JP6680884B2 - 画像補正方法及び撮像装置 - Google Patents
画像補正方法及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6680884B2 JP6680884B2 JP2018532851A JP2018532851A JP6680884B2 JP 6680884 B2 JP6680884 B2 JP 6680884B2 JP 2018532851 A JP2018532851 A JP 2018532851A JP 2018532851 A JP2018532851 A JP 2018532851A JP 6680884 B2 JP6680884 B2 JP 6680884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- value
- video data
- image
- cumulative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 50
- 238000003702 image correction Methods 0.000 title claims description 25
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 25
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 102
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 95
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 69
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 16
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/67—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/81—Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/66—Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/67—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
- H04N25/671—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
- H04N25/673—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction by using reference sources
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
撮像装置からの映像信号に含まれるノイズには、時間変動するランダムノイズと、時間変動しない固定パターンノイズ(FPN:Fixed Pattern Noise)がある。
ランダムノイズは、規則性がないため、解像度や画質を劣化させずに映像信号上のノイズを抑圧することは困難であり、改善のためには撮像素子そのものの性能改善が必要である。
具体的には、撮像装置のFPN補正部において、遮光時の映像信号からFPNを抽出して補正値として記憶しておき、実際の映像信号から補正値を差し引いて、FPNが除去された補正映像信号を出力するようにしている。
従来の撮像装置におけるFPN補正部について図5を用いて説明する。図5は、従来の撮像装置におけるFPN補正部の構成ブロック図である。
図5に示すように、従来の撮像装置のFPN補正部(従来のFPN補正部)は、黒レベル減算部51と、加算部52と、第1のラインバッファ53と、メモリコントローラ54と、DDR(Double Data Rate)フレームメモリ55と、第2のラインバッファ56と、除算器57と、減算器58とを備えている。
黒レベル減算部51は、入力された遮光時の映像信号から基準となる黒レベルを減算する。
加算部52は、黒レベル減算部51からの遮光時の映像データを、DDRフレームメモリ56に蓄積され、読み出された累積補正値に画素毎に加算する。
第1のラインバッファ53は、加算部52からの出力を1行(1ライン)分保持してメモリコントローラ54に出力する。
第2のラインバッファ56は、読み出された累積補正値を1行分保持して、画素毎に加算部52に出力する。
規定回数は、累積補正値算出のために必要なフレーム数であり、例えば256回としている。累積補正値算出の処理が終了すると、DDRフレームメモリに記憶された累積補正値は、黒レベル減算器51からの出力が規定回数分加算されたものとなる。
つまり、除算器57からの出力は、各画素における固定パターンノイズが反映された遮光時の平均レベルであり、各画素の固定パターンノイズを補正するFPN補正値となるものである。
図5に示した従来の撮像装置のFPN補正部における画像補正方法について説明する。
従来の撮像装置では、まず、補正値算出の処理を行うため、遮光時の映像データが入力され、黒レベル減算部51で黒レベルが減算される。
