JP4795652B2 - アクチュエータ用極小型モールドコイルデバイス、これを採用した光ピックアップアクチュエータ、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブ - Google Patents

アクチュエータ用極小型モールドコイルデバイス、これを採用した光ピックアップアクチュエータ、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブ Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクドライブに係り、特に、マグネットと電流が流れるコイルとの相互作用により誘導される電磁気力を利用するアクチュエータのコイルデバイスとこれを備える光ピックアップアクチュエータ、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブに関する。
一般に光ディスクドライブは、記録媒体である光ディスクに/から光を照射して情報を記録/再生する装置であって、このために、通常、光ディスクを回転させるスピンドルモータ及び光ディスクの記録面に光を照射して記録再生作業を行う光ピックアップ装置を具備する。
通常、光ピックアップ装置には光ディスク記録面の所望のトラックに光の焦点がよく結ぶように対物レンズの位置をフォーカス方向及びトラッキング方向に制御する光ピックアップアクチュエータが備わっている。これにより対物レンズと光ディスク記録面との距離を一定に合わせて光スポットの焦点を維持し、光スポットが所望のトラックを追うように制御する。
対物レンズを通じて出射された光は、光ディスクの記録面に垂直に入射されてこそ正確な焦点の光スポットが形成できる。もし、光の入射方向がずれると、光ディスクに正確な光スポットが形成されず、そうなればデータの記録/再生にあたってエラーが発生するおそれがある。このように光ディスク記録面に対する光の垂直入射を調整することをチルト調整またはスキュー調整であるという。より精密な記録と再生作業のためにはこのようなチルトも動的に調整できる機能が必要であるが、光ピックアップアクチュエータはチルト方向の調整機能をさらに具備しうる。
光ピックアップアクチュエータは、普通対物レンズの搭載されたブレードにコイルが設けられ、ブレードが弾力的に遊動自在に支持されるベースにコイルと対面するようにマグネットが設置される。コイルに電流を供給すれば、マグネットにより形成された磁場との相互作用によって電磁気力が発生する。電磁気力Fの大きさは、ローレンツの公式F=BL×iにより計算される。ここで、Bは磁場の強さ、Lはコイルの有効距離、iは電流量である。このような原理を利用して複数のコイルとマグネットとを適切な位置に配置することによって、ブレードをフォーカシング方向、トラッキング方向、及びチルト方向に駆動させうる。
光ピックアップアクチュエータに使われるコイルは主に巻線型コイルである。巻線型コイルをブレードに設置する方式にはボビン巻線方式と整列巻線方式とがある。ボビン巻線方式は、ブレードに設けられたボビンに直接電線を巻く方式であり、整列巻線方式は、電線を別のボビンに巻いた後、ボビンは取り除いてコイル部分だけブレードに設置する方式である。
巻線型コイルはコイルを四角形ボビンに巻く時コーナー部分が丸く巻かれる傾向があって、コーナー部分では電流の方向が磁場の方向と直角に交差しない短所がある。このような傾向は巻数が増加するほどさらに著しくなる。また、電線の厚さが限定的であるので、コイルの有効距離を長くするためには巻数を増加させるしかない。この場合、コイルの寸法及び重さが増加して光ピックアップアクチュエータの駆動感度が低下する。また、巻線型コイルの場合では、コイルが外部に露出していて駆動中にヨークや導電性物質に接触する時にはコイルの破損や合線をもたらす。
その他、PCB(printed circuit board)基板上にコイルパターンを形成した平面コイルもあるが、既存のPCB製作と同じ方法を使用するので多層化しても概ね8層程度に制限されるため、コイルの巻数を増加させるには限界がある。また平面コイルの場合には、基板とコイルとが浮き上がるという問題が発生しうる。また、平面コイルは低周波数用コイルであって、高周波特性が悪い。
ローレンツ公式から分かるように、マグネットの磁場とコイルの電流とは直交することが最も望ましい。磁気力線はマグネットから遠いほど曲がるようになるので可能なかぎりマグネットとコイルとを近く配置する必要がある。しかし、この場合にはコイルとマグネットとの干渉によりブレードの駆動範囲が制限される。また、磁気力線を直線化するためにマグネットと対面する位置にヨークを設置しうる。ヨークはベースに設置される。ヨークは、磁気効率を高めるために可能なかぎりコイルに近く設置されることが望ましい。しかし、この場合にはブレードの駆動範囲が制限される。さらに、ヨークとコイルとの組立時に発生する誤差によってヨークとコイルとが互いに干渉しうるので、ブレードの駆動範囲はこの誤差を考慮した範囲内にさらに制限される。また、一般的に使われる巻線型コイルは、コーナー部が曲面状になり、また寸法と重さの制約によってコイルの巻線数にも限界があるため、電磁気力を誘導するためのコイルの有効距離の増加が非常に困難である。
