タブ表示制御部31、設定情報保持部32、一括設定制御タブ表示制御部33、一括設定情報保持部34、一括設定編集部35などで構成される。
固定タブ表示制御部31は、設定情報保持部32から設定情報(各設定項目の設定値)を読み込み、その設定情報を固定タブの画面内の設定コントロール(ラジオボタンやチェックボックスなどの設定値を選択肢の中から選択若しくは入力可能な設定項目)に反映して表示する。また、設定コントロールにおいて設定が変更された場合は、変更された設定情報を設定情報保持部32に転送する。
設定情報保持部32は、固定タブ又は一括設定制御タブの画面で設定された設定情報をメモリや記憶部22などに保存する。また、それぞれのタブの画面の表示に際して、メモリや記憶部22などから設定情報を読み出し、固定タブ表示制御部31又は一括設定制御タブ表示制御部33に渡す。
一括設定制御タブ表示制御部33は、設定情報保持部32から設定情報を、一括設定情報保持部34から一括設定情報(ユーザに選択された1又は複数の設定項目の設定値)を読み込み、それらの設定情報を加味して、一括設定制御タブの画面内に一括設定コントロール(ユーザに選択された設定項目の設定状態を図案化した画像)を表示する。また、一括設定コントロールが選択され、設定が変更された場合、変更された設定情報を設定情報保持部32に転送すると共に、選択された一括設定コントロールを一括設定制御タブの画面から消去したり、表示位置を変えたり、表示サイズを変えたりするなど、一括設定コントロールの表示形態を変更する。
一括設定情報保持部34は、ユーザによって設定された一括設定情報をメモリや記憶部22などに保持する。また、一括設定制御タブの画面の表示に際して、メモリや記憶部22などから一括設定情報を読み出し、一括設定制御タブ表示制御部33に渡す。
一括設定編集部35は、一括設定のID、名称、設定値などの情報などを用いて、一括設定情報の編集を行う。また、ユーザが一括設定情報を編集するためのGUI画面を表示する。
印刷データ生成部40は、OS上にインストールされたアプリケーションで作成されたドキュメントデータを元に、画像形成装置10で処理可能な形式の印刷データを生成する。また、印刷機能設定部30の設定に従ってデータの編集、画像形成装置10への指示内容を決定する。
なお、本実施例では、画像形成装置10に備える全ての機能に関する設定項目が表示される画面と、ユーザが選択した設定項目が表示される画面と、がタブによって指定される構成とするが、上記各々の画面を指定する手段はタブに限らず、例えば、各々の画面に対応するアイコンなどを表示し、そのアイコンをクリックすることによって所望の画面が表示されるようにしても良い。また、本実施例では、各々の画面が、タブによって切り換えられる構成とするが、各々の画面が独立して表示される(すなわち、各々の画面が別々のウィンドウに表示される)ようにしてもよい。
図4は、印刷設定画面の表示処理を示すフローチャート図である。制御部21に含まれるCPU21aは、ROM21bに記憶されたプリンタドライバに基づいて図4に示す印刷設定画面の表示処理を実行する。なお、以下のフローにおいて、ドキュメントを作成するアプリケーションから、本実施例のプリンタドライバが呼び出されて、印刷設定画面の表示処理が開始されるものとする。
まず、印刷機能設定部30は、プリンタドライバの呼び出しが開始された直後、一括設定情報保持部34が保存した一括設定情報を読み込む(S100)。ここでは、一括設定情報保持部34は、図5に示すような情報(一括設定ID、一括設定名称、設定値など)を保持しているものとする。この一括設定情報は、最初はコンピュータ装置20の記憶部22などに保存されており、テキストファイルとして読み込む。以降は、メモリ上にデータとして展開して随時読み込み可能にする。なお、一括設定情報は、コンピュータ装置20ではなく図示しないサーバなどに保存される構成としてもよいし、テキストファイルではなくレジストリ、バイナリファイルなどの形式としてもよい。
次に、印刷機能設定部30は、設定情報保持部32が保存した設定情報を読み込む(S110)。ここでは、プリンタドライバは、「カラー設定」、「ページ割付」、「ステープル」、「パンチ」の各設定項目が設定可能であり、「カラー設定」に対しては”カラー”(初期値)又は”モノクロ”、「ページ割付」に対しては、”1 in 1”(初期値)又は”2 in 1”、「ステープル」に対しては、”Off”(初期値)又は”On”、「パンチ」に対しては、”Off”(初期値)又は”On”が選択可能であり、全ての設定項目が初期値に設定されているとする。なお、設定情報もテキストファイル、レジストリ、バイナリファイルなどの形式で保存されているとする。
次に、印刷機能設定部30(一括設定制御タブ表示制御部33)は、読み込んだ一括設定情報及び設定情報に基づいて、一括設定制御タブの画面の表示処理を行う(S120)。この処理については、後で詳細に説明する。
次に、印刷機能設定部30(固定タブ表示制御部31)は、読み込んだ設定情報に基づいて、固定タブの画面の表示処理を行う(S130)。図9は、固定タブの画面の表示処理の詳細を示しており、固定タブ表示制御部31は、設定情報を読み込み(S131)、設定情報に従って、各種設定コントロールを表示する(S132)。図10は、固定タブ(基本設定)の画面の一例であり、各種設定項目(ここでは、原稿の向きや原稿サイズ、ズーム、給紙トレイ、用紙種類、出力方法、部数、ソート、仕分けなど)に対して、設定値が選択又は入力可能になっている。なお、固定タブの表示処理は特に限定されず、例えば、特許04978629などに記載されている手法を用いて表示することができる。
