JP2009050888A - パイプ拡管方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パイプの座屈と割れを抑えつつ、高拡管率でパイプを拡管することを可能とする。
【解決手段】 ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部を有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部を有するダイスの中に挿入され、パイプ状のワークがパンチとダイスによって拡管される。その結果、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有する拡管パイプが形成される。とくに、パイプの移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パイプ拡管方法に関する。
パイプの拡管方法は、種々のものが公知である。
特許文献1(特開平9−85367号公報)に記載のパイプ加工方法においては、拡管工程で、パイプの外側に特別な治具を外嵌するとともに、(パンチに相当する)治具をパイプの内側に圧入して、パイプの拡管を行う。
特許文献2(特開2003−75086号公報)に記載のパイプ拡管方法は、熱交換器のサイドプレートからパイプを立上げた状態で、ほぼ円筒状の大径部、ほぼ円筒状の小径部、および、それらの間で移行するテーパ部を有する(パンチに相当する)加工ヘッドを挿入して、パイプを拡管する。加工ヘッドの先端テーパ角度(α、β)は、10°≦α≦15°から15°≦β≦25°にされている。
特許文献3(特開平11−239835号公報)には、複数の拡管ポンチを使用してパイプの端部に約2倍の拡径部を有する高拡管を成形する方法が開示されている。
また、特許文献4(特開2002−282955号公報)は、大きな拡管率でパイプを拡管するパイプ拡管方法を開示している。この方法は、パイプ体の端部を拡管成形する方法であって、パイプ体の外側に、一端にパイプ体の外径と略等しい径に形成された挿入穴を有すると共に他端に拡管すべき径に形成された拡管穴を有する転写型を配置し、パイプ体の内部に液体を所定圧力で充填して、その状態でパイプ体の拡管側端面を蓋して軸方向に押圧しつつ液体を圧縮加圧して、パイプ体の端部を拡管穴に押付けて拡管するものである。
特開平9−85367号公報 特開2003−75086号公報 特開平11−239835号公報 特開2002−282955号公報
特許文献1および2に記載の従来技術は、小さな拡管率で拡管するものにすぎず、大きな拡管率で拡管するには適さないものである。
特許文献3に記載の従来技術は、約2倍の拡径を行うので、大きな拡管率といえるが、複数の拡管ポンチを使用して、複数段に分けて成形しなければならず、加工効率がよくない。
特許文献4に記載の従来技術は、パイプの内部に液体を充填するため、加工効率がよくない。
本発明の目的は、パイプの座屈と割れを抑えつつ、高拡管率でパイプを効率的に拡管することを可能とすることである。
本発明の解決手段を例示すると、次のとおりである。
(1)ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するダイスの中に挿入され、同一厚みのパイプ状のワークが、パンチとダイスによって拡管されて、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するパイプが形成される方法において、パイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形されることを特徴とするパイプ拡管方法。
(2)移行部がテーパ部である前述のパイプ拡管方法。
(3)移行部が段部である前述のパイプ拡管方法。
(4)パイプの大径部の直径がパイプの小径部の直径の2倍以上になるように成形される前述のパイプ拡管方法。
(5)パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端に到達しない手前の位置にあり、
パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と終端との間に位置している前述のパイプ拡管方法。
(6)テーパ部について更に拡管加工をして、小径部から大径部へ移行する部分を、テーパ形状から半径方向に延在する形状に変形させることを特徴とする前述のパイプ拡管方法。
