JP4791350B2 - テストヘッドの位置決め用リストジョイント - Google Patents

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Description

本発明は、テストヘッド位置決めシステムに関し、さらに詳しくは、テストヘッドを軸の回りに回転させるテストヘッド位置決めシステムに関する。特に、テストヘッドの回転軸から離れた可撓性ジョイントの動作を介してテストヘッドを回転させる位置決めシステムを開示するものである。
集積回路(IC)や他の電子装置の製造において、自動テスト装置(ATE)によるテストが全プロセスの一つあるいはそれ以上の段階で行われている。テストされる装置(DUT)を所定の位置に配置するために特殊な処理装置が使用される。特殊な処理装置により、DUTは適当な温度に設定されたり、テストに適切な温度に維持されたりする場合もある。特殊な処理装置は様々なタイプのものがあり、ウェハ上に実装されていないデバイスをテストするための「調査機」や実装品をテストするための「デバイス処理機」を備えている。ここでいう「周辺装置」は、そのような装置のあらゆるタイプのものを称して使用している。電子テストそれ自体は、大きくて高価なATEシステムにより行われる。DUTは有効なテストのために正確で高速の信号を必要とするので、DUTをテストするために使用されるATE内の「テスト電子部品」は、DUTにできるだけ接近して配置する必要があるテストヘッド内に通常配置されている。テストヘッドは極めて重たく、そのサイズと重量は数百ポンドから3千〜4千ポンドまで増大している。
テストヘッドを使用して集積回路をテストするために、テストヘッドは周辺装置に通常「連結」される。連結時、信号劣化を最小にするためにテストヘッドは周辺装置のテスト部にできるだけ接近させて配置する必要がある。テストヘッド位置決めシステムを使用して周辺装置に対しテストヘッドを位置決めしてもよく、テストヘッド位置決めシステムはテストヘッドと様々な周辺装置との柔軟な連結と分離を容易にするように設計される。テストヘッド位置決めシステムはまた、テストヘッド位置決め装置あるいはテストヘッド操作機と称される。
テストヘッドは通常受け台に取り付けられ、テストヘッドが旋回することで周辺装置との位置合わせが行われる。したがって、適切に配置するために、テストヘッドを受け台内で柔軟に旋回できることが望ましい。受け台内のテストヘッドの平面図が図24Aに図示されており、テストヘッド110は受け台200内に配置されている。すなわち、受け台200はテストヘッド110の周囲に配置されている。図24B乃至図24Dは側面図である。図24Bにおいて、テストヘッド110は受け台200に対し水平に配置されている。図24C及び図24Dに示されるように、テストヘッド110は水平位置から反時計方向あるいは時計方向に回転してもよい。このように、テストヘッド110の連結面は、図示されていない周辺装置の対応する連結面と平行に配置される。
しかしながら、特にテストヘッドがより複雑になるにつれて、テストヘッド110の幅は実質的に大きくなる場合がある。したがって、周辺装置により課される物理的制約により、テストヘッド110は受け台をテストヘッドの側部に配置する余裕がないほど大きい。テストヘッド内部に設けられた旋回機構とともにテストヘッドを支持するテストヘッド取付方法は公知である(例えば、特許文献1あるいは2参照。)。
国際公開WO01/04644 国際公開WO02/025292
しかしながら、これらの方法はテストヘッドの内部にテスト電子部品に必要な相当なスペースを占有するという好ましくない特徴を持つ。
本発明は、荷重を支持する装置であって、荷重に連結され荷重とともに移動可能な旋回装置と、該旋回装置に対し静止したベースとを備えている。旋回装置とベース間には少なくとも二つの支持領域が設けられており、それぞれ反対の力成分が二つの支持領域に存在し、二つの支持領域は湾曲経路に沿って移動して荷重を傾斜させる。
本発明の典型的で概念的な実施の形態が図1Aに示される部分図に2次元で図示されている。図1Aは、トラニオン305を有する旋回装置(リストジョイント)300により位置決めシステム115に連結されたテストヘッド110を示している。しかしながら、テストヘッド110は他の荷重と置換することもできる。図1Aにおいて、典型的なテストヘッド110に可能な三つ配置が図示されている。テストヘッド110は、湾曲経路120に配置された円形部材(例えば、軸受輪あるいはカム従動子128a,128b)を持つこともあるトラニオン305に連結されている。別の実施形態では、円形部材は別の構造要素(例えば、スライド部材)と置換され、トラニオン305を湾曲経路120に維持している。
第1の配置では、テストヘッド110は水平の形態で図示されている。第2の配置では、テストヘッド110の前部は上方に傾斜し(テストヘッド110の後部は下方に傾斜している)、テストヘッド110は第1の配置に対し反時計方向に回転している。図から分かるように、テストヘッド110は受け台の内部で旋回していない。すなわち、受け台はテストヘッドの側部に沿って延在しているわけではなく、テストヘッドが回転する側部旋回点を持っている。むしろ、テストヘッドを第1の配置から第2の配置に傾斜させるために、トラニオン装置305が第1の配置から第2の配置に湾曲経路120(例えば、円形状)に沿って回転している。また、図1Aに示されるように、テストヘッド110は第3の配置を取ることもでき、この配置では、テストヘッド110の前部は下方に傾斜し(テストヘッド110の後部は上方に傾斜している)、テストヘッド110は第1の配置に対し時計方向に回転している。これはトラニオン装置305を第3の配置まで移動することにより達成される。トラニオン装置305は図示されたように移動できるので、テストヘッド110の側部に沿って、またテストヘッド110の回転範囲内に受け台を設ける必要がない。したがって、受け台の使用は任意で、場合によっては何も設けなくてもよい。
位置決めシステム115はトラニオン装置305とベース125を備えている。ベース125は当該分野で周知の位置決めシステムの構成要素で構成することができる。代表的なベースシステムは、例えば米国特許第4,527,942号に開示されているので、ここに図示されているベース125はその一部を簡単に図示しただけにすぎない。トラニオン装置305は、ベース125内に形成された湾曲経路120に沿って移動するのに対し、ベース125はトラニオン装置305に対し静止している。
図1Aにおいて、車輪あるいはカム従動子128a,128bは、装置の動作を効果的に図示するために、比較的接近した状態で互いに離間している。図1B、図1C及び図1Dにおいては、僅かに修正した概念的な実施形態が図示されており、車輪あるいはカム従動子128a,128bは、テストヘッド110に作用する力を図示しやすくするために、さらに離れている。
図1B、図1C及び図1Dにおいては、テストヘッド110に作用する様々な力が図示されている。これらの図面と後述する好ましい実施形態では、湾曲経路120は円弧である。(別の実施形態は、後述するように、円弧ではない湾曲経路が組み込まれている。)円弧は好ましくは垂直面上にある。テストヘッド110とトラニオン装置305と車輪128a,128bの合計重量は装置の重心CGに作用する力の矢印Wで示されている。システムは、その重心CGが湾曲経路120を形成する同心円弧121a,121bの中心に位置するように構成するのが好ましい。図示されているように、車輪128aは内側の円弧121aに乗っており、トラニオン305に作用する反力3Bは車輪128a(あるいは別の円形部材)と円弧121aの間の接触点(あるいは支持領域)を通って半径方向外側に向いている。したがって、この反力はトラニオン305とベース125の間の支持領域に存在する。同様に、車輪128bは外側の円弧121bに乗っており、トラニオン305に作用する反力2Bは車輪128bと円弧121bの間の接触点(あるいは支持領域)を通って半径方向内側に向いている。したがって、この反力はトラニオン305とベース125の間の支持領域に存在する。二つの反力2B,3Bはテストヘッド110を支持し、重心CGを必ず通ることが分かる。経路120は円弧なので、すべての位置(テストヘッドは図1Bの水平位置から±90度以下で回転する)について同じことが言える。したがって、荷重110の重心CG回りのモーメントは存在せず、テストヘッドを回転させるのに必要な力はシステム内の摩擦に打ち勝つ力だけである。さらに、テストヘッド110はあらゆる位置で静的に平衡な状態にある。
二つ(あるいはそれ以上)の車輪128a,128bは一つ(あるいは複数)のスライド部材に置換することができる。
