JP4785475B2 - レーザレーダ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば気象空間における風速を計測するレーザレーダ装置に関するものである。
特開2001−201573号公報には、走査光軸に沿って送信パルス光を送信し、この送信パルス光に基づく受信レーザ光に含まれるドップラ周波数光信号を分析して、走査光軸の方位における風速などを計測するレーザレーダが開示されており、このレーザレーダは、ドップラ周波数光信号をドップラ周波数電気信号に変換し、このドップラ周波数電気信号を分析する分析回路を備えている。
特開2001−201573号公報
従来のこの種のレーザレーダとして、光強度変調ユニットを用い、送信レーザ光をパルス化周波数変調して、送信パルス光を発生するものが使用される。この光強度変調ユニットでは、送信レーザ光の変調のために使用する光伝搬部材に、変調用の超音波信号が残響することに起因したキャリアリークが発生し、このキャリアリークが受信レーザ光に重なり、受信レーザ光に含まれるドップラ周波数の光成分を変化させる不都合がある。
この発明は、簡単な構成でキャリアリークを低減することのできるレーザレーダ装置を提案するものである。
この発明によるレーザレーダ装置は、周期的にオン期間とオフ期間を繰返し、入力された送信レーザ光をパルス化周波数変調した送信パルス光を、前記各オン期間で出力する光強度変調ユニット、前記光強度変調ユニットからの前記送信パルス光を走査光軸に沿って前記各オン期間に送信するとともに、前記送信パルス光に基づく受信レーザ光を受信する送受信望遠鏡、光走査板を回転駆動して前記走査光軸の方位を周期的に変化させる走査機構、および前記走査光軸の方位の変化に対応して、前記各オフ期間で受信された前記受信レーザ光に含まれたドップラ周波数の光信号を変換したドップラ周波数電気信号を分析する分析回路ブロックを備えたレーザレーダ装置であって、前記光強度変調ユニットは、一対の第1、第2側面とこれらの各側面に交差し互いに対向する第1、第2端面を有する光伝搬部材と、前記光伝搬部材の第1端面に形成された励振電極と、前記オン期間とオフ期間を決定するパルス信号と変調信号とに基づいて、前記励振電極にパルス化周波数変調のための励振信号を供給する変調ドライバと、全反射手段とを有し、前記光伝搬部材は、前記第1側面に入力された前記送信レーザ光を、前記励振信号に基づく超音波によりパルス化周波数変調して光パルスを発生し、この光パルスを前記第2側面から前記全反射手段に送り、前記全反射手段は、前記第2側面から送られた前記光パルスを、再び前記光伝搬部材の第2側面に送り返し、また、前記光伝搬部材は、前記全反射部材から前記第2側面に送り返された前記光パルスを前記送信パルス光として、前記第1側面から前記送受信望遠鏡に向けて送るように構成され、前記光強度変調ユニットは、さらに、前記超音波が前記第2端面で反射し前記各オフ期間で前記光伝搬部材に発生する残響超音波に基づく光パルスを、前記全反射手段により前記光伝搬部材に送り返し、前記残響超音波によるキャリアリークを減衰させることを特徴とする。
この発明のレーザレーダ装置において、光強度変調ユニットの光伝搬部材では、超音波が第2端面で反射し、オフ期間で光伝搬部材に発生する残響超音波によるキャリアリークを、全反射手段により光伝搬部材に送り返すことにより低減するので、結果として1つの光伝搬部材を用いながら、2度に亘り、キャリアリークの低減を図ることができ、1つの光伝搬部材を用いる簡単な構成で、キャリアリークをより大きく低減することができる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明によるレーザレーダ装置の実施の形態1を示すブロック回路図、図2は、実施の形態1における送信パルス光と受信レーザ光とドップラスペクトラルデータを示す動作説明図、図3は、実施の形態1における光強度変調ユニットを示す構成図、図4は、実施の形態1における角度パルス信号を示す動作説明図、図5は、実施の形態1における送受信望遠鏡ユニットの走査と出力手段の出力信号とを示す動作説明図、図6は、キャリアリークの説明図である。
