JP2007295429A - ディジタル・スチル・カメラおよびその制御方法 - Google Patents

ディジタル・スチル・カメラおよびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【目的】スミア電荷の影響が小さいと考えられる場合には,スミア掃き出しを停止する。
【構成】シャッタ・ボタンの押下があると(ステップ41),高速シャッタかどうかが確認される。高速シャッタでない場合には(ステップ43でNO),CCDが露光されCCDのフォトダイオードに信号電荷が蓄積される。信号電荷がフォトダイオードから垂直転送路にシフトされる前にスミア電荷が掃き出される(ステップ45)。その後に信号電荷が垂直転送路に転送されて映像信号がCCDから出力される。高速シャッタの場合には(ステップ43でYES),スミア掃き出しが停止させられて(ステップ48),フォトダイオードから垂直転送路にシフトされる。
【選択図】図4

Description

この発明は,ディジタル・スチル・カメラ(携帯電話のような携帯型電子装置にカメラの機能を持たせたものを含む)およびその制御方法に関する。
固体電子撮像装置を用いたディジタル・スチル・カメラにおいては,フォトダイオードに蓄積された信号電荷を垂直転送路にシフトする前に,垂直転送路に蓄積された不要電荷を掃き出している(いわゆるスミア掃き出し)。高感度撮像モードが設定されている場合には,不要電荷の掃き出しを停止するものがある(特許文献1)。
特階2004−172925号公報
ところが,高感度撮像モードに限らず,不要電荷の掃き出し処理を停止しても得られる被写体像の画質があまり影響を受けない場合もある。このような場合には,不要電荷掃き出しを行わずに,フォトダイオードに蓄積された信号電荷を転送した方が,信号電荷を高速に読み出すことができる。
この発明は,得られる被写体像の画質に影響が少ないと考えられる場合には不要電荷掃き出しを停止することを目的とする。
この発明によるディジタル・スチル・カメラは,高速シャッタ速度と通常シャッタ速度とを選択的に設定するシャッタ速度設定手段,列方向および行方向にフォトダイオードが多数配列され,フォトダイオードの各列に隣接した垂直転送路を含む固体電子撮像装置,上記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度に応じた時間の間上記フォトダイオードを露光するように上記固体電子撮像装置を制御する第1の制御手段,ならびに上記シャッタ速度設定手段によって通常シャッタ速度が設定された場合に,上記露光が終了したことに応じて,上記垂直転送路に蓄積されている不要電荷を掃き出し,不要電荷掃き出し後に上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御し,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直転送路に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御する第2の制御手段を備えていることを特徴とする。
この発明は,上記ディジタル・スチル・カメラに適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,高速シャッタ速度と通常シャッタ速度とを選択的に設定するシャッタ速度設定手段,ならびに列方向および行方向にフォトダイオードが多数配列され,フォトダイオードの各列に隣接した垂直転送路を含む固体電子撮像装置を備えたディジタル・スチル・カメラの制御方法において,第1の制御手段が,上記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度に応じた時間の間上記フォトダイオードを露光するように上記固体電子撮像装置を制御し,第2の制御手段が,上記シャッタ速度設定手段によって通常シャッタ速度が設定された場合に,上記露光が終了したことに応じて,上記垂直転送路に蓄積されている不要電荷を掃き出し,不要電荷掃き出し後に上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御し,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御するものである。