したがって、旋回ジョイントは、ジョイントの可動接触点に対し遠隔位置にある旋回軸の回りに荷重が回転できる特性を備えている。(任意の配置における)荷重のそのような回転は荷重の傾斜として考えることができる。実際に、場所に関係なく旋回軸に平行な面は、ジョイントの可動部間の接触領域と旋回軸との間に挿入することができる。加えて、上述したように、旋回軸が水平で荷重の重心を通過する場合、ジョイントは荷重を支持することができる特性をさらに持っており、システム内の摩擦に打ち勝つのに十分な外力で荷重は旋回軸の回りに回転することができる。この意味において、荷重は、重心を通過する中心線上に位置する回転軸受により支持されているかのように旋回軸に対しバランスしている。実際問題として、反力2B,3Bが重心CGをまさに通過するようにシステムを構成することは難しい。反力2B,3Bは回転中心で交差する。回転中心が重心と正確に一致しなければ、結果として生じる重心回りのモーメントが静摩擦に打ち勝つほど十分でなければ荷重はなおも静止位置にとどまることになる。そうでなければ、荷重は重心CGが回転中心の下に位置する方向に回転する傾向にある。後述するように、実践的な実施の形態には、回転中心からずれる重心を補正する予備の力供給装置が含まれる。上述した特性をもつ旋回ジョイントは、「遠隔軸旋回ジョイント」と称される。簡略化のため、本明細書においては、用語「リストジョイント」あるいは「リストアセンブリ」は、同じあるいは類似の特性を通常持つジョイントを指すために使用されるが、必要に応じてより正確な用語や表現を使用する。
リストジョイントの実践的な実施形態を図2A乃至図9及び図18を参照して説明する。リストジョイントを組み込んだテストヘッド位置決め装置の斜視図が図3に図示されている。図2A乃至図2Cはシステムの側面図であり、リストジョイントの動作により三つの異なる配置にあるテストヘッドを示している。
図2Aは実質的に水平位置にあるテストヘッド110を示している。対照的に、図2Bにおいては、テストヘッド110は回転軸250の回りに図1Aの第2の配置に回転している。逆に、図2Cに示されるように、テストヘッド110は、同様に回転軸250の回りに図1Aの第3の配置まで回転している。
図3は位置決めシステム115に取り付けられたテストヘッド110の斜視図である。テストヘッド110は本発明の実施形態にかかるリストアセンブリ300を介して位置決めシステム115に取り付けられている。
リストアセンブリ300の種々の特徴は、図4乃至図7、図8A乃至図8C及び図18に図示されている。
図4はリストアセンブリ300の様々な構成要素を示す分解図である。図4及び図5に示されるように、ガイド板9a,9bが設けられている。ガイド板9a,9bは取付板7b(図5では見えない)の両側に前方に突出するように取り付けられている。取付板7b自身はシリンダ7aに取り付けられている。シリンダ7aは、中空の円筒状チャネルを有し、このチャネルを介して適当な円筒状部材(図示せず)により位置決めシステム115の残りの部分に取り付けられている。したがって、円筒状部材(図示せず)は、シリンダ7aが円筒状部材の回りに回転できるようにシリンダ7aに形成されたチャネルを貫通している。
ガイド板9a,9bは、例えば取り付けねじ26を使用して取付板7bに取り付けてもよい。次に、図4及び図6に示されるように、軸受板23が取り付けねじ29を使用してガイド板9a,9bの上部に取り付けられている。軸受板23は軸受23aが配置される開口部を有する。軸部材(例えば、ねじ)21が軸受23aを貫通しており、ロールピン50を使用してノブ20に取り付けられている。軸受23aを貫通するねじ21の端部には段部が形成されており、小径部は軸受23a内に密着している。ワッシャ36を軸受板23の下方のねじ21の小径部に配置してもよく、段部により所定の位置に保持される。特殊な調整ナット17が設けられており、調整ナット17はねじ付き開口部を持つ。したがって、ねじ21は調整ナット17のねじ付き開口部を貫通し(螺合し)、さらに軸受23aを貫通してノブ20に取り付けられている。調整ナット17の両側に、平板ワッシャ48a,bとカム従動子39a,bが設けられている。(39bと48bは図4では見えず、48bは図6でも見えない。)カム従動子39a,bの機能は後述する。
図4及び図7より、調整ナット17がリストハウジング11にどのように連結されているかが分かる。特に、水平の溝あるいはチャネル351(見えない),352がリストハウジング11の開口部350に設けられており、カム従動子39a,bはその中に配置されて、その溝の中で前後に移動可能である。チャネルカバー18a,bがカム従動子39a,bをチャネル351,352内に保持している。カム従動子39a,bが溝に挿入された後、調整ナットキャップ18a,bが上部に取り付けられ、取り付けねじ27を使用して所定の位置に保持される。
図4及び図7に示されるように、トラックローラアセンブリ40a,b,c,dが設けられている(40b,40cは見えない)。トラックローラアセンブリ40a−dはリストハウジング11のそれぞれの切欠80a,b,c,dに取り付けられている。トラックローラアセンブリ40a−dはそれぞれの切欠80a−dにスペーサ14(図7では見えない)を介して取り付けるようにしてもよい。代表的なトラックローラアセンブリは、Pacific Bearing of Rockford, IL により製造される複合軸受システムである(代表的部品番号:HVB−053)。あるいは、各トラックローラアセンブリあるいは軸受システムは、一方が他方に対し直交する一対の軸受あるいはカム従動子と置換することもできる。
リストハウジング11がガイド板9a,bに連結される方法を図4、図8A、図8B、図8C及び図9を参照して詳述する。各ガイド板9a,9bは切欠70a,71a,70b,71bを備えており、各トラックローラアセンブリ40a,40b,40c,40dはそれぞれの切欠70a,71a,70b,71b内を摺動する。代表的な実施形態では、切欠70a,71a,70b,71bは円弧である。したがって、トラックローラアセンブリ40a−dは円形経路に沿って移動し、円の中心はテストヘッドの回転中心である。したがって、図9に示されるように、トラックローラアセンブリ40aは切欠70a内を摺動することができる。トラックローラアセンブリ40a,b,c,dと切欠70a,b,71a,bのこの関係は図8Bの断面図にも示されている。さらに、軸受板23はガイド板9a,9bに取り付けられているのに対し、カム従動子39a,bはチャネル351,352とチャネル351,352の上に取り付けられたチャネルカバー18a,b内に設けられリストハウジング11に取り付けられている。
テストヘッドを傾斜させる一つの方法はノブ20を回転させることである。ノブ20が回転するにつれて、ねじ21も回転する。本発明のある代表的な実施の形態では、ノブ20は軸受板23に対し上下には移動しない。したがって、ねじ21が回転するにつれて、調整ナット17はねじ21のねじ山に沿って移動する。ノブ20が回転するにつれて、調整ナット17はノブ20に向かってあるいは離れるように移動する。さらに、調整ナット17がノブ20に向かってあるいは離れるように移動するにつれて、リストハウジング11はそのトラックローラアセンブリ40a,b,c,dとともにトラックの切欠70a,b,71a,bに沿って移動する。このようにして、テストヘッド110は傾斜する。したがって、このような機構で荷重は、この機構に設定された動作範囲により許容される範囲内で任意の角度位置まで手動で回転することができる。さらに、ノブ20を遠隔制御あるいは自動位置決めができる電動駆動装置に置換することもでき、電動駆動装置をノブ20に追加することもできる。このような駆動系では、バランスを取る必要はなく、回転中心は荷重の重心以外の位置にあってもよく、この構成は特定の用途には好都合である。
本発明の別の実施形態においては、スラストワッシャ36の頂部とノブ20の下端の距離は軸受板23の肉厚より大きい。したがって、軸受板23はそのスペースに沿って移動可能であり、リストハウジング11とガイド板9a,bとの間に僅かな移動量が許容されている。換言すれば、ユーザはその手でリストハウジング11を僅かに移動させることができる。これは使いやすさの点で有効である。したがって、軸受板23、ねじ21、調整ナット17及び関連するハードウェアを備えた調整機構は、荷重の角度をその目的とする周辺装置との連結ために必要な角度に近い角度に手動でまず調整するために使用することができる。それから、連結機構の作動とともに、テストヘッドを必要に応じて適度に回転させてその最終の正確な連結位置に到達させればよい。
上述した代表的な実施形態は、軸受板23、ねじ21、調整ナット17及び関連するハードウェアを有する調整機構を備えているが、特にテストヘッドがその重心回りに回転する場合、これらの部材はなくてもよい。あるいは、図示された調整機構をテストヘッド110の動作を制御する別の調整機構と置換してもよい。
