JP4803901B2 - 位置合わせ方法、露光装置、および半導体デバイス製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、位置合わせ方法、露光装置、および半導体デバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体メモリや論理回路などの微細な半導体素子を製造するための焼き付け(リソグラフィ)方法として、紫外線を使用した縮小投影露光が行われてきた。
【0003】
縮小投影露光で転写できる最小の寸法は転写に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数に反比例する。このため微細な回路パターンを転写するためには用いる光の短波長化が進められ、水銀ランプi線(波長365nm)、KrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)と、用いられる紫外光の波長は短くなってきた。
【0004】
しかし半導体素子は急速に微細化しており、紫外光を用いたリソグラフィでは限界がある。そこで0.1μmを下回るような非常に微細な回路パターンを効率よく焼き付けるために、紫外線よりも更に波長が短い波長10〜15nm程度の極端紫外光(EUV光)を用いた縮小投影露光装置が開発されている。
【0005】
EUV光領域では物質による吸収が非常に大きくなるので、可視光や紫外光で用いられるような光の屈折を利用したレンズ光学系は実用的ではなく、EUV光を用いた露光装置では反射光学系が用いられる。この場合、原版としてのレチクルもミラーの上に吸収体によって転写すべきパターンを形成した反射型レチクルが用いられる。
【0006】
EUV光を用いた露光装置を構成する反射型光学素子としては、多層膜ミラーと斜入射全反射ミラーとがある。EUV領域では、屈折率の実部は1より僅かに小さいので、面にすれすれにEUV光を入射する斜入射で用いれば全反射が起きる。通常、面から測って数度以内の斜入射では、数十%以上の高い反射率が得られる。しかし光学設計上の自由度が小さく、全反射ミラーを投影光学系に用いることは難しい。
【0007】
直入射に近い入射角で用いるEUV光用のミラーとしては、光学定数の異なる2種類の物質を交互に積層した多層膜ミラーが用いられる。例えば、精密な面形状に研磨されたガラス基板の表面にモリブデンとシリコンを交互に積層する。その層の厚さは、例えばモリブデン層の厚さは0.2nm、シリコン層の厚さは0.5nm程度、積層数は20層対程度である。2種類の物質の層の厚さを加えたものを膜周期と呼ぶ。上記例では膜周期は0.2nm+0.5nm=0.7nmである。
【0008】
このような多層膜ミラーにEUV光を入射すると、特定の波長のEUV光が反射される。入射角をθ、EUV光の波長をλ、膜周期をdとすると、近似的にはブラッグの式
2×d×sinθ=λ
の関係を満足するようなλを中心とした狭いバンド幅のEUV光だけが効率よく反射される。このときのバンド幅は0.6〜1nm程度である。
【0009】
反射されるEUV光の反射率は最大でも0.7程度であり、反射されなかったEUV光は多層膜中あるいは基板中で吸収され、そのエネルギの大部分が熱になる。
【0010】
多層膜ミラーは可視光のミラーに比べて光の損失が大きいので、ミラーの枚数は最小限に抑えることが必要である。少ない枚数のミラーで広い露光領域を実現するには、光軸から一定の距離だけ離れた細い円弧状の領域(リングフィールド)だけを用いて、レチクルとウエハを同時に走査して広い面積を転写する方法(スキャン露光)が行われる。
【0011】
図6に従来例としてEUV光を用いた縮小投影露光装置の概略図を示す。この露光装置は、EUV光源50、照明光学系60、反射型レチクル81、投影光学系70、レチクルステージ80、ウエハステージ85、オフアクシス(Offaxis )アライメント光学系(検出機構)90、及び真空系などで構成される。
【0012】
EUV光源50は、例えば、レーザプラズマ光源が用いられる。これは、ターゲット供給装置51から供給され真空容器52中に置かれたターゲット材に、高強度のパルスレーザ53からの光を集光レンズ54で集光して照射し、高温のプラズマ55を発生させ、これから放射される例えば波長13nm程度のEUV光を利用するものである。ターゲット材としては、金属薄膜、不活性ガス、液滴などが用いられ、ガスジェット等の手段で真空容器52内に供給される。放射されるEUV光の平均強度を高くするためにはパルスレーザ53の繰り返し周波数は、高い方が良く、通常、数kHzの繰り返し周波数で運転される。
【0013】
照明光学系60は、複数の多層膜または斜入射の第1〜第3ミラー61〜63とオプティカルインテグレータ64、等から構成される。初段の第1集光ミラー61はレーザプラズマ53からほぼ等方的に放射されるEUV光を集める役割を果たす。オプティカルインテグレータ64はマスクを均一に所定の開口数で照明する役割を持っている。また、レチクル81と共役な照明光学系60の位置にはレチクル面で照明される領域を円弧状に限定するためのアパーチャ65が設けられる。
【0014】
投影光学系70は、複数のミラー71〜74を用いている。ミラー枚数は少ない方がEUV光の利用効率が高いが、収差補正が難しくなる。収差補正に必要なミラー枚数は4枚から6枚程度である。ミラーの反射面の形状は凸面または凹面の球面または非球面である。開口数NAは0.1〜0.3程度である。
【0015】
ミラーは、低膨張率ガラスやシリコンカーバイド等の剛性及び硬度が高く、熱膨張率が小さい材料からなる基板を、研削・研磨して所定の反射面形状を創生した後、反射面にモリブデン/シリコンなどの多層膜を成膜したものである。ミラー面内の場所によって入射角が一定でない場合、前述のブラッグの式から明らかなように、膜周期一定の多層膜では場所によって反射率が高くなるEUV光の波長がずれてしまう。そこでミラー面内で同一の波長のEUV光が効率よく反射されるように膜周期分布を持たせることが必要である。