この発明によると,高速シャッタ速度または通常シャッタ速度の設定が可能であり,設定された速度に応じた時間の間,固体電子撮像装置のフォトダイオードが露光される。通常シャッタ速度が設定されている場合には,フォトダイオードに蓄積されている信号電荷が垂直転送路にシフトされる前に垂直転送路に蓄積されている不要電荷が掃き出される。不要電荷の掃き出し後に,フォトダイオードに蓄積されている信号電荷が垂直転送路にシフトされ,垂直方向に転送させられて映像信号として出力される。高速シャッタ速度が設定されている場合には,垂直転送路に蓄積されている不要電荷が被写体像に与える影響は少ないと考えられる。このために,不要電荷の掃き出しが停止させられる。フォトダイオードに蓄積された信号電荷は,垂直転送路に蓄積されている信号電荷の掃き出し処理が行われることなく,垂直転送路にシフトされ,垂直方向に転送させられて映像信号として出力される。迅速に映像信号の出力を実現できる。
高感度撮影を設定する高感度撮影設定手段をさらに備えてもよい。この場合,上記第2の制御手段は,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定され,かつ上記高感度撮影設定手段によって高感度撮影が設定された場合に上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御するものとなろう。
上記固体電子撮像装置に配列されているフォトダイオードの露光量が適正な露光量となるように,露出量を算出する露出量算出手段,および上記露出量算出手段によって算出された露出量よりも少ない露出量で被写体が撮像されるように,露出量を調整する露出量調整手段をさらに備えてもよい。この場合,上記第2の制御手段は,上記露出量算出手段によって算出された露出量よりも少ない露出量となるように調整され,かつ上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出し処理を停止するものとなろう。
上記第2の制御手段による制御のもとに行われる上記不要電荷掃き出しの停止に応じて,上記シャッタ速度設定手段によって設定されるシャッタ速度にもとづいて決定される上記固体電子撮像装置の暗電流補正量を用いて暗電流補正を行う暗電流補正手段をさらに備えてもよい。暗電流の発生量は,露光時間(シャッタ速度)に依存する。シャッタ速度に応じて,暗電流の補正量が変えられているので,比較的正確に暗電流を補正することができる。
図1は,この発明の実施例を示すもので,CCD10の模式図である。
水平方向(列方向)および垂直方向(行方向)に多数のフォトダイオード1が配列されている。フォトダイオード1の右側には信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送路3が設けられている。フォトダイオード1と垂直転送路3との間には,フォトダイオード2に蓄積された信号電荷を垂直転送路3にシフトするためのシフト・ゲート2が形成されている。
垂直転送路3の下側には,垂直転送路3から転送されてきた信号電荷を水平方向に転送するための水平転送路4が設けられている。この水平転送路4の左端部には,増幅回路5が接続されている。
シャッタ速度によって規定される露光時間の間,信号電荷がフォトダイオード2に蓄積される。フォトダイオード2に蓄積された信号電荷は,シフト・ゲート2を介して垂直転送路3に与えられる。信号電荷は,垂直転送路3を垂直方向に転送させられ,水平転送路4に入力する。信号電荷は,水平転送路4を水平方向に転送させられ,増幅回路5において増幅されて映像信号として出力される。
高輝度の被写体を撮像すると,フォトダイオード1に蓄積された信号電荷が,隣接する垂直転送路3に漏れることがある(この現象をスミアといい,スミアにより生じる信号電荷をスミア信号電荷ということにする)。スミアにより,CCD1から得られる映像信号によって表される画像に縦の光の筋ができることがある。このような光の筋を除去するためにフォトダイオード2に蓄積された信号電荷を垂直転送路3にシフトする前に,垂直転送路3に蓄積されているスミア信号電荷を除去することがある(不要電荷の掃き出し)。
この実施例においては,通常シャッタ速度で被写体が撮影されるときには不要電荷掃き出しが行われるが,高速シャッタ速度で被写体が撮影されるときには,垂直転送路3に蓄積される不要電荷の量は少ないと考えられ,不要電荷が被写体像に与える影響も少ないと考えられるので,不要電荷掃き出しは行われない。迅速に映像信号が得られる。
図2は,撮影のタイム・チャートである。
時刻t1からt2の間においては,被写体が撮影されており,被写体像が動画(いわゆるスルー画)で得られている。シャッタ・レリーズ・ボタンの押下に応じて,時刻t2からt3の間で得られた被写体像を表す映像信号を用いて露出量の算出および撮像レンズの合焦位置の算出を含む自動露出量調整および自動合焦制御が行われる。つづいて,時刻t3からt4の間でCCD10のフォトダイオードが露光される。露光終了時の時刻t4において,CCD10の受光面前方にある機械シャッタが閉じられ,CCD10は,遮光される。時刻t1からt4までの間は,通常シャッタ速度であっても高速シャッタ速度であっても垂直転送路3には,同じように垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられている。これにより垂直転送路3に蓄積されている不要電荷が順次掃き出される。また,基準となるいわゆるVD信号もCCD10に与えられている。
