JP2010148227A - Dc/dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】余分な損失を発生させることなく、簡単な構成でスイッチング素子の間欠動作を確実に防止することが可能なDC/DCコンバータを提供すること。
【解決手段】第1及び第2のスイッチング素子のスイッチング動作を停止し、コンデンサ分圧回路の分圧電圧を切替手段によってトランスの一次巻線に供給するよう切り替えることで、トランスの一次側回路が第3及び第4のスイッチング素子により構成されるハーフブリッジ回路として動作することができる。そのため、入力電圧及び出力電流に基づいて、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替え、第1乃至第4のスイッチング素子の間欠動作を防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1及び第2のスイッチング素子のスイッチング動作を停止し、コンデンサ分圧回路の分圧電圧を切替手段によってトランスの一次巻線に供給するよう切り替えることで、トランスの一次側回路が第3及び第4のスイッチング素子により構成されるハーフブリッジ回路として動作することができる。そのため、入力電圧及び出力電流に基づいて、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替え、第1乃至第4のスイッチング素子の間欠動作を防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、DC/DCコンバータに関する。
図7は、従来のDC/DCコンバータを示す回路図である。入力電圧Vinを供給する入力電源のプラス端子及びマイナス端子は、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4で構成されるフルブリッジ回路に接続される。スイッチング素子Q1、Q2の接続点と、スイッチング素子Q3、Q4の接続点との間にトランスTの一次巻線が接続される。トランスTの二次巻線の両端は、それぞれダイオードD1、D2のアノード端子に接続される。ダイオードD1、D2のカソード端子は共通に接続され、チョークコイルL1を介してDC/DCコンバータの一方の出力端子に接続される。DC/DCコンバータの他方の出力端子は、トランスTの二次巻線の中間タップに接続される。DC/DCコンバータの出力端子間には、コンデンサC1が接続される。
不図示の制御回路が出力する制御信号により、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4は、スイッチング動作を行う。これにより、トランスTの一次巻線は、周期的に反転されて通電される。トランスTの一次巻線が周期的に反転されて通電されることに応じてトランスTの二次巻線に誘起される二次側電流が、ダイオードD1、D2により整流され、チョークコイルL1、コンデンサC1により平滑化される。その結果、DC/DCコンバータは入力電圧Vinを変換して出力端子間に出力電圧Voutを出力し、外部負荷RLに出力電流Ioutが供給される。
ところで、入力電圧Vinが大きく、出力電流Ioutが小さい場合、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作を制御する制御信号のデューティがほぼゼロになる状態が続いて、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4が間欠動作をするおそれがある。スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4が間欠動作をすると、出力電圧Voutのリップル、トランスTの一次巻線の偏励磁、などの問題が引き起こされる。また、間欠動作の防止には、従来、外部負荷RLと並列にブリーダ抵抗を設けることが行われているが、DC/DCコンバータの出力電力が常にブリーダ抵抗により消費されるため、余分な損失が発生し経済的でない。
特許文献1には、センサの検出に基づいてDC/DCコンバータを動作させることで、間欠動作を防止する構成が開示されている。
また、特許文献2には、DC/DCコンバータの出力電力を制御回路によって消費させることで、間欠動作を防止する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示される構成は、センサによる検出回路が必要になるなど、DC/DCコンバータの構成が複雑になるという問題がある。
また、特許文献2に開示される構成は、制御回路による電力消費が少ない場合には対応できず、間欠動作を防止することができないという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑み提案されたものである。本発明は、余分な損失を発生させることなく、簡単な構成でスイッチング素子の間欠動作を確実に防止することが可能なDC/DCコンバータを提供することを目的とする。
請求項1に係るDC/DCコンバータは、トランスと、入力電源プラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される第1及び第2のスイッチング素子と、第1及び第2のスイッチング素子と並列に入力電源プラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される第3及び第4のスイッチング素子と、を備え、トランスの一次側回路が第1乃至第4のスイッチング素子により構成されるフルブリッジ回路として動作する。さらに、第1及び第2のスイッチング素子、並びに、第3及び第4のスイッチング素子、と並列に、入力電源プラス端子、マイナス端子間に接続され、分圧点が第1及び第2のスイッチング素子の接続点と接続されるコンデンサ分圧回路と、コンデンサ分圧回路による分圧電圧をトランスの一次巻線に供給するか否かを切り替える切替手段と、を備え、第1及び第2のスイッチング素子のスイッチング動作を停止し、切替手段により分圧電圧をトランスの一次巻線に供給するよう切り替えることで、トランスの一次側回路が第3及び第4のスイッチング素子により構成されるハーフブリッジ回路として動作することを特徴とする。
