JP4803864B2 - 画像入力装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラやイメージスキャナ等の画像入力装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図15に示すように、レンズ101、固体撮像素子102及び該固体撮像素子102への入光を制御するシャッタ(可動遮蔽部材)103を備え、CPU108のコントロール下、該シャッタ103の開閉駆動をシャッタ駆動装置104で制御すると共に、前記固体撮像素子102の駆動を撮像素子駆動回路105で制御する画像入力装置が知られている。
【0003】
該画像入力装置では、シャッタ駆動装置104によりシャッタ103が開くと、被写体像はレンズ101を介して固体撮像素子102上に結像する。
【0004】
また、撮像素子駆動回路105は、固体撮像素子102上の光学情報をアナログ電気信号に変換して蓄積する蓄積モードや蓄積された撮像データ(アナログ電気信号)を読み出す読出モードに設定する動作モード制御機能を有し、固体撮像素子102上に蓄積され読み出されたアナログ電気信号は、A/D変換器106でデジタル電気信号に変換された後、メモリ107に格納され、不図示の画像処理部により画像処理される。
【0005】
図16は、シャッタの開閉タイミングと固体撮像素子の動作モードとの関係を示すタイムチャートである。
【0006】
まず、シャッタ103を閉じた状態で固体撮像素子102の動作モードを蓄積モードに設定した後、シャッタ103を所定時間sだけ開き、該所定時間sが経過した後、シャッタ103を閉じる。そしてその後、撮像素子駆動回路105により固体撮像素子102を読出モードに設定して撮像データの読出処理を行い、読み出された画像データをメモリに記憶し、画像処理を行う。
【0007】
また、固体撮像素子102としてCMOSセンサを使用した場合は、図17に示すように、撮像素子駆動回路105から全画素リセットパルスを出力し、これにより、固体撮像素子102の各画素に蓄積された全電荷が除去されると同時に動作モードは蓄積モードに設定されて新たな光学情報の蓄積が開始される。
【0008】
また、固体撮像素子102には所謂固定パターンノイズと呼称されるノイズの存在が知られており、該固定パターンノイズを除去するために画像データから黒画像データを減算し、斯かる減算された減算データに基づいて画像処理を行うことも知られている。
【0009】
図18は上述の減算処理を行う場合のシャッタの開閉タイミング、リセットパルスの発生タイミング、及び固体撮像素子の動作モードとの関係を示すタイムチャートである。
【0010】
上記図17と同様、全画素リセットパルスを発生させると同時に固体撮像素子102を蓄積モードに設定し、その後シャッタ103を開き、所定時間s経過後にシャッタ103を閉じ、次いで動作モードを読出モードに切り替え、画像データを読み出す。すなわち、蓄積モード時間tをシャッタ103が開いている所定時間sよりも若干長く設定して被写体からの画像データを蓄積し、シャッタ103が閉じると固体撮像素子102の動作モードを読取モードに変更して画像データの読取処理を行い、読み出された画像データをメモリ107に記憶する。
【0011】
次いで、画像データの読取処理が終了すると、再度全画素リセットパルスを発生させると同時に固体撮像素子102を蓄積モードに設定する。すなわち、シャッタ開時の蓄積モードと同一時間(蓄積モード時間t)だけ固体撮像素子102の動作モードを蓄積モードに設定して黒画像データを蓄積し、蓄積モード時間tが経過すると前記動作モードを読出モードに切り替えて黒画像データの読み出しを行い、読み出された画像データを黒画像データとしてメモリ107に記憶する。そして、この後、シャッタ開時に得られた画像データから前記黒画像データを減算し、その減算結果に基づいて画像処理を行うことにより、固定パターンノイズの除去された良好な画像を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像入力装置では、露光時間の短い場合は上述のようにして固定パターンノイズを除去することができ、これにより画質の良好な画像データを得ることが可能であるが、露光時間の比較的長い長秒時には対応できないという問題点があった。
【0013】
すなわち、撮像素子には一般的に暗電流と呼ばれるものが存在し、上記固定パターンノイズは、主として暗電流の不均一性に起因すると考えられ、しかも該暗電流は撮像素子への蓄積時間に比例して増加する。
【0014】
したがって、従来の画像入力装置では、被写体からの画像データから黒画像データを減算することにより、露光時間が短い場合は固定パターンノイズの除去が可能となるが、長秒時の場合は暗電流の電流量が増加するため、黒画像データのレベルが大きくなり、画像データのダイナミックレンジを圧迫する虞があるという問題点があった。
