JP4794250B2 - レーザレーダ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば気象空間における風速を計測するレーザレーダ装置に関するものである。
特開2001−201573号公報には、走査光軸に沿って送信パルス光を送信し、この送信パルス光に基づく受信光に含まれるドップラ周波数光信号を分析して、走査光軸の方位における風速などを計測するレーザレーダが開示されており、このレーザレーダは、ドップラ周波数光信号をドップラ周波数電気信号に変換し、このドップラ周波数電気信号を分析する分析回路を備えている。この分析回路は、ドップラ周波数電気信号をディジタル信号に変換するAD変換回路と、このAD変換回路からのディジタル出力を高速フーリエ変換するフーリエ変換手段を用いて、走査光軸に対応するドップラスペクトラムデータを得るように構成される。
特開2001−201573号公報
しかし、従来のこの種のレーザレーダでは、分析回路がAD変換回路のディジタル出力を高速フーリエ変換する特殊なフーリエ変換手段を含むため、分析回路は、1つの専用回路基板を用いて構成され、高価であるとともに、走査光軸を表わす信号が、制御の初期段階からデータ量の大きなアジマス角度信号およびエレベーション角度信号とされ、これらのアジマス角度信号とエレベーション角度信号がドップラスペクトラムデータと関連付けされて使用されるため、このアジマス角度信号およびエレベーション角度信号の取り扱いが複雑となっている。
この発明は、この分析回路を低価格化に向けて改良し、また走査光軸を表わす信号の処理を簡単化できるレーザレーダ装置を提案するものである。
この発明によるレーザレーダ装置は、走査光軸に沿って、送信レーザ光を光強度変調した送信パルス光を所定の周期で繰返し送信するとともに、前記送信パルス光に基づく受信レーザ光を受信する送受信望遠鏡、光走査板を回転駆動して前記走査光軸の方位を周期的に変化させる走査機構、前記光走査板の回転角度に対応した回転角度パルスを出力するエンコーダ、および前記走査光軸の方位の変化に対応して前記受信レーザ光に含まれたドップラ周波数の光信号を変換したドップラ周波数電気信号を前記走査光軸の方向の複数のレンジ毎に分析する分析回路ブロックを備えたレーザレーダ装置であって、前記分析回路ブロックは、第1回路基板と第2回路基板とこれらを接続するインターフェイスバスを有し、前記第1回路基板は、前記ドップラ周波数電気信号をディジタル信号に変換するアナログディジタル変換回路と、このアナログディジタル変換回路のディジタル出力を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、この高速フーリエ変換手段からのフーリエ変換出力を絶対値演算して前記各レンジ毎にドップラスペクトルデータを出力する絶対値演算手段と、前記エンコーダの回転角度パルスをカウントして角度カウント値を出力するカウンタと、前記角度カウント値を連続するN個の前記送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化角度積算値と、この平均化角度積算値に対応し前記各レンジ毎に前記ドップラスペクトルデータを前記N個の送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化ドップラスペクトラルデータとを互いに関連付けしてメモリするデータメモリを有し、また、前記第2回路基板は、前記インターフェイスバスを通じて前記第1回路基板のデータメモリに接続され、このデータメモリから、関連付けされた前記平均化角度積算値と前記平均化ドップラスペクトルデータを抽出する抽出手段と、この抽出手段からの前記平均化ドップラスペクトラルデータに基づいて前記各レンジ毎にドップラ速度データを出力するドップラ信号処理手段と、前記抽出手段からの前記平均化角度積算値に基づいてそのアジマス角度信号とエレベーション角度信号を出力する角度信号変換手段と、前記アジマス角度信号とエレベーション角度信号に対応して前記ドップラ速度データを出力する出力演算手段とを有し、前記第2回路基板における前記抽出手段とドップラ信号処理手段と角度信号変換手段と出力演算手段は、汎用のパーソナルコンピュータで構成されたことを特徴とする。