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、第1に、コイルの寸法を最小化しつつその巻数が最大化するように改善した極小型モールドコイルデバイス(VSMCD:very small molded coil device)を提供することである。また、電磁気力を誘導するためのコイルの有効距離を増加させるように改善した極小型モールドコイルデバイスを提供することである。
第2に、外部との接触や衝撃による破損が防止されるように改善したVSMCDを提供することである。また、マグネットとコイル、またはコイルとヨークとの干渉によるコイルの駆動範囲の制限を緩和するように改善した極小型モールドコイルデバイスを提供することである。
第3に、磁気利用効率を増加させるように改善した極小型モールドコイルデバイスを提供することである。
第4に、前述の極小型モールドコイルデバイスを備えた光ピックアップアクチュエーター、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブを提供することである。
前記の目的を達成するための本発明の極小型モールドコイルデバイスは、マグネットの磁場との相互作用により電磁気力を誘導するアクチュエータ用極小型モールドコイルデバイスであって、絶縁性及び非磁性材料からなる胴体と、多数巻回された少なくとも一つのコイルとを含み、前記コイルは、前記胴体内部に埋め込まれていることを特徴とする。
前記の目的を達成するための本発明の光ピックアップアクチュエータは、対物レンズを搭載し、多数のサスペンションワイヤーによりベースに弾力的に遊動自在に支持されたブレードと、前記ベースに設けられるマグネットと、前記ブレードに設けられて前記マグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる極小型モールドコイルデバイスと、を含む光ピックアップアクチュエータにおいて、前記極小型モールドコイルデバイスは、絶縁性及び非磁性材料からなる胴体と、多数巻回された少なくとも一つのコイルとを含み、前記コイルは、前記胴体内部に埋め込まれていることを特徴とする。
前記の目的を達成するための本発明の光ピックアップ装置は、光モジュールと、前記光モジュールから出射された光を光ディスクに光スポットとして結像させる対物レンズと、前記光が前記光ディスク上の所望の位置に照射されるように前記対物レンズの位置を制御する光ピックアップアクチュエータとを含み、前記光ディスクに対して相対運動するベースに搭載されて前記光ディスクに情報を記録/再生する光ピックアップ装置において、前記光ピックアップアクチュエータは、前記対物レンズを搭載し、多数のサスペンションワイヤーにより前記ベースに弾力的に遊動自在に支持されたブレードと、前記ベースに設けられるマグネットと、前記ブレードに設けられて前記マグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる極小型モールドコイルデバイスとを含み、前記極小型モールドコイルデバイスは、絶縁性及び非磁性材料からなる胴体と、多数巻回された少なくとも一つのコイルとを含み、前記コイルは、前記胴体内部に埋め込まれていることを特徴とする。
前記の目的を達成するための本発明の光ディスクドライブは、光ディスクを回転せるスピンドルモータと、前記光ディスクに対して相対運動するベースと、光モジュールと、前記光モジュールから出射された光を前記光ディスクに光スポットとして結像させる対物レンズと、前記光が前記光ディスク上の所望の位置に照射されるように前記対物レンズの位置を制御する光ピックアップアクチュエータとを含み、前記ベースに搭載される光ピックアップ装置と、を含む光ディスクドライブにおいて、前記光ピックアップアクチュエータは、前記対物レンズを搭載し、多数のサスペンションワイヤーにより前記ベースに弾力的に遊動自在に支持されたブレードと、前記ベースに設けられるマグネットと、前記ブレードに設けられて前記マグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる極小型モールドコイルデバイスとを含み、前記極小型モールドコイルデバイスは、絶縁性及び非磁性材料からなる胴体と、多数巻回された少なくとも一つのコイルとを含み、前記コイルは前記胴体内部に埋め込まれていることを特徴とする。
前記胴体内部には電気的に相互独立した複数のコイルが埋め込まれうる。
第1に、コイルが絶縁性及び非磁性である胴体内部に埋め込まれている極小型モールドコイルデバイスを採用することによって、ブレードの駆動によって極小型モールドコイルデバイスがベースまたはヨークと干渉してもコイルの短絡または破損のおそれがない。
第2に、チップビード方式またはチップインダクタ方式の極小型モールドコイルデバイスによれば、同じ寸法ならば従来の巻線型コイルや平面コイルに比べてコイルの巻数を増加させうる。また、同じ巻数を有する場合には従来の巻線型コイルや平面コイルに比べて小型化されうる。