一方、DDRフレームメモリ55にその時点で記憶されている累積補正値が、メモリコントローラ54によって読み出され、ラインバッファ56を介して加算器52に入力される。
そして、加算器52において、黒レベル減算器51からの映像データと累積補正値とが加算され、加算された累積補正値が、ラインバッファ53を介してメモリコントローラ54によってDDRフレームメモリ55に記憶され、累積補正値が更新される。
加算回数が規定回数に達すると、補正値算出の処理を終了し、撮影に移行する。
このようにして従来の画像補正方法が行われる。
FPNの抽出(FPN補正値の生成)には、加算平均回路を用いることが多い。加算平均にはフレーム回路を使用するため、メモリ容量の制約が発生する。
また、ランダムノイズ成分の減衰率と加算回数(k)の関係は、式(1)で示される。
S/N(dB)=20*log10(1/√k) 式(1) つまり、加算回数が多くなると、ランダムノイズ成分は低減する。
しかし、遮光時において突発的なフレーム変動があると、そのノイズは直接的に直流成分となり、レベルの変動が生じ、FPN補正値に影響を与えることになる。
尚、撮像装置において固定パターンノイズを除去する技術としては、特開2015−100099号公報「撮像装置及び固定パターンノイズ除去方法」(日本放送協会、株式会社日立国際電気、特許文献1)がある。
特許文献1には、映像信号から、暗時FPNと明時FPNの両方を除去し、真の信号値を得て、精度の高い映像信号を出力することが記載されている。
本発明の実施の形態に係る画像補正方法及び撮像装置は、遮光時の映像信号を入力して、1フレーム加算平均部が、1フレーム分の映像データについて1フレーム加算平均値を算出し、判定回路が、当該1フレーム加算平均値が特定範囲内かどうかを判定し、範囲内であれば、加算器が、当該1フレーム分の映像データをフレームメモリに記憶されている累積補正値に加算して累積補正値を更新し、累積補正値の更新を所定の回数行った後、除算器が、画素毎に累積補正値を規定回数で除した値をFPN補正値として算出し、減算器が、撮影時の映像データからFPN補正値を減算して、画像を補正するようにしており、突発的なフレーム変動があっても、当該フレームの映像データを累積補正値に加算しないようにすることで、フレーム変動の影響を受けないFPN補正値を算出し、固定パターンノイズを精度よく補正して良好な品質の画像を出力することができるものである。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の概略構成ブロック図である。尚、図1の構成は、後述する第1の撮像装置、第2の撮像装置に共通するものである。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る画像補正方法及び撮像装置は、基本的に、撮影を行うカメラヘッドと、信号処理を行うCCU(Camera Control Unit)とを備えている。
カメラヘッドには、撮像素子1と、FPN補正部2と、白補正部3と、電気/光変換部(図では電→光変換部と記載)4とが設けられ、CCUには、光/電気変換部(図では光→電変換部と記載)5と、映像信号処理部6とが設けられている。
カメラヘッドの電気/光変換部4とCCUの光/電気変換部5との間は光ケーブルで接続されている。
白補正部3は、ホワイトバランスの調整を行う。
電気/光変換部4は、電気信号を光信号に変換し、光ケーブルに出力する。
以下、FPN補正部2の構成及び動作について、第1の実施の形態、第2の実施の形態として具体的に説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置(第1の撮像装置)の構成について図2を用いて説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のFPN補正部の構成ブロック図である。
第1の撮像装置は、遮光時に入力された映像データの1フレーム加算平均値を算出し、これに基づいて、突発的な変動があるフレームを補正値算出から除外することで、良好な補正値を算出できるようにしている。
黒レベル減算器11は、FPN補正の補正値の基になる累積補正値を算出する補正値算出処理において、遮光時の映像信号から黒基準レベルを減算する。これにより、FPNレベルの基準をデジタル値ゼロとするものである。
DDRフレームメモリ13は、映像データを記憶するものであり、黒レベル減算器11から入力された遮光時の1フレーム分の映像データを記憶するエリアと、1フレーム分の累積補正値を記憶するエリアとを備えている。
尚、入力データ用のメモリと累積補正値用のメモリの2つを備えるようにしてもよい。
具体的には、1フレーム加算平均演算部14は、入力された画素のデータを累積加算し、1フレーム分加算した後、総画素数で除して当該フレームの1フレーム加算平均値とする。
突発的なフレーム変動があった場合には、当該フレームの1フレーム加算平均値は、正常なフレームの1フレーム加算平均値から離れた値となる。
ゼロに切り替えられた場合には、一方の入力端子に入力された1フレーム分の映像データは加算器17には入力されず、累積補正値の算出には利用されない。
具体的には、判定回路15は、1フレーム加算平均値の適正な範囲を規定する下限値となる第1のしきい値と、上限値となる第2のしきい値とを記憶しており、1フレーム加算平均演算部14からの1フレーム加算平均値を第1のしきい値及び第2のしきい値と比較して、当該1フレーム加算平均値が適正範囲内であるか否かを判定する。
