JP4800583B2 - グリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体、前記誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法 - Google Patents

グリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体、前記誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法 Download PDF

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Description

本発明は減少した非結合グリオキサールを含有するグリオキサール架橋ポリサッカリド誘導体、例えばセルロースエーテルおよび前記ポリサッカリド誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法に関する。
多くの工業的方法において、ポリサッカリド誘導体、例えばセルロースエーテルの存在で固体または液体の形で多数の成分を分散または乳化することが必要である。
しかし未処理のポリサッカリド誘導体、例えばセルロースエーテルは、一般に多くの労力をかけてのみ溶解、分散または乳化することができる、それというのも水性または含水溶液にポリマー粒子が導入する場合に、これらの粒子の表面にゲル層が形成され、このゲル層を通過して水がポリマーの内部に緩慢にのみ浸透することができるのである。更にゲル層で覆われた膨潤した粒子は凝結する傾向があり、塊を形成し、時間およびエネルギーを消費する混合作業によってのみ残留成分の均一な分布が可能になる。
セルロースエーテルを塊のないように溶解、分散または乳化する目的は、例えばジアルデヒド、例えばグリオキサールでの処理により達成される。ジアルデヒドを使用することにより改良された溶解性を達成する方法は文献に記載されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4参照)。他のポリサッカリドは同様にグリオキサール、例えばキサンタンガムでの処理に続いてより簡単に溶解することができることが記載されている(特許文献5参照)。
必要によりグリオキサールを使用することにより少しの時間だけ遅れた溶解性を達成することができる。十分に多くの量のジアルデヒドを使用する場合に、処理されたセルロースエーテルは最初に水に溶解せず、しばらく後でのみ塊のないように溶解する。この時間の間に他の成分を添加することができ、セルロースエーテルが完全に分解した後に均一な溶液、分散液またはエマルジョンが存在する。溶解作業はpH値を高めることにより促進することができる(非特許文献1参照)。
ポリマーのpH値を高めるために、グリオキサール架橋セルロースエーテルに添加剤として弱塩基、例えば四ホウ酸ナトリウムを添加し、前記物質が完全に分解するまでの時間を減少する(特許文献6参照)。しかし分解時間のこの効果はこの発明の方法で期待されてなく、酸の添加により抑制することができる。特許文献6はグリオキサール0.1〜0.2質量%で表面処理されたセルロースエーテル粉末またはセルロースエーテル顆粒のみを記載するが、本発明の方法は0.2質量%より多いグリオキサールと反応する水溶性ポリマーに関する。特許文献6の構想と異なり、本発明により処理されるポリサッカリド誘導体が中和点の近くの有利なpH値で塊のないように溶解できることが判明した。特許文献6と異なり、本発明においてはセルロースエーテルの粉砕後に固体の形で四ホウ酸ナトリウムを添加するのでなく、水溶性ホウ酸塩を溶解した形で、有利に粉砕の前に添加し、メチルセルロースと水溶性ホウ酸塩の緊密な混合が行われる。特許文献6の構想(2欄、23〜26行目、例1)により四ホウ酸ナトリウムを固体の形で添加する場合に、グリオキサールと四ホウ酸ナトリウムの間に相互作用が起こらないが、この相互作用がこの明細書に記載される予想されない効果を達成するための前提条件である。本発明により水溶性ホウ酸塩または他の適当な添加剤を溶液の形でポリサッカリド誘導体に添加する。
アニオン性水溶性セルロースエーテルをスラリー媒体中の水、グリオキサールおよび四ホウ酸ナトリウムの溶液と接触することは公知である(特許文献7参照)。この場合にポリサッカリド誘導体のために非溶剤、燃焼性であり、環境に有害な有機溶剤の存在を必要とし、これは複雑なやり方で生成物から除去し、再処理しなければならない。更にかなり多くの量の四ホウ酸ナトリウム、すなわち使用されるグリオキサール100質量部当たり少なくとも50質量部が必要である。この明細書は非結合グリオキサールの含量を減少するために、アルキル基含有ポリサッカリド誘導体でどのような処理を続けるのか記載していない。
