JP4803461B2 - 機械式作動隔離バルブを備えた燃料タンクエミッションコントロールシステム - Google Patents

機械式作動隔離バルブを備えた燃料タンクエミッションコントロールシステム Download PDF

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Description

本発明は、特に、燃料タンクエミッションコントロールシステムに有用な隔離バルブに関するものである。
燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステムは、ガソリン自動車、特に小型乗用トラック及び乗用車の製造業者に課せられる環境及び安全法規に適合するために、大部分において、益々、より複雑になってきている。システム全体の複雑さに加えて、個々の構成要素の複雑さも増大してきている。
ガソリン自動車産業に適用する特定の法規は、燃料タンクの換気システムからの燃料蒸発ガスの放出がエンジンの停止中に貯留されることを要求する。燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステム全体に対して、その意図された目的のための機能を維持するため、車両の運転中、貯留された炭化水素蒸発ガスの周期的なパージ(浄化)が必要である。
パージ中、全ての燃料蒸発ガス通路は、炭化水素蒸発ガスが貯留されたキャニスタへ開放する。圧力及び流量の変動は、パージ中のそのような通路の影響下で運転中のエンジンの効率、有効性及び排気ガスの排出に悪影響を及ぼす。燃料タンクに隣接するキャニスタをパージしている間、燃料タンクへの蒸発ガス通路が開くことによって被るいくつかは望ましくないそのような影響を解消するため、燃料タンク隔離バルブが使用されている。
機械的に(例えば空気圧に応答して)作動されるバルブが公知である。例えば特許文献1を参照されたい。しかしながら、燃料タンクエミッションコントロールシステムの現在の主流は、電気的に作動されるバルブを含む傾向がある。特許文献2は、燃料タンク隔離バルブを使用する燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステムを説明している。この燃料タンク隔離バルブは、電気的に作動される。電気的に作動されるバルブは、その称するところでは、従来のダイアフラム−作動バルブに関連して知られる欠点を克服するために開発された。このため、現在の燃料タンクエミッションコントロールシステムは、電気的に作動されるバルブにかなり依存している。例えば、特許文献3における電気的に作動されるバルブの検討を参照されたい。特許文献4は、更に、燃料タンクエミッションコントロールシステムで使用される電気的に作動されるバルブを検討している。
米国特許第4714172号明細書 米国特許第6668807号明細書 米国特許第6553975号明細書 米国特許第6637261号明細書
実用の燃料タンクエミッションコントロールシステムを形成するために様々な構成要素が接続される。従来の燃料タンクエミッションコントロールシステムの1つが従来技術の図1に示されている。この燃料タンクエミッションコントロールシステムは、燃料タンク2に抵抗のない通路を介して接続されて燃料タンク2から直接的に炭化水素燃料蒸発ガスを受取る貯留装置(例えばキャニスタ)1を含み、このキャニスタ1は、電子制御ユニット(ECU)5に接続された制御バルブ4によって開閉可能な大気パージバルブ3を有している。燃料タンク2には、タンク圧力センサ6が接続されて、タンク2の内圧を検出し、これに基づく関連する電気的な入力信号をECU5に供給する。
キャニスタ1には、燃料蒸発ガス出口ライン7が接続されて、炭化水素蒸発ガス流をエンジンでの内部燃焼のために下流に供給する。キャニスタ1からの燃料蒸発ガス出口ライン7を通る炭化水素蒸発ガス流は、コントロールオリフィス8を通過し、オリフィス8の下流側は、エンジンパージコントロールバルブ9の入口に接続され、エンジンパージコントロールバルブ9の出口は、エンジン10の燃焼空気入口すなわち吸気マニホールドに接続されている。エンジンパージコントロールバルブ9は、ECU5によって制御される電気的に作動されるバルブである。
電気的に作動される常開バルブ11は、コントロールオリフィス8をバイパスするように接続されて、これもECU5によって制御される。コントロールオリフィス8を横切る圧力降下を検出するために差圧センサ12が接続されて、関連する電気的入力信号をECU5に供給する。
そのバルブの機械的作動から電気的作動への変換を含む燃料タンクエミッションコントロールシステムにおける最近の革新は、常にシステム全体に有利であるわけではない。例えば、車両に含まれるより多くの構成要素が電気的に制御されるように設計されるほど、車両の総コストが増大することになる。更に、個々の機能を実行するための電気的な構成要素の使用による多大な信頼性は、電気的システムが適切に機能することに基づいている。電気的システムにおける小さな割り込み処理は、これにより、車両のオペレーティングシステム全体にわたって広範な影響を与える可能性がある。この割り込み処理がその燃料タンク隔離バルブの適切な開閉に影響したとき、その影響は、望ましくない、あるいは、非合法的でさえある汚染物質の環境への放出、又は、結果として関連するエンジンの機械的な故障を引起すところにまで広がる可能性がある。
このため、改良された燃料タンク隔離バルブが望まれている。