更に、判定回路15は、補正値算出処理において、累積補正値として何フレーム分の映像データを加算したかを示す加算回数を保持しており、スイッチ16を入力側に切り替えた場合には加算回数に1を加えて更新し、規定回数に達するまで補正値算出処理を継続する。
ラインバッファ18は、加算器17からの出力を行毎に保持し、行単位でメモリコントローラ12に出力する。
ラインバッファ19は、メモリコントローラ12からの行毎の出力を保持し、加算器17に画素毎に出力する。
減算器21は、補正値算出処理が終了後、撮影時に入力された映像データから、除算器20からのFPN補正値を画素毎に減算して、補正された映像データを出力する。
次に、第1の撮像装置のFPN補正部の動作について図2を用いて説明する。
第1の撮像装置では、まず、累積補正値を算出する補正値算出処理が行われる。
遮光時の1フレーム分の映像データが入力されると、黒レベル減算器11で黒レベルが減算され、メモリコントローラ12を介してDDRフレームメモリ13に保持される。そして、メモリコントローラ12を介してスイッチ16の一方の入力端子に入力される。
また、当該1フレーム分の映像データについて、1フレーム加算平均演算部14で1フレーム加算平均値が算出され、判定回路15で当該1フレーム加算平均値が適正範囲内か否かが判定され、判定結果に応じて上述したようにスイッチ16が切り替えられる。
これにより、フレーム変動により1フレーム加算平均値が適正範囲から外れた映像データを累積補正値の算出に利用しないようにして、固定パターンノイズの補正値を精度よく算出することができるものである。
そして、FPN補正部は、判定回路15で、累積補正値に加算されたフレームの数を示す加算回数をカウントし、予め設定された規定回数に達するまで、遮光して補正値算出処理を続ける。
そして、撮影時の映像データが入力されると、減算器21において、映像データから除算器20の出力(FPN補正値)が画素毎に減算されて固定パターンノイズの補正が行われ、補正された映像データが出力される。
このようにして第1の撮像装置における動作が行われるものである。
次に、第1の撮像装置における判定回路15の処理について図3を用いて説明する。図3は、第1の撮像装置における判定回路15の処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、判定回路15は、加算回数を0に設定しておき、1フレーム加算平均値が入力されると(100)、当該1フレーム加算平均値が、第1のしきい値(下限値)以上で第2のしきい値(上限値)以下となる適正範囲内に入っているかどうかを判断する(102)。
また、処理110で加算回数が規定回数になった場合(Yesの場合)、判定回路15は処理を終了する。
このようにして、判定回路15の処理が行われる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像補正方法及び撮像装置によれば、遮光時の映像信号を入力して、1フレーム加算平均演算部14が1フレーム加算平均値を算出し、判定回路15が、当該1フレーム加算平均値が適正範囲内であれば、当該1フレーム分の映像データを加算器16に入力するようにスイッチ16を切り替えて、加算器17で累積補正値と加算して累積補正値を更新してDDRフレームメモリ13に記憶し、当該1フレーム加算平均値が適正範囲外であれば、当該1フレーム分の映像データを加算器16に入力しないようにスイッチ16を切り替え、累積補正値の更新が規定回数に達するまで更新を行った後、DDRフレームメモリ13に記憶された累積補正値を規定回数で除して遮光時の平均レベルをFPN補正値として算出し、撮影時に入力された映像データからFPN補正値を減算して、画像を補正するようにしているので、突発的なフレーム変動により通常から大きく外れた映像データをFPN補正値の算出に利用しないようにして、FPN補正値を適切に算出し、固定パターンノイズを精度よく補正して良好な画像を出力することができる効果がある。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置(第2の撮像装置)の構成について図4を用いて説明する。
第2の撮像装置では、遮光時に入力された映像データについて、各フレームにおいて1フレーム加算平均値と映像データとの差分を画素毎に求め、差分を規定回数分累積した累積差分値を用いて補正を行うようにしている。
これにより、突発的なフレーム変動があっても、1フレーム加算平均値との差分を取ることで、当該フレーム内で変動を吸収して平滑化することができ、FPN補正値への影響を抑えることができるものである。
図4に示すように、第2の撮像装置のFPN補正部は、黒レベル減算器31と、メモリコントローラ32と、DDRフレームメモリ33と、1フレーム加算平均演算部34と、第1の減算器35と、第1の加算器36と、ラインバッファ37,38と、加算平均演算部39と、除算器40と、第2の加算器41と、第2の減算器42とを備えている。
上記構成部分の内、黒レベル減算器31、1フレーム加算平均演算部34、ラインバッファ37,38は、第1の撮像装置と同様の部分であるため、説明は省略する。
第1の減算器35は、1フレーム分の映像データと、当該フレームの1フレーム加算平均値との差分を算出する。