上記の構成を備えた請求項1のDC/DCコンバータは、第1及び第2のスイッチング素子のスイッチング動作を停止し、コンデンサ分圧回路の分圧電圧を切替手段によってトランスの一次巻線に供給するよう切り替えることで、トランスの一次側回路が第3及び第4のスイッチング素子により構成されるハーフブリッジ回路として動作することができる。そのため、入力電圧及び出力電流に基づいて、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替え、第1乃至第4のスイッチング素子の間欠動作を防止することができる。また、従来のブリーダ抵抗のように余分な損失を発生させることもない。
請求項2に係るDC/DCコンバータは、請求項1のDC/DCコンバータにおいて、入力電圧が所定の電圧値以上、かつ、出力電流が所定の電流値以下の場合に、トランスの一次側回路がハーフブリッジ回路として動作することを特徴とする。
上記の構成を備えた請求項2のDC/DCコンバータは、入力電圧が所定の電圧値以上、かつ、出力電流が所定の電流値以下の場合に、トランスの一次側回路がハーフブリッジ回路として動作する。そのため、入力電圧が大きく、出力電流が小さい場合、すなわち、第1乃至第4のスイッチング素子が間欠動作をするおそれがある場合には、トランスの一次側回路をハーフブリッジ回路動作に切り替えることで、第1乃至第4のスイッチング素子の間欠動作を確実に防止することができる。また、負荷が大きくなる領域では、フルブリッジ回路として動作するため、回路にかかる負荷を抑えることができる。
請求項3に係るDC/DCコンバータは、請求項1または2のDC/DCコンバータにおいて、切替手段は、コンデンサ分圧回路の分圧点と、第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に接続されるスイッチであることを特徴とする。
また、請求項4に係るDC/DCコンバータは、請求項1または2のDC/DCコンバータにおいて、切替手段は、コンデンサ分圧回路を構成する各コンデンサと直列に接続される複数のスイッチであることを特徴とする。
上記の構成を備えた請求項3または4のDC/DCコンバータは、切替手段としてのスイッチにより、簡単な構成でフルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替え、第1乃至第4のスイッチング素子の間欠動作を防止することができる。
本発明のDC/DCコンバータによれば、余分な損失を発生させることなく、簡単な構成でスイッチング素子の間欠動作を確実に防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明のDC/DCコンバータの実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の回路図である。なお、図1においては、図7に示される従来のDC/DCコンバータと対応する構成要素については同じ符号が付されている。
図1は、第1実施形態の回路図である。なお、図1においては、図7に示される従来のDC/DCコンバータと対応する構成要素については同じ符号が付されている。
第1のスイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2とは、入力電圧Vinを供給する入力電源のプラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される。
第3のスイッチング素子Q3と第4のスイッチング素子Q4とは、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2と並列に、入力電源のプラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される。
トランスTの一次巻線は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の接続点と、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4の接続点との間に接続される。
第3のスイッチング素子Q3と第4のスイッチング素子Q4とは、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2と並列に、入力電源のプラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される。
トランスTの一次巻線は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の接続点と、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4の接続点との間に接続される。
コンデンサC11、C12は等しい容量のコンデンサであり、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2、並びに、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4、と並列に、入力電源プラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続され、コンデンサ分圧回路を構成する。コンデンサC11、C12の接続点、すなわち、コンデンサC11、C12からなるコンデンサ分圧回路の分圧点は、スイッチQ5を介して第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の接続点と接続される。
また、トランスTの二次側回路は、図7に示される従来のDC/DCコンバータと同様であるため、説明を省略する。
続いて、上記のように構成された第1実施形態に係るDC/DCコンバータの作用及び効果について説明する。
図1に示されるDC/DCコンバータの基本動作は、不図示の制御回路が出力する制御信号による第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作である。そして、入力電圧Vin及び出力電流Ioutを監視し、入力電圧Vin及び出力電流Ioutに基づいて、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作及びスイッチQ5の開閉が制御される。