本発明の隔離バルブは、燃料タンクエミッションコントロールシステムに使用するときだけでなく、同様に作動するバルブが望まれる他のシステムにも有利に提供される。本発明の隔離バルブは、好都合に機械式に駆動されるので、その中の電気的な部品の信頼できる作動に依存しない。
更に、本発明の構造及び設計は、多くの適用例に使用されるとき、かなりのコストの節約及び重量の軽減の有益な特性を提供する。例示的な一実施形態では、本発明の隔離バルブは、より大きなアセンブリの中で、縦置き又は横置きのいずれでも本質的に同じ機能を提供することができる。これにより、そのようなバルブを使用するとき、全体設計の自由が拡大される。
概して、本発明の隔離バルブは、第1構成要素(例えば燃料タンク)に流体接続する第1ポートと、第2構成要素(例えば炭化水素蒸発ガスの貯留のためのキャニスタ)に流体接続する第2ポートと、第3構成要素(例えばエンジンパージコントロールバルブ)に流体接続する第3ポートと、当該バルブ内に配置されたダイアフラムであって、これを横切る差圧に応答して常開の内部通路を閉じて、第1ポートと第2ポートとの間の流体接続を遮断するダイアフラムと、ダイアフラムを横切る差圧を制御する流量検知圧力装置(例えば出口バルブ)と備えている。この構成により、常開の内部通路が閉じたとき、流体が第2構成要素から第3構成要素へ流れる。特定の実施形態では、第2構成要素から第3構成要素への流体の流量にかかわらず、ダイアフラムを横切って本質的に一定の差圧が維持される。他の特定の実施形態では、第1構成要素内の圧力がダイアフラムを横切る差圧に達しない限り、常開の内部通路が閉じて、第1構成要素と第3構成要素との間の流体の流れが阻止される。
そのような隔離バルブのダイアフラムの移動量は、全体システムの設計に依存して変化する。しかしながら、例示的な一実施形態では、作動中、ダイアフラムは、縦方向に第1方向に約3/16インチ(4.7625mm)移動することによって常開の内部通路を閉じる。
一実施形態では、ダイアフラムを横切る差圧は、常開の内部通路が閉じた後、第2構成要素から第3構成要素へ流体の流量の増大に対して、約2インチ(5.06cm)から約4インチ(10.16cm)大気圧水柱の比較的一定のレベルに制御される。例えば、第2構成要素から第3構成要素への流体の流れは、約100lpmまでの流量を生じることがある。
他の実施形態では、本発明の隔離バルブは、関連する過剰圧力リリーフスプリングと同様に過剰圧力リリーフリングを備えている。これらの部品は、内部通路が開かれ又は閉じられたとき、第1構成要素からの過剰圧力の充分な通気を促進する。特定のバリエーションでは、第1構成要素内の圧力は、約10インチ(25.4cm)大気圧水柱以下のレベルに維持される。例示的な一実施形態によれば、常開の内部通路が閉じて、第2構成要素から第3構成要素に流体が流れたとき、第2構成要素から第3構成要素への流体の流量にかかわらず、第1構成要素に関連するリリーフ圧力は、本質的に一定である。
例示的な一実施形態では、本発明の隔離バルブは、燃料タンクエミッションコントロールシステムに使用するのに適しており、一般的に燃料からなる流体の流れが隔離バルブによって調整される。そのような燃料タンクエミッションコントロールシステムは、例えば、乗用車、小型乗用トラック等のガソリンエンジン車両に有利に使用される。この実施形態では、隔離バルブは、燃料タンク、キャニスタ及びエンジンパージコントロールバルブの間に流体接続される。作動中、燃料タンク隔離バルブは、電気的な部品の信頼性の高い作動に依存することなく、これに流体接続された燃料タンクを隔離しながら、同時に、燃料タンクエミッションコントロールシステム内の炭化水素キャニスタをパージすることができる。このようにして、同時に燃料タンクから燃料蒸発ガスが吸引されないので、キャニスタから可燃性炭化水素蒸発ガスが、より急速かつ制御された流量で吸引される。
本発明は、効率的で有効な機械的に作動される隔離バルブを提供する。本発明の隔離バルブは、特に、燃料タンクエミッションコントロールシステムに役立つものである。本発明の例示的な実施形態に従って、本発明のダイアフラム−作動隔離バルブは、燃料タンクエミッションコントロールシステムに使用して(「燃料タンク隔離バルブ」という)、エンジンで炭化水素キャニスタをパージし、同時に、これに流体接続された燃料タンクを隔離する。
「流体的」、「流体」という語及び類義語の使用は、全て、気相、液相又は気液相の混合を意味することに注意された。多くの実施形態において、これらの用語は、揮発性液体燃料の気相(例えば、炭化水素燃料蒸発ガス)を意味する。
本発明の一実施形態に従って燃料タンクをキャニスタ(これにより、関連するエンジン)から隔離することによって、燃料タンクエミッションコントロールシステム内のキャニスタの効率的で効果的なパージを可能にする。パージ中にそのような隔離を行うことによって、同時に燃料タンクから燃料蒸発ガスが吸引されないので、キャニスタ内部の可燃性の炭化水素蒸発ガスをより迅速かつ管理された流量で吸引することができる。更に、従来技術において公知の一般的により高価な電動バルブの使用に比して、本発明は、相当なコストの節約だけでなく、システムがその電子部品の信頼性の高い作動に依存しないバルブによって信頼性を得られるようにする。このように、本発明の機械的に作動される隔離バルブは、電気的な割り込み処理又は故障に関係することが多い悪影響を及ぼすことなく信頼性の高い作動を行う。