この実施の形態1のレーザレーダ装置は、気象空間における風速、風向などの風に関する物理量を計測するレーザレーダ装置である。この実施の形態1のレーザレーダ装置は、図1に示すように、送受信光ユニット10と、送受信望遠鏡ユニット30と、分析回路ブロック50を備えている。
送受信光ユニット10は、基準レーザ11と、光分岐手段13と、光強度変調ユニット15と、光増幅器19と、光サーキュレータ21と、光合波手段23と、電気信号変換手段25を含んでいる。
基準レーザ11は、例えば分布帰還型の半導体レーザであり、基準レーザ光SLを発生する。この基準レーザ光SLは、コヒーレントレーザ光の連続波である。この基準レーザ光SLの周波数f0は、例えば195(THz)とされ、その波長λ0は、1.5(μm)である。この基準レーザ光SLは、光ファイバOF1を通じて光分岐手段13に送られる。光分岐手段13は、基準レーザ光SLを、送信レーザ光TLと局発レーザ光LLとに分岐する。送信レーザ光TLは、光ファイバOF2を通じて光強度変調ユニット15に送られ、また、局部レーザ光LLは光ファイバOF3を通じて光合波手段23に送られる。
光強度変調ユニット15は、光入力部分15aと光出力部分15bを有する。光入力部分15aには、送信レーザ光TLが供給される。光強度変調ユニット15は、光入力部分15aに供給された送信レーザ光TLを所定の変調周波数fmでパルス化周波数変調した送信パルス光PLを発生し、この送信パルス光PLを光出力部分15bに出力する。
この送信パルス光PLは、図2(a)に示されように、非常に短い周期で、周期的にオン期間Tonとオフ期間Toffを繰り返す。各オン期間Tonでは、光パルスPL1、PL2、・・・、PLpが出力される。これらの光パルスPL1、PL2、・・・、PLpでは、送信レーザ光TLが、パルス化変調周波数fmにより周波数変調される。図2(a)には、単に2つの光パルスPL1、PL2だけが例示される。各オフ期間Toffでは、送信レーザ光TLはオフとなり、出力されない。オン期間Tonは、例えば200〜1000(nsec)、オフ期間Toffは、オン期間Tonに比べて充分に大きくされ、例えば20〜1000(μsec)とされる。
光強度変調ユニット15は、図3に示すように構成される。この光強度変調ユニット15は、光コネクタ151、152と、光サーキュレータ153と、光強度変調素子154と、変調ドライバ155と、パルス信号源158と、全反射手段159を有する。光コネクタ151、152は、それぞれ光強度変調ユニット15の光入力部分15a、光出力部分15bを構成する。
光サーキュレータ153は、第1ポートP1、第2ポートP2、および第3ポートP3を有する。第1ポートP1は光ファイバOF11により光コネクタ151に結合され、第3ポートP3は、光ファイバOF12により光コネクタ152に結合される。光強度変調素子154は、ケース1と、光伝搬部材3と、ファイバコリメータレンズ5、6を有する。ケース1は、内部空間2の内壁面を無反射として、内部空間2を外部から光遮断する。光伝搬部材3は、光を伝搬するガラス、モリブデン酸鉛単結晶、二酸化テルル単結晶、ゲルマニウム単結晶などの材料で直方体形状に作られ、ケース1の内部空間2に配置される。この光伝搬部材3は、互いに平行な一対の側面3a、3bと、端面3c、3dを有する。端面3cは側面3a、3bに直交しており、端面3dは、端面3cと対向している。端面3cには励振電極4が形成される。
ファイバコリメータレンズ5は、光伝搬部材3の側面3aと対向するように内部空間2に配置される。ファイバコリメータレンズ5の光軸は、側面3aに対し所定傾斜角θだけ傾斜している。このファイバコリメータレンズ5は、光ファイバOF13により光サーキュレータ153の第2ポートP2に結合される。ファイバコリメータレンズ6は、光伝搬部材3の側面3bと対向するように内部空間2に配置される。ファイバコリメータレンズ6の光軸は、光伝導部材3に関して、ファイバコリメータレンズ5の光軸と対称に、側面3bに対し所定傾斜角θけ傾斜している。このファイバコリメータレンズ6は光ファイバOF14により全反射手段159に結合される。全反射手段159は、円柱状の光伝搬部材7と、その一端面に配置されたファイバコリメータレンズ9と、その他端に配置された全反射部材8を有する。