第1の加算器36は、DDRフレームメモリ33からの累積差分値に、減算器35からの差分を加算する。加算された累積差分値は、DDRフレームメモリ33に記憶される。
DDRフレームメモリ33は、1フレーム分の映像データと、累積された累積差分値とを記憶する。
第1の撮像装置では、1フレーム加算平均値が適正範囲外となるフレームがあった場合には、当該フレームは破棄されるため、遮光時に読み込まれる映像データはk個より多くなるが、第2の撮像装置では、遮光時の映像データk個を読み込むと、加算回数が規定回数に達して補正値算出処理を終了する。
第2の加算器41は、全フレーム加算平均演算部39から出力される全フレーム加算平均値と、除算器40からの平均差分値とを加算して、遮光時の平均レベルとなる画素毎のFPN補正値を算出する。
第2の減算器42は、撮影時に入力された映像データから加算器41のFPN補正値を画素毎に減算して、映像データを補正し、補正された映像データを出力する。
次に、第2の撮像装置のFPN補正部の動作について図4を用いて説明する。
第2の撮像装置における補正値算出処理では、遮光時の1フレーム分の映像データが入力されると、黒レベル減算器31で黒レベルが減算され、メモリコントローラ32を介してDDRフレームメモリ33に保持される。そして、メモリコントローラ32を介して減算器35に画素毎に入力される。
また、当該1フレーム分の映像データについて、1フレーム加算平均演算部34で1フレーム加算平均値が算出され、2つに分岐されてその一方が第1の減算器35に入力される。
加算回数が規定回数に達した場合、第2の撮像装置は補正値算出処理を終了して、撮影に移行する。
また、分岐された1フレーム加算平均値の他方は、全フレーム加算平均演算部39に入力されて、全フレーム加算平均値が算出され、第2の加算器41に入力される。
そして、撮影時の映像データが入力されると、第2の減算器42において、映像データから、第2の加算器41で生成されたFPN補正値が減算されて、固定パターンノイズが補正された映像データが出力される。
このようにして第2の撮像装置における動作が行われるものである。
本発明の第2の実施の形態に係る画像補正方法及び撮像装置によれば、遮光時の1フレーム分の映像データを入力してDDRフレームメモリ33に保持し、1フレーム加算平均部34が、1フレーム分の映像データについて1フレーム加算平均値を算出し、第1の減算器が、保持された1フレーム分の映像データと1フレーム加算平均値との差分を算出し、第1の加算器が、差分を累積加算して累積差分値を算出すると共に、全フレーム加算平均演算部が、全ての1フレーム加算平均値の加算平均値を全フレーム加算平均値として算出し、メモリコントローラ12が、加算器36における差分の累積加算が規定回数行われ多かどうか判断し、規定回数以上行われると、除算器40が、DDRフレームメモリ33からの累積差分値を規定回数で除し、第2の加算器41が、当該除算結果と全フレーム加算平均値とを加算して画素毎のFPN補正値を算出し、撮影時の映像データが入力されると、第2の減算器41が、入力された映像データから画素毎にFPN補正値を減算して、固定パターンノイズを補正して補正映像データを出力するようにしており、フレーム毎に1フレーム加算平均値と映像データとの差分を算出することで、突発的なフレーム変動を吸収して、FPN補正値に対するフレーム変動の影響を低減し、固定パターンノイズを精度よく補正して良好な品質の画像を出力することができるものである。
Claims (5)
- 撮像装置における画像補正方法であって、
遮光時の映像信号を入力して、1フレーム分の映像データを保持すると共に前記映像データについて1フレーム加算平均値を算出し、
前記1フレーム加算平均値が予め設定された範囲内であれば、前記1フレーム分の映像データを、累積加算された映像データである累積補正値に加算し、前記累積補正値を更新してフレームメモリに記憶し、
前記累積補正値の更新が規定回数に達した後、前記フレームメモリに記憶された累積補正値を前記規定回数で除して補正値とし、撮影時に入力された映像データから、前記補正値を減算して、画像を補正することを特徴とする画像補正方法。 - 撮像装置における画像補正方法であって、
遮光時の映像信号を入力して、1フレーム分の映像データを保持すると共に前記映像データについて1フレーム加算平均値を算出し、
保持された前記映像データから前記1フレーム加算平均値を減算して差分を算出し、
前記差分を累積加算して、累積差分値を更新してフレームメモリに記憶し、
算出された全ての前記1フレーム加算平均値の加算平均を全フレーム加算平均値として算出し、
前記累積差分値の更新が規定回数に達した後、前記累積差分値を前記規定回数で除した値を、前記全フレーム加算平均値に加算して補正値とし、撮影時に入力された映像データから、前記補正値を減算して、画像を補正することを特徴とする画像補正方法。 - 入力された画像信号について画像を補正する撮像装置であって、
遮光時の1フレーム分の映像データと、累積加算された映像データである累積補正値とを記憶するフレームメモリと、
前記フレームメモリに対する入出力を制御するメモリコントローラと、
前記1フレーム分の映像データについて1フレーム加算平均値を算出する1フレーム加算平均演算部と、
前記累積補正値と前記1フレーム分の映像データとを加算する加算器と、
前記1フレーム分の映像データの前記加算器への入力/非入力を切り替えるスイッチと、
