JP2533873B2 - 光ピツクアツプのアクチユエ−タ - Google Patents

光ピツクアツプのアクチユエ−タ

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JP2533873B2
JP2533873B2 JP62105384A JP10538487A JP2533873B2 JP 2533873 B2 JP2533873 B2 JP 2533873B2 JP 62105384 A JP62105384 A JP 62105384A JP 10538487 A JP10538487 A JP 10538487A JP 2533873 B2 JP2533873 B2 JP 2533873B2
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coil
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晃一 四十万
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、ビデオディスク等の光
ディスクや光磁気ディスクなどの光学式記録媒体に対し
て情報の再生の記録や再生を行うための光ピックアップ
の改良に関する。
〔従来の技術〕
光ディスク等の光学式記録媒体に向けて光ビームを投
射して情報を記録および/または再生する光ピックアッ
プには例えば第2図で示す特開昭59−221839号公報に説
明されたものがある。対物レンズ51はホルダー52に接着
されており、ホルダー52にフォーカス方向の駆動コイル
53が巻回され、ホルダー52の両側面には2対のトラッキ
ング方向の駆動コイル54が接着されている。ゴムチュー
ブ55に被覆された4本の金属線56は一端がホルダー52に
固定されたプリント基板57にハンダ付けされている。他
端が基台60に固定されたプリント基板58にハンダ付けさ
れている。基台60は磁性材料でできており、2個のマグ
ネット61,61が接着され磁気回路を構成している。プリ
ント基板58にはリード線62がハンダ付けされており、銅
箔を介して金属線56と電気的に結合されている。
リード線62に電流を供給すると金属線56を介してフォ
ーカス方向の駆動用コイル53あるいはトラッキング方向
の駆動コイル54に電流が流れ、マグネット61との電磁作
用によりホルダー52及び対物レンズ51がそれぞれの方向
に移動する。
ここでフォーカス方向の駆動コイル53並びにトラッキ
ング用の駆動コイル54はいずれも導線をつる巻状あるい
は渦巻き状に巻回したものを使用している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の様なコイルを使用すると光ピックアッ
プアクチュエータの製造に関し量産化が困難であるとい
う欠点がある。即ち上記コイル53,54のホルダー52への
取付けは製造の自動化に適さない複雑な作業工程が要求
される。更に駆動コイルへの通電を4本の金属線56を介
して行なうため、コイルと金属線の電気的接続が要求さ
れ、かかる接続作業も自動化に適さない欠点がある。
本発明は上記欠点を除去した量産化に適した光ピック
アップアクチュエータを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は記録媒体に記録された情報を読み取るため
に、対物レンズをレンズ光軸方向並びにレンズ光軸と直
角な方向に電磁駆動手段により駆動するようにした光ピ
ックアップアクチュエータにおいて、 絶縁シート上に導電パターンとして形成されたフォー
カシングコイルとトラッキングコイルを重ね合せると共
に、前記絶縁シートを対物レンズが固定されたレンズホ
ルダーの上面と側面で固定し且つターミナルをベースに
固定したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。第1図は本発明の分解斜視図である。
対物レンズ1は下側が開放の箱型をした合成樹脂から
なるレンズホルダ2に固定されている。このレンズホル
ダ2の側面に一対の突起部3,3が形成されており、ここ
に後述する弾性ワイヤ,例えば金属ワイヤを接着固定す
るための溝4a、4b、4c、4dが形成されている。又、突起
部3,3には溝4a〜4dの深さと同程度の段差5a、5bが形成
されている。一方磁性材料から成るベース6と一体とな
った一対の内側ヨーク7,7,外側ヨーク8,8が形成され、
外側ヨーク8,8にマグネット9,9が接着固定されている。
一方の外側ヨーク8に基板10がネジ等(図示せず)で固
定され、この基板10からX方向に延在した4本の金属ワ
イヤ11a,11b,11c,11dが互に平行状態で設置されてい
る。
この金属ワイヤ11a,11b,11c,11dの自由端部はそれぞ
れレンズホルダ2の溝4a、4b、4c、4dにはめ込まれた後
接着固定される。その製造手順については後述する。
ベース6に形成された貫通孔12は対物レンズ1へ光束
を導くためのものである。
次にトラッキングコイルとフォーカシングコイルにつ
いて説明する。
第1図の様にレンズホルダ2の上面13は対物レンズ1