変調ドライバ155は、掛算器156と変調信号源157を有する。掛算器156は励振電極4とパルス信号源158と変調信号源157に電気的に接続される。変調信号源157は、変調周波数faの変調信号Saを発生する。この変調信号源157の変調信号Saは連続波であり、その変調周波数faは例えば120(MHz)である。パルス信号源158は、パルス信号Spを発生する。このパルス信号源158のパルス信号Spは、そのパルス信号Spのオン、オフ期間により、送信パルス光PLのオン期間Ton、オフ期間Toffを決定する。掛算器156は、パルス信号源158のパルス信号Spと変調信号源157の変調信号Saを掛算し、励振信号Seを発生する。この励振信号Seは、パルス信号Spがオン、すなわちハイレベルのときに変調信号Saとなり、励振電極4は、この変調信号Saの変調周波数faと同じ周波数faの超音波信号を光伝搬部材3に与える。パルス信号Spがオフ、すなわちロウレベルのときには、励振信号Seは0となる。
光強度変調ユニット15において、光入力部分15aを構成する光コネクタ151に供給された送信レーザ光TLは、光サーキュレータ153の第1ポートP1から第2ポートP2を通り、ファイバコリメータレンズ5で平行光とされ、光伝搬部材3の側面3aに所定傾斜角θで入射する。パルス信号Spがオン、すなわちハイレベルのときには、励振電極4から光伝搬部材3に周波数faの超音波SSが与えられ、この超音波SSは、光伝搬部材3の端面3cから端面3dに向かう回析格子を発生する。側面3aに入射した送信レーザ光TLは、この回析格子の移動に基づくドップラ効果により変調されるとともに、ファイバコリメータレンズ6の光軸方向に屈曲され、結果として、送信レーザ光TLは、その超音波SSの回析格子に基づき変調され、(f0+fa)の周波数を持った光パルスとなって、側面3bからファイバコリメータレンズ6に向かって放射される。
側面3bから放射された光パルスは、ファイバコリメータレンズ6で集光され、光ファイバOF14、ファイバコリメータレンズ9、光伝達部材7を通過して、全反射部材8で全反射される。全反射部材8で反射された光パルスは、光伝達部材7、ファイバコリメータレンズ9、光ファイバOF14、ファイバコリメータレンズ6を逆方向に通って、光伝達部材3の側面3bに所定傾斜角θで入射する。
この側面3bに入射した光パルスは、端面3cから端面3dに向かう超音波SSの回析格子により再び変調され、(f0+2fa)の周波数を持った光パルスとして、側面3aに向かって、送信レーザ光TLと逆方向に光伝搬部材3を通過し、側面3aからファイバコリメータレンズ5に向かって放射される。側面3aから放射された光パルスは、ファイバコリメータレンズ5で集光され、光ファイバOF13、光サーキュレータ153の第2ポートP2、第3ポートP3を通じて、光出力部分15bに出力される。光強度変調ユニット15は、パルス信号Spの各オン期間、すなわち送信パルス光PLの各オン期間Tonにおいて、このような変調動作を繰返し、送信パルス光PLの各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpを出力する。各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpは、基準レーザ光SLの周波数f0=195(THz)の光成分と、変調信号Saの周波数faの2倍の周波数2faの光変調成分を含む。この光変調成分の周波数をfm=2faとすると、この周波数fmは240(MHz)の周波数となる。
なお、パルス信号Spのオフ期間、すなわち送信パルス光PLのオフ期間Toffでは、励振電極4が超音波信号を発生しないので、ファイバコリメータレンズ5から光伝搬部材3の側面3aに入射した送信レーザ光TLは、光伝搬部材3を直進するように通過し、ファイバコリメータレンズ6に入射されることはない。
光強度変調ユニット15からの送信パルス光PLは、光ファイバOF4を通じて光増幅器19に送られ、この光増幅器19で増幅される。この光増幅器19で増幅された送信パルス光PLは、光ファイバOF5により光サーキュレータ21に送られ、この光サーキュレータ21は光ファイバOF6を通じて、送信パルス光PLを送受信望遠鏡ユニット30に供給する。光サーキュレータ21は、また光ファイバOF7により光合波手段23に結合され、送受信望遠鏡ユニット30からの受信レーザ光RLを光合波手段23に供給する。
