JP4807222B2 - Lvds受信方法および受信装置 - Google Patents

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本発明は、FPD(フラットパネルディスプレイ)等に使用されるLVDS(Low Voltage Differential Signaling)受信方法および受信装置に関するものである。
近年、高速動作・低消費電力が要求される液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置などのFPD装置において、LVDS回路は、多くの階調再現性を実現し、少ない線数で多ビットのデジタル映像信号を伝送するシリアル伝送手段として注目を集めている。
シリアル伝送の代表的なものとしては、LVDSやTMDS(Transmission Minimized Differential Signaling)という伝送方式が採用されているが、従来、FPD表示装置における精度、性能向上を目的としたLVDS回路としては特許文献1に記載されたものが知られている。
以下に従来のLVDS回路について説明する。図9は従来のLVDS回路の各種機能ブロックを示すものであり、ここに示したLVDS回路101はPLL回路102、LVDS入力バッファ回路3、4及び5、コモンエッジセンスタイミング信号発生器6、シリアル・パラレル(以下、S/Pとする)変換器7で構成されている。
ここでPLL回路102は複数段のリングオシレータを有する電圧制御発振器および逓倍比が2である分周器を備え、電圧制御発振器における各段の出力信号のそれぞれを当該分周器で分周する。LVDS入力バッファ回路3、4及び5は、LVDSの差動信号を入力し、コモンエッジセンスタイミング信号発生器6は、PLL回路102により分周された信号を用いPLL回路102がロックしている入力信号エッジの遷移状態と同一遷移状態のエッジから等間隔の複数相のクロック信号を作成する。S/P変換器7はコモンエッジセンスタイミング信号発生器6により作成されたクロック信号を用いてS/P変換を行う。
このLVDS回路101では、シリアルデータの各ビットをラッチするクロック信号を、PLL回路102のロックする入力クロック信号のエッジと同一エッジとすることで、立ち上がり、立ち下がりの遷移時間の相違による影響を受けることなく同一間隔の多相クロック信号をS/P変換器7へ供給できるようになることから、LVDS回路のスキューマージンを最大にできるばかりではなく、低消費電力、高性能なLVDS回路を実現する。
特開2005−006123号公報
しかしながら従来の構成では、外部入力されるLVDS信号をS/P変換器でパラレル信号に変換する際にラッチミスが発生すると、LVDS信号は間違ったパラレル映像信号に変換されてしまう。そして、間違って変換された映像信号を遮断する回路が無いため後段の回路にそのまま出力され、異常画面が画像表示されていた。
また、このLVDS信号がパラレル信号に変換される際にラッチミスが発生せずとも、間違ったパラレル映像信号に変換される場合があり、この間違って変換された映像信号は、動作中には正常な映像信号に戻せないという課題も有していた。
さらに、このように間違ったパラレル信号に変換される原因が、PLL回路に入力されるLVDSクロック信号か、あるいはS/P変換器に入力されるLVDSデータ信号か、いずれか一方である場合でも、LVDS回路全体をリセットする必要があるため、異常画面からの復帰時間が長くなるという課題も有していた。
これらいずれの課題も、表示させる画像が異常となるかあるいは、正常状態に復帰するまでに時間を要し、画像表示品位を低下させる不具合となっていた。
これらの課題を解決するために、本発明のLVDS受信方法は、LVDSクロック信号を逓倍し、前記逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をS/P変換するステップを有し、かつ、前記S/P変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記S/P変換のラッチミス発生有無を検出するステップと、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とする。
また、本発明は前記LVDSクロック信号と前記逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記位相の比較を繰り返すか否かを選択するステップを有することを特徴とし、さらに、本発明は前記位相を比較した結果をもとに前記S/P変換を再度実行するか否かを選択することを特徴とする。そして、本発明は前記位相を比較した結果および前記検出の結果をもとに、前記位相の比較を再度繰り返すか否か又は前記S/P変換を再度実行するか否かを選択し、前記選択の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とする。