【0016】
レチクルステージ80とウエハステージ85は縮小倍率に比例した速度比で同期して走査する機構をもつ。ここでレチクル81又はウエハ86の面内で走査方向をX、それに垂直な方向をY、レチクル81又はウエハ86の面に垂直な方向をZとする。
【0017】
レチクル81は、レチクルステージ80上のレチクルチャック82に保持される。レチクルステージ80はX方向に高速移動する機構をもつ。また、X方向、Y方向、Z方向、及び各軸の回りの回転方向に微動機構をもち、レチクル81の位置決めができるようになっている。レチクルステージ80の位置と姿勢はレーザ干渉計によって計測され、その結果に基いて、位置と姿勢が制御される。
【0018】
ウエハ86はウエハチャック88によってウエハステージ85に保持される。ウエハステージ85はレチクルステージ80と同様にX方向に高速移動する機構をもつ。また、X方向、Y方向、Z方向、及び各軸の回りの回転方向に微動機構をもち、ウエハ位置決めができるようになっている。ウエハステージ85の位置と姿勢はレーザ干渉計によって計測され、その結果に基いて、位置と姿勢が制御される。
【0019】
アライメント検出機構90は、例えばArF露光装置と同様に、オフアクシス方式の明視野照明の画像処理検出系によって行われ、所定のベースライン量を持ちながらウエハアライメントを行うものが考えられる。
【0020】
また、フォーカス位置検出機構91によってウエハ面でZ方向のフォーカス位置が計測され、ウエハステージ85の位置及び角度を制御することによって、露光中は常時ウエハ面を投影光学系70による結像位置に保つ。
【0021】
ウエハ86上で1回のスキャン露光が終わると、ウエハステージ85はX、Y方向にステップ移動して次の走査露光開始位置に移動し、再びレチクルステージ80及びウエハステージ85が投影光学系70の縮小倍率に比例した速度比でX方向に同期走査する。
【0022】
このようにして、レチクル81の縮小投影像がウエハ86上に結像した状態でそれらを同期走査するという動作が繰り返される(ステップ・アンド・スキャン)。こうして、ウエハ86全面にレチクル81の転写パターンが転写される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
アライメント検出機構として、ArF露光装置と同様にオフアクシス方式の明視野照明の画像処理検出系を挙げたが、より微細化の要求に従って、より高精度なアライメントが必要となる。その為ベースラインの安定性もArF露光装置以上に必要となる。
【0024】
しかしながら、このベースラインを自動計測できる計測システム、特にレチクルとウエハ又はそれに相当するものを計測できる手段が、EUV露光装置においてはまだ具体的な提案が行われていないのが現状である。
【0025】
提案が行われていないのは、レチクルとウエハの投影光学系を介した相対位置合わせ(以下、TTL(Through The Lens)アライメントと呼ぶ)に以下のような問題点があったからである。
【0026】
EUV露光装置においてTTLアライメントを行うとすると、そのアライメント信号光(例えば使用波長はEUVでないので非露光光である)は、反射型レチクルを反射し、多層膜ミラー光学系を通り、ウエハ上のウエハアライメントマークを照射し、更にウエハアライメントマークからの反射光が再び多層膜ミラー光学系、反射型レチクルを通り、結像光学系と撮像素子からなるアライメント検出光学系でアライメント信号を検出する構成となる。
【0027】
このように、非露光光による反射型レチクルと多層膜ミラーを介して行うTTLアライメントを考えた場合、反射型レチクル、及び多層膜ミラーは、EUV光で高反射率となるように最適化されているので、非露光光であるアライメント光に対しては充分な反射率が得られず、高精度なアライメントができない可能性が考えられる。
【0028】
また、オフアクシス(Off axis)方式の為、ベースライン安定性が必要となり、それを達成する為に、機械的な剛性の高い材質や熱的に鈍感な材質の使用と、熱分布の超安定化等が必要となり装置コストを上げる要因となり、問題となっている。
【0029】
本発明は、反射型原版と基板との高精度な位置合わせを可能にすることを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の位置合わせ方法は、多層膜ミラー光学系を介して露光光としての極端紫外光で基板上に投影されるパターンを有し且つ反射部が多層膜で構成されている反射型原版と前記基板との位置合わせを行う位置合わせ方法において、
前記原版を保持して移動可能な原版保持部に設けられた原版保持部マークと、前記基板を保持して移動可能な基板保持部に設けられた基板保持部マークとの相対位置を、第1光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第1位置検出工程と、
第2光学系を用いて、前記原版に設けられた原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第2位置検出工程と、
第3光学系を用いて、前記基板に設けられた基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第3位置検出工程と、を有し、