この発明のレーザレーダ装置では、分析回路ブロックを、第1、第2回路基板に分けて構成し、第1回路基板には、レーザレーダに特有の信号処理を行なうためのアナログディジタル変換回路と、高速フーリエ変換手段と、絶対値演算手段と、データメモリとを搭載し、また第2回路基板には、汎用の信号処理を行なうための抽出手段と、ドップラ信号処理手段と、角度信号変換手段と、出力演算手段とを搭載し、これらの第2回路基板における抽出手段とドップラ信号処理手段と角度信号変換手段と出力演算手段を汎用のパーソナルコンピュータで構成したので、これらの各回路基板を安価に構成することができ、また各回路基板を、それぞれに適した動作速度で動作させることができ、効率的な動作を行なわせることができる。また、第1回路基板では、エンコーダからの角度パルス信号をカウンタによりカウントした角度カウント値を用い、この角度カウント値を連続するN個の送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化角度積算値と、この平均化角度積算値に対応する平均化ドップラスペクトラルデータと関連付けしてデータメモリにメモリするようにしており、この角度カウント値は、第2回路基板で使用されるアジマス角度信号およびエレベーション角度信号に比べて、データ容量が小さく、このデータ容量の小さな角度カウント値を用いて、信号処理を簡単化することができる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明によるレーザレーダ装置の実施の形態1を示すブロック回路図、図2は、実施の形態1における送信パルス光と受信レーザ光とドップラスペクトラルデータを示す動作説明図、図3は、実施の形態1における角度パルス信号を示す動作説明図、図4は、実施の形態1におけるデータメモリのメモリテーブルを示す図表、図5は、実施の形態1における送受信望遠鏡ユニットの走査と出力演算手段の出力信号とを示す動作説明図である。
この実施の形態1のレーザレーダ装置は、気象空間における風速、風向などの風に関する物理量を計測するレーザレーダ装置である。この実施の形態1のレーザレーダ装置は、図1に示すように、送受信光ユニット10と、送受信望遠鏡ユニット30と、分析回路ブロック50を備えている。
送受信光ユニット10は、基準レーザ11と、光分岐手段13と、光強度変調ユニット15と、光増幅器19と、光サーキュレータ21と、光合波手段23と、電気信号変換手段25を含んでいる。
基準レーザ11は、例えば分布帰還型の半導体レーザであり、基準レーザ光SLを発生する。この基準レーザ光SLは、コヒーレントレーザ光の連続波である。この基準レーザ光SLの周波数f0は、例えば195(THz)とされ、その波長λ0は、1.5(μm)である。この基準レーザ光SLは、光ファイバOF1を通じて光分岐手段13に送られる。光分岐手段13は、基準レーザ光SLを、送信レーザ光TLと局発レーザ光LLとに分岐する。送信レーザ光TLは、光ファイバOF2を通じて光強度変調ユニット15に送られ、また、局部レーザ光LLは光ファイバOF3を通じて光合波手段23に送られる。
光強度変調ユニット15は、光強度変調手段16と、それに結合されたパルス化変調信号源17を有する。光強度変調手段16は、送信レーザ光TLをパルス化変調信号源17によりパルス化して送信パルス光PLを出力する。この送信パルス光PLは、図2(a)に示されように、非常に短い周期で、周期的にオン期間Tonとオフ期間Toffを繰り返す。各オン期間Tonでは、それぞれ送信レーザ光TLがパルス化され、光パルスPL1、PL2、・・・、PLpが出力される。図2(a)には、単に2つの光パルスPL1、PL2だけが例示される。各オフ期間Toffでは、送信パルス光TLはオフとなり、出力されない。オン期間Tonは、例えば200〜1000(nsec)、オフ期間Toffは、オン期間Tonに比べて充分に大きくされ、例えば20〜1000(μsec)とされる。
パルス化変調信号源17は、パルス化された変調周波数fmの信号源であり、その変調周波数はfmとされる。各オン期間Tonにおける各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpでは、送信レーザ光TLがパルス化変調信号源17からの変調信号により周波数変調される。各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpは、基準レーザ光SLの周波数f0の光成分と変調周波数fmの光成分を含む。変調周波数fmは、例えば240(MHz)とされる。
光強度変調手段16からの送信パルス光PLは、光ファイバOF4を通じて光増幅器19に送られ、この光増幅器19で増幅される。この光増幅器19で増幅された送信パルス光PLは、光ファイバOF5により光サーキュレータ21に送られ、この光サーキュレータ21は光ファイバOF6を通じて、送信パルス光PLを送受信望遠鏡ユニット30に供給する。光サーキュレータ21は、また光ファイバOF7により光合波手段23に結合され、送受信望遠鏡ユニット30からの受信レーザ光RLを光合波手段23に供給する。