次に、印刷機能設定部30は、読み込んだ一括設定情報及び設定情報に基づいて、固定タブの画面で設定された設定項目の設定値、及び、一括設定制御タブの画面で選択された設定項目の設定値を全て反映した(すなわち、一括設定制御タブの画面で選択されていない設定項目の設定値は反映していない)出力イメージを示す用紙プレビューを表示する(S140)。最初は設定値が全て初期値であるため、全ての設定項目に対して初期値を適用した場合の出力イメージを生成して表示する。この用紙プレビューの生成処理は、一般的なプリンタドライバで従来から行われている処理であり、例えば、印刷対象となるドキュメントに対して、一括設定情報及び設定情報に従って、Nin1の割り付け処理、ステープル画像やパンチ穴画像の重ね合わせ処理、折りのシミュレーション処理、モノクロ変換処理などを行って生成することができる。なお、本実施例では用紙プレビューを表示する場合について説明するが、用紙プレビューを表示するか否かは任意であり、用紙プレビューを表示しなくてもよい。
次に、印刷機能設定部30は、操作部25から出力される信号に基づいて、ユーザ操作が行われたか否かを判定する(S150)。ユーザ操作が行われた場合は、印刷機能設定部30は、そのユーザ操作が、一括設定制御タブの画面での一括設定コントロールの選択操作であったかどうかを判定する(S160)。ユーザ操作が一括設定コントロールの選択操作であった場合は、印刷機能設定部30は、一括設定処理として、選択された一括設定コントロール(選択された設定項目の設定値)に従ってメモリ上の設定情報を書き換える(S170)。例えば、図5の一括設定情報における、一括設定IDが”1”の一括設定コントロールが選択された場合、設定情報の「カラー設定」を”モノクロ”、「ページ割付」を”2 in 1”に変更する。そして、設定情報の書き換えが終了したら、S120に戻り、一括設定制御タブの再表示処理を行う。一括設定コントロールの選択後の一括設定制御タブ画面の表示形態に関しては後述する。
ユーザ操作が一括設定コントロールの選択操作でない場合は、印刷機能設定部30は、ユーザ操作が固定タブの画面での設定変更操作であったかどうかを判定する(S180)。ユーザ操作が固定タブの設定変更操作であった場合は、印刷機能設定部30は、固定タブ設定処理として、変更された設定コントロール(変更された設定項目の設定値)に従って、メモリ上の設定情報を書き換える(S190)。例えば、「パンチ」が”Off”から”On”に変更された場合、「パンチ」の設定を”On”に設定する。そして、設定情報の書き換えが終了したら、S120に戻り、一括設定制御タブの再表示処理を行う。
ユーザ操作が固定タブの設定変更操作でなかった場合は、印刷機能設定部30は、ユーザ操作が一括設定登録指示操作であったかどうかを判定する(S200)。ユーザ操作が一括設定登録指示操作であった場合は、一括設定登録処理を行う(S210)。この処理については、後で詳細に説明する。そして、一括設定登録処理が終了したら、S150に戻り、ユーザ操作の監視を継続する。
ユーザ操作が一括設定登録指示操作でなかった場合は、印刷機能設定部30は、ユーザ操作が印刷指示操作であったかどうかを判定する(S220)。ユーザ操作が印刷指示操作であった場合は、印刷機能設定部30は、設定情報を印刷データ生成部40に渡して表示処理を終了する。ユーザ操作が印刷指示操作でなかった場合は、S150に戻り、印刷指示操作が行われるまで、ユーザ操作の監視を継続する。なお、キャンセル指示などの操作も有り得るが、本件発明とは関係がないため特に説明しない。
その後、印刷データ生成部40は、印刷機能設定部30から渡された設定情報に従って印刷データを生成する。この印刷データの生成処理は、一般的なプリンタドライバで従来から行われている処理であり、例えば、ドキュメントデータに、設定情報をPJL(Printer Job Language)コマンドなどで記述して印刷データを生成する。
次に、一括設定制御タブの表示手順について説明する。図6は、図4のS120の一括設定制御タブ表示処理の詳細を示すフローチャート図である。制御部21に含まれるCPU21aは、ROM21bに記憶されたプリンタドライバに基づいて、図6の一括設定制御タブ表示処理を実行する。
まず、一括設定制御タブ表示制御部33は、Nに”1”を設定し(S121)、一括設定IDが”N”の設定情報(一括設定名称及び設定値)を読み込む(S122)。
次に、一括設定制御タブ表示制御部33は、一括設定IDが”N”の一括設定情報と設定情報とを比較して、現在の一括設定情報が設定情報に包含されるか否かを判定する(S123)。現在の一括設定情報が設定情報に包含される(その一括設定IDに対応する一括設定コントロールが既に選択されている)場合、言い換えると仮に一括設定IDが”N”の一括設定コントロールを表示し、その一括設定コントロールが選択されたとしても設定情報が変化しない場合は、その一括設定IDに対応する一括設定コントロールを表示せずにS126の処理に進む。
