JP2007148909A - 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】設定済みの機能画像を誤って再度選択することのない情報処理装置を実現する。
【解決手段】プリンタドライバ部6は、複数の拡張機能アイコンの中からユーザ入力に応じた拡張機能アイコンを選択し、該拡張機能アイコンに対応する拡張機能の処理条件を設定する拡張機能条件設定部17と、複数の拡張機能アイコンの中からポインティングデバイスによって指定された位置に表示されている拡張機能アイコンを特定するアイコン指示判定部14と、アイコン指示判定部14によって特定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能の処理条件が、拡張機能条件設定部17によって既に設定されているか否かを判定する設定/未設定判定部20と、既に設定されている判定された場合に、アイコン指示判定部14によって特定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能が設定済みであることを示す設定済み通知を行う設定済み通知処理部21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、設定対象装置における処理の条件を設定するための設定画面を表示装置に表示させる情報処理装置、当該情報処理装置を動作させるプログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来、プリンタにおける印刷条件を設定するための設定画面を表示させるプリンタドライバが知られている。そして、使用者は、設定画面において、複数の印刷機能の中から所望のものを選択し、その処理条件を設定する。
例えば、特許文献1には、印刷機能画像(アイコン)を一覧表示し、使用者によって何れかの印刷機能画像が選択されると、当該印刷機能画像の処理条件を設定するウィンドウを表示させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、複数のアイコンを表示し、使用者によって選択されたアイコンを拡大表示して他のアイコンと区別する技術が開示されている。
特開2004−220487(2004年8月5日公開) 特開2005−79988(2005年3月24日公開)
上記従来技術では、複数の機能の利用を希望している使用者は、複数の機能を選択し、選択した機能の各々について処理条件を設定する必要がある。しかしながら、選択すべき機能が多数ある場合、使用者は、既に設定済みである機能に対応するアイコンを誤って再度選択してしまう可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、設定済みの機能画像を誤って再度選択することのない情報処理装置、プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
本発明の情報処理装置は、上記課題を解決するために、設定対象装置における処理条件を設定するための設定画面を表示装置に表示させる情報処理装置であって、上記設定対象装置が処理を実行するときに使用可能な複数の機能の各々に対応する機能画像を、上記設定画面内の第1の領域に表示させる機能画像表示処理手段と、上記複数の機能画像の中からユーザ入力に応じた機能画像を選択し、該機能画像に対応する機能の処理条件を設定する処理条件設定手段と、上記複数の機能画像の中からポインティングデバイスによって指定された位置に表示されている機能画像を特定する特定手段と、上記特定手段によって特定された機能画像に対応する機能の処理条件が、上記処理条件設定手段によって既に設定されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段によって既に設定されている判定された場合に、上記特定手段によって特定された機能画像に対応する機能が設定済みであることを示す設定済み通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、複数の機能画像を設定画面内の第1の領域に表示させる機能画像表示処理手段と、複数の機能画像の中からユーザ入力によって選択された機能画像を特定し、該機能画像に対応する機能の処理条件を設定する処理条件設定手段とを備える。そのため、使用者は、第1の領域に表示されている機能画像の中から所望の機能画像を選択し、その処理条件を設定することができる。
また、判定手段は、特定手段によって特定された機能画像に対応する機能の処理条件が上記処理条件設定手段によって既に設定されているか否かを判定する。そして、既に設定されている判定された場合に、通知手段は、特定手段によって特定された機能画像に対応する機能が設定済みであることを示す設定済み通知を行う。つまり、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像(例えば、マウスポインタが重ねられた機能画像)が既に設定済みである場合、その旨を示す設定済み通知を受ける。これにより、使用者は、誤って、設定済みの機能に対応する機能画像を再度選択してしまう(例えば、マウスでクリックしてしまう)ということがなくなる。このように、本発明の情報処理装置は、使用者にとって利便性のよい設定画面を提供することができる。
また、使用者は、既に設定済みであるが、その処理条件の再設定を希望する場合がある。このような場合であっても、使用者は、ポインティングデバイスで機能画像を順次指定し、設定済み通知の有無を確認することで、設定済みであるが再設定を希望する機能に対応する機能画像を容易に見つけ出すことができる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記第1の領域と異なる上記設定画面内の第2の領域に、上記処理条件設定手段が設定した機能に対応し、該機能が設定済みであることを示す設定済み画像を表示する設定済み画像表示処理手段を備え、上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記第2の領域を強調表示させる。
上記の構成によれば、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みである場合、設定済み画像が表示される第2の領域が強調表示される。これにより、使用者は、第2の領域に注目し、ポインティングデバイスで指定した機能画像と同じ機能に対応する設定済み画像の存在を容易に確認することができる。その結果、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みであることを容易に認識でき、誤って再度選択してしまうことがなくなる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記通知手段は、上記第2の領域の色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該第2の領域を強調表示させる。
上記の構成によれば、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みである場合、第2の領域の色やサイズが変化される。色やサイズは、使用者にとって視認しやすいものである。これにより、使用者は、第2の領域をより一層注目し、設定済みであることを容易に認識できる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記第1の領域と異なる上記設定画面内の第2の領域に、上記処理条件設定手段が設定した機能に対応し、該機能が設定済みであることを示す設定済み画像を表示する設定済み画像表示処理手段を備え、上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記特定手段が特定した機能画像と同じ機能に対応する上記設定済み画像を強調表示させる。
