JP6428790B2 - 口広げ金属管の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、口広げ金属管の製造方法に関する。
本願は、2014年12月26日に日本に出願された特願2014−264337号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
口広げ金属管を製造する方法として、テーパを付けた拡管加工用ポンチ(パンチ)を、素材である金属管(素管)の開口端から圧入し、前記金属管をその径方向へ押し広げることにより、前記金属管に拡管部を形成する方法が知られている(例えば特許文献1、2)。
しかしながら、上記の製造方法では、種々の要因により、拡管部における割れ、または拡管部の根元における座屈等の成形不良が発生する。このため、素管より口広げ金属管を製造(金属管を拡管成形)する際に、上記の成形不良発生を抑制することが求められている。
日本国特許第4798875号公報 日本国特許第5221910号公報
本発明者らは、金属管の拡管成形(拡管加工)において成形不良が発生する要因として、素管の周方向における肉厚分布および硬度分布に着目した。
図10Aは、拡管成形に素材として用いられる電縫鋼管301の肉厚分布の一例を示す横断面図であり、図10Bは、拡管成形に素材として用いられる継目無鋼管302の肉厚分布の一例を示す横断面図である。また、図11は、電縫鋼管301の周方向における肉厚分布を示すグラフである。図11において、横軸は、シームからの角度、すなわち電縫鋼管301に形成された溶接部305からの角度を表している。
図10A及び図11に示すように、電縫鋼管301では、溶接部305からの角度が約60°となる部位の肉厚t1、および上記角度が約150°となる部位の肉厚t2が、他の部位の肉厚t3〜t5よりも小さくなっており、肉厚偏差が生じている。そして、肉厚t1およびt2は、肉厚の平均値の98〜99%程度となっている。
また、図10Bに示すように、継目無鋼管302(シームレス鋼管)では、肉厚t7<肉厚t8<肉厚t9となる肉厚偏差が生じている。
図12は、電縫鋼管301の周方向における硬度分布(強度分布)を示すグラフである。なお、図12において、横軸は、電縫鋼管301の溶接部の位置を基準とした周方向位置を表している。図12に示すように、電縫鋼管301では、溶接部の直近にHAZ軟化領域が存在している。このHAZ軟化領域は、他の領域と比較して相対的に硬度が低く、平均硬度に対して90%程度の硬度を有する。
上記のように、電縫鋼管301は、周方向において不均一な肉厚分布および硬度分布を有し、継目無鋼管302は、周方向において不均一な肉厚分布を有する。このような不均一な分布を有する電縫鋼管301(または継目無鋼管302)を周方向に対して均一に口広げ成形(拡管成形)すると、電縫鋼管301(または継目無鋼管302)を押し広げようとする力が、周方向に対して均一に作用することになる。そして、肉厚の薄い部分(薄肉部)、及び硬度が低い部分(低硬度部)は変形抵抗が小さいため、これらの部分に変形が集中する。その結果、これらの部分の肉厚減少率が、他の部分の肉厚減少率に対して大きくなり、鋼管の変形能力を大きく下回る拡管率であるにもかかわらず、破断等の成形不良が生じ易くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、相対的に変形抵抗が小さい部位を有する中空素管より口広げ金属管を製造する際に、破断等の成形不良発生を抑制することができる、口広げ金属管の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下を採用する。
(1)本発明の一態様に係る口広げ金属管の製造方法は、周方向に沿って、肉厚、硬度、肉厚および硬度の積値のいずれかによって特定される変形抵抗が異なる複数の部位を有する中空素管より、拡管部を有する口広げ金属管を製造する方法であって、前記複数の部位のうち、相対的に変形抵抗が小さい部位を低変形抵抗部として特定するとともに、前記低変形抵抗部よりも相対的に変形抵抗が大きい部位を高変形抵抗部として特定する第1工程と;前記中空素管に拡管ポンチを圧入して、前記中空素管を拡管する第2工程と;を有し、前記第2工程で、前記低変形抵抗部の肉厚減少率が、前記高変形抵抗部の肉厚減少率よりも小さい。