現在の一括設定情報が設定情報に包含されない(その一括設定IDに対応する一括設定コントロールがまだ選択されていない)場合、言い換えると一括設定IDが”N”の一括設定コントロールを表示し、その一括設定コントロールが選択された場合に設定情報が変化する場合は、一括設定制御タブ表示制御部33は、一括設定制御タブの画面に、読み込んだ一括設定IDが”N”の一括設定名称を表示する(S124)。ここでは、図5の一括設定情報において、一括設定IDが”1”の一括設定名称は”モノクロ、2 in 1”であるため、そのままテキスト表示する。
次に、一括設定制御タブ表示制御部33は、一括設定情報及び設定情報に従って、一括設定IDが”N”の一括設定イメージを生成し、その一括設定イメージを一括設定名称に関連付けて表示する(S125)。ここでは、図5の一括設定情報において、一括設定IDが”1”の設定値は「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”であり、その他の設定値は全て初期値であるため、印刷対象となるドキュメントに対して、2 in 1の割り付け処理、モノクロ変換処理のシミュレーションを行って一括設定イメージを生成して表示する。なお、この一括設定イメージは、印刷対象のドキュメントに対するシミュレーションを行っても生成してもよいし、予め定めた標準のドキュメントに対するシミュレーションを行っても生成してもよいし、ドキュメントに対するシミュレーションは行わず、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”の状態を模式的に示すイメージを生成してもよい。
そして、一括設定制御タブ表示制御部33は、Nが最後かを判断し(S126)、Nが最後(一括設定情報における一括設定の数)でなければ、Nに1を加算し、S122以降の処理を繰り返す。
図5の一括設定情報では、一括設定IDは”2”(パンチ=On)が最後であるため、2つの一括設定コントロールを表示して終了する。図7は、この場合の印刷設定画面の表示例である。本実施例の印刷設定画面には、固定タブ(図中の「基本設定」、「レイアウト」、「仕上げ」、「カバーシート/挿入紙」、「画像品質」、「その他」のタブ)に加えて、一括設定制御タブ(図中の用紙マークが記載されたタブ)が設けられている。
そして、一括設定制御タブの画面には、一括設定情報に基づく設定状態をイメージで表す一括設定コントロール(一括設定イメージと呼ぶ。)が表示される。ここでは、一括設定IDが”1”の「モノクロ、2 in 1」の設定状態を表す一括設定イメージ52aと、一括設定IDが”2”の「パンチ」の設定状態を表す一括設定イメージ52bと、が表示される。更に、必要に応じて、現在の設定(この段階では一括設定制御タブでの設定は行われていないため、固定タブの設定、すなわち原稿サイズと用紙サイズの設定)を反映した用紙プレビュー50と現在の設定を記述した設定情報欄51とが表示される。
以下、ユーザが一括設定制御タブの画面で「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52a若しくは一括設定イメージ52aを囲む枠内の領域を選択(マウスでクリックしたり、タッチパネルをタッチしたり)し、一括設定IDが”1”の一括設定情報を適用した場合に、一括設定制御タブの一括設定イメージの表示形態がどのように変化するかについて説明する。
この場合、図4のフローにおいて、S150でユーザ操作がなされたと判定され、S160で一括設定コントロールが選択されたと判定され、S170で一括設定処理が行われる。一括設定処理では、一括設定IDが”1”の一括設定が選択されたため、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”に設定され、S120の一括設定制御タブ表示に戻り、再表示処理を行う。
再表示では、一括設定IDが”1”の一括設定イメージ52aは表示されなくなる。すなわち、図4のS170で説明したように、印刷機能設定部30は、選択された一括設定コントロールに従ってメモリ上の設定情報を書き換えるため、一括設定コントロールに対応する一括設定情報は設定情報に包含されることになり(図6のS123がYesになり)、S124、S125の表示処理をスキップする。従って、一括設定IDが”1”の一括設定イメージ52aは表示しないという結果となる。一括設定IDが”2”の一括設定イメージ52bは「パンチ」が”On”であり、かつ、設定情報は全て初期値の状態から、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”に変化したため、「パンチ」が”On”、かつ、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”の設定として表示形態が変化する。一方、用紙プレビュー50は、一括設定IDが”2”の一括設定イメージ52bはまだ選択されていないため、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”の設定として表示形態が変化する。
