JP4798572B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流出力を整流して定電力出力を給電するスイッチング電源装置に関するものである。
従来の交流出力を整流して定電力出力を給電するスイッチング電源装置の一例を図10に示す(特許文献1参照)。このスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1−1,1−2にトランスT1,T2の一次巻線Np1,Np11を接続し、これらトランスT1,T2の二次巻線Ns1,Ns11間にトランスT1,T2の交流出力を整流する整流回路2を接続してある。
整流回路2は出力チョークLoと平滑コンデンサCoを設けてあるとともに、H型のブロック回路を形成し、四方に同じ向きのダイオードD1,D2,D3,D4,D11,D12,D13,D14を設け、ダイオードD1,D3,D11,D13のアノードとダイオードD2,D4,D12,D14のカソードとの間に、トランスT1,T2の二次巻線Ns1,Ns11とを接続してある。また、この二次巻線Ns1,Ns11は直列に接続してある。第一のコンバータ1−1の主スイッチのオン・オフ比並びに位相を固定し、図11に示すような動作波形を有し、第二のコンバータ1−2の主スイッチのオン・オフ比とをほぼ同じにして、位相制御することで出力の安定化を図っていた。
特開2002−112548公報
また、図12に示すように、トランスT1,T2,T3を3つ以上設けて、定電力出力を給電するスイッチング電源装置を構成することができる。このスイッチング電源装置は、トランスT1の二次巻線の個数と同様に、交流出力を有するコンバータ1−1,1−2,1−3を3つ設け、これらコンバータ1−1,1−2,1−3にそれぞれトランスT1,T2,T3の一次巻線Np1,Np11,Np21を接続し、これらトランスT1,T2,T3の二次巻線Ns1,Ns11,Ns21間にトランスT1,T2,T3の交流出力を整流する整流回路2を接続してある。
整流回路2は出力チョークLoと平滑コンデンサCoを設けてあるとともに、H型のブロック回路を形成し、四方に同じ向きのダイオードD1,D2,D3,D4,D11,D12,D13,D14,D21,D22,D23,D24を設け、ダイオードD1,D3,D11,D13,D21,D23のアノードとダイオードD2,D4,D12,D14,D22,D24のカソードとの間に、トランスT1,T2,T3の二次巻線Ns1,Ns11,Ns21を接続してある。また、この二次巻線Ns1,Ns11,Ns21は直列に接続してある。第一のコンバータ1−1の主スイッチのオン・オフ比並びに位相を固定し、第二のコンバータ1−2及び第三のコンバータ1−3の主スイッチのオン・オフ比とをほぼ同じにして、位相制御することで出力の安定化を図っていた。
しかし、いずれのスイッチング電源装置においても、トランスT1,T2,…の二次巻線の数だけコンバータ1−1,1−2,…が必要になるため、小型化が困難であるとともに、低コスト化が困難である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、小型化及び低コスト化を可能にした新規の定電力出力を給電するスイッチング直流電源装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明スイッチング電源装置は、 交流出力を有するコンバータにトランスの一次巻線を接続し、このトランスの二次巻線に該トランスの交流出力を整流する整流回路を接続し、前記トランスの一次巻線に相対する二次巻線を複数設け、これらトランスの二次巻線にそれぞれ上記整流回路を接続し、これら整流回路を並列に接続してあるスイッチング電源装置において、前記トランスの二次巻線の異極同士間に交流スイッチを接続して、前記コンバータのスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成してあることを特徴とする。
交流出力を有するコンバータ(1)に第一のトランスの一次巻線(Np1)を接続し、この一次巻線に対応する前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)を複数設け、それぞれの二次巻線(Ns1,Ns2)に前記第一のトランスの交流出力を整流する第一の整流回路を接続し、これら第一の整流回路は、前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)を中心に整流素子(D1〜D4,D11〜D14)で構成した複数の第一のH型のブロック回路とされて並列に接続され、これら第一のH型のブロック回路に設けた前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)の異極同士間に第一の交流スイッチ(SW1)を接続して、前記コンバータ(1)のスイッチと同期をとって、PWM制御するように、構成してあるとともに、前記第一のトランスの一次巻線(Np1)