(7) ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するダイスの中に挿入され、同一厚みのパイプ状のワークが、パンチとダイスによって拡管されて、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパイプが形成され、このパイプの大径部が、テーパ部を有するダイスの中に挿入されて、互いに逆向きの2つのテーパ部を有するパイプが形成され、この2つのテーパ部が膨出部を形成している、拡管パイプの製造方法。
(8)パイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形されることを特徴とする前述の拡管パイプの製造方法。
(9)パイプの小径部が、パイプ状のワークの縮管により形成されていることを特徴とする前述の拡管パイプの製造方法。
発明を実施するための最良の態様
本発明の好ましい実施態様によれば、1種類のパンチとダイスを対にして使用し、好ましくは1つの拡管工程でかつ約2倍以上の拡管率で、全長にわたって同一厚みのパイプ状のワーク(パイプ素材)を拡管して、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有する拡管パイプを製造する。移行部は、テーパ部や段部とすることができる。段部の例としては、タンク一体型ターボオイルリターンパイプがあり、応用部品としては、圧力緩和用サージタンク、リキッド類のデリバリパイプ、ブローバイガスリターンパイプ等がある。
パイプ状のワーク(パイプ素材)の典型例は、材質がSTKM11Aで、内径が15.9mm、外径が19.1mm、板厚が全長にわたって均一(同一)で、1.6mmである。
このような材質のワーク(パイプ素材)は、アルミなどのものに比較して、パンチとダイスの構造をうまく設計しないと、割れや座屈が生じやすい。たとえば、パンチのテーパ部のテーパ角度が大きすぎる場合、ワークに対するパンチの押圧力(圧縮力)が過大となって、ワークは座屈しがちである。他方、パンチのテーパ部のテーパ角度が小さすぎる場合、拡管率が小さいときは問題が生じないが、拡管率が大きくなると(例えば70%を超えると)、ワークに割れが発生する。このように、割れと座屈の相反する現象に阻まれて拡管率を適当な値にすること(特に拡管率を増加させること)は容易ではない。
本発明者は、拡管の際に、パイプの移行部の板厚がパイプの他の部分(つまり大径部と小径部)の板厚よりも大きくなるようにすれば、拡管率を増加させても、パイプに割れが発生せず、かつ、座屈の現象も生じないという知見を得た。例えば、前述の材質のワークであっても、割れと座屈の発生を抑えつつ、パイプを約2倍以上に拡管することが可能となる。
本発明の他の好ましい実施態様によれば、ダイスの加工用孔は、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間の移行領域に延在している移行部からなる。このようなダイスの加工用孔の形状(つまり、大径部、小径部および移行部)に対応して、パンチは、それぞれ、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間の移行領域に延在している移行部を有する。
パンチは、周知のように、ダイスの加工用孔の中に挿入して、パイプ状ワークつまりパイプ素材を拡管するものである。このパイプ素材の外径は、ダイスの加工用孔の小径部の直径と同じである。
ダイスおよびパンチの大径部は、それらの小径部に対して約2倍又はそれ以上に設定されている。たとえば、小径部の直径が15mm前後である場合、大径部の直径は30mm前後又はそれ以上に設定する。
好ましくは、ダイスの下端面にプレートを設けて、ダイスの加工孔の下端を閉じた状態で、上からパイプ素材をダイスの加工孔に挿入して、パイプ素材の下端がプレートに接したところで、パイプ素材を止めて、そこでパイプ素材をダイスの加工孔の中に入った状態で立上げる。しかるのち、パンチとダイスの加工孔とパイプ素材(ワーク)とを同軸に保ちつつ、パンチをワークの中にその上端開口部から挿入する。
