JP4808527B2 - 搬送装置、部品実装用基板搬送装置、及び部品実装装置、並びに搬送装置の位置決め方法 - Google Patents
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Description
上記移動側レールにおける少なくとも一方の端部を自由端として、当該移動側レールを移動可能に支持するレール支持部と、
上記移動側レールを移動させて上記レール間の幅を調整するレール幅調整装置と、
上記移動側レールの移動位置を上記レール支持部とは別に保持する移動位置保持装置とを備え、
上記移動位置保持装置は、
装置本体側に固定された固定部材と、
上記レール支持部による支持位置と上記自由端との間における上記移動側レールに支持され、上記固定部材と当接可能な当接部材と、
上記固定部材に対して上記当接部材を付勢しながら当接させる弾性部材とを備え、上記移動側レールにおいて上記支持位置に対する上記自由端の相対的な移動を制限するように、上記固定部材に対して上記当接部材を当接させて上記移動側レールの移動位置を保持することを特徴とする搬送装置を提供する。
上記固定部材は、上記それぞれのレールに対して直交するように配置され、上記当接部材と当接される略平面状の被当接面を有し、
上記当接部材は、上記固定部材の上記被当接面と略平行な状態で当接する当接面を有する第1態様に記載の搬送装置を提供する。
上記弾性部材は、上記ガイド部にその移動方向が案内された状態の上記当接部材を、上記固定部材の上記被当接面に対して付勢しながら当接させる第2態様から第4態様のいずれか1つに記載の搬送装置を提供する。
上記レール幅調整装置は、上記両部材間の摩擦抵抗に抗して上記移動側レールの移動を行う第2態様から第5態様のいずれか1つに記載の搬送装置を提供する。
上記当接解除装置により上記当接部材と上記固定部材との間の当接を解除させた後、上記レール幅調整装置による上記レール支持部の移動を開始させ、上記レール幅調整装置による上記レール支持部の移動が完了した後、上記当接解除装置による上記当接の解除を終了させて、上記当接による移動位置の保持を行うように、上記レール幅調整装置及び上記当接解除装置を制御する制御装置をさらに備える第2態様から第6態様のいずれか1つに記載の搬送装置を提供する。
上記基板搬送装置により搬入される上記基板を載置して保持する基板ステージと、
上記基板ステージに保持された基板に対して、上記部品の実装を行う実装ヘッド部と、
上記基板の表面沿いの方向における上記基板ステージと上記実装ヘッドとの相対的な移動を行う移動装置とを備えることを特徴とする部品実装装置を提供する。
上記移動側レールにおける少なくとも一方の端部を自由端として、支持された上記移動側レールを移動させて上記移動位置に位置させるとともに、上記支持位置と上記自由端との間における上記移動側レールに対して摩擦による抵抗を付加することで、上記支持位置に対する上記自由端の相対的な移動を制限するように、上記移動側レールの上記移動位置を上記支持とは別に保持することを特徴とする搬送装置の位置決め方法を提供する。
上記移動側レールの上記移動位置への移動が完了した後、上記移動側レールに対する上記摩擦抵抗の付加を行い、上記移動位置の保持を行う第11態様又は第12態様に記載の搬送装置の位置決め方法を提供する。
その後、上記補正移動距離だけ戻すように上記移動側レールを移動させることで、上記自由端の上記位置ズレを補正して上記移動側レールを上記移動位置に位置させる第11態様又は第12態様に記載の搬送装置の位置決め方法を提供する。
本発明の第1の実施形態にかかる搬送装置の一例として、電子部品が実装される部品実装用の回路基板を搬送する基板搬送装置を備える部品実装装置の外観を示す模式斜視図を図1に示す。
y1=y0+yd ・・・ (数1)
ただし、移動側レール12が図示Y軸方向−側に移動されるような場合には、位置ズレ量ydの符号は−となる。
また、第2移動位置座標y2は、数2のように求められる。
y2=y0 ・・・ (数2)
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、本発明の第2の実施形態にかかる基板搬送装置が備える移動側レール12の移動位置保持装置130は、接触子と固定フレームとの接触を選択的に解除可能とされている点において、上記第1実施形態の構成とは異なっている。以下、この異なる構成についてのみ説明する。
次に、上記実施形態にかかる実施例として、様々な接触子32を用いてその振動の抑制効果を測定した結果を、図12に示す。図12においては、縦軸に移動側レールの自由端P2にて生じた振動の振幅に相対数値を示し、横軸に接触子に用いられた材料、形状、及び大きさの条件を示す。
3 部品供給部
4 基台
5 実装ヘッド
6 ステージ
7 吸着ノズル
10 基板搬送装置
11 固定側レール
12 移動側レール
13 リニアガイド
14 レール幅調整装置
15 ボールねじ軸
16 モータ
30 移動位置保持装置
31 固定フレーム
32 接触子
33 接触ユニット
34 支持軸部
35 ガイドブロック
36 バネ部
37 ストッパ
48 制御装置
50 部品実装装置
P1 支持位置
P2 自由端
Claims (14)
- 固定側レールと移動側レールとにより、上記レール間の幅に応じた大きさを有する搬送対象物を支持しながら搬送する搬送装置において、
上記移動側レールにおける少なくとも一方の端部を自由端として、当該移動側レールを移動可能に支持するレール支持部と、
上記移動側レールを移動させて上記レール間の幅を調整するレール幅調整装置と、
上記移動側レールの移動位置を上記レール支持部とは別に保持する移動位置保持装置とを備え、
