JP2007030005A - パイプ及びパイプ製造方法 - Google Patents

パイプ及びパイプ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007030005A
JP2007030005A JP2005218954A JP2005218954A JP2007030005A JP 2007030005 A JP2007030005 A JP 2007030005A JP 2005218954 A JP2005218954 A JP 2005218954A JP 2005218954 A JP2005218954 A JP 2005218954A JP 2007030005 A JP2007030005 A JP 2007030005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
wall surface
straight
bent portion
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005218954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4914962B2 (ja
Inventor
Yukitaka Kunimoto
幸孝 國本
Masaji Matsuo
正次 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUNITEKKU KK
Original Assignee
KUNITEKKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUNITEKKU KK filed Critical KUNITEKKU KK
Priority to JP2005218954A priority Critical patent/JP4914962B2/ja
Publication of JP2007030005A publication Critical patent/JP2007030005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4914962B2 publication Critical patent/JP4914962B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】 曲り部の近くに小さなへこみがないパイプと、そのようなパイプの製造方法を提供する。
【解決手段】 第1直線部10bと第2直線部10cを曲り部で連結するようにパイプを製造する。第1直線部10bの内壁面の中に第1パンチ12を挿入するととともに、第2直線部10cの内壁面の中に第2パンチ又は芯金14を挿入する。その状態で、第1パンチ12と第2パンチまたは芯金14とを互いに近接させて、第1直線部12bの内壁面に第1パンチ12によって少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面10tを形成するとともに、第2直線部10cの内壁面に第2パンチまたは芯金14によって少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面10mを形成する。その際、第1直線部10bの第1押圧成形面10tと第2直線部10cの第2押圧成形面10mとを曲り部の内壁面の内周側で直接連結させるか、あるいは、互いに近接させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パイプ及びパイプ製造方法に関する。
第1直線部と第2直線部を曲り部で連結するようにパイプを製造する種々のパイプ加工方法が提案されている。
特許文献1には、熱交換器等に使用されるパイプの曲げを行うパイプ加工方法が示されている。このパイプ加工方法では、まず長尺のパイプの管端部近傍を通常の大きな曲げ半径で曲げた後に、押圧部材であるパンチによって管端方向から管端部の端面を圧縮することにより、小さな半径の曲げを行い、その後、管端部のバルジ加工を行う。
特許文献2には、熱交換器等に配される配管に使用されるパイプの成形方法が示されている。このパイプ成形方法では、所定長さのパイプを曲げ加工装置によってU字状に曲げ、そのU字形に形成したパイプを凹状の成形溝を有する拘束治具内に挿入し、U字形パイプの両端を拘束して、両側管端部を拘束治具の方向へ押圧しながら芯金をパイプ内部に挿入して、C字形パイプを成形する。
特開平9−1247号公報 特開2004−216388号公報
しかしながら、このような従来の方法では、小さな曲げのところでパイプが潰れたり、へこんだりする不具合の発生を完全には回避できなかった。
