JP5603096B2 - 組付治具を備える治具装置 - Google Patents
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Description
そして、該治具装置は、例えば、自動車の製造工程において,車体にドアを取り付けるヒンジを車体に組み付けるために使用される。
一般に、ドアはその重量により下がり傾向になるため、ヒンジは、その下がり分を見越した組付位置で車体に組み付けられる。そこで、該組付位置を設定するために、ヒンジ用の治具装置は、車体に対してヒンジを位置決めする位置決め部材が回動可能に設けられた基台を備える組付治具と、該基台に対する前記位置決め部材の位置を設定する位置設定部材とを備える。この位置設定部材は、回動可能な位置決め部材に設けられたスケールと、基台に設けられた目盛り板とを備える。そして、位置決め部材と一体のスケールを目盛り板の目盛りに基づいて回動させることで、位置決め部材の位置が設定され、ひいては車体に対するヒンジの組付位置が設定される。
そして、本発明は、さらに、治具装置の小型化を図ること、さらに物品の組付位置の設定作業の効率の向上を図ることを目的とする。
また、スケールの基準点対応部位は仮想円上の任意の位置にあればよいことから、組付治具の構造に応じて、調整部材による調整がし易い位置に基準点対応部位を配置すればよいので、治具装置の設計の自由度が大きくなる。
これによれば、第1方向で互いに離隔する第1,第2回動中心線を有する第1,第2位置決め装置を備える治具装置において、第1,第2基準点対応部位が、第1方向で第2,第1回動中心線寄りにそれぞれ配置される。この結果、第1,第2距離を大きくして第1,第2位置決め部材の回動量の微調整が可能になることにより物品の組付位置の設定精度を向上させることができ、しかも治具装置を第1方向で小型化できる。
これによれば、第2基準点は、第1回動中心線から第1基準点および第2回動中心線よりも遠い位置にあるにも拘わらず、第2基準点対応部位は、第1回動中心線および第2回動中心線の間に位置するので、第2基準点での組付位置の設定精度を確保しながら、治具装置を第1方向で小型化できる。
これによれば、測定器の測定子を利用して位置決め部材を回動させることにより、位置決め部材の位置調整ができ、しかも測定器により位置決め部材の回動量を正確に設定できるので、物品の組付位置の設定作業の効率を向上させることができる。
これによれば、スケールおよび調整部材は、把持具よりも手前側に配置されていることから、把持具がスケールおよび調整部材による物品の組付位置の設定作業の障害にならないので、物品の組付位置の設定作業の効率を向上させることができる。
これによれば、組付治具は回動中心線から離隔した位置に設けられた規制部材が複数の規制部から構成されることにより、調整部材により設定された位置からの位置決め部材の位置ズレの防止効果を高めることができる。
これによれば、自動車におけるドア用のヒンジの位置決め部材を備える組付治具を備える治具装置において、請求項1から6記載の発明の効果が奏される。
また、基準点は位置決め部材の全体が含まれる仮想最小円の外側に位置するので、基準点が仮想最小円の内側に位置する場合または位置決め部材の回動量を測定する部位が仮想最小円の内側に位置する場合に比べて、位置決め部材の回動位置、ひいてはヒンジの組付位置の設定精度を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、治具装置を小型化することができ、また物品の組付位置の設定作業の効率を向上させることができる。
図1を参照すると、本発明の実施形態である治具装置A(図2参照)により位置決めされてから組み付けられた物品としてのヒンジ5を備える製品である自動車1は、ヒンジ5が組み付けられる組付対象物としての車体2と、ヒンジ5を介して車体2に取り付けられる第1部材としてのフロントドア3および第2部材としてのリアドア4とを備える。
なお、実施形態において、「第1」は「フロント側」に、「第2」は「リア側」に相当する。
各ヒンジ5は、1対のヒンジ板6a,6bと、両ヒンジ板6a、6bを回動可能に連結するヒンジピン6cとを有する。各ヒンジ板6a,6bには、ボルト(図示されず)が挿通される1対の挿通孔6d(図4も参照)が設けられる。そして、これらヒンジ5は、搬送経路上の所定位置に位置決めされた車体2に対して、ロボット7のアーム7a(図5参照)に取り付けられた組付治具A1(図4,図5も参照)により、治具装置Aで位置決めされた組付位置(以下、単に「組付位置」という。)に位置決めされた後、各挿通孔6dに挿通されるボルトにより、対応するピラー2a,2bおよびドア3,4に取り付けられる。
したがって、位置設定部材40,50は、組付治具A1に着脱可能に設けられる。また、位置決め部材20,30により位置決めされる複数として4つのヒンジ5については、形状が同一または異なっていてもよい。