図2を参照して、本発明のシステムの一実施形態では、本発明の燃料タンク隔離バルブ20は、キャニスタ22、燃料タンク24及び大気パージバルブ26の間に流体接続されている。燃料タンク隔離バルブ20は、キャニスタ22をパージして、そこに貯留された蒸発ガスを内部燃焼させるためにエンジン吸気マニホールド負圧28によってエンジン(図示せず)に移送中に作動して、キャニスタ22と燃料タンク24との間の燃料蒸発ガス通路を開閉させる。エンジンコントロールユニット(ECU)30、タンク圧力センサ32、及び、キャニスタ22から燃料蒸発ガスがコントロールオリフィス36を介してエンジンパージコントロールバルブ38に流れるように接続された燃料蒸発ガス出口ライン34等の他の一般的な燃料タンクエミッションコントロールシステムの構成要素は、システム全体の中に含めることができる。このような一実施形態が図2に示されており、したがって、これは、図1の従来技術に示される燃料タンクエミッションコントロールシステムと類似点を有している。更に、図2に示される実施形態では、常開バルブ40がコントロールオリフィス36をバイパスしている。常開バルブ40は、差圧センサ42の出力から供給された電気信号に基づいて作動する。差圧センサ42は、コントロールオリフィス36を横切る圧力降下を検出するように接続されて、これに関係する電気的な入力信号をECU30に供給する。
本発明の燃料タンク隔離バルブは、貯留された炭化水素蒸発ガスの関連する内燃機関への移送にかかわるパージ実行中のパージ流に関係する差圧を検知し、これに基づいて作動する。パージ流の特性及びタイミングは、当業者には公知のように、一般的にいくつかの従来の構成要素の相互作用に基づいて制御される。一般的な実施形態では、パージ流の特性及びタイミングは、エンジンの性能及びキャニスタ22内の可燃性炭化水素蒸発ガスの特性及び量に基づいて決定される。キャニスタ22のパージを行うために、あらゆる適当な構成要素を使用することができる。本発明の燃料タンク隔離バルブは、本質的に機械式であるが、システム内の他の構成要素は、あらゆる適当な方式、例えば、電気式、機械式、その他の方式とすることができる。例えば、そのような構成要素は、図2のエンジンパージコントロールバルブ38等の電動(例えばソレノイド駆動)バルブを含むことができる。
図2に示される実施形態では、燃料タンクエミッションコントロールシステムにおいて、ソレノイドエンジンパージバルブ38は、本発明の燃料タンク隔離バルブに連動して作動する。ソレノイドエンジンパージバルブ38は、燃料タンク24からキャニスタ22に集められた炭化水素蒸発ガスを効果的にパージするように作動する。そのようにパージされた炭化水素蒸発ガスは、その後、内部燃焼のために、作動的に接続されたエンジン(図示せず)に移送される。
この目的のために様々なソレノイドバルブを適用することができる。例えば、1つの適当なソレノイドエンジンパージコントロールバルブは、入口ポート及び出口ポートを有するハウジングを含む。図2に示される方法では、入口ポートは、通路を介してキャニスタ22のパージポートに流体接続される。出口ポートは、通路を介してエンジン吸気マニホールドの負圧28及びエンジンに流体接続される。
更なるソレノイドエンジンパージコントロールバルブ38の内部の例示は、入口ポートと出口ポートとの間を流体接続する内部通路を開閉するためにハウジング内に配置された作動機構である。この機構は、弁体を常閉位置(すなわち、入口ポートと出口ポートとの間の内部通路を塞ぐ)に付勢するスプリングを含んでいる。作動機構(例えば、ソレノイド)がECU30からのエンジンパージコントロールバルブ信号によって励起されたとき、アーマチャがスプリングに抗して内部通路を開いて、入口ポートと出口ポートとの間の流れを可能にする。
本発明のシステム及び構成要素全体にわたって、参照される通路は、本システム及び構成要素の意図された機能を実質的に妨げない限り、当業者に公知の付加的な構成要素を含んでもよいことに注意されたい。例えば、様々な圧力センサ、バルブ及びオリフィスをそのような通路に配置してもよい。
一実施形態では、本発明の燃料タンクエミッションコントロールシステムにおいて、エンジンパージコントロールバルブの入口とキャニスタとの間の通路のバルブ数に対して、エンジンパージコントロールバルブと燃料タンクとの間に、1つのみバルブを追加するだけであるという利点がある。これは、全体設計をシンプルにし、追加部品の装着及びメンテナンスの必要性を最小限にする。
図2を更に参照して、燃料タンク隔離バルブ20は、燃料タンク24(一般的には燃料蒸発ガスドームすなわち燃料タンクの上部空間)とキャニスタ22との間に一連のバルブポートを介して直列に接続されている。本発明の隔離バルブは、燃料タンクエミッションコントロールシステム以外のシステムにも使用することができるが(すなわち、本発明の隔離バルブは、同様な操作バルブが望まれるあらゆる場所に使用することができる)、理解の容易のため、本発明の隔離バルブは、一実施形態において、燃料タンクエミッションコントロールシステムに使用されるものに関連する燃料タンク隔離バルブとして説明される。この点については、図2の燃料タンクエミッションコントロールシステムに示される構成要素は、以下に説明する図3A乃至図3Hに関連して更に参照する。
この点については、図3A乃至図3Cに特に示されるように、本発明の燃料タンク隔離バルブ20は、第1構成要素、例えば燃料タンク24から燃料タンク隔離バルブ20への通路に接続する第1ポート44を含んでいる。また、第2構成要素、例えば炭化水素蒸発ガス貯留用のキャニスタ22から燃料タンク隔離バルブ20への通路に接続する第2ポート46が含まれている。更に、第3構成要素、例えばエンジンパージコントロールバルブ38から燃料タンク隔離バルブ20への通路50(図2に示される)に接続する第3ポート48がそこに含まれている。