図8に再表示時の印刷設定画面の表示例を示す。一括設定IDが”2”の一括設定イメージは、初期表示状態(図7)では、標準設定に対してパンチされた一括設定イメージ52bが表示されていたが、一括設定IDが”1”の一括設定イメージ52aを選択した後の再描画では、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”の設定に対して、更にパンチが行われた一括設定イメージ52b1になっている。そして、パンチの一括設定イメージ52b1を選択して印刷指示を行った場合は、その通りの印刷がなされる。従って、ユーザは一括設定イメージによって最終的な出力イメージを確認して印刷指示を行うことができ、操作性を格段に向上させることができる。
次に、一括設定情報の登録手順について説明する。図11は、図4のS210の一括設定登録処理の詳細を示すフローチャート図である。制御部21に含まれるCPU21aは、ROM21bに記憶されたプリンタドライバに基づいて、図11の一括設定登録処理を実行する。
まず、一括設定編集部35は、現時点での設定情報を読み込む(S211)。ここでは、初期状態からユーザが固定タブの画面において、「ステープル」を”On”に変更した状態で、登録操作が行われたら、一括設定編集部35は、登録操作に応じて一括設定情報を登録する(S212)。具体的には、図5では、一括設定IDが”2”の一括設定情報が最終であるため、一括設定IDが”3”の一括設定情報として新規登録する。この時、一括設定名称は、ユーザにより”ステープル”に設定されたものとする。図12は、この状態の一括設定情報を示しており、一括設定IDが”3”の一括設定情報が追加される。
そして、S120の一括設定制御タブ表示に戻り、更新された一括設定情報に従って再表示処理を行う。図13乃至図15に一括設定情報更新後の印刷設定画面の表示例を示す。一括設定の「モノクロ、2 in 1」は、初期表示状態では、図13に示すように、標準設定に対して「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”に設定された一括設定イメージ52aが表示されるが、この一括設定イメージ52aが選択された後の再表示では、図14に示すように、一括設定イメージ52aは一括設定制御タブの画面から消去され、設定情報欄51に「カラー設定 モノクロ」、「ページ割付 2 in 1」が追加される。
一括設定の「パンチ」は、初期表示状態では、図13に示すように、標準設定に対してパンチされた一括設定イメージ52bが表示されるが、「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52aが選択された後の再表示では、図14に示すように、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”かつ「パンチ」が”On”の状態を示す一括設定イメージ52b1に変換され、消去された一括設定イメージ52aが表示されていた位置に表示される。更に、図14の状態において、「パンチ」の一括設定イメージ52b1が選択された後の再表示では、図15に示すように、一括設定イメージ52b1は一括設定制御タブの画面から消去され、設定情報欄51に「パンチ On」が追加される。
同様に、一括設定の「ステープル」は、初期表示状態では、図13に示すように、標準設定に対してステープルが実施された一括設定イメージ52cが表示されるが、「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52aが選択された後の再表示では、図14に示すように、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”かつ「ステープル」が”On”の状態を示す一括設定イメージ52c1に変換され、一括設定イメージ52aが消去されることによって表示位置が変更された一括設定イメージ52b1の隣に表示される。更に、図14の状態において、「パンチ」の一括設定イメージ52b1が選択された場合、一括設定の「ステープル」は、図15に示すように、「カラー設定」が”モノクロ”、「ページ割付」が”2 in 1”、「パンチ」が”On”かつ「ステープル」が”On”の状態を示す一括設定イメージ52c2に変換され、消去された一括設定イメージ52b1が表示されていた位置に表示される。更に、図14の状態において、「ステープル」の一括設定イメージ52c2が選択された後の再表示では、一括設定イメージ52c2は一括設定制御タブの画面から消去され、設定情報欄51に「ステープル On」が追加される(図示せず)。
このように、本実施例では、印刷設定画面に固定タブに加えて、ユーザが選択した設定項目に対する選択操作を行う一括設定制御タブを設け、一括設定制御タブの画面に、設定状態を反映した一括設定イメージを表示し、複数の一括設定イメージが表示されている状態で、その内の一つの一括設定イメージがユーザによって選択されると、選択された一括設定イメージが一括設定制御タブの画面から消去されるため、同じ一括設定イメージを再度選択することが無くなり、また、未選択の一括設定イメージの選択操作が容易になる。更に、一括設定イメージが消去されると、未選択の一括設定イメージは位置が順次ずれて表示されるため、ユーザはカーソルやタッチ位置を動かさずに(図では、左上の一括設定イメージが表示される位置のまま)、次の一括設定イメージの選択操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。また、消去された一括設定イメージに対応する一括設定情報は設定情報欄51に表示される(一括設定情報を反映して設定情報が書き換えられて表示される)と共に、残りの印刷設定イメージは選択された一括設定を反映した状態(すなわち、最終的な印刷イメージを表す状態)に表示が更新されるため、ユーザは設定状態を確認しながら設定操作を継続することができ、ユーザの利便性を格段に向上させることができる。