光合波手段23は、光サーキュレータ21からの受信レーザ光RLと、光分岐手段13からの局部レーザ光LLとを混合する。光合波手段23からの光出力は、光ファイバOF8を通じて電気信号変換手段25に供給される。この電気信号変換手段25は、ホトダイオードなどの光強度検出手段で構成される。
送受信望遠鏡ユニット30は、送受信望遠鏡31と、光走査板33と、走査機構35と、エンコーダユニット45とを有する。送受信望遠鏡31は、光サーキュレータ21から送信パルス光PLを受け、この送信パルス光PLを走査光軸Φに沿って、光走査板33を通り、気象空間に向かって送信する。この送信パルス光PLが、気象空間に存在するエアロゾルに当って反射される受信レーザ光RLも、送受信望遠鏡31により受信される。この受信レーザ光RLも、走査光軸Φに沿って光走査板33を通過し、送受信望遠鏡31に受信される。光走査板33は、送受信望遠鏡31の前面に、走査光軸Φを横切るように配置される。この光走査板33は、その中心軸の周りに回転することにより、走査光軸Φの方位をアジマス方向およびエレベーション方向に周期的に変化させるように成形されている。この光走査板33は、走査機構35により、回転駆動される。
走査機構35は、駆動円板37と、直流モータ39と、走査制御電源42を有する。駆動円板37は、環状の円板で構成され、その中心孔には、光走査板33が固着される。直流モータ39は、歯車41を介して駆動円板37を駆動し、光走査板33をその中心軸の周りに回転駆動する。走査制御電源42は、モータドライバ43を含み、このモータドライバ43は、分析回路ブロック50と独立して、直流モータ39を等速駆動し、光走査板33を、例えば毎分当り1回転の低速度で等速駆動する。
受信レーザ光RLは、送受信望遠鏡31から光ファイバOF6を通じて光サーキュレータ21に送られ、この光サーキュレータ21から光ファイバOF7を通じて光合波手段23に送られる。受信レーザ光RLは、送信パルス光PLの各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpに基づいて、気象空間のエアロゾルで散乱され、受信される。詳しくは、この気象空間において、光送受信望遠鏡ユニット30からの距離の異なる多数の1レンジからMレンジに存在するエアロゾルで散乱される。
受信レーザ光RLが、図2(b)に示される。この受信レーザ光RLは、図2(b)に示すように、光パルスPL1、PL2、・・・、PLpの送信後に連続的に受信される。送信パルス光PLのオフ期間Toffに受信された受信レーザ光を、M個の複数のゲート時間T1、T2、・・・Tmに分割する。各ゲート時間T1、T2、・・・、Tmにおける受信レーザ光RLは、それぞれ光パルスPL1、PL2、・・・、PLnを送信したのとほぼ同じ走査光軸Φの方位に沿って、送受信望遠鏡ユニット30からの距離が異なるM個の1レンジ〜Mレンジから反射された受信レーザ光RLに相当する。
各ゲート時間T1、T2、・・・、Tmの時間幅を例えば200(nsec)とすれば、この時間幅は、気象空間では、30(m)の距離に相当する。言い換えれば、気象空間における1レンジ〜Mレンジの各レンジの距離は30(m)となる。これらの各レンジから反射された受信レーザ光RLが受信される。
エンコーダユニット45は、エンコーダ47を有する。駆動円板37は、その外周面に等しい角度間隔で形成された多数の光通過孔を有する。エンコーダ47は、駆動円板37に形成された多数の光透過孔を通じて光走査板33の回転角度位置を表わす角度パルス信号PAを発生する。この角度パルス信号PAは電気信号である。
このエンコーダ47からの角度パルス信号PAは、第1、第2の2つの角度パルスPA1、PA2を含む。これらの第1、第2の角度パルスPA1、PA2が、図4(a)(b)に示される。図4(a)に示す第1角度パルスPA1は、例えば光走査板33の1回転について、光走査板33の所定の回転角度で1個だけ発生される。図4(b)に示す第2角度パルスPA2は、光走査板33の1回転について、各角度位置のそれぞれで発生される。これらの第2角度パルスは、光走査板33の回転に伴ない、互いに等しい角度間隔で発生される。言い換えれば、これらの第2角度パルスPA2は、相隣接する2つの第1角度パルスPA1の間を等分した各角度位置でそれぞれ発生される。第1角度パルスPA1は、光走査板33の回転番号を表わし、第2角度パルスPA2は、その回転角度を表わす。