また、これらの課題を解決するために、本発明のLVDS受信装置は、LVDSクロック信号を逓倍するPLL回路と、前記PLL回路によって逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をS/P変換するS/P変換器を備え、かつ、前記S/P変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記S/P変換のラッチミス発生有無を検出する装置と、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをする装置とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は前記PLL回路に入力したLVDSクロック信号と前記PLL回路にて逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記PLL回路をリセットする装置を備えたことを特徴とし、さらに、本発明は前記位相を比較した結果をもとに前記S/P変換を再度実行するか否かを選択する装置を備えたことを特徴する。そして、前記位相を比較した結果および前記検出の結果をもとに、前記位相の比較を再度繰り返すか否か又は前記S/P変換を再度実行するか否かを選択する装置と、前記選択の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをする装置とを備えたことを特徴とする請求項6記載のLVDS受信装置。
本発明によれば、電源投入時や信号切り換え時に、LVDSデータ信号がS/P変換でラッチミスした映像信号に変換されても、間違った映像信号が後段回路に出力することを遮断し、内部で作成した同期信号と映像信号を出力することで、異常画面を表示されることを防止することができる。
また、PLLで逓倍したクロック信号とLVDSクロック信号が再び同期した後に、S/P変換を再実行することで正常画面に復帰させることができる。
さらに、LVDSデータ信号が原因でS/P変換でラッチミスが発生するときは、原因となるLVDSデータ信号が異常な期間のみ、内部で作成した同期信号と映像信号に切り換えて、間違った映像信号が後段回路に出力することを遮断することができ、LVDSデータ信号が正常に戻ったときには、PLLの位相比較とS/P変換を再実行することなく短い時間で正常画面に復帰させることができる。
本発明の実施の形態について図1〜図8を用いて説明する。ただし本発明の効果を奏するのは、この実施の形態に示した条件のみに限るものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1のLVDS回路の機能ブロック図を示している。ここで図9にて示した従来の技術と同機能ブロック及び同信号に関しては同じ図番を付してある。
本実施の形態1のLVDS回路1では、従来技術のLVDS回路101と異なり、発振器21、PLL回路2、移送ずれ検出回路23、内部映像信号出力回路24、内部同期信号出力回路25、映像信号切り換え回路26及び同期信号切り換え回路27、クロック信号切り換え回路28と無信号判別回路29を備えている。
発振器21は固定周波数である内部クロック信号31を出力する。PLL回路2は、外部入力されるLVDSクロック信号10に同期した複数のクロック信号であるPLL逓倍クロック信号14と、このPLL逓倍クロック信号14の位相を比較した結果となるPLLロック信号34を出力する。また、位相ずれ検出回路23は、PLL回路2から出力される前述のPLLロック信号34を受け、PLL回路2の位相を再調整するためのPLLリセット信号35を出力する。
内部映像信号出力回路24は、三原色(以下、RGBとする)の各階調数が10bitの内部映像信号32を出力し、内部同期信号出力回路25は、内部クロック信号31から水平と垂直の2種の内部同期信号33を出力する。
上述したようにS/P変換器7では、シリアルデータ信号11とシリアルデータ信号12を、パラレル信号である映像信号16と同期信号17に変換し、無信号判別回路29は、この同期信号17を受け、さらに同期信号17に含まれる水平と垂直の同期信号の有無を検出し、その結果を無信号判別信号39として出力する。
そして無信号判別信号39をもとにして、映像信号切り換え回路26では、内部映像信号32と映像信号16を切り換え、映像信号36として出力し、同じく同期信号切り換え回路27では、内部同期信号33と同期信号17を切り換え、同期信号37として出力し、さらに同じく、クロック信号切り換え回路28では、内部クロック信号31とクロック信号18を切り換え、クロック信号38として出力する。
次に、この本実施の形態1のLVDS回路1の動作について、図1及び図2を用いて説明する。ここで、図2は本実施の形態1におけるS/P変換器7の動作説明のための各種信号のタイミング図である。
LVDS信号は複数のパラレル信号を1本のシリアル信号に重畳して伝送するシリアル伝送方式である。本実施の形態1では、7本のパラレル信号を1本のシリアル信号に重畳して伝送する例を用いて説明する。また、内部クロック信号31から回路内部で作成する内部映像信号32は、RGB各10bitが全てLowの全画面黒表示を例にして説明する。