前記第1位置検出工程では、前記原版保持部マークと前記多層膜ミラー光学系と前記基板保持部マークとで反射した非露光光を前記第1光学系で検出することにより、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第2位置検出工程では、前記原版アライメントマークで反射した非露光光と前記原版保持部マークで反射した非露光光とを、前記第2光学系と前記原版保持部との間の相対移動を介して、前記第2光学系で順次検出することにより、前記原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第3位置検出工程では、前記基板アライメントマークで反射した非露光光と前記基板保持部マークで反射した非露光光とを、前記基板保持部の移動を介して、前記第3光学系で順次検出することにより、前記基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記多層膜ミラー光学系を介さずに行う前記第2光学系での検出のための前記原版アライメントマークおよび前記原版保持部マークの順次の移動を伴う前記第2位置検出工程は、前記多層膜ミラー光学系を介して行う前記第1光学系での検出のための前記原版保持部マークの移動を伴う前記第1位置検出工程に対して予め行われ、
前記多層膜ミラー光学系を介さずに行う前記第3光学系での検出のための前記基板アライメントマークおよび前記基板保持部マークの順次の移動を伴う前記第3位置検出工程は、前記多層膜ミラー光学系を介して行う前記第1光学系での検出のための前記基板保持部マークの移動を伴う前記第1位置検出工程に対して予め行われ、
前記原版と前記基板との位置合わせは、前記第1位置検出工程で検出された前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置と、前記第2位置検出工程で検出された前記原版保持部マークと前記原版アライメントマークとの相対位置と、前記第3位置検出工程で検出された前記基板保持部マークと前記基板アライメントマークとの相対位置とに基づいて行う、ことを特徴とする位置合わせ方法である。
【0031】
また、本発明の露光装置は、多層膜ミラー光学系を有し、前記多層膜ミラー光学系を介して、反射部が多層膜で構成されている反射型原版上のパターンを基板上に露光光としての極端紫外光で露光転写する露光装置において、
原版保持部マークを有し、前記原版を保持して移動可能な原版保持部と、
基板保持部マークを有し、前記基板を保持して移動可能な基板保持部と、
第1光学系を有し、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を、前記第1光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第1位置検出ユニットと、
第2光学系を有し、前記原版に設けられた原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を、前記第2光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第2位置検出ユニットと、
第3光学系を有し、前記基板に設けられた基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を、前記第3光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第3位置検出ユニットと、を備え、
前記第1位置検出ユニットは、前記原版保持部マークと前記多層膜ミラー光学系と前記基板保持部マークとで反射した非露光光を前記第1光学系で検出することにより、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第2位置検出ユニットは、前記原版アライメントマークで反射した非露光光と前記原版保持部マークで反射した非露光光とを、前記第2光学系と前記原版保持部との間の相対移動を介して、前記第2光学系で順次検出することにより、前記原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第3位置検出ユニットは、前記基板アライメントマークで反射した非露光光と前記基板保持部マークで反射した非露光光とを、前記基板保持部の移動を介して、前記第3光学系で順次検出することにより、前記基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第1位置検出ユニットで検出された前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置と、前記第2位置検出ユニットで検出された前記原版保持部マークと前記原版アライメントマークとの相対位置と、前記第3位置検出ユニットで検出された前記基板保持部マークと前記基板アライメントマークとの相対位置とに基づいて、前記原版と前記基板との位置合わせを行う、ことを特徴とする露光装置である。
【0032】
例えば、原版保持部マーク(レチクルステージ基準マーク)は、レチクルステージ上に構成し、アライメント光に対して反射率が95%以上と十分高反射率なものとし、レチクルステージ基準マークとレチクルとの相対位置関係はレチクルステージの駆動精度により保証する。
【0033】
例えば、基板保持部マーク(チャックマーク)は、ウエハステージ上にウエハを保持するチャック上に構成し、アライメント光に対して反射率が95%以上と十分高反射率なものとし、チャックマークとウエハとの相対位置関係はウエハ露光の為の、または別のウエハステージの駆動精度により保証する。
【0034】
例えば、基板保持部マーク(チャックマーク)をTTLアライメント系で計測するので、ベースラインが存在しない高精度なアライメントが可能となる。
【0035】
尚、ここで通常の投影露光装置においては、投影レンズを介してレチクルとウエハとのアライメントを行う方式をTTLアライメントと呼んでいるが、EUV露光装置では、投影光学系がレンズではなく多層膜ミラー光学系により構成されているので、TTLとは言い難い。しかし本明細書においては、説明の容易さの関係から、多層膜ミラー光学系を介してのアライメント方式のこともTTLアライメントと定義している。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図5は、本発明の実施形態に係る位置合わせ装置を含む半導体露光装置と、マークを計測している状態とを示す概略図である。