図3A乃至図3Cの燃料タンク隔離バルブ20の内部の更なる詳細は、図3D乃至図3Hに示されている。ここには、パージの実行に応答して、常開の内部通路を閉じて、第1ポート44と第2ポート46との間の連通を遮断し、更に、以下に説明する状況下で第1ポート44と第3ポート48との間の流体の流れを阻止するためのダイアフラム52が含まれている。図3D、3F及び3Gに示されるように、接続されたキャニスタ22からの炭化水素蒸発ガスのパージの開始及び各パージ間においては、ダイアフラム52は、ダイアフラムスプリング54と協働して位置決めされて、第1及び第2ポート44及び46を介して導管62及び60を通るキャニスタ22と燃料タンク24との間の燃料蒸発ガス通路56を遮断しない。本発明の例示的な一実施形態では、ダイアフラム52は、差圧が選択された差圧閾値に達するまで、その常開位置から移動しないように設計されている(移動によって内部の蒸発ガス通路の物理的な調整及び可能な遮断を行うことができる)。
特に図3Dを参照して、キャニスタ22のパージの開始時に、パージ流によってダイアフラム52を横切って差圧が生じる。この差圧が差圧閾値に達すると、ダイアフラム52が移動して隔離バルブ内のシート63とシール64との接触によって燃料タンク24をキャニスタ22から流体的に隔離する。これにより、キャニスタ22のパージの開始時に生じた差圧は、迅速に増大して、差圧閾値に達したとき、ダイアフラム52を移動させて、キャニスタ22と燃料タンク24との間の隔離バルブ内に配置された常開の蒸発ガス通路56(図3D及び3F乃至3Gに開いた状態を示す)を図3Eに示すように閉じる。
このようなダイアフラム52の移動の結果、燃料タンク24への第1ポート44が閉鎖することになる。このように燃料タンク24への第1ポートが閉じられると、キャニスタ22からエンジンパージコントロールバルブ38へのパージ流が増大して、キャニスタ22及び大気パージバルブ26を横切る圧力降下が更に増大する。これにより、効率的かつ効果的なキャニスタ22のパージが可能になる。燃料タンク24への第1ポート44が前もって閉じられるので、シール64のシート63に対する移動によってダイアフラム52が閉じると、燃料タンク24は、室56内のより大きな差圧にさらされることがない。これにより、キャニスタ22のパージによって、燃料タンク24内から炭化水素蒸発ガスが不必要に吸引されることがない。
ダイアフラム25の所望の移動を行い易くするため、ダイアフラムスプリング54は、ダイアフラム52の上方に燃料タンク24に導くポート44内へ延ばして配置されている。例示的な一実施形態では、ダイアフラムスプリング54は圧縮ばねである。
上述のように、パージの実行の開始時に差圧閾値に達すると、キャニスタ22と燃料タンク24との間の隔離バルブ内の常開の燃料蒸発ガス通路56は、ダイアフラム52が第1縦方向(例えば、最終的なバルブ組立における位置に対してダイアフラム52の燃料タンク24側の上方)に、「閉」位置までほぼ一定距離だけ移動することによって閉じる。ダイアフラム52は、ダイアフラム52を横切る差圧が差圧閾値未満のレベルに低下(例えば、エンジンパージコントロールバルブ38がキャニスタ22の更なるパージを続行しないことに応答する)するまで、その位置に留まり、ダイアフラム52が第2縦方向(例えば、最終的なバルブ組立における位置に対して、ダイアフラム52のキャニスタ22側の下方)に移動することによって元の位置に復帰して、同じほぼ一定距離の第1方向と反対の「開」位置へ移動する。一般的に4シリンダからV8エンジンのどれかである小型乗用トラック又は乗用車のエンジンに対して、この一定距離は、約3/16インチ(4.7625mm)である。しかしながら、この一定距離は、システム全体の設計及びその意図する適用によって変化させられることを理解すべきである。
パージ実行中にダイアフラム52を横切る差圧の発生及び制御に寄与するのは、例えば出口弁65等の流量検知圧力装置であり、これは、本発明の燃料タンク隔離バルブの好ましい補助構成要素である。差圧閾値レベルに達すると、この好ましいタイプの流量検知圧力装置(すなわち出口バルブ65)は、それに応じて開弁することにより、ダイアフラム52を横切る差圧の更なる実質的な増大をリリーフする。
図3Dを参照して、出口バルブ65は、燃料タンク隔離バルブ20内のダイアフラム52の両側(すなわち、キャニスタ22側及び燃料タンク24側)の室66と室68との間の差圧を発生及び制御するように作動する。室66と室68との間の差圧が差圧閾値に達してダイアフラム52が閉位置に移動されたとき、燃料タンク24は、キャニスタ22から流体的に隔離される。ダイアフラム52を上方に移動させる力は、ダイアフラム52の両側に作用する圧力に起因する正味の力である。本発明の例示的な一実施形態において、パージの実行が開始されたとき、このパージ流およびその増大速度によって、引起されたダイアフラム52に対する上方への圧力の大きさは、出口バルブ65によって制御される。