【0015】
また、暗電流の大きな固体撮像素子102を使用して長秒時の撮影を行った場合や固体撮像素子102の能力を超えて長秒時の撮影を行った場合は、黒画像データだけでA/D変換器106の入力レンジを越えてしまい、このためユーザの欲する画像データを全く得ることができなくなるという問題点があった。
【0016】
また、上記従来の撮像装置では、前記黒画像データの取得作業は1回だけであるため、黒画像データを取得したときのランダムノイズ成分が画像データの固定パターンノイズとして付加され、このためS/Nの劣化を招来するという問題点もあった。
【0017】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであって、露光時間が比較的長い長秒時においても良好なS/Nを有する画像データを得ることのできる画像入力装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る画像入力装置は、被写体からの光学像を電気的な画像情報に変換して蓄積する撮像手段と、前記光学像の前記撮像手段への入射を遮蔽する遮蔽手段と、前記遮蔽手段を開状態にして前記撮像手段に蓄積することで取得した第1の画像情報から前記遮蔽手段を閉状態にして前記撮像手段に蓄積することで取得した第2の画像情報を減算する減算手段と、前記第1の画像情報の取得処理、前記第2の画像情報の取得処理、及び前記減算手段による減算処理を複数回繰り返し実行するように制御する制御手段と、前記減算手段による前記複数回分の減算処理結果を全て加算する加算手段と、を備え、前記加算手段による加算処理を行うことで固定パターンノイズを除去した画像情報を生成することを特徴とする。
【0019】
上記目的を達成するために本発明に係る画像入力装置の制御方法は、被写体からの光学像を電気的な画像情報に変換して蓄積する撮像手段と、前記光学像の前記撮像手段への入射を遮蔽する遮蔽手段とを備えた画像入力装置の制御方法であって、前記遮蔽手段を開状態にして前記撮像手段に蓄積することで第1の画像情報を取得する第1の画像情報取得ステップと、前記遮蔽手段を閉状態にして前記撮像手段に蓄積することで第2の画像情報を取得する第2の画像情報取得ステップと、前記第1の画像情報から前記第2の画像情報を減算する減算ステップと、前記第1の画像情報取得ステップ、前記第2の画像情報取得ステップ、及び前記減算ステップを複数回繰返し実行するように制御する制御ステップと、前記減算ステップによる前記複数回の減算処理結果を全て加算する加算ステップと、を含み、前記加算ステップによる加算処理を行うことで固定パターンノイズを除去した画像情報を生成することを特徴とする。
【0020】
尚、本発明のその他の特徴は下記の発明の実施の形態の記載より明らかとなろう。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳説する。
【0022】
図1は本発明に係る画像入力装置の一実施の形態を示すブロック構成図であって、該画像入力装置は、被写体としての光学像が入光するレンズ1と、CCDやCMOSで構成されレンズ1を透過した光学像を結像する固体撮像素子2と、該固体撮像素子102への入光を制御するシャッタ3と、該シャッタ3の開閉動作を制御するシャッタ駆動装置4と、前記固体撮像素子2の動作を制御する撮像素子駆動回路5と、固体撮像素子2からのアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換するA/D変換器6と、該A/D変換器6でデジタル信号に変換された画像データを格納するメモリ7と、A/D変換器6とメモリ7との間に介装されてメモリ7への記憶情報を制御するメモリコントローラ8と、前記シャッタ駆動装置4、撮像素子駆動回路5、メモリ7、及びメモリコントローラ8に接続されてこれら装置全体の制御を司るCPU20とを備えている。
【0023】
また、撮像素子駆動回路5は、固体撮像素子2に結像された光学情報をアナログ電気信号に変換して蓄積する蓄積モードや蓄積された撮像データ(アナログ電気信号)を読み出す読出モードに設定する動作モード制御機能を有し、さらには固体撮像素子2としてCMOSが使用されている場合は固体撮像素子に全画素のリセットパルスを発生させるパルス発生機能を有している。
【0024】
このように構成された画像入力装置においては、シャッタ駆動装置4によりシャッタ3が「開」になると、被写体としての光学像はレンズ1を介して固体撮像素子2に結像される。そして、固体撮像素子2上の光学情報は、撮像素子駆動回路の制御下、該固体撮像素子2に蓄積された後、アナログ電気信号として読み出され、A/D変換器6によりデジタル信号に変換された後、メモリコントローラ8を介してメモリ7に記憶される。