特許文献1に記載の加工方法では、小さな半径の曲げを行うために、管端方向から1つのパンチによりパイプの一方の管端部の端面を圧縮する。このように一方の管端部の端面を圧縮するとき、これとは反対側の、パンチの存在しない他方の管端部の内壁面は、芯金で支持されず、それゆえ押圧成形されることがなく、非押圧成形面となる。その結果、成型したパイプの曲げ部やその近傍が潰れたり、そこの内周側に小さなへこみが形成されることを避けがたい。
特許文献2に記載の加工方法においては、両管端部を同一方向に平行に押圧しながら2つのパンチまたは芯金をパイプ内部に進入してC字形のパイプを成形する。この場合、2つのパンチまたは芯金の間の大きな曲り部のパイプ内壁部分は芯金で支持されず、押圧成形されることがなく、非押圧成形面となる。そのため、成型したパイプの曲げ部やその近傍が潰れたり、そこの内周側に小さなへこみが形成されることを避けがたい。
特許文献2には、球状の揺動体をパイプ内部に侵入させる方法が示されている。これだと、パイプの内径を変化させないことは可能であるが、C字形パイプのように、第1直線部と第2直線部が遠く離れていて、大きな曲り部で連結されるパイプに限定され、曲り部の内壁面の内周側に小さな径の曲りを有するパイプを製造することは困難である。
本発明は、曲り部の内周側に小さなへこみが生じていないパイプと、そのようなパイプの製造方法を提供することを目的としている。
本発明の解決手段を例示すると、以下のとおりである。
(1) 第1直線部と第2直線部が曲り部で連結されているパイプにおいて、第1直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面として形成されており、第2直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面として形成されており、第1直線部の第1押圧成形面と第2直線部の第2押圧成形面が、曲り部の内壁面の内周側で直接連結されているか、あるいは、互いに近接していることを特徴とするパイプ。
(2) 第1直線部の内周側の板厚と、第2直線部の内周側の板厚が、曲り部に向けて少しずつ厚くなっていることを特徴とする前述のパイプ。
(3) 第1直線部の外壁面と第2直線部の外壁面が、曲り部の内周側の近くで、へこまず真っ直ぐになっていることを特徴とする前述のパイプ。
(4) 第1直線部と第2直線部を曲り部で連結するようにパイプを製造する方法において、第1直線部の内壁面の中に第1押圧部材を挿入し、かつ、第2直線部の内壁面の中に第2押圧部材を挿入した状態で、第1押圧部材と第2押圧部材とを互いに接触または近接させて、第1直線部の内壁面に第1押圧部材によって少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面を形成し、かつ、第2直線部の内壁面に第2押圧部材によって少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面を形成し、その際、第1直線部の第1押圧成形面と第2直線部の第2押圧成形面とを曲り部の内壁面の内周側で直接連結させるか、あるいは、互いに近接させることを特徴とするパイプ製造方法。
(5) 曲り部の内壁面の外周側を第1押圧部材により押圧し、その押圧に伴って、曲り部の内壁面の内周側を第2押圧部材で押圧して、第2直線部の内壁面に第2押圧部材によって少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面を形成することを特徴とする前述のパイプ製造方法。
本発明の方法によれば、曲り部の内周側に小さな曲りを有し、かつ、そこに小さなへこみが生じていないパイプを精度良く製造できる。曲り部やその近くの部分の内周側が潰れたり、へこんだりしない。
本発明のパイプは、第1直線部の第1押圧成形面と、第2直線部の第2押圧成形面が、曲り部の内壁面の内周側で連結または近接の状態にあるので、曲り部とその近くの部分の形状や板厚が正確に制御されたパイプを製造しやすい。このようなパイプは、製造する際、パイプ端面に圧縮力をかける必要がない。
第1押圧成形面と第2押圧成形面が、曲り部の内壁面の内周側で直接連結されているか、あるいは、互いに近接していて、第1直線部の外壁と第2直線部の外壁が、曲り部の内周側の近くで、へこまず真っ直ぐになっていると、パイプ全長が制限されるケースで、パイプの直線部分を長く確保できる。別言すれば、パイプをコンパクトにすることができる。
本発明においては、押圧部材としてパンチまたは芯金を使用するのが好ましい。
本発明は、第1直線部と第2直線部を曲り部で連結するようにパイプを製造する方法に関する。第1直線部の内壁面の中に第1パンチを挿入するととともに、第2直線部の内壁面の中に第2パンチ又は芯金を挿入する。この状態で、第1パンチの先端部と第2パンチまたは芯金の先端部とを互いに近接させて、第1直線部の内壁面に第1パンチによって少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面を形成するとともに、第2直線部の内壁面に第2パンチまたは芯金によって少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面を形成する。その際、第1押圧成形面と第2押圧成形面とを曲り部の内壁面の内周側で曲りを非常に小さな径にし、互いに近接させる。