たとえば、パンチが押し下げられると、パンチのテーパ部により、ワーク(パイプ素材)は、徐々に径(放射)方向に押し拡げられ、拡管加工が進んでいく。さらにパンチが押し下げられ、やがて、ワークを介してパンチのテーパ部がダイスのテーパ部に突き当たる。このとき、パイプ素材の拡管加工は終了する。拡管されたパイプは、パンチとダイスの間、とくに、それらの大径部およびテーパ部のところで、密に押圧された状態になる。
前述のように1つのパイプ素材(ワーク)から拡管されたパイプは、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなる。
本発明の他の好ましい実施態様においては、ダイスが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、大径部の終端から小径部の始端へ移行する移行部とを有する。
パンチは、パイプの直径を2倍以上に拡管するためにダイスに挿入されるものであり、ダイスの大径部、小径部および移行部に対応して、それぞれ、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、大径部の終端から小径部の始端へ移行する移行部とを有する。
好ましくは、パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端に到達しない手前の位置にあるように設定する。そして、パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と終端との間に位置するように設定する。
しかも、ダイスの大径部および小径部の直径が、それぞれパンチの大径部および小径部の直径の2倍以上であることが好ましい。
さらに、半径方向に延在している移行部を成形することもできる。その場合は、上述のパイプ拡管方法を利用してテーパ状の移行部を有するパイプを製造した後、そのテーパ状の移行部について更なる拡管加工を行う。
この場合、まず、大径部と小径部の間の移行部が半径方向に延在したダイスに、テーパ状の移行部を有するパイプを配置する。更に、半径方向に延在した下面を有するパンチをこのパイプ内に配置する。パイプの小径部の内壁面は、パンチに対応する小径部を設けて拘束しても良いし、別途対応する芯金を設けて拘束しても良い。
次に、パンチをダイスに向けて移動させてパイプを押圧する。パイプのテーパ状の移行部は、パンチの半径方向に延在した下面とダイスの半径方向に延在した上面に挟まれて、半径方向に延在する。こうして形成されたパイプの半径方向に延在する移行部は、パイプのテーパ状の移行部をパンチの進行方向に圧縮したものである。そのため、パイプの半径方向に延在する移行部の板厚は、パイプのテーパ状の移行部の板厚よりも大きくなるように変化し、従ってパイプの大径部と小径部の板厚よりも更に大きくなる。
前述のパイプは、好ましくは、ベンチレーションパイプである。
また、本発明の別の実施形態によれば、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するダイスの中に挿入される。パイプ状のワークが、パンチとダイスによって拡管されて、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパイプが形成される。
パイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形される
パイプの大径部が、テーパ部を有するダイスの中に挿入されて、互いに逆向きの2つのテーパ部を有するパイプが形成され、この2つのテーパ部が膨出部を形成している。
好ましくは、パイプの小径部が、パイプ状のワークの縮管により形成される。
なお、本願の出願書類において、「ほぼ円筒状」とは、厳密な意味でいう「円筒状」に限らず、例えば、少しテーパ状またはそれに近い形状になっているものを含む。拡管された後、拡管パイプは、厳密な円筒状よりも、むしろ少しテーパの付いた「ほぼ円筒状」の方が、ダイスの加工孔から抜き出しやすい。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例1を説明する。
図1〜3は、本発明の実施例1によるパイプ拡管の一連の工程を示している。
図1に示されているように、パンチ1は、ほぼ円筒状の大径部1aと、ほぼ円筒状の小径部1bと、テーパ部1cを有する。テーパ部1cは、大径部1aの終端と小径部1bの始端との間の移行領域に延在している。換言すれば、テーパ部1cは、大径部1aの終端から小径部1bの始端へ移行している。