(2)上記(1)に記載の態様において、以下のように構成してもよい:前記拡管ポンチは、前記中空素管の前記低変形抵抗部に当接する第1当接面と、前記中空素管の前記高変形抵抗部に当接する第2当接面とを有し、前記拡管ポンチの中心軸線に対する前記第1当接面の傾斜角が、前記中心軸線に対する前記第2当接面の傾斜角よりも小さく、前記第2工程で、前記拡管ポンチの前記第1当接面を前記中空素管の前記低変形抵抗部に当接させるとともに、前記拡管ポンチの前記第2当接面を前記中空素管の前記高変形抵抗部に当接させながら、前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入する。
(3)上記(2)に記載の態様において、前記拡管ポンチの前記第1当接面の前記傾斜角が0°であってもよい。
(4)上記(2)または(3)に記載の態様において、以下のように構成してもよい:前記第2工程が、前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入して、前記中空素管より中間成形品を得る拡管ポンチ圧入工程と、前記中間成形品に、前記口広げ金属管の前記拡管部の内面に一致する形状を有する成形ポンチを圧入する成形ポンチ圧入工程と、を有する。
(5)上記(4)に記載の態様において、前記拡管ポンチ圧入工程で、前記中空素管の前記低変形抵抗部の拡径量が、前記中空素管の前記高変形抵抗部の拡径量の0.5倍未満となるように、前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入してもよい。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の態様において、前記中空素管は、電縫鋼管又は継目無鋼管であってもよい。
本発明の上記各態様によれば、相対的に変形抵抗が小さい部位を有する中空素管より口広げ金属管を製造する際に、破断等の成形不良発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る口広げ金属管の製造方法に用いられる、中空素管および拡管ポンチを示す正面図である。 図1Aに示す中空素管および拡管ポンチのA−A断面図である。 上記拡管ポンチを示す概略斜視図である。 上記拡管ポンチを上記中空素管に圧入した状態を示す断面図である。 上記拡管ポンチを用いて中空素管を拡管することにより得られた中間成形品に、成形ポンチを圧入した状態を示す断面図である。 上記口広げ金属管の製造方法の第1変形例を示す断面図である。 同変形例による製造方法の続きを示す断面図である。 上記口広げ金属管の製造方法の第2変形例を示す断面図である。 同変形例による製造方法の続きを示す断面図である。 上記口広げ金属管の製造方法の第3変形例を示す図であって、同変形例に用いられる拡管ポンチおよび中空素管を示す正面図である。 上記拡管ポンチを示す概略斜視図である。 上記口広げ金属管の製造方法の第4変形例を示す図であって、同変形例に用いられる拡管ポンチおよび中空素管を示す正面図である。 上記拡管ポンチを示す概略斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る口広げ金属管の製造方法に用いられる、中空素管および拡管ポンチを示す断面図である。 上記口広げ金属管の製造方法を説明するための図であって、上記拡管ポンチを中空素管に圧入した状態を示す断面図である。 上記口広げ金属管の製造方法の続きを示す断面図である。 実施例2で用いた中空素管の硬度分布を示す図である。 電縫鋼管を示す横断面図であって、上記電縫鋼管の肉厚分布の一例を示す図である。 継目無鋼管を示す横断面図であって、上記継目無鋼管の肉厚分布の一例を示す図である。 上記電縫鋼管の周方向における肉厚分布を示すグラフである。 