勿論、調整機構がない場合、リストハウジング11は手の力あるいは別の外力でガイド板9a,b内で移動させることができる。このようにして、テストヘッド110は手で傾斜させることができる。
また、図4に示されるように、ガイド板9a,bにそれぞれ取り付けられたピン67a,bとピン端部68a,bを設けてもよい。調整ねじ22はブラケット19と取り付けねじ28によりリストハウジング11の両側の各々に取り付けられる。ねじ22は、ブラケット19の各側において二つのナット34にねじ込まれており、ねじ22の位置を調整することができる。ピン67a,bとねじ22の間にばねを取り付けてもよい。図4では一つのねじ22のみ図示されている。ねじ22は小さな開口を持ち、その中にばね(図示せず)の一端が受承されており、ばねの他端はピン67aに取り付けられている。ピン67bに取り付けられるリストハウジング11の反対側のばねは図示されていない。実際には、ねじ22はねじ固定ブロック19の上下に位置するナット34のねじ山と噛み合っている。したがって、ねじ22を回転することにより、ねじ22はばね固定ブロック19内を上下に移動する。このようにして、ねじ22とピン67aとの間に連結されたばねは伸縮し、その力を調整することができる。特にテストヘッドの重心とテストヘッドの回転軸が一致していない場合、ばねを使用すると有効である。荷重が所望の位置にあるとき、その重心回りのモーメントがゼロになるようにばね力を調整してもよく、比較的小さな力で回転できる状態とともに静的平衡状態を提供することができる。図示されているように、ピン67a,bを開口部69a,bに再配置することができ、ばね固定ブロック19と関連する部材を同様に取付孔70a,bに再配置することができる。これは、重心と回転軸とのずれに応じて下方へのばね力(図示された位置にあるピン67a,bにより付与される上方へのばね力に代えて)を付与するのに有効である。
図18に示されるように、ロールロック板63がリストハウジング11の前部に取り付けられており、ロールロック板63とテストヘッド取付板61が図4に図示されている。テストヘッド取付板61はボルト31を介してテストヘッド110に取り付けられている。あるいは、別の間隔保持構造(図示せず)をテストヘッド取付板61とテストヘッドとの間に配置してもよい。ロック板63、ロール板61及び関連する部材はすべてリスト300により回転される荷重の一部であり、重心を決定するに際し、これらはテストヘッド110と連結する必要がある。リスト軸5をテストヘッド取付板61に取り付けてもよい。リスト軸5はスラスト軸受6とリストハウジング11の開口部75を貫通している。リスト軸5はさらにリストハウジング11の後部を貫通し、シム41と軸保持部材4に連結されている。このようにして、テストヘッド取付板61は、リストジョイントの動作により提供される回転軸に実質的に直交する軸の回りに回転することができる。ねじ5aはテストヘッド取付板61を貫通し、リスト軸5と螺合してリスト軸5のテストヘッド取付板61への取り付けを容易にしている。また、図4に示されるように、ロックボルト1がテストヘッド取付板61の開口部1aとロールロック板63のロック溝65を貫通している。レンチ3を使用して、テストヘッド取付板61の位置をロールロック板63に対し固定するために、ハンドル留め具12でテストヘッド取付板61をロールロック板63に向かって引っ張ることができる。
本発明の別の代表的な実施形態が図10Aに図示されている。この実施形態は、上述したリストジョイント300に代えて旋回ジョイント機構(あるいはリストジョイント)310により位置決め装置115に連結されたテストヘッド110を備えている。この位置決め装置115もまた、取付リンク160が取り付けられたベース125を備えている。実際には、取付リンク160はベース125と一体的な部材であってもよい。ここでもまた、ベース125の一部のみが図示されている。リストジョイント310は、取付リンク160から延びる下部旋回リンク130と上部旋回リンク140を備えている。下部旋回リンク130と上部旋回リンク140の各々は軸受150を介して取付リンク160に回動自在に連結されている。軸受150を介して取付リンク160に取り付けられていることで、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は取付リンク160に向かってあるいは離れる方向に回転可能である。
下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は別の軸受150を介して荷重支持リンク120に回動自在に取り付けられている。したがって、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140が上下に回転する結果として、荷重支持リンク120は移動可能である。この実施形態において示されるように、テストヘッド110は荷重支持リンク120にしっかりと連結されている。荷重支持リンク120は、図1A乃至図1Dを参照して説明した実施形態のトラニオン300と実質的に同じ働きをする。(実際には、転動動作のような別の動作を提供する機構を荷重支持リンク120とテストヘッド110との間に配置してもよい。)
図10Aの形態は以下に説明するように静的平衡状態にある。荷重(テストヘッド110)にかかる力は、矢印Wで示される重心CGに加わるその重量と、カップリング軸受150を介して旋回リンク130,140からそれぞれ伝達される荷重支持リンク120にかかる矢印2A,3Aで示される反力である。基準線901a,901bの交点は重心CGを示すために使用されている。破線903aは、旋回リンク140を取付リンク160と荷重支持リンク120に連結する二つの回転軸受150の中心によって決定される。同様に、破線903bは、下部旋回リンク130を取付リンク160と荷重支持リンク120に連結する二つの回転軸受150の中心によって決定される。旋回リンク130,140がその端部で軸受150にピン結合されている限り、反力2A,3Aはそれぞれのリンク130,140に沿った方向に作用する。すなわち、図10Aの形態では、反力2A,3Aはそれぞれ基準線903b,903aの方向に荷重支持リンク120に加わる。(便宜上及び説明を簡単にするために、重心はテストヘッド110の中心にある。実際には、支持構造やケーブルの作用を考慮する必要があるので、重心は別の位置にある。)上部旋回リンク140は引っ張られて上方及び左方への力3Aを発生するのに対し、下部旋回リンク130は圧縮されて上方及び右方への力2Aを発生することが分かる。装置は、基準線903a,903bが重心CGで交差するように配置されている。したがって、図1A−Dの装置と同様に、テストヘッド110が図示されたように配置されている場合、荷重(テストヘッド110)にかかるすべての力(この場合、2A,3A,W)は重心CGを通過する。したがって、重心回りのモーメントはなく、モーメントを発生する外力が加わらなければテストヘッド110は回転しない。また、並進的静的平衡のためのすべての力の水平及び垂直成分は一義的に決定されるように、システムは静的に決定されることも理解できるところである。
図10Bに示される形態では、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は図10Aに示される位置に対し反時計方向に回転している。その結果、テストヘッド110は図10Aに示されるテストヘッド110の位置に対し時計方向に回転している。図10Bの基準線903a,bは図10Aの位置と同じである。したがって、回転の過程で、テストヘッド110は僅かに並進運動をしていることが分かる。図10Dは、基準線903a,bの交点から離れた重心CGの並進運動の結果を示す拡大図である。したがって、テストヘッド110の重心CGは基準線903a,bの交点にはもはや存在しないことが分かる。別の表現をすれば、重心は元の位置から僅かに移動している。変位量はリンク120,130,140,160の長さや長さの比等の幾何学的ファクタに左右される。
さらに、反力2A,3Aは旋回リンク130,140によりそれぞれ決定される方向に作用するので、反力2A,3Aは重心を通る経路に沿ってもはや作用しない。しかしながら、反力2A,3Aは重心回りに少なくとも部分的にずれたモーメントを発生させるように経路に沿った方向に作用することが分かる。その結果、重心回りの残留トルクが発生する。このトルクの大きさと実際に作用する方向はリンク120,130,140,160の回転角と配置によって決まる(この例は後述する)。