と並列に第二のトランスの一次巻線(Np11)を接続し、この第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)を複数設け、それぞれの二次巻線(Ns11,Ns12)に前記第二のトランスの交流出力を整流する第二の整流回路を接続し、これら第二の整流回路は、前記第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)を中心に整流素子(D2,D4〜D6,D12,D14〜D16)で構成した前記第一のH型のブロック回路と同数の第二のH型のブロック回路とされて並列に接続され、さらに、前記第一のトランスの一次巻線(Np1)に対応する前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)に陰極端子が接続する前記整流素子(D2,D4,D12,D14)と、前記第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)に陽極端子が接続する前記整流素子(D2,D4,D12,D14)とを共通化して、これら第二のH型のブロック回路に設けた前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)の異極同士間に第二の交流スイッチ(SW11)を接続して、この第二の交流スイッチ(SW11)は前記第一の交流スイッチ(SW1)と同期するとともに、前記コンバータ(1)のスイッチと同期をとって、PWM制御するように、構成してあることを特徴とする
前記コンバータを複数設け、それぞれのコンバータにトランスの一次巻線を接続し、これらに対応する前記トランスの二次巻線を前記一次巻線と同数又はそれ以上設け、二次巻線と同数の整流回路を設けて、それぞれの一次巻線が対応する前記二次巻線にそれぞれ電力供給するように構成してあることを特徴とする
前記トランスの二次巻線を複数設け、これらを直列に接続し、隣り合う二次巻線間に交流スイッチを接続し、前記トランスの二次巻線に該トランスの交流出力を整流する整流回路を接続した回路を構成し、この回路を複数設けて、並列に接続してあるとともに、これら回路に設けたトランスの一次巻線を並列又は直列に接続してあることを特徴とする。
本発明によれば、定電力出力等において、コンバータの一次スイッチのパルス幅は固定のままで出きるため、実効値電流の増加を防ぐことができる効果がある。更に本方式はコンバータを1つ備えてあれば、交流スイッチのPWM制御ができることから、スイッチング電源装置の小型化及び低コスト化を図ることができる効果もある。
以下、添付図面を用いて本発明スイッチング電源装置に係る実施例を説明する。図1は本発明に係るスイッチング電源装置の一実施例を示す。Dはダイオード、SW1は交流スイッチ、T1はトランス、1はコンバータ、2は整流回路、3は制御回路である。
本実施例に係るスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1を設けてあり、このコンバータ1にトランスT1の一次巻線Np1を接続してある。また、このトランスT1は二次巻線Ns1,Ns2を2つ有し、これら二次巻線Ns1,Ns2はトランスT1の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。
整流回路2は出力チョークLoと平滑コンデンサCoを設けてあるとともに、H型のブロック回路を形成してある。具体的には、四方に同じ向きのダイオードD1,D2,D3,D4を設け、ダイオードD1,D3のアノードとダイオードD2,D4のカソードとの間に、トランスT1の二次巻線Ns1を接続して、H型のブロック回路を構成してある。同様に、四方に同じ向きのダイオードD11,D12,D13,D14を設け、ダイオードD11,D13のアノードとダイオードD12,D14のカソードとの間に、トランスT1の二次巻線Ns2を接続してある。二次巻線Ns1と二次巻線Ns2は直列に接続してあり、隣り合う二次巻線Ns1,Ns2間に交流スイッチSW1を接続してある。コンバータ1並びに交流スイッチSW1は制御回路3に接続してあり、コンバータ1のスイッチと同期をとって、交流スイッチSW1でPWM制御するように構成してある。
以上のように構成してあるスイッチング電源装置は以下のような作用をする。なお、図2は動作波形図を、図3は図1図示A点での出力特性図を、図4は図3図示出力特性における図1図示A点の出力波形を示してある。
先ず、交流スイッチSW1がオンしている場合について説明する。交流スイッチSW1がオンすると、交流スイッチSW1によるPWM制御が行われる。交流スイッチSW1によりオンするモードは、図3における(1)から(3)の状態をいう。先ず、交流スイッチSW1によるPWM制御が開始されると、図3における(1)の状態に入る。この状態においては、コンバータ1はオン状態となり、交流スイッチSW1のオン幅は最大になる。図1図示A点には第一の二次巻線Ns1かかる電圧と第二の二次巻線Ns2にかかる電圧が合成され、図4に示すように、最大電圧となる。