上記電縫鋼管の周方向における硬度分布を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の各実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については同一符号を付することにより、それらの重複説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る口広げ金属管の製造方法では、図1Aおよび図1Bに示す断面中空円形の中空素管1を拡管成形して、図3に示す口広げ金属管20を製造する。口広げ金属管20は、直管部21と、中空素管1の端部を拡管することにより形成された拡管部23と、直管部21と拡管部23との間に設けられた遷移部22とを備えている。なお、口広げ金属管20は、例えば、自動車用部品等に好適に用いられる。
口広げ金属管20の製造に用いられる中空素管1の材質は、例えば、鉄、アルミ、ステンレス、銅、チタン、マグネシウム、または鋼等の金属である。中空素管1の加工硬化係数(歪み効果指数)を表すn値は、座屈発生を抑えるとともに拡管成形に必要な押し力が過大となることを抑制するという観点から、0.01〜0.3であることが好ましい。また、中空素管1の深絞り性を表すr値は、しわ発生を抑えるとともに拡管成形に必要な押し力が過大となることを抑制するという観点から、0.5〜3であることが好ましい。
そして、中空素管1は、例えば、電縫管、継目無管、押し出し成形によって製造されたパイプ、または引き抜き成形によって製造されたパイプ等である。
図1Aおよび図1Bは、中空素管1、及び中空素管1を拡管する際に用いられる拡管ポンチ50を示す図である。なお、図1Aは、中空素管1および拡管ポンチ50の正面図であり、図1Bは、これらのA−A断面図である。
図1Aおよび図1Bに示すように、中空素管1は、その周方向に沿って見た場合に、肉厚t1と、肉厚t1よりも肉厚が大きい肉厚t2とを有している。すなわち、中空素管1は、肉厚t1を有する薄肉部1a(低変形抵抗部)と、肉厚t2を有する厚肉部1b(高変形抵抗部)とを有している。
薄肉部1aの肉厚t1は、例えば、中空素管1の平均肉厚の99%未満である。そして、薄肉部1aは、厚肉部1bよりも肉厚が薄いため、拡管成形する際に厚肉部1bよりも変形しやすい部位となる。言い換えれば、薄肉部1aは、厚肉部1bよりも、径方向に押し広げる力に対する変形抵抗が小さい。
中空素管1の平均肉厚は、例えば0.5〜30mmであり、中空素管1の外径は、例えば15〜700mmである。なお、中空素管1の外径に対する、中空素管1の平均肉厚の比率は、0.005〜0.3であることが好ましい。この場合、中空素管1より口広げ金属管20を効率的に製造することができる。
中空素管1の肉厚は、例えば、ノギス等の計測器を用いて求めることができる。そして、中空素管1の肉厚分布を把握することにより、薄肉部1aと厚肉部1bとを特定することができる。
図1A〜図1Cに示すように、拡管ポンチ50は、中空素管1の外径よりも大きな直径を有する円筒部51と、この円筒部51から先端面50aに向けて先細りとなるテーパ部52とを有している。テーパ部52は、円筒部51に対して所定の偏心量で偏心している。すなわち、円筒部51の中心軸線CL2と、テーパ部52の中心軸線CL3とは、互いに平行でかつ離間している。
また、テーパ部52は、中空素管1の薄肉部1aに当接する第1テーパ面52a(第1当接面)と、中空素管1の厚肉部1bに当接する第2テーパ面52b(第2当接面)とを有している。
第1テーパ面52aは、テーパ角α(傾斜角)を有する。第2テーパ面52bは、テーパ角αよりも大きいテーパ角を有し、その最大テーパ角がβである。すなわち、テーパ角αは、テーパ角βよりも小さくなっている。なお、上記テーパ角は、中心軸線CL2およびCL3を含む断面で拡管ポンチ50を見た場合における、中心軸線CL2およびCL3に対するテーパ面の傾斜角を表している。