第3に、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスによれば、絶縁シートの形状を変化させることによって、ブレードの外形に合わせた多様な形態のコイルが形成でき、ブレード形状構成における自由度を増加させうる。
第4に、チップビード型またはチップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスの場合には、その製造工程中に圧着/焼結工程が加えられるので、平面コイルのようにコイルが基板から浮き上がるという問題が発生しない。
第5に、ヨークをコイルと一体に形成することによって、コイルを通過する磁気力線を直線化して磁気利用効率を向上させうる。また、コイルとヨークとの干渉危険なしにマグネット、コイル、ヨーク間の間隔を短くでき、磁気利用効率と駆動感度とを向上させうる。
図1は、本発明に係る光ディスクドライブの一実施の形態を示す斜視図であり、図2は図1に示された光ピックアップ装置の光学的構成の一例を簡略に示す図面である。
図1において、メインフレーム500に光ディスクDを回転させるスピンドルモータ510と、光ディスクDに対して相対運動するベース300に搭載されて光ディスクDに情報を記録/再生する光ピックアップ装置520とが設置される。ベース300は、例えば図1に示したようにメインフレーム500に光ディスクDの半径方向に設けられた一対のガイドシャフト530により摺動可能に支持される。
スピンドルモータ510は、光ディスクDを回転させるものであって、スピンドルモータ510の回転軸には光ディスクDが取り付けられるターンテーブル511が連結されている。光ピックアップ装置520は、対物レンズ330を通じて光ディスクDに光を照射して光ディスクDに情報を記録したり光ディスクDに収録された情報を再生させる。
図2において、所定波長の光を出射する光モジュール521と、光モジュール521から入射される光を0次及び±1次に分岐させるグレーティング(grating)522と、光モジュール521から出射された発散光を平行光に変換させるコリメートレンズ523と、光が光ディスクDの記録面上に光スポットに入射されるようにする対物レンズ330と、光ディスクDの記録面で反射された光を受光して情報信号及び誤差信号を検出するメイン光検出器527とが示されている。
参照符号524は、光モジュール521から出射された光は対物レンズ330側に入射させ、光ディスクDで反射されて対物レンズ330を通過した光はメイン光検出器527に案内するビームスプリッタである。ビームスプリッタ524とメイン光検出器527との間には凹面レンズ526が介在されうる。凹面レンズ526は、非点収差を除去するためのものである。
ビームスプリッタ525は、対物レンズ330に向かう光の一部を分岐してフロント光検出器528に入射させる。フロント光検出器528は、この光から出力(power)を検出する。検出された光出力が所定レベルに至らないか、または超過する場合には光モジュール521の出力を調整して所定レベルの出力光を光ディスクDに入射させる。
光ディスクドライブの光ピックアップ装置520の光学的構成は、図2に示した光学的構成に限定されるものではない。
光ディスクD上の所望の位置に光を正確に入射させるために対物レンズ330は、少なくともフォーカシング方向Zとトラッキング方向Xとに駆動される必要があり、場合によってはチルト方向Tにも駆動される必要がある。このために、光ディスクドライブは対物レンズ330を駆動させるための装置が備えるが、これを光ピックアップアクチュエータという。
本発明に係る光ピックアップアクチュエータは、コイルが絶縁性及び非磁性である胴体内部に埋め込まれている形態の極小型モールドコイルデバイスを少なくとも一つ採用していることにその特徴がある。図3は、極小型モールドコイルデバイスの一実施形態を示す垂直断面図である。
図3において、極小型モールドコイルデバイス100は、胴体110とその内部に埋め込まれたコイル120とを含む。コイル120の平面形状は、図面に示されていないが、長方形または正方形であることが望ましく、台形にもしうる。胴体110の両側には、コイル120の両端部121、122とそれぞれ電気的に連結される端子131、132が設けうる。胴体110としては、例えば、ガラスやセラミック粉末などの電気絶縁性であり、かつ非磁性材質が使用されうる。また、極小型モールドコイルデバイス100には図面に点線で示したようにコイル120の中央部を貫通する中空部140が形成されうる。
図4は、極小型モールドコイルデバイスの他の実施形態を示す断面図である。
図4において、極小型モールドコイルデバイス200は、胴体210とその内部に形成された3つの四角形のコイル220、230、240とを含む。各コイル220、230、240は、電気的に相互独立して形成される。各コイル220、230、240は、それぞれ一対の端子250、260、270と電気的に連結される。
極小型モールドコイルデバイス100、200は、SMD(surface mounting device)用回路素子であるチップインダクタまたはチップビードの製造方式を活用して製造できる。通常チップインダクタまたはチップビードは、電気回路内でインダクタンスを発生させるために使用するものであるからチップインダクタは積層方式で、チップビードは焼結方式で製造される。