光結合手段23は、光サーキュレータ21からの受信レーザ光RLと、光分岐手段13からの局部レーザ光LLとを混合する。光合波手段23からの光出力は、光ファイバOF8を通じて電気信号変換手段25に供給される。この電気信号変換手段25は、ホトダイオードなどの光強度検出手段で構成される。
送受信望遠鏡ユニット30は、送受信望遠鏡31と、光走査板33と、走査機構35と、エンコーダユニット45とを有する。送受信望遠鏡31は、光サーキュレータ21から送信パルス光PLを受け、この送信パルス光PLを走査光軸Φに沿って、光走査板33を通り、気象空間に向かって送信する。この送信パルス光PLが、気象空間に存在するエアロゾルに当って散乱される受信レーザ光RLも、送受信望遠鏡31により受信される。この受信レーザ光RLも、走査光軸Φに沿って光走査板33を通過し、送受信望遠鏡31に受信される。光走査板33は、送受信望遠鏡31の前面に、走査光軸Φを横切るように配置される。この光走査板33は、その中心軸の周りに回転することにより、走査光軸Φの方位をアジマス方向およびエレベーション方向に周期的に変化させるように成形されている。この光走査板33は、走査機構35により、回転駆動される。
走査機構35は、駆動円板37と、直流モータ39と、走査制御電源42を有する。駆動円板37は、環状の円板で構成され、その中心孔には、光走査板33が固着される。直流モータ39は、歯車41を介して駆動円板37を駆動し、光走査板33をその中心軸の周りに回転駆動する。走査制御電源42は、モータドライバ43を含み、このモータドライバ43は、分析回路ブロック50と独立して、直流モータ39を等速駆動し、光走査板33を、例えば毎分当り1回転の低速度で等速駆動する。
受信レーザ光RLは、送受信望遠鏡31から光ファイバOF6を通じて光サーキュレータ21に送られ、この光サーキュレータ21から光ファイバOF7を通じて光合波手段23に送られる。受信レーザ光RLは、送信パルス光PLの各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpに基づいて、気象空間で散乱され、受信される。詳しくは、この気象空間において、光送受信望遠鏡ユニット30からの距離の異なる多数の1レンジ〜Mレンジに存在するエアロゾルで散乱され、受信される。
受信レーザ光RLが、図2(b)に示される。この受信レーザ光RLは、図2(b)に示すように、各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpの送信後に連続的に受信される。送信パルス光PLのオフ期間Toffに受信された受信レーザ光を、M個の複数のゲート時間T1、T2、・・・Tmに分割する。各ゲート時間T1、T2、・・・、Tmにおける受信レーザ光RLは、それぞれ光パルスPL1、PL2、・・・、PLpを送信したのとほぼ同じ走査光軸Φの方位に沿って、送受信望遠鏡ユニット30からの距離が異なるM個の1レンジ〜Mレンジから反射された受信レーザ光RLに相当する。
各ゲート時間T1、T2、・・・、Tmの時間幅を例えば200(nsec)とすれば、この時間幅は、気象空間では、30(m)の距離に相当する。言い換えれば、気象空間における1レンジ〜Mレンジの各レンジの距離は30(m)となる。これらの各レンジから反射された受信レーザ光LRが受信される。
エンコーダユニット45は、エンコーダ47を有する。駆動円板37は、その外周部に等しい角度間隔で形成された多数の光通過孔を有する。エンコーダ47は、駆動円板37に形成された多数の光透過孔を通じて光走査板33の回転角度位置を表わす角度パルス信号PAを発生する。この角度パルス信号PAは電気信号である。
なお、この実施の形態1では、[0018]で直流モータ39を等速駆動させた場合の動作について記述しているが、[0022]で述べたように、エンコーダユニット47により光走査板33の回転角度位置を表わす角度信号パルスPAを発生することが可能であるので、直流モータ39を非等速駆動してもよい。この直流モータ39を非等速駆動する場合には、走査制御電源42において等速駆動のための制御回路等が不要となり、走査制御電源42を簡便に構成できる利点がある。
エンコーダ47からの角度パルス信号PAは、第1、第2の2つの角度パルスPA1、PA2を含む。これらの第1、第2の角度パルスPA1、PA2が、図3(a)(b)に示される。図3(a)に示す第1角度パルスPA1は、例えば光走査板33の1回転について、光走査板33の所定の回転角度で1個だけ発生される。図3(b)に示す第2角度パルスPA2は、光走査板33の1回転について、各角度位置のそれぞれで発生される。これらの第2角度パルスは、光走査板33の回転に伴ない、互いに等しい角度間隔で発生される。言い換えれば、これらの第2角度パルスPA2は、相隣接する2つの第1角度パルスPA1を等分した各角度位置でそれぞれ発生される。第1角度パルスPA1は、光走査板33の回転番号を表わし、第2角度パルスPA2は、その回転角度を表わす。