【0025】
図2はメモリコントローラ8の詳細を示すブロック構成図である。
【0026】
同図において、A/D変換器6から出力された画像データ(デジタル信号)は、第1〜第3のマルチプレクサ9、10、11に供給され、また、第1及び第2のマルチプレクサ9、10にはメモリ7から読み出された画像データ(読出データ)が入力される。
【0027】
そして、該第1及び第2のマルチプレクサ9、10ではA/D変換器6又はメモリ7からの画像データのいずれか一方を選択的に切り替え、該第1及び第2のマルチプレクサ9、10の出力信号は夫々加算器12及び減算器13に供給される。そして、加算器12ではメモリ7から読み出された画像データと第1のマルチプレクサ9からの出力データとが加算され、これにより、メモリ7から読み出された画像データ同士の加算結果、又はメモリ7から読み出された画像データとA/D変換器6から出力された画像データとの加算結果のいずれか一方の加算結果が得られることとなる。
【0028】
尚、加算器12はラッチ回路等を備えており、メモリ7から読み出されたデータを加算する場合、加算される2つのデータを異なるタイミングでメモリ7から出力することも可能である。
【0029】
また、減算器13ではメモリ7から読み出された画像データと第2のマルチプレクサ10からの出力データとが減算され、これにより、メモリ7から読み出された画像データ同士の減算結果、又はメモリ7から読み出された画像データとA/D変換器6から出力された画像データとの減算結果のいずれか一方の減算結果が得られることとなる。尚、減算器13は出力結果の極性を反転することのできる反転機能を有している。
【0030】
そして、加算器12及び減算器13の出力信号は第3のマルチプレクサ13に入力される。すなわち、第3のマルチプレクサ13には加算器12及び減算器13からの出力信号及びA/D変換器6からの出力信号が入力され、これら各出力信号を選択的に切り替えてメモリ7に出力し、これにより、A/D変換器6、加算器12、又は減算器13のいずれかの出力画像データがメモリ7に記憶される。
【0031】
図3はメモリ7のメモリマップであって、該メモリ7は5つの領域(第1〜第5の領域7a〜7e)に分割されている。そして、CPU20によりマッピングされてメモリ上のアドレスが決定され、第3のマルチプレクサ13の出力結果が第1〜第5の領域7a〜7eのうちのいずれかの領域に格納されるように構成されている。例えば、第1及び第3の領域7a、7cにはA/D変換器6からの画像データが格納され、第2及び第4の領域7b、7dには減算器13からの画像データが格納され、第5の領域7eには加算器12からの画像データが格納される。
【0032】
図4は本発明に係る画像データの処理方法の第1の実施の形態を示すフローチャートであり、図5は図4のプログラム実行時の制御タイミングを示すタイムチャートである。
【0033】
撮影準備開始の命令が出力されるとステップS1で撮影準備動作を行い、ステップS2では撮影動作開始命令がなされるのを待機する。そして、撮影動作開始命令がなされると、ステップS3では図5に示すように固体撮像素子の動作モードを蓄積モードに設定した後、シャッタ3を開く。そして、所定時間Sが経過するとステップS4に進み、シャッタ3を閉じ、その後、固体撮像素子2を読出モードに設定して画像データを読み出し、該読み出した画像データをメモリコントローラ8を介してメモリ7の第1の領域7aに記憶する(第1の動作A1)。
【0034】
すなわち、この第1の動作A1では、メモリコントローラ8の第3のマルチプレクサ11からはA/D変換器6からの画像データが出力され、該A/D変換器6からの画像データを画像データ(1)としてメモリ7の第1の領域7aに格納する。尚、前記蓄積モードは、少なくともシャッタ3が開いている時間に亙って設定されるようにシャッタ3が開いている所定時間S1よりも若干大きな所定時間T1に設定される。
【0035】
そして続くステップS5ではシャッタ3を閉じたまま、固体撮像素子2を蓄積モードに設定し、次いでステップS6では固体撮像素子2を読出モードに切り替えて画像データを読み出すと共に、画像データはメモリコントローラ8を介してメモリ7に記憶される(第2の動作A2)。
【0036】
この第2の動作A2では、メモリコントローラ8の第2のマルチプレクサ10からはA/D変換器6からの画像データ(黒画像データ(1))が出力されるように切り替えられ、したがって減算器13にはA/D変換器6からの画像データ(黒画像データ(1))が入力される。一方、ステップS4で取得した画像データ(1)がメモリ7から該減算器13に入力され、これにより減算器13では画像データ(1)とA/D変換器6からの画像データとの間で減算処理が実行され、その減算結果がメモリ7に出力される。すなわち、この場合、減算器13の極性は、(画像データ(1))−(A/D変換器からの画像データ(黒画像データ(1))となり、斯かる減算結果が減算データ(1)としてメモリ7の第2の領域7bに記憶される。