【0044】
図1において、この露光装置は、第1の位置検出手段(第1の位置検出ユニット)を構成するアライメント検出光学系1及び照明光学系2を有し、原版としてのレチクル5を保持する原版保持部であるレチクルステージ4、多層膜ミラー光学系7、ウエハステージ12、並びに第2の位置検出手段(第2の位置検出ユニット)を構成する撮像素子16と結像光学系17を含む検出光学系30等を備えている。照明光学系2は、非露光光を発する光源2aと集光レンズ2bから構成されている。照明光学系2からの照明光は、ハーフミラー13とミラー14を反射して、レチクルステージ4の上に配置されている原版保持部マークである反射型のアライメントマーク(以下、レチクルステージ基準マーク3と呼ぶ)を照明する。更にレチクルステージ基準マーク3を反射した照明光は、多層膜ミラー光学系7を通過し、基板としてのウエハ10を保持するウエハチャック11上の基板保持部マークであるチャックマーク8を照射する。
【0045】
第1位置検出工程であるレチクルステージ基準マーク3とチャックマーク8の相対位置決め(相対位置関係の検出)は、照明光学系2によって照明されたレチクルステージ基準マーク3、チャックマーク8の画像を、結像レンズ1aと撮像素子1bから構成されるアライメント検出光学系1(第1位置検出ユニット)によって検出し、各種画像処理検出方法により行う。即ち、第1位置検出は、レチクルステージ基準マーク3(原版)及びチャックマーク8(基板)に非露光光を照明し、当該原版及び基板からの反射光を第1位置検出ユニットが受光することによって行う。より具体的には、原版保持部マーク3,基板保持部マーク8,及び原版のパターンを基板上に投影する多層膜ミラー光学系7,で反射した非露光光を第1位置検出ユニットが検出することにより、原版保持部マーク3と基板保持部マーク8との相対位置を検出して行う。ここに、レチクルステージ基準マーク3は原版保持部マークであって、原版5を保持しつつ移動可能な原版保持部4に設けられ、非露光光に対して所定の反射特性を有している。またチャックマーク8は基板保持部マークであって、基板10を保持しつつ移動可能な基板保持部11に設けられ、非露光光に対して所定の反射特性を有している。
【0046】
レチクルステージ基準マーク3とレチクルアライメントマーク6との相対位置関係は、図2及び図3において説明する方法(第2位置検出工程)によって相対位置関係を予め検出しておく。
【0047】
チャックマーク8とウエハアライメントマーク9との相対位置関係は、図4及び図5において説明する方法(第3位置検出工程)によって相対位置関係を予め検出しておく。
このことで、レチクルステージ基準マーク3とチャックマーク8の相対位置決めを行えば、レチクル5とウエハ10の相対位置合わせが行えることとなる。
【0048】
まず、図2及び図3を使用してレチクルステージ基準マーク3とレチクルアライメントマーク6との相対位置関係を予め検出する方法について述べる。
図2は、レチクルステージ4上に配置されたレチクルステージ基準マーク3と、レチクル5上に配置されたレチクルアライメントマーク6の相対位置計測を行う方法(第2位置検出工程)を示す図であって、レチクル5上のレチクルアライメントマーク6を検出している状態を示すものである。これは、図1に比較してレチクルステージ4の駆動により、レチクル5及びレチクルステージ基準マーク3が移動して、検出系の撮像素子16にレチクルアライメントマーク6の画像が受光されているところである。
【0049】
図3も図2と同様に、レチクルステージ4上に配置されたレチクルステージ基準マーク3と、レチクル5上に配置されたレチクルアライメントマーク6の相対位置計測を行う方法(第2位置検出工程)を示す図であって、レチクルステージ4上のレチクルステージ基準マーク3を検出している状態を示すものである。図1及び図2に比較してレチクルステージ4の駆動が更に矢印方向に行われ、レチクル5及びレチクルステージ基準マーク3が更に移動して検出光学系30の撮像素子16にレチクルステージ基準マーク3の画像が受光されているところである。以上のように第2位置検出は、原版(レチクル5、レチクルステージ基準マーク3)に非露光光を照明し、当該原版からの反射光を第2位置検出ユニット30が受光することによって行う。
【0050】
この検出シーケンスの一例を説明すると、先ず、図2の状態となるように、レチクルステージ4が検出光学系30の検出位置に移動する。そして、レチクルステージ4を移動させ、検出光学系30により、レチクル5上のレチクルアライメントマーク6の位置を画像処理検出し、その時のレチクルステージ4の位置をレチクルステージ位置記憶装置27により記憶する。次に、図3の状態となるようにレチクルステージ4が移動し、レチクルステージ基準マーク3の位置を、検出光学系30により検出し、その時のレチクルステージ4の位置をレチクルステージ位置記憶装置27により記憶する。検出光学系30による各マークの検出時のレチクルステージ4の座標から、レチクルステージ基準マーク3とレチクルアライメントマーク6の相対位置を検出する。
【0051】
検出光学系30、光源18、照明光学系19、ハーフミラー20は移動機構を備えていても良い。
また、レチクルステージ基準マーク3とレチクルアライメントマーク6の間の相対位置関係を検出する際、得られる画像のデフォーカス特性を検出する方法等により、二つのマーク間の高さ検出を行っても良い。
【0052】
次に、基板保持部マークであるチャックマーク8とウエハアライメントマーク9との相対位置関係を検出する方法(第3位置検出工程)について、図4及び図5を使用して説明を行う。本方法は、本出願人により、特開昭61−263127号として提案されている。