ホウ酸または水溶性ホウ酸塩の添加により10より大きいpH値を有する水性液体中のセルロースエーテルの分散性を改良する方法は公知である(特許文献8参照)。更にジアルデヒド、例えばグリオキサールを使用することができる。ここに記載される方法を使用して四ホウ酸ナトリウムを使用することによってのみ場合により遅れた溶解性を達成することができるが、本発明により使用されるポリサッカリド誘導体の場合には水溶性ホウ酸塩またはホウ酸を使用するだけではこれは不可能である。前記明細書にはセルロースエーテルを非酸性、有利にアルカリ性媒体中でホウ酸または四ホウ酸ナトリウムで処理しなければならないという事実が記載されているが、1種以上の付加的成分を使用することによるpH値の調節は考察されていない。意想外にも本発明によりセルロースエーテルを四ホウ酸ナトリウム溶液と混合した場合に中性のpH値で遅れた溶解性が達成される。
少ない含量の非結合グリオキサールを使用して分解の大きな遅れを達成するために、おそらく温水に溶解しないアルキル基含有ポリサッカリド誘導体を使用して前記方法をどのように続けるのか引用された文献から導き出すことは不可能である。
ジアルデヒドの種類の多くの化合物と同様に、グリオキサールは多くの量では健康に有害である。従って遅れた溶解性を有するセルロースエーテル中のこの化合物の減少した含量は改良された処理を可能にする。更に本発明により製造される生成物中の結合されていないグリオキサール含量を低く維持して、多くの場合にこれらの化合物が、例えば危険の象徴とすることが必要でなく、生成物が改良された環境の適合性のために、より多く販売されることが要求される。前記刊行物のいずれにもグリオキサール架橋ポリサッカリド誘導体中の非結合グリオキサールの減少した含量を達成する方法は記載されていない。
米国特許第2879268号、 米国特許第3297583号、 ドイツ特許第1719445号 ドイツ特許第1518213号 米国特許第4041234号 Cellulose Ethers 3.2.5章、Ullmanns Encyclopedia of Industrial Chemistry Wiley−VCH Verlag Weinheim ドイツ 米国特許第3356519号 米国特許第4400502号 ドイツ特許第2535311号
従って本発明の課題は、グリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体中の非結合グリオキサールの含量を減少することであった。
意想外にも、添加剤、例えば水溶性ホウ酸塩の添加により、こうして製造した生成物中で技術水準と比較して著しく少ない非結合グリオキサールが存在するように、非結合グリオキサールの含量を減少できることが判明した。これらの添加剤は元素周期表の第3主族の元素を含有する水溶性化合物からなる。この群の中で水溶性ホウ酸塩およびアルミニウム塩が特に有効であることが示された。提案された方法により、技術水準により達成される方法に比べて非結合グリオキサールの含量を著しく減少することができる。環境に優しく、より容易に取り扱うことができ、販売可能な生成物が得られる。
従って本発明はグリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体に関し、非結合グリオキサールを減少するために、前記誘導体が、1種以上の水溶性アルミニウム塩または1種以上の水溶性ホウ酸塩または1種以上の水溶性アルミニウム塩と1種以上の水溶性ホウ酸塩の組み合わせ物の水溶液および適当な場合はpH値を調節する適当な緩衝物質および適当な乾燥した緩衝物質で処理されることを特徴とする。
本発明の目的のために水溶性ホウ酸塩の語は一般式:Hn−22n−1により特徴付けられるポリホウ酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩であると理解される。結晶化の水を含有してもよいNa、Kおよび(NHの使用が有利である。オルトホウ酸およびメタホウ酸の塩およびエステルはあまり適していない。
ポリサッカリド誘導体のアルキル誘導化ヒドロキシル基の高い含量は一般に非結合抽出可能なグリオキサールの含量を増加する。アルキル化ヒドロキシル基は逆の架橋に使用されるジアルデヒドともはや反応することができず、従って抽出可能な非結合グリオキサールの含量を高めることに寄与する。従ってアルキル化ポリサッカリド誘導体の場合に、非結合グリオキサールの含量を減少することが特に要求される。ジアルデヒドグリオキサールとポリサッカリドまたはポリサッカリド誘導体のヒドロキシル基との反応はヘミアセタールまたはアセタール形成として当業者に知られている(F.H.Sangsari、F.Chastrette、M.Chastrette、A.Blanc、G.Mattioda、Recl.Trav.Chim.Pays−Bas109、419頁)。
1個以上のヒドロキシル基にアルキル置換基を有するポリサッカリド誘導体の使用が有利である。アルキル置換基は元素炭素および水素からなる直鎖状、分枝状または環状置換基である。これらの置換基はポリサッカリドの酸素原子に直接または多くの他の原子または分子の基を介して結合している。これらの置換基は有利に1〜18個の炭素を含有する。特に有利なアルキル置換基はメチルおよびエチルである。すべてのアルキル置換基の全部の置換の程度は一般に1より大きく、有利に1および2であり、特に有利に1.3および1.7である。適当な場合はカルボキシメチル、ヒドロキシエチルおよびヒドロキシプロピルのような他の物質が存在してもよい。本発明の特に有利な実施態様においてポリサッカリド誘導体はセルロースエーテルである。これらのセルロースエーテルの例はメチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、メチルエチルセルロース、メチルエチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロキシエチルヒドロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルヒドロキシプロピルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース、エチルカルボキシメチルセルロース、プロピルセルロース、イソプロピルセルロースおよびシクロヘキシルセルロースである。
