JPH0918793A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH0918793A
JPH0918793A JP7182072A JP18207295A JPH0918793A JP H0918793 A JPH0918793 A JP H0918793A JP 7182072 A JP7182072 A JP 7182072A JP 18207295 A JP18207295 A JP 18207295A JP H0918793 A JPH0918793 A JP H0918793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
image pickup
frame memory
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7182072A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Jiyuen
正博 壽圓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7182072A priority Critical patent/JPH0918793A/ja
Priority to US08/672,261 priority patent/US5812703A/en
Publication of JPH0918793A publication Critical patent/JPH0918793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/63Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/67Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
    • H04N25/671Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/67Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像装置において、バックアップ電源などを
要することなく固定パターン雑音データの随時の更新を
可能とし、高品質の画像撮像および多様なモードの動作
を他にメモリを追加することなく可能にする。 【構成】 撮像装置において、撮像素子1の画素ごとの
固定パターン雑音データを記憶する不揮発性メモリ3
と、複数フレームにわたり画素ごとの画像データの積分
値を記憶可能なフレームメモリ4とを設ける。プロセッ
サ5および制御部6によって前記各メモリからの読み出
しデータおよび撮像素子の出力を相互に演算可能とす
る。プロセッサ5の出力データを記録するため信号記録
処理部13が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置に関し、特
に、比較的簡単な装置構成によって撮像素子の暗電流な
どによる固定パターン雑音を適切に補正除去して高品質
の撮像画像を得ると共に、多様な機能を持たせることが
可能な撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD撮像素子などの光電荷を蓄積する
蓄積形撮像素子においては、画素ごとにフォトダイオー
ドなどの光電変換部を備えている。そして、被写体の画
像光をこの光電変換部で光電変換して得た電荷を一定期
間蓄積して撮像信号として出力する。一般に、光電変換
部の暗電流は画素ごとに異なるため、撮像素子に光が当
たらない状態での出力、すなわち暗出力においても画面
上の固定した位置にざらついた状態で見られる固定パタ
ーン雑音が発生する。
【0003】このような暗電流による固定パターン雑音
は画像蓄積時間が長時間であったり、撮像素子の周囲温
度が高かったりすると顕著に現われ撮像画像の品質を低
下させる。また、増幅形撮像素子やMOS形撮像素子に
おいては、このような暗電流によるものに加えて増幅素
子や水平スイッチ素子のしきい値電圧の違いなどによる
固定パターン雑音が暗出力に存在することが知られてい
る。
【0004】このため、従来より暗信号の固定パターン
雑音を補正して画質を向上させるために種々の補正回路
が用いられている。図7は、このような固定パターン雑
音補正回路の第1の例を示す。同図においては、予め各
画素の暗信号出力すなわちノイズレベルを1画面分のP
ROM31に記憶させておく。そして、水平同期信号H
Dおよびフレーム同期信号FVDに基づき、アドレス発
生部32からPROM31にアドレスを順次与え、PR
OM31から記憶データBを順次読み出す。そして、図
示しない撮像素子からの出力信号Aから前記読み出しデ
ータBを画素ごとに同期して引き算することにより固定
パターン雑音が補正された信号出力X=A−Bを得よう
とするものである。
【0005】また、図8は、第2の従来例の固定パター
ン雑音補正回路を示す。図8の補正回路は、デジタル信
号プロセッサのような信号処理部34と、FIFO(F
irst In・First Out)形式のフレーム
メモリ35と、メモリ制御部36とを有している。図8
の回路では、被写体画像を撮影する前に、たとえばレン
ズキャップによって撮像レンズを覆うことにより、暗信
号を所定枚数の画面分出力させる。そして、処理部34
において、該所定の枚数分の暗信号をフレームメモリ3
5に積分蓄積する。すなわち、撮像素子からの出力Aと
フレームメモリ10からの読み出し出力Bとを処理部3
4において加算し得られた信号A+Bを再びフレームメ
モリ35に書き込む。このようにしてフレームメモリ3
5には、複数フレーム分の暗信号の平均をとって得たデ
ータが記憶される。所定フレーム分の暗信号の平均をと
ることで暗信号の雑音のうちの固定パターン雑音成分だ
けが抽出されてフレームメモリ35に記憶される。実際
の撮影を行なう場合には、撮像素子の出力信号Aからフ
レームメモリ35に記憶された固定パターン雑音を読み
出し固定パターン雑音記憶時の積分枚数nで除算した値
を減算することにより補正された信号出力を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来例の場
合は、撮像素子の暗電流は周囲温度や画像蓄積時間によ
って変化するため、固定パターン雑音もこれらの要因に
よって変化する。このような場合には、PROMに保存
された固定パターン雑音データが実際の撮像素子から出
力される固定パターン雑音と微妙に異なることがあり、
引き算によって固定パターン雑音を充分に除去すること
ができないという不都合があった。また、PROMへの
固定パターン雑音データの書き込みのためには特別な治
具や装置が必要であった。
【0007】また、前記図8に示す第2の従来例の場合
は、撮影直前の固定パターン雑音のデータをフレームメ
モリに蓄えることができ、第1の従来例のような問題は
生じないが、一般にフレームメモリの素子構造として、
書き込み速度の遅い不揮発性のメモリは使用することが
できない。このため、固定パターン雑音信号を保持する
ために使用中は撮像装置の電源が切れない装置での使用
に限定されるか、あるいは電子カメラのように電力の節
約のために撮影ごとに電源の切れる装置では特別なバッ
クアップ用電源が必要とされるという不都合があった。
また、前記フレームメモリは暗出力の積分値を記憶する
必要があるため、各画素ごとの記憶すべきデータの値が
大きくなり、したがって各画素ごとの必要ビット数が大
きくなる。このため、フレームメモリのメモリ容量とし
ては少なくとも数フレーム分のフレームメモリ容量が必
要となる。ところが、実際に撮像素子の出力から引き算
する固定パターン雑音としてはフレームメモリに記憶さ
れた各画素のデータを平均した1フレーム分のデータし
か使用されず、実際の撮影中はメモリ容量が無駄になる
という不都合もあった。
【0008】したがって、本発明の目的は、バックアッ
プ電源などを必要とすることなく、撮像素子から得られ
た画像信号を適切な固定パターン雑音信号によって補正
できるようにし、常に固定パターン雑音が適切に補正さ
れた高品質の画像が撮像できるようにすることにある。
【0009】本発明の他の目的は、撮像装置において、
固定パターン雑音を適切に補正することが可能であり、
しかも固定パターン雑音の補正のために設けられたメモ
リを使用して撮像装置を様々な動作モードで動作させる
ことができるようにし、メモリを有効活用すると共に高
画質かつ多機能の撮像装置を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる撮像装置は、複数の画素を有し、被