上記の構成によれば、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みである場合、当該機能に対応する設定済み画像が強調表示される。これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像と同じ機能に対応する設定済み画像の存在を容易に確認することができる。その結果、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みであることを容易に認識でき、誤って再度選択してしまうことがなくなる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記通知手段は、上記特定手段が特定した機能画像と同じ機能に対応する上記設定済み画像の色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該設定済み画像を強調表示させる。
上記の構成によれば、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みである場合、当該機能に対応する設定済み画像の色やサイズが変化される。色やサイズは、使用者にとって視認しやすいものである。これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する設定済み画像をより一層注目し、当該機能が設定済みであることを容易に認識できる。
また、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記通知手段は、上記設定済み通知として、さらに、上記特定手段が特定した機能画像を強調表示させる。
上記の構成によれば、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像と、設定済み画像との対応関係を容易に理解することができる。機能画像と設定済み画像とが異なる画像である場合に当該効果が一層奏される。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記特定手段は、複数の機能画像を特定可能であり、上記特定手段が複数の機能画像を特定した場合、上記通知手段は、当該複数の機能画像の各々の表示形式を互いに異ならせるとともに、当該機能画像と同じ機能に対応する設定済み画像の表示形式を、対応する機能画像と同じ表示形式にする。
例えば、設定済み画像の配列順が設定された順であるような場合、機能画像の配列順序と設定済み画像の配列順序とが異なる。このような場合であっても、上記の構成によれば、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像と設定済み画像との対応関係を容易に理解することができる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記特定手段が特定した機能画像に対応する機能に対して上記処理条件設定手段が設定した処理条件を表示させる。
上記の構成によれば、ポインティングデバイスで指定した機能画像に対応する機能が既に設定済みである場合、当該機能に対して設定された処理条件が表示される。これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した機能画像が設定済みであることを容易に認識できる。さらに、ポインティングデバイスで指定するという簡単な操作だけで、設定した処理条件の内容を確認することができる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記機能画像表示処理手段は、上記第1の領域において、上記複数の機能画像を移動させながら順次出現させる。
上記の構成によれば、機能画像が移動しながら順次出現するため、使用者は、何ら操作することなく、複数の機能画像を順次認識することができる。これにより、複数の機能画像の中から所望の機能画像を選択する際の利便性が向上する。
また、このように、機能画像が順次移動しながら表示される場合、使用者は、順次出現する機能画像を次々と選択し、設定済みの機能画像を再度選択してしまう可能性が高くなる。しかしながら、このような場合でも、設定済み通知が行われるため、使用者は、設定済みの機能画像を誤って再度選択することがなくなる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記機能画像および上記設定済み画像の少なくとも1つは、アイコンである。
上記の構成によれば、機能画像および設定済み画像は、対応する機能の内容がわかるような文字や図形を用いたアイコンを使用することによって、使用者の操作性や視覚性がより良好となる。
さらに、本発明の情報処理装置は、上記の構成に加えて、上記機能画像が動画アイコンであり、上記設定済み画像が静止画アイコンである。
上記の構成によれば、例えば、機能画像を処理経過を示すような動画アイコンとし、設定済み画像を処理後を示す静止画アイコンとすることができる。これにより、使用者は、機能画像を見ることで処理内容を理解でき、設定済み画像を見ることで処理結果を理解できる。
また、設定済み画像を機能画像の一つのフレーム画像とすることで、使用者は、設定済み画像と機能画像との対応関係を容易に理解することができる。
なお、上記データ処理設定装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることによりデータ処理設定装置をコンピュータにて実現させるデータ処理設定プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の情報処理装置は、複数の機能項目の中からポインティングデバイスによって指定された位置に表示されている機能項目を特定する特定手段と、上記特定手段によって特定された機能項目の処理条件が既に設定されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段によって既に設定されている判定された場合に、上記特定手段によって特定された機能項目が設定済みであることを示す設定済み通知を行う通知手段とを備える。それゆえ、使用者は、誤って、設定済みの機能項目を再度選択してしまう(例えば、マウスでクリックしてしまう)ということがなくなる。
本発明は、設定対象装置における処理条件を設定するための設定画面を表示装置に表示させる情報処理装置に係るものである。本発明に係る情報処理装置が設定する機能は、例えば、プリンタ装置7における印刷処理や、各種のアプリケーション(文書作成ソフトや画像編集ソフトなど)における情報処理、製造装置に対する制御処理などに関する機能である。なお、以下では、本発明の実施形態として、プリンタ装置7における印刷処理に関する複数の機能の設定を行う装置を具体例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
本発明の一実施形態に係るホスト装置(情報処理装置)1について図1ないし図22に基づいて説明すると以下の通りである。
(ホスト装置の構成)
図2は、ホスト装置1の概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、ホスト装置1は、通信部2、表示部(表示装置)3、入力部(ポインティングデバイス)4、アプリケーション部5およびプリンタドライバ部6を備えている。
通信部2は、ネットワークLを介して、外部装置と通信を行うためのものである。通信部2は、プリンタドライバ部6と接続されており、プリンタドライバ部6で生成された印刷ジョブをプリンタ装置7に出力する。
表示部3は、液晶ディスプレイ等で構成されており、アプリケーション部5で作成された文書や画像、プリンタドライバ部6が生成する印刷条件設定画面を表示する。
入力部4は、マウス・トラックボール・トラックパッド・タブレット・キーボードなどのポインティングデバイスであり、使用者からの指示を取得する。また、入力部4は、ユーザ操作に従って、表示部3の画面上の位置を指定するとともに、クリック操作を受け付ける。
アプリケーション部5は、文書作成ソフト、表計算ソフト、画像編集ソフト等であり、CD−ROM等から図示しないオペレーティングシステム(OS)にインストールされるものである。また、アプリケーション部5は、入力部4から印刷設定指示を受けると、プリンタドライバ部6を起動させるとともに、印刷設定指示のあった文書等の画像データをプリンタドライバ部6に出力する。
プリンタドライバ部6は、印刷条件を設定し、設定した印刷条件に従った印刷ジョブを生成するものである。
プリンタドライバ部6は、印刷条件設定画面を表示部3に表示させ、印刷機能の選択とその処理条件の入力とを使用者に促し、入力された指示に応じて、印刷条件を設定する。
ここで、印刷処理機能としては、例えば、
・印刷部数設定機能:印刷する部数を設定する機能