本発明の他の有利な実施態様において、置換基の種類に関係なく沸騰水に溶解しないポリサッカリド誘導体を使用する。このポリサッカリド誘導体の1つの例がヒドロキシプロピルセルロースである。
非結合グリオキサールの量はセルロースエーテルを溶剤で抽出することにより決定することができる。適当な溶剤は非結合グリオキサールを分解するが、試験下でセルロースエーテルを分解しない、例えばトルエン、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフランである。抽出中にグリオキサールを誘導化の後に光度測定により検出する。
グリオキサールの分析法はすでに文献に記載されている。E.Sawicki、T.R.HauserおよびR.Wilson、“A Comparison of Methods for Spot Test Detection and Spectrophotometric Determination of Glyoxal”、Analytical Chemistry Volume34、(4)(1964)、505−508頁、“Method for the determination of the glyoxal content in cellulose ether”Cefic、Cellulose ether group、2002年、9月、depot legal D/3158/2002/9、www.cefic.be/files/Publications/celluloseether.pdf。
光度測定法は当業者に周知であり、文献、例えばLange and Vejdelek、Photometrische Analyse[Photometric Analysis]、Verlag Chemie、Weinheim1980に記載されている。
特に有利な実施態様において、グリオキサールのほかに、前記の添加剤と一緒にまたは別に1種以上の緩衝物質をポリサッカリド誘導体に添加し、この緩衝物質がpH値に好ましく作用する。これにより多くの量の塩基性グリオキサール結合添加剤により設定される高すぎるpH値を避けることができる。このpH値は多くの適用に好ましくないポリサッカリド誘導体の分解を促進する。同様に低すぎるpH値により生じる分子量の減少、従って粘度の減少を避けることが可能である。
更にセルロースエーテルの架橋のためにpH値を調節することにより、しばしばグリオキシル酸の部分を含有し、これらの添加剤を使用せずにセルロースエーテルの粘度の低下を生じ、貯蔵安定性を低下するテクニカルグレードのグリオキサール溶液を使用することができる。
有利な実施態様において使用される緩衝物質は水溶性アルミニウム塩と組み合わせたクエン酸またはその塩である。特に有利な実施態様において水溶性アルミニウム塩1モル当たり少なくとも1モルのクエン酸三ナトリウムを使用し、アルミニウムカチオンが完全に溶液に錯化し、例えば製造中に存在する他の成分と好ましくない相互作用をしない。
他の有利な実施態様において使用される緩衝物質は所望のpH値を設定するために、水溶性ホウ酸塩と組み合わせた燐酸またはその塩である。所望のpH値を設定する目的で水溶液のpH値を高めるかまたは必要に応じて低下することができる原則的にすべての化合物が適している。
本発明は更に、グリオキサール架橋ポリサッカリド誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法に関する。
本発明の方法はグリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法であり、
a)ポリサッカリド誘導体を、有利に20〜70℃の温度で、1種以上の水溶性アルミニウム塩または1種以上の水溶性ホウ酸塩または1種以上のアルミニウム塩と1種以上の水溶性ホウ酸塩の組み合わせ物の水溶液と混合し、前記溶液はpH値を調節するためにほかの緩衝物質を含有し、次いで
b)乾燥する
ことを特徴とする。
従って本発明の方法はポリサッカリド誘導体にグリオキサールおよび水溶性アルミニウム塩または水溶性ホウ酸塩、有利に四ホウ酸ナトリウムおよび場合により所望のpH値を調節するための他の成分からなる添加剤の水溶液を添加することにある。添加剤は抽出可能な非結合グリオキサールの含量を顕著に低下する。場合により種々の物質の混合物からなっていてもよい第3成分により適用の要求に従ってpH値を調節できる。多くの適用において8以上のpH値は好ましくない、それというのもこの場合に分解の遅れが塊がなくポリマーが溶解するために低すぎるからである。本発明の方法はこの欠点を避けることができる。