中空素管1より口広げ金属管20を製造する際は、まず、図1Aおよび図1Bに示すように、拡管ポンチ50を中空素管1の中心軸線CL1に沿って移動させ、中空素管1の開口端2より中空素管1の内部に挿入する。この際、第1テーパ面52aが中空素管1の薄肉部1aに当接してかつ、第2テーパ面52bが中空素管1の厚肉部1bに当接するように、拡管ポンチ50を中空素管1の内部に挿入する。
そして、図2に示すように、拡管ポンチ50を、中空素管1内の所定位置まで押し込む。この際、拡管ポンチ50は、拡管ポンチ50のテーパ部52が中空素管1に当接しながら中空素管1内を移動するため、中空素管1は、その径方向に押し広げられ、拡管ポンチ50の形状に沿って拡管される。その結果、中空素管1より、図2に示す中間成形品10を得ることができる。
なお、拡管ポンチ50は、例えば油圧シリンダー、ガスシリンダー、ばね、またはゴムなどの加圧機構を用いることにより、中空素管1内に押し込むことができる。
上記工程では、中空素管1は、拡管ポンチ50の第1テーパ面52aが中空素管1の薄肉部1aに当接するとともに、拡管ポンチ50の第2テーパ面52bが中空素管1の厚肉部1bに当接しながら、径方向に押し広げられる。この際、第2テーパ面52bのテーパ角が、第1テーパ面52aのテーパ角よりも大きいため、厚肉部1bは、薄肉部1aに対して優先的に引張加工されることとなる。その結果、中空素管1の薄肉部1aの肉厚減少率を、中空素管1の厚肉部1bの肉厚減肉率よりも小さくすることができる。すなわち、中空素管1を拡管する際に、薄肉部1aに変形が集中することを抑制することができるので、薄肉部1aに破断等の成形不良が発生することを抑制することができる。
図2に示すように、中間成形品10は、非加工部である直管部11と、拡管部13と、直管部11と拡管部13との間に設けられた遷移部12と、を有している。
中間成形品10の拡管部13は、中空素管1の薄肉部1aに対応する部位13aと、中空素管1の厚肉部1bに対応する部位13bとを有する。また、中間成形品10の直管部11は、中空素管1の薄肉部1aに相当する部位11aと、中空素管1の厚肉部1bに相当する部位11bとを有している。
上述のように、上記工程では、中空素管1の薄肉部1aの肉厚減少率が、中空素管1の厚肉部1bの肉厚減少率に比べて小さくなるように、中空素管1は拡管成形される。そのため、中間成形品10では、部位11aの肉厚t1と部位13aの肉厚t1’との差分値(中空素管1の薄肉部1aの肉厚減少量)を肉厚t1で除した値(薄肉部1aの肉厚減少率)が、部位11bの肉厚t2と部位13bの肉厚t2’との差分値(中空素管1の厚肉部1bの肉厚減少量)を肉厚t2で除した値(厚肉部1bの肉厚減少率)よりも小さくなっている。
なお、中空素管1の薄肉部1aの拡径量L1は、薄肉部1aの変形量を抑えて、薄肉部1aの破断を回避する観点から、中空素管1の厚肉部1bの拡径量L2の0.5倍未満であることが好ましい。
ここで、「拡径量」とは、中空素管1が径方向に押し広げられた長さを意味し、具体的には、加工後の拡管部の内面と中空素管1の内面との間の寸法(距離)を意味する。すなわち、「中空素管1の薄肉部1aの拡径量L1」とは、図2に示すように、中間成形品10の部位11aの内面と、中間成形品10の部位13aの内面との間の寸法を表す。また、「中空素管1の厚肉部1bの拡径量L2」とは、中間成形品10の部位11bの内面と、中間成形品10の部位13bの内面との間の寸法を表す。
続いて、図3に示す成形ポンチ60および固定金型70を用いて、中間成形品10を口広げ金属管20に成形してもよい。図3に示すように、成形ポンチ60は、円筒部61と、円筒部61から先端面60aに向かって先細りとなるテーパ部62とを有する。拡管ポンチ50と異なり、成形ポンチ60では、円筒部61の中心軸線CL4がテーパ部62の中心軸線と一致している。すなわち、円筒部61とテーパ部62とは同軸に形成されている。
円筒部61は、口広げ金属管20の拡管部23の内面形状に一致する外面形状を有している。テーパ部62は、口広げ金属管20の遷移部23の内面に一致する外面形状を有するとともに、テーパ角γを有している。