図5は、チップビード型の極小型モールドコイルデバイス100を形成する一例を示す概略図である。
図5において、四角形状の母材1が示されている。母材1の外側には、らせん状に巻かれた導電体2が形成される。次いで、母材1を除去し、導電体2だけを絶縁性及び非磁性粉末材料内に入れて焼結/圧着する。すると、導電体2はコイル120になり、絶縁性及び非磁性粉末材料は胴体110になって図3に示したような極小型モールドコイルデバイス100が形成される。また、導電体2と母材1とを共に絶縁性及び非磁性粉末材料内に入れて焼結/圧着することもできるが、この場合に母材1としては、絶縁性/非磁性材料が使われることが望ましい。極小型モールドコイルデバイス200は、多数の導電体2または導電体2が形成された多数の母材1を絶縁性及び非磁性粉末材料内に入れて焼結/圧着することによって形成できる。
母材1にらせん状導電体2を形成するにあたって、機械的に母材1の外部に導電性ワイヤーを巻く方式があり、化学気相蒸着法(CVD:chemical vapor deposition)等の方法により導電性金属層を母材1の表面にらせん状に蒸着させる方式も活用できる。導電体2の巻数を増加させるためには化学気相蒸着法を利用することがより望ましい。
図6は、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイス100を形成する一例を示す概略図である。
図6において、絶縁シート12には四角形の連結された2辺を含む導電パターン22が形成される。導電パターン12の一端にはビアホール32が形成される。絶縁シート13には四角形の他の2辺を含む導電パターン23が形成される。導電パターン23の一端にはビアホール33が形成される。絶縁シート12、13は、胴体110を形成するものであって、電気絶縁性及び非磁性材料であることが望ましい。導電パターン22、23を形成するにあたって、光学的プリンティング方式を利用できるので精密な形状の導電パターンを形成しうる。
絶縁シート12と絶縁シート13とを積層すれば、ビアホール32を通じて絶縁シート12と絶縁シート13にそれぞれ形成された導電パターン22と導電パターン23とが互いに電気的に連結される。絶縁シート12と絶縁シート13とを交互に反復的に積層すれば、胴体110に埋め込まれているコイル120を具備する極小型モールドコイルデバイス100が形成される。絶縁シート12と絶縁シート13とを交互に反復的に積層した後に圧着することが望ましく、場合によっては焼結することもある。
コイル120を形成する導電パターン22、23は、多様な形態にパターニングされうる。図7は、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイス100を形成する他の例を示す概略図である。
図7において、絶縁シート41に外側から中央に多数巻回された四角らせん状の導電パターン51がパターニングされ、導電パターン51の中央の端部にはビアホール61が形成される。絶縁シート42には中央から外側に多数巻回された四角らせん状の導電パターン52がパターニングされ、導電パターン52の外側の端部にはビアホール62が形成される。絶縁シート41と絶縁シート42とを積層すれば、ビアホール61を通じて絶縁シート41及び絶縁シート42にそれぞれ形成された導電パターン51と導電パターン52とが互いに電気的に連結される。絶縁シート41と絶縁シート42とを交互に反復的に積層すれば、胴体110に埋め込まれているコイル120を具備する極小型モールドコイルデバイス100が形成される。絶縁シート41、42は、胴体110を形成するものであって、電気絶縁性及び非磁性材料であることが望ましい。このような方式によれば、コイル120の巻数をさらに増加させうる。絶縁シート41と絶縁シート42とを交互に反復的に積層した後に圧着することが望ましく、場合によっては焼結することもある。
図8は、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイス200を形成する一例を示す概略図である。
図8において、絶縁シート71に外側から中央に多数巻回された四角らせん状の導電パターン81、82、83がパターニングされ、各導電パターン81、82、83の中央側の端部にはビアホール91、92、93がそれぞれ形成される。絶縁シート72には、中央から外側に多数巻回された四角らせん状の導電パターン84、85、86がパターニングされ、各導電パターン84、85、86の外側の端部にはビアホール94、95、96がそれぞれ形成される。絶縁シート71と絶縁シート72とを積層すれば、ビアホール91、92、93を通じて絶縁シート71及び絶縁シート72にそれぞれ形成された導電パターン81、82、83と導電パターン84、85、86とがそれぞれ互いに電気的に連結される。絶縁シート71、72は、胴体210を形成するものであって、電気絶縁性及び非磁性材料であることが望ましい。絶縁シート71と絶縁シート72とを交互に反復的に積層すれば、図4に示したような胴体210に埋め込まれている電気的に相互独立したコイル220、230、240が形成される。絶縁シート71と絶縁シート72とを交互に反復的に積層した後に圧着することが望ましく、場合によっては焼結することもある。