図10Cに示される別の形態では、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は図10Aに示される位置に対し時計方向に回転している。その結果、テストヘッド110の位置は図10Aに示される位置に対し反時計方向に回転している。また、テストヘッド110の回転に伴って、重心CGは図10Bの場合と同様に僅かに移動し、重心CGは図10Aの基準線903a,bの交点にはもはや存在しない。この状態もまた、図10Dに図示されている。
図10Cにおいても、図10Bの場合と同様に、反力2A,3Aは重心を通る線に沿って作用しない。これらは重心回りの反対方向に互いに少なくとも部分的にずれて作用するモーメントを発生させる方向に作用する。その結果、重心CG回りの残留トルクがまた発生する。このトルクの大きさと方向はリンク120,130,140,160の回転角と配置によって決まる。
本発明の代表的な実施形態では、旋回リンク130,140は各々11インチであり、取付リンク160は18インチであり、荷重支持リンク120は13インチである(軸受150の中心から中心までを測定した距離)。この実施形態では、各方向への回転が3〜5度の場合、テストヘッド110を回転させるために加えられる望ましいトルクに比較して残留トルクは小さい。したがって、この回転に対しテストヘッドは実質的に重量がない状態にある。さらに、残留トルクはテストヘッド110を基準位置に戻す方向に作用している。すなわち、テストヘッド110が時計方向に3〜5度まで回転すると、反時計方向の残留トルクが発生し、その逆のことも言える。多くの場合、加えられた力がなくなると、荷重は基準位置に戻ったり、ばね力により戻される傾向となるので、これは望ましい効果である。しかしながら、ある点を過ぎてさらに回転すると、残留トルクの方向は逆になり、テストヘッド110は基準位置から離れる方向にひとりでに回転し続けることになる。しかしながら、±3〜5度の適度な回転は装置を連結させるのに十分であり、更なる回転を防止するためにシステムに留め具を追加することも容易にできる。
図1A−1Dに示される遠隔軸旋回ジョイントと同様に、図10A−10Dに示される遠隔軸旋回ジョイントにおいても、発生したトルクが不十分で摩擦より大きくならないように重心CGに十分近い所を通過する線に沿って力2A,3Aが作用する必要がある。実際のシステムをそのような仕様に構成することは通常困難である。実際のシステムは、平衡状態を提供するために、長さ調整が可能なばねや空気作動部材等の調整可能な補助的力源(例えば、国際公開WO02/25292に開示されている)を備えていてもよい。
したがって、図10A−10Dは、上述した遠隔軸旋回ジョイントの特性と同様な特性を持つ遠隔軸旋回ジョイントを図示している。図1A−1Dに図示された実施形態に比較して、図10A−10Dの実施形態は、荷重が回転すると残留トルクが発生し、荷重の回転とともに荷重の重心が僅かに移動する。円弧以外の曲線が図1A−1Dに図示されるジョイントに採用されても、同様な特性が表れる。
本発明のさらに別の代表的な実施形態の側面斜視図が図11に示されている。テストヘッド110は荷重支持リンク120に回動自在に連結されている。テストヘッド110と荷重支持リンク120との連結はケーブル旋回装置360を使用して行ってもよい。したがって、この場合の荷重は、ケーブル旋回装置360と組み合わされたテストヘッド110である。代表的はケーブル旋回装置は米国特許第5,608,334号と第5,030,869号に開示されている。’334特許は一体型ケーブル旋回を開示しており、’869特許は分割リング型ケーブル旋回を開示している。分割リング型の場合、テストヘッドをキャビネットに接続するケーブルを外すことなくテストヘッドをシステムに取り付けることができる。荷重支持リンク120は下部旋回リンク130と上部旋回リンク140に連結される。下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は次に取付リンク160に連結される。下部及び上部旋回リンク130,140は旋回軸受151により荷重支持リンク120と取付リンク160に回動自在に連結される。旋回リンク130,140は各々11インチであり、取付リンク160は18インチであり、荷重支持リンク120は13インチである(軸受151の中心から中心までを測定した距離)。これらは上述した実施形態の寸法と同じであり、本実施形態の挙動は上述した場合と基本的に同じである。
下部(図11では図示せず)及び上部バンパ180は取付リンク160に取り付けられている。下部及び上部バンパ180の目的は下部旋回リンク130と上部旋回リンク140が移動する範囲を制限することであり、この制限を設ける目的はテストヘッド110がその基準水平位置から約±5度以上回転することを防止するためである。したがって、上述したように、残留トルクの方向がテストヘッドをその基準水平位置から離れるように駆動する傾向が表れるほどのテストヘッド110の回転は防止される。
図12は図11に示される実施形態の背面斜視図である。図12から分かるように、下部バンパ180が設けられている。取付リンク160と荷重支持リンク120は両方ともCの形状を呈しており、同じ側が開口している。上述したように、ケーブル旋回装置360は分割リング型であってもよい。テストヘッド110がその後部取付面から延びるケーブルを備えた形式のものであれば、ケーブルをテストヘッドあるいはキャビネットから外さなくてもテストヘッドを位置決めシステムに取り付けることができる。ケーブルの取り外しや再連結を行うとテストヘッド製造メーカの保証が無効となるので、これは重要なポイントである。これは、現地据付に際し労力の大幅削減にもなる。C状の部材を図1Aの実施形態で同様に使用することもできる。
図12にはまた、保持ブロック148が荷重支持リンク120の後部に取り付けられているのが分かる。軸(ねじ)146は保持ブロック148を貫通するとともに、レベリング機構144をも貫通している。図11をさらに参照すると、レベリング機構144は、ねじ146がハンドル142で終端するように調整ブラケット170を介して突出している。調整ブラケット170は取付リンク160にしっかりと取り付けられている。
保持ブロック148は図13の斜視図により明確に図示されている。その目的は、調整ナット装置162を保持することである(以下に記載する)。保持ブロック148は調整ナットキャップ154により閉止されたチャネル152を有する。
図14は調整ナット装置162の斜視図である。調整ナット装置162は保持ブロック148内に収容され、カム従動子164付きナット163を備えており、カム従動子164はナット163の両端より延出している。カム従動子164はそれぞれのチャネル152内に配置されている。したがって、調整ナット装置162は、チャネル152内で前後に移動するカム従動子164により保持ブロック148内を前後に移動することができる。
レベリング機構144の分解図が図15に示されている。この機構の断面は図16A−16Cに図示されている。図15の底部には、保持ブロック148が設けられている。ナット163は保持ブロック148内に収容されている。カム従動子164はナット163の両端から延出している。ナット163は、カム従動子164がチャネル152内を前後に移動すると、保持ブロック148内を前後に移動することができる。チャネル152は調整ナットキャップ154によりカバーされている。ねじ146には段部があり異なる直径を持つ。ねじ146の下部にはねじ山が形成され、比較的大きい直径を持つ。ねじ146の上部にはねじ山はなく、小径である。軸受177は、ねじ146の直径が変化する段部に取り付けられている。ねじ146は、ねじ山のあるその下端がねじ穴165に挿入されることでナット163に取り付けられている。ハウジング168はねじ146上に配置されている。圧縮ばね172,174はねじ146の周囲に取り付けられ、軸受177により分離されている。円筒状ハウジング168は、ねじ146とばね172,174と軸受177を有するサブアセンブリが取り付けられる円筒状の孔を持つ。軸受177は円筒状の孔内に取り付けられ、ねじ146が円滑に回転できるようにしている。ばね172,174は円筒状ハウジング168内に保持されており、ねじ146はその両端を貫通している。ねじ146のねじ山のない上端部は調整ブラケット170の開口部に挿通されている。軸146はさらに、調整ブラケット170の表面に取り付けられたばね保持板176の開口部を貫通している。最後に、ハンドル142は軸部材146の上端部にロールピン178で取り付けられている。したがって、ばね172は軸受177とハウジング168の下端部の間で圧縮されており、ばね174は軸受177とばね保持板176の間で圧縮されている。