PLL回路2は、1本のシリアル信号を7本のパラレル信号に変換して、LVDSクロック信号10に同期したPLL逓倍クロック信号14を出力する。また、コモンエッジセンスタイミング信号発生器6は、PLL逓倍クロック信号14をもとにLVDSクロック信号10に同期した3.5倍、0.5倍、1倍の3種のS/P変換用クロック信号15を出力し、1倍のクロック信号は後段の回路にクロック信号18として出力する。
1本のシリアル信号を7本のパラレル信号に変換する一般的な方法は、入力するシリアル信号に同期した7倍のクロック信号を使用してS/P変換するが、7倍のクロック信号を使用すると、消費電力、IC温度および放射ノイズ等が増加する不具合も生じる。
そこで、LVDSクロック信号10がLVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9の各7個のデータに同期し、Duty比が4対3の比率になっていることから、LVDSクロック信号10を3.5倍に逓倍したS/P変換用クロック信号15を出力し、立ち上がりと立ち下がりの両エッジを使用してデータを取り込むことで周波数を抑え、消費電力、IC温度および放射ノイズの増加を抑えることができる。
本実施の形態1でのS/P変換は次のようになる。
上述した設定では、1本のシリアル信号は3.5倍のクロック信号の立ち上がりと立ち下がりの両エッジでデータが取り込まれ、0.5倍のクロック信号で14個のパラレル信号に変換される。その後、0.5倍のクロック信号で2種のSRAMに7個単位で書き込み、1倍のクロック信号で2種のSRAMから順番に読み出すことで7個のパラレル信号に変換される。
図2のタイミング図では、シリアルクロック信号13をもとに、PLL回路2およびコモンエッジセンスタイミング信号発生器6によって出力した3.5倍のS/P変換用クロック信号15を示している。ここでシリアルデータ信号12のタイミングには、ある任意の映像データ信号D1〜D9、垂直同期信号VD、水平同期信号HD、映像マスク信号MASKを示し、セットアップ時間Ts、ホールド時間Thを示している。
そして、S/P変換用クロック信号(正常時)15aおよび同期信号(正常時)17aは、S/P変換器が正常に動作した場合のタイミングを示している。すなわち同期信号(正常時)17aはS/P変換用クロック信号(正常時)15aの立ち上がりのエッジを使用して、正常にVDのデータを取り込み、立ち下がりのエッジを使用して、正常にHDのデータを取り込んでいる状態を示している。
このようにS/P変換が正常に動作すると、水平と垂直の2種の同期信号17は、無信号判別回路29で周波数検出され、内部クロック信号31をもとに仕様通りの周波数を満足していると判断し、無信号判別信号39をLowで出力する。
一方で、PLL回路2から出力するPLL逓倍クロック信号14の位相が変化すると、3.5倍のS/P変換用クロック信号15とシリアルデータ信号11やシリアルデータ信号12の間のACタイミングが条件を満足しなくなり、ラッチミスが発生する。
例えばS/P変換用クロック信号15とシリアルデータ信号12の間でホールド時間Thが不足すると、1つ後のデータを誤って取り込むため、垂直同期信号は水平同期信号に、水平同期信号は映像信号D9になり、2種の同期信号17は、仕様通りの周波数を満足しなくなる。この場合、無信号判別回路29からは無信号判別信号39がHighとして出力される。これらのタイミングは図2において、S/P変換用クロック信号(Ts異常時)15b、および同期信号(Ts異常時)17bによって示す。
また、逆にS/P変換用クロック信号15とシリアルデータ信号12の間でセットアップ時間Tsが不足すると1つ前のデータを誤って取り込むため、垂直同期信号VDは映像マスク信号MASKに、水平同期信号HDは垂直同期信号VDになり、2種の同期信号17は、仕様通りの周波数を満足しなくなる。この場合も、無信号判別回路29からは無信号判別信号39がHighとして出力される。これらのタイミングは図2において、S/P変換用クロック信号(Th異常時)15c、および同期信号(Th異常時)17cによって示す。
このように、本実施の形態1では、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9のシリアル信号をS/P変換器7でパラレル信号に変換するとき、ラッチミスが発生すると水平と垂直の2種の同期信号17が仕様通りの周波数を満足しなくなり、これを検出して、その結果を無信号判別信号39として出力することができる。
次に、内部と外部の各種信号切り換えの動作について図3を用いて説明する。図3は本実施の形態1における無信号判別回路の動作説明のための各種信号のタイミング図である。また、図3では内部垂直同期信号IN−VD、内部水平同期信号IN−HD、クロック信号CL、内部クロック信号IN−CLを示している。
内部同期信号出力回路25は、固定周波数のクロック信号31をもとにカウンタをまわし、垂直同期周波数が映像フォーマットの1フィールドに相当する約60Hzまたは約50Hzとなる水平と垂直の内部同期信号33を作成する。
ところで、例えば電源投入時や信号切り換え時などでは、LVDSクロック信号10のジッタ幅が大きいため、PLL回路2で位相を比較調整する際にシリアルデータ信号と位相差が生じ、S/P変換器7でラッチミスが生じやすい。S/P変換器7でラッチミスが生じた場合、間違った映像信号に変換され、従来の構成では、間違った映像信号を遮断する回路が無かったため、異常画面がそのまま画像表示されていた。