【0037】
次に、再度上記ステップS3〜ステップS5の処理を繰り返し、第1の動作A1で得られるA/D変換器6からの画像データ(2)を第3の領域7cに記憶し、減算器13から得られる減算データ(2)を第4の領域7dに記憶する。
【0038】
そしてこの後、ステップS7に進んでメモリコントローラ8は第3の動作A3に移行する。
【0039】
すなわち、第3の動作A3では、第2及び第4の領域7b、7dに夫々格納されている減算データ(1)(2)がメモリ7から出力されて、加算器12及び第1のマルチプレクサ9に入力される。そして、第1のマルチプレクサ9からはメモリ7からの減算データ(1)又は減算データ(2)が出力され、したがって加算器12には減算データ(1)及び減算データ(2)が入力され、その結果減算データ(1)と減算データ(2)とが加算され、斯かる加算結果がメモリ7の第2の領域7bに記憶される。尚、このとき固体撮像素子2は蓄積モードに設定され、シャッタ3が開状態となっていても差し支えない。
【0040】
次いで、ステップS8では露光が終了したか否かを判断し、露光が終了していない場合はステップS3〜ステップS7の処理を繰り返し、順次減算データ(n)を加算してゆく。
【0041】
そして、ステップS3〜ステップS7の処理をn回繰り返し、ステップS8で露光が終了したと判断された時点では、数式(1)に示す加算データK1がメモリ7の第2の領域7bに記憶され、ステップS9で該加算データK1に基づいて画像処理を実行し、処理を終了する。
【0042】
【数1】
Figure 0004803864
このように本第1の実施の形態では、減算データ(n)の加算データK1に基づいて画像処理しているので、黒画像データのレベルが相対的に低下し、これにより長秒時においても固定ノイズパターンを除去することができ、暗電流によるダイナミックレンジの抑圧がなく、S/Nの良い、良好な画像データを得ることができる。
【0043】
図6は本発明に係る画像データの処理方法の第2の実施の形態を示すフローチャートであり、図7は図6のプログラム実行時の制御タイミングを示すタイムチャートである。
【0044】
撮影準備開始の命令が出力されるとステップS11で撮影準備動作を行い、続くステップS12では図7に示すように、シャッタ3を閉じた状態で固体撮像素子2を所定時間T2、蓄積モードに設定し、次いでステップS13では、シャッタ3を閉じた状態で固体撮像素子2の動作モードを読出モードに切り替えて画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8を介して画像データをメモリ7に記憶する(第1の動作A1)。
【0045】
すなわち、第1の実施の形態と同様、この第1の動作A1で、メモリ7の第1の領域7aにはA/D変換器6からの画像データが格納されるが、本第2の実施の形態における第1の動作A1はシャッタ3が閉じられた状態での画像データを読み出しており、したがって第1の領域7aには黒画像データ(0)が格納されることとなる。
【0046】
次に、ステップS14では撮影動作が開始するのを待機し、撮影動作が開始するとステップS15で固体撮像素子2を蓄積モードに設定した後、シャッタ3を開く。そして前回蓄積モード時の所定時間T2と同一時間だけ固体撮像素子2を蓄積モードに設定した後、ステップS16に進み、シャッタ3を開いた状態で固体撮像素子2の動作モードを読出モードに切り替えて画像データを読み出し、メモリコントローラ8を介してこの画像データをメモリ7に記憶する(第4の動作A4)。
【0047】
すなわち、この第4の動作A4においては、メモリコントローラ8の第2のマルチプレクサ10にはA/D変換器6からの画像データ、すなわちシャッタ開時の画像データ(1)が出力される。また、メモリ7からは第1の領域7aに記憶されている黒画像データ(0)が出力され、したがって減算器12には画像データ(1)と黒画像データ(0)とが入力され、これら画像データ(1)と黒画像データ(0)との間で減算処理され、その結果がメモリ7に記憶される。このときの減算器13の極性は、第1の実施の形態とは逆となり、( (A/D変換器からの画像データ) −(黒画像データ(0)))が減算データ(1)としてメモリ7の第2の領域7bに記憶される。
【0048】
次いで、さらに再度ステップS15及びステップS16を繰り返し、減算データ(2)を取得して第3の領域7cに記憶する。
【0049】