一周期Tにおける平均電圧は下記(A)式で示される。
Vo=2Es・(t1/T)+Es・(t2/T)…(A)
T=t1+t2+t3
最大電圧でPWM制御している場合、t1=T−t3,t2=0となるため、平均電圧は下記の通りになる。なお、Dはデューティである。
Vo=2Es・{(T−t3)/T}=2Es・D
以上のような状態は、A点の出力電流がIになるまで、即ち、図3に示す(2)の状態になるまで続く。A点の出力電流がIになると、出力電力一定動作が開始される。このとき、図4に示す出力波形は上から2番目に示す波形になる。このとき交流スイッチSW1は図2に示す通り、一周期Tにおけるオン幅はt1であり、A点では交流スイッチSW1がオンしている際は2Esとなり、交流スイッチSW1がオフしている際はEsとなり平均電圧は上記(A)式となる。
出力電力一定動作になり、図3図示の(3)に近づくと、交流スイッチSW1はオン幅が最小になり、図4に示すような最小電圧となる。最小電圧でPWM制御している場合、t1=0,t2=T−t3となるため、平均電圧は下記の通りになる。
Vo=Es・{(T−t3)/T}=Es・D
即ち、最小電圧は最大電圧の1/2になる。
最小電圧になると交流スイッチSW1がオフし、定電流モードになる。なお、定電流モードは図3における(3)から(4)の状態をいう。定電流モードに入ると、交流スイッチSW1はオフし、図4の定電流モードの波形図で示すように、コンバータ1でPWM制御をする。以上の作用を繰り返すことにより、安定した出力を供給することができる。
実施例1を図5に示す。この実施例に係るスイッチング電源装置は、図1図示実施例同様に、交流出力を有するコンバータ1を設けてあり、このコンバータ1にトランスT1の一次巻線Np1を接続してある。また本実施例では、このトランスT1に二次巻線Ns1,Ns2,Ns3を3つ有し、これら二次巻線Ns1,Ns2,Ns3はトランスT1の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。
整流回路2は出力チョークLoと平滑コンデンサCoを設けてあるとともに、H型のブロック回路を形成してある。具体的には、図1図示実施例と同様に、ダイオードD1,D2,D3,D4とトランスT1の二次巻線Ns1、並びにダイオードD11,D12,D13,D14とトランスT1の二次巻線Ns2でH型のブロック回路を形成してあるとともに、四方に同じ向きのダイオードD21,D22,D23,D24を設け、ダイオードD21,D23のアノードとダイオードD22,D24のカソードとの間に、トランスT1の二次巻線Ns1を接続して、H型のブロック回路を構成してある。二次巻線Ns1と二次巻線Ns2、並びに二次巻線Ns2と二次巻線Ns3は直列に接続してあり、隣り合う二次巻線Ns1,Ns2間並びにNs2,Ns3間に交流スイッチSW1,SW2を接続してある。コンバータ1並びに交流スイッチSW1,SW2は制御回路3に接続してあり、コンバータ1のスイッチと交流スイッチSW1,SW2並びに交流スイッチSW1,SW2間で同期をとって、交流スイッチSW1,SW2でPWM制御するように構成してある。
以上のように構成してあるスイッチング電源装置は以下のような作用をする。先ず、交流スイッチSW1,SW2がオンしている場合について説明する。交流スイッチSW1,SW2がオンすると、交流スイッチSW1,SW2によるPWM制御が行われる。
先ず、交流スイッチSW1,SW2によるPWM制御が開始されると、コンバータ1はオン状態となり、交流スイッチSW1のオン幅は最大になる。図5図示B点には第一の二次巻線Ns1かかる電圧、第二の二次巻線Ns2並びに第三の二次巻線Ns3にかかる電圧が合成され、最大電圧となる。一周期Tにおける平均電圧は下記(B)式で示される。
Vo=3Es・(t1/T)+Es・(t2/T)…(B)
T=t1+t2+t3
最大電圧でPWM制御している場合、t1=T−t3,t2=0となるため、平均電圧は下記の通りになる。なお、Dはデューティである。
Vo=3Es・{(T−t3)/T}=3Es・D
以上のような状態は、B点の出力電流がIになるまで続く。B点の出力電流がIになると、出力電力一定動作が開始される。このとき交流スイッチSW1,SW2の一周期Tにおけるオン幅はt1であり、B点では交流スイッチSW1,SW2がオンしている際は3Esとなり、交流スイッチSW1,SW2がオフしている際はEsとなり、平均電圧は上記(B)式となる。
出力電力一定動作になり、図3図示の(3)に近づくと、交流スイッチSW1,SW2はオン幅が最小になり最小電圧となる。最小電圧でPWM制御している場合、t1=0,t2=T−t3となるため、平均電圧は下記の通りになる。
Vo=Es・{(T−t3)/T}=Es・D
即ち、最小電圧は最大電圧の1/3になる。
最小電圧になると交流スイッチSW1がオフし、定電流モードになり、コンバータ1でPWM制御をする。以上の作用を繰り返すことにより、定電力出力を供給することができる。