ゲート時間T1、T2、・・・、Tmにおける各受信レーザ光RLは、各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpの反射波であり、それらの変調周波数fmの光成分が、気象空間の1レンジ〜Mレンジの風速に応じて、変化したドップラ周波数fdの光成分を含む。このドップラ周波数fdは、風速に比例して変化する。具体的には、ドップラ周波数fdは、風速に比例して、例えば±50(MHz)の範囲で変化する。結果として、受信レーザ光RLには、基準レーザ光SLの周波数f0の光成分と、光強度変調手段16による変調周波数fmの光成分と、ドップラ周波数fdの光成分が含まれる。
光合波手段23では、受信レーザ光RLに、周波数f0の局部レーザ光LLが混合されるので、電気信号変換手段25では、周波数f0の信号成分がキャンセルされる。この電気信号変換手段25は、変調周波数fmの信号成分とドップラ周波数fdの信号成分が互いにプラスされた電気信号Soを出力する。この電気信号変換手段25から出力された電気信号Soは、周波数変換手段27に供給される。
電気信号変換手段25からの電気信号S0は、周波数変換手段27において、局部発振信号と混合される。電気信号S0に含まれる周波数fmの信号成分は、周波数が一定であるので、周波数変換手段27の局部発振信号の周波数を周波数fmと等しくすることにより、キャンセルすることができ、結果としてドップラ周波数fdの信号成分が周波数変換手段27から出力される。この周波数変換手段27から出力されるドップラ周波数fdの信号成分をドップラ周波数電気信号Sdという。このドップラ周波数電気信号Sdは、例えば中心周波数50(MHz)にドップラ周波数fd(例えば±50MHz)が加わった周波数であり、この場合、100(MHz)以下の中間周波信号である。ドップラ周波数fdは、気象空間における1レンジ〜Mレンジの風速に応じて変化する。
分析回路ブロック50は、第1、第2の2つの回路基板51、71と、これらを接続するインターフェイスバス77を有する。第1回路基板51は、分析回路ブロック50の第1処理回路を構成し、ドップラ周波数電気信号Sdを電気的に処理するドップラ処理回路53と、エンコーダ47からの角度パルス信号PAを電気的に処理する角度パルス処理回路57と、これらのドップラ処理回路53と角度パルス処理回路57に共通する共通処理回路61を含む。これらの各処理回路53、57、61は、この実施の形態1によるレーザレーダ装置に専用の処理回路として作られる。第1処理回路を構成する第1回路基板51は、これらの専用の処理回路53、57、61を搭載したレーザレーダ装置の専用の回路基板である。
ドップラ処理回路53は、アナログディジタル変換回路(AD変換回路)54と、高速フーリエ変換手段55と、絶対値演算手段56を含む。AD変換回路54には、周波数変換手段27からのドップラ周波数電気信号Sdが供給される。このAD変換回路54は、このドップラ周波数電気信号Sdのディジタル変換出力を出力する。高速フーリエ変換手段55は、AD変換回路54からのディジタル変換出力を高速フーリエ変換し、フーリエ変換出力を出力する。絶対値演算手段56は、高速フーリエ変換手段55からのフーリエ変換出力を受けて絶対値演算を行ない、1レンジ〜MレンジのドップラスペクトルデータDsを出力する。
ドップラスペクトラルデータDsが、図2(c)に例示される。複数のドップラスペクトラルデータDsは、図2(a)に示す各光パルスPL1〜PLpのそれぞれに対応し、また図2(b)に示すゲート時間T1、T2、・・・、Tmのそれぞれに対応して算出される。言い換えれば、この複数の各ドップラスペクトラルデータDsは、それぞれ光走査板33の回転により変化する走査光軸Φの方位、すなわちエンコーダ47からの角度パルス信号PAに対応するものであり、送信パルス光PLの光パルスPL1、PL2、・・・、PLpのそれぞれに対応し、また各時間ゲートT1、T2、・・・、Tmのそれぞれに対応して演算される。この複数の各ドップラスペクトラルデータDsは、横軸をドップラ周波数fd、縦軸を受信強度とするデータであり、風速ピークWSPを含んでいる。