図1に示されるDC/DCコンバータの基本動作は、不図示の制御回路が出力する制御信号による第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作である。そして、入力電圧Vin及び出力電流Ioutを監視し、入力電圧Vin及び出力電流Ioutに基づいて、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4のスイッチング動作及びスイッチQ5の開閉が制御される。
図2、図3を参照して具体的に説明する。図2、図3は、それぞれ図1に示されるDC/DCコンバータのスイッチング動作を示すタイミングチャートである。
(入力電圧Vinが所定の電圧値以下、または、出力電流Ioutが所定の電流値以上の場合)
この場合、図2に示される制御信号が与えられて、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4はスイッチング動作を行い、スイッチQ5はオフする。そのため、トランスTの一次側回路は、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4により構成されるフルブリッジ回路として動作する。このとき、トランスTの一次巻線の巻数をNp、中間タップで分割される各二次巻線の巻数をNs、制御信号のオンデューティをDfとすると、
Df=(Np/Ns)・(Vout/Vin) …式(1)
の関係が成立する。
この場合、図2に示される制御信号が与えられて、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4はスイッチング動作を行い、スイッチQ5はオフする。そのため、トランスTの一次側回路は、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4により構成されるフルブリッジ回路として動作する。このとき、トランスTの一次巻線の巻数をNp、中間タップで分割される各二次巻線の巻数をNs、制御信号のオンデューティをDfとすると、
Df=(Np/Ns)・(Vout/Vin) …式(1)
の関係が成立する。
(入力電圧Vinが所定の電圧値以上、かつ、出力電流Ioutが所定の電流値以下の場合)
この場合、図3に示される制御信号が与えられて、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2はスイッチング動作を停止し、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4のみスイッチング動作を行い、スイッチQ5はオンする。そのため、コンデンサC11、C12に十分な容量を持たせることで、コンデンサC11、C12からなるコンデンサ分圧回路による(1/2)Vinの分圧電圧がトランスTの一次巻線に供給され、トランスTの一次側回路は、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4により構成されるハーフブリッジ回路として動作する。このとき、トランスTの一次巻線の巻数をNp、中間タップで分割される各二次巻線の巻数をNs、制御信号のオンデューティをDhとすると、
Dh=2(Np/Ns)・(Vout/Vin) …式(2)
の関係が成立する。
この場合、図3に示される制御信号が与えられて、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2はスイッチング動作を停止し、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4のみスイッチング動作を行い、スイッチQ5はオンする。そのため、コンデンサC11、C12に十分な容量を持たせることで、コンデンサC11、C12からなるコンデンサ分圧回路による(1/2)Vinの分圧電圧がトランスTの一次巻線に供給され、トランスTの一次側回路は、第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4により構成されるハーフブリッジ回路として動作する。このとき、トランスTの一次巻線の巻数をNp、中間タップで分割される各二次巻線の巻数をNs、制御信号のオンデューティをDhとすると、
Dh=2(Np/Ns)・(Vout/Vin) …式(2)
の関係が成立する。
式(1)、式(2)から明らかなように、ハーフブリッジ回路として動作する場合、フルブリッジ回路として動作する場合と比較して、制御信号のオンデューティが2倍になる。したがって、入力電圧Vinが所定の電圧値以上、かつ、出力電流Ioutが所定の電流値以下の場合、トランスTの一次側回路をハーフブリッジ回路動作に切り替えることで、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4の間欠動作を確実に防止することができる。この場合、従来のブリーダ抵抗のように余分な損失を発生させることもない。
図4は、図1に示されるDC/DCコンバータについて、入力電圧Vinと出力電流Ioutに基づく、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作との切り替えを示す説明図である。図4に斜線で示される、入力電圧Vinが所定の電圧値Vth以上、かつ、出力電流Ioutが所定の電流値Ith以下の領域において、DC/DCコンバータが備えるトランスTの一次側回路はハーフブリッジ回路として動作する。ハーフブリッジ回路として動作する場合、トランスTの一次巻線にかかる電圧は、上述のように、フルブリッジ回路として動作する場合と比較して1/2倍になる。その一方、一次側回路を流れる電流は2倍になり、回路にかかる負荷が大きくなる。しかし、入力電圧Vinだけでなく、出力電流Ioutを監視するようにしたため、図4に示されるように、出力電流Ioutが大きい、すなわち、負荷が大きくなる領域では、フルブリッジ回路として動作する。したがって、回路にかかる負荷を抑えることができる。その結果、スイッチQ5に定格容量の小さい部品を使用することも可能になる。
図5は、第2実施形態の回路図である。図5に示されるように、第2実施形態に係るDC/DCコンバータでは、スイッチQ51がコンデンサC11と、スイッチQ52がコンデンサC12と、それぞれ直列に接続される。その他は、図1に示される第1実施形態と同様であるため、同じ符号を付して説明を省略する。