・カラー/モノクロ印刷機能:カラー印刷と白黒(モノクロ)印刷とを切り替える機能
・用紙サイズ設定機能:プリンタ1で画像が形成される用紙のサイズを設定する機能
・両面印刷機能:片面印刷、両面印刷、中綴じ印刷などを設定する機能
・N−UP印刷機能:複数(N)ページを1枚の用紙にまとめて印刷する機能
・フィットページ機能:印刷する用紙のサイズにフィットするように原稿画像のサイズを調整する機能
・縦横独立変倍機能:画像の縦横比を変更する機能
・ポスター印刷機能:1ページの画像を複数に分割し、分割した画像を異なる用紙に印刷する機能
・オーバーレイ機能:他の画像を重ねて印刷する機能
・ウォーターマーク機能:「極秘」「重要」等のすかし文字を印刷する機能
・180度回転機能:印刷する画像を180度回転させる機能
・線幅調整機能:線幅を調整する機能
・パンチ機能:印刷された用紙の端部にパンチ孔を形成する機能
・ステープル機能:印刷された複数枚の用紙をステープラーで綴じる機能
・とじしろ機能:端部にとじしろのための余白を形成する機能
・カーボンコピー機能:1枚の原稿に対して複数のトレイから用紙を給紙する機能
・用紙挿入機能:所定の印刷用紙の間、もしくは表表紙、裏表紙として用紙を挿入する機能
・OHP合い紙機能:OHP用紙に印刷する際にOHP用紙とOHP用紙の間に用紙を挿入する機能
などがある。
印刷機能には、印刷する際に何らかの処理条件で必ず使用する基本機能(本実施形態では、印刷部数設定機能、用紙サイズ設定機能、両面印刷機能、N−up印刷機能など)と、それ以外の拡張機能とがある。
そして、印刷条件は、各基本機能の処理条件、および、使用者が選択した拡張機能の処理条件を含む。
(プリンタドライバ部の構成)
次に、プリンタドライバ部6の詳細な構成について説明する。図1は、プリンタドライバ部6の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、プリンタドライバ部6は、テーブル管理部11、基本画面表示処理部12、拡張機能アイコン表示処理部(機能画像表示処理手段)13、アイコン指示判定部(特定手段)14、基本機能条件設定部15、基本機能条件格納部16、拡張機能条件設定部(処理条件設定手段)17、拡張機能条件格納部18、設定済みアイコン表示処理部(設定済み画像表示処理手段)19、設定/未設定判定部(判定手段)20、設定済み通知処理部(通知手段)21および印刷要求部(設定対象装置)22を備えている。
テーブル管理部11は、拡張機能に関する情報を管理するものである。テーブル管理部11は、図3に示されるように、各拡張機能について、当該拡張機能を識別する管理番号と、当該拡張機能の選択を行うための拡張機能アイコン(機能画像)と、当該拡張機能の名称(拡張機能名)と、当該拡張機能の処理条件を入力するための処理条件入力画面を識別する処理条件入力が面番号と、当該拡張機能の処理条件と、当該拡張機能が設定済みであることを示す設定済みアイコンとを対応付けたアイコンテーブルを管理する。さらに、テーブル管理部11は、上記処理条件入力画面番号と、上記処理条件入力画面とを対応付けた入力画面テーブルも管理する。
なお、テーブル管理部11は、図3に示されるように、特定の拡張機能(例えば、管理番号2の「OHP合い紙」および管理番号3の「用紙挿入」)について処理条件ごとに設定済みアイコンを管理している。
また、本実施形態では、テーブル管理部11は、拡張機能アイコンとして動画アイコンを管理している。すなわち、図3では、拡張機能アイコンとして最終コマ画像のみを示しているが、テーブル管理部11は、拡張機能アイコンの全てのコマ画像を記憶している。拡張機能アイコンの動画像は、対応する拡張機能の内容を説明するものとして予め作成されたものである。動画像は静止画に比べて情報量が多く、拡張機能の内容をより正確に使用者に紹介することができる。
基本画面表示処理部12は、図5に示されるような、基本機能の処理条件を変更するため変更指示キーa1〜a5を含む基本機能設定領域Aと、上記拡張機能アイコンが所定方向に(ここでは、左方向に)順次表示される拡張機能アイコン表示領域B(第1の領域)と、上記設定済みアイコンが表示される設定済みアイコン表示領域C(第2の領域)とを含む印刷条件設定画面101を表示部3に表示させるものである。なお、基本画面表示処理部12は、領域B・Cについて枠のみを表示する。そして、これらの領域内の表示処理は、後述するように、拡張機能アイコン表示処理部13および設定済みアイコン表示処理部19によって行われる。
拡張機能アイコン表示処理部13は、テーブル管理部11から拡張機能アイコンを読み出し、読み出した拡張機能アイコンを、上記印刷条件設定画面内の拡張機能アイコン表示領域Bにおいて、所定方向(本実施形態では、左方向または右方向)に移動させながら順次表示させる処理を行うものである。これにより、使用者は、順次表示される全ての拡張機能を認識することができ、所望の拡張機能を選択することができる。
アイコン指示判定部14は、拡張機能アイコン表示領域B内に表示された拡張機能アイコンに対する入力操作の有無を判断し、その判断結果に応じた所定の処理を行うものである。
本実施形態では、アイコン指示判定部14は、入力部4であるポインティングデバイス(マウスなど)によって指定される位置(指定位置)に拡張機能アイコンが表示されているか否かを判断し、指定位置に拡張機能アイコンが表示されている場合に、当該拡張機能アイコンに対応する管理番号を設定/未設定判定部20に出力する。つまり、アイコン指示判定部14は、いずれかの拡張機能アイコンにマウスポインタが重ねられたか否かを判断し、マウスポインタが重ねられた(マウスオーバーされた)拡張機能アイコンに対応する管理番号を出力する。
さらに、アイコン指示判定部14は、何れかの拡張機能アイコンに対するクリック操作の有無を判断し、クリックされた拡張機能アイコンに対応する管理番号を拡張機能条件設定部17に出力する。
基本機能条件設定部15は、基本機能設定領域Aに表示された変更指示キーa1〜a5(図5参照)の操作に従って、各基本機能の処理条件を設定し、設定した処理条件を基本機能条件格納部16に格納するものである。
基本機能条件格納部16は、基本機能条件設定部15によって設定された基本機能の印刷条件を記憶するものである。
拡張機能条件設定部17は、テーブル管理部11が管理する入力画面テーブルの処理条件入力画面を表示部3に表示することで使用者に拡張機能の処理条件の入力を促し、入力部4に入力された指示に応じて、拡張機能の処理条件を設定するものである。そして、拡張機能条件設定部17は、設定した拡張機能について、当該拡張機能に対応する管理番号と設定した処理条件とを対応付けた拡張機能設定情報を拡張機能条件格納部18に格納する。なお、拡張機能条件設定部17は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号に対応する処理条件入力画面を入力画面テーブルから読出し、表示部3に表示させる。
なお、拡張機能条件設定部17は、一度処理条件が設定された拡張機能の使用がキャンセルされた場合、当該拡張機能の管理番号および処理条件を、拡張機能条件格納部18の拡張機能設定情報から削除する。
拡張機能条件格納部18は、拡張機能条件設定部17によって設定された拡張機能の処理条件と該拡張機能に対応する管理番号とを対応付けた拡張機能設定情報を記憶するものである。図6は、拡張機能条件格納部18が管理する設定条件テーブルの一例を示す図である。
設定済みアイコン表示処理部19は、拡張機能条件格納部18が記憶する拡張機能設定情報に含まれる管理番号(およびその処理条件)に対応する設定済みアイコンの全てをテーブル管理部11から読み出し、当該設定済みアイコンを印刷条件設定画面の設定済みアイコン表示領域Cに一覧表示させるものである。すなわち、設定済みアイコン表示処理部19は、拡張機能条件設定部17によって設定された拡張機能に対応する設定済みアイコンを設定済みアイコン表示領域Cに表示させる。
なお、一度処理条件が設定された拡張機能の使用がキャンセルされた場合、当該拡張機能の管理番号が拡張機能設定情報から削除されるため、設定済みアイコン表示処理部19は、当該拡張機能に対応する設定済みアイコンを設定済みアイコン表示領域Cから取り消す。