固定金型70は、図3に示すように、中間成形品10の直管部11の端面に当接する底壁部71と、中間成形品10の直管部11の外面に当接する側壁部72とを有する。そして、側壁部72の内面形状は、口広げ金属管20の外面形状に一致している。
中間成形品10を口広げ金属管20に成形する際は、まず、固定金型70の底壁部71および側壁部72に沿って、中間成形品10を固定金型70にセットする。その後、中間成形品10に、成形ポンチ60を押し込む。上述のように、成形ポンチ60は、口広げ金属管20の内面形状に沿った形状を有し、固定金型70の側壁部72は、口広げ金属管20の外面形状に沿った形状を有しているため、成形ポンチ60を中間成形品10に押し込むことにより、口広げ金属管20を得ることができる。
以上に説明した本実施形態に係る口広げ金属管20の製造方法によれば、拡管ポンチ50を用いて中空素管1を拡管するため、中空素管1の厚肉部1bを径方向に押し広げる力が強くなり、一方、中空素管1の薄肉部1aを径方向に押し広げる力が弱くなる。すなわち、中空素管1の薄肉部1aの肉厚減少率が中空素管1の厚肉部1bの肉厚減少率に比べて小さくなるように、中空素管1を拡管するため、薄肉部1aに変形が集中するのを抑制することができ、中空素材1の破断等を抑制することができる。その結果、従来よりも拡管率が大きい口広げ金属管を製造することができる。
また、本実施形態に係る口広げ金属管20の製造方法によれば、中空素管1の薄肉部1aの肉厚減少率が中空素管1の厚肉部1bの肉厚減少率よりも小さくなるように中空素管1を拡管するため、不均一な肉厚分布を有する中空素管1から、肉厚が均一な拡管部を有する口広げ金属管を製造することができる。
ここで、上記の「拡管率」とは、拡管成形後の拡管部の外径が中空素管1の外径に対して増加した割合を意味する。すなわち、拡管率をP(%)、拡管成形後の拡管部の外径をd1(mm)、中空素管1の外径をd2(mm)とした場合、拡管率Pは下記の式(1)で表される。
P=((d1−d2)/d2)×100 ・・・式(1)
なお、中空素管1を中間成形品10に成形する際、中間成形品10の拡管率が小さいと、中空素管1の薄肉部1aの破断抑制効果が小さくなる。そのため、口広げ金属管20の拡管率に対して、中間成形品10の拡管率が50%以上となるように、中空素管1を中間成形品10に成形することが好ましい。
また、中空素管1は、材質がステンレス鋼である場合、材質がアルミニウム合金である場合に比べて、拡管成形時の成形不良が生じ易い。そのため、中空素管1の材質がステンレス鋼である場合、アルミニウム合金である場合に比べて、薄肉部1aの破断抑制効果が大きくなる。
[第1実施形態の変形例]
本実施形態では、中空素管1が薄肉部1aと厚肉部1bとを有する場合(すなわち、周方向における肉厚分布が不均一な場合)を示した。しかしながら、例えば、周方向に沿って不均一な硬度分布を有する中空素管より、口広げ金属管を製造してもよい。この場合、引張試験または硬度測定等により、硬度分布を把握し、相対的に硬度が低い低硬度部(低変形抵抗部)に拡管ポンチ50の第1テーパ面52aを当接させ、相対的に硬度が高い高硬度部(高変形抵抗部)に拡管ポンチ50の第2テーパ面52bを当接させればよい。この際、例えば、中空素管の硬度の平均値に対して、95%未満の硬度となる部位を低硬度部として特定することができる。
また、中空素管が不均一な肉厚分布および硬度分布の双方を有する場合には、例えば、肉厚および硬度の積値がその平均値の95%未満となる部位を低変形抵抗部として特定し、拡管ポンチ50の第1テーパ面52aをこの低変形抵抗部に当接させればよい。
また、本実施形態では、拡管ポンチ50の第1テーパ面52aが、テーパ角αを有する場合を示した(図1B等参照)。しかしながら、図4Aおよび図4Bに示すように、テーパ角αが0°である拡管ポンチ80を中空素管1に圧入して、中空素管1を中間成形品90に成形してもよい。この場合、薄肉部1aの変形(薄肉部1aの肉厚減少)をさらに抑制することができるため、薄肉部1aの成形不良発生をより確実に抑制することができる。