写体の画像光を撮像して対応する画像信号を出力する撮
像素子と、前記撮像素子の画素ごとの固定パターン雑音
を示すデータを記憶する不揮発性メモリと、複数フレー
ムにわたり、画素ごとの画像データの積分値を記憶可能
なフレームメモリと、前記撮像素子からの出力画像信号
と、前記不揮発性メモリの読み出しデータと、前記フレ
ームメモリの読み出しデータとを相互に演算可能な演算
制御回路と、を具備している。
【0011】また、このような撮像装置において、前記
演算制御回路からの出力データを記録する信号記録処理
部を設けることもできる。
【0012】また、前記演算制御回路は前記撮像素子出
力に対応する信号値から前記不揮発性メモリの読み出し
データを減算して出力可能とすると好都合である。
【0013】前記フレームメモリは前記撮像素子の画素
ごとの暗出力を複数画面分にわたり画素ごとに足し算積
分したものを記憶し、前記演算制御回路はこのようにし
てデータを記憶した前記フレームメモリからの読み出し
データを平均して画素ごとの固定パターン雑音データを
得、これを前記撮像素子出力から減算して出力可能とす
ることもできる。
【0014】また、前記フレームメモリは前記撮像素子
の画素ごとの暗出力を複数画面分にわたり画素ごとに足
し算積分したものを記憶し、前記演算制御回路はこのよ
うにしてデ−タを記憶したフレームメモリからの読み出
しデータを平均して画素ごとの固定パターン雑音データ
を得、前記不揮発性メモリは書換え可能であって、該固
定パターン雑音データを前記不揮発性メモリに書き込み
可能とすることもできる。
【0015】さらに、前記演算制御回路は前記フレーム
メモリをバッファメモリとして動作させ、前記撮像素子
の出力から前記不揮発性メモリの読み出しデータを減算
して出力すると共に前記フレームメモリに記憶させ、以
後のフレームにおいてもこのようにしてデータを記憶さ
せた前記フレームメモリからの読み出しデータを出力可
能とすることもできる。
【0016】また、前記演算制御回路は前記撮像素子の
画素ごとの出力から前記不揮発性メモリから読み出した
対応する画素のデータを引き算して得た画素ごとのデー
タを複数画面分、画素ごとに足し算積分して前記フレー
ムメモリに記憶し、かつ該フレームメモリの読み出しデ
ータを前記複数画面の数と必ずしも一致しない所定の数
で画素ごとに平均することによって画素ごとの画像信号
を得ることができるよう構成することも可能である。
【0017】なお、前記フレームメモリはFIFO形式
のものであり、入力および出力が分離していると好都合
である。
【0018】また、前記フレームメモリをバッファメモ
リとして使用し、前記撮像素子の出力から前記不揮発性
メモリの読み出しデータを減算して出力すると共に前記
フレームメモリに記憶させ、前記撮像素子が順次連続的
に画像光の露出を行なって得たデータを該フレームメモ
リを介して前記信号記録処理部に供給し、前記信号記録
処理部において1つのフレームのデータの記録処理が終
了したのち前記フレームメモリから次のフレームのデー
タを供給することにより、連続撮影を可能にすることが
できる。
【0019】さらに、前記フレームメモリに所望露出時
間よりも短い露出時間で複数フレームの画像データを足
し算積分して記憶させ、該足し算積分して記憶させた画
像データのフレーム数より小さい数で前記フレームメモ
リに記憶されたデータを平均して出力することにより、
固定パターン雑音の影響を受けることなく実質的に長時
間撮影を可能にすることができる。
【0020】さらに、所望枚数の画像を撮像段階で足し
合わせて前記信号記録処理部に記録する多重露出を行な
う際に、該枚数の画像データを積分した値が前記フレー
ムメモリに記憶可能なデータ幅の範囲内に入るよう1回
の露出時間を低減して得られた画像デ−タを足し算積分
して前記フレームメモリに記憶し、該フレームメモリに
記憶されたデータを前記多重露出枚数より小さな値で平
均して出力すると好都合である。
【0021】
【作用】上記構成に係わる撮像装置では、撮像素子によ
って被写体の画像光を撮像することによって対応する画
像信号が出力される。また、前記不揮発性メモリは、前
記撮像素子に入射する被写体の画像光が遮られたあるい
は被写体の画像光が入射しない状態で撮像素子出力に生
じる固定パターン雑音に対応するデータを記憶する。前
記フレームメモリは撮像素子によって順次撮像が行なわ
れて得られた画像データ、特に画像の暗出力データ、を
複数フレームにわたり順次積分しながら記憶することが
できる。したがって、複数フレームにわたり暗電流によ
る出力データを積分して記憶しておき、これを積分した
フレームの数で除算することにより暗信号の雑音のうち
の固定パターン雑音成分だけを抽出することができる。
そして、演算制御回路が前記撮像素子からの出力画像信
号、不揮発性メモリの読み出しデータ、および前記フレ
ームメモリの読み出しデータとを相互に演算して出力し
あるいは各メモリに書き込むことにより暗出力の固定パ
ターン雑音成分が適切に除去された画像信号を出力する
ことが可能になる。また、フレームメモリに記憶された
固定パターン雑音を示すデータを不揮発性メモリに書き
込むことにより、不揮発性メモリに記憶された固定パタ
ーン雑音を示すデータを常に最新のものに保つことも可
能であり、これによって固定パターン雑音が適切に補正
除去された高画質の画像信号を出力することができる。
また、撮像素子の出力信号から不揮発性メモリから読み
出した固定パターン雑音を示すデータを画素ごとに引き
算することにより、固定パターン雑音が補正された画像
信号が得られる。フレームメモリに複数フレームにわた
り画像データの積分値を記憶する場合には、演算制御回
路は撮像素子からの出力信号とフレームメモリからの読
み出しデータとを加算したのち再びフレームメモリに書
き込むことにより複数フレームにわたる画像データの積
分値を前記フレームメモリに記憶することが可能とな
る。このように、撮像素子からの出力画像信号、不揮発
性メモリの読み出しデータおよびフレームメモリの読み
出しデータとを相互に演算可能とすることにより、固定
パターン雑音が適切に補正された高画質の画像信号を得
ることが可能になると共に、多様な動作モードで撮像装
置を動作させることが可能になる。
【0022】また、前記演算制御回路からの出力データ
を記録する信号記録処理部を設けることによって、固定
パターン雑音が適切に補正された画像信号を信号記録媒
体、たとえば磁気ディクス、光ディスク、その他に記録
することができる。
【0023】また、前記演算制御回路は撮像素子出力に
対応する信号値から前記不揮発性メモリの読み出しデー
タを減算して出力可能とすることにより、バックアップ
電源などを必要とすることなく固定パターン雑音が補正
された画像信号を得ることができる。
【0024】さらに、前記フレームメモリは、撮像素子
の画素ごとの暗出力を複数画面分にわたり画素ごとに足
し算積分したものを記憶し、演算制御回路によって該フ
レームメモリから読出したデータを平均して画素ごとの
固定パターン雑音データを得、このデータによって撮像
素子出力を補正することにより、たとえば撮影直前の固
定パターン雑音データにより補正を行ない、極めて高画
質の画像を得ることも可能になる。
【0025】また、上述のようにフレームメモリに撮像
素子の画素ごとの暗出力を複数画面分にわたり足し算積
分したものを記憶し、演算制御回路が該フレームメモリ
からの読み出しデータを平均して画素ごとの固定パター
ン雑音データを得、この固定パターン雑音データを書き
換え可能な前記不揮発性メモリに書き込むことができ、
この場合は前記不揮発性メモリに最新の固定パターン雑
音を示すデータを記憶させることができる。このように
して、不揮発性メモリに書き込まれたデータによって撮
像素子出力を補正することにより、バックアップ電源な
どを必要とすることなくしかも最新の固定パターン雑音
データによって撮像素子の出力を補正し高画質の画像の
撮影を行なうことが可能になる。
【0026】さらに、前記演算制御回路によってフレー
ムメモリをバッファメモリとして動作させ、撮像素子の
出力から不揮発性メモリの読み出しデータを減算して出
力すると共にフレームメモリに記憶させ、以後のフレー
ムにおいてもこのようにしてデータを記憶させたフレー
ムメモリからの読み出しデータを出力可能とすることに
より、撮像素子によって撮像したデータを必要なときま
で保持しかつ出力することが可能となる。
【0027】このようにフレームメモリをバッファメモ
リとして使用し、前記撮像素子の出力から前記不揮発性
メモリの読み出しデータを減算して出力すると共に前記
