JP2000339723A - 対物レンズ駆動用アクチュエータとその製造方法及びそれを用いた光学ヘッド装置 - Google Patents

対物レンズ駆動用アクチュエータとその製造方法及びそれを用いた光学ヘッド装置

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JP2000339723A
JP2000339723A JP11147786A JP14778699A JP2000339723A JP 2000339723 A JP2000339723 A JP 2000339723A JP 11147786 A JP11147786 A JP 11147786A JP 14778699 A JP14778699 A JP 14778699A JP 2000339723 A JP2000339723 A JP 2000339723A
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Tomomi Wakabayashi
伴実 若林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズホルダを樹脂成形で作製した駆動感度
の良好な対物レンズアクチュエータとその製造方法及び
それを搭載した光学ヘッド装置。 【解決手段】 対物レンズ9を装着するレンズホルダ2
1を、内部にFoコイル22をインサート成形し、か
つ、両端部にTrコイル23を巻回して形成し、それを
用いて対物レンズ駆動用アクチュエータ17を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体の情報を読み取ったり、又情報を書き込むために
利用される光学ヘッド装置に技術に関し、特に対物レン
ズを駆動するアクチュエータとその製造方法と、それを
搭載した光学ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに記録された情報を読み取っ
たり、光ディスクに情報を書き込む手段としての光学ヘ
ッド装置は、対物レンズ駆動用アクチュエータにより駆
動された対物レンズによりレーザビームを集光させて光
ディスクの記録トラックに焦点を合わせるとともに、記
録トラックから反射してきた光をフォトダイオードによ
り検出し、検出した光の強弱を電気的な変調信号に変換
している。この変調信号は信号処理部で処理し復調する
ことにより、光ディスクに記録されている情報を判定し
ている。
【0003】これらの動作を行うために、光学ヘッド装
置は、光ディスクの記録トラックに対して正確にレーザ
光を照射する必要があり、そのために、光学系に対して
フォーカシング制御とトラッキング制御を行っている。
【0004】また、近年は、光ディスクの種類として、
種々のディスクが開発されている。最近、開発された光
ディスクとしてデジタル・バーサイタル・ディスク(D
VD)がある。このDVDは従来のコンパクトディスク
(CD)に比べて、直径はφ12cmで同じであるが、
信号記録基板の厚みが0.6mmと薄く、2枚の基板を
貼り合わせてCDと同じ1.2mmの厚みに形成されて
いる。このDVDの場合は、基板の厚みを薄くしたこと
で、チルトによる影響を低減し、記録密度を格段と向上
させて4.7Gバイトという情報量を記録可能にしてい
る。
【0005】そのため、DVDのトラック間隔は、0.
74μmであり、CDの1.6μmに比べて約半分であ
る。光学ヘッド装置も、CD用のもとのと異なり、レー
ザダイオードのレーザビーム波長の640nm〜670
nmと短いものを用いている。CDの場合は770nm
〜810nmと長い波長の光を用いている。さらにま
た、光学系においても、DVDの記録情報を読み取るた
めには、ビームスポットを十分小さく絞り込む必要があ
る。これに対して、CDの記録情報を続み取る場合には
CDのトラック間隔に適応したビームスポットの光であ
ることが必要である。
【0006】これらの事情から、DVDの記録情報を読
み取るための光学ヘッド装置においても、CDの記録信
号も読み取れるようにDVDとの互換性を持たせること
が要望されている。
【0007】また、光学ヘッド装置は記録情報を迅速に
読み取る要求が高まっており、光学ヘッド装置の駆動感
度の上昇が不可欠になっている。そのため、対物レンズ
駆動用アクチュエータの駆動感度特性を向上させる必要
がある。対物レンズ駆動用アクチュエータは磁気回路と
巻線コイルである駆動用コイルに流れる電流とで動作す
るのが一般的であり、その特性を向上させるために、駆
動用コイルの巻数を多くして線径を細くする傾向があ
る。
【0008】なお、駆動用コイルはレンズホルダを芯と
して直接巻き付けるか、または、レンズホルダとは別に
巻いた駆動用コイルをレンズホルダに接着剤などで貼り
