JP4801410B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
近年、LBPやデジタル複写機等の画像形成装置において、高画質化、高速化、カラー化が進み、ユーザが要求する品質も高まってきている。
高速化の要求に対しては、マルチビーム化が有効である。ただし、その際には複数ビーム間のピッチ(走査線間隔)調整が必要である。複数ビーム間のピッチ調整の方法としては、マルチビーム光源ユニットを光軸回りに回転する方法や、ピッチ調整用の光学素子を用いる方法がある(たとえば、特許文献1参照)。
一方、高画質化の要求に対しては、ビームスポット径の小径化が必要であり、これまでもいくつかの方法が提案されている(たとえば、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。ただし、ビームスポット径を小径化する際には、特に画像形成装置や光走査装置が定着部やポリゴンスキャナ等多くの熱源を備えていることや、使用環境の温度変動に鑑みて、温度変動まで考慮したビームスポットの小径化が必要である。
一方、ビームスポット径を高精度に初期調整したとしても、温度変動をはじめとする経時変化に伴い、ビームスポット位置ずれが発生してしまう。
そこで、ピッチ調整手段として、電気信号にて駆動される「液晶素子」が提案されている。別途配備されたビームピッチ検出によりビームピッチを検出し、その検出結果に基づき液晶素子を駆動することにより、ビームピッチの経時変化の補正が可能となる。液晶素子は、低電圧駆動、無発熱、無騒音、無振動、小型、軽量等の特徴を有するビームピッチ調整手段である。
近年、走査光学系の光学素子にはプラスチック材料が多く使われている。プラスチックは量産性に優れている一方で成形時の金型内温度の分布や金型から取り出した後の冷却が一律に行われないなどのことから、形状が理想のものから外れてしまうことも多い。
走査光学系においては、主走査方向に長い形状の光学素子が多く、副走査方向に光学素子が曲がってしまうこともあり、保持方法によっては走査線傾き、走査線曲がりなどの副走査対応方向への走査位置ずれとなる。また、光学素子のハウジングへの取り付け誤差も走査面上での副走査対応方向への走査位置ずれとなり無視できない大きさになる場合が多い。
更に、複数の走査手段を持つ画像形成装置においては、走査手段を保持固定しているハウジング間の温度偏差により、各走査手段毎に走査線曲がりなどの副走査対応方向への走査位置ずれの量が異なってしまう。
タンデム型のフルカラー複写機においては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応して4つの感光体ドラムを転写ベルトの搬送面に沿って列設し、ビーム走査装置により各感光体ドラムに対応して設けられたビームを走査して、当該感光体ドラム周面に静電潜像を形成すると共に該当する色のトナーで顕像化し、これを転写ベルトによって搬送されるシート上に順次転写して多色画像を形成するようになっていることから、各色毎にばらばらの副走査対応方向の走査位置ずれが生じてしまうと画質の低下、色ずれなどを引き起こす。
それにより、ビームウェスト位置が変化し、ビームスポット径が劣化する(増大する)虞があった。
また、本発明は、上記光走査装置を用いた高画質な画像出力が可能な画像形成装置(タンデム式カラー画像形成装置の場合、色ずれの発生を抑制可能)を提供することを、その目的とする。
タンデム式カラー画像形成装置に適用した場合には、色ずれの発生を低減することができる。
[光走査装置の概要]
(光走査装置の基本構成)
通常、「主走査方向」と「副走査方向」は、被走査面でビームスポットが走査される方向とその直交方向を意味するが、ここでは、光路の各場所で、被走査面の主走査方向と副走査方向に対応する方向を広い意味で、各々「主走査方向」、「副走査方向」と呼んでいる。
図1及び図2は、画像出力装置に用いられる「光走査装置」の一例である。本実施形態における光走査装置20は一つの光源から出射する1本のレーザビームを被走査面上に走査する光走査装置であるが、複数の光源(例えば、半導体レーザアレイ)から出射する複数本のレーザビームを同時に走査する「マルチビーム光走査装置」に応用することも可能である。また、複数の被走査面(感光体)を有するタンデム式カラー画像形成装置用の光走査装置に応用することもできる。
半導体レーザ11から発射されカップリングレンズ12を出射したレーザビーム21は、シリンドリカルレンズ13の作用により偏向器であるポリゴンミラー14の偏向反射面上に(副走査方向に結像し、主走査方向に長い)線像として結像され、走査光学系(走査レンズ)15により、被走査面(感光体ドラム)16上をビームスポットとして走査される。同期検知センサ19にレーザビームが入射することにより得られる同期検知信号に基づき、主走査方向の書込開始タイミングが決定される。一般には上述の各光学素子は、図2に示すように光学ハウジング17に収納される。
光走査装置、特にマルチビーム走査装置においては、被走査面上のビームスポット位置の初期調整、及び環境、経時変動の補正のため、「光ビーム位置補正手段」が具備されることが多い。
光ビーム位置補正手段の基本構成としては、
・折返しミラーを回転する
・シリンドリカルレンズをシフト/回転する
・プリズムをシフト/回転する
・電気光学素子、AOMを利用する
・半導体レーザとカップリングレンズの間に配設された平行平板を回転する
等、光路を偏向する(レーザビームを微小角度だけ偏向する)「光路偏向手段」の構成が従来より考案されている。
しかし従来の方法では装置が大型化する、消費電力、発熱、騒音が大きい等の問題があった。
液晶素子のもつ「位相を変調する」機能により、液晶素子に入射するレーザビームの位相を変化させることができる。外部から与えられる電気信号により液晶層内の位相を副走査方向に勾配を形成するような液晶素子を構成することができる。
このような液晶素子は、レーザビームを(副走査方向に)微小角度偏向する光路偏向手段、すなわち「偏向素子」として使用することができる。図1記載の液晶素子43を偏向素子として用いることにより、被走査面(感光体ドラム面)16におけるビームスポット位置を副走査方向に移動することができる。
(ビームウェスト位置変動の発生)
光源(半導体レーザ)11から被走査面(感光体ドラム表面)16までの光路図を示した図6及び光走査装置20を示す図2を用いて、光学ハウジング17内部の温度が変化した場合のビームウェスト位置の挙動について検討する。
図2に示すように、光走査装置20は、光学ハウジング17内部に、光源ユニット18、シリンドリカルレンズ13、ポリゴンミラー(偏向器)14、及び走査光学系15を収納して構成されている。
光源ユニット18は、図3に示すように、ベース部材22に半導体レーザ11を保持するとともに、カップリングレンズ12をベース部材22に接着剤24で固定して一体に構成されている。
ポリゴンミラー14は、図示しないポリゴンモータに組み付けられ、数万[rpm]の回転数にて回転される。その際、ポリゴンモータの駆動ICからの発熱やポリゴンミラーの回転に伴う空気との摩擦による発熱等の影響で、光学ハウジング17内部の温度が上昇する。また、本光走査装置を電子写真プロセスを適用したレーザプリンタ等に搭載した場合には、例えば、トナーを記録紙に転写、定着する定着装置からの発熱等、外部の熱源が光学ハウジング17内部の温度に影響を及ぼす場合もある。
その様子を図6に示す。図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ上段が主走査方向、下段が副走査方向の光路図(光束)を示すが、ポリゴンミラー14にて反射される光路を展開して、模式的に表している(ポリゴンミラーにて偏向、走査される光路のうち、例えば中央像高に至る光路(及び光学素子)を、直線上に並べて示している)。
本図は、本発明の効果の説明に必要な「温度変化に伴う樹脂製レンズの変形及び屈折率変化に起因するレーザビームの太さ(光束の幅)の増減」のみを模式的に示しており、本発明の効果の説明に重要ではない「ガラス製レンズの変形、屈折率変化、及び光学素子間隔の変化等に起因する光束の幅の増減」は図示していない。
また、光束の幅は、適宜(各図毎に倍率を変えて)拡大して図示しているため、相対的な比較はできない。
一方、温度が上昇した場合(45℃、図6(a))、樹脂製の走査光学系15は熱膨張するためパワーが弱く(焦点距離が長く)なり、主走査、副走査方向共に、ビームウェスト位置はポリゴンミラー14から遠ざかる向きに移動する。
逆に、温度が下降した場合(5℃、図6(c))には、ビームウェスト位置はポリゴンミラー14に近づく向きに移動する。
一般に、主走査方向と副走査方向では、各光学素子の曲率半径が異なるため、ビームウェスト位置変動量も異なる。本光走査装置を画像形成装置の露光装置として使用する場合、ビームスポットは主走査方向に移動しながら感光体表面を露光するので、主走査方向の露光ビーム(走査ビーム)のスポット径は、静止時の主走査ビームスポット径より太る。
従って、静止時のビームスポット径においては、副走査方向よりも主走査方向を小さく設定する必要があり、主走査方向のビームウェスト位置変化を優先的に低減することが望ましい。そのため、通常は光学素子を保持する保持部材の材質(熱膨張率)を適宜選択して、主走査方向のビームウェスト位置変動が小さくなるように設計することが多い。
例えば図6においては、半導体レーザ11とカップリングレンズ12を一体的に保持するベース部材22の材質を選択することが効果的である。
図6に示す光学系に液晶素子43を追加配備した場合のビームウェスト位置の挙動について、図4及び図5を参照しながら検討する。図5は本発明に対する比較例、図4は本発明の構成例について説明した図である。
「比較例;液晶素子の外形形状のアスペクト比c=1の場合」
図5に示すように、比較例として、液晶素子の外形形状(すなわちガラス基板)の主走査方向の長さa、副走査方向の長さをb、アスペクト比c=a/bとしたとき、c=1である液晶素子を適用した場合について考える。
上述のように、液晶素子は、数[μm]〜数十[μm]程度の液晶層を、2枚のガラス基板(透明な基板)で密封したセル構造となっているため、雰囲気温度の上昇に伴い、比較的膨張率の高い液晶層が熱膨張し、液晶素子の中央部が膨らむ。アスペクト比c=1の場合には、主走査、副走査方向において、同等の曲率半径となる(回転対称形状)ように変形するため、液晶素子にて発生する正パワーも主走査、副走査方向にて同等となる。
従って、図6に示した光学系に、このような液晶素子43を組み合わせた場合には、ベース部材22の材質を適宜設計しても、主走査方向と副走査方向のビームウェスト位置変動の発生量を同一にすることができない。すなわち、主走査方向と副走査方向のビームウェスト位置変動を同時に低減することはできない。
液晶素子の外形形状のアスペクト比を異ならせ、温度変化に伴う液晶素子の膨張、収縮に起因して発生するパワー成分を主走査方向と副走査方向で異ならせることにより、主走査方向と副走査方向のビームウェスト位置変動の発生量を実質的に同一とすることが可能となる。
図6の光学系に対して、液晶素子43を追加配備した図4においては、アスペクト比c=a/b>1となる液晶素子43を適用した。これにより、温度変化に伴い液晶素子43で発生するパワー成分が、副走査方向にてより大きくなるように設定することができる。
併せてベース部材22の材質(熱膨張率)を適宜選択することにより、主走査方向と副走査方向のビームウェスト位置変動を効果的に抑制することが可能となる。
光学ハウジング17内の温度が、25℃から45℃に変化したときのビームウェスト位置変化の数値例を以下に示す。本検討においては、光学ハウジング17内の光源ユニット18、液晶素子43、シリンドリカルレンズ13、ポリゴンミラー14、第一走査レンズ15−1及び第二走査レンズ15−2が温度変化したことを想定している。
光走査装置20における具体的な数値例について、以下、図1及び図2を参照しながら光学系データを示して説明する。
#1「液晶素子を備えない光学系;図6の場合」
半導体レーザ11の発振波長を655nm、カップリングレンズ12の焦点距離fcolを15mmとする(常温;25℃)。カップリングレンズ12の第1面及び第2面は共軸非球面であり、数値は示さないがカップリングレンズ12による波面収差は良好に補正されている。カップリングレンズ12から射出した光束は平行光束にカップリングされている。
カップリングレンズ12を出射したレーザビームは、図示しないアパーチャ(開口)によりビーム整形された後、シリンドリカルレンズ13の作用によりポリゴンミラー14上に主走査方向に長い線像として決像される。
カップリングレンズ12の第2面からアパーチャまでの距離は10mm、アパーチャからシリンドリカルレンズ13の第1面までの距離は37.3mmとした。
表2中、主走査方向の曲率半径をRm、副走査方向の曲率半径をRs、使用波長での屈折率をNとする。ここで、シリンドリカルレンズ13の入射側と出射側を面番号3、面番号4、ポリゴンミラー14の偏向反射面を面番号5、第1走査レンズ15−1の入射側と出射側を面番号6、面番号7、第2走査レンズ15−2の入射側と出射側を面番号8、面番号9、被走査面16を面番号10とする。
なお、像高H=0に至るレーザビームの、ポリゴンミラー14に対する入射ビームと反射ビームのなす角度は60°である。
このような光学系の場合、25℃から45℃に温度上昇することにより、ビームウェスト位置は、
主走査方向:+0.56[mm]
副走査方向:+1.12[mm]
移動することになる。なお、正号(+)は、ビームウェスト位置がポリゴンミラーから遠ざかる向きに移動することを示す。
図6(表2)の構成に対し、液晶素子43を追加配備した構成について検討する。アパーチャから液晶素子43までの距離が8.3mm(液晶素子43からシリンドリカルレンズ13の第1面までの距離は29mm)となるように、液晶素子43を配備した。
液晶素子43は、液晶層を2枚のガラス基板で密封したセル構造であり、温度上昇に伴い中央部が膨れ正パワーのレンズ効果を生じる。例えば実験的には、縦×横:16×16[mm](厚さ:0.5[mm])の2枚のガラス基板で、層厚:数10[μm]の液晶層を密封した液晶素子の場合、20℃の温度上昇(25℃から45℃)にて、25℃では平面であった液晶素子の入射面(又は出射面)が、45℃ではR=40,000[mm]に相当する面形状変化(透過波面収差に換算して、λ/0.8相当の球面;λ=655nm)を発生させた。
この液晶素子43によるパワー成分が付加され、本比較例の構成の場合、25℃から45℃に温度変化した場合のビームウェスト位置変動は、
主走査方向:−0.07[mm] ;負号(−)は、ポリゴンミラー14に近づく方向を示す。
副走査方向:+0.86[mm]
となった。
上記比較例においても、液晶素子を配備しない場合と比較して、ビームウェスト位置変動は低減されている。しかし、主走査方向と比較すると、副走査方向のビームウェスト位置変動の発生量は十分に抑制されていない。
そこで、液晶素子43の別の外形形状(アスペクト比c)として、主走査方向の長さa=16[mm]、副走査方向の長さb=8[mm]、アスペクト比c=a/b=2≠1とした。これにより、25℃から45℃に温度上昇したときに発生する曲率半径は、
主走査方向:R主=40,000[mm]
副走査方向:R副=10,000[mm]
となり、その結果として、ビームウェスト位置変動は、
主走査方向:−0.07[mm]
副走査方向:+0.11[mm]
にまで低減することができた。
さらには、半導体レーザ11とカップリングレンズ12を保持するベース部材22の材質を適宜選択することで、ビームウェスト位置変動をさらに低減することが可能である。
上記では、液晶素子の外形形状、すなわち液晶素子を構成するガラス基板のアスペクト比について検討した。しかし、上述のように、液晶素子の構成としては、液晶層を2枚のガラス基板にシール材を用いて封止する構成が一般的である。
そのため、ガラス基板の形状を最適化する必要はなく、液晶層が封止されている領域(シール材で囲まれている領域)の形状を最適化しても構わない。
例えば、ホルダ部材への取付作業性を考慮し、液晶素子の外形形状は正方形(アスペクト比c=a/b=1)とし、液晶層が封止されている領域の形状をアスペクト比c1≠1となる長方形としても構わない。
ここで、液晶層が封止されている領域の、主走査方向の長さをa1、副走査方向の長さをb1としたとき、アスペクト比c1=a1/b1とした。
また、ガラス基板の外形形状と液晶層のうちいずれか一方又は双方が封止されている領域の形状は、必ずしも長方形でなくてもよい。
例えば、図7(a)に示すように、長軸と短軸の長さの異なる楕円形や、図7(b)に示すように、長円形としても構わない。図7において、符号25は液晶層を、26はシール材を示している。
より一般的には、ガラス基板の外形形状と液晶層のうちいずれか一方又は双方が封止されている領域の形状が、主走査方向及び副走査方向において、線対称形状であることが望ましい。
すなわち、アスペクト比c又はc1の少なくともいずれか一方を1ではない数値としておくことが重要である。
このような構成を採用すれば、c=1(ガラス基板を正方形)、c1=1(液晶層が封止されている領域を円形)とすることができる。
上記実施形態では、1本のレーザビームを走査する「シングルビーム光走査装置」について説明した。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機におけるプリント速度の高速化やプリント密度の高密度化の要求が高まり、それを達成する光走査装置として、複数のレーザビームを同時に走査する「マルチビーム光走査装置」が主流になっている。
図9に、その具体例として、2本のレーザビームを同時に走査するマルチビーム光走査装置を示す(第2の実施形態)。
2つの半導体レーザ11a、11bから発射され各々カップリングレンズ12a、12bを出射した2本のレーザビーム21a、21bは、共通のシリンドリカルレンズ13の作用により偏向器であるポリゴンミラー14の偏向反射面上に(副走査方向に結像し、主走査方向に長い)線像として結像され、走査光学系(走査レンズ)15により、被走査面(感光体ドラム)16上をビームスポットとして走査される。
このような複数のレーザビームで共通の被走査面を走査する「マルチビーム光走査装置」においては、レーザビームの少なくとも1の光路中に配設された、偏向機能を有する液晶素子を駆動、制御することにより、被走査面上の複数ビームの間隔(走査線間隔)を所定の値に補正することが可能である。
これにより高精度に走査線間隔を維持して複数ビームを走査することが可能な「マルチビーム光走査装置」を提供することができる。
このようなマルチビーム光走査装置を画像形成装置の露光装置として用いた場合、シングルビーム光走査装置と比較し、同一出力プリント枚数時にポリゴンスキャナの回転数を低減することが可能となり、発熱、騒音、消費電力を低減し、省エネルギ化を図ることができる。この場合、液晶素子の偏向機能により感光体面上のビームスポット位置補正が可能であるため走査線間隔を高精度に維持でき、かつビームウェスト位置ずれ(すなわちビームスポット径変動)の少ない、高品位な出力画像を得ることができる。
また、画像形成装置の露光手段として使用した場合には、オペレータ(使用者)の要求に応じ、走査密度切替(高速化と高密度化との切替)に対応することも可能である。
液晶素子を全て(2本)のレーザビームの光路に配設した図9の構成とは異なり、必要に応じて液晶素子の使用個数を低減しても構わない。
上述の「マルチビーム光走査装置の一例」の場合とは異なり、複数の光源から出射した複数のレーザビームを、互いに異なる被走査面に導く構成を採用することができる。
この光走査装置を露光装置として、電子写真プロセスを適用した「4ドラム式タンデム方式画像形成装置」を構成することができる(第3の実施形態)。
図10を用いて、4ドラム式タンデム方式画像形成装置を説明する。帯電、露光、現像、転写、定着等、既知技術で、本発明の説明には不要であるプロセスの説明については省略する。
タンデム型のフルカラー複写機においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して4つの感光体ドラム16Y、16M、16C、16Kを転写ベルト31の搬送面に沿って列設し、光走査装置により各感光体ドラムに対応して設けられたレーザビームを走査して、当該感光体ドラム周面に静電潜像を形成すると共に該当する色のトナーで顕像化し、これを転写ベルト31によって搬送される記録紙(シート)上に順次転写して多色画像を形成するようになっている。
従って、各色毎にばらばらの副走査対応方向の走査位置ずれが生じてしまうと画質の低下、色ずれなどを引き起こす。
あるいは、ポリゴンミラー14の各偏向反射面での光走査開始側及び終了側のいずれか一方又は両方に設けられた位置ずれ検知用センサ23A、23Bを用いて、感光体ドラム16上を走査するレーザビームの走査位置を検出しても構わない。
これらの検出手段のいずれか一方又は両者を併用して検出した検出結果に基づき、液晶素子を制御することにより、色ずれを補正することが可能となる。
このような場合にも、転写ベルト31上のトナー像の色ずれや、光走査開始側、終了側での走査位置を検出し、その結果に基づき液晶素子を制御することにより、不具合現象(色ずれ)を解消することができる。
液晶素子を駆動することにより色ずれの少ない出力画像を得ることができるので、各感光体間の色ずれを検出するタイミング(頻度)を減少することが可能となり、色ずれ検出用に必要となる無駄なトナーの排出を低減することができる。すなわち、環境対策にも寄与できる。
またビームウェスト位置ずれ(すなわちビームスポット径変動)も小さく、出力画像品質を高品位に維持できる。
16 被走査面
20、20−1 光走査装置
21、21a、21b 光ビーム
27 透明な基板としてのガラス基板
42 液晶素子
Claims (5)
- 光源からの光ビームにより光学系を介して被走査面上を走査し、上記光源から上記被走査面までの光路中に、電気信号にて駆動される位相変調可能な液晶素子が配設される光走査装置であって、
上記光学系は、温度変化に伴う該光学系の上記被走査面の近傍におけるビームウェスト位置変動が、上記液晶素子によるビームウェスト位置変動の成分を除去したとき、主走査方向と副走査方向で異なる変動量であり、上記液晶素子は、液晶層を挟持する少なくとも2枚の透明な基板と、該透明な基板間に液晶層を囲うように封止するシール材とから構成され、
上記シール材で囲まれる領域である液晶層の形状の主走査方向の長さをa1、副走査方向の長さをb1、アスペクト比c1=a1/b1としたとき、
上記光学系の主走査方向と副走査方向で異なる変動量の双方を、上記アスペクト比がc1=1の場合と比較して、より小さくするために、
温度変化に伴う上記液晶素子の膨張又は収縮により該液晶素子において主走査方向と副走査方向で異なるパワー成分を発生するように、上記アスペクト比c1を設定することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
上記シール材で囲まれる領域の形状は、線対称形状であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項2に記載の光走査装置において、
上記シール材で囲まれる領域の形状は、長方形、楕円形又は長円形であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
上記液晶素子は、光ビームの光路を偏向する機能を有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の光走査装置を露光装置として用い、像担持体上に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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