図4は、そのような実施形態において、出口バルブ65を通るパージ流の流量に対する室66におけるダイアフラム52に対する上方への圧力の様子をグラフに示している。初期のパージ流の増大によって、その関係を表す線分70は、比較的に迅速かつ定常的な速度の圧力の上昇に本質的に線形となる。この段階の間、出口バルブ65は、閉じられている。パージ実行中に圧力の迅速な上昇は、ダイアフラム52を上方へ移動させて、燃料タンク24をキャニスタ22から流体的に隔離する。このような上方への移動は、低速のパージの流れでも可能である。差圧閾値に達すると、出口バルブ65が開いて、ダイアフラム52に対する上方への圧力を解放する。差圧閾値に達して出口バルブ65が開いた後、圧力の更なる上昇が最小限にされる。このようにして、ダイアフラム52を横切る差圧は、ほぼ差圧閾値に維持される。この差圧に関連して、ダイアフラム52に対する上方への力は本質的に一定となる。パージの継続のための上方への比較的一定の力の維持は、効率的かつ効果的なキャニスタ24のパージ及び燃料タンク24の過剰圧力リリーフのための構成要素の効果的な作動を可能にし、これについては、以下に更に詳細に説明する。
図4に示される圧力閾値72は、隔離バルブが使用される全体システムによって変化する。更に、隔離バルブは、一般的に、圧力閾値が隔離バルブの意図された適用に依存するように設計される。本発明の特に有益な実施形態では、隔離バルブは、小型乗用トラック又は乗用車用の燃料タンク隔離バルブであり、圧力閾値72は、一般的な毎分約2リットル(2lpm)のパージ流量に関して、約2インチ(5.08cm)乃至約4インチ(10.16)大気圧水柱(atmospheric water)である。しかしながら、燃料タンク隔離バルブは、広範囲のパージ流量(例えば、約70lpm乃至約100lpmまで)に関して有効であるべきであり、作動中に燃料タンク隔離バルブが受けるパージ流量がいかなるものであっても、圧力閾値72を本質的に一定に維持すべきである。
図3D乃至3Hに示されるように、例示的な一実施形態では、出口バルブ65は、例えば、下部にテーパ状すなわち円錐形状を有し、端部のオリフィス76と協働するスプリング付勢されたピン74を有している。例示的な一実施形態では、ピン74用のスプリング78は、圧縮ばねである。ピン74がオリフィス76の下部の内部で上方に移動することにより、非平面形状のオリフィス下部表面によってオリフィス76の有効径が変化する。図示の実施形態によれば、オリフィス76のテーパ状の下部表面側が本質的に一定の傾斜を有しているため、ピン74がオリフィス76の下部を通して上方へ移動したとき、オリフィス76の有効径が本質的に線形で変化する。このようにピン74が上方に移動することにより、パージ実行中に更なるパージ流に対するバイパスが提供される。差圧閾値に達すると、このような出口バルブ65の作動によってダイアフラム52に対する上方への追加的な力の作用を最小限にする。このようなバルブ技術の当業者によって理解されるように、出口バルブ65等の圧力検知流量装置及びその補助構成要素の寸法は、それが受ける流量及び調整されて許容され又は望まれる差圧を生じる流量に応じて変化する。
本発明によって燃料タンク24が隔離されたとき、閉じられたダイアフラム52の上端部80のシール64は、本発明の例示的な一実施形態ではフランジが形成されているが、上部バルブハウジング82のシート63にしっかりと当接してシールされた境界を形成する。例えば、このシールされた境界は、一実施形態では、プラスチック対プラスチックシールである。例示的な一実施形態では、燃料関連応用装置のための1つの好適な適用例として、このシールされた境界は、ラバーシールからなる。特に図3Hを参照して、ここに示される例示的な実施形態によれば、上部バルブハウジング82は、蓋84又は同様な部品に固定的に結合して、一体化した部品を取囲む。
図2に示されるように、燃料タンク24内に所望の圧力を維持するため、多くの場合、タンク圧力センサが使用されて燃料タンク24の所定圧力を超える圧力を検出する。追加的なタンク圧力センサを使用することができるが、本発明の更なる実施形態では、それらを必要としない。燃料タンク24内の所望の圧力は、燃料タンクエミッションコントロールシステムの全体構造及びその適用に依存する。多くの例示的な実施形態では、燃料蒸発ガスドーム圧力は、約10インチ(25.4cm)大気圧水柱以下のレベルに維持される。この燃料蒸発ガスドーム圧力の維持は、本発明の特定の適用例において要求される。
燃料蒸発ガスドーム圧力は、一般的に給油中に増大する。このため、本発明の他の実施形態によれば、燃料タンク24内の圧力センサが利用されて、給油の実行が検出されたとき(すなわち、関連する燃料タンク圧力の急な上昇に基づく)、信号を作動接続されたECU30に送信する。この信号は、ECU30を作動させて、燃料タンクエミッションコントロールシステム内の他の構成要素に信号を送信して、給油による濃い炭化水素蒸発ガスが望ましくない流速でエンジンに流れないようにパージの実行を停止する。
加えて、燃料蒸発ガスドーム圧力は、燃料タンク24内の温度の変動及び液面動揺によって望ましくないレベルに増大することもある。一般的に、これらの原因による燃料蒸発ガスドーム圧力の上昇は、給油によるものに比して相当に急速ではない。このため、圧力センサは、一般的に、それらの場合には、給油中に燃料蒸発ガスドーム圧力の急速な上昇が検出されたときに行うようなパージの実行停止のための信号を発信しない。
燃料タンク24の圧力の減少(例えば、燃料タンク24内の過剰圧力のリリーフの促進)が望まれた場合、本発明の例示的な燃料タンク隔離バルブは、そのような減少を可能にする。好都合に、燃料タンク24の過剰圧力は、本質的に炭化水素蒸発ガスを大気へ通気することなく解放される。例えば、図3D乃至図3Hを通して示されるように、例示的な燃料タンク隔離バルブでは、燃料タンク24内の過剰圧力(例えば、温度変動及び/又は液面変動によって生じる)は、過剰圧力リリーフスプリング86及び関連する過剰圧力リリーフリング88を設けることによって効果的かつ効率的にリリーフすることができる。