前記のように、チップビード型またはチップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスの場合では、その製造工程中に圧着/焼結工程が加えられるので、平面コイルのようにコイルが基板から浮上がる問題が発生しない。また、このような構成による極小型モールドコイルデバイスは、低周波数領域から高周波数領域まで良好な特性を有する。
図9及び図10は、それぞれ本発明に係る極小型モールドコイルデバイスの一実施形態を示す水平断面図及び垂直断面図である。
図9において、極小型モールドコイルデバイス101は、胴体110内部に埋め込まれているコイル120とヨーク150とを含む。胴体110は、例えば、セラミック材料のような非磁性、絶縁性材料で形成される。コイル120は、電流が流れる導体であって、アクチュエータに使われるためにはその平面形状が図10に示すように四角形であることが望ましい。ヨーク(バックヨーク)150は、マグネット1による磁気力線がコイル120と直交するように磁気回路を形成するためのものであって、磁性体、さらに望ましくは強磁性体である。胴体110の両側部にはコイル120に電流を供給するための端子131、132が設けられる。コイル120は非磁性体であることが望ましい。
本実施形態の極小型モールドコイルデバイス101の特徴は、コイル120とヨーク150とが非磁性、絶縁性材料からなる胴体110内部に埋め込まれている構造を有するということである。したがって、コイル120とヨーク150との距離を非常に近くできる。また、図9に示したようにマグネット1の磁気力とコイル120に供給される電流との相互作用により電磁気力が誘導されれば、極小型モールドコイルデバイス101自体が動くのでコイル120とヨーク150とが共に動くようになる。図9の点線で示したようにヨーク150aがコイル120から離隔されて設置された場合にはコイル120だけ動くようになる。そうすると、コイル120の動きによってヨーク150aに到達する磁場の強さが変わり、コイル120に作用する力が均衡を失ってコイル120に回転モーメントが発生する。ヨーク150aにはこの磁場の変化を妨害する渦電流が誘導される。渦電流は、コイル120の動作の制御に逆影響を及ぼす。だが、本実施の形態の極小型モールドコイルデバイス101によれば、ヨーク150がコイル120と共に動くのでコイル120に比べてマグネット1が十分に大きい場合にはヨーク150に及ぶマグネット1の磁場の強さがほとんど変わらない。したがって、コイル120の有効長さが長くなり、回転モーメントがほとんど発生しない。また、ヨーク150の形状が後述する複層式やループ型の場合には、コイル120の動作の制御において逆影響を及ぼす渦電流の発生をさらに減じる。
図11ないし図14は、本発明に係る極小型モールドコイルデバイスにおけるヨークの多様な変形例を示す図面である。図9と図10で説明したものと同じ構成要素は同じ参照符号で表示し、重複される説明は省略する。
まず、図11及び図12において、渦電流による逆影響を減らすためのヨークの変形例が示されている。図11において、極小型モールドコイルデバイス102は、複層式ヨーク151を具備する。図12において、極小型モールドコイルデバイス103は、ループ型ヨーク152を具備する。複層式ヨーク151は、二枚以上のの薄い平板状ヨークが相互絶縁状態で積層されたことをいう。複層式ヨーク151は、マグネット1の磁気力線により発生する渦電流の損失を減らして磁気効率を高める。ループ型ヨーク152は、マグネット1の磁気力線の飽和磁束量を増やして磁気利用効率を高める。
また、コイル120とマグネット1との相互配置関係によって図13及び図14に示したように内側ヨーク153とバックヨーク150が適切に備わった極小型モールドコイルデバイス104、105も考えられる。内側ヨーク153及びバックヨーク150は、図11及び図12に示した複層式ヨーク151またはループ型ヨーク152としうる。内側ヨーク153は、インダクタンスを増加させてアクチュエータの感度を高める。
図15は、本発明に係る極小型モールドコイルデバイスの他の実施の形態を示す構成図であり、図16は、図15の垂直断面図である。
図15に示したように極小型モールドコイルデバイス201は、胴体210内部に埋め込まれている電気的に相互独立的な複数のコイル220、230、240を具備できる。参照符号250、260、270は、それぞれコイル220、230、240に電流を供給するための端子である。図16において、各コイル220、230、240の一側部にはヨーク(バックヨーク)280が設けられる。ヨーク280は、図11、図12に示したような複層式ヨーク151やループ型ヨーク152としうる。このような構成により、各コイル220、230、240に印加される電流の方向を制御することによって、極小型モールドコイルデバイス201は3次元的に駆動できる。
次に、このような極小型モールドコイルデバイス100、200を採用した光ピックアップアクチュエータの実施の形態について説明する。