設定/未設定判定部20は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号が、拡張機能条件格納部18が管理する拡張機能設定情報に含まれるか否かを判断し、含まれる場合に設定済み通知処理部21に通知指示を出力する。また、設定/未設定判定部20は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号のうちの拡張機能設定情報に含まれる管理番号を、上記通知指示に付加して設定済み通知処理部21に出力してもよい。
設定済み通知処理部21は、設定/未設定判定部20から通知指示を受けたときに、ポインティングデバイスで指定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能が既に設定されていることを示す設定済み通知を表示部3に表示させるものである。
印刷要求部22は、印刷ジョブを生成し、通信部2を介してプリンタ装置7に出力するものである。印刷要求部22は、印刷条件設定画面101における印刷指示キー(図5のOKボタン110)がクリックされたことを受けて、基本機能条件格納部16から基本機能の処理条件を、拡張機能条件格納部18から拡張機能の処理条件を読み出す。そして、印刷要求部22は、読み出した処理条件に応じた画像処理を、アプリケーション部5から受けた画像データに対して行うことで印刷データを生成するとともに、プリンタ装置7に対する処理命令を生成する。印刷要求部22は、生成した印刷データおよび処理命令を含む印刷ジョブをプリンタ装置7に出力する。
(プリンタドライバ部の処理全体の流れ)
本実施形態のプリンタドライバ部6の処理全体の流れについて図7のフローチャートおよび印刷条件設定画面101の一例を参照しながら説明する。
まず、プリンタドライバ部6は、アプリケーション部5からの印刷設定指示に応じて起動する(S1)
プリンタドライバ部6が起動すると、基本画面表示処理部12は、上記基本機能設定領域A、拡張機能アイコン表示領域Bおよび設定済みアイコン表示領域Cを含む印刷条件設定画面101を表示部3に表示させる(S2)。ただし、S2において、基本画面表示処理部12は、拡張機能アイコン表示領域Bおよび設定済みアイコン表示領域Cの枠のみ表示し、これらの領域内の表示処理はまだ行われていない。
なお、基本画面表示処理部12は、基本機能設定領域Aの各変更指示ボタンa1〜a5の初期処理条件をデフォルトで定められた条件とする。このとき、基本機能条件設定部15は、基本機能の処理条件として上記デフォルトが設定されたものとして、該デフォルトを基本機能条件格納部16に格納する。
次に、拡張機能アイコン表示処理部13は、全ての拡張機能アイコンをテーブル管理部11から読み出す(S3)。そして、拡張機能アイコン表示処理部13は、図5に示されるように、拡張機能アイコン表示領域Bにおいて、拡張機能アイコン105−n(n:管理番号)を所定方向(左方向または右方向)に移動(スクロール)させながら、管理番号順に順次表示させる(S4)。
図8は、移動方向が左方向である場合の拡張機能アイコン105−4の時間変化を示す図である。図8に示されるように、拡張機能アイコン表示処理部13は、動画像である拡張機能アイコンのコマ画像を順次再生するとともに移動させる。
その後、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコン表示領域Bの先頭に位置する拡張機能アイコン105−n、つまり、移動方向が「左方向」の場合は最も左の位置に、移動方向が「右方向」の場合は最も右の位置に表示されている拡張機能アイコン105−nが、拡張機能アイコン表示領域Bの端まで達したか否かを判断する(S5)。
先頭の拡張機能アイコン105−nが拡張機能アイコン表示領域Bの端に達した場合(S5でYes)、拡張機能アイコン表示処理部13は、図9に示されるように、該拡張機能アイコン105−nの表示をやめ、他のすべての拡張機能アイコンの表示の後に再度繰り返して表示するようにする(S6)。その後、S5の処理を繰り返す。
このように、拡張機能アイコン表示領域Bには複数の拡張機能アイコン105−nが一方向に順次移動しながら表示される。拡張機能アイコンは、リング状にカルーセル表示されるものとし、使用者は、何ら操作しなくともすべての拡張機能アイコンを順次確認することができる。そして、使用者は、目的に応じて拡張機能アイコンを選択することができる。本実施形態では、拡張機能アイコンは、対応する拡張機能の特徴を端的に示す動画アイコンである。
一方、拡張機能アイコン105−nが領域Bの端まで達しない場合(S5でNo)、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコン105−nの移動を継続して行う。そして、S7の処理に移る。
続いて、基本機能条件設定部15は、基本機能設定領域Aに表示されている基本機能の処理条件の変更指示キーa1〜a5(図5参照)がクリックされたか否かを判断する(S7)。これら変更指示キーa1〜a5のいずれか一つでもクリックされた場合(S7でYes)、基本機能条件設定部15は、変更指示キーの操作に従い、変更後の処理条件を基本機能条件格納部16に格納する(S8)。
一方、いずれの変更指示キーもクリックされない場合(S7でNo)、ユーザ入力に応じて拡張機能アイコン105−nの選択処理および拡張機能の設定処理が行われる(S9)。
すなわち、拡張機能条件設定部17は、クリックされた拡張機能アイコン105−nの管理番号nをアイコン指示判定部14から受け取り、当該管理番号nに対応する処理条件入力画面を表示させて、処理条件を設定する。そして、拡張機能条件設定部17は、設定した拡張機能の管理番号nと処理条件とを対応付けた拡張機能設定情報を拡張機能条件格納部18に格納する。そして、設定済みアイコン表示処理部19は、図10に示されるように、拡張機能条件格納部18が格納された管理番号(および処理条件)に対応する設定済みアイコン107−n(n:管理番号)を領域Cに表示する。本実施形態において設定済みアイコン107−nは、拡張機能アイコンと比較してサイズがひとまわり小さく、対応する拡張機能の特徴をもっとも表現する静止画アイコンである。
なお、S9の詳細な処理内容については後述する。
S9の処理後、印刷要求部22は、印刷条件設定画面101に表示される印刷指示を行う旨のOKボタン110(図5参照)および印刷をキャンセルする旨のキャンセルボタン111(図5参照)のいずれか一方がクリックされたか否かを判断する(S10)。
OKボタン110およびキャンセルボタン111のいずれもクリックされない場合(S10でNo)、S4の処理に戻る。
一方、OKボタン110またはキャンセルボタン111がクリックされた場合(S10でYes)、印刷要求部22は、印刷指示/キャンセル処理を行い(S11)、処理を終了する。
具体的には、印刷要求部22は、OKボタン110がクリックされた場合、アプリケーション部5から印刷する画像データを取得するとともに、基本機能条件格納部16および拡張機能条件格納部18から、設定された各印刷機能の処理条件を読み出す。そして、印刷要求部22は、読み出した各印刷機能の処理条件に基づいて、画像データを印刷データに加工するとともに、プリンタ装置7への処理命令を生成し、生成した印刷データおよび処理命令からなる印刷ジョブをプリンタ装置7に出力する。
また、印刷要求部22は、キャンセルボタン111がクリックされた場合、プリンタドライバ部6の動作を終了させる。
以上が、プリンタドライバ部6の処理全体の流れである。以下に、上記処理S9の詳細な処理内容について説明する。
(拡張機能アイコンの選択)
上記S9の拡張機能アイコン105−nの選択処理の流れについて、図11のフローチャートと印刷条件設定画面101の一例である図12とを参照しながら説明する。
アイコン指示判定部14は、印刷条件設定画面101の拡張機能アイコン表示領域Bに表示されている複数の拡張機能アイコン105−n(図5参照)のうちのいずれかにマウスポインタが重ねられたか否かを判断する(S21)。
図12は、入力部4であるマウスを用いて拡張機能アイコンの中の一つである、‘OHP合い紙’の拡張機能アイコン105−2上にマウスポインタ112を移動させた状態の印刷条件設定画面101である。この場合、アイコン指示判定部14は、拡張機能アイコン105−2にマウスオーバーされたと判断する。
このように、拡張機能アイコン105−nにマウスポインタ112が重ねられた場合(S21でYes)、アイコン指示判定部14は、マウスオーバーされた拡張機能アイコン105−nに対応する管理番号nをテーブル管理部11から特定し、特定した管理番号nを設定/未設定判定部20に出力する。その後、S22の処理に移行する。