前記1フレーム加算平均値が予め設定された範囲内であるかどうかを判定し、前記範囲内であった場合には、前記スイッチを入力側に切り替え、前記範囲外であった場合には、前記スイッチを非入力側に切り替える判定処理を行う判定回路と、
前記累積補正値を規定回数で除算して補正値を算出する除算器と、
撮影時に入力された映像データから前記累積補正値を減算して画像を補正する減算器とを備え、
前記メモリコントローラが、前記フレームメモリから前記1フレーム分の映像データを前記スイッチに出力し、前記累積補正値を前記加算器に出力し、前記加算器における加算結果で前記フレームメモリに記憶された前記累積補正値を更新し、前記累積補正値の更新を規定回数行い、前記累積補正値を前記除算器に出力することを特徴とする撮像装置。 - 判定回路が、1フレーム加算平均値の下限値となる第1のしきい値と、上限値となる第2のしきい値とを記憶しており、1フレーム加算平均演算部からの1フレーム加算平均値が、前記第1のしきい値以上で前記第2のしきい値以下の場合に範囲内であると判定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
- 入力された画像信号について画像を補正する撮像装置であって、
遮光時の1フレーム分の映像データと、画像を補正する補正値の算出に用いられる累積差分値とを記憶するフレームメモリと、
前記フレームメモリに対する入出力を制御するメモリコントローラと、
前記1フレーム分の映像データについて1フレーム加算平均値を算出する1フレーム加算平均演算部と、
前記1フレーム分の映像データから前記1フレーム加算平均値を減算する第1の減算器と、
前記累積差分値と前記第1の減算器における減算結果とを加算する第1の加算器と、
前記累積差分値を規定回数で除算する除算器と、
前記規定回数分の前記1フレーム加算平均値の加算平均を全フレーム加算平均値として算出する全フレーム加算平均演算部と、
前記全フレーム加算平均値と、前記除算器での除算結果を加算する第2の加算器と、
撮影時に入力された映像データから前記第2の加算器における加算結果を減算して画像を補正する第2の減算器とを備え、
前記メモリコントローラが、前記フレームメモリから前記1フレーム分の映像データを前記第1の減算器に出力し、前記累積差分値を前記第1の加算器に出力し、前記第1の加算器における加算結果で前記フレームメモリに記憶された前記累積差分値を更新し、前記累積差分値の更新を規定回数行い、前記累積差分値を前記除算器に出力することを特徴とする撮像装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016155897 | 2016-08-08 | ||
JP2016155897 | 2016-08-08 | ||
PCT/JP2017/021623 WO2018029972A1 (ja) | 2016-08-08 | 2017-06-12 | 画像補正方法及び撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018029972A1 JPWO2018029972A1 (ja) | 2019-06-06 |
JP6680884B2 true JP6680884B2 (ja) | 2020-04-15 |
Family
ID=61162098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018532851A Active JP6680884B2 (ja) | 2016-08-08 | 2017-06-12 | 画像補正方法及び撮像装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11006061B2 (ja) |
JP (1) | JP6680884B2 (ja) |
WO (1) | WO2018029972A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109714501B (zh) * | 2019-01-15 | 2021-04-27 | 武汉鸿瑞达信息技术有限公司 | 一种帧平均降噪方法和装置 |
US11678084B2 (en) * | 2020-10-19 | 2023-06-13 | Semiconductor Components Industries, Llc | Image sensors with adaptive filtering for row noise mitigation |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4803864B2 (ja) | 2000-05-16 | 2011-10-26 | キヤノン株式会社 | 画像入力装置及びその制御方法 |
US7023479B2 (en) | 2000-05-16 | 2006-04-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image input apparatus having addition and subtraction processing |