フレームメモリに記憶させ、撮像素子が順次連続的に画
像光の露出を行なって得たデータを前記フレームメモリ
を介して前記信号記録処理部に供給し、前記信号記録処
理部において1つのフレームのデータの記録処理が終了
したのちフレームメモリから次のフレームのデータを供
給するよう構成することによって、連続撮影が可能な撮
像装置が実現できる。
【0028】また、前記演算制御回路は撮像素子の出力
から画素ごとに不揮発性メモリの読み出しデータを引き
算して得たデータを複数画面分画素ごとに足し算積分し
てフレームメモリに記憶させる。そして、該フレームメ
モリの読み出しデータを前記複数画面の数と必ずしも一
致しない所定の数で画素ごとに平均して画像信号を得る
こともできる。この場合は、実際の撮影時間と撮像素子
の露出時間を変えることによって撮影を行なうことがで
き、撮像素子の特性を充分に活用して高品質の撮影画像
を得ることも可能になる。
【0029】特に、長時間撮影を行なう場合に、撮像素
子の露出時間を長くしすぎると、暗電流増が生じること
で固定パターン雑音が増大し、画像品質が悪化する。こ
れを防ぐため、撮像素子の露出時間を暗電流増が問題に
ならない時間内に短縮し、すなわち所望露出時間よりも
短い露出時間で複数フレームの画像データを足し算積分
して前記フレームメモリに記憶させる。そして、このよ
うにして画像データを記憶させたフレームメモリの読み
出しデータを足し算積分して記憶させた画像データのフ
レーム数より小さい数で、例えば「1」で、平均して出
力する。なお、積分される個々の画像データは、不揮発
性メモリからの読み出しデータによって固定パターン雑
音が除去された後の画像データである。このようにすれ
ば、暗電流の増大による固定パターン雑音の増大は生じ
ず、実質的に長時間撮影を可能にすることができる。
【0030】さらに、所望枚数の画像を撮像段階で足し
合わせて前記信号記録処理部に記録する多重露出を行な
う際に、該枚数の画像データを積分した値が前記フレー
ムメモリに記憶可能なデータ幅の範囲内に入るよう1回
の露出時間を低減して画像データを得る。そして、この
ようにして得られた画像データを足し算積分してフレー
ムメモリに記憶し、該フレームメモリから読み出したデ
ータを前記多重露出枚数より小さな値で平均して出力す
ることにより、実質的に所望枚数の多重露出を行なうこ
とが可能になる。
【0031】なお、前記フレームメモリとしてはFIF
O形式のものとし、入力および出力が分離しているもの
とすることにより、画像データの書き込みおよび読み出
しのタイミングを任意に適切な値に選択することがで
き、フレームメモリを種々の態樣で使用することが可能
となり、撮像装置に多様な機能を持たせる場合に極めて
好都合である。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明に係わる撮像装置をデジタル
電子カメラに適用した実施例の装置を示す。同図の装置
は、CCD素子などで構成される撮像素子1と、該撮像
素子1に種々の駆動信号を提供する駆動部2と、撮像素
子1の固定パターン雑音のデータを記憶するためのE
PROMのような不揮発性メモリ3を備えている。
【0033】図1の装置は、さらにFIFO形式のフレ
ームメモリ4と、演算回路またはプロセッサ5と、回路
各部を制御する制御部6と、撮像素子1の出力とプロセ
ッサ5との間に接続された前置信号処理およびA/D変
換部7と、プロセッサ5の信号を受ける信号記録処理部
13とを備えている。
【0034】撮像素子1は、CCD素子などで構成され
図示しない被写体からの画像光を受けて対応する電気信
号に変換する。このような動作のため、撮像素子1には
駆動部2から必要な駆動パルスが供給される。不揮発性
メモリ3は撮像素子1の暗電流などに基づく固定パター
ン雑音のレベルを示すデータを各画素ごとに記憶するも
のであり、ここでは電気的に書き換え可能なEPRO
Mで構成されている。不揮発性メモリ3は双方向データ
バス9によってプロセッサ5と接続されている。
【0035】フレームメモリ4は、画像の処理に適する
ように入力バスと出力バスが分離されているFIFO
(First In・First Out)形式のメモ
リである。フレームメモリ4は画像データを各画素ごと
に記憶できるものとされ、各画素に対応するデータ幅は
複数枚数の画像データを積分した値が記憶できるだけの
大きさを有している。たとえば、1枚の画像のデータ幅
が最大10ビットであれば、フレームメモリの各画素に
対応する記憶領域のデータ幅は11ビット以上とされ
る。フレームメモリ4の出力バス10はプロセッサ5の
入力に接続されている。フレームメモリ4の入力バス1
1はプロセッサ5からの出力を受け入れることができる
よう該プロセッサ5に接続されている。
【0036】プロセッサ5は個別の電子回路の集合によ
って構成され、あるいはデジタル信号プロセッサ(DS
P)で構成することもできる。また、制御部6はプロセ
ッサ5と一体として単一の処理装置によって構成するこ
ともできる。
【0037】前置信号処理およびA/D変換部7は、撮
像素子1からの出力信号をサンプルホールドするなどの
アナログ領域での処理を行ない、処理を行なった信号を
デジタル信号に変換してデジタル画像信号データバス8
を介してプロセッサ5に入力する。
【0038】信号記録処理部13は、プロセッサ5から
データバス12を介して受け入れた画像データに対して
たとえばデータ圧縮を行ない、かつ記録する。このた
め、信号記録処理部13は、たとえばハードディスク装
置のような磁気ディスク装置、あるいは光ディスク装置
などの信号記録手段を備えている。
【0039】図1の装置においては、撮像素子1によっ
て図示しない被写体の画像光を撮像し、得られた電気信
号出力は前置信号処理およびA/D変換部7に入力され
る。前置信号処理およびA/D変換部7において、入力
された信号はサンプルホールドその他必要なアナログ領
域での前処理を施された後にA/D変換されてデジタル
画像信号データバス8を介して画像データAとして出力
されプロセッサ5に供給される。
【0040】プロセッサ5は、入力された画像データA
に対し不揮発性メモリ3からの固定パターン雑音データ
を使用し、あるいはFIFOフレームメモリ4からのデ
ータを使用して固定パターン雑音成分を除去して補正さ
れた画像データを得、この補正された画像データXを出
力バス12を介して信号記録処理部13に供給する。プ
ロセッサまたは演算回路5の詳細な動作は後に説明す
る。信号記録処理部13は、このようにしてプロセッサ
5から入力された補正画像データXに対し、たとえばデ
ータ圧縮処理を行なった後ハードディスク装置などに記
録する。この記録された画像データは、後に必要に応じ
て表示のために図示しない表示装置に供給され、あるい
はプリンタなどによって印刷が行なわれる。
【0041】プロセッサ5は、制御部6からの制御信号
を制御ライン18を介して受信し種々の動作モードで動
作し、様々な演算結果をデータX,Y,Bとしてそれぞ
れデータバス12,11,9に出力できる。以下、プロ
セッサ5の種々の動作モードにつき順次説明する。
【0042】(1)プリセット固定パターン雑音補正モ
ード このモードでは、予め固定パターン雑音データが書き込
まれた不揮発性メモリ3からの読み出しデータBがデー
タバス9を介してプロセッサ5に入力されると共に、撮
像素子1によって撮像され前置信号処理およびA/D変
換部7を通った画像データAもプロセッサ5に入力され
る。プロセッサ5は、これらのデータA,Bに対して以
下の演算を行ない各データXおよびYをそれぞれデータ
バス12および11を介して信号記録処理部13および
FIFOフレームメモリ4に出力する。 X=A−B Y=A−B
【0043】(2)固定パターン雑音積分モード この動作モードでは、プロセッサ5の出力Yは、最初の
1フレームについては、 Y=A すなわ撮像素子1から得られた画像データが出力され、
次のフレームから所定のフレーム数(n−1)までは、 Y=A+C の演算を行なってフレームメモリ4に足し算積分しなが
ら記録する。したがって、nのフレーム数の画像データ
を積分したデータがフレームメモリ4に記録され、その
後該フレームメモリ4の書き込み動作を停止する。
【0044】(3)リアルタイム固定パターン雑音補正
モード この動作モードでは、 X=A−(C/n) Y=C とされ、信号記録処理部13への出力画像データはフレ
ームメモリ4に記録された積分データをフレーム数nで
平均したものを使用して撮像素子1から得られる画像デ
ータAを補正したものとなる。また、フレームメモリ4
に書き込まれるデータYは該フレームメモリ4から読み