通常のシャッタ速度で被写体が撮影される場合には,時刻t4からt5の間で高速の垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられ,垂直転送路3に蓄積されたいわゆるスミア電荷が不要なものとして高速に掃き出される(不要電荷掃き出し)。これにより,スミアの影響が低減される。時刻t5において,奇数行のシフト・ゲート2にフィールド・シフト・パルスが与えられる。すると,奇数行のフォトダイオード1に蓄積されている信号電荷が垂直転送路3にシフトされる。時刻t5からt6の間に,垂直転送路3に垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられることにより,奇数行のフォトダイオード1に蓄積された信号電荷が垂直方向に転送させられる。信号電荷は,水平転送路4を介して第1フィールドの映像信号として出力される。
時刻t6となると,時刻t7までの間に再び高速の垂直転送パルスφV1およびφV2が垂直転送路3に与えられる。垂直転送路3に蓄積されているスミア電荷が高速で掃き出される。時刻t7となると,偶数行のシフト・ゲート2にフィールド・シフト・パルスが与えられ,偶数行のフォトダイオード2に蓄積されている信号電荷が垂直転送路3にシフトされる。時刻t7からt8の間に垂直転送路3に垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられることにより,信号電荷が垂直方向に転送される。信号電荷は,水平転送路4を介して第2フィールドの映像信号としてCCD10から出力される。
時刻t8以降には,再び被写体が撮影されスルー画が得られる。
高速シャッタ速度で被写体が撮影される場合には,通常のシャッタ速度で被写体が撮影される場合と異なり,高速の垂直転送パルスφV1およびφV2を用いた不要電荷の掃き出しは行われない。時刻t4となると,奇数行のシフト・ゲート2にフィールド・シフト・パルスが与えられる。奇数行のフォトダイオード1に蓄積されている信号電荷が垂直転送路3にシフトされる。時刻t4からt6の間に,垂直転送路3に垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられることにより信号電荷は,垂直方向に転送させられる。その後は,第1フィールドの映像信号としてCCD10から出力されるのは上述したのと同様である。時刻t6となると,偶数行のシフト・ゲート2にフィールド・シフト・パルスが与えられ,偶数行のシフト・ゲート2にフィールド・シフト・パルスが与えられる。偶数行のフォトダイオード1に蓄積されている信号電荷が垂直転送路にシフトされる。時刻t6からt7の間に,垂直転送路3に垂直転送パルスφV1およびφV2が与えられることにより,信号電荷は,垂直方向に転送させられる。その後,第2フィールドの映像信号としてCCD10から出力される。
図3は,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラには,演算装置27が含まれている。この演算装置には,所定のデータを一時的に記憶するRAM11が接続されている。また,シャッタ・レリーズ・ボタン,電源ボタン,メニュー・ボタン,AE(自動露出制御)ボタン,露出補正ボタン,絞り優先ボタンなどを含む操作器12からの操作信号も演算装置27に与えられる。さらに,演算装置27には,表示装置13も接続されている。
被写体像を表す光線束は,撮像レンズ21によって集光させられて機械シャッタ22および絞り23を介してCCD10の受光面に入射する。CCD10からは,被写体像を表す映像信号が出力されてアナログ・フロント・エンド24のゲイン調整回路25に入力する。ゲイン調整回路25において,ゲイン・アップされてアナログ/ディジタル変換回路26に入力する。高感度撮影が設定されるほど,通常感度撮影が設定された場合に比べてゲイン・アップ量が大きい。アナログ/ディジタル変換回路26において,映像信号がディジタル画像データに変換される。変換されたディジタル画像データは,演算装置27に入力する。