なお、上記説明では、一括設定イメージの一つを選択した場合に、選択した一括設定イメージを一括設定制御タブの画面から消去したが、消去する代わりに表示形態を変更することができる。
例えば、図16に示すように、選択された一括設定イメージ(ここでは「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52a)に関しては、色(図ではハッチングによって色を表現している。)を変えるなどして、選択済みであることをユーザが容易に判別できるようにすることができる。その際、一括設定イメージ52aを同じ位置に表示したままにしてもよいが、図14と同様に、未選択の一括設定イメージ52b1及び一括設定イメージ52c1の位置を配列の先頭方向(ここでは図の左方向)ずらし、選択済みの一括設定イメージ52aの表示位置を最後尾(ここでは図の右)に移動させるようにすれば、上述したように、ユーザはカーソルやタッチ位置を動かさずに(図では、左上の一括設定イメージが表示される位置のまま)、次の一括設定イメージの選択操作を継続して行うことができる。
また、図17に示すように、選択された一括設定イメージ(同様に「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52a)に関しては、表示位置を変えたり、表示サイズを縮小したり(図では、「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52aを縮小した縮小設定イメージ53を画面の右下に表示する例を示している。)して、選択済みであることをユーザが容易に判別できるようにすることができる。このように、選択された一括設定イメージの表示位置を変えたり、表示サイズを縮小したりすることによっても、未選択の一括設定イメージの視認性が向上し、未選択の一括設定イメージの選択操作を容易にすることができる。
また、図16及び図17では、選択された一括設定コントロールを消去せずに残す場合、一括設定コントロールをイメージとして表示したが、選択された一括設定コントロールの一括設定情報は用紙プレビュー50や設定情報欄51に反映されているため、どの一括設定イメージが選択されたかが分かれば十分であると考えられる。そこで、図18に示すように、選択された一括設定イメージ(同様に「モノクロ、2 in 1」の一括設定イメージ52a)に関しては、一括設定情報の内容(例えば、一括設定名称)を一括設定制御タブの画面内外任意の位置(図では、画面の右下)にテキスト表示して、その一括設定イメージが選択済みであることをユーザが判別できるようにすることもできる。
また、本実施例は、一括設定コントロールをイメージとして表示することは必須ではなく、例えば、図19に示すように、一括設定コントロール54a、54b、54cを一括設定情報の内容(例えば、一括設定名称)をテキストで表示してもよく、一括設定コントロール54aが選択されたら、図20に示すように、その一括設定コントロール54aを画面から消去したり、表示位置や表示サイズを変えたりすることもできる。その場合、テキストの文字のみでは、一括設定コントロールの領域が分かりにくく、また、領域のサイズも小さくなってしまうため、テキストの文字を所定のサイズの枠で囲み、枠内の領域全体を一括設定コントロールとして認識することが好ましい。このように一括設定コントロールを所定のサイズの領域とすることにより、タッチパネルでの操作性を向上させることができる。
また、図8、図14及び図15のように選択された一括設定イメージを画面から消去したり、図17のように選択された一括設定イメージの表示位置や表示サイズを変えたり、図18のように選択された一括設定イメージをテキスト表示したりする場合は、未選択の一括設定イメージを、その数に応じて表示サイズを変更して(未選択の一括設定イメージの数が少ないほど表示サイズを大きくして)、残りの一括設定イメージを選択しやすくすることもできる。このような制御を行うことにより、タッチパネルでの操作性をより向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る設定制御プログラム及び設定制御方法並びに設定制御装置について、図21乃至図24を参照して説明する。図21は、一括設定情報の一例、図22は、設定値とアイコン画像との関連付け情報の一例であり、図23及び図24は、本実施例のプリンタドライバによって表示される印刷設定画面の一例である。
前記した実施例1では、一括設定制御タブの画面に、一括設定コントロールとして、設定情報及び一括設定情報に従ってドキュメントをシミュレーションした一括設定イメージを表示して、ユーザが最終的な印刷イメージを認識しやすくなるようにした。しかしながら、設定する機能によっては、ドキュメントをシミュレーションした一括設定イメージを表示しなくても最終的な印刷イメージを容易に認識できたり、ドキュメントをシミュレーションした一括設定イメージでは設定状態がかえって分かりにくくなってしまったりする場合もある。