しかし本実施の形態1では、以下に説明するような動作によって、異常画面が表示されるのを防止する。
PLL回路2に入力されるLVDSクロック信号10に同期したシリアルクロック信号13が不安定なとき、PLLロック信号34はHighからLowに変化する。そして、PLLロック信号34がLowになると、位相ずれ検出回路23はPLLリセット信号35をLowからHighにして出力し、そしてPLL回路2を再リセットして、PLLロック信号34がHighになるまで位相比較を継続する。
PLLロック信号34がLowで、かつ上述した無信号判別信号39がHighの時は、映像信号切り換え回路26にて、映像信号36は全bitがLowレベルの内部映像信号に切り換え、同じく同期信号切り換え回路27にて同期信号37は内部同期信号33に切り換え、同じくクロック信号切り換え回路28にてクロック信号38は内部クロック信号31に切り換えることで、表示画面は全黒表示となり、異常画面が表示されるのを防止する。
また、PLLロック信号34がHighで無信号判別信号39がLowの時は、映像信号切り換え回路26にて、映像信号36は映像信号16に切り換え、同じく同期信号切り換え回路27にて同期信号37は同期信号17に切り換え、同じくクロック信号切り換え回路28にてクロック信号38はクロック信号18に切り換えることで、通常画面を表示する。
次に、図1のPLLロック信号34と無信号判別信号39の一連の動作について図4を用いて説明する。図4は本実施の形態1におけるLVDS回路の状態遷移を示した説明図である。以下、LVDSクロック信号10が不安定な場合と、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が不安定でS/P変換時にラッチミスが発生する場合に分けて説明する。なお、正常動作時は、LVDSクロック信号10が安定しているためPLLロック信号34はHighとなり、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が安定しているため、S/P変換器7ではラッチミスが発生せず、無信号判別信号39はLowとなり定常状態41に留まる。
(1)LVDSクロック信号10が不安定の場合
LVDSクロック信号10が不安定なとき、PLLロック信号34はLowとなりスタート状態42に遷移する。スタート状態42に遷移した後、PLLロック信号34がロック検出時間t5でLowを継続していると、PLL回路2にはPLLリセット信号35が入力されPLLリセット状態43に遷移し、PLLリセットを解除するPLLリセット解除状態44を経由した後再びスタート状態42に戻る。そして、スタート状態42でLVDSクロック信号10が安定しPLLロック信号34がHighになれば、PLLロック確認45へと遷移し、PLLロック確認45とPLLロック確認46の2回連続でPLLロック信号34がHigh状態を保持していれば定常状態41に戻る。
(2)LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が不安定でS/P変換時にラッチミスが発生する場合
この場合、上述したように無信号判別信号39が出力される。そして無信号判別信号39が1回目の検出時間t1でHighを継続したとき、定常状態41から無信号判別状態47に遷移し、2回目の検出時間t2でHighを継続したとき無信号判別状態48に遷移し、3回目の検出時間t3でHighを継続したとき無信号判別状態49に遷移し、4回目の検出時間t4でHighを継続したときは異常状態でフリーズしていると判断し、強制的にPLL回路2にはPLLリセット信号35が入力されPLLリセット状態43、PLLリセット解除状態44を経由した後にスタート状態42に戻る。
この場合、無信号判別状態47、48及び49のいずれかに遷移している時にPLLロック信号34がLowになった時は、LVDSクロック信号10も不安定になっているのですぐにスタート状態42に戻る。
すなわち、LVDSクロック信号10が不安定なときにはPLLロック信号34によって、スタート状態42を経て定常状態41に戻り、または、LVDSデータ信号8もしくはLVDSデータ信号9が不安定なときには無信号判別信号39の条件によって、スタート状態42を経て定常状態41に戻ることが可能である。
このように本実施の形態1のLVDS受信方法は、LVDSクロック信号を逓倍し、前記逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をS/P変換するステップを有し、かつ、前記S/P変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記S/P変換のラッチミス発生有無を検出するステップと、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とし、さらに、前記LVDSクロック信号と前記逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記位相の比較を繰り返すか否かを選択するステップを有することを特徴とする。