演算装置27に入力したディジタル画像データは,画像処理回路29に入力し,ガンマ補正,白バランス調整などの所定の画像処理が行われる。画像処理回路29から出力された画像データは,表示画像生成回路30において表示装置13に表示されるようなデータ量の変換処理等が行われる。表示画像生成装置30から出力された画像データが表示装置13に与えられることにより,撮影により得られた被写体像が表示画面に表示される(上述したスルー画)。
上述したように,シャッタ・レリーズ・ボタンの押下があると,アナログ/ディジタル変換回路26から出力された画像データは,自動露出/自動合焦制御回路28に入力する。自動露出/自動合焦制御回路28において,入力した画像データにもとづいて被写体像が適正な露光量となるような露出量およびCCD10の受光面上で被写体像が結像するような撮像レンズ21の合焦位置が算出される。操作器12により自動露出/自動合焦制御が設定されていると,算出された露出量となるようにCCD10のシャッタ速度(電子シャッタ)および絞り23の絞り値が設定される。また,算出された合焦位置に撮像レンズ21が位置決めさせられる。
その後,上述のように,通常シャッタ速度または高速シャッタ速度のいずれかが設定されているかによってCCD10の制御(CCD10の垂直転送路3に蓄積されたスミア電荷の掃き出し処理の有無)が異なる。上述のように,演算装置27に入力した画像データは,画像処理回路29を介して記録/再生画像生成回路31においてデータ圧縮等の所定の記録画像の生成処理が行われる。記録/再生画像生成回路31から出力された画像データがメモリ・カード・インターフェイス32を介してメモリ・カード33に与えられ,記録される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,再生機能も有している。メモリ・カード33に記録されている画像データが読み取られ,メモリ・カード・インターフェイス32を介して記録/再生画像生成回路31に入力する。画像データは,記録/再生画像生成回路31においてデータ伸張などの所定の再生処理が行われて出力される。記録/再生画像生成回路31から出力された画像データは,表示装置13に与えられる。メモリ・カード33に記録されている画像データによって表される画像が表示装置13の表示画面に表示される。
図4は,ディジタル・スチル・カメラの記録処理手順を示すフローチャートである。
上述したように,シャッタ・レリーズ・ボタンが押されると(二段ストローク・タイプのものでもよいのはいうまでもない)(ステップ41),被写体を撮影することにより得られた画像データにもとづいて,露出量および合焦位置が算出される(ステップ42)。
つづいて,シャッタ速度が高速(たとえば,1/500秒以上)かどうかが判断される(ステップ43)。シャッタ速度は,上述のように,自動露出量制御において算出されるものでもよいし,シャッタ速度優先モードまたはマニアル・モードの場合には,ユーザによって設定されたものでもよい。
シャッタ速度が高速(例えば,1/500秒以上)ではなければ(ステップ43でNO),そのシャッタ速度に応じた時間,CCD10が露光される(ステップ44)。露光が終了すると,機械シャッタ22が閉じられてCCD10の受光面が遮光される。CCD10の受光面が遮光された状態で上述のようにスミア掃き出しが行われる(ステップ45)。その後,上述した画像処理が行われて(ステップ50),被写体像を表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ51)。
シャッタ速度が高速であると(ステップ43でYES),暗電流の補正量が算出される(ステップ46)。つづいて,シャッタ速度に応じた時間,CCD10が露光される(ステップ47)。上述したように,シャッタ速度が高速の場合には,スミア掃き出しが停止させられるように設定される(ステップ48)。上述のようにして得られた画像データは,画像処理回路29において,算出された補正量にもとづいて暗電流補正される(ステップ49)。その後,上述した画像処理が行われ(ステップ50),被写体像を表す画像データがメモリ・カードに記録される(ステップ51)。
図5は,他の実施例を示すもので,記録処理手順を示すフローチャートである。この図において,図4に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。
この実施例においては,高速シャッタかどうかの判断の前に高感度撮影(例えば,ISO1600相当以上)かどうかの判断が行われている(ステップ61)。高感度撮影でなければ(ステップ61でNO),高速シャッタかどうかの判断に移行せずにスミア掃き出しが行われる(ステップ45)。高感度撮影の設定は,たとえば,メニュー・ボタンを利用してメニュー表示させて,そのメニューの中の感度設定を利用して行われる。