付けるなどの方法と、樹脂製のレンズホルダでは樹脂成
形時にその樹脂でコイルを固定する方法とが通常は用い
られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
駆動用コイルをレンズホルダを芯として直接巻き付ける
方法や、レンズホルダとは別に巻いた駆動用コイルをレ
ンズホルダに接着剤などで貼り付ける方法は、いずれも
体積効率上好ましくなく、光学ヘッド装置の小型化には
不向きである。
【0010】また、レンズホルダを樹脂成形で作製する
場合は、駆動コイルをレンズホルダ樹脂成形時に樹脂で
封止固定するには、一般的には以下の条件に耐える必要
がある。(イ)成形する金型内では成形材の温度は数百
℃に達するので、金型は100℃程度の加熱が必要であ
る。(ロ)樹脂を金型内に射出する際の樹脂流動による
圧力は500kgf/cm程度となる。このため、駆
動用コイルには通常、絶縁被膜で覆われた導線が用いら
れるが、この絶縁被膜に高温の流動した樹脂が衝撃を与
える。
【0011】特に、駆動用コイルの線材の線径が小さい
場合は、上記条件に耐えられない恐れがあり、場合によ
っては駆動用コイルの変形、断線、絶縁被膜剥離による
短絡等の不良が発生する。
【0012】それらの事情から、駆動用コイルに用いる
線材の径、耐熱性などに制約が多く、駆動用コイルを小
型軽量化することができない。一方、駆動用コイルは搭
載する装置全体のバランスからコイル重量、外形寸法等
に制約があるため所定の力が得られず、駆動源として十
分な駆動力を得られなくなるという問題がある。
【0013】本発明はこれらの事情に基づいて成された
もので、レンズホルダを樹脂成形で作製した駆動感度の
良好な対物レンズアクチュエータとその製造方法及びそ
れを搭載した光学ヘッド装置を提供するすることを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、ワイヤホルダに固定された複数本のワイヤ
によって支持された可動自在のレンズホルダを具備した
光学ヘッド装置に装着された対物レンズ駆動用アクチュ
エータにおいて、前記レンズホルダは対物レンズを装着
し、内部にフォーカシングコイルがインサート成形さ
れ、かつ、両端部にトラッキングコイルが巻回されてい
ることを特徴とする対物レンズ駆動用アクチュエータで
ある。
【0015】また請求項2の発明による手段によれば、
前記フォーカシングコイルには端子が接続されて、前記
フォーカシングコイルと一体に前記レンズホルダにイン
サート成形されていることを特徴とする対物レンズ駆動
用アクチュエータである。
【0016】また請求項3の発明による手段によれば、
前記端子はフォーカシングコイルを覆う形状に形成され
ていることを特徴とする対物レンズ駆動用アクチュエー
タである。
【0017】また請求項4の発明による手段によれば、
端子を接続したフォーカシングコイルを金型の成形部内
の所定位置に固定し、固定後に成形樹脂を前記金型に設
けられたゲートから前記成形部に流入させてレンズホル
ダをインサート成形し、この成形されたレンズホルダに
トラッキングコイルと対物レンズを装着して、複数本の
ワイヤで支持した支持構造を形成することを特徴とする
光学ヘッド装置に装着された対物レンズ駆動用アクチュ
エータの製造方法である。
【0018】また請求項5の発明による手段によれば、
前記金型は、上型と下型で形成され前記上型にはゲート
が設けられ、前記下型には成形部が設けられていること
を特徴とする対物レンズ駆動用アクチュエータの製造方
法である。
【0019】また請求項6の発明による手段によれば、
前記下型は、前記上型のゲートに対向する位置に樹脂溜
りが形成されていることを特徴とする対物レンズ駆動用
アクチュエータの製造方法である。
【0020】また請求項7の発明による手段によれば、
上記のいずれかに記載された対物レンズ駆動用アクチュ
エータを搭載したことを特徴とする光学ヘッド装置であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0022】図1は光学ヘッド装置が搭載された光ディ
スク装置の要部の平面図である。スピンドルとしてのデ
ィスク回転駆動部1には、基板の厚みの異なる第1の光
ディスク(DVD)と第2の光ディスク(CD)とが選
択的に搭載される。
【0023】搭載された光ディスクの情報記録面に対し
て、光学ヘッド装置2は、光ビームを照射する。光学ヘ
ッド装置2は、搭載されたディスクの情報記録面に間隔
をおいて対向して光ディスクのラジアル方向に沿って往
復移動自在(図示矢印W1、W2方向)に案内されるよ
うになっている。つまり、へッド筐体3の一端側には、
アーム4が一体形成され、このアーム4は、ガイドレー
ル5に移動自在に係合している。さらにへッド筐体3の