そこで、本実施例では、ドキュメントをシミュレーションした一括設定イメージを表示する代わりに、設定状態を模式的に示すアイコン画像を表示して、設定状態を認識しやすくする。その場合のコンピュータ装置20の基本構成および基本処理は前記した実施例1と同様である。以下、実施例1との差異について説明する。
本実施例の一括設定情報は、図21に示すように、一括設定IDが”1”の一括設定は、「出力方法」が”セキュア印刷”、「折り」が”中折り”の設定であるとし、一括設定IDが”2”の一括設定は、「出力方法」が”ボックス保存”の設定であるとする。なお、セキュア印刷とは、印刷実行時にユーザIDやパスワードなどの入力を要求してセキュリティを確保する印刷方式である。また、図22に示すように、それぞれの設定項目の設定値に対して、その設定状態を模式的に示すアイコン画像が関連付けられているとする。
図23は、上記一括設定情報が登録されている場合の印刷設定画面の一例である。一括設定制御タブの画面には、一括設定IDが”1”の「セキュア印刷、中折り」の一括設定名称と、一括設定IDが”2”の「ボックス保存」の一括設定名称とが表示され、「セキュア印刷、中折り」の一括設定名称に関連付けて、「セキュア印刷」を模式的に示す一括設定アイコン55aと「中折り」を模式的に示す一括設定アイコン55bが枠内の領域に表示され、「ボックス保存」の一括設定名称に関連付けて、「ボックス保存」を模式的に示す一括設定アイコン55cが枠内の領域に表示されている。
この状態で、一括設定IDが”1”の一括設定アイコン55a及び一括設定アイコン55bを囲む枠内の領域が選択されると、実施例1で示したように、印刷機能設定部30は、選択された一括設定コントロール(ここでは一括設定アイコン)に従ってメモリ上の設定情報を書き換えるため、一括設定アイコンに対応する一括設定情報は設定情報に包含されることになる。同様に、一括設定IDが”2”の「出力方法」は”ボックス保存”であり、それ以外の設定情報は全て初期値であるため、一括設定アイコンに対応する一括設定情報は設定情報に包含されないことになる。ここで、実施例1では、設定情報に包含される一括設定コントロールは消去することとしたが、本実施例では、設定情報に包含される一括設定アイコンは消去せずに、設定情報に包含されない一括設定アイコンの後ろに表示されるものとする。
このように、イメージに代えてアイコンを表示することによっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、ボックス保存のようにイメージで表現しにくい設定では、アイコンを表示することにより、ユーザは出力イメージを容易に認識することができ、設定の操作性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、コンピュータ装置20の構成やプリンタドライバの機能、処理内容などは適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、プリンタドライバによって表示される設定画面を用いて画像形成装置10の機能の設定を行う場合について記載したが、画像形成装置10が提供するWeb画面を用いて機能を設定したり、プリントコントローラやRIPコントローラなどの制御装置に表示される設定画面を用いて機能を設定したり、画像形成装置10の操作パネルに表示される設定画面を用いて機能を設定したりする場合に対しても、本発明の設定制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、画像形成装置若しくは画像形成装置に印刷を指示するコンピュータ装置や制御装置、これらの装置で動作する設定制御プログラム及び設定制御プログラムを記憶した記憶媒体、これらの装置における設定制御方法に利用可能である。
10 画像形成装置
20 コンピュータ装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 通信I/F部
24 表示部
25 操作部
30 印刷機能設定部
31 固定タブ表示制御部
32 設定情報保持部
33 一括設定制御タブ表示制御部
34 一括設定情報保持部
35 一括設定編集部
40 印刷データ生成部
50 用紙プレビュー
51 設定情報欄
52a、52b、52b1、52c、52c1、52c2 一括設定イメージ
53 縮小設定イメージ
54a、54b、54c、54b1、54c1 一括設定コントロール
55a、55b、55c 一括設定アイコン

Claims (17)

  1. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置で動作する設定制御プログラムであって、
    前記装置を、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部、として機能させ、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更する、
    ことを特徴とする設定制御プログラム。
  2. 前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示サイズを縮小する
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定制御プログラム。
  3. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置で動作する設定制御プログラムであって、