原版アライメントマーク6の位置は原版5に対して固定され、基板アライメントマーク9の位置は基板10に対して固定されているので、原版(レチクル5)と基板(ウエハ10)との相対位置は、前記第1位置検出工程で検出された原版保持部マーク3と基板保持部マーク8との相対位置,前記第2位置検出工程で検出された原版保持部マーク3と原版アライメントマーク6の相対位置及び前記第3位置検出工程で検出された基板保持部マーク8と基板アライメントマーク9の相対位置,から検出されることは明らかである。
【0053】
この提案は、チャックマーク8とウエハアライメントマーク9との相対位置関係を、露光装置の露光の為のウエハステージ12上にウエハ10を載せる前に検出し、次に、チャックマーク8が載っているチャック11でウエハ10を保持したまま、チャック11とウエハ10を搬送し露光装置の露光の為のウエハステージ12上に載せ、レチクル5上のレチクルアライメントマーク6とチャックマーク8との相対位置関係を検出し、前に検出しているチャックマーク8とウエハアライメントマーク9との相対位置関係の情報を基にウエハステージ12を駆動して露光を行うものである。
【0054】
この方法により、アライメント計測と露光が平行に行われ、アライメント検出系の構成上の束縛条件、多くの場合投影光学系がなくなり、色々なアライメント検出系を構成することが可能となり、多彩なウエハプロセスに対して安定した検出率と高精度が高スループットで実現可能となる。
【0055】
また、露光装置でのレチクル5上のレチクルアライメントマーク6とチャックマーク8の関係を計測する検出系がオンアクシス(On axis )TTLアライメント光学系なので、ベースラインと言うものも存在しなくなり計測精度悪化要因をなくすことが可能となる。
【0056】
図4及び図5は、図1で示した本発明の実施形態に示すアライメント検出光学系1を含む半導体露光装置における、ウエハステージ12上に配置されているチャック11の上に構成しているチャックマーク8(基板保持部マーク8)とウエハ10上に配置されているウエハアライメントマーク9の相対位置関係を検出する光学系(第3位置検出ユニット31)で各マークを計測している状態を示す図である。
【0057】
ここでは、第3の位置検出手段(第3位置検出ユニット)として、撮像素子24と結像光学系25で構成される検出光学系31により、画像処理検出を行い、チャックマーク8とウエハアライメントマーク9の相対位置関係を検出する。即ち、第3位置検出は、基板(ウエハ10、チャックマーク8)に非露光光を照明し、当該基板からの反射光を第3位置検出ユニット31が受光することによって行う。
【0058】
検出方法は、先ず、図4の状態に示すように、移動ステージ26の上に設置された複数(不図示であって、一つのみ図示)のチャックマーク8の位置を、検出光学系31により検出し、その時の移動ステージ26の位置を移動ステージ位置記憶装置29により記憶する。
【0059】
次に、図5の状態に示すように、移動ステージ26を移動させ、検出光学系31により、ウエハ10上の複数のショットの複数(不図示であって、一つのみ図示)のウエハアライメントマーク9の位置を画像処理検出し、その時の移動ステージ26の位置を移動ステージ位置記憶装置29により記憶する。
【0060】
検出光学系31による各マークの検出時の移動ステージ26の位置座標から、チャックマーク8とウエハアライメントマーク9の相対位置を検出する。
【0061】
これにより、レチクル5とウエハ10の相対位置検出を行う際のウエハ10側のアライメントマーク9は、チャックマーク8を用いて行えばよい。チャックマーク8はチャック11上の任意の位置に配置が可能であること、及びチャックマーク8はアライメント光に対して高反射率が得られる基板を選択できる等の利点があり、設計の自由度が向上する。
【0062】
また、チャックマーク8とウエハアライメントマーク9の相対位置関係を検出する際、得られる画像のデフォーカス特性を検出すること等により、二つのマーク間の高さ検出も行うことができる。
【0063】
(半導体生産システムの実施形態)
次に、本発明に係る装置を用いた半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システムの例を説明する。これは半導体製造工場に設置された製造装置のトラブル対応や定期メンテナンス、あるいはソフトウェア提供などの保守サービスを、製造工場外のコンピュータネットワークを利用して行うものである。
【0064】
図7は全体システムをある角度から切り出して表現したものである。図中、101は半導体デバイスの製造装置を提供するベンダ(装置供給メーカ)の事業所である。製造装置の実例としては、半導体製造工場で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例えば、前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エッチング装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜装置、平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検査装置等)を想定している。事業所101内には、製造装置の保守データベースを提供するホスト管理システム108、複数の操作端末コンピュータ110、これらを結んでイントラネット等を構築するローカルエリアネットワーク(LAN)109を備える。ホスト管理システム108は、LAN109を事業所の外部ネットワークであるインターネット105に接続するためのゲートウェイと、外部からのアクセスを制限するセキュリティ機能を備える。
【0065】