他端側には、アーム6が一体形成され、このアーム6
は、ガイドレール5と平行なガイドレール7に移動自在
に係合している。
【0024】へッド筐体3のベースには、第1の光ディ
スクに照射するための第1の波長光を発生する第1の光
源ユニット8が取付けられている。また第1の光源ユニ
ットユ8の外周はさらに放熱効果をよくするために光学
べース8aで囲まれ、ヘッド筐体3の一部に取り付けら
れている。特に波長の短い光を出力する光源はそれだけ
動作電流が大きく発熱があるので、第1の光源ユニット
8を、光学ベース8aで囲み放熱を良くしている。
【0025】さらにまた、第1の光源を、対物レンズ9
の駆動部から最も離れた位置に設定することにより、互
い(第1の光源と駆動部)の熱の干渉を低減するように
している。対物レンズ9は、トラッキングサーボ、フォ
ーカシングサーボのためにその物理的な位置制御が行わ
れる。この位置制御は、トラッキングコイル10及びフ
ォーカシングコイル11に制御電流を流し、電気磁気を
制御し、後述するアクチュエータを駆動することで実現
している。そのためにトラッキングコイル10及びフォ
ーカシングコイル11の周辺は動作時の発熱量が大き
い。そこで、それらのような構成部品の近くから、熱的
に余裕のないDVD用の光源を離間して配置すること
で、装置全体の安全を確保し動作上の信頼性を得るよう
にしている。
【0026】第1の光源ユニット8から出力されたレー
ザ光は、ヘッド筐体3の長手方向へ、かつべースに平行
に進み、ビームスプリッタ12に入射する。このビーム
スプリッタ12もベースに安定して取り付けられてい
る。このビームスプリツタ12に対しては、へッド筐体
3の側壁側に配置された第2の光源ユニット13から出
力される第2の波長光が入射することができる。この第
2の波長光も第1の波長光と同一方向へ導かれる。そし
てビームスプリッタ12の出力光は、コリメータレンズ
14、プリズム15を通り対物レンズ9に入力する。対
物レンズ9の下側には、ベースに取り付けられたプリズ
ム15が位置する。これにより第1及び第2の光源8、
13のいずれのビームも、この対物レンズ9の上に対向
された光ディスクの信号記録面に照射させる。
【0027】次に、上述の対物レンズ9を搭載したアク
チュエータ17の駆動制御について説明する。図2はア
クチュエータの斜視図である。又図3はアクチュエータ
に搭載されているレンズホルダの平面図であり、図4同
平面図である。
【0028】アクチュエータ17は金属製の支持体であ
るワイヤホルダ18に、4本の弾性体であるワイヤ19
a、19b、19c、19dが固定され、このワイヤ1
9a、19b、19c、19dを介して、フォーカス方
向(F)及びトラッキング方向(T)に変位可能に、液
晶ポリマー製の成形部品であるレンズホルダ21を支持
している。
【0029】レンズホルダ21は、センターリブ25が
形成され、このセンターリブ25の先端部には、DVD
用とCD用との対物レンズ9を保持する一対のレンズ保
持部26a、26bが形成されている。また、その中途
部にはステー27a、27bがセンターリブ25を挟ん
でトラッキング方向に沿って突設されている。
【0030】また、レンズホルダ21にはムービングコ
イルが装着されている。ムービングコイルは線径がφ8
0μm程度で、フォーカス方向の駆動用コイル(以後F
oコイル22)とトラッキング方向の駆動用コイル(以
後Trコイル23)の2種類で形成されており、Foコ
イル22はレンズホルダ21の内壁に沿って密接して巻
線が形成され固定されている。Trコイル23はレンズ
ホルダ21の長手方向両端部に巻付けられて巻線が形成
されている。Foコイル22には端子24が貼り付けら
れており、この端子24を介して制御電流を流すことに
より電気・磁気を制御し、対物レンズの位置制御を行
う。
【0031】また、マグネット28a、28b、28
c、28dは、Foコイル22とTrコイル23を挟む
ようにして対向配置されている。各マグネット28a、
28b、28c、28dは、ワイヤホルダ18が固定さ
れている図示しないシャシー上に立設された一対のヨー
ク29a、29bの表面に固定され、磁路を形成するよ
うに構成されている。
【0032】このような構成によれば、マグネット28
a、28b、28c、28dに挟まれたFoコイル22
若しくはTrコイル23を励起することで、レンズホル
ダ21にフォーカス方向若しくはトラッキング方向の駆
動力を発生させることができ、レンズホルダ21を変位
させることができる。しかも、マグネット28a、28
b、28c、28dを2個一対で2組配置しているの
で、強力な磁場を形成でき、小型であっても所望のサー
ボ駆動効果を得ることができる。
【0033】また、このレンズホルダ21の駆動中の姿
勢は、レンズホルダ21に接続された4本のワイヤ19