パンチ1の大径部1aの直径(2D)は、小径部1bの直径(D)の2倍である。
ダイス2は、加工用の孔を有する。このダイス2の加工孔は、パンチ1の外形、つまり、大径部1a、小径部1b、テーパ部1cの連続した外壁面形状に対応して、それぞれ、ほぼ円筒状の大径部2aと、ほぼ円筒状の小径部2bと、テーパ部2cからなる。
ダイス2のテーパ部2cは、パンチ1のテーパ部1cと同じテーパ角度を有する。ダイス2の加工孔の小径部2bの直径(D+2t)は、パイプ状ワーク3の外径(D+2t)と同じである。ここで、tは、ワーク3の板厚である。ワーク3の板厚は全長にわたって均一(同一)である。
ダイス2の下端面にプレート4が着脱可能に設けられている。それによって、ダイス2の加工孔の小径部2bの下端が閉じられている。
そのような状態で、パイプ状ワーク3の下端部が、図1でいえば下向きに、ダイス2の加工孔の大径部2aの上端開口部から挿入される。
図1に示されているように、パイプ状ワーク3の下端がプレート4の上面に接したところで、パイプ状ワーク3は停止する。その結果、パイプ状ワーク3は、ダイス2の加工孔の中に入った形で立上げられる。
図2に示すように、パンチ1、ダイス2の加工孔およびワーク3を同軸(X)に保ちつつ、矢印Wの方向(つまり図の下方向)にパンチ1を下降させると、まずパンチ1の小径部1bがワーク3の上端開口部の中に入り、次に、パンチ1のテーパ部1cがワーク3の上端開口部に到達し、パンチ1のテーパ部1cにより、ワーク3の上端部は徐々に半径(放射)方向に押し拡げられて、拡管加工が進んでいく。
パンチ1がさらに下降して、パンチ1の大径部1aの終端(図1〜3では下端)がダイス2の大径部2aの始端(図1〜3では上端)と同一レベルに位置したとき、パンチ1の小径部1bの終端(図1〜3では下端)がダイス2の小径部2bの始端(図1〜3では上端)に到達しない、手前の位置にある。
さらにパンチ1が下降して、パンチ1の小径部1bの終端(図1〜3では下端)がダイス2の小径部2bの始端(図1〜3では上端)と同一レベルに到達したとき、パンチ1の大径部1aの終端(図1〜3では下端)がダイス2の大径部2aの始端(図1〜3では上端)と終端(図1〜3では下端)との間に位置している。
図3に示すように、パンチ1が矢印Wの方向にさらに下降すると、パンチ1のテーパ部1cがワーク3を介してダイス2のテーパ部2cに突き当たる。このとき、パイプ拡管加工は終了する。
しかるのち、図示はされていないが、パンチ1をダイス2の加工孔から引き抜き、さらに、拡管されたパイプもダイス2の加工孔から抜き出す。
パンチ1のテーパ部1cの最適のテーパ角度(θ)は、ワーク3の材質や寸法によって変化しうるが、例えば、25〜32度とすることが好ましい。テーパ角度(θ)が大きすぎると、ワーク3は、図2にAで示す部位に座屈が発生しがちである。逆に、テーパ角度(θ)が小さすぎると、とくに2倍以上の拡管加工をする場合、ワーク3は、図2にBで示す部位に割れが発生しがちである。
実験例1
図4は、図1〜3に示された本発明のパイプ拡管方法によってパイプ状ワークが拡管されて形成された拡管パイプの1つの例の縦断面を示している。
図4において、符号1〜5は、拡管されたパイプについて、板厚を測定した箇所を示す。
表1は、パイプの符号1〜5で示す箇所の板厚測定値を示す。
Figure 2009050888
拡管加工前のパイプ状ワーク(パイプ素材)の寸法を述べると、ワークの全長にわたって、板厚(t)が1.6mmであり、外径が19.1mmであり、内径が15.9mmであった。ワークの材質はSTKM11Aである。
次は、拡管されたパイプについて説明する。
図4に示されているように、拡管パイプの大径部の上端内径は30.3mmであり、小径部の下端内径は15.9mmであった。
また、表1から明らかなように、本発明の実施例1では、パイプのテーパ部(符号5で示す箇所)が最大の板厚1.64mmを有する。パイプの小径部の板厚は、ワークと同じ板厚、つまり1.6mmである。パイプの大径部は、符号4で示す終端の板厚がワークの板厚と同じ1.60mmであり、符号1で示す始端の板厚が最小の値である1.29mmであり、大径部の終端から始端へ向って、少しずつ板厚は薄くなっている。つまり、符号3で示す箇所の板厚は、1.46mm、符号2で示す箇所の板厚は1.37mmである。