図6は,さらに他の実施例を示すもので,記録処理手順を示すフローチャートである。この図においても図4および図5に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。
この実施例においては,絞り優先モードまたはマニアル・モードが設定されているかが判断される(ステップ62)。絞り優先モードまたはマニアル・モードが設定されていると(ステップ62でYES),自動露出制御/自動合焦制御回路28において露出量および合焦位置が算出される(ステップ66)。算出された露出量(AE)と絞り優先モードまたはマニアル・モードにおいて設定された露出量(ME)とが比較され,絞り優先モードまたはマニアルで設定された露出量(ME)(露出量調整)の方が算出された露出量(AE)よりも小さければ(ステップ67でYES),被写体像は,自動露出制御で得られるものよりも暗いと考えられる。このために撮影により得られた被写体像は,スミア電荷の影響をあまり受けないと考えられ,高速シャッタの場合には(ステップ43でYES),スミア掃き出しが停止させられる(ステップ48)。絞り優先モードまたはマニアルで設定された露出量(ME)が算出された露出量(AE)よりも小さい場合には,高速シャッタの判定をせずに,スミア掃き出しを停止してもよい。
マニアルで設定された露出量(ME)の方が算出された露出量(AE)以上であれば(ステップ67でNO),被写体像は比較的明るいのでスミアの影響を無視できない。スミア掃き出しが行われる(ステップ45)。
絞り優先モードまたはマニアル・モードが設定されていない場合も(ステップ62でYES),自動露出制御/自動合焦制御回路28において露出量および合焦位置が算出される(ステップ63)。高感度撮影かどうかが判断され(ステップ64),高感度撮影でなければ(ステップ64でNO),マイナス露出補正が設定されているかどうかが判断される(ステップ65)。高感度撮影が設定されている(ステップ64でYES),あるいはマイナス露出補正が設定されていると(ステップ65でYES)(露出量調整),被写体は暗い(高感度撮影の場合),あるいは自動露出制御において算出された露出量(AE)よりも小さくなる(マイナス露出補正の場合)ので高速シャッタの場合には(ステップ43でYES),スミア掃き出しが停止させられる(ステップ48)。
上述の実施例において,マニアルで露出量が設定されている場合(ステップ62でYES),高感度撮影の場合(ステップ64でYES),マイナス露出補正が行われている場合(ステップ65でYES)には,高速シャッタが設定されているかどうかに関わらずにスミア掃き出しを行うようにすることもできる。
マイナス露出補正が行われない場合も(ステップ65でNO),スミアの影響を無視できないのでスミア掃き出しが行われる(ステップ45)。
図7は,さらに他の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの記録処理手順を示すフローチャートである。この図において図4から図6に示す処理と同じ処理については同一符号を付して説明を省略する。
この処理においては,マニアル露出量(ME)が算出された露出量(AE)よりも小さい場合に(ステップ67でYES),高感度撮影かどうかが判断されている(ステップ68)。高感度撮影が設定されている場合には(ステップ68でYES),高速シャッタが設定されていると(ステップ43でYES),スミア掃き出しが停止させられる(ステップ48)。高感度撮影が設定されていない場合には(ステップ68でNO),スミア掃き出しが行われる(ステップ45)。
図8から図10は,さらに他の実施例を示すものである。
この実施例は,暗電流補正量を算出するものである。
図8は,露光開始からの経過時間と暗電流レベルとの関係を示している。
露光開始から時刻t11,t12,t13までは,経過時間が長くなるほど,暗電流レベルは高くなる。例えば,時刻t11,t12,t13のそれぞれの暗電流レベルはL1,L2,L3である。時刻t13を超えると,暗電流レベルは,ほぼL3となる。
この実施例における暗電流補正量の算出では,シャッタ速度に応じて暗電流補正量を変えるものである。
図9は,シャッタ速度と暗電流補正量との関係を示すグラフであり,図10は,その関係を示すテーブルである。
シャッタ速度がt11(たとえば,1/2000秒)までは補正量はΔa1,シャッタ速度がt11〜t12(たとえば,1/1000秒)までは補正量はΔa2,シャッタ速度がt13(たとえば,1/500秒)以上は補正量はΔa3と規定されている。ただし,Δa1<Δa2<Δa3である。また,Δa1<L1<Δa2<L2<Δa3<L3である。このように,シャッタ速度に応じて暗電流補正量が決定されるから,比較的正確に暗電流補正を行うことができるようになる。