一方、拡張機能アイコン105−nにマウスポインタ112が重ねられない場合(S21でNo)、図7に示したS10の処理に移行する。
次に、S22において、設定/未設定判定部20は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号nに対応する拡張機能が設定済みであるか否かを判断する。具体的には、設定/未設定判定部20は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号nと同じ管理番号が、拡張機能条件設定部17に格納されている拡張機能設定情報に含まれる場合に、設定済みであると判断する。
設定済みである場合(S22でYes)、設定/未設定判定部20は、設定済みであることを示す設定済み通知を表示させる通知指示を設定済み通知処理部21に出力する。そして、通知指示を受けた設定済み通知処理部21は、マウスオーバーされている拡張機能アイコンに対応する拡張機能が設定済みであることを示す設定済み通知表示を行う(S23)。なお、この設定済み通知表示の具体例については後述する。
その後、S24の処理に移行する。また、アイコン指示判定部14から受けた管理番号に対応する拡張機能が未設定である場合(S22でNo)にも、S24の処理に移行する。
次に、S24において、アイコン指示判定部14は、拡張機能アイコン表示領域Bに表示されている複数の拡張機能アイコン105−nの中のいずれかがクリックされたか否かを判断する。
拡張機能アイコン105−nがクリックされた場合(S24でYes)、アイコン指示判定部14は、クリックされた拡張機能アイコン105−nに対応する管理番号nをテーブル管理部11のアイコンテーブルから特定し、特定した管理番号nを拡張機能条件設定部17に出力する。そして、拡張機能条件設定部17において拡張機能設定処理が行われ(S25)、図7に示したS10の処理に移行する。なお、S25の詳細な処理内容については後述する。
一方、いずれの拡張機能アイコン105−nもクリックされない場合(S24でNo)、アイコン指示判定部14は、マウスオーバーされていた拡張機能アイコン105−nからマウスポインタ112が外れたかどうかを判断する(S26)。
拡張機能アイコン105−nからマウスポインタ112が外れていなかった場合(S26でNo)、前述のS24の処理に戻る。
一方、拡張機能アイコン105−nからマウスポインタ112が外れていた場合(S26でYes)、アイコン指示判定部14は、通知解除指示を設定済み通知処理部21に出力する。当該通知解除指示を受けた設定済み通知処理部21は、現在、上記設定済み通知表示を行っているか否かを判断する(S27)。
設定済み通知表示を行なっている場合(S27でYes)、設定済み通知処理部21は、当該設定済み通知表示を解除し、印刷条件設定画面を元の状態に戻す(S28)。その後、図7に示したS10の処理に戻る。
一方、設定済み通知表示を行っていない場合も(S27でNo)、図7に示したS10の処理に移行する。以上が、拡張機能アイコン105−nの選択の処理の流れである。
(拡張機能設定)
次に、上記S25の拡張機能設定処理について、図13のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、アイコン指示判定部14から管理番号nを受けた拡張機能条件設定部17は、当該管理番号nに対応する処理条件入力画面番号を、テーブル管理部11が管理するアイコンテーブルから読み出す。続いて、拡張機能条件設定部17は、アイコンテーブルから読み出した処理条件入力画面番号に対応する処理条件入力画面を、テーブル管理部11が管理する入力画面テーブルから読み出す。そして、拡張機能条件設定部17は、読み出した処理条件入力画面106を表示部3に表示し、S24でクリックされた拡張機能の詳細な処理条件の入力を使用者に促す(S31)。
図14は、拡張機能‘OHP合い紙’の処理条件入力画面の一例を示す図である。当該処理条件入力画面に対して、使用者は、目的に応じて処理条件を入力することができる。
次に、拡張機能条件設定部17は、処理条件入力画面に処理条件が入力されたかどうかを判断する(S32)。
処理条件が入力された場合(S32でYes)、拡張機能条件設定部17は、入力された処理条件を一時記憶し(S33)、S34の処理に移行する。処理条件が入力されていない場合(S32No)にも、S34の処理に移行する。
次に、拡張機能条件設定部17は、処理条件入力画面に含まれる、処理条件の保存指示を行う旨のOKボタン113(図14参照)がクリックされたか否かを判断する(S34)。
OKボタン113がクリックされた場合(S34でYes)、拡張機能条件設定部17は、アイコン指示判定部14から受けた管理番号nと一時的に記憶していた処理条件とを対応付けた拡張機能設定情報を拡張機能条件格納部18に格納する(S35)。そして、拡張機能条件設定部17は、処理条件入力画面を閉じる(S36)。
その後、設定済みアイコン表示処理部19は、拡張機能条件格納部18に新たに格納された管理番号nおよびその処理条件を読み出し、当該管理番号nおよび処理条件に対応する設定済みアイコン107−nをテーブル管理部11から取得する。そして、設定済みアイコン表示処理部19は、当該設定済みアイコン107−nを、設定済みアイコン表示領域Cに表示し(S37)、図7に示したS10の処理に移行する。
上述したように、図10は、設定済みアイコン表示領域に‘OHP合い紙’の設定済みアイコン107−2が表示された状態の印刷条件設定画面101の一例である。使用者は、当該設定済みアイコン107−2の表示によって、設定済みアイコン107−2に対応する‘OHP合い紙’の拡張機能が設定済みであること及び設定された拡張機能の内容を確認することができる。
また、図15は、‘OHP合い紙’と同様に‘用紙挿入’の拡張機能アイコン105−3がクリックされ、‘用紙挿入’の設定済みアイコンが追加表示されている状態の印刷条件設定画面101である。このように、使用者が必要に応じて目的とする拡張機能を設定するたびに、その拡張機能に対応する設定済みアイコン107−2,3が表示されていく。
一方、OKボタン113がクリックされていない場合(S34でNo)、処理条件入力画面内の、入力した処理条件の取り消し指示を行う旨のキャンセルボタン114(図14参照)がクリックされたか否かを判断する(S38)。
キャンセルボタン114がクリックされた場合(S38でYes)、拡張機能条件設定部17は、一時的に記憶していた処理条件を消去し(S39)、処理条件入力画面を閉じる(S40)。その後、図7に示したS10の処理に移行する。
一方、キャンセルボタン114がクリックされていない場合(S38でNo)、前述のS32の処理に戻る。
(設定済み通知表示の具体例)
以下、設定済みである拡張機能アイコンの上にポインタが置かれたときの設定済み通知表示の具体例について図を用いて説明する。設定済み通知表示の具体例には、下記(1)〜(4)の4つのパターンがある。なお、(1)〜(3)は、印刷条件設定画面内の特定の領域の表示形式を変更するパターンである。
(1)設定済みアイコン表示領域の強調表示
設定済み通知処理部21は、設定済み領域の表示形式を変化させる。すなわち、設定済み通知処理部21は、設定済み領域を強調表示させる。
例えば、設定済み通知処理部21は、設定済みである拡張機能アイコン105−2(‘OHP合い紙’に対応する拡張機能アイコン)にマウスポインタ112が置かれ、設定/未設定判定部20から通知指示を受けたとき、図16に示されるように、設定済み領域の枠線の色を変化させる。
その他、設定済み通知処理部21は、通知指示を受けた場合、設定済み領域の背景色、サイズなどを変化させたり、設定済み領域を点滅させることにより設定済み領域を強調表示してもよい。
(2)設定済みアイコンの表示形式の変更
設定済み通知処理部21は、通知指示を受けると、該通知指示に付加された管理番号に対応し、設定済み領域に表示されている設定済みアイコンの表示形式を変化させる。
例えば、図17に示されるように、‘用紙挿入’の拡張機能アイコン105−3にマウスポインタ112が置かれたとき、設定/未設定判定部20は、当該拡張機能アイコンの管理番号‘3’をアイコン指示判定部14から受け、管理番号‘3’が拡張機能条件格納部18に格納されていることを認識する。そして、設定/未設定判定部20は、管理番号‘3’を付加して通知指示を設定済み通知処理部21に出力する。