ゲート時間T1、T2、・・・、Tmにおける各受信レーザ光RLは、各光パルスPL1、PL2、・・・、PLpの反射波であり、それらの変調周波数fmの光成分が、気象空間の1レンジ〜Mレンジの風速に応じて、変化したドップラ周波数fdの光成分を含む。このドップラ周波数fdは、風速に比例して変化する。具体的には、ドップラ周波数fdは、風速に比例して、例えば±50(MHz)の範囲で変化する。結果として、受信レーザ光RLには、基準レーザ光SLの周波数f0の光成分と、光強度変調手段15による変調周波数fmの光成分と、ドップラ周波数fdの光成分が含まれる。
光合波手段23では、受信レーザ光RLに、周波数f0の局部レーザ光LLが混合されるので、電気信号変換手段25では、周波数f0の信号成分がキャンセルされる。この電気信号変換手段25は、変調周波数fmの信号成分とドップラ周波数fdの信号成分が互いにプラスされた電気信号Sを出力する。この電気信号変換手段25から出力された電気信号Sは、周波数変換手段26に供給される。
電気信号変換手段25からの電気信号S0は、周波数変換手段27において、局部発振信号と混合される。電気信号S0に含まれる周波数fmの信号成分は、周波数が一定であるので、周波数変換手段27の局部発振信号の周波数を周波数fmと等しくすることにより、キャンセルすることができ、結果としてドップラ周波数fdの信号成分が周波数変換手段27から出力される。この周波数変換手段27から出力されるドップラ周波数fdの信号成分をドップラ周波数電気信号Sdという。このドップラ周波数電気信号Sdは、例えば中心周波数50(MHz)にドップラ周波数fd(例えば±50MHz)が加わった周波数であり、この場合、100(MHz)以下の中間周波信号である。ドップラ周波数fdは、気象空間における1レンジ〜Mレンジの風速に応じて変化する。
分析回路ブロック50は、第1、第2の2つの回路基板51、71を有する。第1回路基板51は、ドップラ周波数電気信号Sdを電気的に処理するドップラ処理回路53と、エンコーダ47からの角度パルス信号PAを電気的に処理する角度パルス処理回路57と、これらのドップラ処理回路53と角度パルス処理回路57に共通する共通処理回路61を含む。これらの各処理回路53、57、61は、この実施の形態1によるレーザレーダ装置に専用の処理回路として作られる。第1回路基板51は、これらの専用の処理回路53、57、61を搭載したレーザレーダ装置の専用の回路基板である。
ドップラ処理回路53は、アナログディジタル変換回路(AD変換回路)54と、高速フーリエ変換手段55と、絶対値演算手段56を含む。AD変換回路54には、周波数変換手段27からのドップラ周波数電気信号Sdが供給される。このAD変換回路54は、このドップラ周波数電気信号Sdのディジタル変換出力を出力する。高速フーリエ変換手段55は、AD変換回路54からのディジタル変換出力を高速フーリエ変換し、フーリエ変換出力を出力する。絶対値演算手段56は、高速フーリエ変換手段55からのフーリエ変換出力を受けて絶対値演算を行ない、1レンジ〜MレンジのドップラスペクトルデータDsを出力する。
ドップラスペクトラルデータDsが、図2(c)に例示される。複数のドップラスペクトラルデータDsは、図2(a)に示す各光パルスPL1〜PLpのそれぞれに対応し、また図2(b)に示すゲート時間T1、T2、・・・、Tmのそれぞれに対応して算出される。言い換えれば、この複数の各ドップラスペクトラルデータDsは、それぞれ光走査板33の回転により変化する走査光軸Φの方位、すなわちエンコーダ47からの角度パルス信号PAに対応するものであり、送信パルス光PLの光パルスPL1、PL2、・・・、PLpのそれぞれに対応し、また各時間ゲートT1、T2、・・・、Tmのそれぞれに対応して演算される。この複数の各ドップラスペクトラルデータDsは、横軸をドップラ周波数fd、縦軸を受信強度とするデータであり、風速ピークWSPを含んでいる。