a、19b、19c、19dによって規制され、チルト
(対物レンズの傾き)の発生が防止される。
【0034】次に、上述のレンズホルダ21の製造方法
について説明する。図5に示すようにレンズホルダ21
は、端子24の付けられたFoコイル22を金型30内
に挿入してインサートモールディングで成形製造する。
【0035】まず、図6に示すようにFoコイル22に
接着剤等により端子24を貼り付ける。Foコイル22
の端線を端子24にからませて、はんだ付けにより端子
24を電気的に接続する。
【0036】次に、端子24の付けられたFoコイル2
2を金型30の内部の成形部33の所定位置に挿入す
る。このとき、端子24の先端部は金型30の外部に突
出させる。金型30は上型30aと下型30bで構成さ
れている。上型30aには下型30bの成形部30との
パーティング面Pに垂直にゲート31が設けられてい
る。
【0037】図7は金型30Aの別の実施の形態を示す
断面側面図で、図8はその斜視図である。金型30Aの
上型30Aaに設けられたゲート31aにパーティング
面Pで対応する下型30Abには、垂直方向に所定深さ
彫り込まれた樹脂溜り32が設けられている。樹脂溜り
32の上部の一端はパーティング面Pに沿って延在し樹
脂の流路を形成し成形部33aに接続している。この場
合、ゲート31aから注入された樹脂は、まず樹脂溜り
32に進入し、樹脂溜り32が充満するとパーティング
面Pに沿って延在して形成された樹脂の流路内を通過し
て成形部33aに流入する。したがって、ゲート31a
から流入した際の樹脂の勢いは樹脂溜り32で一旦減殺
せれ、緩やか流れとなって成形部33aに流入する。し
たがって、成形部33aに予め挿入さてているFoコイ
ル22に対しても穏やかに作用して、Foコイル22を
変形させることはなく、Foコイル22は成形時の圧力
に抵抗できて、切断や型崩れ等の不具合は発生しない。
【0038】また、図9に示すようにFoコイル22に
接続する端子24aに付いては、コの字形状37に形成
して、そのコの字形状37内にFoコイル22を収納す
るようにすれば、成形時のFoコイル22の側面および
上下面からの樹脂圧力からFoコイル22を保護できる
ため、Foコイル22の切断や型崩れ等の不具合を防止
することができる。また、この端子24aはFoコイル
22の片側面だけでなく、両側面に設ければ一層の効果
を得ることができる。
【0039】このようにFoコイル22と端子24がイ
ンサート成形されたレンズホルダ21両端にTrコイル
23を巻回し、さらに、対物レンズ22を装着する。そ
の後、4本のワイヤ19a、19b、19c、19dに
両端を固定し、ワイヤ19a、19b、19c、19d
による可動自在の支持構造を形成する。この状態で、各
コイル22、23と各マグネット28a、28b、28
c、28dとヨーク29a、29bは所定の位置関係に
なり、磁気回路が形成される。
【0040】なお、上述の実施の形態では、アクチュエ
ータはフオーカス方向、トラッキング方向の2軸方向に
動作する形態のものであったが、動作方向が1軸方向の
み、または3軸方向以上の場合でもアクチュエータとし
ての機能は同様の効果を得ることができる。
【0041】本発明によれば、成形時の樹脂圧力が金型
内に挿入されているコイルへ直接かからないようにした
ので、コイルの樹脂圧によるダメージを低減することに
より、コイルを小型軽量化し、樹脂で固定することがで
きるようになった。
【0042】これらの製造方法によって製造されたアク
チュエータを搭載した光ヘッド装置は、各部の動作は前
述の通りであり、したがって、搭載したアクチュエータ
が小型で、かつ、駆動感度が極めて高いので、高精度で
高信頼性が得られる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、光学ヘッド装置の対物
レンズを駆動用アクチュエータを製造するに際して、ア
クチュエータを構成するコイルとレンズホルダをインサ
ート成形時に、コイルの短絡、変形等の不良発生起こす
ことがなく、コイルを小型軽量化することがでた。それ
に伴い、アクチュエータも軽量化が可能で十分な駆動力
のものを得ることができた。
【0044】また、軽量化したアクチュエータを搭載し
て、駆動感度が極めて高く高精度で高信頼性の作動がで
きる光学ヘッドが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学ヘッド装置が搭載された光ディスク装置の
要部の平面図。
【図2】本発明の対物レンズを駆動用アクチュエータの
斜視図。
【図3】本発明の対物レンズを駆動用アクチュエータの
レンズホルダの斜視図。
【図4】本発明の対物レンズを駆動用アクチュエータの
レンズホルダの平面図。
【図5】本発明のレンズホルダの製造用の金型の断面側