その後、設定済み通知処理部21は、図17に示されるように、通知指示に付加されている管理番号‘3’に対応する設定済みアイコン107−3の色を変化させる。
また、設定済み通知処理部21は、図18に示されるように、通知指示に付加されている管理番号nに対応する設定済みアイコン107−nのサイズを変化させてもよい。
また、設定済み通知処理部21は、図19に示されるように、通知指示に付加されている管理番号nに対応する処理条件を拡張機能条件格納部18から読み出し、当該管理番号nに対応する設定済みアイコン107−nの上に、読み出した印刷条件を示す設定済み処理条件表示ボックス108を表示させてもよい。
もちろん、設定済み通知処理部21は、これらの他に、通知指示に付加されている管理番号nに対応する設定済みアイコン107−nを点滅させたり、当該設定済みアイコン107−nをアニメーション表示してもよい。
(3)拡張機能アイコンと設定済みアイコンとの表示形式の変更
設定済み通知処理部21は、上記(2)と同様に設定済みアイコンの表示形式を変化させるとともに、通知指示に付加された管理番号nに対応する拡張機能アイコン105−n、つまり、マウスポインタ112が置かれた拡張機能アイコンの表示形式も変化させる。
例えば、設定済みである‘用紙挿入’の拡張機能アイコン105−3にマウスポインタ112が置かれたとき、設定済み通知処理部21は、通知指示とともに管理番号‘3’を取得する。そして、設定済み通知処理部21は、図20に示されるように、通知指示に付加された管理番号‘3’に対応する拡張機能アイコン105−3(つまり、マウスポインタ112が置かれた‘用紙挿入’の拡張機能アイコン)および設定済みアイコン107−3(つまり、‘用紙挿入’の設定済みアイコン107−3)の色を変化させる。
また、設定済み通知処理部21は、通知指示に付加された管理番号nに対応する拡張機能アイコンおよび設定済みアイコン107−nについて、サイズを変化させたり、点滅させたり、アニメーション表示をさせたりして、強調表示してもよい。
これにより、使用者は、選択し設定実行しようとする拡張機能が既に設定済みかどうかということを、拡張機能アイコンおよびそれに対応する設定済み機能アイコンの表示属性の変化によって視覚的に確認することができる。
(4)文字表示
設定済み通知処理部21は、通知指示を受けたときに、マウスポインタが置かれた拡張機能は既に設定済みであることを示す文字表示を表示部3に表示させてもよい。例えば、設定済み通知処理部21は、印刷条件設定画面内の任意の箇所に、「既に設定されています」というような文字表示を行ってもよい。また、設定済み通知処理部21は、「既に設定されています」というウィンドウ画面を、印刷条件設定画面とは別に表示させてもよい。
上記(1)〜(4)が設定済み通知表示の具体例である。なお、上記の具体例を組み合わせて設定済み通知表示を行うことも可能である。
例えば、設定済みの‘用紙挿入’の拡張機能アイコンにマウスポインタ112が置かれたとき、設定済み通知処理部21は、管理番号105−3に対応する印刷条件を拡張機能条件格納部18から読み出し、図21に示されるように、‘用紙挿入’の設定済みアイコン107−3の色を変化させるとともに、さらに読み出した処理条件を表示させてもよい。
使用者はより容易に設定済みである拡張機能の種類の確認と設定内容の確認を行うことができる。
また、使用者は、複数の拡張機能アイコンを選択することも可能である。拡張機能アイコンが複数個選択された場合、設定済み通知処理部21は、拡張機能ごとに表示形式を変化させて、区別させる。
図22は、設定済みである‘OHP合い紙’および‘用紙挿入’の拡張機能アイコン105−2および拡張機能アイコン105−3が同時に選択されたときの印刷条件設定画面101を示す図である。この場合、設定済み通知処理部21は、設定/未設定判定部20から、管理番号‘2’および‘3’が付加された通知指示を受け取る。そして、設定済み通知処理部21は、管理番号‘2’および‘3’に対応する拡張機能アイコン105−2,3および設定済みアイコン107−2,3に対して背景表示を加えることで強調表示する。さらに、設定済み通知処理部21は、図22に示されるように、管理番号‘2’に対応する拡張機能アイコン105−2および設定済みアイコン107−2と、管理番号‘3’に対応する拡張機能アイコン105−3および設定済みアイコン107−3とを区別可能なように、異なるパターンの背景表示とする。なお、設定済み通知処理部21は、背景表示の追加以外に、色の変化、サイズの変化、アニメーションなどの強調表現も可能である。
(変形例)
<<拡張機能アイコン表示処理部の表示制御の変形例>>
上記説明では、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコン105−nを横方向に移動させながら表示するものとした。しかしながら、拡張機能アイコン表示処理部13における表示制御はこれに限られない。例えば、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコン105−nを縦方向や斜め方向に移動させながら順次繰り返して表示してもよい。
さらに、拡張機能アイコン表示処理部13は、複数の拡張機能アイコン105−nを複数グループに分け、グループごとに印刷条件設定画面101の拡張機能アイコン表示領域Bに順次表示してもよい。すなわち、拡張機能アイコンが15個ある場合、5グループに分け、3個ずつ順次表示してもよい。このとき、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコンのサイズをコマ毎に変化させてもよい。例えば、拡張機能アイコン表示処理部13は、最初のコマ画像のサイズを小さくし、コマ画像が変わるたびにサイズを段階的に大きくしてもよい。これにより、使用者は、奥から手前に向かって拡張機能アイコンが移動しているように錯覚する。
いずれの制御においても、複数の拡張機能アイコンが順次繰り返して表示されるため、小さな画面領域であっても、すべての拡張機能アイコンを同じ画面領域に表示することができる。これにより、使用者は、すべての拡張機能を認識できる。
<<プリンタドライバ部の位置の変形例>>
上記説明では、ホスト装置1がプリンタドライバ部6を備えるものとした。しかしながら、プリンタ装置7がプリンタドライバ部6と表示部3と入力部4とを備えてもよい。また、プリンタドライバ部6は、ホスト装置1とプリンタ装置7との中継点に存在する画像処理装置に備えられていてもよい。なお、プリンタドライバ部6を備える装置が本発明の情報処理装置となる。
<<その他>>
上記説明では、拡張機能アイコンを該拡張機能の内容を説明する動画像とした。これにより、使用者は拡張機能がどのような機能であるかを容易に認識できる。しかしながら、拡張機能アイコンは静止画であってもよい。拡張機能の内容によっては静止画でも使用者が認識できる場合もあるからである。
また、上記説明では、拡張機能条件設定部17は、処理条件入力画面に対応する入力に応じて、拡張機能の処理条件を設定するものとした。しかしながら、拡張機能条件設定部17は、以下のユーザ操作に応じて、処理条件入力画面を表示することなく拡張機能の処理条件を設定してもよい。すなわち、拡張機能アイコンを設定済みアイコン表示領域Cにドラッグアンドドロップさせると、拡張機能条件設定部17は、当該拡張機能アイコンに対応して予め定められたデフォルトの処理条件が設定されたものとして、当該処理条件と当該拡張機能の管理番号とを対応付けた拡張機能設定情報を拡張機能条件格納部18に格納してもよい。
