JP4798875B2 - 金属管管端の拡管方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、座屈の発生を防止しながら管端部に拡管部を成形する拡管方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属管管端にポンチを押し込み、拡管する方法は普通鋼では通常的に行われている方法であるが、普通鋼で実施されている方法を耐力が高く加工硬化指数の大きいステンレス鋼や高張力鋼などに適用しようとすると座屈が生成し易くなる。
そこで、特開昭61−296918号公報には、予め管端にフレア加工を施し、このフレア部をクランプ部材で挟んだ状態で管端からマンドレルを圧入して、座屈の発生を防止しながら拡管する方法が開示されている。
しかし、この方法では、フレア加工部以上の外径には拡管できず、拡管率も小さく能率的でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、耐力が高く加工硬化指数の大きいステンレス鋼や高張力鋼からなる金属管の管端を、座屈の発生を防止しつつ効率良く拡管する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の金属管管端の拡管方法は、その目的を達成するため、金属管の管端からポンチを押し込んで拡管テーパー部を有する拡管部を成形する同軸拡管を複数工程で行う際、テーパー角を15〜30度の範囲に設定したテーパー部と長さが5〜40mmの円筒部からなるポンチと、2工程目以降で前工程のポンチのテーパー角と同じテーパー角を付与したテーパー部を有する金属管つかみ型を使用すると共に、前半の工程ではポンチ円筒部長さの短いポンチを使用し、最終工程ではポンチ円筒部長さの長いポンチを使用することを特徴とする。
【0005】
【作用】
一般に、管の座屈荷重は、管の断面積および管の耐力や引張り強さに依存することが知られている。拡管により管の外径が大きくなれば、管の断面積も大きくなり、座屈し難くなる。その一方で、拡管により外径が大きくなれば、ポンチと管の接触面積が増えることになり摩擦抵抗が増す上、拡管した部分も加工硬化し、管軸方向荷重は高くなる。
従来の拡管方法を図1に示すが、上記のように摩擦抵抗の増加に伴って拡管時に発生する管軸方向荷重は次第に増加し、つかみ部との境の素管部に荷重が集中して、座屈5が生じ易くなる。
本発明では、図2に示すように、ポンチのテーパー角θと同じテーパー角を付与したテーパー部6を有する金属管つかみ型3を使用することにより、拡管を複数工程で行う際、第2工程目以降で素管部に座屈を生じようとしても、前工程で成形した拡管テーパ−部をつかみ型のテーパー部が後ろから支える態様となり、素管部にかかる荷重を減少させ、座屈の発生を防止することになる。
【0006】
拡管時の座屈防止には、潤滑油の塗布やポンチへのセラミックスコーティングの実施などによる摩擦抵抗の低減だけでなく、ポンチの形状の最適化が有効である。
拡管時の軸方向荷重に影響を及ぼす因子としては、管とポンチテーパー部表面との摩擦抵抗、ポンチテーパー角に依存した管を曲げ変形(拡管)させる力の軸方向の分力、拡管後のスプリングバックによるポンチ円筒部表面との摩擦抵抗の3つの因子が考えられる。
【0007】
本発明者らが、ポンチの形状を種々変えて検討したところ、ポンチテーパー部表面との摩擦抵抗は、ポンチテーパーが小さくなるほど管とポンチの接触面積が増えるため、大きくなる。なお、摩擦抵抗はポンチへのセラミックスコーティングや潤滑油の粘度が高いほどすべり性が良くなり、小さくなることは知られているが、ある程度で律速するものである。管を曲げ変形(拡管)させる力の軸方向の分力は、ポンチテーパー角が大きいほど管軸方向への圧縮荷重となり大きくなることがわかった。
図3に、本発明者らが種々のテーパー角を付与したポンチと金属管つかみ型を使用してSUS436L鋼管(外径25.4mm×肉厚0.8mm)端部を34%の拡管率で拡管した際の、ポンチテーパー角θと管軸方向荷重の関係を示す。
この結果から、テーパー角20度付近に極小値をもつ曲線関係が得られ、第1工程目での座屈を抑制するには、テーパ−角θは15〜30度にすることが必要であることがわかる。理想的には約20度前後にすることが好ましい。
【0008】
拡管後のスプリングバックによるポンチ円筒部表面の摩擦抵抗は、ポンチ円筒部長さLが長くなるほど大きくなる。普通鋼より耐力の高いステンレス鋼や高張力鋼は、スプリングバックがさらに大きく、ポンチ円筒部長さが軸方向荷重に大きく影響する。
本発明者らが、ポンチ円筒部長さLを種々変えて拡管したところ、ポンチ円筒部長さが短いほど軸方向荷重は小さくなるが、この長さが短くなると曲がりが発生し易く、安定した拡管ができ難くなるので、最短を5mmとした。また、40mm以下であれば座屈を生じないことを確認した。
【0009】
上記したように、ポンチ円筒部長さLが短いほど拡管時の軸方向荷重は小さく、座屈は生じ難いので、拡管を複数工程に分けて行う際には、前半工程の拡管をポンチ円筒部長さの短いポンチを使用して拡管し、最後の拡管工程のみを円筒部長さが30〜40mmのポンチを使用して拡管すると、最終仕上がり状態の良い拡管部を得ることができる。
しかも、拡管を複数工程に分けて行う際には前記したように、前工程で成形した拡管テーパ−部をつかみ型のテーパー部が後ろから支える態様となり、素管部にかかる荷重を減少させることができるので、第2工程以降は素管の座屈荷重を超える成形圧での成形が可能となる。
【0010】
【実施例】
実施例1