    前記装置を、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部、として機能させ、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり、
    前記第2表示制御部は、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目を、前記第2表示領域から消去し、残りの前記特定の設定項目の表示サイズを拡大する、
    ことを特徴とする設定制御プログラム。
  4. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置で動作する設定制御プログラムであって、
    前記装置を、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部、として機能させ、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり、
    前記第2表示制御部は、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を配列して表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目が前記配列の最後尾に移動するように、前記複数の特定の設定項目の表示位置を変更する、
    ことを特徴とする設定制御プログラム。
  5. 前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示サイズを縮小する
    ことを特徴とする請求項に記載の設定制御プログラム。
  6. 前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示する
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載の設定制御プログラム。
  7. 前記第2表示制御部は、複数の前記特定の設定項目に対して、対応する前記第2設定情報を適用した複数の前記画像を表示し、所定の第2設定情報を適用した一の画像が選択されたら、他の画像にも、前記所定の第2設定情報を適用する、
    ことを特徴とする請求項1、2、6のいずれか一に記載の設定制御プログラム。
  8. 前記画像は、出力対象となるドキュメント又は予め定めたドキュメントに、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用するシミュレーションを行った画像である、
    ことを特徴とする請求項1、2、6、7のいずれか一に記載の設定制御プログラム。
  9. 前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、タブで指定される領域である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の設定制御プログラム。
  10. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置における設定制御方法であって、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示処理と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示処理と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持処理と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成処理と、を実行し、
    前記第2表示処理では、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持処理では、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更する、
    ことを特徴とする設定制御方法。
  11. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置における設定制御方法であって、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示処理と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示処理と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持処理と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成処理と、を実行し、
    前記第2表示処理では、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持処理では、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり、
    前記第2表示処理では、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目を、前記第2表示領域から消去し、残りの前記特定の設定項目の表示サイズを拡大する、