一方、102〜104は、製造装置のユーザとしての半導体製造メーカの製造工場である。製造工場102〜104は、互いに異なるメーカに属する工場であっても良いし、同一のメーカに属する工場(例えば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であっても良い。各工場102〜104内には、夫々、複数の製造装置106と、それらを結んでイントラネット等を構築するローカルエリアネットワーク(LAN)111と、各製造装置106の稼動状況を監視する監視装置としてホスト管理システム107とが設けられている。各工場102〜104に設けられたホスト管理システム107は、各工場内のLAN111を工場の外部ネットワークであるインターネット105に接続するためのゲートウェイを備える。これにより各工場のLAN111からインターネット105を介してベンダ101側のホスト管理システム108にアクセスが可能となり、ホスト管理システム108のセキュリティ機能によって限られたユーザだけにアクセスが許可となっている。具体的には、インターネット105を介して、各製造装置106の稼動状況を示すステータス情報(例えば、トラブルが発生した製造装置の症状)を工場側からベンダ側に通知する他、その通知に対応する応答情報(例えば、トラブルに対する対処方法を指示する情報、対処用のソフトウェアやデータ)や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報などの保守情報をベンダ側から受け取ることができる。各工場102〜104とベンダ101との間のデータ通信および各工場内のLAN111でのデータ通信には、インターネットで一般的に使用されている通信プロトコル(TCP/IP)が使用される。なお、工場外の外部ネットワークとしてインターネットを利用する代わりに、第三者からのアクセスができずにセキュリティの高い専用線ネットワーク(ISDNなど)を利用することもできる。また、ホスト管理システムはベンダが提供するものに限らずユーザがデータベースを構築して外部ネットワーク上に置き、ユーザの複数の工場から該データベースへのアクセスを許可するようにしてもよい。
【0066】
さて、図8は本実施形態の全体システムを図7とは別の角度から切り出して表現した概念図である。先の例ではそれぞれが製造装置を備えた複数のユーザ工場と、該製造装置のベンダの管理システムとを外部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを介して各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の情報をデータ通信するものであった。これに対し本例は、複数のベンダの製造装置を備えた工場と、該複数の製造装置のそれぞれのベンダの管理システムとを工場外の外部ネットワークで接続して、各製造装置の保守情報をデータ通信するものである。図中、201は製造装置ユーザ(半導体デバイス製造メーカ)の製造工場であり、工場の製造ラインには各種プロセスを行う製造装置、ここでは例として露光装置202、レジスト処理装置203、成膜処理装置204が導入されている。なお図8では製造工場201は1つだけ描いているが、実際は複数の工場が同様にネットワーク化されている。工場内の各装置はLAN206で接続されてイントラネットを構成し、ホスト管理システム205で製造ラインの稼動管理がされている。
【0067】
一方、露光装置メーカ210、レジスト処理装置メーカ220、成膜装置メーカ230などベンダ(装置供給メーカ)の各事業所には、それぞれ供給した機器の遠隔保守を行うためのホスト管理システム211,221,231を備え、これらは上述したように保守データベースと外部ネットワークのゲートウェイを備える。ユーザの製造工場内の各装置を管理するホスト管理システム205と、各装置のベンダの管理システム211,221,231とは、外部ネットワーク200であるインターネットもしくは専用線ネットワークによって接続されている。このシステムにおいて、製造ラインの一連の製造機器の中のどれかにトラブルが起きると、製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラブルが起きた機器のベンダからインターネット200を介した遠隔保守を受けることで迅速な対応が可能であり、製造ラインの休止を最小限に抑えることができる。
【0068】
半導体製造工場に設置された各製造装置はそれぞれ、ディスプレイと、ネットワークインタフェースと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス用ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実行するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メモリやハードディスク、あるいはネットワークファイルサーバーなどである。上記ネットワークアクセス用ソフトウェアは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例えば図9に一例を示す様な画面のユーザインタフェースをディスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を管理するオペレータは、画面を参照しながら、製造装置の機種401、シリアルナンバー402、トラブルの件名403、発生日404、緊急度405、症状406、対処法407、経過408等の情報を画面上の入力項目に入力する。入力された情報はインターネットを介して保守データベースに送信され、その結果の適切な保守情報が保守データベースから返信されディスプレイ上に提示される。またウェブブラウザが提供するユーザインタフェースはさらに図示のごとくハイパーリンク機能410〜412を実現し、オペレータは各項目の更に詳細な情報にアクセスしたり、ベンダが提供するソフトウェアライブラリから製造装置に使用する最新バージョンのソフトウェアを引出したり、工場のオペレータの参考に供する操作ガイド(ヘルプ情報)を引出したりすることができる。ここで、保守データベースが提供する保守情報には、上記説明した本発明に関する情報も含まれ、また前記ソフトウェアライブラリは本発明を実現するための最新のソフトウェアも提供する。