第1パンチと第2パンチまたは芯金とを互いに近接させるときは、好ましくは第2パンチまたは芯金を所定の位置に固定した後、第1パンチを第2パンチまたは芯金に接近させる。
第1パンチと第2パンチまたは芯金とを互いに近接させるときは、好ましくはパンチを芯金に対して互いに直角に近接させるが、直角より大きい角度又は小さい角度で近接させることもできる。
曲り部の内壁面の外周側を第1押圧部材で押圧し、それに伴って、曲り部の内壁面の内周側を内向きに引張ると、第1直線部および第2直線部の内壁面の内周側が第1押圧部材および第2押圧部材によって内側から支持されているので、曲り部の内周側の領域が少しずつ小さくなると同時に、第1押圧成形面および第2押圧成形面が少しずつ大きくなる。それゆえ、曲り部やその近くの部分の内周側が潰れたり、へこんだりしない。
前述の形態では、第1パンチと第2パンチまたは芯金とを互いに近接させたが、両者を接触させてもよい。
更に、本発明は、第1直線部と第2直線部が曲り部で連結されているパイプに関する。第1直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面として形成されていて、第2直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面として形成されている。第1押圧成形面と第2押圧成形面が、曲り部の内壁面の内周側で直接連結されているか、あるいは、互いに近接している。曲り部の内壁面の内周側は極小の径または必要に応じて実質的にゼロにするのが好ましい。
また、第1直線部の内周側の板厚と、第2直線部の内周側の板厚が、曲り部に向けて厚くなっているのが好ましい。パイプの肉厚を増やす場合、加工開始前に同一厚みを有しているパイプを曲げて、パイプの内周側と外周側の長さの差を利用して製造途中で順次パイプの曲がり部の内周側とその近くの厚みを増加させていくのが好ましい。
更に好ましくは、第1直線部の外壁面と第2直線部の外壁面が、曲り部の内周側の近くを含めて全ての領域で、へこまず真っ直ぐになっている。
なお、第1押圧成形面と第2押圧成形面は、通例、押圧部材の押圧作用により成形した直後の状態のままにしておくが、必要に応じて、押圧成型した後に、種々の処理を施してもよい。本発明でいう押圧成形面は、そのような処理をした状態のものを含む。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお、図を見やすくするために、パンチおよび芯金に対応して配置する加工用の型は図示が省略されている。これらの型の構成は、たとえば特許文献1に記載のものを参考にすることができる。
図1〜3は、一連の製造工程の一部の例を示す説明図である。
パンチ12は本発明における押圧部材の典型例であり、芯金14は、本発明における押圧部材の別の典型例である。
本発明においては、パイプ10は、第1直線部10bと第2直線部10cが曲り部10aで連結されている。
パイプを製造する際は、予め曲げ加工を施して大きな曲りの形に形成した曲り部10aを有する予備的なパイプ10を作って、数多く準備しておくのが好ましい。
そのように準備加工された予備的なパイプ10は、その一方の開放端に第1端面10dを有するとともに、その他方の開放端に第2端面10eを有する。準備加工状態の予備的なパイプ10は、全体がほぼ「く」の字形状になっていて、第1端面10dから第2端面10eまで内側の壁面全体が、内壁面10fとなっており、パイプ10の第1端面10dから第2端面10eまでの外側の壁面全体が、外壁面10gとなっている。
図2は、図1に示す予備的なパイプ10の曲り部10aの付近を拡大して示す。
図2において、曲り部10aの内周側部分が内周側10hとして示されている。曲り部10aの外周側部分が外周側10iとして示されている。
本発明のパイプ製造方法においては、まず、予備加工された予備的なパイプの第1直線部10bの内壁面の中にパンチ12を挿入するととともに、そのパイプの第2直線部10cの内壁面の中に芯金14を挿入する。
この点をさらに詳細に説明すると、パイプ10は、当初、曲り部10aが破線10jで示す径よりも大きな径で曲げ加工を施した予備加工状態にあり、そのパイプ10の一方の開放端(第2端面10e)から芯金14を挿入し、もう一方の開放端(第1端面10d)からパンチ12を挿入して、固定状態の芯金14に対してパンチ12を接近させるように進行させる。この加工途中の段階での曲り部10aの内周側10hのライン(形状)が符号10jの破線で示されており、同じく加工途中の曲り部10aの外周側10iのライン(形状)が符号10kの実線で示されている。
次に、さらにパンチ12を芯金14に対して近接させて、まず、芯金14によって第2直線部10cの内壁面に曲り部10aの近くまで第2押圧成形面10mを延長させて形成する。それに続いて、パンチ12によって第1直線部10bの内壁面10fに曲り部10aの近くまで第1押圧成形面10tを延長させて図3に示すように形成する。