出したデータCとされる。
【0045】(4)固定パターン雑音メモリ更新モード このモードはフレームメモリ4の記憶データによって不
揮発性メモリ3の固定パターン雑音データを更新するも
のである。すなわち、 B=(C/n) とされ、フレームメモリ4からの読み出しデータCをフ
レーム数nで平均してデータバス9を介して不揮発性メ
モリ3に書き込む。これによって、不揮発性メモリ3の
データ内容を必要に応じて最新のデータ内容に更新でき
る。なお、このモードでは、データ転送クロックが不揮
発性メモリ3の書き込み周期に同期して発生される。
【0046】(5)単純バッファリングモード この動作モードにおいては、フレームメモリ4をバッフ
ァリング用の画像メモリとして使用し、一度該フレーム
メモリ4に記憶した画像データを以後のフレームにおい
ても出力する。したがって、最初のフレームは、 X=A−B であり、2フレーム以降は、 X=C となる。またフレームメモリ4への入力は、 Y=A−B となる。したがって、この場合不揮発性メモリ3とプロ
セッサ5とを結ぶデータバス9は不揮発性メモリ3の読
み出しデータをプロセッサ5に供給するよう出力バスと
して動作する。なお、このモードにおけるフレームメモ
リ4の読み出しおよび書き込みは制御部6からの制御信
号に基づき停止することができる。
【0047】(6)信号積分バッファモード このモードにおいては、撮像素子1からの画像データA
から不揮発性メモリ3の読み出し出力Bを減算したデー
タ(A−B)をn枚の画面分積分してフレームメモリ4
に保存し、この保存したデータをnとは必ずしも等しく
ないmによって除算して信号記録処理部13へ出力する
ものである。したがって、 X=C/m (mは1以上n以下に設定可能) Y=A−B (1枚目の積分用データ) Y=A−B+C (2枚目以降n枚目まで) となる。そして、n枚分のデータの積分記憶が終了する
と、フレームメモリ4への書き込みは停止する。
【0048】以上のような動作モードを備えた撮像装置
をデジタル電子カメラとして使用する場合の動作と各モ
ードとの関係を、電子カメラの操作にしたがって詳しく
説明する。
【0049】一般に、電子カメラのメーカー出荷段階で
は、予め撮像素子の暗出力による固定パターン雑音を不
揮発性メモリ3に記録しておく。このため、まず図示し
ないシャッタあるいは絞りなどを閉じて撮像素子への画
像光の入射を遮断し、撮像装置を前記(2)の固定パタ
ーン雑音積分モードで動作させて固定パターン雑音デー
タを求め、フレームメモリ4に記憶させる。そして、前
記(4)の固定パターン雑音メモリ更新モードによって
フレームメモリ4に記憶された固定パターン雑音データ
を不揮発性メモリ3に転送して記憶させる。
【0050】図2は、このような固定パターン雑音(F
PN)データ書き込み動作のフローチャートである。同
図において、ステップ1でシステムの初期化を行ないパ
ラメータi=1とし、かつプロセッサ5はその入力Aを
フレームメモリ4への出力Yに設定する。すなわち、Y
=Aとする。
【0051】次にステップ2において、パラメータiが
積分回数nより大きいか否かを判定し、大きくなければ
ステップ3に進み、Y=A+Cとして固定パターン雑音
の積分を行なう。このようにしてステップ2および3に
よって固定パターン雑音の積分をn回行なう。
【0052】ステップ2において、iがnより大きいも
のと判定されれば、ステップ4に進み固定パターン雑音
の更新を行なう。すなわち、ステップ4においては、フ
レームメモリの書き込みを停止し、該フレームメモリ4
の出力Cを積分回数nで除算した値C/nをデータバス
9を介してプロセッサ5から不揮発性メモリ3に書き込
む。なお、このような不揮発性メモリ3の固定パターン
雑音データの更新は、メーカー出荷段階のみならず、カ
メラのユーザが適宜必要に応じて行なうこともできる。
【0053】このように、フレームメモリに固定パター
ン雑音データを積分して記憶させる場合、一般に暗出力
は小さいので通常の撮影信号のビット幅とフレームメモ
リ3のビット幅で決まる以上に積分回数nを大きくする
ことができる。たとえば、通常の撮影信号のビット幅が
最大10ビット、フレームメモリ4のビット幅が12ビ
ットであっても、暗出力信号が7ビット以下のレベルで
あれば、32回分の積分が可能であり、それだけ固定パ
ターン雑音の検出精度が向上する。
【0054】次に、電子カメラを使用して通常の1枚ず
つの撮影を行なう場合には、前記(1)のプリセット固
定パターン雑音補正モードでカメラを動作させる。これ
によって、撮像素子1からの出力に基づき得られた画像
データAから不揮発性メモリ3の出力データBが減算さ
れて得られた補正データが1枚ずつ信号記録処理部13
に送られ記録される。
【0055】次に、連続撮影を行なう場合は、前記
(5)の単純バッファリングモードを使用すると好都合
である。なぜなら、信号記録処理回路13は、たとえば
データ圧縮処理、ハードディスク装置に書き込む処理な
どの複雑で時間がかかる処理を行なう。このため、プロ
セッサ5から画像データを1枚分転送しても直ちに信号
記録処理が終了せず、次の画像データをフレームごとに
入力できないことがあるためである。
【0056】したがって、前記(1)のプリセット固定
パターン雑音補正モードでは、信号記録処理回路13が
データの入力を受け付けるまで以降の撮影に入ることが
できないが、前記(5)の単純バッファリングモードを
使用すれば信号記録処理回路13への画像データの1枚
分の入力が終了後、直ちに次の撮影動作に入り、得られ
た画像データはフレームメモリ4へ記録しておく。そし
て、信号記録処理回路13がデータ入力を受け入れられ
るようになってからフレームメモリ4から読み出した画
像データを入力すればよいからである。
【0057】このような動作につき図1と図3を使用し
てさらに詳細に説明する。連続撮影の1枚目は制御部6
へのシーケンス制御入力19から図示しないレリーズボ
タンの操作に応じてレリーズ信号を入力した後、撮像素
子1は露出準備期間(PR)に入る。露出準備期間(P
R)の後の時刻T1において撮像素子1の電子シャッタ
が切られ(Te1)の露出時間の間露出が行なわれる。
この露出時間(Te1)経過後の時刻T2において、撮
像素子1から撮像信号が読み出され、前置信号処理およ
びA/D変換部7を介してプロセッサ5に入力される。
プロセッサ5はこの入力Aから不揮発性メモリ3の読み
出し出力Bを減算した信号X=A−Bを出力する。
【0058】プロセッサ5は、少なくとも1枚目の画像
データを信号記録処理回路13に転送終了した後、2枚
目のシャッタ準備期間(PR)に入り、2枚目のシャッ
タが切られ、露出時間Te2の間露出が行なわれる。こ
の露出時間Te2の後、時刻T3において、撮像素子1
から撮像信号が読み出され、前置信号処理およびA/D
変換部7を介してプロセッサ5に入力される。この場
合、プロセッサ5は信号記録処理回路13がまだ新たな
データ入力を受けられない場合には、前述の(5)の単
純バッファリングモードの動作に入る。これによって、
新たな信号記録処理回路13への画像データの出力を保
留し、Y=A−Bをデータバス11に出力してフレーム
メモリ4に記録する。この記録は時刻T3から撮像素子
1が撮像信号を出力する期間と同じ期間MWの間行なわ
れる。撮像素子1の出力が終了し、フレームメモリ4が
1が面分のデータ書き込みを終了すると、書き込み動作
は停止し撮像素子1は待機状態(W)となる。
【0059】一方、信号記録処理回路13は撮像素子1
が1枚目の撮像信号を出力し始める時点T2から信号記
録処理を期間PROC1の間行なう。そして、時刻T4
において、信号記録処理回路13が1枚目の画像データ
の記録を終了して新たなデータ入力を受けられるように
なると、プロセッサ5は期間MRの間フレームメモリ4
を画面先頭から読み出しX=Cを出力し信号記録処理部
13に入力する。信号記録処理部13はほぼ時刻T4か
ら期間PROC2の間新たな画像データの処理および記
録を行なう。
【0060】また、前述のようにY=A−Bのフレーム
メモリ4への記録が終了しても、信号記録処理回路13
がデータ入力を受けられない場合は、フレームメモリ4
への書き込みを停止させ待機させている。
【0061】そして、フレームメモリ4からデータバス
12を介して信号記録処理回路13へ画像データXの転
送が終了した場合に、依然としてレリーズ信号が撮影指
示状態で続いておれば、2枚への撮影と同様の動作を以
後も続ける。このようにして、信号記録処理回路13の
処理に合わせて連続撮影が適切に行なわれる。
【0062】なお、撮影者が不揮発性メモリ3のような
固定パターン雑音メモリを更新する手順はカメラの出荷