レベリング機構144の作用を以下説明する。これは三つの機能を提供する。第1に、図4のシステムで図示された位置調整機構と同様に荷重の位置を調整する。第2に、ばねにより、荷重の重心回りのモーメントを発生する力を発生して重心自体に作用しない旋回リンクからの反力に起因する残留トルクをキャンセルする。第3に、連結時の柔軟性を提供する。操作時、ハンドル142を回転すると、ねじ146が回転し、ナット163をねじ146のねじ部に沿って上下に移動させる。ナット163は荷重支持リンク120に取り付けられた保持ブロック148内に保持され、ハウジング168は取付リンク160に固定されているので、荷重が回転する。荷重がねじ146の回転で回転するにつれて、どの安定位置においてもその位置で残留トルクを相殺するに十分なモーメントを発生するようにばね172,174の長さが適応する。したがって、操作者は必要に応じてハンドル142を回転させて、所定の動作範囲内においてバランスした所望の基準位置を実現できる。それに外力が加わると荷重はさらに適宜回転する。外力が加わると、ばね172,174はそれに応じて長さが変化し、荷重は回転する。ばねは加えられた力に対抗する方向に移動し、荷重の回転により残留トルクが発生するので、発生したすべてのトルクは、外力が取り除かれると、荷重をその基準位置に戻すように作用する。
図16A−16Cは、ねじ146がナット163内に一定量だけ挿入された、荷重が三つの位置にあるときのレベリング機構144の断面を示している。すなわち、ねじ146は一つの断面から次の断面にかけて回転していない。図16Aは荷重が基準位置にある場合を示している。軸受177はハウジング168の長さ方向に沿って略中央に位置している。図16Bにおいて、荷重が回転して荷重支持リンク120と保持ブロック148は上昇している。ばね174は圧縮する一方、ばね172は伸長し、軸受177はハウジング168内を上昇して、ハンドル142はブラケット170に対して上昇する。同様に、図16Cにおいて、荷重が回転して荷重支持リンク120と保持ブロック148は下降している。ばね172は圧縮する一方、ばね174は伸長し、軸受177はハウジング168内を下降して、ハンドル142はブラケット170に対して下降する。
レベリング機構144はテストヘッド110の回転運動を制限している。しかしながら、機構144は、設定時に予期しない大きな力がテストヘッド110に不意に加わると、比較的壊れやすい。したがって、さらに丈夫なバンパ180が設けられている。これらは、レベリング機構144による動作制限に達する少し前に動作を停止するように調整される。
図17A−17Eは、上述した実施形態の五つの異なる形態を示す側面図である。
図17Aの側面図は、基準レベル位置に調整されたテストヘッド110を示している。これは図16Aに示されるレベリング機構144の図面に相当する。
図17Bにおいて、外部から加えられた力(図示せず)によりテストヘッド110は反時計方向に数度回転している。図16Bに示されるレベリング機構144の形態は図17Bに示されるテストヘッド110の側面図に相当する。すなわち、ばね172,174(図16Bに図示)の長さは変わり、ねじ146はハウジング168に対し上方に移動して、テストヘッド110が外力に応答して適宜移動する。
同様に、図17Cにおいて、外部から加えられた力(図示せず)によりテストヘッド110は時計方向に数度回転している。図16Cに示されるレベリング機構144の形態は図17Cに示されるテストヘッド110の側面図に相当する。すなわち、上述した形態と同様に、ばね172,174(図16Cに図示)の長さは変わり、ねじ146はハウジング168に対し下方に移動して、テストヘッド110が外力に応答して適宜移動する。
図17Dにおいて、ハンドル142を操作することにより。テストヘッド110は図17Aの水平位置から反時計方向に数度回転する。すなわち、ハンドル142が(したがって、ねじ146が)、保持ブロック148を図17Aに示される位置に対し上方に移動する方向に回転して、保持ブロック148が上方に移動するにつれて、荷重支持リンク120はそれとともに上方に移動する。さらに、荷重支持リンク120が上方に移動するにつれて、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は図17Aの位置から時計方向の位置まで回転する。したがって、図17Dに示されるように、テストヘッド110は図17Aに示される位置に対し反時計方向に回転する。
図17Cにおいて、ハンドル142を操作することにより。テストヘッド110は図17Aの水平位置から時計方向に数度回転する。すなわち、ハンドル142が(したがって、ねじ146が)、保持ブロック148を図17Aに示される保持ブロック148の位置に対し下方に移動する方向に回転する。保持ブロック148がねじ146に対し下方に移動するにつれて、下部旋回リンク130と上部旋回リンク140は図17Aに示される位置に対し反時計方向に回転する。その結果、図示されているように、テストヘッド110は図17Aに示される位置に対し時計方向に回転する。
図17B及び図17Dに図示されているように、保持ブロック148が上方に移動するにつれて、ねじ146もまた図17Aに示される保持ブロック148内の位置に対し右側に移動する。同様に、図17C及び図17Eに図示されているように、保持ブロック148が下方に移動するにつれて、ねじ146もまた図17Aに示される保持ブロック148内の位置に対し左側に移動する。これが、ナット163を保持ブロック148内において移動自在に設ける必要がある理由である(すなわち、これが、カム従動子164をチャネル152内を移動自在に設けている理由である)。
図19は、図11乃至図17Eを参照して説明した本発明の代表的な実施形態を組み込んだテストヘッド位置決めシステムの斜視図である。上述したように、テストヘッド110は荷重支持リンク120に取り付けられている。この場合、荷重支持リンク120はケーブル旋回装置360に連結されており、ケーブル旋回装置360は上述した米国特許にさらに詳しく開示されている。(中空リングを有する)ケーブル旋回装置360はテストヘッド110を支持している。荷重支持リンク120の後には下部旋回リンク130(見えない)と上部旋回リンク140が設けられている。下部旋回リンク130と上部旋回リンク140はリンク160に連結されている。四つのリンク120,130,140,160は、テストヘッド110が水平軸(回転軸)の回りに回転するための遠隔軸旋回ジョイントを提供する。ケーブル旋回装置360により、テストヘッド110は回転軸に直交しケーブル旋回機構の中心を通る軸の回りに回転することができる。ケーブル旋回装置360の一部をなくして、そのケーブルを取り外したり再接続する必要なくテストヘッド110を取り付けるようにしてもよい。したがって、ケーブルはケーブル旋回装置360の中空中間部を延在している。この形態を図1Aの実施形態とともに使用することもできる。リンク160は次に、四つの運動自由度を付加する必要がある位置決めシステムの残りの装置に連結される。図23のシステムにおいて、三つの縦回転軸を持つ米国特許第4,588,346号に開示された機構1901が、水平面における二つの直線運動自由度(出し入れと横方向)と縦軸回りの第3の回転自由度を提供する。上下直線運動はリニアレール1905により付与される第6の自由度であり、リニアレール1905は所定のリニア軸受1906と組み合わされた縦支柱1910に取り付けられている。したがって、六つの自由度のテストヘッド110の動作が可能である。
以上、遠隔軸旋回ジョイント(あるいはリストジョイント)の二つの実施形態を説明した。第1のものは図4の分解図に示される形式で、第2のものは図11及び図12に示される形式のものである。便宜上、第1の形式ものは「摺動」型と称し、第2の形式のものは「リンク」型と称する。両形式とも同じ原理で作動し、水平軸回りの荷重がバランスした回転を提供する。特に、少なくとも基準位置において荷重の重心回りのモーメントの合計がゼロとなるように荷重は可動構造により支持される。可動構造は、空間に略固定された部材と固定部材に対し移動できる支持部材により構成される。可動部材と固定部材の接触面積は、水平回転軸を含む垂直面の片側にすべて存在する。したがって、本発明の二つの摺動型及びリンク型の実施形態はバランスした遠隔軸旋回ジョイントと称することもできる。
図19のシステムは一つのバランスした遠隔軸旋回ジョイントを採用している。上述したように、別の機構が、その機構から離れた位置にある縦軸の回りに荷重を回転させる。しかしながら、この機構は同時に、水平面における二つの運動自由度を提供し可能とする。各動作軸に対し別々の機構を位置決めシステムに設けて各動作を独立して行い他のすべてを固定した方が望ましい場合もある。