有利にグリオキサールを40質量%水溶液の形で使用する。
有利に40質量%水溶液の形のグリオキサール、1種以上の水溶性ホウ酸塩およびpH値を調節する1種以上の物質を水に溶解し、引き続きポリサッカリド誘導体に添加する。
有利に温水で洗浄した後に得られる乾燥物質含量40〜60%を有する含水フィルターケーキを使用する。このフィルターケーキに有利にグリオキサール、水溶性ホウ酸塩および緩衝物質の溶液および場合により水を噴霧し、この間運動させ、引き続き乾燥し、粉砕し、または粉砕機で乾燥する。
他の有利な実施態様において、フィルターケーキにグリオキサール、水溶性アルミニウム塩および緩衝物質の溶液および場合により水を噴霧する。
フィルターケーキに添加されるグリオキサールの量は乾燥し、粉砕したポリサッカリド誘導体の質量に対して有利に少なくとも0.4質量%、特に有利に0.4〜1質量%である。
乾燥物質に対する水溶性四ホウ酸塩または水溶性アルミニウム塩の量は有利にグリオキサール1質量部当たり0.5質量部未満、特にグリオキサール1質量部当たり0.1〜0.3質量部である。
分解の遅れは時間の関数としてせん断応力を測定できるレオメーターを使用して決定することができる。この測定はセルロースエーテルを予め入れた水に散布することで開始する。こうして得られた測定値をグラフにプロットし、S形曲線が形成され、これが時間の関数としてせん断応力を表す。曲線の屈曲点に接線が引かれ、この接線と時間軸(x軸)の交点が分解の遅れを示す。

蒸留水中の処理した空気乾燥したポリサッカリド誘導体の2質量%溶液で20℃の温度で粘度を決定した。使用した測定装置はRotoviskoVT550、製造者Haake社であり、同じ製造者のMVIIローターおよびMV測定カップを有していた。せん断勾配は2.55s−1であった。
報告されたpH値は蒸留水中の処理した空気乾燥したポリサッカリド誘導体の2質量%溶液で一本の棒電極を使用して電位測定により決定した。
グリオキサールは40%水溶液の形で使用した。
非結合グリオキサールを測定するために、空気乾燥し、粉砕し、乾燥したセルロースエーテル200mgを、テトラヒドロフラン10mlを含有する注入フラスコ内で、オーバーヘッドミキサーで低速回転して4時間経過して抽出した。得られた抽出物を、塩基条件下で、パラ−ニトロフェニルヒドラジンで誘導化した後に、E.Sawicki、T.R.HauserおよびR.Wilson、“A Comparison of Methods for Spot Test Detection and Spectrophotometric Determination of Glyoxal”、Analytical Chemistry Volume34、(4)(1964)、505−508頁に記載されるように、グリオキサールの光度測定分析に使用した。
DS(M)はメチル置換基による無水グルコースの平均的置換度を生じる。他のヒドロキシル基を形成する反応試薬による置換はモル置換度(MS)により特徴付けられる。MS(HS)は無水グルコース単位当たりのヒドロキシルエチル基の平均値を生じ、3個より多いヒドロキシエチル基がそれぞれの無水グルコース単位に結合できるので、3より大きくてよい。
DSおよびMSは、例えばP.W.Morgan。Ind.Eng.Chem.Anal.Ed.18(1946)500−504頁およびR.U.Lemieux.C.B.Purves、Can.J.Res.Sect.B25(1947)485−489頁に記載される当業者に周知のツァイゼル法(Zeisel method)により決定される。
報告された分解の遅れはHaakeレオメーター(VT550)を使用して23℃、水溶液中、pH6.6で測定した。
実施例に記載されたMHEC、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、クエン酸、四ホウ酸ナトリウム、燐酸水素二ナトリウムおよび燐酸二水素ナトリウムの量は無水乾燥物質に関する。45〜55%の乾燥物質含量を有する含水メチルヒドロキシエチルセルロース[MHEC]、硫酸アルミニウム十六水和物[Al(SO・16HO]、硫酸マグネシウム七水和物[Mg(SO)・7HO]、クエン酸一水和物、四ホウ酸ナトリウム十水和物[Na・10HO]、燐酸水素二ナトリウム二水和物[NaHPO・2HO]および燐酸二水素ナトリウム二水和物[NaHPO・2HO]を使用した。グリオキサール含量40質量%を有する水溶液としてグリオキサールを使用した。
ほかに記載されない限り数字は全部の量の質量%に関する。
例1
平均的置換度DS(M)1.76(無水グルコース単位当たりのメチル基の平均値)およびモル置換度MS(HE)0.32(無水グルコース単位当たりのヒドロキシエチル基の平均値)、粘度39000mPas(水中2%溶液)により特徴付けられる含水メチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質2500g)を混合機に配置し、ここでグリオキサール、水および硫酸アルミニウムの水溶液と混合する。溶液は付加的にクエン酸および水酸化ナトリウム溶液から製造したクエン酸緩衝液を含有する。反応試薬を添加後、混合物を内部温度55℃で90分経過して混合する。