そしてこの後、ステップS17に進んで露光が終了したか否かを判断し、終了していない場合はステップS15に戻り、シャッタ3を開状態にしたまま固体撮像素子2を蓄積モードに設定し、さらに画像データの蓄積処理と並行してメモリコントローラ8は第3の動作A3を実行する。すなわち、上記第1の実施の形態と同様にして減算データ(1)と減算データ(2)を加算し、加算データを第2の領域7bに記憶する。
【0050】
次いで、再びステップS16でシャッタを開いたまま読出モードに設定して画像データの読出しを行い、減算データ(2)を取得してメモリ7に記憶し、続くステップS17で露光が終了するまで、上述の処理を繰り返す。そして、シャッタが所定時間(n×S)経過して該シャッタ3が閉じ、その後、さらに1回だけ読取モードに設定して第4の動作A4及び第3の動作A3を実行してシャッタ開時の減算データ(m)を算出し、数式(2)に示すような加算データK2がメモリ7の第2の領域7bに記憶される。
【0051】
【数2】
Figure 0004803864
尚、これにより、ステップS15〜ステップS18の繰返処理をm回行われたこととなる。
【0052】
そして、露光が終了するとステップS19に進み、シャッタ3を閉じたまま動作モードを蓄積モードに設定して画像データを蓄積し、所定時間T2が経過すると、続くステップS20では固体撮像素子2は読出モードに切り替えられて画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8により画像データをメモリ7に記憶する(第2の動作A2)。
【0053】
すなわち、A/D変換器6からの出力(黒画像データ(1))とメモリからの黒画像データ(0)との間で行われた減算結果が黒減算データ(1)として((黒画像データ(0))−(A/D変換器からの画像データ(黒画像データ(1))の形で第4の領域7dに記憶される。
【0054】
次いで、ステップS21では黒減算データの取得が完了したか否かを判断し、完了していない場合は、ステップS19に戻ってシャッタ3を閉じたまま動作モードを蓄積モードに設定して画像データを蓄積すると共にメモリコントローラ8は第3の動作A3を実行する。すなわち、第2の領域7bに記憶されている加算データで前記黒減算データ(1)を加算し、該加算データを第2の領域7bに記憶する。
【0055】
そしてこの後、ステップS20で固体撮像素子2は読出モードに切り替えられて画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行し、画像データをメモリ7に記憶する。
【0056】
次に、ステップS21で黒減算データの取得が完了したか否かを判断し、完了していない場合はステップS19〜ステップS22の処理を繰り返す。すなわち、ステップS15〜ステップS18の繰返回数mだけステップS19〜ステップS22を繰り返して黒減算データ(m)を取得した後、算出された黒減算データ(m)を第2の領域7bの加算結果に加算してゆき、最終的に数式(3)に示すような加算データK3を得る。
【0057】
【数3】
Figure 0004803864
そして、続くステップS23では加算データK3に基づいて画像処理を実行し、処理を終了する。
【0058】
このように本第2の実施の形態では、減算データ(m)の加算値と黒画像データ(m)の加算値とを加算した加算値K3に基づいて画像処理しているので、画像データ(0)に含まれるランダムノイズが固定パターンノイズとして付加されるのを回避することができ、これにより暗電流によるダイナミックレンジの抑圧がなく、S/Nの良い、良好な画像データを得ることができる。しかも、上記第1の実施の形態に比べ、シャッタ3の開閉駆動の回数も少なくて済み、シャッタ駆動に要する負荷も軽減することができる。
【0059】
尚、本実施の形態では黒減算データの取得回数と減算データの取得回数とを共にm回ずつ行っているが、黒減算の取得回数を(m−1)回にしても充分に所期の目的を達成することができ、またS/Nの多少の劣化を伴うものの、黒減算データの取得回数をp回(p<m)としても用途によっては充分に所期の目的を達成することができる。
【0060】
図8は本発明に係る画像データの処理方法の第3の実施の形態を示すタイムチャートであって、本第3の実施の形態では、減算データ(m)の加算値K2を得た後のシャッタ閉後における黒減算データの取得回数を低減している。
【0061】
すなわち、本第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様、シャッタ閉→シャッタ開の動作を実行して減算データ(m)の加算データK2を算出し(ステップS11〜ステップS18参照)、その後シャッタ3を閉じたまま動作モードを蓄積モードに設定して画像データを蓄積した後、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行して黒減算データ(1)を取得し、その後第3の動作A3を2回連続して実行する。すなわち、黒減算データの加算を2回連続して行い、その加算結果を第2の領域7bの加算値に加算し、これによりシャッタ閉後の黒減算データの取得回数を半減させている。