この実施形態によれば、燃料タンク24からキャニスタ22へ、また、キャニスタ22からエンジンパージコントロールバルブ38への内部流体通路は、過剰圧力リリーフリング88によって形成されたシールによって、通常、閉じられている。燃料タンク24の圧力が所望のレベルに維持されているとき、この流体通路は、ダイアフラム52が移動して隔離バルブの常開の内部通路56を遮断しているか否かにかかわらず、閉鎖される。さらに、過剰圧力リリーフリング88によって形成されるシールは、最小限である。例示的な一実施形態では、このシールは、一般的に約1インチ(2.54cm)大気圧水柱より小さい差圧を受けたとき、解放される。シールを解放して過剰圧力リリーフリング88を「開く」この差圧は、過剰圧力リリーフポイントと言われる。
例えば、燃料タンク24内からキャニスタ22への過剰圧力の通気が望まれるとき、ダイアフラム52が燃料タンク24とキャニスタ22との間の流体接続を可能にする位置にあるほか、過剰圧力リリーフリング88は、各パージの実行の間隙で、下方(「開」位置)へ移動可能である。すなわち、各パージの間隙で、燃料タンク24とキャニスタ22との間を流体接続することが必要なとき、過剰な燃料タンク24の圧力は、過剰圧力リリーフリング88の開口を通してリリーフされる。このように、各パージの間隙で、望ましい燃料タンク圧力が超過されたとき、燃料タンク24は、一般的に比較的少量の過剰の炭化水素蒸発ガスをキャニスタ22に通気することができる。このような炭化水素蒸発ガスは、その後、パージを実行するまでキャニスタ22に貯留され、そのパージの実行によって、貯留された炭化水素蒸発ガスは、エンジンパージコントロールバルブ38を介してエンジン10に移送される。
本発明のこの実施形態によれば、パージの実行中、ダイアフラム52が常閉であるにもかかわらず、それでも、過剰圧力のリリーフを効果的に行うことができる。パージ実行中、ダイアフラム52に対する上方への力は、燃料タンクと燃料タンク内の過剰圧力を蓄圧するパージ室との間の差圧の増大に起因して作用する下方への力によって打ち負かされる。パージ通気中、図4に示されるように、圧力閾値72に達すると、ダイアフラム52を横切る差圧は、パージ流の流量の増大に伴って僅かに増大し、その量は、タンクとパージ室との間の差圧によって生じるダイアフラム52に対する下方への力を相殺するのにちょうど充分であることに注意されたい。よって、パージ実行中、本質的に、燃料タンクに対する一定の開放圧力(すなわちリリーフ圧力)が維持される。いかなるパージ流の流量でもパージ実行中、本質的に一定のリリーフ圧力が維持される。このように、パージ実行中に、望ましい燃料タンク圧力を超えたとき、燃料タンク24は、エンジンパージコントロールバルブ38への一般的に比較的少量の超過の炭化水素蒸発ガスを通気することができる。燃料タンク24内の過剰圧力のより急速なリリーフが望まれるときは(すなわち、過剰圧力のエンジンパージコントロールバルブ38への通気によって、より急速なリリーフが可能な場合)、過剰圧力リリーフリング88が開いて、過剰圧力のキャニスタ22への通気を可能にする。キャニスタ22から、そのような炭化水素蒸発ガスがエンジンパージコントロールバルブ38を介してエンジン10へ移送される。
本発明の他の実施形態では、本発明の燃料タンクエミッションコントロールシステムに圧力減衰漏れチェックが含まれる。本発明の圧力燃料タンク隔離バルブは、燃料タンクエミッションコントロールシステム及びより大きなアセンブリ内の多くの他の望ましい構成要素と同様、一般的な圧力減衰漏れチェック機構と接続して有効に作動することができる。例えば、圧力減衰漏れチェック中に、本発明の燃料タンク隔離バルブは、圧力減衰漏れチェックのテストが失敗しないように、充分な速度でダイアフラムの両側の室間の圧力を等しくすることができる。
本発明の隔離バルブは、あらゆる適当な材料及び部品から製造される。理想的には、材料は、燃料、クーラント、潤滑剤(例えば変速機オイル)及び水等の様々な液体を含む作動状態の環境に耐えるように選択される。例示的な一実施形態では、隔離バルブは、燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステムに適用してもバルブが有効に作動できるような材料及び部品から構成されている。例示的な一実施形態では、本発明の隔離バルブは、より大きなアセンブリ内で直立又は横の配置のいずれでも本質的に同じ機能を提供するように構成される。例えば、その内部で圧力検知流量装置に連動するスプリングの使用は、重力の影響に抗して所望の特性が得られる一つの方法である。
好都合に、本発明の燃料タンク隔離バルブは、電気的な駆動に基づいて作動するバルブに比して、コスト及び重量を低減し易い。例えば、コスト及び重量は、それぞれ約75%以上減少させることができる。これにより、そのようなバルブは、関連するエンジンの運転中にキャニスタから炭化水素蒸発ガスを効率的かつ効果的にパージするだけでなく、それらの作動に関連する機能的な改良にもかかわらず、それらの特性をも改善する。
当業者には、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、本発明の様々な修正及び変形が明らかになるであろう。いずれの方法クレームに示されるステップも、そこに示された順序で実行される必要がないことに注意すべきである。当業者は、そこに示された順序から、そのステップを実行するバリエーションを認識するであろう。