これに対し、比較例においては、2種類のパンチとダイスを使用した。まず、テーパ角度(θ)の小さい尖った第1パンチを使って、本発明の実施例1で使ったものと同じパイプ状ワークを予備的に拡管加工した。そのあと、そのように予備的に拡管加工されたワーク半加工品を、図1〜3に示すパンチ1によって最終的に拡管加工した。
表1を参照して、本発明の実施例1と比較例とを比較する。
比較例では、パイプの板厚の減少が激しい。とくにテーパ部(符号5で示す箇所)の板厚は1.28mmであり、拡管加工前のワークの板厚(1.60mm)よりも減少している。
これに対し、本発明の実施例1においては、パイプのテーパ部の板厚はパイプの全長の中で最大の1.64mmで、他の部分よりも大きな測定値となっている。
図5を参照して、本発明の好適な実施例2を説明する。
図5は、本発明のパイプ拡管方法によってパイプ状ワークが拡管されて、半径半方に延在している移行部が形成された拡管パイプの1つの例を示している。
図5に示されているように、本発明においては、半径方向に延在している移行部を有するパイプを成形することもできる。その場合は、上述の実施例1のパイプ拡管方法を利用してテーパ部を有するワーク3を製造した後、そのテーパ部について更なる拡管加工を行う。
この場合、まず、大径部と小径部の間の移行部が半径方向に延在したダイス(図示省略)に、テーパ部を有するワーク3を配置する。更に、半径方向に延在した下面を有するパンチ(図示省略)をこのワーク3内に配置する。ワーク3の小径部の内壁面は、パンチに対応する小径部を設けて拘束しても良いし、別途対応する芯金を設けて拘束しても良い。
次に、パンチをダイスに向けて移動させてワーク3を押圧する。ワーク3のテーパ部は、パンチの半径方向に延在した下面とダイスの半径方向に延在した上面に挟まれて、半径方向に延在する。こうしてパイプの半径方向に延在する移行部を有するパイプが形成される。
実験例2
図5において、符号1〜6は、半径半方に延在している移行部が形成されたパイプについて、板厚を測定した箇所を示す。
表2は、パイプの符号1〜6で示す箇所の板厚測定値を示す。
Figure 2009050888
拡管加工前のパイプ状ワーク(パイプ素材)の寸法を述べると、ワークの全長にわたって、板厚(t)が1.6mmであり、外径が19.1mmであり、内径がΦ15.9mmであった。ワークの材質はSTKM11Aである。
次は、半径半方に延在している移行部が形成されたパイプについて説明する。
図5に示されているように、パイプの大径部の上端内径はΦ30.3mmであり、小径部の下端内径はΦ15.9mmであった。
また、表2から明らかなように、本発明の実施例2では、パイプの半径方向に延在している移行部(符号6で示す箇所)が最大の板厚1.66mmを有する。パイプの小径部の板厚は、ワークと同じ板厚、つまり1.60mmである。パイプの大径部は、符号4で示す終端の板厚が1.60mmであり、符号1で示す始端の板厚が最小の値である1.29mmであり、大径部の終端から始端へ向って、少しずつ板厚は薄くなっている。つまり、符号4で示す箇所の板厚は1.60mm、符号3で示す箇所の板厚は1.46mm、符号2で示す箇所の板厚は1.37mmである。
このように、本発明の実施例2においては、パイプの半径方向に延在している移行部の板厚はパイプの全長の中で最大の1.66mmで、他の部分よりも大きな測定値となっている。
図6は、本発明による拡管パイプの他の例を示す正面図である。
拡管パイプ10の中央領域には、拡管パイプ10の半径方向に膨出した膨出部12が形成されている。
膨出部12の両側に第1円筒部14と第2円筒部15が形成されている。なお、膨出部12と第1円筒部14と第2円筒部15は、1つのパイプ状のワークから一体的に形成されている。第1円筒部14は、第2円筒部15よりも大径となっている。図1に示された例においては、第1円筒部14の外径E(例えばE=32mm)が、第2円筒部15の外径e(例えばe=26.15mm)よりも大きくなっている。拡管パイプ10の長さLは例えば123mmである。
膨出部12は、第1テーパ部12aと第2テーパ部12bを有する。第1テーパ部12aと第2テーパ部12bは互いに反対方向に向いていて外向きに先細になっている。第1テーパ部12aは、第1円筒部14に接続している。第2テーパ部12bは、第2円筒部15に接続している。第1テーパ部12aは、テーパ状の内周面12cを有している。