これによって、電源投入時や信号切り換え時に、LVDSデータ信号がS/P変換でラッチミスし間違った映像信号に変換されても、間違った映像信号が後段回路に出力することを遮断し、内部で作成した同期信号と映像信号を出力することで、異常画面を非表示にすることができる。
また、本実施の形態1において示した条件にて、t1=t2=t3=t4=100ms、t5=1msと時間設定したものは、LVDS回路として非常に安定した動作を維持し、画像表示の不具合の発生率も大きく低下した。
ここで、t1〜t5をこれ以外の時間設定としても、本実施の形態1と同様の効果は得られ、また、本実施の形態1ではシリアル信号とパラレル信号の比率を1:7として説明したが、シリアル信号とパラレル信号の比率を変えてもよい。さらに、内部クロック信号31から回路内部で作成する内部映像信号32をRGB各10bitが全てLowレベルの全画面黒表示の例で説明したが、他の画像表示を用いても本実施の形態1と同様の効果は得られる。さらに、PLL回路2の位相基準をLVDSクロック信号10の立ち下がりエッジで説明したが、LVDSクロック信号10の立ち上がりエッジを基準に作成しても良い。
(実施の形態2)
図5は本実施の形態2のLVDS回路の機能ブロック図を示している。ここで図9にて示した従来の技術及び、図1にて示した実施の形態1と、同機能ブロック及び同信号に関しては同じ図番を付してある。
本実施の形態2のLVDS回路51では、実施の形態1のLVDS回路1と異なり、変換リセット出力回路52とリセット付S/P変換器57を備えている。ここで、リセット付S/P変換器57は、0.5倍のクロック信号で2種のSRAMに7個単位で書き込み、1倍のクロック信号で2種のSRAMから順番に読み出すことで、7個のパラレル信号に変換されるSRAMをリセットする機能を有している。また、変換リセット出力回路52は、3種のS/P変換用クロック信号15がLVDSクロック信号10と同期した後に、リセット付S/P変換器57内のSRAMの書き込みと読み込みの開始タイミングを決定する信号となる変換リセット信号54を出力してS/P変換を再実行する。
本実施の形態2のLVDS回路51の動作は次のようになる。
従来のS/P変換器7に入力される3種のS/P変換用クロック信号15は、PLL回路2に入力されるPLLリセット信号35のタイミングによっては、PLLロック信号34がHighであっても、3.5倍、0.5倍、1倍の3種のS/P変換用クロック信号15の各種位相関係がずれてしまう可能性がある。
そこで本実施の形態2では、まず、PLLロック信号34がHighになった後、変換リセット出力回路52がリセット付S/P変換器57に変換リセット信号54を出力する。そして、0.5倍のクロック信号で2種のSRAMへ書き込んだ後に、1倍のクロック信号で2種のSRAMから順番に読み出し7個のパラレル信号に変換するという、書き込みと読み出しの一連の動作に順序を決めている。これによって、S/P変換用クロック信号15の各種位相関係を保ちS/P変換するときのラッチミスを防止している。
次に、図5のPLLロック信号34と無信号判別信号39と変換リセット信号54の動作について図6を用いて説明する。図6は本実施の形態2におけるLVDS回路の状態遷移を示した説明図である。なお、正常動作時は、LVDSクロック信号10が安定しているためPLLロック信号34はHighとなり、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が安定しているため、リセット付S/P変換器57ではラッチミスが発生せず、無信号判別信号39はLowとなり定常状態41に留まる。また、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が不安定でS/P変換時にラッチミスが発生する場合は、実施の形態1と同様の動作となるため省略し、LVDSクロック信号10が不安定な場合について説明する。
LVDSクロック信号10が不安定のときPLLロック信号34はLowとなりスタート状態42に遷移する。スタート状態42に遷移した後、PLLロック信号34がロック検出時間t5でLowを継続していると、PLL回路2にはPLLリセット信号35が入力されPLLリセット状態43に遷移し、PLLリセットを解除するPLLリセット解除状態44を経由した後再びスタート状態42に戻る。
スタート状態42でLVDSクロック信号10が安定しPLLロック信号34がHighになれば、PLLロック確認45へと遷移し、PLLロック確認45とPLLロック確認46の2回連続でPLLロック信号34がHigh状態を保持していればS/P変換を再実行する変換リセット状態55に遷移する。
変換リセット状態55で書き込みと読み出しの一連の動作に順序を決めることができたら変換リセットを解除する変換リセット解除状態56を経由し、PLLロック信号34がHighであれば定常状態41に戻る。