以上のように、ホスト装置1は、プリンタ装置(設定対象装置)7および印刷要求部(設定対象装置)22における処理条件を設定するための印刷条件設定画面を表示部(表示装置)3に表示させる情報処理装置でる。そして、ホスト装置1のプリンタドライバ部6は、複数の拡張機能の各々に対応する拡張機能アイコン(機能画像)105−nを、印刷条件設定画面内の拡張機能アイコン表示領域B(第1の領域)に表示させる拡張機能アイコン表示処理部(機能画像表示処理手段)13と、複数の拡張機能アイコンの中からユーザ入力に応じた拡張機能アイコンを選択し、該拡張機能アイコンに対応する拡張機能の処理条件を設定する拡張機能条件設定部(処理条件設定手段)17と、複数の拡張機能アイコンの中から入力部4であるポインティングデバイスによって指定された位置に表示されている拡張機能アイコンを特定するアイコン指示判定部(特定手段)14と、アイコン指示判定部14によってマウスポインタが置かれたと判定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能の処理条件が、拡張機能条件設定部17によって既に設定されているか否かを判定する設定/未設定判定部(判定手段)20と、既に設定されている判定された場合に、アイコン指示判定部14によって特定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能が設定済みであることを示す設定済み通知を行う設定済み通知処理部(通知手段)21とを備える。
これにより、使用者は、拡張機能アイコン表示領域Bに表示されている拡張機能アイコンの中から所望の拡張機能アイコンを選択し、その処理条件を設定することができる。
また、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコン(ここでは、マウスポインタが重ねられた拡張機能アイコン)に対応する機能が既に設定済みである場合、その旨を示す設定済み通知を受ける。これにより、使用者は、誤って、設定済みの拡張機能に対応する拡張機能アイコンを再度選択してしまう(ここでは、マウスでクリックしてしまう)ということがなくなる。
また、使用者は、既に設定済みであるが、その処理条件の再設定を希望する場合がある。このような場合であっても、使用者は、ポインティングデバイスで拡張機能アイコンを順次指定し、設定済み通知の有無を確認することで、設定済みであるが再設定を希望する拡張機能に対応する拡張機能アイコンを容易に見つけ出すことができる。
さらに、ホスト装置1は、印刷条件設定画面内の設定済みアイコン表示領域C(第2の領域)に、拡張機能条件設定部17が設定した拡張機能に対応し、該拡張機能が設定済みであることを示す設定済みアイコン(設定済み画像)107−nを表示する設定済みアイコン表示処理部(設定済み画像表示処理手段)19を備え、設定済み通知処理部21は、設定済み通知として、設定済みアイコン表示領域Cを強調表示させる。
これにより、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンに対応する拡張機能が既に設定済みである場合、使用者は、設定済みアイコン表示領域Cに注目し、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンと同じ拡張機能に対応する設定済みアイコンの存在を容易に確認することができる。その結果、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンに対応する機能が既に設定済みであることを容易に認識でき、誤って再度選択してしまうことがなくなる。
また、設定済み通知処理部21は、設定済みアイコン表示領域Cの色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該設定済みアイコン表示領域Cを強調表示させる。
色やサイズは、使用者にとって視認しやすいものである。これにより、使用者は、設定済みアイコン表示領域Cをより一層注目し、設定済みであることを容易に認識できる。
このとき、設定済み通知処理部21は、設定済み通知として、アイコン指示判定部14によってマウスポインタが置かれたと判定された拡張機能アイコンと同じ拡張機能に対応する設定済みアイコンを強調表示させてもよい。
これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンと同じ拡張機能に対応する設定済みアイコンの存在を容易に確認することができる。その結果、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンに対応する拡張機能が既に設定済みであることを容易に認識でき、誤って再度選択してしまうことがなくなる。
このとき、設定済み通知処理部21は、アイコン指示判定部14によってマウスポインタが置かれたと判定された拡張機能アイコンと同じ拡張機能に対応する設定済みアイコンの色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該設定済みアイコンを強調表示させてもよい。
色やサイズは、使用者にとって視認しやすいものである。これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンに対応する設定済みアイコンをより一層注目し、当該拡張機能が設定済みであることを容易に認識できる。
さらに、この場合、設定済み通知処理部21は、アイコン指示判定部14によってマウスポインタが置かれたと判定された拡張機能アイコンを強調表示させてもよい。
これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンと、設定済みアイコンとの対応関係を容易に理解することができる。
また、アイコン指示判定部14は、複数の拡張機能アイコンを特定可能であってもよい。そして、アイコン指示判定部14が複数の拡張機能アイコンを特定した場合、設定済み通知処理部21は、当該複数の拡張機能アイコンの各々の表示形式を互いに異ならせるとともに、当該拡張機能アイコンと同じ拡張機能に対応する設定済みアイコンの表示形式を、対応する拡張機能アイコンと同じ表示形式にしてもよい。
例えば、設定済みアイコンの配列順が設定された順であるような場合、拡張機能アイコンの配列順序と設定済みアイコンの配列順序とが異なる。このような場合であっても、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンと設定済みアイコンとの対応関係を容易に理解することができる。
また、設定済み通知処理部21は、上記設定済み通知として、アイコン指示判定部14によってマウスポインタが置かれたと判定された拡張機能アイコンに対応する拡張機能に対して拡張機能条件設定部17が設定した処理条件を表示させてもよい。
これにより、使用者は、ポインティングデバイスで指定した拡張機能アイコンが設定済みであることを容易に認識できる。さらに、ポインティングデバイスで指定するという簡単な操作だけで、設定した処理条件の内容を確認することができる。
また、拡張機能アイコン表示処理部13は、拡張機能アイコン表示領域Bにおいて、上記複数の拡張機能アイコンを移動させながら順次出現させる。
上記の構成によれば、拡張機能アイコンが移動しながら順次出現するため、使用者は、何ら操作することなく、複数の拡張機能アイコンを順次認識することができる。これにより、複数の拡張機能アイコンの中から所望の拡張機能アイコンを選択する際の利便性が向上する。
また、このように拡張機能アイコンが順次移動しながら表示される場合、使用者は、順次出現する拡張機能アイコンを次々と選択し、設定済みの拡張機能アイコンを再度選択してしまう可能性が高くなる。しかしながら、このような場合でも、設定済み通知が行われるため、使用者は、設定済みの拡張機能アイコンを誤って再度選択することがなくなる。
なお、拡張機能アイコンおよび設定済みアイコンは、対応する機能の内容がわかるような文字や図形を用いたアイコンが使用されることが好ましい。これにより、使用者の操作性や視覚性がより良好となる。
また、拡張機能アイコンが動画アイコンであり、設定済みアイコンが静止画アイコンであることが好ましい。これにより、例えば、拡張機能アイコンを処理経過を示すような動画アイコンとし、設定済みアイコンを処理後を示す静止画アイコンとすることができる。これにより、使用者は、拡張機能アイコンを見ることで処理内容を理解でき、設定済みアイコンを見ることで処理結果を理解できる。
また、設定済みアイコンを拡張機能アイコンの一つのフレーム画像とすることで、使用者は、設定済みアイコンと拡張機能アイコンとの対応関係を容易に理解することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、プリンタドライバ部6の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、プリンタドライバ部6は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるプリンタドライバ部6の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記プリンタドライバ部6に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、プリンタドライバ部6を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、複数の機能の中から所望の機能をユーザに選択させる印刷条件設定画面を表示させる装置を実現するためのプリンタドライバなどに適用できる。