図17は、極小型モールドコイルデバイス100を採用した本発明に係る光ピックアップアクチュエータの一実施の形態を示す平面図である。
図17において、ベース300、対物レンズ330が搭載されたブレード320が示されている。
ベース300には複数のヨーク381、382及び磁気力を与える一対のマグネット340が備える。本実施形態のマグネット340は、N極が互いに対面するように設置される。
ベース300には、ホルダー301が設けられる。ブレード320には複数のヒンジ321が設けられる。複数のサスペンションワイヤー390の一端がホルダー301に連結され、他端がヒンジ321に連結されることによって、ブレード320はベース300に対して弾力的に遊動自在に支持される。
ブレード320には、マグネット340との相互作用により電磁気力を発生する複数のコイルを設けうる。光ピックアップアクチュエータは、(a)フォーカスコイルとトラッキングコイルとを備える場合と、(b)フォーカスコイルとトラッキングコイルとを備え、フォーカスコイルがチルトコイルの役割を兼ねる場合と、(c)フォーカスコイル、トラッキングコイル、及びチルトコイルをそれぞれ備える場合がある。本実施形態においては、(c)方式の光ピックアップアクチュエータについて説明する。
ブレード320にはチルトコイル350、トラッキングコイル360、及びフォーカスコイル370が設けられる。図3に示した極小型モールドコイルデバイス100がチルトコイル350、トラッキングコイル360、及びフォーカスコイル370として使われうる。この場合、チルトコイル350としては、ヨーク382が挿入されるように中空部140が形成された極小型モールドコイルデバイス100が使われる。また、フォーカスコイル370としても、ブレード320の外側に挟まれるように中空部140が形成された極小型モールドコイルデバイス100が使われる。勿論、トラッキングコイル360の場合にも重量を減らすために中空部140が形成された極小型モールドコイルデバイス100が使われうる。ブレード320は、普通プラスチック射出成形により製作されるが、この時、チルトコイル350、トラッキングコイル360、及びフォーカスコイル370はインサート射出成形(Insert Molding)によってブレード320と一体に形成できる。
チルトコイル350は、ブレード320の上側、またはブレード320を上下に貫通して対物レンズ330を中心として対称するように水平方向に設置される。チルトコイル350のマグネット340と対面した2辺351、352だけが電磁気力を発生させるための有効な部分として使われる。左右のチルトコイル350にそれぞれZ方向に互いに反対方向の電磁気力Fzを発生させることによってブレード320はチルト方向Tに駆動される。
トラッキングコイル360は、マグネット340との相互作用によりトラッキング方向Xの電磁気力Fxを発生させるためのものであって、ブレード320のマグネット340と対面する二側面に垂直方向に設置される。場合によっては、二側面のうち一方にだけ設置されうる。トラッキングコイル360の内側二辺361が電磁気力を発生させるための有効な部分として使われる。
フォーカスコイル370は、ブレード320の外側を取り囲むように水平方向に設置される。マグネット340と対面した2辺371が電磁気力を発生させるための有効な部分として使われる。2辺371にZ方向に同じ方向の電磁気力Fzを発生させることによってブレード320はフォーカシング方向Zに駆動される。
図3を参照すれば、極小型モールドコイルデバイス100は、コイル120が胴体110内部に埋め込まれている。したがって、ブレード320の駆動によって極小型モールドコイルデバイス100がベース300またはヨーク382と干渉してもコイル120の短絡または破損のおそれがない。
図5に示したようなチップビード型の極小型モールドコイルデバイスの場合、化学気相蒸着法などの方法によりらせん状の導電体2を形成することによって、極小型モールドコイルデバイスの寸法を増加させなくても従来の巻線型コイルに比べてコイル120の感光量を大きく増加させうる。
図6及び図7に示したようなチップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスによれば、絶縁シートの形状を変化させることによってブレード320の外形に合わせた多様な形態の極小型モールドコイルデバイスを形成できる。また、絶縁シートの積層量よってコイルの巻数を増加させうる。
図8に示したように、各絶縁シートに多数巻回れた形状の導電パターンを形成することによってコイルの巻数をさらに増加させうる。平面コイルの場合では、基本的にPCBの製造方法と同一な化学的エッチング方式を使用してコイルパターンを形成するのでコーナーが曲面状になる。ところが、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスによると、光学的プリンティング方式により導電パターンをパターニングするので、四角形状の各辺をほぼ直線にでき、各辺が合うコーナーもほぼ直角にできる。