【0062】
そして、このように黒減算データの加算を2回連続して実行することにより、黒減算データの取得を(m/2)回に減らすことによっても、上記第1及び第2の実施の形態と同様、暗電流によるダイナミックレンジの抑圧がなく、S/Nの良い、良好な画像データを得ることができ、しかもこの場合はシャッタ閉後の動作時間を半減させることができる。
【0063】
尚、本第2の実施の形態では黒減算データの取得回数を(m/2)回としたが、(m/q)(1<q<m)回としてもよい。すなわち、qが大きくなると固定ノイズパターンの除去率が低下するためS/Nは劣化する傾向にあるが、用途等に応じてqの数値を可変とするのも好ましい。
【0064】
図9及び図10は本発明に係る画像データの処理方法の第4の実施の形態を示すフローチャートであり、図11は図9及び図10のプログラム実行時の制御タイミングを示すタイムチャートである。
【0065】
本第4の実施の形態では固体撮像素子としてCMOSセンサを使用し、撮像素子駆動回路5から供給される全画素リセットパルスにより画素に蓄積された全ての光電荷が除去可能とされている。
【0066】
CMOSセンサは、撮像素子駆動回路5から供給される全画素リセットパルスにより、画素に蓄積された全光電荷を除去する動作が可能とされており、また、読出モード中においも各々画素は当該画素が水平転送ラインに読み出されるタイミング以外は光電荷を蓄積する。すなわち、CMOSを使用した場合、全画素リセットパルスによりリセットしてから蓄積を行った後の画像情報に含まれる暗電流のプロファイルと、読出モードで画像情報の読み出しを行ってから蓄積を行った後の画像情報に含まれる暗電流のプロファイルとは異なるため、図9〜図11に示すような制御手順を実行することにより、本発明の所期の目的を達成することができる。
【0067】
本第4の実施の形態においては、撮影準備開始の命令が出力されるとステップS31で撮影準備動作を行い、続くステップS32では図11に示すように、シャッタ3を閉じた状態で固体撮像素子2を読出モードに設定して画像データの読出しを行う。尚、このとき、読み出された画像データはメモリ7に記憶されない。
【0068】
次いで、ステップS33で固体撮像素子2の動作モードを蓄積モードに設定して画像データを蓄積し、その後、固体撮像素子2を読出モードに切り替えて画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8により該画像データ(黒画像データ(0))をメモリ7の第1の領域7aに記憶する(第1の動作A1)。
【0069】
次に、ステップS35では撮影動作開始の指令を待機し、撮影動作開始が指令されるとステップS36に進み、リセットパルスを出力すると共に固体撮像素子2を蓄積モードに設定し、さらにシャッタ3を開き、所定時間T4の期間、固体撮像素子2を蓄積モードにした後、ステップS37に進み、シャッタ3を開いた状態で読出モードに切り替えて画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第1の動作A1を実行して所定時間T4における画像データをメモリ7の第2の領域7bに記憶する。
【0070】
次に、ステップS38に進み、固体撮像素子2を所定時間T3の蓄積モードにした後、ステップS39で、固体撮像素子2を読出モードにして画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第4の動作A4を実行し、A/D変換器6からの画像データ(画像データ(1))からステップS34で得られた黒画像データ(0)を減算して減算データ(1)を取得し、該減算データ(1)を第3の領域7cに記憶する。
【0071】
次いで、ステップS40でシャッタ3が開状態を維持して露光が未だ終了していないと判断された場合はステップS38に戻り、固体撮像素子2を所定時間T3の蓄積モードに設定すると共に、メモリコントローラ8は第3の動作A3(ステップS41)を実行する。
【0072】
すなわち、ステップS34で得られた画像データ(0)とステップS39で得られた減算データ(1)とを加算し、加算データをメモリ7の第2の領域7bに記憶する。
【0073】
次いで、ステップS39を実行して減算データ(2)を取得し、所定時間(n×S)が経過するまでステップS41で加算データを取得し、加算データをメモリ7の第2の領域7bに記憶する。
【0074】