あるいは、遠隔軸旋回ジョイントを縦軸回りの回転を提供するために使用してもよい。これは水平軸回りに荷重を支持する連結機能を使用するわけではないが、ジョイントから離れた縦軸の回りに荷重を回転できる利点がある。さらに、二つの遠隔軸旋回ジョイントを組み合わせて一つのシステムに設けるのも利点があり、2軸の回りに荷重を回転することができる。四つの可能な組み合わせが図20乃至図23に図示されており、これらについて以下説明する。
図20において、遠隔軸の水平及び垂直回転を提供するために二つの摺動型遠隔軸旋回ジョイント300H,300Vが採用されている。(HとVは二つのユニットの同じ構成要素を区別するために参照符号に付している。)旋回ジョイント300Hはシリンダ7aがないことを除けば図4に示されるものと同じである。上述したように、ジョイント300Hは水平軸(ピッチ軸)回りに荷重をバランスして支持し回転させることができる。荷重(図示せず)は上述したように取付板61に取り付けてもよく、それにより第2の軸(ロール軸)回りの回転が提供される。ピッチ軸回りの回転が発生するので、ロール軸は水平に対し傾斜している。遠隔軸旋回ジョイント300Vはジョイント300Hに直交するように配置されており、縦軸(左右揺動軸)回りの回転を提供する。ジョイント300Hの取付板7bV(見えない)はジョイント300Vのリストハウジング11Vにしっかりと取り付けられており、二つのジョイントのそれぞれの回転軸間の角度を一定に維持している。当然のことながら、この場合も二つの軸は直交しており、一つは垂直で、他方は水平である。ジョイント300Vの取付板7bV(見えない)は都合のよい方法でベースあるいは位置決め装置の残りの部分に取り付けてもよい。ノブ20Vを回転すると縦方向の左右揺動軸の回りに荷重を手動調整することができ、ノブ20Hを回転すると水平方向のピッチ軸の回りに荷重を手動調整することができる。したがって、図20の機構は三つの回転自由度を提供する。各軸を独立して回転し、他の二つを固定するようにしてもよい。三つの軸のすべてを、全体の位置決めシステムに組み込まれる他の運動自由度とは各々独立して作動させるようにしてもよい。
図21は二つのリンク型遠隔軸旋回ジョイント310H,310Vを示しており、離れて独立したピッチ軸と左右揺動軸回りの回転をそれぞれ提供する。この概念は、リンク型ジョイントに摺動型ジョイントが置換されたことを除けば図20の概念と類似している。図21において、揺動軸ジョイント310Vの荷重支持リンク120Vはピッチ軸ジョイント310Hの取付リンク160Hとして同時に使用されている。この場合もまた、図11乃至図19を参照して上述したケーブル旋回装置360により、荷重(図示せず)をジョイント310Hの荷重支持リンク120Hに取り付けてもよい。荷重板372はケーブル旋回装置360の回転部材に取り付けられている。荷重板372に固定された取付バー375に極限荷重(図示せず)を取り付けてもよい。したがって、図20に示されるように、全体の機構で荷重に対し三つの回転自由度を提供しており、各回転運動は、全位置決めシステムにおける他の運動自由度とは独立して行われる。調整機構144H,144Vは図15を参照して説明したものと類似していてもよい。機構144Hによりハンドル142Hを回転することで水平軸回りの回転を手動調整することができ、機構144Hは上述したばねを有し、バランスと柔軟性を提供している。機構144Vによりハンドル142Vを回転することで縦軸回りの回転を手動調整することができ、機構144Vは上述したばねを有し、柔軟性を提供している。図21の形態において、荷重から装置の別の部材に延びるケーブルはケーブル旋回装置とリンク120H,160H/120V,160Vの開口部を通過するようにしてもよい。
もちろん、一つの摺動型ジョイントと一つのリンク型ジョイントを組み合わせて同様の結果を達成することもできる。そのような結果が達成される二つの方法が図22及び図23に図示されている。図22において、縦方向の揺動軸の回りの回転を提供するリストジョイント300Vはベースあるいは位置決めシステムに連結されている。摺動型ジョイント300Vのリストハウジング11V(見えない)にはリンク型ジョイント310Hがしっかりと取り付けられている。リンク型ジョイント310Hは水平なピッチ軸回りの回転を提供するとともに、板372と取付バー375により荷重に連結されたケーブル旋回装置360を支持している。図23は、摺動型ジョイントとリンク型ジョイントの位置が逆になっていることを除けば図22の概念と類似している。リンク型ジョイント310Vはベースに取り付けられて縦方向の揺動軸回りの回転を提供している。摺動型ジョイント300Hはリンク型ジョイント310Vに支持されて水平のピッチ軸回りの回転を提供している。上述したように、ロール板63と取付板61により荷重(図示せず)は取り付けられ、第3のロール軸回りに回転可能である。
図20乃至図23の機構はすべて、位置決め装置に取り付けられて縦方向の回転を提供するように配置され、水平方向の回転を提供する第2の遠隔軸旋回ジョイントを支持する遠隔軸旋回ジョイントを備えている。ジョイントのこの配列により、縦軸及び水平軸回りの回転は個々のジョイントの状態あるいは位置とは独立して常に行われることが分かる。これらの装置を基本的に90度回転することによりこの配列を逆にし、水平回転を提供するジョイントを位置決め装置に取り付けて第2のジョイントを支持するようにすることも可能である。しかしながら、この形態においては、第1のジョイントの状態あるいは位置が変化するにつれて、垂直方向から様々に傾斜する軸の回りの回転を第2のジョイントは提供する。
多くの位置決め装置はあらゆるタイプの周辺装置に連結するために設計されており、他のものは特定のタイプの周辺装置との連結ができるように設計されている。例えば、システムがウェハ検査機と連結するために設計されていれば、テストヘッドは連結のために常に下方に向けられ、テストインターフェースの下の装置の中心を通る縦軸回りの柔軟な回転を提供することは大事である。この場合、図20あるいは図22のような形態の摺動型旋回ジョイントを使用することも可能であり、これは空間に固定された軸回りの回転を提供するからである。しかしながら、垂直面パッケージ処理装置との連結の場合、DUTインターフェースの中心を通る水平軸回りの柔軟な回転が望ましい。この例では、摺動型ジョイントが図21あるいは図23のように水平軸回りの回転に合わせて配置された形態が好ましい。
さらに、ロール軸カップリングが荷重との最終カップリングとして示されており、他のジョイントの状態や位置に応じてロール軸は水平から傾斜することは注意すべき点である。カップリングの順番を変えて、ロール軸ユニットを二つの遠隔軸旋回ジョイント間に配置したり、ロール軸を位置決め装置に直接連結して残りのジョイントを支持することが望ましい場合もある。要するに、本発明はジョイントの配列により限定されるものではない。
特定の実施形態を参照しながら本発明を図示し説明したが、本発明は図示された詳細事項に限定されるものではない。むしろ、詳細については請求の範囲の均等物の範囲内において本発明から逸脱することなく様々な変形例が可能である。
本発明の代表的な実施形態にかかるテストヘッド位置決め装置の一部に対するテストヘッドの様々な配置を示す側面図である。 図1Aに示される様々な配置の一つにおけるテストヘッドとテストヘッドに作用する力を示す本発明の代表的な実施形態の側面図である。 図1Aに示される様々な配置の別の一つにおけるテストヘッドとテストヘッドに作用する力を示す本発明の代表的な実施形態の側面図である。 図1Aに示される様々な配置のさらに別の一つにおけるテストヘッドとテストヘッドに作用する力を示す本発明の代表的な実施形態の側面図である。 本発明の代表的な実施形態にかかる様々な配置の一つにおけるテストヘッド操作機に取り付けられたテストヘッドの側面図である。 本発明の代表的な実施形態にかかる様々な配置の別の一つにおけるテストヘッド操作機に取り付けられたテストヘッドの側面図である。 本発明の代表的な実施形態にかかる様々な配置のさらに別の一つにおけるテストヘッド操作機に取り付けられたテストヘッドの側面図である。 図2A−2Cの位置決めシステムに取り付けられたテストヘッドの斜視図である。 図3のシステムに使用される操作機ジョイントの分解図である。 操作機ジョイントに設けられたガイド板と取付板の斜視図である。 図5のガイド板と取付板を示し、さらに軸受板と関連する機械部品を示す斜視図である。 ハウジングの斜視図である。 ハウジングの平面図である。 ハウジングの断面図である。 図8Bの部分拡大図である。 カムとガイド板のトラックとの嵌合の仕方を示す部分切欠図である。 本発明の別の代表的な実施形態にかかるテストヘッドの側面図である。 ある配置における図10Aのテストヘッドの側面図である。 別の配置における図10Aのテストヘッドの側面図である。 テストヘッドを回転することにより図10Aのテストヘッドの重心がどのように移動するかを示す概略図である。 