段階にメーカーが行なうのと同様の動作をさせればよい
が、不揮発性メモリ3の容量に余裕があれば別のページ
を設けて出荷段階のデータと別に固定パターン雑音デー
タを記録し、撮影者が任意にいずれかのページを選択し
て固定パターン雑音データを得るよう構成することもで
きる。
【0063】次に、電子カメラによって長時間露出撮影
を行なう場合の動作を説明する。一般に、CCDのよう
な撮像素子によって長時間露出を行なった場合、撮像素
子の暗電流が大幅に増加し暗出力が大きくなる。暗電流
の発生にはタイムラグがあり、ある時間以上露出を続け
ると急激に暗電流が増加することが知られている。この
ため、通常の露出時間では問題にならない量であって固
定パターン雑音の変化として認められない量であっても
露出時間が長くなり、たとえば1秒以上にも達すると暗
電流は無視できない量となる。
【0064】この場合、一般にはこの同じ長い露出時間
で発生する暗電流の固定パターン雑音データを記録して
出力信号から引き算すれば暗電流による固定パターン雑
音は補正可能と考えられる。この動作は、前述の(2)
の固定パターン雑音積分モードで固定パターン雑音をフ
レームメモリに何回か積分記録し、(3)のリアルタイ
ム固定パターン雑音補正モードで撮影を行なえばよいと
考えられる。しかしながら、固定パターン雑音の検出に
は充分な枚数の暗出力の積分が必要であり、露出時間が
長い場合は非常に長い時間がかかってしまう。また、非
常に長時間の撮影では暗電流で撮像素子が飽和してしま
う可能性もある。
【0065】このため、前述の(6)の信号積分バッフ
ァモードを使用すればこの問題が解決可能である。つま
り、暗電流増加が問題にならない程度の長さの露出時間
の信号を複数枚分積分して1枚の画像とすればよい。た
とえば何らかの別の測光手段である所定の絞りおよびあ
る所定の露出時間によって適正露出が得られることが判
明したものとする。この場合は、その所定の露出時間の
1/nの露出時間でn回の撮影を行ない、n回の固定パ
ターン雑音の補正が行なわれた信号を積分してやれば暗
電流による固定パターン雑音の影響を受けることなく実
質的に長時間露出を行なうことが可能になる。また、前
述の(6)の信号積分バッファモードの積分動作は撮像
素子1を動画像連続撮影でも動作するので間欠的な露出
時間の組合わせとしなくとも、連続した露出時間の分割
という形で長時間積分を行なうことができる。
【0066】図4にフォーカルプレインシャッタを使用
した電子カメラで長時間露出撮影を行なう場合のタイミ
ング例を示す。同図に示すように、時刻T1でレリーズ
信号が入ると、測光などの必要な準備を行なった後、時
刻T2で撮像素子1のリセットが制御回路6からの指令
によって行なわれる。これによって、撮像素子1は動画
像撮影に入ると同時に、フレームメモリ4とプロセッサ
5は前記(6)の信号積分バッファモードの時間(Ti
nt)となる。
【0067】時刻T3でシャッタ先膜が走行し、露光を
開始する。露光時間Tex中のT4の時点では不揮発性
メモリ3の読み出しデータによりプロセッサ5とフレー
ムメモリ4とで固定パターン雑音補正を施された信号の
1フレームごとの積分を行なっている。そして、時刻T
5でシャッタ後膜が走行し、露出が完了すると、撮像素
子1を露光映像出力が完了するまで、撮像素子1の形式
によって異なるが一般に1フレーム以上前記信号積分バ
ッファモードの時間Tintを続けた後、積分動作を終
了する。そして、信号の読み出し期間Trで信号出力バ
ス12に画像データをX=C/m(m=1)として出力
する。すなわち、データCそのものが出力されることに
なる。プロセッサ5から出力された画像データXは前記
信号の読み出し期間Trの開始に合わせて信号記録処理
部13に供給され記録される。
【0068】さらに、本発明によれば、前述の(6)の
信号積分バッファモードを使用して多重露出を行なうこ
とも可能である。フレームメモリ4の記憶データ幅とし
て、信号出力データの最大値のk倍まで積分可能であれ
ば、k回の多重露出が可能である。この場合はn=m=
kでC/kを出力データ信号として記録処理すればよ
い。一方、k以上のn枚の多重露出が必要である場合
は、1回の露出時間を適性露出時間のk/nとして多重
露出を行なう。そして、m=kとしてやはりC/kを出
力データ信号として記録処理すればよい。これによっ
て、フレームメモリのデータ幅を超えることなく多数回
の多重露出を行なうことが可能になる。
【0069】図5は、電子カメラによってこのような多
重露出を行なう場合のタイミング例を示す。この場合は
予め多重露出回数を3と決めてあるものとし、フレーム
メモリ4は画像データAの2倍まで積分容量があるもの
とする。時刻T1で1枚目のレリーズ信号が入ると、時
刻T2を含む期間Teの間露出を行なう。この露出時間
は適正露出の場合の2/3の露光量となるように決めら
れている。
【0070】時刻T3を含む期間OUTで撮像素子1か
ら画像信号が出力され、フレームメモリ4は固定パター
ン雑音を補正された信号を積分する動作に入る(Tin
t)。1画面の積分が終了すると、フレームメモリ4の
書き込み動作を一時停止し、次の露光を待つ(Ti
d)。2枚目、3枚目の撮影もそれぞれのレリーズ信号
の入力に応じて同様な動作を行ない、所定の枚数の露光
が終了すると、フレームメモリ4は読み出し動作(T
r)期間に入り、プロセッサ5の出力バス12にX=C
/2として画像データが出力される。
【0071】図6は、前記プロセッサ5の構成例を示
す。同図の回路は、演算論理ユニット(ALU)20,
21と、信号選択器22と、制御レジスタ24と、信号
リミッタ25,26と、トライステートバッファ27
と、わり算器23などによって構成される。第1のAL
U20は、図1に示される前置信号処理およびA/D変
換部7とデータバス8によって接続され、かつ不揮発性
メモリ3と双方向データバス9によって接続されてい
る。ALU20の出力は第2のALU21の入力に供給
され、該ALU21の他の入力はわり算器23の出力デ
ータを受けるよう構成されている。ALU21の出力は
信号選択器22の一方の入力に接続され、信号選択器2
2の他方の入力はフレームメモリ4(図1)の読み出し
出力をデータバスCを介して受け入れる。信号選択器2
2の出力は各信号リミッタ25,26を介してそれぞれ
の出力バス11,12に接続され、それぞれ信号記録処
理部13およびフレームメモリ4に対し入力データを供
給する。
【0072】制御レジスタ24は各ALU20,21の
動作モード、たとえば足し算あるいは引き算など、を指
定するために各ALU20,21に制御信号を供給す
る。制御レジスタ24はまた、信号選択器22に対し制
御信号を入力して該信号選択器22のいずれの入力を選
択して出力するかを制御する。制御レジスタ24はまた
わり算器23に対し除数mを示すデータを入力する。な
お、除数mが2のべき乗の値であれば、わり算器23は
入力データをビットシフトすることによって割算を行な
うこともできる。わり算器23はフレームメモリ4(図
1)からの読み出しデータを与えられた除数mで除算し
て前記ALU21の一方の入力およびトライステートバ
ッファ27の入力に供給する。トライステートバッファ
27はわり算器23の出力C/mを双方向データバス9
に対し必要なタイミングで接続して送り出すためのバッ
ファである。
【0073】信号リミッタ25,26は、使用されるデ
ータ形式などによって異なるが、たとえばALU20で
行なわれた減算結果A−Bが負のデータになった場合に
この負のデータをオールゼロに置き換えるなどの操作を
行なう。あるいは、データバス11,12およびこれら
のデータバスにつながる回路がたとえば10ビット幅の
データしか扱えない場合に、前記ALU20,21など
による演算操作の結果としてそれ以上のビット幅のデー
タが生じた場合になどに、出力データを10ビットのオ
ール位置に設定するなどの操作を行なう。
【0074】図6の構成においては、制御レジスタ24
に対し動作モードを指定する制御コードを制御入力16
から供給することにより、前述のような各動作モード
(1)〜(6)の動作を行なわせることができる。制御
レジスタ24は入力された制御コードに応じて前述のよ
うにALU20,21、信号選択器22、わり算器2
3、トライステートバッファ27に必要な制御信号およ
びデータを入力して各モードの動作を行なわせる。
【0075】たとえば、前述の(1)のプリセット固定
パターン雑音補正モードでは、ALU20によってA−
Bの演算を行なわせこの演算結果をALU21および信
号選択器22を介して転送し、各信号リミッタ25,2