図1に示される第1実施形態では、コンデンサ分圧回路の分圧点と第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の接続点との間に接続されるスイッチQ5により、コンデンサ分圧回路による分圧電圧をトランスTの一次巻線に供給するか否かを切り替えた。図5に示される第2実施形態でも、上記の構成によりスイッチQ51、Q52を用いることで、第1実施形態と同様の効果が得られる。
ここで、特許請求の範囲との対応は以下の通りである。
コンデンサC11、C12は、コンデンサ分圧回路の一例である。
スイッチQ5、Q51、Q52は、切替手段の一例である。
コンデンサC11、C12は、コンデンサ分圧回路の一例である。
スイッチQ5、Q51、Q52は、切替手段の一例である。
以上、詳細に説明したように、本発明の前記実施形態によれば、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作を停止し、コンデンサC11、C12からなるコンデンサ分圧回路の分圧電圧をスイッチQ5、もしくはスイッチQ51、Q52によってトランスTの一次巻線に供給するよう切り替えることで、トランスTの一次側回路が第3及び第4のスイッチング素子Q3、Q4により構成されるハーフブリッジ回路として動作することができる。そのため、入力電圧Vin及び出力電流Ioutに基づいて、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替え、第1乃至第4のスイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4の間欠動作を防止することができる。また、従来のブリーダ抵抗のように余分な損失を発生させることもない。
さらに、入力電圧Vinだけでなく、出力電流Ioutを監視するようにしたため、出力電流Ioutが大きい、すなわち、負荷が大きくなる領域では、フルブリッジ回路として動作するので、回路にかかる負荷を抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、トランスTの二次側回路はダイオードD1、D2により整流する構成としたが、これに限らない。スイッチング素子により同期整流する構成であってもよいことは言うまでもない。
例えば、トランスTの二次側回路はダイオードD1、D2により整流する構成としたが、これに限らない。スイッチング素子により同期整流する構成であってもよいことは言うまでもない。
また、入力電圧Vin、出力電流Ioutを監視する構成は任意である。例えば、出力電流Ioutの監視は、トランスTの一次側で行ってもよいことは言うまでもない。
さらに、前記実施形態では、図4を参照して説明したように入力電圧Vin、出力電流Ioutを所定値で区切って、フルブリッジ回路動作とハーフブリッジ回路動作とを切り替えたが、これに限らない。図6に斜線で示されるように、入力電圧Vinが高くなるにつれて出力電流Ioutが高くなる領域において、ハーフブリッジ回路動作する構成としてもよい。
C1、C11、C12 コンデンサ
D1、D2 ダイオード
L1 チョークコイル
Q1 第1のスイッチング素子
Q2 第2のスイッチング素子
Q3 第3のスイッチング素子
Q4 第4のスイッチング素子
Q5、Q51、Q52 スイッチ(切替手段)
RL 外部負荷
T トランス
D1、D2 ダイオード
L1 チョークコイル
Q1 第1のスイッチング素子
Q2 第2のスイッチング素子
Q3 第3のスイッチング素子
Q4 第4のスイッチング素子
Q5、Q51、Q52 スイッチ(切替手段)
RL 外部負荷
T トランス
Claims (4)
- トランスと、入力電源プラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される第1及び第2のスイッチング素子と、前記第1及び第2のスイッチング素子と並列に前記入力電源プラス端子、マイナス端子間に互いに直列に接続される第3及び第4のスイッチング素子と、を備え、前記トランスの一次側回路が前記第1乃至第4のスイッチング素子により構成されるフルブリッジ回路として動作するDC/DCコンバータにおいて、
前記第1及び第2のスイッチング素子、並びに、前記第3及び第4のスイッチング素子、と並列に、前記入力電源プラス端子、マイナス端子間に接続され、分圧点が前記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と接続されるコンデンサ分圧回路と、
前記コンデンサ分圧回路による分圧電圧を前記トランスの一次巻線に供給するか否かを切り替える切替手段と、を備え、
前記第1及び第2のスイッチング素子のスイッチング動作を停止し、前記切替手段により前記分圧電圧を前記トランスの一次巻線に供給するよう切り替えることで、前記トランスの一次側回路が前記第3及び第4のスイッチング素子により構成されるハーフブリッジ回路として動作することを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 入力電圧が所定の電圧値以上、かつ、出力電流が所定の電流値以下の場合に、前記トランスの一次側回路が前記ハーフブリッジ回路として動作することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
- 前記切替手段は、前記コンデンサ分圧回路の分圧点と、前記第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に接続されるスイッチであることを特徴とする請求項1または2に記載のDC/DCコンバータ。
- 前記切替手段は、前記コンデンサ分圧回路を構成する各コンデンサと直列に接続される複数のスイッチであることを特徴とする請求項1または2に記載のDC/DCコンバータ。
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-
2008
- 2008-12-18 JP JP2008322316A patent/JP2010148227A/ja active Pending
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