図7〜10を参照して、拡管パイプの製造工程の一例を説明する。図7は、パイプ状のワークの一例を示す概略縦断面図である。図8は、パイプ状のワークの先端側を縮管した状態の一例を示す概略縦断面図である。図9は、パイプ状のワークの基端側を拡管した状態の一例を示す概略縦断面図である。図10は、パイプ状のワークの基端側を縮管した状態の一例を示す概略縦断面図である。なお、図7〜10においては、図中右側を先端側とし、図中左側を基端側としてある。
所定の長さに切断されたパイプ状のワーク31を用意する(図7)。寸法の一例を挙げると、パイプ状のワーク31の外径は35mm、長さは128mm、厚さは1mmである。パイプ状のワーク31の材質は例えばSTKM11A(軟鉄)である。
一組の第1ダイス16と第1パンチ18を用意する(図8)。
第1ダイス16には、円筒状の大径部16aと、円筒状の小径部16bと、それらの間で移行するテーパ部16cが設けられている。大径部16aの内径は、パイプ状のワーク31の外径とほぼ同じである。小径部16cの内径は、パイプ状のワーク31の外径より小さい。第1パンチ18には、パイプ状のワーク31を位置決めして押圧するための突出部18aが設けられている。
図8においては、パイプ状のワーク31の先端側が第1ダイス16に挿入され、パイプ状のワーク31の基端側が第1パンチ18で押圧されている。パイプ状のワーク31の先端側が縮管されて半加工品32が得られるようになっている。半加工品32には、基端側のパイプ状のワーク部分32aと、先端側の円筒状の小径部32bと、それらの間で移行するテーパ部32cが形成されている。寸法の一例を挙げると、パイプ状のワーク部分32aの外径は35mm、小径部32bの外径は31.8mm、半加工品32の全長は132mmである。
次に、一組の第2ダイス20と第2パンチ22を用意する(図9)。
第2ダイス20には、円筒状の大径部20aと、円筒状の小径部20bと、それらの間で移行するテーパ部20cが設けられている。第2ダイス20の大径部20aの外径は、半加工品32のパイプ状のワーク部分32aの外径より大きい。第2ダイス20の小径部20bの外径は、半加工品32の小径部32bの外径より小さい。第2パンチ22には、円筒状の大径部22aと、円筒状の小径部22bと、それらの間で移行するテーパ部22cが設けられている。
図9においては、第2パンチ22が第2ダイス20の中に挿入されている。図8の半加工品32のパイプ状のワーク部分32aが拡管され、小径部32bが縮管されて、図9の半加工品33が得られるようになっている。半加工品33には、円筒状の大径部33aと、円筒状の小径部33bと、それらの間で移行するテーパ部33cが形成されている。寸法の一例を挙げると、大径部33aの外径は42.5mm、小径部33bの外径は26.15mm、半加工品33の全長は126mmである。なお、半加工品33は最終工程で全長123mmにカットされる。
次に、一組の第3ダイス24と第4ダイス26を用意する(図10)。
第3ダイス24には、小径部24aとテーパ部24bが設けられている。第4ダイス26には、小径部26aとテーパ部26bが設けられている。第3ダイス24のテーパ部24bと第4ダイス26のテーパ部26bは互いに反対方向を向いていて外向きに先細になっている。第4ダイス26の小径部26aの内径は、図9の半加工品33の大径部33aの外径より小さく、パイプ状のワーク31の外径より小さい。第3ダイス24の小径部24aは、拡管パイプ10の第2円筒部15を形成する部分に相当する。第3ダイス24のテーパ部24bは、拡管パイプ10の第2テーパ部12bを形成する部分に相当する。第4ダイス26のテーパ部26bは、拡管パイプ10の膨出部12の第1テーパ部12aを形成する部分に相当する。第4ダイス26の小径部26aは、拡管パイプ10の第1円筒部14を形成する部分に相当する。
図10においては、図9の半加工品33の大径部33aが縮管されて拡管パイプ10が得られるようになっている。すなわち、図9の半加工品33の大径部33aが第4ダイス26のテーパ部26bの中で縮管されて、互いに逆向きの2つのテーパ部12a、12bが形成されている。2つのテーパ部12a、12bが膨出部12を形成している。こうして拡管パイプ10の中央領域にプレス加工で膨出部を成形可能になっている。