角度パルス処理回路57は、パルスカウンタ58を含む。このパルスカウンタ58には、エンコーダ47からの角度パルス信号PAが供給される。このパルスカウンタ58は、角度パルス信号PAに含まれる第1、第2の角度パルスPA1、PA2のそれぞれについて、そのパルス数をカウントし、角度カウント値PBを出力する。この角度カウント値PBは、第1、第2の角度カウント出力PB1、PB2を含む。これらの第1、第2の角度カウント値PB1、PB2は、それぞれ第1、第2の角度パルスPA1、PA2のパルスカウント出力である。
共通処理回路61は、同期処理回路62と、データメモリ63と、積算手段64と、平均演算手段65を含む。同期処理回路62は、絶対値演算手段56からのドップラスペクトラルデータDsと、パルスカウンタ58からの角度カウント値PBとを、互いに同期して出力するように同期処理を行なう。
積算手段64は、連続するN回の測定回数について、各測定回数の角度カウント値PBを積算し、角度積算値を演算し、また同じ連続するN回の測定回数について、1レンジ〜Mレンジのそれぞれに対応するドップラスペクトラルデータDsの測定値を積算し、それらをデータメモリ63にメモリする。測定回数Nは、例えば1000とされる。
平均演算回路65は、積算手段64による角度積算値と、1レンジ〜Mレンジの各ドップラスペクトラルデータDsの積算値を、それぞれ積算数Nで除した平均値、すなわち平均化角度積算値EPBと、平均化ドップラスペクトラルデータEDsを演算し、データメモリ63にメモリする。データメモリ63は、平均化角度積算値EPBと、平均化ドップラスペクトラルデータEDsを、互いに関連付けしてメモリする。
第2回路基板71は、データ抽出手段72と、ドップラ信号処理回路73と、角度信号変換手段74と、出力演算手段75を有する。これらのデータ抽出手段72、ドップラ信号処理回路73、角度信号変換手段74、出力演算手段75は、ともに汎用のパーソナルコンピュータで構成される。第2回路基板71は、この汎用のパーソナルコンピュータの回路基板である。
データ抽出手段72は、インターフェイスバス77を通じて、第1回路基板51のデータメモリ53に接続されている。このデータ抽出手段72は、第1回路基板51の動作速度に関係なく、第2回路基板71に搭載されるパーソナルコンピュータに適した動作速度で、データメモリ53から、平均化角度積算値PBとそれに対応する平均化ドップラスペクトラルデータEDsを抽出する。平均化ドップラスペクトラルデータEDsは、ドップラ信号処理回路73へ、また平均化角度積算値EPBは、角度信号変換回路74へそれぞれ供給される。
ドップラ信号処理回路73は、平均化ドップラスペクトラルデータEDsに基づいて、走査光軸Φの各方位に対応する方向のドップラ速度データDVを演算し、このドップラ速度データDVを出力する。また、角度信号変換手段74は、平均化角度積算値EPBに基づき、その走査光軸Φのアジマス角度信号ΦAと、そのエレベーション角度信号ΦEを演算し、これらのアジマス角度信号ΦAおよびエレベーション角度信号ΦEを出力する。
出力演算手段75は、ドップラ速度データDVと、アジマス角度信号ΦAと、エレベーション角度信号ΦEとを受けて、気象空間における風速、風向を表示する出力信号を出力する。図5は、送受信望遠鏡ユニット30の走査と、出力演算手段75からの出力信号の説明図である。図5(a)は、送受信望遠鏡ユニット30における走査光軸Φの走査状況の説明図であり、図5(b)はアジマス角度信号ΦAとドップラ速度DVとの変化を示す。
気象空間における風向を一定とした場合、所定の走査光軸Φに方向におけるドップラ速度DVは図5(b)に示すように、アジマス角度ΦAの変化に伴ない、正弦波形Aで変化する。図5(b)において、水平風速Vは、サイン波形Aの振幅から求められる。正弦波形Aの振幅は、2×VcosΦEであり、この振幅から水平風速Vが求められる。垂直風速は、正弦波形AのオフセットVoffとして求められる。水平風向は、正弦波形Aの位相から求められる。
以上のように実施の形態1では、光強度変調ユニット15が、光伝搬部材3と、この光伝搬部材3に形成された制御電極4と、この制御電極4にパルス化周波数変調のための変調信号Saを供給する変調ドライバ155と、全反射手段159とを有し、光伝搬部材3は、入力された送信レーザ光TLを、パルス化周波数変調して送信パルス光PLを発生し、この送信パルス光PLを全反射手段159に送り、全反射手段159は、光伝搬部材3から送られた送信パルス光PLを、再び光伝搬部材3に送り返し、光伝搬部材3は、全反射部材159から送り返された送信パルス光を、送受信望遠鏡31に向けて送るように構成される。実施の形態1における光強度変調ユニット15は、光伝搬部材3における残響超音波によるキャリアリークを簡単に低減するのに有効である。