このように本実施の形態2におけるLVDS受信方法は、LVDSクロック信号を逓倍し、前記逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をS/P変換するステップを有し、かつ、前記S/P変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記S/P変換のラッチミス発生有無を検出するステップと、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とし、さらに、前記LVDSクロック信号と前記逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記位相の比較を繰り返すか否かを選択するステップを有することを特徴とし、さらに、前記位相を比較した結果をもとに前記S/P変換を再度実行するか否かを選択することを特徴とする。
これによって、電源投入時や信号切り換え時に、LVDSデータ信号のS/P変換でラッチミスし間違った映像信号に変換されても、PLLで逓倍したクロック信号とLVDSクロック信号が再び同期した後にS/P変換を再実行することで正常画面に復帰させることができる。
また、本実施の形態2において示した条件にて、t1=t2=t3=t4=100ms、t5=1msと時間設定したものは、LVDS回路として非常に安定した動作を維持し、画像表示の不具合の発生率も大きく低下した。
ここで、t1〜t5をこれ以外の時間設定としても、本実施の形態2と同様の効果は得られる。また、本実施の形態2ではシリアル信号とパラレル信号の比率を1:7として説明したが、シリアル信号とパラレル信号の比率を変えてもよく、シリアルデータ取り込みクロックを3.5倍、SRAM書き込みクロックを0.5倍、SRAM読み込みクロックを1倍として説明したが、3種の逓倍クロックの倍数比が同じであれば倍数を変えても、本実施の形態2と同様の効果を得られる。
(実施の形態3)
図7は本実施の形態3のLVDS回路の機能ブロック図を示している。ここで図9にて示した従来の技術、図1にて示した実施の形態1、図5にて示した実施の形態2と、同機能ブロック及び同信号に関しては同じ図番を付してある。
本実施の形態3のLVDS回路61では、実施の形態2のLVDS回路51と異なり、変換リセット選択回路62を備えている。ここで変換リセット選択回路62は次のような動作をする。
まず、変換リセット選択回路62は、LVDSクロック信号10とPLL逓倍クロック信号14の位相比較した結果を示すPLLロック信号34と、シリアルデータ信号11とシリアルデータ信号12をS/P変換したときのラッチミス有無を示す無信号判別信号39の両方を検出する。
次に、LVDSクロック信号10が不安定で、PLLロック信号34がLowの時には、PLL回路2にPLLリセット信号63を出力する。そして、LVDSクロック信号10とPLL逓倍クロック信号14の位相を再調整して、変換リセット信号64を出力してS/P変換を再実行する。一方、LVDSデータ信号8及びLVDSデータ信号9が不安定で、PLLロック信号34がHighの時には、PLLリセット信号63及び変換リセット信号64のいずれも出力しない。そして、PLLロック信号34および無信号判別信号39の出力内容をもとに、映像信号切り換え回路26、同期信号切り換え回路27及びクロック信号切り換え回路28を動作させるための切り換え回路動作信号65を出力する。
ところで、従来技術におけるS/P変換器7のラッチミスが発生する原因としては次の2つがある。まず第1に、電源投入時や信号切り換え時にLVDSクロック信号10のジッタ幅が大きくなり、PLL回路2で位相を比較調整する際にシリアルデータ信号と位相差が生じることによる場合である。第2に、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9のジッタ幅が大きいため、クロック信号と位相差が生じることによる場合である。
また、実施の形態1および2では、無信号判別信号39のみで信号の切換を判断するため、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が一瞬乱れる場合、すなわち無信号判別信号39が1度でもHighになる場合、瞬時に同期信号が正常に復帰したとしても、4回連続してHighが連続するか、あるいはPLLロック信号34が途中でLowになるまで、内部動作が継続することになり、内部映像信号32の全黒画面が解除されるまでに時間を長く要する場合がある。
ところが、本実施の形態3では上述した変換リセット選択回路62を具備することで、この課題を解消することができる。そのLVDS回路61の動作は次のようになる。
変換リセット選択回路62は、PLL回路2のPLLロック信号34と無信号判別信号39の両方を検出することができる。このため、信号切り換え時に一瞬同期信号が乱れ、無信号判別信号39が一瞬Highと判断されたとしても、PLLロック信号34がHighを継続していれば、同期信号が正常に復帰し無信号判別信号39がLowに戻ることで、PLL回路2やリセット付S/P変換器57をリセットし全黒画面にすることなく定常状態に復帰させることができる。