なお、本実施例ではトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2,Ns3を3つ設け、交流スイッチSW1,SW2を2つ設けたが、トランスT1の二次巻線Nsを4つ以上、隣り合う二次巻線Ns間に交流スイッチSWを接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能であり、この際、二次巻線Nsがn個に対して、交流スイッチSWは(n−1)個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn倍になる。
実施例2を図6に示す。この実施例に係るスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1を設けてあり、このコンバータ1にトランスT1,T2の一次巻線Np1,Np2を並列に接続してある。また、これらトランスT1,T2の二次巻線Ns1,Ns2は、一次巻線Np1,Np2と同様2つ有し、それぞれの一次巻線Np1,Np2が対応する二次巻線Ns1,Ns2にそれぞれ電力供給するように構成してある。これら二次巻線Ns1,Ns2はトランスT1,T2の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。二次側については、図1図示実施例とほぼ同様であるため、説明を省略する。また、作用についても図1図示実施例とほぼ同様である。
なお、本実施例ではトランスT1の一次巻線Np1,Np2及び二次巻線Ns1,Ns2を2つ設け、交流スイッチSW1を1つ設けたが、トランスの一次巻線Np及び二次巻線Nsを3つ以上、隣り合う二次巻線Ns間に交流スイッチSWを接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能である。この際、二次巻線Nsがn個に対して、交流スイッチSWは(n−1)個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn倍になる。また、本実施例と図1図示実施例とを組み合わせることも可能である。
実施例3を図7に示す。この実施例に係るスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1を設けてあり、このコンバータ1にトランスT1,T2の一次巻線Np1,Np2を直列に接続してある。また、これらトランスT1,T2の二次巻線Ns1,Ns2は、一次巻線Np1,Np2と同様2つ有し、それぞれの一次巻線Np1,Np2が対応する二次巻線Ns1,Ns2にそれぞれ電力供給するように構成してある。これら二次巻線Ns1,Ns2はトランスT1,T2の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。二次側については、図1図示実施例並びに実施例2とほぼ同様であるため、説明を省略する。なお、作用についても図1図示実施例並びに実施例2とほぼ同様である。
なお、本実施例ではトランスT1の一次巻線Np1,Np2及び二次巻線Ns1,Ns2を2つ設け、交流スイッチSW1を1つ設けたが、トランスの一次巻線Np及び二次巻線Nsを3つ以上、隣り合う二次巻線Ns間に交流スイッチSWを接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能である。この際、二次巻線Nsがn個に対して、交流スイッチSWは(n−1)個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn倍になる。また、本実施例と図1図示実施例とを組み合わせることも可能である。
実施例4を図8に示す。この実施例に係るスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1−1,及びコンバータ1−2がそれぞれ同期を取って動作する場合に有効な回路手段である。これらコンバータ1−1,1−2にそれぞれトランスT1,T2の一次巻線Np1,Np2を接続してある。また、これらトランスT1,T2の二次巻線Ns1,Ns2は、一次巻線Np1,Np2と同様2つ有し、それぞれの一次巻線Np1,Np2が対応する二次巻線Ns1,Ns2にそれぞれ電力供給するように構成してある。これら二次巻線Ns1,Ns2はトランスT1,T2の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。二次側については、図1図示実施例、実施例2並びに実施例3とほぼ同様であるため、説明を省略する。なお、作用についても図1図示実施例、実施例2並びに実施例3とほぼ同様である。