角度パルス処理回路57は、パルスカウンタ58を含む。このパルスカウンタ58には、エンコーダ47からの角度パルス信号PAが供給される。このパルスカウンタ58は、角度パルス信号PAに含まれる第1、第2の角度パルスPA1、PA2のそれぞれについて、そのパルス数をカウントし、角度カウント値PBを出力する。この角度カウント値PBは、第1、第2の角度カウント値PB1、PB2を含む。これらの第1、第2の角度カウント値PB1、PB2は、それぞれ第1、第2の角度パルスPA1、PA2のパルスカウント出力である。
共通処理回路61は、同期処理回路62と、データメモリ63と、積算手段64と、平均演算手段65を含む。同期処理回路62は、絶対値演算手段56からのドップラスペクトラルデータDsと、パルスカウンタ58からの角度カウント値PBとを、互いに同期して出力するように同期処理を行なう。
積算手段64は、連続する測定回数1〜Nについて、各測定回数1〜Nの角度カウント値PBを積算し、角度積算値を演算し、また同じ連続する測定回数1〜Nについて、1レンジ〜Mレンジのそれぞれに対応するドップラスペクトラルデータDsの測定値を積算し、それらをデータメモリ63にメモリする。この積算される測定回数Nは、例えば1000とされる。
平均演算手段65は、積算手段64による角度積算値と、1レンジからMレンジの各ドップラスペクトラルデータDsの積算値をそれぞれ積算数Nで除した平均値、すなわち平均化角度積算値EPBと平均化ドップラスペクトラルデータEDsを演算し、データメモリ63にメモリする。データメモリ63は、平均化角度積算値EPBと平均化ドップラスペクトラルデータEDsと、互いに関連付けしてメモリする。
図4は、データメモリ63のメモリテーブルを示す。このメモリテーブルは、縦方向に区切られた5つのメモリ区分A1〜A5を有する。一番左のメモリ区分A1は、測定回数Nをメモリする区分であり、1〜Nの連続した測定回数がメモリされる。左から2番目のメモリ区分A2は、角度カウント値PBをメモリする区分であり、測定回数1〜Nのそれぞれに対応した角度カウント値PB、具体的には、角度カウント値ANG.1〜ANG.Nが、対応する測定回数1〜Nの横に並ぶようにメモリされる。左から3番目のメモリ区分A3は、1レンジ〜Mレンジの各レンジのドップラスペクトラルデータDsがメモリされる区分であり、各角度カウント値PBのそれぞれに対応するドップラスペクトラルデータDsが、対応する角度カウント値ANG.1〜ANG.Nの横に並ぶようにメモリされる。具体的には、1レンジには、Spc1.1〜Spec1.Nが、2レンジには、Spc.2.1〜Spc2.Nが、またMレンジには、SpcM.1〜SpcM.Nがそれぞれメモリされる。メモリ区分A2の角度カウント値PB、およびA3のドップラスペクトラルデータDsは、測定値である。
左から4番目のメモリ区域A4は、角度積算値がメモリされる区分である。この区分A4には、測定回数1〜Nのそれぞれに対応して、角度積算値Cum.ang1〜1、Cum.ang1〜2、・・・、Cum.ang1〜Nがメモリされる。Cum.ang1〜1は、角度カウント値ANG.1に対応する角度積算値を示し、Cum.ang1〜2は、角度カウント値ANG.1とANG.2の積算値を示し、Cum.ang1〜Nは、角度カウント値ANG.1〜ANG.Nの積算値を示す。
一番右のメモリ区分A5は、ドップラスペクトラルデータDsの積算値がレンジ毎にメモリされる区分である。このメモリ区分A5には、1レンジ〜Mレンジの各レンジの積算値が角度積算値に対応してメモリされる。具体的には、1レンジには、ドップラスペクトラルデータCum.Spc1.1〜1、Cum.Spc1.1〜2、・・・、Cum.Spc1.1〜Nがメモリされる。Cum.Spc1.1〜1は、角度積算値Cum.ang1〜1に対応するドップラスペクトラルデータDsの積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc1.1の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜1の横に並んでメモリされる。Cum.Spc1.1〜2は、角度積算値Cum.ang1〜2に対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc1.1とSpc1.2の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜2の横に並んでメモリされる。Cum.Spc1.1〜Nは、角度積算値Cum.ang1〜Nに対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc1.1〜Spc1.Nの積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜Nの横に並んでメモリされる。