6を介してデータバス11,12にそれぞれデータX,
Yとして供給すればよい。
【0076】また、前記(2)の固定パターン雑音積分
モードでは、最初の1フレームは入力データAをそのま
まALU20,21、信号選択器22を通過させかつ信
号リミッタ26をとおしてデータバス12に出力データ
Yとして出力する。次のフレームからは入力データAを
ALU20を通過させてALU21に入力し、一方フレ
ームメモリ4の読み出しデータCをわり算器23を通過
させあるいは除数mを1として除算を行ないALU21
の他方の入力に供給する。そして、ALU21によって
A+Cの加算を行ない信号選択器22および信号リミッ
タ25,26を介して出力する。
【0077】その他のモードについても同様に制御レジ
スタ24からの制御信号およびデータによってALU2
0,21、信号選択器22、わり算器23およびトライ
ステートバッファ27を適切に動作させることによって
対処できる。
【0078】なお、図6の回路はデジタル信号プロセッ
サ(DSP)を使用して構成することもできる。
【0079】なお、上記実施例の説明においては本発明
に係わる撮像装置を電子カメラに使用した場合につき説
明したが、本発明はこのような静止画像の撮影に限られ
ず、たとえば信号記録処理回路11に動画像用のフレー
ムメモリなどを設けることにより動画像撮影にも好適に
使用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる撮像装置
においては、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを
固定パターン雑音データ用のメモリとして使用し、この
ような不揮発性メモリに加えて複数フレームの画像デー
タの積分記憶が可能なフレームメモリを設け、これらの
メモリと撮像素子の出力とを演算回路によって相互に演
算しかつ出力できるよう構成した。このため、バックア
ップ電源などを必要とすることなく固定パターン雑音デ
ータの随時の更新が可能となり、固定パターン雑音の補
正をより精密に行なうことができ高品質の撮像画像を得
ることができる。また、固定パターン雑音を補正しなが
ら、長時間露光、連続撮影、多重露出など様々な動作を
他にメモリを追加することなく行なうことが可能にな
り、高画質かつ多機能の撮像装置が容易にかつ少ないハ
ードウェアによって実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる撮像装置の概略の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の撮像装置における固定パターン雑音デー
タの書き込み動作を説明するための制御フローチャート
である。
【図3】図1の撮像装置による連続撮影動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】図1の撮像装置による長時間露出撮影動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図5】図1の撮像装置における多重露出撮影の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図6】図1の撮像装置におけるプロセッサ5の具体的
な構成例を示すブロック図である。
【図7】第1の従来例に係わる固定パターン雑音補正装
置を示すブロック図である。
【図8】第2の従来例に係わる固定パターン雑音補正装
置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 撮像素子の駆動部 3 不揮発性メモリ 4 フレームメモリ 5 プロセッサ 6 制御部 7 前置信号処理およびA/D変換部 13 信号記録処理部 20,21 ALU 22 信号選択器 23 わり算器 24 制御レジスタ 25,26 信号リミッタ 27 トライステートバッファ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を有し、被写体の画像光を撮
    像して対応する画像信号を出力する撮像素子と、 前記撮像素子の画素ごとの固定パターン雑音を示すデー
    タを記憶する不揮発性メモリと、 複数フレームにわたり、画素ごとの画像データの積分値
    を記憶可能なフレームメモリと、 前記撮像素子からの出力画像信号と、前記不揮発性メモ
    リの読み出しデータと、前記フレームメモリの読み出し
    データとを相互に演算可能な演算制御回路と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記演算制御回路からの出力デ
    ータを記録する信号記録処理部を具備することを特徴と
    する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記演算制御回路は前記撮像素子出力に
    対応する信号値から前記不揮発性メモリの読み出しデー
    タを減算して出力可能であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記フレームメモリは前記撮像素子の画
    素ごとの暗出力を複数画面分にわたり画素ごとに足し算
    積分したものを記憶し、前記演算制御回路はこのように
    してデータを記憶した前記フレームメモリからの読み出
    しデータを平均して画素ごとの固定パターン雑音データ
    を得、これを前記撮像素子出力から減算して出力可能で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フレームメモリは前記撮像素子の画
    素ごとの暗出力を複数画面分にわたり画素ごとに足し算
    積分したものを記憶し、前記演算制御回路はこのように
    してデ−タを記憶したフレームメモリからの読み出しデ
    ータを平均して画素ごとの固定パターン雑音データを
    得、前記不揮発性メモリは書換え可能であって、該固定
    パターン雑音データを前記不揮発性メモリに書き込み可
    能であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記演算制御回路は前記フレームメモリ
    をバッファメモリとして動作させ、前記撮像素子の出力
    から前記不揮発性メモリの読み出しデータを減算して出
    力すると共に前記フレームメモリに記憶させ、以後のフ
    レームにおいてもこのようにしてデ−タを記憶させた前
    記フレームメモリからの読み出しデータを出力可能であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記演算制御回路は前記撮像素子の画素
    ごとの出力から前記不揮発性メモリから読み出した対応
    する画素のデータを引き算して得た画素ごとのデータを
    複数画面分、画素ごとに足し算積分して前記フレームメ
    モリに記憶し、かつ該フレームメモリの読み出しデータ
    を前記複数画面の数と必ずしも一致しない所定の数で画
    素ごとに平均することによって画素ごとの画像信号を得
    ることが可能であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記フレームメモリはFIFO形式のも
    のであり、入力および出力が分離していることを特徴と
    する請求項1または2に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記フレームメモリをバッファメモリと
    して使用し、前記撮像素子の出力から前記不揮発性メモ
    リの読み出しデータを減算して出力すると共に前記フレ
    ームメモリに記憶させ、前記撮像素子が順次連続的に画
    像光の露出を行なって得たデータを該フレームメモリを
    介して前記信号記録処理部に供給し、前記信号記録処理
    部において1つのフレームのデータの記録処理が終了し
    たのち前記フレームメモリから次のフレームのデータを
    供給することにより、連続撮影を可能にしたことを特徴
    とする請求項2に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記フレームメモリに所望露出時間よ
    りも短い露出時間の撮像で得た画像データから前記不揮
    発性メモリからの読み出しデータを引き算したデータを
    複数フレーム分足し算積分して記憶させ、該足し算積分
    して記憶させた画像データのフレーム数より小さい数で
    前記フレームメモリに記憶されたデータを平均して出力