本発明の別の代表的な実施形態にかかる位置決めシステムとテストヘッドの斜視図である。 図11の位置決めシステムとテストヘッドの別の斜視図である。 図11及び図12に示される代表的な実施形態で使用される保持ブロックの斜視図である。 図11及び図12に示される代表的な実施形態で使用される調整ナットアセンブリの斜視図である。 図11及び図12に示される代表的な実施形態で使用されるレベリング機構の分解図である。 ある形態の図15のレベリング機構の断面図である。 別の形態の図15のレベリング機構の断面図である。 さらに別の形態の図15のレベリング機構の断面図である。 テストヘッドとジョイントがある形態の場合の図11及び図12に示されるテストヘッドと位置決めシステムの側面図である。 テストヘッドとジョイントが別の形態の場合の図11及び図12に示されるテストヘッドと位置決めシステムの側面図である。 テストヘッドとジョイントがさらに別の形態の場合の図11及び図12に示されるテストヘッドと位置決めシステムの側面図である。 テストヘッドとジョイントがさらに別の形態の場合の図11及び図12に示されるテストヘッドと位置決めシステムの側面図である。 テストヘッドとジョイントがさらに別の形態の場合の図11及び図12に示されるテストヘッドと位置決めシステムの側面図である。 図2A−2C、図3及び図4に示される代表的な実施形態におけるロールロック板とテストヘッド取付板を示す斜視図である。 図10A−10D、図11−16、図17A−17Eの代表的な実施形態を示すとともに、既に図示された構造が位置決めシステムと関連してどのように使用されるかを示す斜視図である。 二つの遠隔軸旋回ジョイントを組み込んで二つの回転軸を提供する構成の斜視図である。 二つの遠隔軸旋回ジョイントを組み込んで二つの回転軸を提供する別の構成の斜視図である。 二つの遠隔軸旋回ジョイントを組み込んで二つの回転軸を提供するさらに別の構成の斜視図である。 二つの遠隔軸旋回ジョイントを組み込んで二つの回転軸を提供するさらに別の構成の斜視図である。 従来の受け台に設けられたテストヘッドを示す平面図である。 図24Aのテストヘッドの側面図である。 図24Aのテストヘッドの別の側面図である。 図24Aのテストヘッドのさらに別の側面図である。
符号の説明
1 ロックボルト、 5 リスト軸、 7a シリンダ、 7b 取付板、
9a,9b ガイド板、 11 リストハウジング、 12 ハンドル留め具、
14 スペーサ、 17 調整ナット、 18a,18b チャネルカバー、
19 固定ブロック、 20 ノブ、 21 ねじ、 22 調整ねじ、
23 軸受板、 23a 軸受、 36 ワッシャ、 39a,39b カム従動子、
40a,40b,40c,40d トラックローラアセンブリ、
48a,48b 平板ワッシャ、 50 ロールピン、 61 テストヘッド取付板、
63 ロールロック板、 67a,67b ピン、 70a,70b 切欠、
71a,71b 切欠、 80a,80b,80c,80d 切欠、
110 テストヘッド、 115 位置決めシステム、 120 荷重支持リンク、
125 ベース、 128a,128b カム従動子、 130 下部旋回リンク、
140 上部旋回リンク、 142 ハンドル、 144 レベリング機構、
146 ねじ、 148 保持ブロック、 150 軸受、 151 旋回軸受、
152 チャネル、 154 調整ナットキャップ、 160 取付リンク、
162 調整ナット装置、 163 ナット、 164 カム従動子、
168 ハウジング、 170 調整ブラケット、 172,174 圧縮ばね、
173 軸、 176 ばね保持板、 177 軸受、 178 ロールピン、
180 バンパ、 250 回転軸、 300 リストアセンブリ、
305 トラニオン装置、 310 リストジョイント、 350 開口部、
351,352 チャネル、 360 ケーブル旋回装置、 372 荷重板、
1901 機構、 1905 リニアレール、 1906 リニア軸受。

Claims (34)

  1. 荷重(110)を支持する装置であって、旋回装置(300)と、該旋回装置(300)に対し静止したベース(125)、前記ベース(125)に鉛直方向に取り付けられた円弧状の湾曲経路(120)とを備え、
    前記旋回装置(300)は、前記荷重(110)を前記ベース(125)に連結することができ、さらに前記荷重(110)を連結した前記旋回装置(300)は前記ベース(125)に対し移動可能で、
    前記旋回装置(300)は、前記旋回装置(300)と前記ベース(125)とを連結させる少なくとも二つの可動支持部材(128a,128b)を有し、
    前記荷重(110)が連結された前記旋回装置(300)は、第一および第二の限界値によって定められる移動範囲を有し、該移動範囲内において、前記旋回装置(300)は、前記荷重(110)とそれぞれ交わる第一の力成分(2B)および第二の力成分(3B)を発生させ、
    前記少なくとも二つの可動支持部材(128a,128b)のうち、第一の可動支持部材(128b)が前記湾曲経路(120)上をガイドされることで、前記第一の力成分(2B)が前記第一の可動支持部材(128b)から前記荷重(110)に向かって前記荷重(110)を通過し、
    第二の可動支持部材(128a)が前記湾曲経路(120)上をガイドされることで、前記第二の力成分(3B)が前記荷重(110)から前記第二の可動支持部材(128a)に向かって前記第二の可動支持部材(128a)を通過し、
    前記旋回装置(300)が前記湾曲経路(120)に沿って移動して前記荷重(110)を回転させ、
    前記少なくとも二つの可動支持部材(128a,128b)が前記湾曲経路(120)に沿って時計方向に移動して前記荷重(110)を時計方向に回転させる一方、前記少なくとも二つの可動支持部材(128a,128b)が前記湾曲経路(120)に沿って反時計方向に移動して前記荷重(110)を反時計方向に回転させ、
    前記荷重(110)は、時計方向および反時計方向の回転の前後いずれにおいても前記第一および第二の力成分(2B,3B)によって平衡な状態にあることを特徴とする荷重支持装置。
  2. 記旋回装置(300)が前記湾曲経路(120)に沿って上方に移動すると、前記湾曲経路(120)に対向する前記荷重(110)の面の反対側の面が下方に傾斜するように前記旋回装置(300)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の荷重(110)支持装置。
  3. 前記湾曲経路(120)に沿って前記旋回装置(300)が移動すると、前記荷重(110)の重心(CG)を実質的に通過する軸(250)の回りに前記荷重(110)回転することを特徴とする請求項1に記載の荷重(110)支持装置。
  4. 前記ベース(125)にしっかりと連結されるとともに前記旋回装置(300)に連結された軸部材をさらに備え、該軸部材を動作させることにより前記旋回装置(300)を移動させることを特徴とする請求項1に記載の荷重(110)支持装置。
  5. 前記荷重(110)回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させるロール回転機構(63)をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷重(110)支持装置。
  6. 前記荷重(110)を支持し、前記荷重(110)回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させる回動自在の中空リング(360)をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷重(110)支持装置。
  7. 前記中空リング(360)が分割リングであり、その一部は着脱自在であることを特徴とする請求項に記載の荷重(110)支持装置。
  8. 前記荷重(110)に接続されるケーブルが前記リング内に配置されていることを特徴とする請求項に記載の荷重(110)支持装置。
  9. 前記ベース(125)前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸を囲むように略C状に形成された部材であり、その側部に開口部を有することを特徴とする請求項5あるいは6に記載の荷重(110)支持装置。
  10. 前記荷重(110)に接続されるケーブルが前記開口部内に配置されていることを特徴とする請求項に記載の荷重(110)支持装置。
  11. 荷重(110)支持する方法であって、