また、図5Aおよび図5Bに示すように、先端に切欠き部85を設けた拡管ポンチ80と、底壁部101および側壁部102を有する固定金型100を用いて、中空素管1を拡管成形してもよい。この場合、切欠き部85を設けているので、拡管ポンチ80をスムーズに中空素管1に押し込むことができる。なお、第1テーパ面52aと固定金型100の側壁部102との間の隙間が中空素管1の肉厚の0.9〜0.99倍となるように設定することが好ましい。この場合、薄肉部1aで変形が発生することをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、薄肉部1aが一箇所に設けられている中空素管1を拡管成形する場合を示した。しかしながら、図6Aに示すように、薄肉部1aが二箇所に設けられた中空素管5を拡管成形してもよい。この場合、図6Aおよび図6Bに示す拡管ポンチ110を用いることにより、本実施形態と同様に、薄肉部1aの成形不良発生を抑制することができる。
また、図7Aに示すように、薄肉部1aが三箇所に設けられた中空素管7を拡管成形してもよい。この場合、図7Aおよび図7Bに示す拡管ポンチ120を用いることにより、本実施形態と同様に、薄肉部1aの成形不良発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上記の第1実施形態では、中空素管1より、拡管ポンチ50および成形ポンチ60を用いて、口広げ金属管20を製造する場合を示した。これに対して、本実施形態では、中空素管1より、図8Aに示す拡管ポンチ250を用いて、図8Cに示す口広げ金属管220を製造する。
図8Aに示すように、拡管ポンチ250は、円筒部251と、テーパ部252とを有している。拡管ポンチ250は、円筒部251とテーパ部252とが、同一の中心軸線CL5に沿って形成されている点で、上記第1実施形態の拡管ポンチ50と異なっている。
本実施形態に係る口広げ金属管220の製造方法では、上記第1実施形態の場合と同様に、中空素管1に拡管ポンチ250を圧入する。図8Bは、拡管ポンチ250を、中空素管1内の所定位置まで圧入した状態を示す図である。図8Bに示す状態では、中空素管1の厚肉部1bが拡管ポンチ250の円筒部251に当接し、中空素管1の薄肉部1aが拡管ポンチ250のテーパ部252に当接している。
図8Cは、図8Bに示す状態から拡管ポンチ250を中空素管1にさらに圧入した状態を示す図である。図8Cに示すように、薄肉部1aが拡管ポンチ250の円筒部251に当接するまで、拡管ポンチ250を中空素管1に圧入することにより、口広げ金属管220を得ることができる。
本実施形態では、厚肉部1bに当接する第2テーパ面52bのテーパ角βは、薄肉部1aに当接する第1テーパ面52aの角度αよりも大きいため、厚肉部1bが優先的に引張加工される。すなわち、第1実施形態の場合と同様に、薄肉部1aの肉厚減少率を厚肉部1bの肉厚減少率よりも小さくさせることにより、薄肉部1aに成形不良が発生することを抑制することができる。
次に、本発明の作用効果を確認するために行った実施例について説明する。
上記第1実施形態に係る製造方法により、拡管部の直径が異なる3種類の口広げ金属管を製造した。また、比較のため、成形ポンチのみで口広げ金属管を製造する従来方法により口広げ金属管を製造した。これらの口広げ金属管について、目視により破断有無を確認することによって、成形不具合を評価した。
<実施例1>
(1)中空素管
中空素管1として、外径73mm、平均肉厚6mmの継目無鋼管を用いた。中空素管1の薄肉部1aの肉厚は、5.6mmであり、中空素管1の厚肉部1bの肉厚は、6.4mmであった。
(2)ポンチ
拡管ポンチ50および成形ポンチ60を用いた。
拡管ポンチ50は、テーパ角αが4.5°であり、テーパ角βが24.6°であり、円筒部51の直径が81.2mmであった。成形ポンチ60は、テーパ角γが15°であり、円筒部61の直径は81.2mmであった。
(3)固定金型
固定金型70は、側壁部72の内径D(図3参照)が93.2mmであった。
(4)製造工程