【0069】
次に上記説明した生産システムを利用した半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図10は半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。前工程と後工程はそれぞれ専用の別の工場で行い、これらの工場毎に上記説明した遠隔保守システムによって保守がなされる。また前工程工場と後工程工場との間でも、インターネットまたは専用線ネットワークを介して生産管理や装置保守のための情報がデータ通信される。
【0070】
図11は上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。各工程で使用する製造機器は上記説明した遠隔保守システムによって保守がなされているので、トラブルを未然に防ぐと共に、もしトラブルが発生しても迅速な復旧が可能であり、従来に比べて半導体デバイスの生産性を向上させることができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、反射型原版と基板との高精度な位置合わせが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る位置検出装置を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施形態で、レチクル上のレチクルアライメントマークを計測している状態を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態で、レチクルステージ上のレチクルステージ基準マークを計測している状態を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態で、ウエハステージ上にあるウエハチャック上のチャックマークを計測している状態を示す図である。
【図5】 本発明の実施形態で、ウエハ上にあるウエハアライメントマークを計測している状態を示す図である。
【図6】 従来例を示す図である。
【図7】 本発明に係る装置を用いた半導体デバイスの生産システムをある角度から見た概念図である。
【図8】 本発明に係る装置を用いた半導体デバイスの生産システムを別の角度から見た概念図である。
【図9】 ユーザインタフェースの具体例である。
【図10】 デバイスの製造プロセスのフローを説明する図である。
【図11】 ウエハプロセスを説明する図である。
【符号の説明】
1:アライメント検出光学系、2:照明光学系、3:レチクルステージ基準マーク、4:レチクルステージ、5:レチクル(原版)、6:レチクルアライメントマーク、7:多層膜ミラー光学系、8:チャックマーク、9:ウエハアライメントマーク、10:ウエハ(基板)、11:ウエハチャック、12:ウエハステージ、13,20,23:ハーフミラー、14:ミラー、16,24:撮像素子、17,25:結像光学系、18,21:光源、19,22:照明光学系、26:移動ステージ、27:レチクルステージ位置記憶装置、28:ウエハステージ位置記憶装置、29:移動ステージ位置記憶装置、30,31:検出光学系、101:ベンダの事業所、102,103,104:製造工場、105:インターネット、106:製造装置、107:工場のホスト管理システム、108:ベンダ側のホスト管理システム、109:ベンダ側のローカルエリアネットワーク(LAN)、110:操作端末コンピュータ、111:工場のローカルエリアネットワーク(LAN)、200:外部ネットワーク、201:製造装置ユーザの製造工場、202:露光装置、203:レジスト処理装置、204:成膜処理装置、205:工場のホスト管理システム、206:工場のローカルエリアネットワーク(LAN)、210:露光装置メーカ、211:露光装置メーカの事業所のホスト管理システム、220:レジスト処理装置メーカ、221:レジスト処理装置メーカの事業所のホスト管理システム、230:成膜装置メーカ、231:成膜装置メーカの事業所のホスト管理システム、401:製造装置の機種、402:シリアルナンバー、403:トラブルの件名、404:発生日、405:緊急度、406:症状、407:対処法、408:経過、410,411,412:ハイパーリンク機能。
Claims (7)
- 多層膜ミラー光学系を介して露光光としての極端紫外光で基板上に投影されるパターンを有し且つ反射部が多層膜で構成されている反射型原版と前記基板との位置合わせを行う位置合わせ方法において、
前記原版を保持して移動可能な原版保持部に設けられた原版保持部マークと、前記基板を保持して移動可能な基板保持部に設けられた基板保持部マークとの相対位置を、第1光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第1位置検出工程と、
第2光学系を用いて、前記原版に設けられた原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第2位置検出工程と、
第3光学系を用いて、前記基板に設けられた基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第3位置検出工程と、を有し、