なお、本実施例ではトランスT1の一次巻線Np1,Np2及び二次巻線Ns1,Ns2を2つ設け、交流スイッチSW1を1つ設けたが、トランスの一次巻線Np及び二次巻線Nsを3つ以上、隣り合う二次巻線Ns間に交流スイッチSWを接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能である。この際、二次巻線Nsがn個に対して、交流スイッチSWは(n−1)個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn倍になる。また、本実施例と図1図示実施例とを組み合わせることも可能である。
実施例5を図9に示す。この実施例に係るスイッチング電源装置は、交流出力を有するコンバータ1を設けてあり、このコンバータ1にトランスT1の一次巻線Np1を接続してある。また本実施例では、このトランスT1に二次巻線Ns1,Ns2を2つ有し、これら二次巻線Ns1,Ns2はトランスT1の交流出力を整流する整流回路2に接続してある。
整流回路2は出力チョークLoと平滑コンデンサCoを設けてあるとともに、H型のブロック回路を形成し、具体的には、図1図示実施例と同様に、ダイオードD1,D2,D3,D4とトランスT1の二次巻線Ns1、並びにダイオードD11,D12,D13,D14とトランスT1の二次巻線Ns2でH型のブロック回路を形成してある。
この実施例では、第二のトランスT11の一次巻線Np11を第一のトランスT1の一次巻線Np1と並列に接続してある。第二のトランスT11の第一の二次巻線Np11は、第一のトランスT1の第一の二次巻線Np1に接続するダイオードD2,D4のアノードに接続してある。また、この第二巻線Np11を中心にH型のブロック回路を形成し、ダイオードD2,D4のアノードとダイオードD5,D6のカソードを接続してある。
これと同様に、第二のトランスT11の第二の二次巻線Np12は、第一のトランスT1の第二の二次巻線Np2に接続するダイオードD12,D14のアノードに接続してある。また、この第二巻線Np12を中心にH型のブロック回路を形成し、ダイオードD12,D14のアノードとダイオードD15,D16のカソードとを接続してある。第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12は直列に接続してあり、隣り合う二次巻線Ns11,Ns12間に交流スイッチSW11を接続してある。コンバータ1並びに交流スイッチSW11は制御回路3に接続してあり、コンバータ1のスイッチと同期をとって、交流スイッチSW11でPWM制御するように構成してある。また、この交流スイッチSW11は交流スイッチSW1とも同期するようにしてある。
以上のように構成してあるスイッチング電源装置は以下のような作用をする。なお、このスイッチング電源装置は、第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12の巻き方により作用が異なる。先ず、第一のトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2と第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12とが直列になるように接続してある場合、図8における、第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12に実線矢印で示すように電圧がかかる場合について接続する。
先ず、交流スイッチSW1,SW11がオンすると、交流スイッチSW1,SW2によるPWM制御が行われる。交流スイッチSW1,SW11によるPWM制御が開始されると、コンバータ1はオン状態となり、交流スイッチSW1のオン幅は最大になる。図8図示C点にはトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2のそれぞれにかかる電圧、並びにトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12にかかる電圧が合成され、最大電圧となる。一周期Tにおける平均電圧は下記(C−1)式で示される。
Vo=2・{2Es・(t1/T)+Es・(t2/T)}…(C−1)
T=t1+t2+t3
最大電圧でPWM制御している場合、t1=T−t3,t2=0となるため、平均電圧は下記の通りになる。なお、Dはデューティである。
Vo=2・2Es・{(T−t3)/T}=4Es・D
以上のような状態は、C点の出力電流がIになるまで、即ち、図3に示す(2)の状態になるまで続く。C点の出力電流がIになると、出力電力一定動作が開始される。このとき交流スイッチSW1,SW11は、一周期Tにおけるオン幅はt1であり、C点では交流スイッチSW1,SW11がオンしている際は4Esとなり、交流スイッチSW1,SW11がオフしている際は2Esとなり、平均電圧は上記(C−1)式となる。
出力電力一定動作になり、図3図示の(3)に近づくと、交流スイッチSW1,SW11はオン幅が最小になり、最小電圧となる。最小電圧でPWM制御している場合、t1=0,t2=T−t3となるため、平均電圧は下記の通りになる。
Vo=2・Es・{(T−t3)/T}=2Es・D
即ち、最小電圧は最大電圧の1/2になる。