そして、所定時間(n×S)が経過し、ステップS38〜ステップS41の処理をm回行った後、露光が終了したと判断して図10のステップS42に進み、シャッタ3を閉じた後、リセットパルスを出力し、所定時間T4だけ蓄積モードとした後、ステップS43に進んで固体撮像素子2の動作モードを読出モードに切り替え、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行する。すなわち、ステップS41で得られた加算データとA/D変換器6からの画像データ(黒画像データ)との間の減算処理が((加算データ)−(A/D変換器6の出力))の形で記憶される。
【0075】
次に、ステップS44に進み蓄積モードにした後、ステップS45で読出モードに設定して画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行し、((黒画像データ(0))−(A/D変換器の出力(黒画像データ))の形で減算結果をメモリ7の第5の領域7eに黒減算データとして記憶する。
【0076】
次いで、黒画像データの取得が完了したか否かを判断し、その答が否定(No)の場合は再度ステップS44に戻って固体撮像素子2を時間T3の蓄積モードに設定すると共に、メモリコントローラ8は第3の動作A3を実行し(ステップS47)、第2の領域7dに記憶されている加算データと第5の領域7eに記憶されている黒減算データ(1)とを加算し、加算データとして第2の領域7bに記憶する。
【0077】
このようにしてステップS44〜ステップS47をm回実行して加算データを取得し、該加算データを最終的な画像データとして画像処理を行い(ステップS47)、処理を終了する。
【0078】
このようにリセットパルスの発生直後とそれ以外の場合とに分けて処理することにより、CMOSセンサを使用した場合も上述した第1〜第3の実施の形態と同様の作用・効果を得ることができる。
【0079】
図12は本発明に係る画像データの処理方法の第5の実施の形態を示す要部フローチャートであり、図13は本第5の実施の形態の制御タイミングを示すタイムチャートである。
【0080】
本第5の実施の形態は、上記第4の実施の形態と同様、固体撮像素子2としてCMOSセンサを使用すると共に、シャッタ閉後の黒画像データの取得回数を増加させ、該取得回数を正規化し、加算データから減算している。
【0081】
すなわち、図13に示すように、上記第4の実施の形態と同様、シャッタ3を開いた状態で減算データの加算値を算出し、該加算値を第2の領域7bに記憶する。
【0082】
そして、露光が終了すると、図12のステップS42でシャッタ3を閉じてリセットパルスを出力し、所定時間T4だけ蓄積モードとした後、ステップS43に進んで固体撮像素子2の動作モードを読出モードに切り替え、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行する。すなわち、ステップS41で得られた加算データとA/D変換器6からの画像データ(黒画像データ)との間の減算処理が((加算データ)−(A/D変換器の出力))の形で第2の領域7bに記憶される。
【0083】
次に、ステップS44に進み蓄積モードにした後、ステップS45で読出モードに設定して画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第2の動作を実行し、((黒画像データ(0))−(A/D変換器の出力(黒画像データ))の形で減算結果をメモリ7の第4の領域7dに黒減算データ(1)として記憶する。
【0084】
さらに、ステップS44、45を再度繰返し、蓄積モードにした後、ステップS45で読出モードに設定して画像データを読み出すと共に、メモリコントローラ8は第2の動作A2を実行し、メモリ7の第5の領域7eに黒減算データ(2)として記憶する。
【0085】
次いで、黒画像データの取得が完了したか否かを判断し、その答が否定(No)の場合は再度ステップS44に戻って固体撮像素子2を時間T3の蓄積モードに設定すると共に、メモリコントローラ8は第3の動作A3を実行し(ステップS47)、第4の領域7dに記憶されているこれまでの加算データと黒減算データ(1)を加算し、加算データとして第4の領域4dに記憶する。
【0086】
さらに、ステップS44〜ステップS47をα回繰り返して加算データを算出し、次いで、ステップS51ではメモリ7上で(m/α)倍して正規化し、第2の領域7bに記憶されている加算データからm回減算し、ステップS48では斯かる演算結果に基づいて画像処理を行い、処理を終了する。
【0087】
尚、αはα>mでもよく、この動作により、暗電流によるダイナミックレンジの抑圧がなく、S/Nの良い、良好な画像データを得ることができる。