実施の形態1における光強度変調ユニット15によるキャリアリークの低減について説明する前に、キャリアリークについて、一般的に説明する。励振電極4から光伝搬部材3の端面3cに与えられた超音波SSが光伝搬部材3の端面3dで反射され、その後、端面3c、3dで順次反射される現象が起こる。励振電極4により端面3cに与えられた超音波をSS1とし、この超音波SS1が端面3dに反射した超音波を第1残響超音波SS2、その後、端面3cで反射した超音波を、第2残響超音波SS3とする。第1残響超音波SS2は、超音波SS1に比べて減衰しており、第2残響超音波SS3は、さらに減衰している。
図6は、このキャリアリークの説明図である。図6(a)は、キャリアリークCL1、CL2を含む送信パルス光PLを示す。キャリアリークCL1は、第1残響超音波SS2によるキャリアリークであり、キャリアリークCL2は、第2残響超音波SS3によるキャリアリークである。
図6(b)は、光伝搬部材3の内部における超音波SSを示し、超音波SS1は、光パルスPL1、PL2と同期する超音波である。この超音波SS1は、光パルスPL1、PL2を発生するのに使用される。超音波SS2、SS3は、それぞれ第1、第2残響超音波を示す。第1残響超音波SS2は、キャリアリークCL1を発生させる原因となり、第2残響超音波SS3はキャリアリークCL2の原因となる。これらのキャリアリークCL1、CL2は、第1、第2残響超音波SS2、SS3が、超音波SS1に比べて順次減衰しているため、減衰されたレベルにあるが、送信パルス光PLのオフ期間Toffで発生するので、光パルスPL1、PL2、・・・、PLpに基づく受信レーザ光RLと重なり、ドップラ周波数電気信号Sdの分析を阻害する。光パルスPL1、PL2、・・・、PLpが気象空間内のエアロゾル散乱を受けて受信される受信レーザ光RLの信号レベルと、キャリアリークCL1、CL2が機器内の光部品、例えば光サーキュレータ21、望遠鏡31の内面で反射されて受信光路に漏れ込む信号レベルとが、オーダ的に近くなり、その結果、ドップラスペクトラルのピークレベルが同等あるいは、キャリアリークCL1、CL2から漏れ込んだ信号の方が高くなるため、ドップラ周波数電気信号Sdの分析を阻害する。
図6(c)には、2つのドップラスペクトラルデータDsを示す。図6(c)の左側のドップラスペクトラルデータDsは、光パルスPL1と超音波SS2との間に位置するゲート時間に対応しており、キャリアリークCL1の影響はない。図6(c)の右側のドップラスペクトラルデータDsには、キャリアリークCL2による雑音ピークNPが現われている。
さて、キャリアリークCL1、CL2は、第1、第2残響超音波SS2、SS3が、光伝搬部材3の側面3aに入射した送信レーザ光TLを、ファイバコリメータレンズ6に向かって回析するために起こるが、実施の形態1における光強度変調ユニット15では、全反射手段159を用い、この全反射手段159により、光伝搬部材3の側面3bから放射された光パルスを、再び光伝搬部材3に送り返すことにより、キャリアリークを低減する。
具体的には、第1残響超音波SS2により、ファイバコリメータレンズ6を通り、全反射手段159に入射した光パルスは、全反射手段159により、そのまま光伝搬部材に送り返され、再度第1残響超音波SS2により減衰された後、ファイバコリメータレンズ5、光サーキュレータ153を通り、出力部分15bに出力されるので、キャリアリーク
CL1は、大きく低減される。同様に、第2残響超音波SS3により、ファイバコリメータレンズ6を通り、全反射手段159に入射した光パルスは、全反射手段159により、そのまま光伝搬部材に送り返され、再度第2残響超音波SS2により減衰された後、ファイバコリメータレンズ5、光サーキュレータ153を通り、出力部分15bに出力されるので、キャリアリークCL2も大きく低減される。