    することにより、暗電流増による固定パターン雑音の影
    響を受けることなく実質的に長時間撮影を可能にしたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 所望枚数の画像を撮像段階で足し合わ
    せて前記信号記録処理部に記録する多重露出を行なう際
    に、該枚数の画像データを積分した値が前記フレームメ
    モリに記憶可能なデータ幅の範囲内に入るよう1回の露
    出時間を低減して得られた画像デ−タを足し算積分して
    前記フレームメモリに記憶し、該フレームメモリに記憶
    されたデータを前記多重露出枚数より小さな値で平均し
    て出力することを特徴とする請求項2に記載の撮像装
    置。
JP7182072A 1995-06-26 1995-06-26 撮像装置 Pending JPH0918793A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7182072A JPH0918793A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 撮像装置
US08/672,261 US5812703A (en) 1995-06-26 1996-06-26 Imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7182072A JPH0918793A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0918793A true JPH0918793A (ja) 1997-01-17

Family

ID=16111867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7182072A Pending JPH0918793A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5812703A (ja)
JP (1) JPH0918793A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067778A2 (en) * 1999-07-06 2001-01-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Electronic camera and its method of multiple exposure
JP2001326851A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc 画像入力装置及び画像データの処理方法
JP2005286547A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Canon Inc 固体撮像装置
JP2007528184A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 イーストマン コダック カンパニー 調節されたダークフロアの補正による画像形成システム
JP2010050607A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Nec Corp 画像処理装置、ノイズ低減方法及びプログラム
JP2010056733A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sony Corp 撮像装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2011199351A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
WO2015045486A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 株式会社日立国際電気 撮像装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3999858B2 (ja) * 1997-10-03 2007-10-31 オリンパス株式会社 デジタルカメラの自動露出制御装置
US6061092A (en) * 1997-12-05 2000-05-09 Intel Corporation Method and apparatus for dark frame cancellation for CMOS sensor-based tethered video peripherals
US6590548B1 (en) * 1998-02-09 2003-07-08 Denso Corporation Display apparatus and an image input apparatus used for the same
US7139025B1 (en) * 1998-10-29 2006-11-21 Micron Technology, Inc. Active pixel sensor with mixed analog and digital signal integration
US6563540B2 (en) 1999-02-26 2003-05-13 Intel Corporation Light sensor with increased dynamic range
JP3998229B2 (ja) 1999-09-08 2007-10-24 カシオ計算機株式会社 撮像装置およびその信号処理方法
US7023479B2 (en) * 2000-05-16 2006-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Image input apparatus having addition and subtraction processing
US20020154242A1 (en) * 2001-04-24 2002-10-24 Robins Mark N. Method and apparatus for generating multiple exposures in a digital camera
US7167267B2 (en) * 2001-12-19 2007-01-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Noise reduction in an image capturing device
JP2004022797A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Nikon Corp マーク位置検出装置およびマーク位置検出方法
EP1429542A1 (en) * 2002-12-11 2004-06-16 Dialog Semiconductor GmbH Fixed pattern noise compensation with low memory requirements
JP2004350214A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Hitachi Ltd コンテンツ配信サーバ及び端末並びにプログラム
US7619683B2 (en) * 2003-08-29 2009-11-17 Aptina Imaging Corporation Apparatus including a dual camera module and method of using the same
JP4358606B2 (ja) * 2003-11-20 2009-11-04 オリンパス株式会社 インターバル撮影に適用される撮像装置およびそのための暗時ノイズ抑圧処理方法
WO2006046460A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Nikon Corporation デジタルカメラおよび画像合成装置
JP2006287343A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Konica Minolta Holdings Inc 固体撮像装置
JP4873385B2 (ja) * 2006-07-19 2012-02-08 オリンパス株式会社 固体撮像装置
JP4932517B2 (ja) * 2007-02-08 2012-05-16 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示装置及びその周波数調整方法