従来技術の燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステムの概略図である。 本発明に従った燃料タンク隔離バルブを使用する燃料蒸発ガスエミッションコントロールシステムの概略図である。 本発明の燃料タンク隔離バルブの平面図である。 図3Aの燃料タンク隔離バルブのA−A線に平行な側面図である。 図3Aの燃料タンク隔離バルブのA−A線に垂直な側面図である。 図3A及び3Bの燃料タンク隔離バルブの一部を破断した側面図である。 閉弁位置にある図3Aの燃料タンク隔離バルブのA−A線による側面の縦断面図である。 開弁位置にある図3Aの燃料タンク隔離バルブのA−A線による側面の縦断面図である。 閉弁位置にある図3Aの燃料タンク隔離バルブのB−B線による側面の縦断面図である。 図3Aの燃料タンク隔離バルブの分解斜視図である。 本発明の例示的な一実施形態におけるパージ流量と燃料タンク隔離バルブのダイアフラム圧力との関係を表すグラフ図である。

Claims (20)

  1. 第1構成要素(24)に流体接続するための第1ポート(44)と、
    第2構成要素(22)に流体接続するための第2ポート(46)と、
    第3構成要素(38)に流体接続するための第3ポート(48)と、
    内部に配置されたダイアフラム(52)であって、これを横切る差圧に応答して、常開の内部通路を閉じて前記第1ポート(44)と前記第2ポート(46)との間の流体接続を遮断し、前記第2構成要素(22)から前記第3構成要素(38)への流体の流れを可能にするダイアフラム(52)と、
    前記ダイアフラム(52)を横切る差圧を制御するための流量検知圧力装置(65)とを備え
    前記第2構成要素(22)から前記第3構成要素(38)への流体の流量にかかわらず、前記ダイアフラム(52)を横切って本質的に一定の差圧が維持され、前記第1構成要素(24)の内圧が前記ダイアフラム(52)を横切る差圧よりも低圧である限り、前記常開の内部通路が閉じて、前記第1構成要素(24)と前記第3構成要素(38)との間の流体の流れが阻止されることを特徴とする機械式作動隔離バルブ。
  2. 前記流体は、燃料を含み、当該バルブは、燃料タンク隔離バルブであること特徴とする請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  3. 内部の電気的な部品の信頼できる作動に依存することなく、流体接続された燃料タンク(24)を隔離すると共に、燃料タンクエミッションコントロールシステムの炭化水素キャニスタ(22)をパージすることができる請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  4. 前記第1構成要素は、燃料タンク(24)を含むことを特徴とする請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  5. 前記第2構成要素は、炭化水素蒸発ガスを貯留するためのキャニスタ(22)を含むことを特徴とする請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  6. 前記第3構成要素は、エンジンパージコントロールバルブ(38)を含むことを特徴とする請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  7. 前記ダイアフラム(52)は、約2乃至4インチ大気圧水柱の差圧に応答して、前記常開の内部通路を閉じることを特徴とする請求項1に記載の機械式作動隔離バルブ。
  8. 第1構成要素(24)に流体接続するための第1ポート(44)と、
    第2構成要素(22)に流体接続するための第2ポート(46)と、
    第3構成要素(38)に流体接続するための第3ポート(48)と、
    内部に配置されたダイアフラム(52)であって、これを横切る差圧に応答して、常開の内部通路を閉じて前記第1ポート(44)と前記第2ポート(46)との間の流体接続を遮断し、前記第2構成要素(22)から前記第3構成要素(38)への流体の流れを可能にするダイアフラム(52)と、
    前記ダイアフラム(52)を横切る差圧を制御するための流量検知圧力装置(65)とを備え
    更に、過剰圧力リリーフリング(88)及び関連する過剰圧力リリーフスプリング(86)を備え、
    前記常開の内部通路が閉じて前記第2構成要素(22)から前記第3構成要素(38)へ流体が流れたとき、前記第2構成要素(22)から前記第3構成要素(38)への流体の流量にかかわらず、前記第1構成要素に関連するリリーフ圧力は、本質的に一定であることを特徴とする機械式作動隔離バルブ。
  9. 前記第1構成要素(24)内の圧力を約10インチ大気圧水柱以下に維持するように作動することを特徴とする請求項に記載の機械式作動隔離バルブ。
  10. 燃料タンクエミッションコントロールシステムに使用するのに適した隔離バルブ(20)であって、
    当該バルブ(20)は、燃料タンク(24)に流体接続するための第1ポート(44)と、
    前記燃料タンク(24)から受けた炭化水素蒸発ガスの貯留のためのキャニスタ(22)に流体接続する第2ポート(46)と、
    前記キャニスタ(22)からパージされた炭化水素蒸発ガスをエンジン(10)に供給して内部燃焼させるためのエンジンパージコントロールバルブ(38)に流体接続するための第3ポート(48)と、
    当該バルブ(20)の内部に配置されたダイアフラム(52)であって、これを横切る差圧に応答して、常開の内部通路を閉じて、前記第1ポート(44)と前記第2ポート(46)との間の流体接続を遮断し、前記第2ポート(46)から前記第3ポート(48)への炭化水素蒸発ガスの流れを可能にするダイアフラム(52)と、