このようにキャリアリークCL1、CL2は、光パルスが、光伝搬部材3内を伝搬する第1、第2残響超音波により、それぞれ2度の減衰を受けるので、大きく減衰される結果になる。実施の形態1では、全反射手段159により、1つの光伝搬部材3の中で、2度のキャリアリークの減衰を行なうので、簡単な構成で、キャリアリークを効果的に減衰することができる。
この発明によるレーザレーダ装置は、例えば気象空間における風速、風向を計測する計測装置として利用することができる。
図1は、この発明によるレーザレーダ装置の実施の形態1を示すブロック回路図。 図2は、実施の形態1における送信パルス光と受信レーザ光とドップラスペクトラルデータを示す動作説明図。 図3は、実施の形態1における光強度変調ユニットの構成図。 図4は、実施の形態1における角度パルス信号を示す動作説明図。 図5は、実施の形態1における送受信望遠鏡ユニットの走査と出力手段の出力信号とを示す動作説明図。 図6は、キャリアリークの説明図である。
符号の説明
10:送受信光ユニット、11:基準レーザ、15:光強度変調ユニット、
3:光伝搬部材、4:励振電極、155:変調ドライバ、158:パルス信号源、
157:変調信号源、159:全反射手段、30:送受信望遠鏡ユニット、
31:送受信望遠鏡、33:光走査板、35:走査機構、39:直流モータ、
45:エンコーダユニット、47:エンコーダ、50:分析回路ブロック、
51:第1回路基板、71:第2回路基板。

Claims (3)

  1. 周期的にオン期間とオフ期間を繰返し、入力された送信レーザ光をパルス化周波数変調した送信パルス光を、前記各オン期間で出力する光強度変調ユニット、
    前記光強度変調ユニットからの前記送信パルス光を走査光軸に沿って前記各オン期間に送信するとともに、前記送信パルス光に基づく受信レーザ光を受信する送受信望遠鏡、
    光走査板を回転駆動して前記走査光軸の方位を周期的に変化させる走査機構、および
    前記走査光軸の方位の変化に対応して、前記各オフ期間で受信された前記受信レーザ光に含まれたドップラ周波数の光信号を変換したドップラ周波数電気信号を分析する分析回路ブロックを備えたレーザレーダ装置であって、
    前記光強度変調ユニットは、
    一対の第1、第2側面とこれらの各側面に交差し互いに対向する第1、第2端面を有する光伝搬部材と、
    前記光伝搬部材の第1端面に形成された励振電極と、
    前記オン期間とオフ期間を決定するパルス信号と変調信号とに基づいて、前記励振電極にパルス化周波数変調のための励振信号を供給する変調ドライバと、
    全反射手段とを有し、
    前記光伝搬部材は、前記第1側面に入力された前記送信レーザ光を、前記励振信号に基
    づく超音波によりパルス化周波数変調して光パルスを発生し、この光パルスを前記第2側面から前記全反射手段に送り、
    前記全反射手段は、前記第2側面から送られた前記光パルスを、再び前記光伝搬部材の第2側面に送り返し、
    また、前記光伝搬部材は、前記全反射部材から前記第2側面に送り返された前記光パルスを、前記送信パルス光として、前記第1側面から前記送受信望遠鏡に向けて送るように構成され
    前記光強度変調ユニットは、さらに、前記超音波が前記第2端面で反射し前記各オフ期間で前記光伝搬部材に発生する残響超音波に基づく光パルスを、前記全反射手段により前記光伝搬部材に送り返し、前記残響超音波によるキャリアリークを減衰させることを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 請求項1記載のレーザレーダ装置であって、前記全反射手段から送り返された前記送信
    パルス光は、前記送信レーザ光と逆方向に前記光伝搬部材を通過することを特徴とするレーザレーダ装置。
  3. 請求項1記載のレーザレーダ装置であって、前記光強度変調ユニットは、さらに光サーキュレータを有し、この光サーキュレータは、第1、第2、第3ポートを有し、前記第1
    ポートに供給された前記送信レーザ光が、前記第2ポートを通じて前記光伝搬部材に入力され、前記全反射手段から送り返された前記送信パルス光は、前記第2ポートから前記第3ポートを通じて、前記送受信望遠鏡に向けて送られることを特徴とするレーザレーダ装置。
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