EP2157784A4 (en) * 2007-06-14 2011-03-09 Sony Corp PICTURE RECORDING, IMAGE RECORDING AND PICTURE RECORDING PROGRAM
JP5534997B2 (ja) * 2010-08-03 2014-07-02 富士フイルム株式会社 電子内視鏡システム
US10873203B2 (en) * 2017-03-31 2020-12-22 Flir Commercial Systems, Inc. Systems and methods for wireless charging of devices

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3949162A (en) * 1974-02-25 1976-04-06 Actron Industries, Inc. Detector array fixed-pattern noise compensation
JPS52122038A (en) * 1976-04-07 1977-10-13 Toshiba Corp Fixed noise elimination of solid image sensor
US4392157A (en) * 1980-10-31 1983-07-05 Eastman Kodak Company Pattern noise reduction method and apparatus for solid state image sensors
JPS60218965A (ja) * 1984-04-16 1985-11-01 Canon Inc 光電変換装置
US4602291A (en) * 1984-05-09 1986-07-22 Xerox Corporation Pixel non-uniformity correction system
JPS63100879A (ja) * 1986-10-17 1988-05-02 Hitachi Ltd 固体撮像装置
US5355164A (en) * 1990-06-25 1994-10-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus of correction image read signals by removing the influence of dark current therefrom
JP3318905B2 (ja) * 1993-12-03 2002-08-26 ソニー株式会社 電荷転送装置
US5654755A (en) * 1996-01-05 1997-08-05 Xerox Corporation System for determining a video offset from dark photosensors in an image sensor array

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067778A3 (en) * 1999-07-06 2002-09-11 Victor Company Of Japan, Ltd. Electronic camera and its method of multiple exposure
EP1067778A2 (en) * 1999-07-06 2001-01-10 Victor Company Of Japan, Ltd. Electronic camera and its method of multiple exposure
JP2001326851A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc 画像入力装置及び画像データの処理方法
JP4657287B2 (ja) * 2004-03-08 2011-03-23 イーストマン コダック カンパニー 調節されたダークフロアの補正による画像形成システム
JP2007528184A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 イーストマン コダック カンパニー 調節されたダークフロアの補正による画像形成システム
JP2005286547A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Canon Inc 固体撮像装置
JP2010050607A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Nec Corp 画像処理装置、ノイズ低減方法及びプログラム
JP2010056733A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sony Corp 撮像装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4735994B2 (ja) * 2008-08-27 2011-07-27 ソニー株式会社 撮像装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体
US8368782B2 (en) 2008-08-27 2013-02-05 Sony Corporation Multiple exposure image pickup apparatus, multiple exposure image pickup method, program, and recording medium
JP2011199351A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
WO2015045486A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 株式会社日立国際電気 撮像装置
JP5955466B2 (ja) * 2013-09-30 2016-07-20 株式会社日立国際電気 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5812703A (en) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0918793A (ja) 撮像装置
EP1156673B1 (en) Image input apparatus
KR100391140B1 (ko) 화상데이터 중의 노이즈성분을 제거하는 것이 가능한전자스틸카메라 및 그 신호처리방법
US6982757B2 (en) Image sensing apparatus
JPS5934772A (ja) 画像信号処理装置
JPH089211A (ja) 電子スチル・カメラおよびその動作制御方法
US7551790B2 (en) Image capture apparatus capable of correcting captured image
CN101656819B (zh) 图像拍摄装置及减少拖尾的方法
JP6250098B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2001054027A (ja) デジタルスチルカメラ
JP5661351B2 (ja) 撮像装置
JP3854833B2 (ja) 撮像装置およびその信号処理方法およびプログラム及び記憶媒体
JP5797072B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2000098449A (ja) 露出制御装置及び露出制御方法及び電子カメラ
JP2004072658A (ja) 撮像装置
JP6231814B2 (ja) 露出決定装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2003069888A (ja) 多重撮影機能付デジタルカメラ
JP2002135646A (ja) 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体
JP3607870B2 (ja) 撮像装置
JP2004007048A (ja) 撮像装置
JP4468601B2 (ja) 電子カメラ
JP4892802B2 (ja) 電子カメラ
JP2000152097A (ja) 電子カメラ
JP2013016905A (ja) 撮像装置
JP7277251B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420