中空素管1に拡管ポンチ50を押し込むことにより、中空素管1を拡管成形して、中間成形品10を製造した。この際、中間成形品10は、図2に示すL1がL2の0.17倍となるように製造された。
その後、固定金型70に中間成形品10を配置し、成形ポンチ60を中間成形品10に押し込み、口広げ金属管20を製造した。
(5)成形不具合の評価
中間成形品10、および口広げ金属管20に割れ等の成形不良は生じなかった。また、口広げ金属管20の拡管率は30%であった。
<実施例2>
(1)中空素管
中空素管1として、外径90.0mm、平均肉厚2.8mmの電縫鋼管を用いた。この電縫鋼管は、引張強度TSが80kgf/mm(785MPa)であり、周方向における硬度分布が図9に示す分布であった。
(2)ポンチ
拡管ポンチ50および成形ポンチ60を用いた。
拡管ポンチ50は、テーパ角αが4.5°であり、テーパ角βが24.6°であり、円筒部51の直径が112.4mmであった。
成形ポンチ60は、テーパ角γが15°であり、円筒部61の直径は112.4mmであった。
(3)固定金型
固定金型70は、側壁部72の内径D(図3参照)が117mmであった。
(4)製造工程
中空素管1に拡管ポンチ50を押し込むことにより、中空素管1を拡管成形して、中間成形品10を製造した。この際、中間成形品10は、図2に示すL1がL2の0.17倍となるように製造された。
その後、固定金型70に中間成形品10を配置し、成形ポンチ60を中間成形品10に押し込み、口広げ金属管20を製造した。
(5)成形不具合の評価
中間成形品10、および口広げ金属管20に割れ等の成形不良は生じなかった。また、口広げ金属管20の拡管率は30%であった。
<実施例3>
(1)中空素管
中空素管1として、実施例2と同じ電縫鋼管を使用した。
(2)ポンチ
拡管ポンチ50および成形ポンチ60を用いた。
拡管ポンチ50は、テーパ角αが7.5°であり、テーパ角βが21.9°であり、円筒部51の直径が129.4mmであった。
成形ポンチ60は、テーパ角γが15°であり、円筒部61の直径は129.4mmであった。
(3)固定金型
固定金型70は、側壁部72の内径D(図3参照)が135mmであった。
(4)製造工程
実施例1及び2と同様に中間成形品10を製造した。なお、本実施例では、中間成形品10は、図2に示すL1がL2の0.33倍となるように製造された。
(5)成形不具合の評価
中間成形品10、および口広げ金属管20に割れ等の成形不良は生じなかった。また、口広げ金属管20の拡管率は50%であった。
<参考例1>
(1)中空素管
実施例2と同じ電縫鋼管を使用した。
(2)ポンチ
上記実施例1〜3と異なり、拡管ポンチ50を用いずに、成形ポンチ60のみを使用した。
(3)固定金型
実施例2と同じ固定金型70を使用した。
(4)製造工程
固定金型70に中空素管1を配置し、成形ポンチ60を押し込むことにより、中空素管1を拡管成形して、口広げ金属管を製造した。
(5)成形不具合の評価
口広げ金属管の拡管率は30%であり、口広げ金属管に割れ等の成形不良は生じなかった。なお、本参考例では、拡管率が30%と低かったため、拡管ポンチ50を用いなくても、成形不良が発生しなかったと考えられる。
<比較例1>
(1)中空素管
実施例2と同じ電縫鋼管を使用した。
(2)ポンチ
上記実施例1〜3と異なり、拡管ポンチ50を用いずに、成形ポンチ60のみを使用した(すなわち、上記参考例1と同じ)。
(3)金型
実施例2と同じ固定金型70を使用した。
(4)製造工程
固定金型70に中空素管1を配置し、成形ポンチ60を押し込むことにより、中空素管1を拡管成形して、口広げ金属管を製造した。
(5)成形不具合の評価
口広げ金属管の拡管率は50%であったが、口広げ金属管に割れが生じた。
実施例1〜3によれば、中空素管1には、周方向に沿って変形抵抗が小さい低変形抵抗部と、この低変形抵抗部よりも変形抵抗が大きい高変形抵抗部とがあったにもかかわらず、低変形抵抗部に負担をかけることなく、割れ等の成形不良を抑制することができた。