この点を詳細に説明すると、芯金14が固定されているとき、パンチ12が、第1直線部10bの中心軸線Yに沿って矢印Wの方向(図1)に所定距離だけ進行する。この段階での曲り部10aの内周側10hのライン(形状)が符号10nの実線(図2)で示されており、曲り部10aの外周側10iのライン(形状)が符号10pの実線で示されている。図1〜2の符号10qの破線は曲り部10の外壁面成形終了ラインを示す。
図3〜4は、成型加工が完了した状態を示す。
まず図3を参照して詳細に説明すると、曲り部10aの外壁面の外周側10iが、パンチ12によって成形終了ライン10qまで押圧されている。
第1直線部10bの内壁面には、パンチ12によって曲り部10aの内周側の近くまで第1押圧成形面10lが延長して成形される。このとき、第1直線部10bの内壁面の全体が、パンチ12に押し当てられる。とくに、第1直線部10bの内壁面の、曲り部10aの内周側との境界部分は、パンチ12に対応する側面12aに押し当てられ真っ直ぐ延ばされて直線状に押圧成形面が延長される。このとき、曲り部10aの内周側は圧縮されて少しずつ板厚が増える。曲げの内側と外側の長さの差が大きくなる形で、曲り部10aの内周側の領域が小さくなると同時に、第1押圧成形面10tが真っ直ぐ延長する形で形成されるのである。
また、第2直線部10cの内壁面は、芯金14に押し当てられる。とくに、第2直線部10cの内壁面の内周側は、芯金14の上面14aに押し当てられ真っ直ぐ延ばされて直線状に押圧成形面が延長されるのである。このとき、曲り部10aの内周側は圧縮されて、少しずつ板厚が増える。曲げの内側と外側の長さに差が大きくなる形で、曲り部10aの内周側が小さくなると同時に、第2押圧成形面10mが延長する形で形成されるのである。
押圧成形の完了時点で、第1直線部10bの第1押圧成形面10tと第2直線部10cの第2押圧成形面10は、曲げ部10aの内周側では、非常に近接しており、非押圧成形面はほとんど存在しない。
第2直線部10cの内壁面のうち、芯金14の下側に位置する面10sは、パンチ12と芯金14によって押圧されないため、非押圧成形面として構成される。図示例では、このような非押圧成形面は、パイプ内のごく狭い内壁面領域に残っているにすぎない。ただし、本発明において、曲げ部10aの内周側を除けば、非押圧成形面をもっと広域に形成してもよい。
図4は、本発明における押圧成形面をさらに詳細に示すための説明図である。
図4を参照して、押圧成形面と非押圧成形面10sを詳細に説明する。
パンチ12は、加工途中のB領域の内周側が少し先細形に傾斜している。すなわち、パンチ12の先端12bに向けて少しずつ細くなっている。その結果、パイプ10の第1直線部10bのA領域は、外壁面が他の領域から連続的に直線状の面となっていて、へこまず真っ直ぐになっている。パイプ10の第1直線部10bのA領域の板厚は、曲り部10aに向けて少しずつ増加している。
芯金14の先端部14bも、内周側で、芯金14の先端面14cに向けて少しずつ細くなるように傾斜している。その結果、パイプ10の第2直線部10cのC領域は、外壁面が他の領域から連続的に直線状の面となっていて、へこまず真っ直ぐになっている。パイプ10の第2直線部10cのC領域の板厚は、曲り部10aに向けて少しずつ増加している
図4において、第1直線部10bの第1押圧成形面10tと第2直線部10cの第2押圧成形面10mとの距離Eは、好ましくは1mm以下(さらに好ましくは0.5mm以下)である。距離Eは、必要に応じて実質的にゼロにすることも可能である。
第1直線部10bの中心軸線Yと第2直線部10cの中心軸線Xとの交差角度Fは、好ましくは135〜90度(さらに好ましくは100〜90度)である。
図5は、本発明のパイプ製造方法により製造されたパイプの一例を示す概略断面図である。
表1は、図5のパイプを数多く製造し、それらの中から任意の4つのパイプ(試料1〜4)を選択し,それらのパイプ(試料1〜4)の内周側の板厚を測定した結果を示す。
なお、図5には、表1に対応する測定箇所が丸つきの番号で、第1パンチ側が符号Pで、第2パンチまたは芯金側が符号Qで示されている。
Figure 2007030005
表1に示されているように、第1直線部の内周側の板厚と、第2直線部の内周側の板厚が、曲り部に向けて少しずつ厚くなっていることが確認された。
また、第1直線部の外壁面と第2直線部の外壁面が、いずれも、内周側の曲り部近くの領域を含めて全領域に直線状の真っ直ぐな面になっていることが確認された。全てのパイプの内周側の曲り部とその近傍に潰れや小さなへこみは認められなかった。
なお、本発明は、前述の図示された実施例に限定されない。パイプ、パンチ及び芯金の形状や配置は任意である。押圧成形面の形状や成形方法も、図示されたものに限定されない。たとえば、図1〜3に示された例においては、第1押圧成形面10tの形成前に第2押圧成形面10mが形成されているが、その逆でもよいし、第1押圧成形面10tと第2押圧成形面10mは同時に形成してもよい。