    ことを特徴とする設定制御方法。
  12. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する装置における設定制御方法であって、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示処理と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示処理と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持処理と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成処理と、を実行し、
    前記第2表示処理では、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持処理では、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり
    前記第2表示処理では、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を配列して表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目が前記配列の最後尾に移動するように、前記複数の特定の設定項目の表示位置を変更する
    ことを特徴とする設定制御方法。
  13. 前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、タブで指定される領域である、
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一に記載の設定制御方法。
  14. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する設定制御装置であって、
    前記画像形成装置に処理を指示する制御部に、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部と、を少なくとも備え、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目を、前記複数の設定項目に対して前記第1設定情報を適用し、更に、前記特定の設定項目に対しては前記第2設定情報を適用した時の出力状態を表す画像として表示し、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更する、
    ことを特徴とする設定制御装置。
  15. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する設定制御装置であって、
    前記画像形成装置に処理を指示する制御部に、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部と、を少なくとも備え、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり、
    前記第2表示制御部は、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目を、前記第2表示領域から消去し、残りの前記特定の設定項目の表示サイズを拡大する、
    ことを特徴とする設定制御装置。
  16. 設定画面を表示する表示部を備え、前記設定画面での設定に従って画像形成装置に処理を指示する設定制御装置であって、
    前記画像形成装置に処理を指示する制御部に、
    前記設定画面の第1表示領域に、前記画像形成装置の機能に関する複数の設定項目を表示する第1表示制御部と、
    前記設定画面の第2表示領域に、前記複数の設定項目の中の特定の設定項目を表示する第2表示制御部と、
    前記複数の設定項目に対して設定された値を記述した第1設定情報、及び、前記特定の設定項目に対して指定されている値を記述した第2設定情報を保持する設定情報保持部と、
    前記第1設定情報に基づいて指示データを生成するデータ生成部と、を少なくとも備え、
    前記第2表示制御部は、前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目の表示形態を変更し、
    前記設定情報保持部は、前記第1設定情報の中の、前記選択された特定の設定項目に関する値を、前記第2設定情報の値に変更するものであり、
    前記第2表示制御部は、前記第2表示領域に、複数の前記特定の設定項目を配列して表示している場合に、いずれかの前記特定の設定項目が選択されたら、当該選択された特定の設定項目が前記配列の最後尾に移動するように、前記複数の特定の設定項目の表示位置を変更する、
    ことを特徴とする設定制御装置。
  17. 前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、タブで指定される領域である、
    ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一に記載の設定制御装置。
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