    請求項1に記載の装置を用い、前記旋回装置(300)に対し前記ベース(125)を静止した状態に維持し、前記荷重(110)が連結された前記旋回装置(300)を前記ベース(125)に対して移動させることにより前記荷重(110)回転させることを特徴とする荷重(110)移動方法。
  12. 前記湾曲経路(120)は前記荷重(110)に向かって凹状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  13. 前記少なくとも二つ以上の可動支持部材(128a,128b)が前記湾曲経路(120)に沿って上方に移動すると、前記湾曲経路(120)に対向する前記荷重(110)の面の反対側の面が下方に傾斜することを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  14. 前記湾曲経路(120)に沿って前記旋回装置(300)が移動すると、前記荷重(110)の重心(CG)を実質的に通過する軸(250)の回りに前記荷重(110)回転することを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  15. 前記旋回装置(300)に連結され前記ベース(125)にしっかりと連結された軸部材を動作させることにより前記旋回装置(300)を移動させるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  16. 前記荷重(110)回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)をロール回転機構を用いて回転させるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  17. 前記荷重(110)回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させるために前記荷重(110)を支持する中空リング(360)が回転することを特徴とする請求項11に記載の荷重(110)移動方法。
  18. 前記中空リング(360)が分割リングであり、その一部を取り除くステップをさらに備えたことを特徴とする請求項17に記載の荷重(110)移動方法。
  19. 前記荷重(110)に接続されるケーブルを前記リング内に配置するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載の荷重(110)移動方法。
  20. 前記荷重(110)に接続されるケーブルを前記ベース(125)の開口部に配置するステップをさらに備え、前記ベースは前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸を囲むように略Cの形状を呈しており、その側部に前記開口部が開口していることを特徴とする請求項16あるいは17に記載の荷重(110)移動方法。
  21. 荷重(110)を支持する装置であって、位置決めシステム(115)と、該位置決めシステム(115)に対し静止したベース(125)と、前記ベース(125)に取り付けられた取付リンク(160)を備え、
    前記位置決めシステム(115)は前記荷重(110)を前記取付リンク(160)を介して前記ベース(125)に連結可能で、前記荷重(110)が連結された前記位置決めシステム(115)は前記ベース(125)に対して移動可能であり、
    前記位置決めシステム(115)は下部旋回リンク(130)と上部旋回リンク(140)を有し、下部旋回リンク(130)と上部旋回リンク(140)はそれぞれの一端を介して前記取付リンク(160)に回転自在に連結され、
    前記下部旋回リンク(130)と前記上部旋回リンク(140)のそれぞれの他端において前記下部旋回リンク(130)と前記上部旋回リンク(140)に回転自在に連結された荷重支持リンク(120)を有し、
    前記荷重(110)が連結された前記位置決めシステム(115)は、第一および第二の限界値によって定められる移動範囲を有し、該移動範囲内において、前記位置決めシステム(115)は、前記荷重(110)とそれぞれ交わる第一の力成分(2A)および第二の力成分(3A)を静的平衡状態で発生させ、
    前記第一の力成分(2A)が静的平衡状態で前記下部旋回リンク(130)から前記荷重(110)に向かって前記荷重(110)を通過し、
    前記第二の力成分(3A)が静的平衡状態で前記荷重(110)から前記上部旋回リンク(140)に向かって前記上部旋回リンク(140)を通過し、
    前記下部旋回リンク(130)と前記上部旋回リンク(140)は前記荷重(110)を回転させるように配置され、前記下部旋回リンク(130)と前記上部旋回リンク(140)が時計方向に回転すると前記荷重(110)は反時計方向に回転する一方、前記下部旋回リンク(130)と前記上部旋回リンク(140)が反時計方向に回転すると前記荷重(110)は時計方向に回転し、
    前記荷重(110)は、時計方向および反時計方向の回転の前後いずれにおいても、前記第一および第二の力成分(2A,3A)によって平衡な状態にあることを特徴とする荷重(110)支持装置。
  22. 前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させるロール回転機構(63)をさらに備えたことを特徴とする請求項21に記載の荷重(110)支持装置。
  23. 前記荷重(110)を支持し、前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させる回動自在の中空リング(360)をさらに備えたことを特徴とする請求項21に記載の荷重(110)支持装置。
  24. 前記中空リング(360)が分割リングであり、その一部は着脱自在であることを特徴とする請求項23に記載の荷重(110)支持装置。
  25. 前記荷重(110)に接続されるケーブルが前記リング内に配置されていることを特徴とする請求項24に記載の荷重(110)支持装置。
  26. 前記ベース(125)は前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸を囲むように略C状に形成された部材であり、その側部に開口部を有することを特徴とする請求項22あるいは23に記載の荷重(110)支持装置。
  27. 前記荷重(110)に接続されるケーブルが前記開口部内に配置されていることを特徴とする請求項26に記載の荷重(110)支持装置。
  28. 荷重(110)を支持する方法であって、
    請求項21に記載の装置を用い、前記位置決めシステム(115)に対し前記ベース(125)を静止した状態に維持し、前記荷重(110)が取り付けられた前記位置決めシステム(115)を前記ベース(125)に対して移動させることにより前記荷重(110)を回転させることを特徴とする荷重(110)移動方法。
  29. 前記位置決めシステム(115)に連結され前記ベース(125)にしっかりと連結された軸部材を動作させることにより前記位置決めシステム(115)を移動させるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項28に記載の荷重(110)移動方法。
  30. 前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)をロール回転機構を用いて回転させるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項28に記載の荷重(110)移動方法。
  31. 前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸の回りに前記荷重(110)を回転させるために前記荷重(110)を支持する中空リング(360)が回転することを特徴とする請求項28に記載の荷重(110)移動方法。
  32. 前記中空リング(360)が分割リングであり、その一部を取り除くステップをさらに備えたことを特徴とする請求項31に記載の荷重(110)移動方法。
  33. 前記荷重(110)に接続されるケーブルを前記中空リング(360)内に配置するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項32に記載の荷重(110)移動方法。
  34. 前記荷重(110)に接続されるケーブルを前記ベース(125)の開口部に配置するステップをさらに備え、前記ベースは前記荷重(110)の回転中心軸に直交する軸を囲むように略Cの形状を呈しており、その側部に前記開口部が開口していることを特徴とする請求項30あるいは31に記載の荷重(110)移動方法。
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