供試材として、高周波溶接で造管したSUS304、外径25.4mm×肉厚0.8mm×長さ350mmの管を使用した。拡管ポンチは、テーパー角θが7度から70度の範囲で、ポンチ円筒長さLが40mmのものを使用し、外径34mm、42mmおよび52mmまでの3工程で同軸拡管を行った。なお潤滑油には、粘度60mm2/Sのプレス油を使用した。
その結果を表1に示す。表中φは外径をmmの単位で表記している。
表1からわかるように、拡管テーパー部に金型が接触するように拡管した工程の中で、ポンチテーパー角θが15〜30度のポンチを使用した試験No.3〜6のみが、座屈せずに外径52mmまで拡管できた。
【0011】
【0012】
実施例2
供試材として、高周波溶接で造管したSUS304、外径25.4mm×肉厚0.8mm×長さ350mmの管を使用した。拡管ポンチは、テーパー角θが7度から70度で、ポンチ円筒長さLが0から70mmのものを使用し、外径34.0mmへの同軸拡管を1工程で行った。なお、全ての試験にテーパー角がポンチのテーパー角と同じ角度のテーパーを付けた金属管つかみ型を使用している。
その結果を表2に示す。
本発明であるポンチ円筒部長さLが5〜40mmで、テーパー角θが15〜30度の範囲では、座屈や管に曲がりが発生せず、異常は認められなかった。しかしながら、ポンチ円筒部長さLが0mmでは、拡管により座屈は生じなかったが、拡管部に曲がりが生じ形状不良であった。また、テーパー角θが大きい場合も拡管部に曲がりが生じ易い傾向であった。
【0013】
【0014】
実施例3
供試材として、高周波溶接で造管したSUS304、外径25.4mm×肉厚0.8mm×長さ350mmの管を使用した。拡管ポンチは、テーパー角θが15度で、ポンチ円筒長さLが10mmのものと30mmのものを使用し、外径52.0mmへの同軸拡管を3工程で行った。なお、全ての試験にテーパー角がポンチのテーパー角と15度のテーパーを付けた金属管つかみ型を使用した。
表3に示す各工程でそれぞれのポンチ円筒部長さLを有するポンチを使用して拡管した。
【0015】
【0016】
なお、試験No.41はポンチ円筒部長さLが50mmである通常の拡管作業を試験的に行ったものであり、試験No.42は座屈を極力起こさせることなく効率的な条件で拡管させようとしたものである。さらに、試験No.43は座屈を起こさせず、かつ最終的に扁平等の変形のない条件を選定するために行ったものである。
各工程での、管軸方向の負荷荷重を図4に示す。何れの試験No.のものでも第2工程では素管の座屈荷重を超えた圧力で拡管されていることがわかる。
【0017】
拡管された各管の管端から10mmの位置での、図5に示す各断面の外径を測定し、扁平率(%)を(AB断面の外径−CD断面の外径)/拡管後の平均外径×100で評価した。
試験No.41はポンチ円筒部長さが長いポンチを使用しているために高い変形圧力を必要としているが、扁平等の変形は少なく、扁平率も0.1%と良好であった。これに対して試験No.42はポンチ円筒部長さが短いポンチを使用しているのでスプリングバック力に起因する摩擦抵抗が小さく、その結果比較的低い変形圧力で拡管できるが、扁平が起こっており、扁平率は1.2%と大きかった。
そして、最終工程でポンチ円筒部長さが長いポンチを使用した試験No.43のものは、試験No.42のものと比べて扁平変形が小さくなっており、扁平率も0.2%と良好であった。
【0018】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明では、金属管の管端からポンチを押し込んで拡管する際、テーパ−角θを15〜30度の範囲に設定し、しかも円筒部長さLを5〜40mmにしたポンチを使用し、被拡管の管を前記ポンチのテーパー角と同じテーパー角を付与したテーパー部を有する金属管つかみ型でつかみ、前記ポンチを押し込むことにより、耐力が高く加工硬化指数の大きいステンレス鋼や高張力鋼からなる金属管の管端をも、座屈を発生させることなく、しかも曲がり、扁平等の変形を起こさせることなく効率良く拡管することができた。
したがって、自動車燃料注入用の給油管等、ステンレス管の端部を拡管して使用する分野に最適な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テーパー部のないつかみ金型を使用した従来の同軸拡管方法を示す概念図
【図2】 ポンチテーパー角と同じテーパー角を付けたテーパー部を有するつかみ金型を使用して同軸拡管する方法を示す本発明の概念図
【図3】 テーパー角を付けたポンチでSUS436L鋼管(外径25.4mm×肉厚0.8mm)端部を34%の拡管率で拡管した際の、ポンチテーパー角と管軸方向荷重の関係を示すグラフ
【図4】 ポンチ円筒部長さLの組合せを変えてSUS304鋼管(外径25.4mm×肉厚0.8mm)端部を拡管した時の、ポンチ外径と管軸方向荷重の関係を示すグラフ
【図5】 外径を測定した断面を示す図
【符号の説明】
1:管 2:ポンチ 3:つかみ型 4:ストッパー
5:座屈 6:つかみ型テーパー部
θ:テーパー角 L:ポンチの円筒部長さ
Claims (1)
- 金属管の管端からポンチを押し込んで拡管テーパー部を有する拡管部を成形する同軸拡管を複数工程で行う際、テーパー角を15〜30度の範囲に設定したテーパー部と長さが5〜40mmの円筒部からなるポンチと、2工程目以降で前工程のポンチのテーパー角と同じテーパー角を付与したテーパー部を有する金属管つかみ型を使用すると共に、前半の工程ではポンチ円筒部長さの短いポンチを使用し、最終工程ではポンチ円筒部長さの長いポンチを使用することを特徴とする金属管管端の拡管方法。
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