次に、図7のPLLロック信号34、無信号判別信号39、変換リセット信号64の動作について図8を用いて説明する。図8は本実施の形態3におけるLVDS回路の状態遷移を示した説明図である。なお、正常動作時は、LVDSクロック信号10が安定しているためPLLロック信号34はHighとなり、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が安定しているため、S/P変換器7ではラッチミスが発生せず、無信号判別信号39はLowとなり定常状態41に留まる。また、LVDSクロック信号10が不安定な場合は、実施の形態2と同様の動作となるため省略し、LVDSデータ信号8やLVDSデータ信号9が不安定でS/P変換時にラッチミスが発生する場合について説明する。
この場合、上述したように無信号判別信号39が出力される。そして無信号判別信号39が1回目の検出時間t1でHighを継続したとき無信号判別状態67に遷移するが、2回目の検出時間t2でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がLowであれば定常状態41に戻る。
2回目の検出時間t2でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がHighであれば無信号判別状態68に遷移するが、3回目の検出時間t3でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がLowであれば定常状態41に戻る。
3回目の検出時間t3でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がHighであれば無信号判別状態69に遷移するが、4回目の検出時間t4でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がLowであれば定常状態41に戻る。
最後に4回目の検出時間t4でPLLロック信号34がHighかつ無信号判別信号39がHighを継続したときは異常状態でフリーズしていると判断し、強制的にPLLリセット状態43に遷移し、PLLリセットを解除するPLLリセット解除状態44を経由した後スタート状態42に戻る。
この場合、無信号判別状態67、無信号判別状態68、無信号判別状態69に遷移している時にPLLロック信号34がLowになった時は、LVDSクロック信号10も不安定になっているのですぐにスタート状態42に戻る。
スタート状態42に戻った後、LVDSクロック信号10が安定しPLLロック信号34がHighになれば、PLLロック確認45へと遷移し、そしてPLLロック確認45とPLLロック確認46の2回連続でPLLロック信号34がHigh状態を保持していればS/P変換を再実行する変換リセット状態55に遷移する。さらに変換リセット状態55で書き込みと読み出しの一連の動作に順序を決めることができたら変換リセットを解除する変換リセット解除状態56を経由し、ここでPLLロック信号34がHighであれば、定常状態41に戻る。
このように、本実施の形態3のLVDS受信方法は、LVDSクロック信号を逓倍し、前記逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をS/P変換するステップを有し、かつ、前記S/P変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記S/P変換のラッチミス発生有無を検出するステップを有することを特徴とし、さらに、前記LVDSクロック信号と前記逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記位相の比較を繰り返すか否かを選択するステップを有することを特徴とし、さらに、前記位相を比較した結果および前記検出の結果をもとに、前記位相の比較を再度繰り返すか否か又は前記S/P変換を再度実行するか否かを選択し、前記選択の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記S/P変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とする。
これによって、実施の形態2の効果だけでなく、LVDSデータ信号が異常な期間のみ内部で作成した同期信号と映像信号に切り換えて、間違った映像信号が後段回路に出力することを遮断し、LVDSデータ信号が正常に戻ったときには、PLLの位相比較とS/P変換を再実行することなく短い時間で正常画面に復帰させることができる。
また、本実施の形態3において示した条件にて、t1=t2=t3=t4=100ms、t5=1msと時間設定したものは、LVDS回路として非常に安定した動作を維持し、画像表示の不具合の発生率も大きく低下した。
ここで、t1〜t5をこれ以外の時間設定としても、本実施の形態3と同様の効果は得られる。また、本実施の形態3ではシリアル信号とパラレル信号の比率を1:7として説明したが、シリアル信号とパラレル信号の比率を変えてもよく、さらに、シリアルデータ取り込みクロックを3.5倍、SRAM書き込みクロックを0.5倍、SRAM読み込みクロックを1倍として説明したが、3種の逓倍クロックの倍数比が同じであれば倍数を変えても、本実施の形態3と同様の効果を得られる。