本実施形態のプリンタドライバ部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のホスト装置の概略構成を示すブロック図である。 プリンタドライバ部のテーブル管理部が管理するアイコンテーブルの一例を示す図である。 プリンタドライバ部のテーブル管理部が管理する入力画面テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る印刷条件設定画面の一例を示す図である。 プリンタドライバ部の拡張機能条件格納部が記憶する拡張機能設定情報の一例を示す図である。 プリンタドライバ部の処理全体の流れを示すフローチャートである。 動画像である拡張機能アイコンの表示例を示す図である。 拡張機能アイコンの表示処理を示す図である。 設定済みアイコンが表示された印刷条件設定画面の一例を示す図である。 拡張機能アイコンの選択処理の流れを示すフローチャートである。 マウスポインタが拡張機能アイコンに重ねられたときの印刷条件設定画面の一例を示す図である。 拡張機能設定処理の流れを示すフローチャートである。 拡張機能‘OHP合い紙’の処理条件入力画面の一例を示す図である。 複数の設定済みアイコンが表示された印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定済みアイコン表示領域を強調表示する場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定済みアイコンの色を変化させる場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定済みアイコンのサイズを変化させる場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定された処理条件を設定済みアイコンの上に表示させる場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定済みアイコンおよび拡張機能アイコンの色を変化させる場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 設定済み通知表示として、設定済みアイコンの色を変化させるとともに、設定された処理条件を表示させる場合の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 複数の拡張機能アイコンが選択された場合の設定済み通知表示の例を示す図である。
符号の説明
1 ホスト装置(情報処理装置)
3 表示部(表示装置)
4 入力部(ポインティングデバイス)
7 プリンタ装置(設定対象装置)
13 拡張機能アイコン表示処理部(機能画像表示処理手段)
14 アイコン指示判定部(特定手段)
17 拡張機能条件設定部(処理条件設定手段)
19 設定済みアイコン表示処理部(設定済み画像表示処理手段)
20 設定/未設定判定部(判定手段)
21 設定済み通知処理部(通知手段)
22 印刷要求部(設定対象装置)
101 印刷条件設定画面(設定画面)
105 拡張機能アイコン(機能画像)
107 設定済みアイコン(設定済み画像)
B 拡張機能アイコン表示領域(第1の領域)
C 設定済みアイコン表示領域(第2の領域)

Claims (13)

  1. 設定対象装置における処理条件を設定するための設定画面を表示装置に表示させる情報処理装置であって、
    上記設定対象装置が処理を実行するときに使用可能な複数の機能の各々に対応する機能画像を、上記設定画面内の第1の領域に表示させる機能画像表示処理手段と、
    上記複数の機能画像の中からユーザ入力に応じた機能画像を選択し、該機能画像に対応する機能の処理条件を設定する処理条件設定手段と、
    上記複数の機能画像の中からポインティングデバイスによって指定された位置に表示されている機能画像を特定する特定手段と、
    上記特定手段によって特定された機能画像に対応する機能の処理条件が、上記処理条件設定手段によって既に設定されているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段によって既に設定されている判定された場合に、上記特定手段によって特定された機能画像に対応する機能が設定済みであることを示す設定済み通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記第1の領域と異なる上記設定画面内の第2の領域に、上記処理条件設定手段が設定した機能に対応し、該機能が設定済みであることを示す設定済み画像を表示する設定済み画像表示処理手段を備え、
    上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記第2の領域を強調表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記通知手段は、上記第2の領域の色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該第2の領域を強調表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記第1の領域と異なる上記設定画面内の第2の領域に、上記処理条件設定手段が設定した機能に対応し、該機能が設定済みであることを示す設定済み画像を表示する設定済み画像表示処理手段を備え、
    上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記特定手段が特定した機能画像と同じ機能に対応する上記設定済み画像を強調表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記通知手段は、上記特定手段が特定した機能画像と同じ機能に対応する上記設定済み画像の色およびサイズの少なくとも1つを変化させることで、当該設定済み画像を強調表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 上記通知手段は、上記設定済み通知として、さらに、上記特定手段が特定した機能画像を強調表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 上記特定手段は、複数の機能画像を特定可能であり、
    上記特定手段が複数の機能画像を特定した場合、上記通知手段は、当該複数の機能画像の各々の表示形式を互いに異ならせるとともに、当該機能画像と同じ機能に対応する設定済み画像の表示形式を、対応する機能画像と同じ表示形式にすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 上記通知手段は、上記設定済み通知として、上記特定手段が特定した機能画像に対応する機能に対して上記処理条件設定手段が設定した処理条件を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 上記機能画像表示処理手段は、上記第1の領域において、上記複数の機能画像を移動させながら順次出現させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 上記機能画像および上記設定済み画像の少なくとも1つは、アイコンであることを特徴とする請求項2または4に記載の情報処理装置。
  11. 上記機能画像が動画アイコンであり、上記設定済み画像が静止画アイコンであることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置の上記の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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