メモリ区分A5の2レンジには、Cum.Spc2.1〜1、Cum.Spc2.1〜2、・・・、Cum.Spc2.1〜Nがメモリされる。Cum.Spc2.1〜1は、角度積算値Cum.ang1〜1に対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc2.1の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜1の横に並んでメモリされる。Cum.Spc2.1〜2は、角度積算値Cum.ang1〜2に対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc2.1とSpc2.2の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜2の横に並んでメモリされる。Cum.Spc2.1〜Nは、角度積算値Cum.ang1〜Nに対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpc2.1〜Spc2.Nの積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜Nの横に並んでメモリされる。
メモリ区分A5のMレンジには、Cum.SpcM.1〜1、Cum.SpcM.1〜2、・・・、Cum.SpcM.1〜Nがメモリされる。Cum.SpcM.1〜1は、角度積算値Cum.ang1〜1に対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpcM.1の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜1の横に並んでメモリされる。Cum.SpcM.1〜2は、角度積算値Cum.ang1〜2に対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpcM.1とSpcM.2の積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜2の横に並んでメモリされる。Cum.SpcM.1〜Nは、角度積算値Cum.ang1〜Nに対応する積算値であり、ドップラスペクトラルデータSpcM.1〜SpcM.Nの積算値を示し、角度積算値Cum.ang1〜Nの横に並んでメモリされる。
メモリ区分A1の一番下に、平均値が設定され、メモリ区分A4には、角度積算値Cum.ang1〜Nの平均化角度積算値EPB、すなわち(Cum.amg1〜N)/Nがメモリされる。メモリ区分A5の1レンジからMレンジの各レンジには、平均化ドップラスペクトラルデータEDsがメモリされる。具体的には、1レンジには、1レンジのドップラスペクトラルデータDsの積算値(Cum.Spc1.1〜N)の平均値(Cum.Spc1.1〜N)/Nがメモリされ、2レンジには、2レンジのドップラスペクトラルデータDsの積算値(Cum.Spc2.1〜N)の平均値(Cum.Spc2.1〜N)/Nがメモリされ、Mレンジには、MレンジのドップラスペクトラルデータDsの積算値(Cum.Spc2.1〜N)の平均値(Cum.Spc2.1〜N)/Nがメモリされる。
第2回路基板71は、分析回路ブロック50の第2処理回路を構成し、第2データ抽出手段72と、ドップラ信号処理手段73と、角度信号変換手段74と、出力演算手段75を有する。これらのデータ抽出手段72、ドップラ信号処理手段73、角度信号変換手段74、出力演算手段75は、ともに汎用のパーソナルコンピュータで構成される。第2処理回路を構成する第2回路基板71は、この汎用のパーソナルコンピュータの回路基板である。
データ抽出手段72は、インターフェイスバス77を通じて、第1回路基板51のデータメモリ53に接続されている。このデータ抽出手段72は、第1回路基板51の動作速度に関係なく、第2回路基板71に搭載されるパーソナルコンピュータに適した動作速度で、データメモリ53から、平均化角度積算値EPBとそれに対応する平均化ドップラスペクトラルデータEDsを抽出する。平均化ドップラスペクトラルデータEDsは、ドップラ信号処理手段73へ、また平均化角度積算値EPBは、角度信号変換手段74へそれぞれ供給される。
ドップラ信号処理手段73は、平均化ドップラスペクトラルデータEDsに基づいて、走査光軸Φの各方位に対応する方向のドップラ速度データDVを演算し、このドップラ速度データDVを出力する。また、角度信号変換回路74は、平均化角度積算値EPBに基づきその走査光軸Φのアジマス角度信号ΦAと、そのエレベーション角度信号ΦEを演算し、これらのアジマス角度信号ΦAおよびエレベーション角度信号ΦEを出力する。