面図。
【図6】本発明のFoコイルと端子との関係を示す斜視
図。
【図7】本発明のレンズホルダの製造用の金型の変形例
の断面側面図。
【図8】本発明のレンズホルダの製造用の金型の変形例
の斜視図。
【図9】本発明の端子の斜視図。
【符号の説明】
2…光学ヘッド装置、8…第1の光源ユニット、9…対
物レンズ、10…トラッキングコイル、11…フォーカ
シングコイル、13…第2の光源ユニット、17…アク
チュエータ、19a、19b、19c、19d…ワイ
ヤ、21…レンズホルダ、22…Foコイル、23…T
rコイル、24…端子、28a、28b、28c、28
d…マグネット、29a、29b…ヨーク、30、30
A…金型、30a、30Aa…上型、30b、30Ab
…下型、31、31a…ゲート、32…樹脂溜り、33
…成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H051 AA14 CA13 FA01 2H087 KA13 LA01 5D118 AA01 AA13 AA26 BA01 BB02 BF02 BF03 DC03 EA02 EB13 EC03 EC09 ED08 EE05 EF02 EF07 FA29 FB20 5D119 AA01 AA38 AA41 BA01 DA01 DA05 JA43 JC04 NA07 9A001 BB06 JJ48 KK16 KK29 KK31 KK32 KK54 LL01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤホルダに固定された複数本のワイ
    ヤによって支持された可動自在のレンズホルダを具備し
    た光学ヘッド装置に装着された対物レンズ駆動用アクチ
    ュエータにおいて、 前記レンズホルダは対物レンズを装着し、内部にフォー
    カシングコイルがインサート成形され、かつ、両端部に
    トラッキングコイルが巻回されていることを特徴とする
    対物レンズ駆動用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記フォーカシングコイルには端子が接
    続されて、前記フォーカシングコイルと一体に前記レン
    ズホルダにインサート成形されていることを特徴とする
    請求項1記載の対物レンズ駆動用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記端子はフォーカシングコイルを覆う
    形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    対物レンズ駆動用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 端子を接続したフォーカシングコイルを
    金型の成形部内の所定位置に固定し、固定後に成形樹脂
    を前記金型に設けられたゲートから前記成形部に流入さ
    せてレンズホルダをインサート成形し、この成形された
    レンズホルダにトラッキングコイルと対物レンズを装着
    して、複数本のワイヤで支持した支持構造を形成するこ
    とを特徴とする光学ヘッド装置に装着された対物レンズ
    駆動用アクチュエータの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金型は、上型と下型で形成され前記
    上型にはゲートが設けられ、前記下型には成形部が設け
    られていることを特徴とする請求項4記載の対物レンズ
    駆動用アクチュエータの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記下型は、前記上型のゲートに対向す
    る位置に樹脂溜りが形成されていることを特徴とする請
    求項4記載の対物レンズ駆動用アクチュエータの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    対物レンズ駆動用アクチュエータを搭載したことを特徴
    とする光学ヘッド装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100378827C (zh) * 2003-06-13 2008-04-02 三星电子株式会社 用于盘驱动器的致动器的模制线圈装置

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CN100378827C (zh) * 2003-06-13 2008-04-02 三星电子株式会社 用于盘驱动器的致动器的模制线圈装置

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