【0088】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。また、上記実施の形態ではシャッタ3がレンズ2の焦点面近傍に位置する所謂フォーカルプレーンシャッタタイプの画像入力装置について説明したが、図14に示すように、シャッタ3がレンズ2の直後に位置するレンズシャッタタイプについても同様に適用できるのはいうまでもない。
【0089】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、長秒時においても、固定パターンノイズを除去することができ、且つダイナミックレンジの抑圧のない高品位の画像を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像入力装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明のメモリコントローラの詳細を示すブロック構成図である。
【図3】メモリのメモリマップである。
【図4】本発明に係る画像入力装置の制御方法の第1の実施の形態を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る画像入力装置の制御方法の第2の実施の形態を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】第3の実施の形態の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】本発明に係る画像入力装置の制御方法の第4の実施の形態を示すフローチャート(1/2)である。
【図10】本発明に係る画像入力装置の制御方法の第4の実施の形態を示すフローチャート(2/2)である。
【図11】第4の実施の形態の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】本発明に係る画像入力装置の制御方法の第5の実施の形態を示す要部フローチャートである。
【図13】第5の実施の形態の制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】本発明に係る画像入力装置の他の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図15】従来の画像入力装置のブロック構成図である。
【図16】画像入力装置の制御タイミングを示す第1の従来例のタイミングチャートである。
【図17】画像入力装置の制御タイミングを示す第2の従来例のタイミングチャートである。
【図18】画像入力装置の制御タイミングを示す第3の従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 固体撮像素子(撮像手段)
3 シャッタ(遮蔽手段)
7 メモリ(記憶手段)
8 メモリコントローラ(処理データ生成手段)
20 CPU

Claims (2)

  1. 被写体からの光学像を電気的な画像情報に変換して蓄積する撮像手段と、
    前記光学像の前記撮像手段への入射を遮蔽する遮蔽手段と、
    前記遮蔽手段を開状態にして前記撮像手段に蓄積することで取得した第1の画像情報から前記遮蔽手段を閉状態にして前記撮像手段に蓄積することで取得した第2の画像情報を減算する減算手段と、
    前記第1の画像情報の取得処理、前記第2の画像情報の取得処理、及び前記減算手段による減算処理を複数回繰り返し実行するように制御する制御手段と、
    前記減算手段による前記複数回分の減算処理結果を全て加算する加算手段と、
    を備え、前記加算手段による加算処理を行うことで固定パターンノイズを除去した画像情報を生成することを特徴とする画像入力装置。
  2. 被写体からの光学像を電気的な画像情報に変換して蓄積する撮像手段と、前記光学像の前記撮像手段への入射を遮蔽する遮蔽手段とを備えた画像入力装置の制御方法であって、
    前記遮蔽手段を開状態にして前記撮像手段に蓄積することで第1の画像情報を取得する第1の画像情報取得ステップと、
    前記遮蔽手段を閉状態にして前記撮像手段に蓄積することで第2の画像情報を取得する第2の画像情報取得ステップと、
    前記第1の画像情報から前記第2の画像情報を減算する減算ステップと、
    前記第1の画像情報取得ステップ、前記第2の画像情報取得ステップ、及び前記減算ステップを複数回繰返し実行するように制御する制御ステップと、
    前記減算ステップによる前記複数回の減算処理結果を全て加算する加算ステップと、
    を含み、前記加算ステップによる加算処理を行うことで固定パターンノイズを除去した画像情報を生成することを特徴とする画像入力装置の制御方法。
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