出力演算手段75は、ドップラ速度データDVと、アジマス角度信号ΦAと、エレベーション角度信号ΦEとを受けて、気象空間における風速、風向を表示する出力信号を出力する。図5は、送受信望遠鏡ユニット30の走査と、出力演算手段75からの出力信号の説明図である。図5(a)は、送受信望遠鏡ユニット30における走査光軸Φの走査状況の説明図であり、図5(b)はアジマス角度信号ΦAとドップラ速度DVとの変化を示す。
気象空間における風向を一定とした場合、所定の走査光軸Φに方向におけるドップラ速度DVは図5(b)に示すように、アジマス角度ΦAの変化に伴ない、正弦波形Aで変化する。図5(b)において、水平風速Vは、サイン波形Aの振幅から求められる。正弦波形Aの振幅は、2×VcosΦEであり、この振幅から水平風速Vが求められる。垂直風速は、正弦波形AのオフセットVoffとして求められる。水平風向は、正弦波形Aの位相から求められる。
以上のように実施の形態1では、分析回路ブロック50が、第1回路基板51と第2回路基板71を有し、第1回路基板51が、ドップラ周波数電気信号Sdをディジタル信号に変換するAD変換回路54と、このAD変換回路54のディジタル出力を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段55と、この高速フーリエ変換手段55からのフーリエ変換出力を絶対値演算して各レンジ毎にドップラスペクトルデータDsを出力する絶対値演算手段56と、エンコーダ47の回転角度パルスPAをカウントして角度カウント値PBを出力するカウンタ58と、角度カウント値PBを連続するN個の送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化角度積算値EPBと、この平均化角度積算値EPBに対応し各レンジ毎にドップラスペクトルデータDsをN個の送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化ドップラスペクトラルデータEDsとを互いに関連付けして記憶するデータメモリ63を有し、また、第2回路基板71は、第1回路基板51のデータメモリ63から、関連付けされた平均化角度積算値EPBと平均化ドップラスペクトルデータEDsを抽出する抽出手段72と、この抽出手段72からの平均化ドップラスペクトラルデータEDsに基づいてドップラ速度データDVを出力するドップラ信号処理手段73と、抽出手段71からの平均化角度積算値EPBに基づいてそのアジマス角度信号ΦAとエレベーション角度信号ΦEを出力する角度信号変換手段74と、アジマス角度信号ΦAとエレベーション角度信号ΦEに対応してドップラ速度データDVを出力する出力演算手段75とを有している。
この実施の形態1のレーザレーダ装置では、分析回路ブロック50を、第1、第2回路基板51、71に分けて構成し、第1回路基板51には、レーザレーダに特有の信号処理を行なうためのAD変換手段54と、高速フーリエ変換手段55と、絶対値演算手段56と、データメモリ63とを搭載し、また第2回路基板71には、汎用の信号処理を行なうための抽出手段72と、ドップラ信号処理手段73と、角度信号変換手段74と、出力演算手段75とを搭載したので、これらの各回路基板51、71を安価に構成することができ、また各回路基板51、71を、それぞれに適した動作速度で動作させることができ、効率的な動作を行なわせることができる。
また、第1回路基板51では、エンコーダ47からの角度パルス信号PAをパルスカウンタ58によりパルスカウントした角度カウント値PBを用い、この角度カウント値PBの平均化角度積算値EPBと平均化ドップラスペクトラルデータEDsと関連付けしてデータメモリ63にメモリするようにしており、この角度カウント値PBは、第2回路基板で使用されるアジマス角度信号およびエレベーション角度信号に比べて、データ容量が小さく、このデータ容量の小さな角度カウント値PBを用いて、信号処理を簡単化することができる。また角度カウント値PBは、第2回路基板71で使用されるアジマス角度信号ΦA、エレベーション角度信号ΦEに比べて、信号伝送に用いる伝送線数を1系統に集約することが可能であり、機器間の信号ケーブルの系統数削減によるケーブル太さの最小化、コスト低減の効果がある。
なお、実施の形態1では、[0014]に記載した変調周波数に関して、送信パルス光PLのオン期間に周波数fmの変調を加えるようにしているが、気象空間での風の向きが常に送受信望遠鏡ユニット30に対して向かい風方向(あるいは追い風方向)の場合には、ドップラ周波数fdの符号は常に正(あるいは負)となる。例えば、一定方向に進行する移動体にレーザレーダ装置を搭載し、その送信パルス光PLの出射方位を、その移動方向とした場合などが、これに相当する。この場合、周波数変調fmを加える必要がなく、装置の簡略化による高信頼性化、低コスト化の効果がある。