実施例3においても、実施例1と同様に、例えば図4に示されているように、同一厚みのパイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形されるのが好ましい。
本発明は図示された実施例に限定されない。
本発明の好適な実施例1によるパイプ拡管工程のワークセット後の状態を示す説明図。 図1のパイプ拡管加工の途中の状態を示す説明図。 図1のパイプ拡管加工の終了の状態を示す説明図。 本発明の実施例1によって拡管加工されたパイプの板厚測定箇所を示す説明図。 本発明の実施例2によって拡管加工されたパイプの板厚測定箇所を示す説明図。 本発明による拡管パイプの製造方法の一例を示す正面図である。 パイプ状のワークの一例を示す概略縦断面図である。 パイプ状のワークの先端側を縮管した状態の一例を示す概略縦断面図である。 パイプ状のワークの基端側を拡管した状態の一例を示す概略縦断面図である。 パイプ状のワークの基端側を縮管した状態の一例を示す概略縦断面図である。
符号の説明
1 パンチ
1a、2a 大径部
1b、2b 小径部
1c、2c 移行部
2 ダイス
3 パイプ状ワーク(パイプ素材)
4 プレート
10 拡管パイプ
12 膨出部
12a 第1テーパ部
12b 第2テーパ部
12c 内周面
14 第1円筒部
15 第2円筒部
16 第1ダイス
16a、20a、22a、33a 大径部
16b、20b、22b、24a、26a、32b、33b 小径部
16c、20c、22c、24b、26b、32c、33c テーパ部
18 第1パンチ
18a 突出部
20 第2ダイス
22 第2パンチ
24 第3ダイス
26 第4ダイス
31 パイプ状のワーク
32、33 半加工品
32a パイプ状のワーク部分

Claims (9)

  1. ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するダイスの中に挿入され、同一厚みのパイプ状のワークが、パンチとダイスによって拡管されて、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行する移行部とを有するパイプが形成され、パイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形されることを特徴とするパイプ拡管方法。
  2. 移行部がテーパ部である請求項1に記載のパイプ拡管方法。
  3. 移行部が段部である請求項1記載のパイプ拡管方法。
  4. パイプの大径部の直径がパイプの小径部の直径の2倍以上になるように成形される請求項1〜3のいずれか1項に記載のパイプ拡管方法。
  5. パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端に到達しない手前の位置にあり、
    パンチの小径部の終端がダイスの小径部の始端と同一レベルに位置しているとき、パンチの大径部の終端がダイスの大径部の始端と終端との間に位置している請求項1に記載のパイプ拡管方法。
  6. テーパ部について更に拡管加工をして、小径部から大径部へ移行する部分を、テーパ形状から半径方向に延在する形状に変形させることを特徴とする請求項2に記載のパイプ拡管方法。
  7. ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパンチが、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するダイスの中に挿入され、同一厚みのパイプ状のワークが、パンチとダイスによって拡管されて、ほぼ円筒状の大径部と、ほぼ円筒状の小径部と、それらの間で移行するテーパ部とを有するパイプが形成され、このパイプの大径部が、テーパ部を有するダイスの中に挿入されて、互いに逆向きの2つのテーパ部を有するパイプが形成され、これらの2つのテーパ部によって膨出部が形成される、パイプ拡管方法。
  8. パイプ状のワークが拡管されるときに、移行部の板厚が、大径部の板厚よりも大きく、かつ、小径部の板厚よりも大きくなるように成形されることを特徴とする請求項7に記載のパイプ拡管方法。
  9. パイプの小径部が、パイプ状のワークの縮管により形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のパイプ拡管方法。
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