最小電圧になると交流スイッチSW1,SW11がオフし、定電流モードになる。定電流モードに入ると、交流スイッチSW1,SW11はオフし、コンバータ1でPWM制御をする。以上の作用を繰り返すことにより、定電力出力を供給することができる。
続いて、第一のトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2と第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12とが並列になるように接続してある場合、図9における、第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12の向きを変えて接続し、点線矢印で示すように電圧がかかるようにした場合について接続する。
先ず、交流スイッチSW1,SW11がオンすると、交流スイッチSW1,SW11によるPWM制御が行われる。交流スイッチSW1,SW11によるPWM制御が開始されると、コンバータ1はオン状態となり、交流スイッチSW1のオン幅は最大になる。図9図示C点にはトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2間、並びにトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12間にかかる電圧が合成され、最大電圧となる。一周期Tにおける平均電圧は下記(C−2)式で示される。
Vo=2Es・(t1/T)+Es・(t2/T)…(C−2)
T=t1+t2+t3
最大電圧でPWM制御している場合、t1=T−t3,t2=0となるため、平均電圧は下記の通りになる。なお、Dはデューティである。
Vo=2Es・{(T−t3)/T}=2Es・D
一方、出力電流は、トランスT1の二次巻線Ns1,Ns2間にかかる電圧と、トランスT11の二次巻線Ns11,Ns12間にかかる電圧とが同方向にかかるため、第一のトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2と第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12とが直列になるように接続した場合と比べて2倍になる。よって、以上のような状態は、C点の出力電流がI=2Iになるまで続く。
C点の出力電流が2Iになると、出力電力一定動作が開始される。このとき交流スイッチSW1,SW11は、一周期Tにおけるオン幅はt1であり、C点では交流スイッチSW1がオンしている際は2Esとなり、交流スイッチSW1,SW11がオフしている際、しばらくの間第一のトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2、及び第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12に電流が流れ、その間C点の電圧はEsとなり、交流スイッチSW1,SW11がオフし、第一のトランスT1の二次巻線Ns1,Ns2並びに第二のトランスT11の二次巻線Ns11,Ns12に電流が流れなくなるとC点での電圧は0となる。なお、平均電圧は上記(C−2)式となる。
出力電力一定動作になり、図3図示の(3)に近づくと、交流スイッチSW1,SW11はオン幅が最小になり、最小電圧となる。最小電圧でPWM制御している場合、t1=0,t2=T−t3となるため、平均電圧は下記の通りになる。
Vo=Es・{(T−t3)/T}=Es・D
即ち、最小電圧は最大電圧の1/2になる。
最小電圧になると交流スイッチSW1,SW11がオフし、定電流モードになる。定電流モードに入ると、交流スイッチSW1,SW11はオフし、コンバータ1でPWM制御をする。以上の作用を繰り返すことにより、定電力出力を供給することができる。
なお、本実施例ではトランスT1,T11を2つ並列に接続して設け、交流スイッチSW1,SW11も同様に並列に接続して2つ設けたが、トランスTを3つ以上並列に接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能であり、この際、トランスTがn個に対して、交流スイッチSWはn個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn倍になる。
n個のトランスTの二次巻線Nsを直列巻きにすると出力電流はトランスTが1個の場合と同じであるが、出力電圧はトランスが1個の場合のn倍になる。また、n個のトランスTの二次巻線Nsを並列巻きにすると出力電圧はトランスTが1個の場合と同じであるが、出力電流はトランスが1個の場合のn倍になる。
さらに、この実施例4と実施例1とを組み合わせることが可能であり、各トランスTの二次巻線Nsを4つ以上、隣り合う二次巻線Ns間に交流スイッチSWを接続するとともに、トランスTを3つ以上並列に接続して、コンバータ1のスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成することは可能であり、この際、二次巻線Nsがn個、トランスTがm個に対して、交流スイッチSWは(n−1)・m個になり、交流スイッチSWがオンした状態で、最大電圧と最小電圧との差がn・m倍になる。