図17に示した実施形態において、チルトコイル350として、図13に示したように内側ヨーク153を一体に形成した極小型モールドコイルデバイス104が採用できる。この場合、別途のヨーク382を具備する必要がない。また、これにより内側ヨーク153がコイル120と共に駆動されることによってコイル120に及ぶ磁場の変化を最小化できる。
図18は、極小型モールドコイルデバイス200を採用した本発明に係る光ピックアップアクチュエータの一実施形態を示す平面図であり、図19は、図18のII−II´断面図である。
図18において、ベース300にサスペンションワイヤー390により弾力的に遊動自在に支持されたブレード320が示されている。ベース300には左右に2分極した一対のマグネット341が互いに対面するように設けられ、各マグネット341の背後にはヨーク381が設置される。ブレード320のマグネット341と対面する側面には一対の極小型モールドコイルデバイス200が設置される。極小型モールドコイルデバイス200は、インサート射出成形によりブレード320と一体に形成されうる。
図19において、コイル230とコイル240とは、フォーカシング方向Zとチルト方向Tの駆動のためのものであって、コイル230、240の辺231、241が電磁気力を発生させるための有効な部分として使われる。したがって、マグネット341のN極とS極がそれぞれ2辺231、241に対面するように設けられる。2辺231、241に同じ方向に電流が流れるようにコイル230、240に電流が供給されれば、コイル230、240にはそれぞれ反対方向の電磁気力Fzが発生してブレード320がチルト方向Tに駆動される。2辺231、241に互いに反対方向に電流が流れるようにコイル230、240に電流が供給されると、コイル230、240には同じ方向の電磁気力Fzが発生してブレード320がフォーカシング方向Zに駆動される。
コイル220は、トラッキング方向Xに駆動するためのものであって、左右の2辺223、224が電磁気力を発生させるための有効な部分として使われる。したがって、マグネット341のN極とS極がそれぞれ2辺223、224に対面するように設けられる。コイル220に供給される電流の方向を制御することによってコイル220にはトラッキング方向Xの電磁気力Fxが発生する。
このような構成により、一つの極小型モールドコイルデバイス200によりブレード320をフォーカシング方向Z、トラッキング方向X、及びチルト方向Tに駆動させうる。
図18及び図19に示した実施の形態において、極小型モールドコイルデバイス200代りに図15及び図16に示した極小型モールドコイルデバイス201が採用できる。極小型モールドコイルデバイス201にはヨーク280が一体に形成されている。したがって、ヨーク381とヨーク280とによりコイル220、230、240を通過する直線磁路が形成される。
以上、本発明に係る極小型モールドコイルデバイスが光ディスクドライブに適用される場合を説明したが、これによって本発明の範囲が限定されるものではない。本発明に係る極小型モールドコイルデバイスは、ハードディスクドライブの磁気ヘッド駆動装置、光磁気ディスクドライブのピックアップ装置のようなマグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる多様なアクチュエータ及びこれを具備する電子機器に適用されうる。
本発明は、前記に説明され、図面に例示したことにより限定されるものではなく、特許請求の範囲内でさらに多くの変形及び変形例が可能であることは言うまでもない。
本発明の極小型コールドコイルデバイスは、光ディスクドライブの対物レンズ駆動装置、ハードディスクドライブの磁気ヘッド駆動装置、光磁気ディスクドライブのピックアップ駆動装置のようなマグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる多様なアクチュエータに適用されうる。
本発明に係る光ディスクドライブの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示した光ピックアップ装置の光学的構成の一例を簡略的に示す構成図である。 極小型モールドコイルデバイスの一実施形態を示す垂直断面図である。 極小型モールドコイルデバイスの他の実施形態を示す水平断面図である。 チップビード型の極小型モールドコイルデバイスを形成する一例を示す概略図である。 チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスを形成する一例を示す概略図である。 チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスを形成する他の例を示す概略図である。 チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスを形成する他の例を示す概略図である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスの他の実施形態を示す水平断面図である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスの他の実施形態を示す垂直断面図である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスにおけるヨークの多様な変形例を示す図面である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスにおけるヨークの多様な変形例を示す図面である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスにおけるヨークの多様な変形例を示す図面である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスにおけるヨークの多様な変形例を示す図面である。 本発明に係る極小型モールドコイルデバイスの他の実施形態を示す構成図である。 図15の垂直断面図である。 図3に示した極小型モールドコイルデバイスを採用した本発明に係る光ピックアップアクチュエータの一実施形態を示す平面図である。 図4に示した極小型モールドコイルデバイスを採用した本発明に係る光ピックアップアクチュエータの一実施形態を示す平面図である。 図18のII−II´線で切断した断面図である。
符号の説明
500 メインフレーム
510 スピンドルモータ
511 ターンテーブル
520 光ピックアップ装置
530 ガイドシャフト
300 ベース
330 対物レンズ

Claims (6)

  1. 光モジュールと、前記光モジュールから出射された光を光ディスクに光スポットとして結像させる対物レンズと、前記光が前記光ディスク上の所望の位置に照射されるように前記対物レンズの位置を制御する光ピックアップアクチュエータと、を含み、前記光ディスクに対して相対運動するベースに搭載されて前記光ディスクに情報を記録/再生する光ピックアップ装置において、
    前記光ピックアップアクチュエータは、
    前記対物レンズを搭載し、多数のサスペンションワイヤーにより前記ベースに弾力的に遊動自在に支持されたブレードと、
    トラッキング方向に分極され、前記ブレードを挟んで相対向するように前記ベースに設けられる一対のマグネットと、
    前記ブレードが前記一対のマグネットとそれぞれ対面する両側面に配置されて前記マグネットとの相互作用により電磁気力を発生させる一対のモールドコイルデバイスと、を含み、
    前記各モールドコイルデバイスは、前記マグネットのN極とS極とにそれぞれ対面する2辺を備えて流れる電流の方向によってトラッキング方向の電磁気力を発生させるトラッキングコイルと、それぞれ前記マグネットのN極とS極とが対面する辺を備え、この辺に印加される電流の方向によってフォーカス方向又はチルト方向の電磁気力を発生させ、それぞれ前記マグネットのN極とS極とが対面する辺に対向する一辺はマグネットに対面しない一対のフォーカス/チルトコイルとが、絶縁性及び非磁性材料よりなる胴体に埋め込まれた形態である、1つのチップインダクタ型又はチップビード型の極小型モールドコイルデバイスに形成されており、
    ここで、チップインダクタ型の極小型モールドコイルデバイスとは、導電パターンとビアホールとが形成された複数の絶縁シートが積層された形態であって、前記絶縁シートは、前記胴体を形成し、前記導電パターンは前記ビアホールにより相互直列に連結されて前記コイルを構成するものであり、
    チップビード型の極小型モールドコイルデバイスとは、四角形状に連続して巻回された形態の少なくとも一つの導電体を絶縁性及び非磁性粉末材料内部で焼結/圧着することによって、前記胴体と前記コイルとを形成するものであり、
    前記一対のモールドコイルデバイスはインサート射出成形によって前記ブレードと一体に形成されることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記胴体内部には前記一対のマグネットの磁気力線が前記モールドコイルデバイスのコイルに流れる電流とほぼ垂直で交差するように磁気回路を形成するヨークが埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記胴体内部に設けられた内側ヨークを含むことを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記ヨークは、二枚以上の平板形ヨークが積み重ねた複層式ヨークとループ型ヨークとのうち何れか一つであることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記ベースの前記一対のマグネットの背後に配置される一対の外側ヨークをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  6. 光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに光を照射して前記光ディスクに情報を記録/再生するものであって、前記請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の光ピックアップ装置を含む光ディスクドライブ。
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