以上のように本発明は、LVDSレシーバの精度、性能向上に寄与し、FPDの画質向上に貢献する有用な発明である。
本実施の形態1におけるLVDS回路の機能ブロック図 同LVDS回路のシリアル・パラレル変換器の各種信号のタイミング図 同LVDS回路の無信号判別回路の各種信号のタイミング図 同LVDS回路の状態遷移を示す説明図 本実施の形態2におけるLVDS回路の機能ブロック図 同LVDS回路の状態遷移を示す説明図 本実施の形態3におけるLVDS回路の機能ブロック図 同LVDS回路の状態遷移を示す説明図 従来技術におけるLVDS回路の機能ブロック図
符号の説明
1 LVDS回路
2 PLL回路
3、4、5 LVDS入力バッファ回路
6 コモンエッジセンスタイミング信号発生器
7 シリアル・パラレル(S/P)変換器
8、9 LVDSデータ信号
10 LVDSクロック信号
11、12 シリアルデータ信号
13 シリアルクロック信号
14 PLL逓倍クロック信号
15 S/P変換用クロック信号
16 映像信号
17 同期信号
18 クロック信号
21 発振器
23 位相ずれ検出回路
24 内部映像信号出力回路
25 内部同期信号出力回路
26 映像信号切り換え回路
27 同期信号切り換え回路
28 クロック信号切り換え回路
29 無信号判別回路
31 内部クロック信号
32 内部映像信号
33 内部同期信号
34 PLLロック信号
35 PLLリセット信号
36 映像信号
37 同期信号
38 クロック信号
39 無信号判別信号

Claims (8)

  1. LVDSクロック信号を逓倍し、前記逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をシリアル・パラレル変換するステップを有し、かつ、前記シリアル・パラレル変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記シリアル・パラレル変換のラッチミス発生有無を検出するステップと、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記シリアル・パラレル変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とするLVDS受信方法。
  2. 前記LVDSクロック信号と前記逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記位相の比較を繰り返すか否かを選択するステップを有することを特徴とする請求項1記載のLVDS受信方法。
  3. 前記位相を比較した結果をもとに前記シリアル・パラレル変換を再度実行するか否かを選択することを特徴とする請求項2記載のLVDS受信方法。
  4. 前記位相を比較した結果および前記検出の結果をもとに、前記位相の比較を再度繰り返すか否か又は前記シリアル・パラレル変換を再度実行するか否かを選択し、前記選択の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記シリアル・パラレル変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをするステップを有することを特徴とする請求項2記載のLVDS受信方法。
  5. LVDSクロック信号を逓倍するPLL回路と、前記PLL回路によって逓倍したLVDSクロック信号によって、LVDSデータ信号をシリアル・パラレル変換するシリアル・パラレル変換器を備え、かつ、前記シリアル・パラレル変換されたLVDSデータ信号に含まれる同期信号によって前記シリアル・パラレル変換のラッチミス発生有無を検出する装置と、前記検出の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記シリアル・パラレル変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをする装置とを備えたことを特徴とするLVDS受信装置。
  6. 前記PLL回路に入力したLVDSクロック信号と前記PLL回路にて逓倍したLVDSクロック信号との位相を比較し、前記比較の結果をもとに前記PLL回路をリセットする装置を備えたことを特徴とする請求項5記載のLVDS受信装置。
  7. 前記位相を比較した結果をもとに前記シリアル・パラレル変換を再度実行するか否かを選択する装置を備えたことを特徴とする請求項6記載のLVDS受信装置。
  8. 前記位相を比較した結果および前記検出の結果をもとに、前記位相の比較を再度繰り返すか否か又は前記シリアル・パラレル変換を再度実行するか否かを選択する装置と、前記選択の結果をもとに、前記逓倍したLVDSクロック信号と他のクロック信号との切り換え、及び前記LVDSデータ信号に含まれる同期信号と他の同期信号との切り換え、及び前記シリアル・パラレル変換したLVDSデータ信号と他の映像信号との切り換えをする装置とを備えたことを特徴とする請求項6記載のLVDS受信装置。
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