また、この実施例5は実施例2乃至実施例4と組み合わせることも可能である。
本発明のスイッチング電源装置は、定電力出力等において、コンバータの一次スイッチのパルス幅は固定のままで出きるため、実効値電流の増加を防ぐことができる効果がある。更に本方式はコンバータを1つ備えてあれば、交流スイッチのPWM制御ができることから、スイッチング電源装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
本発明に係るスイッチング電源における発明を実施するための最良の形態の回路図である。 図1図示実施形態の動作波形図である。 図1図示実施形態の出力特性図である。 図3図示出力特性における図1図示A点の出力波形図である。 図1図示実施例とは別の実施例を示す回路図である。 同じく別の実施例を示す回路図である。 同じく別の実施例を示す回路図である。 同じく別の実施例を示す回路図である。 同じく別の実施例を示す回路図である。 従来例を示した回路図である。 図10図示従来例の動作波形図である。 図10図示従来例とは別の従来例を示した回路図である。
符号の説明
D1,D2,D3,D4,D5,D6 ダイオード
D11,D12,D13,D14,D15,D16 ダイオード
D21,D22,D23,D24 ダイオード
SW1,SW2,SW11 交流スイッチ
T1,T2,T3,T11 トランス
1,1−1,1−2,1−3 コンバータ
2 整流回路
3 制御回路

Claims (2)

  1. 交流出力を有するコンバータにトランスの一次巻線を接続し、このトランスの二次巻線に該トランスの交流出力を整流する整流回路を接続し、前記トランスの一次巻線に相対する二次巻線を複数設け、これらトランスの二次巻線にそれぞれ上記整流回路を接続し、これら整流回路を並列に接続してあるスイッチング電源装置において、前記トランスの二次巻線の異極同士間に交流スイッチを接続して、前記コンバータのスイッチと同期をとって、PWM制御するように構成してあることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 交流出力を有するコンバータ(1)に第一のトランスの一次巻線(Np1)を接続し、この一次巻線に対応する前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)を複数設け、それぞれの二次巻線(Ns1,Ns2)に前記第一のトランスの交流出力を整流する第一の整流回路を接続し、
    これら第一の整流回路は、前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)を中心に整流素子(D1〜D4,D11〜D14)で構成した複数の第一のH型のブロック回路とされて並列に接続され、これら第一のH型のブロック回路に設けた前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)の異極同士間に第一の交流スイッチ(SW1)を接続して、前記コンバータ(1)のスイッチと同期をとって、PWM制御するように、構成してあるとともに、
    前記第一のトランスの一次巻線(Np1)と並列に第二のトランスの一次巻線(Np11)を接続し、この第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)を複数設け、それぞれの二次巻線(Ns11,Ns12)に前記第二のトランスの交流出力を整流する第二の整流回路を接続し、
    これら第二の整流回路は、前記第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)を中心に整流素子(D2,D4〜D6,D12,D14〜D16)で構成した前記第一のH型のブロック回路と同数の第二のH型のブロック回路とされて並列に接続され、さらに、前記第一のトランスの一次巻線(Np1)に対応する前記第一のトランスの二次巻線(Ns1,Ns2)に陰極端子が接続する前記整流素子(D2,D4,D12,D14)と、前記第二のトランスの一次巻線(Np11)に対応する前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)に陽極端子が接続する前記整流素子(D2,D4,D12,D14)とを共通化して、これら第二のH型のブロック回路に設けた前記第二のトランスの二次巻線(Ns11,Ns12)の異極同士間に第二の交流スイッチ(SW11)を接続して、この第二の交流スイッチ(SW11)は前記第一の交流スイッチ(SW1)と同期するとともに、前記コンバータ(1)のスイッチと同期をとって、PWM制御するように、構成してあることを特徴とするスイッチング電源装置。
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