上記移動位置保持装置は、
装置本体側に固定された固定部材と、
上記レール支持部による支持位置と上記自由端との間における上記移動側レールに支持され、上記固定部材と当接可能な当接部材と、
上記固定部材に対して上記当接部材を付勢しながら当接させる弾性部材とを備え、上記移動側レールにおいて上記支持位置に対する上記自由端の相対的な移動を制限するように、上記固定部材に対して上記当接部材を当接させて上記移動側レールの移動位置を保持することを特徴とする搬送装置。 - 上記移動位置保持装置において、
上記固定部材は、上記それぞれのレールに対して直交するように配置され、上記当接部材と当接される略平面状の被当接面を有し、
上記当接部材は、上記固定部材の上記被当接面と略平行な状態で当接する当接面を有する請求項1に記載の搬送装置。 - 上記当接部材は、上記当接面の外周端部が曲線で構成されるように形成されている請求項2に記載の搬送装置。
- 上記当接部材の上記当接面が、略円形平面である請求項3に記載の搬送装置。
- 上記移動位置保持装置は、上記固定部材の上記被当接面に対して直交する方向に、上記当接部材の移動を案内するガイド部をさらに備え、
上記弾性部材は、上記ガイド部にその移動方向が案内された状態の上記当接部材を、上記固定部材の上記被当接面に対して付勢しながら当接させる請求項2から4のいずれか1つに記載の搬送装置。 - 上記移動位置保持装置において、上記弾性部材により上記固定部材に対する上記当接部材の当接が常時付勢され、
上記レール幅調整装置は、上記両部材間の摩擦抵抗に抗して上記移動側レールの移動を行う請求項2から5のいずれか1つに記載の搬送装置。 - 上記固定部材と上記当接部材との間の摩擦力により生じる上記移動側レールのたわみに伴って、当該移動側レールの上記自由端の移動位置に生じる位置ズレを補正するための補正移動距離だけ、上記搬送される搬送対象物の大きさに基づく移動位置を通過するように上記移動側レールを移動させた後、上記補正移動距離だけ戻すように移動させることで、上記自由端の上記位置ズレを補正して上記移動側レールを上記移動位置に位置させるように、上記レール幅調整装置を制御する制御装置をさらに備える請求項2から6のいずれか1つに記載の搬送装置。
- 上記移動位置保持装置は、上記弾性部材による付勢力に抗して上記当接部材を上記固定部材から離間させるように移動させて、上記当接部材と上記固定部材との当接を選択的に解除させる当接解除装置をさらに備え、
上記当接解除装置により上記当接部材と上記固定部材との間の当接を解除させた後、上記レール幅調整装置による上記レール支持部の移動を開始させ、上記レール幅調整装置による上記レール支持部の移動が完了した後、上記当接解除装置による上記当接の解除を終了させて、上記当接による移動位置の保持を行うように、上記レール幅調整装置及び上記当接解除装置を制御する制御装置をさらに備える請求項2から6のいずれか1つに記載の搬送装置。 - 請求項1から8のいずれか1つに記載の搬送装置は、上記搬送対象物として、部品が実装される略平板状の基板の搬送を行うことを特徴とする部品実装用基板搬送装置。
- 請求項9に記載の基板搬送装置と、
上記基板搬送装置により搬入される上記基板を載置して保持する基板ステージと、
上記基板ステージに保持された基板に対して、上記部品の実装を行う実装ヘッド部と、
上記基板の表面沿いの方向における上記基板ステージと上記実装ヘッドとの相対的な移動を行う移動装置とを備えることを特徴とする部品実装装置。 - 固定側レールと移動側レールの間の幅に応じた大きさを有する搬送対象物を支持しながら搬送する搬送装置において、上記移動側レールの移動位置の位置決め方法であって、
上記移動側レールにおける少なくとも一方の端部を自由端として、支持された上記移動側レールを移動させて上記移動位置に位置させるとともに、上記支持位置と上記自由端との間における上記移動側レールに対して摩擦による抵抗を付加することで、上記支持位置に対する上記自由端の相対的な移動を制限するように、上記移動側レールの上記移動位置を上記支持とは別に保持することを特徴とする搬送装置の位置決め方法。 - 上記移動位置の保持は、上記移動側レールに対して直交する方向に作用する上記摩擦抵抗が付加されることにより行われる請求項11に記載の搬送装置の位置決め方法。
- 上記移動側レールに対する上記摩擦抵抗の付加を解除した後、上記移動側レールの上記移動位置への移動を開始し、
上記移動側レールの上記移動位置への移動が完了した後、上記移動側レールに対する上記摩擦抵抗の付加を行い、上記移動位置の保持を行う請求項11又は12に記載の搬送装置の位置決め方法。 - 上記摩擦抵抗に付加により生じる上記移動側レールのたわみに伴って、当該移動側レールの上記自由端に生じるその移動位置の位置ズレを補正するための補正移動距離だけ、上記搬送される搬送対象物の大きさに基づいて設定される移動位置を通過するように上記移動側レールを移動させ、
その後、上記補正移動距離だけ戻すように上記移動側レールを移動させることで、上記自由端の上記位置ズレを補正して上記移動側レールを上記移動位置に位置させる請求項11又は12に記載の搬送装置の位置決め方法。
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JP2006078012A JP4808527B2 (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | 搬送装置、部品実装用基板搬送装置、及び部品実装装置、並びに搬送装置の位置決め方法 |
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