特に、実施例3と比較例1との比較により、従来製法では割れが生じてしまった拡管率の高い製品を、割れを生じさせることなく製造することが確認できた。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲がこれらの実施形態のみに限定されるものではない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記第1実施形態では、拡管ポンチ50を用いて、中空素管1を中間成形品10に成形する場合を示した。しかしながら、異なる外径を有する複数の拡管ポンチを用いて、中空素管1を段階的に(複数回に分けて)成形してもよい。
また、例えば、上記第1実施形態では、成形ポンチ60を用いて、中間成形品10を口広げ金属管20に成形する場合を示した。しかしながら、成形ポンチ60を用いずに、拡管ポンチ50により得られた中間成形品10を口広げ金属管としてもよい。この場合、偏心した口広げ金属管を得ることができる。
本発明によれば、相対的に変形抵抗が小さい部位を有する中空素管より口広げ金属管を製造する際に、破断等の成形不良発生を抑制することができる、口広げ金属管の製造方法を提供することができる。
1: 中空素管
1a: 薄肉部(低変形抵抗部)
1b: 厚肉部(高変形抵抗部)
10: 中間成形品
20: 口広げ金属管
50: 拡管ポンチ
60: 成形ポンチ
70: 固定金型

Claims (6)

  1. 周方向に沿って、肉厚、硬度、肉厚および硬度の積値のいずれかによって特定される変形抵抗が異なる複数の部位を有する中空素管より、拡管部を有する口広げ金属管を製造する方法であって、
    前記複数の部位のうち、相対的に変形抵抗が小さい部位を低変形抵抗部として特定するとともに、前記低変形抵抗部よりも相対的に変形抵抗が大きい部位を高変形抵抗部として特定する第1工程と;
    前記中空素管に拡管ポンチを圧入して、前記中空素管を拡管する第2工程と;
    を有し、
    前記第2工程で、前記低変形抵抗部の肉厚減少率が、前記高変形抵抗部の肉厚減少率よりも小さい
    ことを特徴とする口広げ金属管の製造方法。
  2. 前記拡管ポンチは、
    前記中空素管の前記低変形抵抗部に当接する第1当接面と、前記中空素管の前記高変形抵抗部に当接する第2当接面とを有し、前記拡管ポンチの中心軸線に対する前記第1当接面の傾斜角が、前記中心軸線に対する前記第2当接面の傾斜角よりも小さく、
    前記第2工程で、
    前記拡管ポンチの前記第1当接面を前記中空素管の前記低変形抵抗部に当接させるとともに、前記拡管ポンチの前記第2当接面を前記中空素管の前記高変形抵抗部に当接させながら、前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入する
    ことを特徴とする請求項1に記載の口広げ金属管の製造方法。
  3. 前記拡管ポンチの前記第1当接面の前記傾斜角が0°である
    ことを特徴とする請求項2に記載の口広げ金属管の製造方法。
  4. 前記第2工程が、
    前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入して、前記中空素管より中間成形品を得る拡管ポンチ圧入工程と、
    前記中間成形品に、前記口広げ金属管の前記拡管部の内面に一致する形状を有する成形ポンチを圧入する成形ポンチ圧入工程と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の口広げ金属管の製造方法。
  5. 前記拡管ポンチ圧入工程で、前記中空素管の前記低変形抵抗部の拡径量が、前記中空素管の前記高変形抵抗部の拡径量の0.5倍未満となるように、前記拡管ポンチを前記中空素管に圧入する
    ことを特徴とする請求項4に記載の口広げ金属管の製造方法。
  6. 前記中空素管は、電縫鋼管又は継目無鋼管である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の口広げ金属管の製造方法。
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