    前記ダイアフラム(52)を横切る差圧を制御するための流量検知圧力装置(65)とを備え、
    前記キャニスタ(22)から前記エンジンパージコントロールバルブ(38)へのパージ流の流量にかかわらず、前記ダイアフラム(52)を横切って本質的に一定の差圧が維持され、
    前記燃料タンク(24)内の圧力が前記ダイアフラム(52)を横切る差圧よりも低い限り、前記常開の内部通路が閉じて、前記燃料タンク(24)と前記エンジンパージコントロールバルブ(38)との間の流体の流れが阻止されることを特徴とする隔離バルブ。
  11. 前記常開の内部通路が閉じた後、前記キャニスタ(22)から前記エンジンパージコントロールバルブ(38)への炭化水素蒸発ガスの流量の増大に対して、前記ダイアフラム(52)を横切る差圧が約2乃至4インチ大気圧水柱の比較的一定レベルに制御されることを特徴とする請求項10に記載の隔離バルブ。
  12. 内部の電気的な部品の信頼できる作動に依存することなく、燃料タンク(24)を隔離すると共に、前記キャニスタ(22)から炭化水素蒸発ガスをパージすることができる請求項10に記載の隔離バルブ。
  13. 前記ダイアフラム(52)は、約2乃至4インチ大気圧水柱の差圧に応答して、前記常開の内部通路を閉じることを特徴とする請求項10に記載の隔離バルブ。
  14. (旧17)
    更に、過剰圧力リリーフリング(88)及び関連する過剰圧力リリーフスプリング(86)を備えていることを特徴とする請求項10に記載の隔離バルブ。
  15. パージの実行中、前記キャニスタ(22)から前記エンジンパージコントロールバルブ(38)へのパージ流の流量にかかわらず、燃料タンク(24)に関連するリリーフ圧力は、本質的に一定であることを特徴とする請求項14に記載の隔離バルブ。
  16. 燃料タンク(24)とキャニスタ(22)とエンジンパージコントロールバルブ(38)との間に請求項10の隔離バルブが流体接続されたことを特徴とする燃料タンクエミッションコントロールシステム。
  17. 請求項16の燃料タンクエミッションコントロールシステムを備えたことを特徴とするガソリンエンジン車両。
  18. 燃料タンクエミッションコントロールシステム内でキャニスタ(22)から燃料タンク(24)を隔離する方法であって、
    前記燃料タンク(24)及び前記キャニスタ(22)に流体接続する機械式作動隔離バルブ(20)を設け、
    前記キャニスタのパージを開始し、これにより、前記機械式作動隔離バルブ(20)の作動によって前記燃料タンク(24)を前記キャニスタ(22)から流体的に隔離し、
    前記機械式作動隔離バルブ(20)は、
    燃料タンク(24)に流体接続するための第1ポート(44)と、
    前記燃料タンク(24)から受けた炭化水素蒸発ガスを貯留するキャニスタ(22)に流体接続するための第2ポート(46)と、
    前記キャニスタ(22)からパージされた炭化水素蒸発ガスをエンジン(10)に供給して内部燃焼させるためのエンジンパージコントロールバルブ(38)に流体接続するための第3ポート(48)と、
    当該バルブ(20)の内部に配置されたダイアフラム(52)であって、これを横切る差圧に応答して、常開の内部通路を閉じて、前記第1ポート(44)と前記第2ポート(46)との間の流体接続を遮断し、前記第2ポート(46)から前記第3ポート(48)への炭化水素蒸発ガスの流れを可能にするダイアフラム(52)と、
    前記ダイアフラム(52)を横切る差圧を制御するための出口バルブ(65)とを備え、
    前記キャニスタ(22)から前記エンジンパージコントロールバルブ(38)へのパージ流の流量にかかわらず、前記ダイアフラム(52)を横切って本質的に一定の差圧が維持され、
    前記燃料タンク(24)内の圧力が前記ダイアフラム(52)を横切る差圧よりも低い限り、前記常開の内部通路が閉じて、前記燃料タンク(24)と前記エンジンパージコントロールバルブ(38)との間の流体の流れが阻止されるようになっていることを特徴とする燃料タンクの隔離方法。
  19. 燃料タンクエミッションコントロールシステム内でキャニスタ(22)から燃料タンク(24)を隔離する方法であって、
    前記燃料タンク(24)及び前記キャニスタ(22)に流体接続する機械式作動隔離バルブ(20)を設け、
    前記キャニスタ(22)のパージを開始し、これにより、前記機械式作動隔離バルブ(20)の作動によって前記燃料タンク(24)を前記キャニスタ(22)から流体的に隔離し、
    前記機械式作動隔離バルブ(20)は、その内部に配置されたダイアフラム(52)であって、これを横切る差圧に応答して、常開の内部通路を閉じて前記燃料タンク(24)と前記キャニスタ(42)との間の流体接続を遮断し、前記キャニスタ(22)からのパージのための流体の流れを可能にするダイアフラム(52)及び該ダイアフラム(52)を横切る差圧を制御するための流量検知圧力装置(65)を備え、
    パージの実行中、前記ダイアフラム(52)を横切って本質的に一定の差圧が維持されることを特徴する燃料タンクの隔離方法。
  20. 前記機械式作動隔離バルブ(20)は、過剰圧力リリーフリング(88)及び関連する過剰圧力リリーフスプリング(86)を含んでいることを特徴とする請求項19に記載の燃料タンクの隔離方法。
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