本発明方法における一連の製造工程の一部の例を示す説明図である。 図1のパイプの曲り部付近を拡大して示す。 図1のパイプの成型加工が完了した状態を示す。 本発明のパイプにおける押圧成形面の説明図である。 本発明のパイプ製造方法により実際に製造されたパイプを示す概略断面図である。
符号の説明
10 パイプ
10a 曲げ部
10b 第1直線部
10c 第2直線部
10d 第1端面
10e 第2端面
10f 内壁面
10g 外壁面
10h 内周側
10i 外周側
10j、10n 内周側のライン
10k、10p 外周側のライン
10m 第2押圧成形面
10q 成形終了ライン
10s 非押圧成形面
10t 第1押圧成形面
12 パンチ(押圧部材の一例)
12a パンチの側面
12b パンチの先
14 芯金(押圧部材の一例)
14a 芯金の上面
14b 芯金の先端部
14c 芯金の先端面

Claims (5)

  1. 第1直線部と第2直線部が曲り部で連結されているパイプにおいて、第1直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面として形成されており、第2直線部の内壁面が少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面として形成されており、第1直線部の第1押圧成形面と第2直線部の第2押圧成形面が、曲り部の内壁面の内周側で直接連結されているか、あるいは、互いに近接していることを特徴とするパイプ。
  2. 第1直線部の内周側の板厚と、第2直線部の内周側の板厚が、曲り部に向けて少しずつ厚くなっていることを特徴とする請求項1に記載のパイプ。
  3. 第1直線部の外壁面と第2直線部の外壁面が、曲り部の内周側の近くで、へこまず真っ直ぐになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプ。
  4. 第1直線部と第2直線部を曲り部で連結するようにパイプを製造する方法において、第1直線部の内壁面の中に第1押圧部材を挿入し、かつ、第2直線部の内壁面の中に第2押圧部材を挿入した状態で、第1押圧部材と第2押圧部材とを互いに接触または近接させて、第1直線部の内壁面に第1押圧部材によって少なくとも曲り部の近くで第1押圧成形面を形成し、かつ、第2直線部の内壁面に第2押圧部材によって少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面を形成し、その際、第1直線部の第1押圧成形面と第2直線部の第2押圧成形面とを曲り部の内壁面の内周側で直接連結させるか、あるいは、互いに近接させることを特徴とするパイプ製造方法。
  5. 曲り部の内壁面の外周側を第1押圧部材により押圧し、その押圧に伴って、曲り部の内壁面の内周側を第2押圧部材で押圧し、第2直線部の内壁面に少なくとも曲り部の近くで第2押圧成形面を形成することを特徴とする請求項4に記載のパイプ製造方法。

JP2005218954A 2005-07-28 2005-07-28 パイプ製造方法 Active JP4914962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218954A JP4914962B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 パイプ製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005218954A JP4914962B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 パイプ製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007030005A true JP2007030005A (ja) 2007-02-08
JP4914962B2 JP4914962B2 (ja) 2012-04-11

Family

ID=37789890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005218954A Active JP4914962B2 (ja) 2005-07-28 2005-07-28 パイプ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4914962B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022958A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kunitekku:Kk 異径管継ぎ手
CN107803422A (zh) * 2017-10-27 2018-03-16 隆昌山川精密焊管有限责任公司 一种汽车左后座椅座盆后弯管冲压方法