US20030214590A1 (en) * | 2002-05-17 | 2003-11-20 | Kevin Matherson | System and method for adaptively compensating for dark current in an image capture device |
JP2013207788A (ja) | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Fujitsu Ten Ltd | 映像処理装置 |
JP2015100099A (ja) | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 日本放送協会 | 撮像装置及び固定パターンノイズ除去方法 |
CN107615017B (zh) * | 2015-05-21 | 2019-11-05 | 富士胶片株式会社 | 红外线摄像装置及固定模式干扰数据的更新方法 |
-
2017
- 2017-06-12 US US16/322,281 patent/US11006061B2/en active Active
- 2017-06-12 WO PCT/JP2017/021623 patent/WO2018029972A1/ja active Application Filing
- 2017-06-12 JP JP2018532851A patent/JP6680884B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2018029972A1 (ja) | 2019-06-06 |
US20190191115A1 (en) | 2019-06-20 |
US11006061B2 (en) | 2021-05-11 |
WO2018029972A1 (ja) | 2018-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4742652B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4321626B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP6116301B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
US8310568B2 (en) | Clamp control method, clamp correction device, image sensor, and electronic apparatus | |
JP4806584B2 (ja) | 画像処理方法及び画像処理回路 | |
EP1261197A1 (en) | Image pickup apparatus | |
JP2003204486A (ja) | 撮像装置 | |
KR20080085753A (ko) | 스트리킹 보정 신호 생성 회로, 스트리킹 보정 신호 생성방법, 프로그램, 스트리킹 보정 회로 및 촬상 장치 | |
WO2008153085A1 (ja) | 撮像装置、撮像制御方法および撮像制御プログラム | |
JP6680884B2 (ja) | 画像補正方法及び撮像装置 | |
JP2007300368A (ja) | 固体撮像装置 | |
US9491382B2 (en) | Clamping method | |
JP4930541B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
KR101805629B1 (ko) | 영상의 상태에 따라 적응적인 영상 처리를 위한 방법 및 장치 | |
JP5094252B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
US10440312B2 (en) | Image pickup apparatus, and image processing method for performing comparison light composition of image data | |
JP2011250249A (ja) | 映像信号処理装置および映像信号処理方法 | |
KR20150026756A (ko) | 고체 촬상 장치 및 정보 처리 회로 | |
JP2010200236A (ja) | 横引きノイズ補正方法 | |
JP2008060779A (ja) | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 | |
JP6704611B2 (ja) | 撮影装置及び撮影方法 | |
JP5630996B2 (ja) | 撮像装置、その補正制御方法、及び補正制御プログラム、並びに記録媒体 | |
JP2010178384A (ja) | 画像信号処理回路、カメラ、及び画像信号処理方法 | |
KR20050027007A (ko) | 디지털 클램프 회로 | |
JP6176775B2 (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200319 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6680884 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |