JPH03116112A - 走査式光学装置 - Google Patents

走査式光学装置

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JPH03116112A
JPH03116112A JP1254911A JP25491189A JPH03116112A JP H03116112 A JPH03116112 A JP H03116112A JP 1254911 A JP1254911 A JP 1254911A JP 25491189 A JP25491189 A JP 25491189A JP H03116112 A JPH03116112 A JP H03116112A
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JP
Japan
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lens
light
polygon mirror
angle
deflection
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JP1254911A
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Takeshi Omura
健 大村
Takashi Shiraishi
貴志 白石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/08Mirrors
    • G02B5/09Multifaceted or polygonal mirrors, e.g. polygonal scanning mirrors; Fresnel mirrors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/113Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
    • H04N1/1135Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors for the main-scan only

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明はレーザプリンタ等の装置に用いられる走査式
光学装置、特に、半導体レーザ素子からの光ビームを、
レンズ群および光偏向装置を介して走査対象物へ導く結
像光学系の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、レーザプリンタなどの装置に組込まれる走査式
光学装置では、先ビームを集束させる第一゛結像光学系
(レンズ群)、第一結像光学系からの光ビームを第二結
像光学系(fθレンズなど)に向かって等角速度で反射
させる光偏向装置及び光偏向装置で反射された光ビーム
を感光体などの走査対象物に対して結像させる第二結像
光学系を備えている。光源から発生された光ビームは第
一結像光学系によって集束され、その集束された光ビー
ムは光偏向装置によって第二結像光学系に向かって等角
速度で反射され、第二結像光学系によって感光体などの
走査対象物に対して結(象される。
非球面ガラスレンズ、プラスチックレンズなどが組合わ
せられている前記第一結像光学系は、発散性である光ビ
ームを平行光或いは集束光に変換する。
所定の方向に回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)で
ある前記光偏向装置は、前記集束された光ビームを等角
速度で反射し、第二結像光学系を介して走査対象物の面
上に走査する。
fθレンズ等で構成され回転多面鏡と走査対象物の間に
配置され第二結像光学系は、回転多面鏡によ゛って反射
された等角速度で走査されている光ビームを走査対象物
の面上に結像させ、る。
上述第二結像光学系において、hを出力ビームの主光線
からレンズの光軸までの距離、kをレンズの焦点距離に
ほぼ等しい定数、及び、eを入力ビームの主光線とレン
ズの光軸との間の距離としたとき、h−keが満たされ
るレンズが用いられた例が米国特許第3.961.83
8号に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) ポリゴンミラーの反射面の角度誤差によって発生する面
倒れ、像高に対してfθレンズの曲率が影響し、結像位
置が像面に対して前後することを示すfθ特性、及び、
像面における走査された像の歪みである像面湾曲などの
すべての特性を一枚のレンズによって改善することは困
難であり、上述した米国特許第3.961.838号に
開示されている装置、及び、fθレンズが用いられてい
る多くの走査式光学装置では、他のレンズを組合わせる
ことによって、或いは、レンズに移動機構を設けてレン
ズを移動させることによって補正がされている。
この発明(メ、反射面を凸状に形成した回転多面鏡及び
−枚のトーリック面を有するレンズを組合せることによ
って、上記fθ特性、像面湾曲及び面倒れを同時に補正
できる走査式光学装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 以上説明したようにこの発明によれば、光ビームを走査
対象物に対して走査する光(−向装置と、前記光偏向装
置で反射された光ビームを走査対象物の面上に結像させ
る結像光学系を備えた走査式光学装置において、 θを反射ビームの中心、と結像光学系の光軸の間の角度
、 θHを光−向装置の回転角、 dθ/dθHを前記光偏向装置の偏向角速度、及び、 Kを光偏向装置の回転角0@の時の偏向角速度としたと
き、 1に1  〉 dθ/dθM >  ’ IKI co
s2 θ(0くθHく45°) が満たされることを特徴とする走査式光学装置が提供さ
れる。
(作用) この発明によれば、反射面が凸状に構成される回転多面
鏡と、トーリック面を有する一種のfθレンズが組合せ
られて用いられ、dθ/dθMで与えられる光偏向装置
の偏向角速度を所定の数値に設定することで、fθ特性
、像面湾曲及び而倒れを同時に補正できる。さらに、回
転多面鏡の反射面が円筒形に形成されることで、第二結
像光学系は、−枚のレンズのみによって形成され、複雑
な形状のfθレンズにおいてもプラスチックレンズの使
用が可能となる。従って、結像光学系全体が小形化され
るとともに、レンズの加工方法が簡素化されコストが低
減される。
(実施例)′ 図面を用いて以下にこの発明の詳細な説明する。
第iA図及び第1B図には、この発明の折返しミラー、
鏡筒及びハウジングを省略したレーザプリンタなどに用
いられる光学装置の展開図が示されている。第1A図は
平面図、第1B図は、副走査方向における偏向角O″の
状態を示す断面図である。この走査式光学装置は、半専
体し−サ素子2、有限レンズ4、第1プラスチツクレン
ズ6及び第2プラスチツクレンズ8を有する第一結像光
学系、第3プラスチツクレンズ12及び防塵ガラスI4
を有する第二結像光学系、前記有限レンズ4と前記第1
プラスチツクレンズ6の間に配置される絞り30、第一
結像光学系と第二結像光学系の間に配置される偏向反射
鏡10及び水平同期検出用反射ミラー18を備えている
半導体レーザ素子2(以下LDとする)から放射された
光ビームは、1枚の非球面ガラスレンズである有限レン
ズ4によって集束光或い、は平行光にされ、絞り30に
よって所定のビームスポットに制限されて、主走査方向
へは負のパワーを有し副走査方向へは僅かに正のパワー
を有する第1プラスチ°ツクレンズ6へ導かれる。レン
ズ6を通過した光ビームは、主走査方向へは平行光に副
走査方向へは集束光にされ、主走査方向へは正のパワー
を有し副走査方向へは負のパワーを有する第2プラスチ
ツクレンズ8へ導かれる。レンズ8を通過した光ビーム
は、主走査方向及び副走査方向ともに集束光にされて、
主走査方向の断面が凸で内接円半径Rの円筒面の一部を
鏡面として有する回転多面鏡である偏向反射鏡IOへ導
かれる。回転多面鏡10へ導かれた光ビームは、第2結
像光学系の面倒れを補正する一種のfθレンズである第
3プラスチツクレンズ12へ向かって反射される。レン
ズ12を通過した光ビームは、光学系ハウジング(図示
しない)内のレンズなどを密閉するための防塵ガラス1
4を介して、情報記録媒体即ち感光体16へ導かれる。
レンズ12は、主走査方向へは反射面の回転角θに対し
て像高を比例させたh−fθを満たす形状が、副走査方
向へは主走査方向への偏向角が大きくなるに連れてパワ
ーが小さくなる曲率が与えられた一種のfθレンズであ
って、主走査方向゛では前記光ビームの像面湾曲の影響
を低減するとともに歪曲収差を適切な値にし、副走査方
向では前記光ビームが感光体16に照射される際の感光
体のすべての面上における面倒れ補正面を一致させる。
尚、レンズ4は光学ガラスBK7によって製造され、鏡
筒及び押え部材への取付用フランジを備えている。レン
ズ6、8.12はガラス製ではなく、プラスチック例え
ば、PMMA (ポリメチルメタクリル)によって製造
され、鏡筒及び押え部材への取付用フランジがその周囲
に形成され、位置決め用の突起又は凹みが主走査方向の
ほぼ中心に形成されている。
回転多面t!t10は、ダイレクトベアリング24を備
えたアキシャルギャップ型のスキャナモータ22のロー
タ上に配置され、止め輪28によって固定されて所定の
方向に回転される。
感光体16は図示しない他の駆動源によって駆動され所
定の方向に回転し、その外周面に画像が露光される。こ
の感光体16に露光された画像は、図示しない顕像手段
によって現像され転写用材料に転写される。また、一種
のfθレンズ12を通過した光ビームの一部は、主走査
方向におけるスキャン毎に水平同期検出用反射ミラー1
8へ導かれ、同期信号検出器20へ向かって反射されて
水平同期が検出される。表1及び表2にこの実施例で用
いた各光学部材の焦点距離、軸上光のレンズへの入射高
、入射角度及び出射角度を示す。
第2図には、この発明の一実施例である第3レンズの光
軸がそのレンズへの入射光の主光線に対して回転多面鏡
へ向かう入射光の側へシフトされた配置を示す第1A図
に示した光学装置の副走査方向における偏向角0″の状
態が示されている。
第3A図は、第1A図及び第1B図に示した走査式光学
装置に用いられる、半導体レーザ2、有限レンズ4及び
絞り30を一つのユニットとする鏡筒部分の側面図、第
3B図は第3A図の線A−Aにおける断面図である。第
3A図及び第3B図には、LD2、レンズ4及び絞り3
0を固定する構造が示されている。
LD2は、ねじ40によってLDホルダ32に固定され
ている。レンズ4は、ウェーブワッシャ36を介して押
え部材38によって鏡筒34へ固定されている。このレ
ンズ4は、押え部材38が回転されることで矢印Bの方
向の所定の位置に配置される。また、レンズ4は凸状の
フランジを有し押え部材38とは線接触するので、押え
部材38を回転するためのトルクは小さくできる。押え
部材38は、その長さ方向に円筒部とねじ部を有し、円
筒部によって光軸に対して押え部材自身が傾くことを防
止するとともに、レンズ4が傾くことを防止している。
この押え部材38は、専用工具のための穴46を有しこ
の穴46に工具が挿入されて回転されることでレンズ4
が締付られる。また、この押え部材のねじ部は、弾性体
(ウェーブワッシャ)36によって常にレンズと反対の
方向へ力を受けるので、ねじ部のねじ山の隙間によって
ガタが生じることが防止できる。絞り30は、鏡筒34
におけるレンズ4の後側焦゛点の位置に接着によって固
定されている。LDホルダ32は、鏡筒34に対して矢
印C或いはDの方向に任意に調整可能で、LD2から放
射される光ビームの光軸調整を可能にしている。
第4図には、絞り30の位置によるレンズ4を通過する
光量の関係が示されている。第4図には、LD2の発光
点が仮想的に符合48.48−で示されている。絞り3
0がレンズ4の後側焦点位置よりも離れた位置、例えば
、−点鎖線30′で示される位置に配置されたならば、
LD2の仁かなズレ即ち発光点48が48′に移動する
ことによって、光ビームの光量が大きく変化してしまう
。絞り30が第4図の30′で示された位置に配置され
た場合には、光量は、約1/2になる。従って、絞り3
0をレンズ4の後側焦点位置に配置することで、LD2
から放射される光ビームの光軸調整時に、光量かばらつ
くことを防ぐことができる。上述のように、レンズ4は
簡単な構造の押え部材によって所定の位置に配置される
とともに、確実にしかも精度よく鏡筒34に固定される
第゛5図乃至第7図には、この発明による一種のfθレ
ンズと偏向回転多面鏡を組合わせて用いた像面湾曲或い
はfθ特性を補正する原理が示されている。一般に、回
転多面鏡10のみを用いて像面湾曲を補正するには、回
転多面鏡の回転角が0のときの偏向点から情報記録媒体
面までの距i4Z Oと上記回転角θの間に、Rを回転
多面鏡の反射面の内接円の半径とし、上記回転角θの際
の偏向点から情報記録媒体面までの距離Zθが20−2
0で示されるとき、 R/ Z −11/  cosθ+ eO8θ/(1+
cosθ)−1)の関係が成立つ必要がある。この場合
、右辺は、すべてのθに対して0.5以上になってしま
う。
その結果、 fθ特性−(h−fθ)/fθ×100で示されるfθ
特性は、偏向角θの絶対値が大きくなるにつれて、「−
1から「+」側へ大きくずれてしまう。これを補正する
には、中心部よりも端部で屈折率の大きな一種のfθレ
ンズが必要になり、このようなレンズを挿入すると、偏
向角が大き′くなるにつれて像面湾曲が回転多面鏡側へ
移動するという問題が生じる。
この実施例では、回転多面鏡のみを用いたばあいには回
転角が大きくなるにつれて像面湾曲が回転多面鏡と反対
の側へ移動するようにRが設定され、その後で一種のf
θレンズによってfθ特性及び像面湾曲が補正されてい
る。このばあい、回転多面鏡は、 R<0,5Z の条件をみたすことによって定義され、R−79,65
,Z−187,12 が与えられている。
第5図を用いて、副走査方向における偏向反射面の法線
と入射光のなす角がγであるときの光線の特性を説明す
る。
偏向点c (0,O,O)における偏向面の法線をベク
トルCD、入射光をベクトルAC,ベクトルCDとベク
トルCEのなす角がθのときの反射光をベクトルCB(
ベクトルCEの長さ−ベクトルCFの長さ−1とする)
とするとき、ベクトルCB−のxy平面への投影像は、
  (−tanγ、  0 。
−cos 2θ)となる。 従って、fθレンズが座標
z3にあるとき、第3レンズとの交点x3は、X3−−
 Z3 tan 7/ tan2θで現される。 即ち
、θが大きくなるにつれて(θくπ/2では)X3が小
さくなる。(絶対値としては大きくなる。)この結果、
主走査平面(yz平面)と平行な軸を回転対象軸とした
トーリック面を持つレンズにより面倒れを補正するレン
ズ(fθレンズ)が用いられる場合には、fθレンズを
x3の「+」側即ち副走査方向に対して偏向反射面の入
射光側へfθレンズの光軸をシフトして配置することに
より偏向角の絶対値が小さな領域即ちレンズの主走査方
向における中心付近ではレンズへの入射光とレンズ光軸
の副走査方向(y軸方向)のズレ、即ち、fθレンズを
通過する光ビームの主光線とレンズの光軸の距離の絶対
値が小さく(X3が大きく)、偏向角の絶対値が大きな
領域即ちレンズの主走査方向における両端部分ではズレ
の絶対値が大きく (X3が小さく)なり、像面湾曲が
回転多面鏡と反対の側(像面側)へ移動される。
第6図には、第3レンズの光軸に対しである距離だけシ
フトされて入射された光ビームの特性が示されている。
ここで、半径「で示される屈折面の焦点距離fは、 f −r / z で表される。
第3レンズへ入射する光ビームの副走査方向に対する入
射角は、全域で概ね0°であると近似できるので、第3
レンズの像面側の副走査方向のltI′r面形状は、概
ね平面に近似できる。従って、レンズの光軸に対して同
じズレを有する光ビームが入射された場合、82面で反
射された光ビームは51面で再び反射されてゴースト光
のように現れる。このとき、偏向角の小さい領域に対応
するゴースト光gζ、偏向角の大きい領域に対応するコ
ースト光NLの光ビームの主光線に対する傾きは、それ
ぞれ、2 x 3 / rζ、2x3/rLで与えられ
る。
第6図に示されているように、ゴースト光の傾きはrに
反比例するのでrが小さい領域ではゴースト光Ωこの傾
きが大きく、rが大きい領域ではゴースト光ΩLの傾き
が小さくなる。また、傾きは、第3レンズと光ビームの
交点X3に比例する。
このfθレンズでは、偏向角によりx3が変化するため
、「の小さい部分ではx3が小さく、rの大きい部分で
はx3が大きくなる。
この結果、第5図に示されている回転多面鏡と第6図に
示されている第3レンズを組み合わせ、第3レンズを光
ビームの主光線とレンズの光軸が距離を持つように配置
(シフト)することによって、ズレの大きさが小さくと
もゴースト光と光ビームを分離できる。
ところで、光ビームの主光線に対して第3レンズの光軸
をシフトする方法として、第−紡1象光学系から回転多
面鏡へ向かう入射光の側へシフトする方法と、この第一
結像光学系から回転多面鏡へ向かう入射光と反対の側へ
シフトする方法が考えられる。しかしながら、この発明
の光学装置におい・て゛は、副走査方向を含む面内にお
いて第一結像光学系の光軸と第二結像光学系の光軸とが
ある角度を有しているため、第3レンズの光軸が前述の
入射光の側と反対の側ヘシフトされたならば、第3レン
ズを通過した光ビームが像面で結像するに際して誤差を
生じやすく、場合によっては像面位置の補正が必要にな
ることも考えられるので、第3レンズは第一結像光学系
から回転多面鏡へ向かう入射光の側へシフトされること
が望ましい。
上述したように、光軸をシフトすることによるゴースト
光と光ビームの分離角は、ズレの絶対値が大きいほど大
きく曲率半径の絶対値が小さいほど小さくなるので、像
面において同じX座標へ結像させるに際して偏向角の大
きな領域、即ち、像高りが大きな領域では、第3レンズ
を通過する光ビームの主光線とレンズの光軸の距離を大
きくすることができ、レン、ズのシフト量が少ないにも
拘らずゴースト光をレンズの周辺部まで除去できる。
また、像面湾曲を像面側に移動させるように回転多面鏡
のRが設定され、この像面湾曲を打消す方向の”歪曲収
差が与えられた一種のfθレンズが組合わせられるため
一種のfθレンズの光軸かシフトされているにも拘らず
歪曲収差も低減される。
第7図は、反射ビームの主光線とレンズの光軸の間の角
度θと、光嬬向装置の回転角θHによって規定される偏
向角速度dθ/dθHによって像面湾曲、fθ特性及び
面倒れが補正できることを示す特性図である。この実施
例では、走査面に関して h(t)−ftanθ (1) の関係が成立し、(dh/l)−一定としたとき、h 
(t) −f  tanα、α−θ(1)とすれば、d
h/dt■dh/dα・dα/dt が得られる。従って、 dh/dt−f  5ee2a・dθ/dt−h”が満
たされれば良く、(dh/dt)−一定が満たされるに
は、上記より、 dθ/ d t = K ’C082θ(t )   
   −Aが成立すればてば良いことになる。
ここで、tをモータの回転角θM1回転多面鏡の角゛速
度を0M  (tには無関係)とするとき、を−(1/
ωM)φθ間で表すことができ、tαθMとなるのでA
式は、 dθ/dθM =K cos2θ(θM)(0’ <θ
Mく45°)・・・B と変更できる。
このとき、dθ/dθMで示される偏向角速度は、第7
図に示す曲線になる。
第7図における曲線■は、回転多面鏡の反射面が平面で
ある場合を示し、曲線■は、回転多面鏡が凸状の反射面
であるこの発明の回転多面鏡を用いた場合を示している
この発明の実施例では、一種のfθレンズが組合わせら
れるので、凸状の反射面を有する回転多面鏡による像面
歪曲が補正される。従って、反射面が凸状に形成される
回転多面鏡を用いる場合には、組合わせられる一種のf
θレンズの特性に合わせて、その回転多面鏡の偏向角速
度を第7図に示されている■と■の間に設定すれば良い
ことが認められる。また、回転多面鏡の偏向角速度がこ
の曲線■と曲線■の間に設定されるばあいには、一種の
fθレンズの補正特性を最適に組合わせることによって
像面湾曲が補正されることはいうまでもない。
第8A図及び第8B図には、この発明による第3レンズ
と偏向回転多面鏡を組合わせて用いて像面湾曲或いは歪
曲収差を補正した例の一例が示されている。曲線aは、
回転多面鏡IOのみによる像面湾曲及びC4特性の補正
による効果を、曲線すは、回転多面mLOとfθレンズ
12を用いた場合ノ像面湾曲及びfθ特性の補正による
効果をそれぞれ示している。
(効果) 以上説明したようにこの発明によれば、反射面が凸面状
に形成された回転多面鏡と一枚のトーリックレンズのみ
が組合わせられることによって、fθ特性及び像面湾曲
が同時に補正できる。また、第二結像光学系のレンズが
一枚ですみ、しかも、このレンズはプラスチックであっ
て、成形加工によって精度良く製造できるので大幅なコ
ストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この発明の折返しミラー、鏡筒及びハウジ
ングを省略したレーザプリンタなどに用いられる光学装
置の平面図、第1B図は、第1A図に示した光学装置の
副走査方向における偏向角0°の状態を示す断面図、第
2図は、第3レンズの光軸がそのレンズへの入射光の主
光線に対して回転多面鏡へ向かう入射光の側へシフトさ
れた配置を示す第1A図に示した光学装置の副走査方向
における偏向角0°の状態における断面図、第3A図は
、LD2、レンズ4及び絞り30を固定する構造を示す
側面図、第3B図は、第3A図に示した鏡筒の線A−A
における断面図、第4図は、絞り30をレンズ4の後側
焦点位置に配置する理由を示す概略図、第5図は、回転
多面鏡における副走査方向における偏向反射面の法線と
入射光のなす角がγであるときの光線の特性をしめずベ
クトル図、第6図は、第3レンズの光軸に対しである距
離分ズして入射された光ビームの特性を示す概略図゛、
第7図は、最適偏向角速度の存在領域を示すグラフ、第
8A図及び第8B図は、回転多面鏡10及び第3レンズ
■2による像面湾曲及び〔θ特性の補正による効果をし
めずグラフである。 2・・・半導体レーザ素子、4・・・ガラスレンズ、6
・・第1プラスチツクレンズ、8・・・第2プラスチツ
クレンズ、10・・・回転多面鏡、12・・・fθレン
ズ、14・・・防塵ガラス、16・・・感光体、30・
・・絞り、32・・・LDホルダ、34・・・鏡筒、3
6・・・ウェーブワッシャ、38・・・押え部材 第 2 図 第3A図 第 B 図 第 4 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  光ビームを走査対象物に対して走査する光偏向装置と
    、前記光偏向装置で反射された光ビームを走査対象物の
    面上に結像させる結像光学系を備えた走査式光学装置に
    おいて、 θを反射ビームの中心と結像光学系の光軸の間の角度、 θMを光偏向装置の回転角、 dθ/dθMを前記光偏向装置の偏向角速度、及び、 Kを光偏向装置の回転角0゜の時の偏向角速度としたと
    き、 |K|>dθ/dθM>|K|cos^2θ(0<θM
    <45゜) が満たされることを特徴とする走査式光学装置。
JP1254911A 1989-09-29 1989-09-29 走査式光学装置 Pending JPH03116112A (ja)

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