CN110883262A (zh) * 2018-10-19 2020-03-17 日升工业株式会社 弯管的制造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06210377A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Sakuhei Fujita 金属製パイプによるエルボの成形方法
JPH07224987A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Usui Internatl Ind Co Ltd 金属曲げ管
JPH08117857A (ja) * 1994-10-20 1996-05-14 Yuhara Seisakusho:Kk エルボ金属管の成形加工方法とその実施に直接使用する成形加工装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06210377A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Sakuhei Fujita 金属製パイプによるエルボの成形方法
JPH07224987A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Usui Internatl Ind Co Ltd 金属曲げ管
JPH08117857A (ja) * 1994-10-20 1996-05-14 Yuhara Seisakusho:Kk エルボ金属管の成形加工方法とその実施に直接使用する成形加工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022958A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kunitekku:Kk 異径管継ぎ手
CN107803422A (zh) * 2017-10-27 2018-03-16 隆昌山川精密焊管有限责任公司 一种汽车左后座椅座盆后弯管冲压方法
CN110883262A (zh) * 2018-10-19 2020-03-17 日升工业株式会社 弯管的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4914962B2 (ja) 2012-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5868891B2 (ja) 異径管状部品の製造方法
JP2008513210A (ja) プラグ、プラグを用いた拡管方法及び金属管の製造方法及び金属管
WO2018168563A1 (ja) プレス金型及び鋼管の製造方法
JP2014079769A (ja) ラック付き管部材、ラック付き管部材製造方法
JP2009050888A (ja) パイプ拡管方法
JP2007203342A (ja) 円筒軸の製造方法
JP4914962B2 (ja) パイプ製造方法
JP2016078089A (ja) エルボ製造装置及び製造方法
JP2007050433A (ja) バルジ成形方法及びその金型
JP2020015076A (ja) ベンドパイプおよびその製造方法
KR20150020694A (ko) 강관의 제조 방법
JP2007044761A (ja) 角パイプの製造方法
JP4680652B2 (ja) 部品用の断面形状をもつ金属曲管の製造方法
JPWO2016104706A1 (ja) 口広げ金属管の製造方法
JP3738659B2 (ja) 金属管の液圧バルジ加工におけるピアシング方法及び金型並びに液圧バルジ加工部品
JP4706521B2 (ja) Uプレス装置およびuプレス方法
JP7036195B2 (ja) 成形品の製造方法
JP5291306B2 (ja) 異径管継ぎ手
JP2010023112A (ja) 自在継手用ヨークの製造方法
RU2628444C1 (ru) Способ изготовления толстостенных крутоизогнутых отводов
RU2294807C1 (ru) Устройство для формообразования крутоизогнутых отводов
JP2016073987A (ja) 端部増肉鋼管の製造装置および製造方法
JP2008178885A (ja) 円筒形状部品の製造方法及びそれに用いる穿孔用ダイス
JPH0531547A (ja) 屈曲金属パイプ及びその成形方法
JP2020006387A (ja) 丸形鋼管の製造方法、丸形鋼管製造設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4914962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250