前記第1位置検出工程では、前記原版保持部マークと前記多層膜ミラー光学系と前記基板保持部マークとで反射した非露光光を前記第1光学系で検出することにより、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第2位置検出工程では、前記原版アライメントマークで反射した非露光光と前記原版保持部マークで反射した非露光光とを、前記第2光学系と前記原版保持部との間の相対移動を介して、前記第2光学系で順次検出することにより、前記原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第3位置検出工程では、前記基板アライメントマークで反射した非露光光と前記基板保持部マークで反射した非露光光とを、前記基板保持部の移動を介して、前記第3光学系で順次検出することにより、前記基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記多層膜ミラー光学系を介さずに行う前記第2光学系での検出のための前記原版アライメントマークおよび前記原版保持部マークの順次の移動を伴う前記第2位置検出工程は、前記多層膜ミラー光学系を介して行う前記第1光学系での検出のための前記原版保持部マークの移動を伴う前記第1位置検出工程に対して予め行われ、
前記多層膜ミラー光学系を介さずに行う前記第3光学系での検出のための前記基板アライメントマークおよび前記基板保持部マークの順次の移動を伴う前記第3位置検出工程は、前記多層膜ミラー光学系を介して行う前記第1光学系での検出のための前記基板保持部マークの移動を伴う前記第1位置検出工程に対して予め行われ、
前記原版と前記基板との位置合わせは、前記第1位置検出工程で検出された前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置と、前記第2位置検出工程で検出された前記原版保持部マークと前記原版アライメントマークとの相対位置と、前記第3位置検出工程で検出された前記基板保持部マークと前記基板アライメントマークとの相対位置とに基づいて行う、ことを特徴とする位置合わせ方法。 - 前記原版保持部マークおよび前記基板保持部マークは、それぞれ、対応する非露光光に対して95%以上の反射率を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の位置合わせ方法。
- 前記基板保持部は前記基板を保持する基板チャックを備え、前記基板チャックに前記基板保持部マークが設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の位置合わせ方法。
- 多層膜ミラー光学系を有し、前記多層膜ミラー光学系を介して、反射部が多層膜で構成されている反射型原版上のパターンを基板上に露光光としての極端紫外光で露光転写する露光装置において、
原版保持部マークを有し、前記原版を保持して移動可能な原版保持部と、
基板保持部マークを有し、前記基板を保持して移動可能な基板保持部と、
第1光学系を有し、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を、前記第1光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第1位置検出ユニットと、
第2光学系を有し、前記原版に設けられた原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を、前記第2光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第2位置検出ユニットと、
第3光学系を有し、前記基板に設けられた基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を、前記第3光学系を用いて、前記露光光とは波長の異なる非露光光で検出する第3位置検出ユニットと、を備え、
前記第1位置検出ユニットは、前記原版保持部マークと前記多層膜ミラー光学系と前記基板保持部マークとで反射した非露光光を前記第1光学系で検出することにより、前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第2位置検出ユニットは、前記原版アライメントマークで反射した非露光光と前記原版保持部マークで反射した非露光光とを、前記第2光学系と前記原版保持部との間の相対移動を介して、前記第2光学系で順次検出することにより、前記原版アライメントマークと前記原版保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第3位置検出ユニットは、前記基板アライメントマークで反射した非露光光と前記基板保持部マークで反射した非露光光とを、前記基板保持部の移動を介して、前記第3光学系で順次検出することにより、前記基板アライメントマークと前記基板保持部マークとの相対位置を検出し、
前記第1位置検出ユニットで検出された前記原版保持部マークと前記基板保持部マークとの相対位置と、前記第2位置検出ユニットで検出された前記原版保持部マークと前記原版アライメントマークとの相対位置と、前記第3位置検出ユニットで検出された前記基板保持部マークと前記基板アライメントマークとの相対位置とに基づいて、前記原版と前記基板との位置合わせを行う、ことを特徴とする露光装置。 - 前記原版保持部マークおよび前記基板保持部マークは、それぞれ、対応する非露光光に対して95%以上の反射率を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
- 前記基板保持部は前記基板を保持する基板チャックを備え、前記基板チャックに前記基板保持部マークが設けられている、ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の露光装置。
- 請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の露光装置によって反射型原版上のパターンを基板上に露光転写する工程と、前記工程で前記パターンを露光転写された基板を現像する工程と、を有することを特徴とする半導体デバイス製造方法。
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