この発明によるレーザレーダ装置は、例えば気象空間における風速、風向を計測する計測装置として利用することができる。
図1は、この発明によるレーザレーダ装置の実施の形態1を示すブロック回路図。 図2は、実施の形態1における送信パルス光と受信レーザ光とドップラスペクトラルデータを示す動作説明図。 図3は、実施の形態1における角度パルス信号を示す動作説明図。 図4は、実施の形態1におけるデータメモリのメモリテーブルを示す図表。 図5は、実施の形態1における送受信望遠鏡ユニットの走査と出力手段の出力信号とを示す動作説明図。
符号の説明
10:送受信光ユニット、11:基準レーザ、15:光強度変調ユニット、
16:光強度変調手段、30:送受信望遠鏡ユニット、31:送受信望遠鏡、
33:光走査板、35:走査機構、39:直流モータ、45:エンコーダユニット、
47:エンコーダ、50:分析回路ブロック、51:第1回路基板、
54:アナログディジタル変換回路、55:高速フーリエ変換手段、
56:絶対値演算手段、58:カウンタ、63:データメモリ、
71:第2回路基板、72:抽出手段、73:信号処理回路、
74:角度信号変換手段、
75:出力演算手段。

Claims (3)

  1. 走査光軸に沿って、送信レーザ光を光強度変調した送信パルス光を所定の周期で繰返し送信するとともに、前記送信パルス光に基づく受信レーザ光を受信する送受信望遠鏡、光走査板を回転駆動して前記走査光軸の方位を周期的に変化させる走査機構、前記光走査板の回転角度に対応した回転角度パルスを出力するエンコーダ、および前記走査光軸の方位の変化に対応して前記受信レーザ光に含まれたドップラ周波数の光信号を変換したドップラ周波数電気信号を前記走査光軸の方向の複数のレンジ毎に分析する分析回路ブロックを備えたレーザレーダ装置であって、
    前記分析回路ブロックは、第1回路基板と第2回路基板とこれらを接続するインターフェイスバスを有し、
    前記第1回路基板は、前記ドップラ周波数電気信号をディジタル信号に変換するアナルグディジタル変換回路と、
    このアナログディジタル変換回路のディジタル出力を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、
    この高速フーリエ変換手段からのフーリエ変換出力を絶対値演算して前記各レンジ毎にドップラスペクトルデータを出力する絶対値演算手段と、
    前記エンコーダの回転角度パルスをカウントして角度カウント値を出力するカウンタと、
    前記角度カウント値を連続するN個の前記送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化角度積算値と、この平均化角度積算値に対応し前記各レンジ毎に前記ドップラスペクトルデータを前記N個の送信パルス光に亘り積算し平均化した平均化ドップラスペクトラルデータとを互いに関連付けしてメモリするデータメモリを有し、
    また、前記第2回路基板は、前記インターフェイスバスを通じて前記第1回路基板のデータメモリに接続され、このデータメモリから、関連付けされた前記平均化角度積算値と前記平均化ドップラスペクトルデータを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段からの前記平均化ドップラスペクトラルデータに基づいて前記各レンジ毎にドップラ速度データを出力するドップラ信号処理手段と、
    前記抽出手段からの前記平均化角度積算値に基づいてそのアジマス角度信号とエレベーション角度信号を出力する角度信号変換手段と、
    前記アジマス角度信号とエレベーション角度信号に対応して前記ドップラ速度データを
    出力する出力演算手段とを有し、
    前記第2回路基板における前記抽出手段とドップラ信号処理手段と角度信号変換手段と出力演算手段は、汎用のパーソナルコンピュータで構成されたことを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 請求項1記載のレーザレーダ装置であって、前記抽出手段が、インターフェイスバスを介して、前記データメモリに接続されたことを特徴とするレーザレーダ装置。
  3. 請求項1記載のレーザレーダ装置であって、前記走査機構が、前記分析回路ブロックと独立して前記光走査板を回転駆動することを特徴とするレーザレーダ装置。
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