が固定される箇所以外は平坦な面で、この平坦な上面に
は対物レンズ以外の部品は設置されないのが普通であ
る。
本発明はこの上面13の従来あまり使用されていないス
ペースを有効に利用する点にひとつの特徴を有するもの
である。
更に本発明はトラッキングコイル15,フォーカシング
コイル21,ターミナル17等を一体成形する点に特徴を有
する。即ち、1枚の絶縁性ベースフィルム上に例えば銅
箔の様な金属箔によりケミカルエッチングでトラッキン
グとフォーカシングの各コイルとリード線及び共通の端
子部(ターミナル)を同時に形成する。
次に本発明のトラッキングコイルとフォーカシングコ
イルの製造につき説明する。
第3図はベースフィルム16の表面に形成されたトラッ
キングコイル15,フォーカシングコイル21,ターミナル17
並びにリード線71a,72aがプリントされた帯73,74を示
す。ターミナル17にはトラッキング制御電流を導電パタ
ーン15a〜15dに通電するための端子18a,18bとフォーカ
シング制御電流を導電パターン23a〜23bに通電するため
の端子25a,25bが導電パターンとして形成されている。7
0で示す一続きの実線はトラッキングコイル15,フォーカ
シングコイル21,ターミナル17並びに帯73,74をベースフ
ィルム16から切り離すための切り取り線を示す。19と23
は円形状に切り抜かれた開口部で、これはベースフィル
ム16をレンズホルダ2の上面13に接着固定する際、対物
レンズ1がこの開口部19から突出するようにするもので
ある。
第4図はベースフィルム16の裏面を示す。ここにはベ
ースフィルム16の表面に形成された導電パターン15a,15
b,15c,15d,23a,23bのそれぞれに対応して15a′,15b′,1
5c′,15d′,23′a,23′bの導電パターンが形成されて
いる。
ベースフィルム16の表面の端子20,26はそれぞれ裏面
の端子20′,26′に、同様に表面の端子18a,18b,25a,25b
はそれぞれ裏面の端子18a′,18b′,25a′,25b′にそれ
ぞれ電気的に接続がなされている。これら導電パターン
は厳密にはある幅を持っているが簡略化のために実線と
して示してある。
トラッキング用コイルとして用いられる導電パターン
15a〜15d,15a′〜15d′は連続した一つのコイルを形成
している。このコイルへの通電はターミナル17に形成さ
れた端子18a,18bより行なう。即ち18aより入力される電
流は以下導電パターンの経路を流れて端子18bに達す
る。
端子18a→リード線71a→導電パターン15a→導電パタ
ーン15a′→導電パターン15b′→導電パターン15b→導
電パターン15d→導電パターン15d′→導電パターン15
c′→導電パターン15c→端子20→端子20′→リード線71
a′→端子18b′→端子18bの順で通電される。
次にフォーカシングコイル21の通電の経路について説
明する。
端子25aから入力されたフォーカス制御信号は端子25a
→リード線72a→導電パターン23b→導電パターン23b′
→導電パターン23a′→導電パターン23a→端子26→端子
26′→リード線72a′→端子25b′→端子25bの経路を経
て流れる。ベースフィルム16上に形成されたトラッキン
グコイル15,フォーカシングコイル21,ターミナル17並び
に帯73,74は一体となって線70に沿ってベースフィルム1
6より切り抜かれる。
次にトラッキングコイル15とフォーカシングコイル21
のレンズホルダ2への固定並びにターミナル17の外ヨー
ク8への固定について説明する。
両コイルは第1図の様にトラッキングコイル15のベー
スフィルム16の各頂点l,m,n,oをフォーカシングコイル2
1のベースフィルム22の各頂点l′,m′,n′,o′がそれ
ぞれ一致するよう両者を絶縁性接着剤により接着する。
その両コイル15,21が接着された状態の断面を第5図
に示す。第5図の27aが接着剤層で、この層はトラッキ
ングコイル15の導電パターン15a′とフォーカシングコ
イル21の導電パターン23aを電気的に絶縁する役割をも
兼ねている。一方30は導電パターン15aの絶縁用フィル
ムあるいは絶縁線塗料である。
トラッキングコイル15とフォーカシングコイル21を上
記のように一体化させた後、この一体化コイルを各コイ
ルの点p(=p′),q(=q′),r(=r′),s(=
s′),t,u,j,kがそれぞれレンズホルダ2の点p″,
q″,r″,s″,t′ u′ j′ k′に一致するように
レンズホルダ2の上面13に接着固定する。
その後ベースフィルム16の線分pq(これはベースフィ
ルム22の線分p′q′と一致する、以下も同様)、線分
rsを折線として折り曲げ、折り曲げた部分をレンズホル
ダ2の側面29a,29bのそれぞれに接着固定する。即ちコ
イルの頂点l(=l′),m(=m′),n(=n′),o
(=o′)はレンズホルダ2の頂点l″,m″,n″,o″の
それぞれに対応配置される。その後ターミナル17を外ヨ
ーク8の側面8aに固定する。このとき側面8aとターミナ
ル17との間には絶縁シート75の様な絶縁部材が介され