CCDの模式図である。 撮影時のタイム・チャートである。 ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 露光開始からの経過時間と暗電流レベルとの関係を示している。 シャッタ速度と暗電流補正量との関係を示している。 シャッタ速度と暗電流補正量との関係を示している。
符号の説明
1 フォトダイオード
3 垂直転送路
4 水平転送路
10 CCD
27 演算装置

Claims (5)

  1. 高速シャッタ速度と通常シャッタ速度とを選択的に設定するシャッタ速度設定手段,
    列方向および行方向にフォトダイオードが多数配列され,フォトダイオードの各列に隣接した垂直転送路を含む固体電子撮像装置,
    上記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度に応じた時間の間上記フォトダイオードを露光するように上記固体電子撮像装置を制御する第1の制御手段,ならびに
    上記シャッタ速度設定手段によって通常シャッタ速度が設定された場合に,上記露光が終了したことに応じて,上記垂直転送路に蓄積されている不要電荷を掃き出し,不要電荷掃き出し後に上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御し,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御する第2の制御手段,
    を備えたディジタル・スチル・カメラ。
  2. 高感度撮影を設定する高感度撮影設定手段をさらに備え,
    上記第2の制御手段は,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定され,かつ上記高感度撮影設定手段によって高感度撮影が設定された場合に上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御するものである,
    請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  3. 上記固体電子撮像装置に配列されているフォトダイオードの露光量が適正な露光量となるように,露出量を算出する露出量算出手段,および
    上記露出量算出手段によって算出された露出量よりも少ない露出量で被写体が撮像されるように,露出量を調整する露出量調整手段をさらに備え,
    上記第2の制御手段は,上記露出量算出手段によって算出された露出量よりも少ない露出量となるように調整され,かつ上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出しを停止するものである,
    請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  4. 上記第2の制御手段による制御のもとに行われる上記不要電荷掃き出しの停止に応じて,上記シャッタ速度設定手段によって設定されるシャッタ速度にもとづいて決定される上記固体電子撮像装置の暗電流補正量を用いて暗電流補正を行う暗電流補正手段,をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。
  5. 高速シャッタ速度と通常シャッタ速度とを選択的に設定するシャッタ速度設定手段,ならびに列方向および行方向にフォトダイオードが多数配列され,フォトダイオードの各列に隣接した垂直転送路を含む固体電子撮像装置を備えたディジタル・スチル・カメラの制御方法において,
    第1の制御手段が,上記シャッタ速度設定手段によって設定されたシャッタ速度に応じた時間の間上記フォトダイオードを露光するように上記固体電子撮像装置を制御し,
    第2の制御手段が,上記シャッタ速度設定手段によって通常シャッタ速度が設定された場合に,上記露光が終了したことに応じて,上記垂直転送路に蓄積されている不要電荷を掃き出し,不要電荷掃き出し後に上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直方向に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御し,上記シャッタ速度設定手段によって高速シャッタ速度が設定された場合に,上記不要電荷掃き出しを停止し,上記露光が終了したことに応じて上記フォトダイオードに蓄積されている信号電荷を上記垂直転送路にシフトし,シフトされた信号電荷を垂直転送路に転送して映像信号を出力するように上記固体電子撮像装置を制御する,
    ディジタル・スチル・カメラの制御方法。

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