引き続き湿ったMHECを循環式空気乾燥棚内で、55℃で乾燥し、メッシュ幅500μmの金網挿入物を有する実験用金網かご形粉砕器で粉砕する。
Figure 0004800583
例2
DS(メチル)=1.78およびMS(ヒドロキシエチル)=0.42、粘度3500mPas(水中2%溶液)により特徴付けられる含水メチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質200g)を水、グリオキサールおよびI)燐酸二水素ナトリウムまたはII)燐酸二水素ナトリウムおよび四ホウ酸ナトリウムと市販されているBoschキッチンマシーン、形式UM4EV2B内で混合する。使用される撹拌部品はマシーンの供給部分に含まれる混合ホックである。混合時間は45分である。引き続き湿ったMHECを55℃、循環式空気乾燥棚内で乾燥し、メッシュ幅500μmの金網挿入物を有する実験用金網かご形ミルで粉砕する。
Figure 0004800583
例3
DS(メチル)=1.76およびMS(ヒドロキシエチル)=0.32、粘度680mPas(水中2%溶液)により特徴付けられる含水メチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質200g)を、例2に記載されるように、水、グリオキサールおよびI)燐酸二水素ナトリウムおよび四ホウ酸ナトリウムまたはII)燐酸二水素ナトリウム(比較例)で処理し、乾燥し、粉砕する。
Figure 0004800583
例4
DS(メチル)=1.75およびMS(ヒドロキシエチル)=0.32、粘度15000mPas(水中2%溶液)により特徴付けられるメチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質200g)を、例2に記載されるように、水、グリオキサールおよびI)燐酸二水素ナトリウムおよび四ホウ酸ナトリウムまたはII)本発明の添加剤なしで処理し、乾燥し、粉砕する。
Figure 0004800583
例5
DS(メチル)=1.57およびMS(HE)=0.27、粘度30000mPas(水中2%溶液)により特徴付けられるメチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質2500g)を、混合機に入れ、ここで水、燐酸二水素ナトリウムおよび燐酸水素二ナトリウムおよびI)グリオキサール、II)グリオキサールおよび四ホウ酸ナトリウムまたはIII)四ホウ酸ナトリウムからなる緩衝液混合物と混合する。反応試薬を添加後、混合物を内部温度55℃で90分経過して混合する。
湿ったMHECを引き続き循環式空気乾燥棚内で55℃で乾燥し、メッシュ幅500μmの金網挿入物を有する実験用金網かご形ミルで粉砕する。
Figure 0004800583
例6
DS(メチル)=1.75およびMS(ヒドロキシエチル)=0.32、粘度20000mPas(水中2%溶液)により特徴付けられるメチルヒドロキシエチルセルロース(乾燥物質2500g)を、例5に記載されるように、水、燐酸二水素ナトリウムおよび燐酸水素二ナトリウムおよびI)付加的な添加剤なしII)ホウ酸またはIII)四ホウ酸ナトリウムからなる緩衝液混合物と混合し、乾燥し、粉砕する。比較のためにグリオキサールを有しない、すなわちホウ酸および燐酸二水素ナトリウムおよび燐酸水素二ナトリウムからなる緩衝混合物を有する他の試料を噴霧し、乾燥する。
Figure 0004800583

Claims (4)

  1. グリオキサールで処理されたセルロースエーテルを製造する方法において、
    a) セルロースエーテルを、20〜70℃の温度で、1種以上のホウ酸塩とグリオキサールを含む水溶液と混合し、ここで、前記水溶液は、さらに、pH値を調節するために緩衝物質として1種以上のクエン酸塩または1種以上の燐酸塩を含有しており、次いで
    b) ステップa)で得られた混合液を乾燥することを特徴とする、グリオキサールで処理されたセルロースエーテルを製造する方法。
  2. 前記ホウ酸塩が、Na、K又は(NHであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. セルロースエーテルを、グリオキサール、四ホウ酸ナトリウム、並びに、緩衝物質としての、燐酸二水素ナトリウム、または、燐酸二水素ナトリウムおよび燐酸水素二ナトリウムの混合物の水溶液と混合することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記pH値が、7.6〜8.3の範囲内に調節される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
JP2004049949A 2003-02-26 2004-02-25 グリオキサールで処理されたポリサッカリド誘導体、前記誘導体中の非結合グリオキサールを減少する方法 Expired - Lifetime JP4800583B2 (ja)

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