る。次にプリント板10に一端が固定された金属ワイヤ11
a〜11dの自由端部をレンズホルダ2の溝4a、〜4dにそれ
ぞれはめ込む。同様に金属ワイヤ11c,11dを溝4c、4d
(図示せず)にそれぞれはめ込み各溝4a〜4dに接着剤を
流す。この結果レンズホルダ2は4本の金属ワイヤ11a
〜11dにより片持支持によりベース6に対し支持され
る。
以上の組立工程を完了した後の、光ピックアップアク
チュエータの全体斜視図が第6図で、この一部断面図が
第7図である。
フォーカシングコイル21の導電パターン23a,23a′,23
b,23b′の一部とトラッキングコイル15の導電パターン1
5a〜15d,15a′〜15d′の一部がマグネット9等による磁
気回路の中に配される。即ちトラッキングコイル15の導
電パターン15a〜15d,15a′〜15d′は第3図の31a,31bの
破線で示される部分を磁束が貫ぬくようにする。
次に本発明の光ピックアップアクチュエータの動作に
ついて説明する。
トラッキングコイル15の端子18a,18bにトラッキング
制御信号が入力されると、導電パターン15a〜15d,15a′
〜15d′に流れる電流と磁界との作用で対物レンズ1は
レンズ光軸と直交するY方向に駆動する。
一方、フォーカシングコイル21の端子25a,25bにフォ
ーカシング制御信号が入力されると、導電パターン23a,
23b,23a′,23b′に流れる電流と磁界との作用で対物レ
ンズはレンズ光軸方向であるZ方向に駆動する。
以上説明した本発明のトラッキングコイル並びにフォ
ーカシングコイルの導電パターンは絶縁フィルム上に形
成するものとして説明したが、必ずしもフィルム上でな
くてもよく、薄い絶縁シートであれば足りる。
またトラッキングコイル並びにフォーカシングの巻回
方向あるいは配置の仕方、更には磁気回路の方向は前記
実施例に限定されるものでない。
またトラッキングコイル並びにフォーカシングコイル
を一対の磁気回路に配するようにしたが片側の場合でも
よい。トラッキングコイルに関しては第8図(a)のト
ラッキングコイル48のように絶縁ベースフィルム48′を
ほぼH型に形成することにより、より効率的な磁気回路
を利用できる。かかるトラッキングコイル48は第8図
(b)で示すように線分pq,rs,qv,pw,sx,ryを折線とし
て曲げ、レンズホルダーに前述の様に固定する。この場
合前述のフォーカシングコイルをこのトラッキングコイ
ル48に重ねる。
更に本発明のコイルは本出願人による特願61−276341
号の第8〜第10図で説明した所謂摺動方式の光ピックア
ップアクチュエータにも適用できる。またターミナル17
は必ずしも外ヨーク側面8aに固定する必要はなくベース
6に固定してもよい。
〔本発明の効果〕
本発明は1枚のベースフィルムからトラッキングコイ
ル,フォーカシングコイル並びにターミナルが一体的に
切り抜かれ、その後は単にこれらのコイルをレンズホル
ダに、ターミナルをベースに接着等で貼り付けるだけの
作業で済むから、光ピックアップの製造が著しく簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の分解斜視図、第2図は従来の光ピック
アップアクチュエータの全体斜視図、第3,4図は本発明
のコイルの拡大図、第5図は本発明のコイル断面図、第
6図は本発明を利用した光ピックアップアクチュエータ
の全体斜視図、第7図は第6図の部分断面図、第8図は
本発明の他の実施例を示す図である。 1……対物レンズ、2……レンズホルダ 7……内側ヨーク、8……外側ヨーク 9……マグネット 11a,11b,11c,11d,……金属ワイヤ 15,35,48……トラッキングコイル 21,36……フォーカシングコイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された情報を読み取るため
    に、対物レンズをレンズ光軸方向並びにレンズ光軸と直
    角な方向に電磁駆動手段により駆動するようにした光ピ
    ックアップアクチュエータにおいて、 絶縁シート上に導電パターンとして形成されたフォーカ
    シングコイルとトラッキングコイルを重ね合わせると共
    に、前記絶縁シートを対物レンズが固定されたレンズホ
    ルダの上面と側面で固定し且つターミナルをベースに固
    定したことを特徴とする光ピックアップのアクチュエー
    タ。
JP62105384A 1987-04-28 1987-04-28 光ピツクアツプのアクチユエ−タ Expired - Lifetime JP2533873B2 (ja)

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US7352662B2 (en) * 2003-06-13 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Molded coil device for actuator of disc drive

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