また、位置設定部材40,50は、第1,第2支持フレーム15,16に対する第1,第2位置決め部材20,30の回動位置をそれぞれ設定する第1,第2位置設定部材40,50から構成される。
把持具24,34は、位置決め支持体21,31および取付座21c,21d;31c,31dよりも奥側で位置決め支持体21,31に取り付けられる一方、位置決め設定部材40,50のスケール43,53およびダイヤルゲージ47,57は、把持具24,34よりも手前側で位置決め支持体21,31に取り付けられる。
スケール当接部材45,55は、スケール部材41,51と当接した状態で、回動中心線L1,L2を中心としたスケール部材41,51の回動位置および該スケール部材41,51と一体に回動する位置決め部材20,30の回動位置を調整可能である。
そして、支持フレーム15,16に対する位置決め部材20,30の初期位置は、アーム部21a,31bに基準ピン65および基準孔66により位置決めされて固定された取付部材42,52を介してスケール43,53が位置決め部材20,30に固定された状態で、指標部44,54の基準点対応部位Q1,Q2が後記仮想円C1,C2上に位置するときの位置として設定される。
ここで、基準点P1,P2は、前後方向に互いに離隔している第1基準点P1および第2基準点P2から構成される。各基準点P1,P2は、各ドア3,4が設計位置に位置するか否かの判定をするための特定点として、各ドア3,4の重量や形状に応じて設定される。また、回動中心線方向から見たとき、回動中心線L1,L2と基準点P1,P2との距離R1,R2は、回動中心線L1,L2とヒンジ5の組付位置との距離よりも大きい。
ここでは、図1に示されるように、第1基準点P1は、フロントドア3において前後方向でヒンジ5の組付位置がある部位である前縁部3aとは反対側の部位である後縁部3bに対応する部位での特定位置であり、第2基準点P2は、リアドア4において前後方向でヒンジ5の組付位置がある部位である前縁部4aとは反対側の部位である後縁部4bに対応する部位での特定位置である。
第1基準点P1は、第1回動中心線L1を中心とすると共に該回動中心線L1を中心に回動可能な第1位置決め部材20の全体が含まれる円のうち最も半径が小さい円である仮想最小円C3の外側に位置し、同様に第2基準点P2は、第2回動中心線L2を中心とすると共に該回動中心線L2を中心に回動可能な第2位置決め部材30の全体が内部に含まれる円のうち最も半径が小さい円である仮想最小円C4の外側に位置する。
第1基準点対応部位Q1は、平面視で、第1基準点P1と同じ位置にあり、第2基準点P2は、前後方向で、第1回動中心線L1から第1基準点P1および第2回動中心線L2よりも遠い位置にある。第2基準点対応部位Q2は、前後方向で第1回動中心線L1および第2回動中心線L2の間に位置する。また、両回動中心線L1,L2間の距離は、各距離R1,R2よりも小さい。
ここで、各ボルト61、各ストッパ部71,72、各ストッパ部81,82は、いずれも規制部である。それゆえ、規制部材Fは、複数の該規制部から構成される。
第1回動中心線L1を中心とする第1位置決め部材20の回動は、ボルト61および1対のストッパ部71,72により阻止され、第2回動中心線L2を中心とする第2位置決め部材30の回動は、ボルト61および1対のストッパ部81,82により阻止される。
位置設定部材40,50の取付工程において、ボルト61により位置決め部材20,30が固定されている組付治具A1に対して、取付部材42,52,46,56およびスケール43,53が位置決め支持体21,31のアーム部21a,31bやフレーム部14a,13bに予め設定された位置で取り付けられてネジ62〜64により固定される。
その後、スケール43,53の基準点対応部位Q1,Q2が平面視で仮想円C1,C2上に位置するように、位置決め部材20,30の回動位置が調整される。このとき、位置決め部材20,30は前記初期位置を占めるので、この初期位置でボルト61が締め付けられて支持フレーム15,16に位置決め支持体21,31が固定され、さらに調整ネジ80が操作されて各固定ストッパ73,76;83,86と可動ストッパ74,75;84,85とが当接状態、すなわちストッパ部71,72,81,82が当接状態にされる。これにより、前記初期位置を占める位置決め部材20,30が基台10に対して回動することが防止される。
次いで、ボルト61が緩められ、ストッパ部71,72,81,82が当接解除状態にされて、基台10の支持フレーム15,16に対して位置決め部材20,30の位置決め支持体21,31が支軸18,19(または回動中心線L1,L2)を中心として回動できる状態にされる。
次いで、ボルト61が締め付けられ、ストッパ部71,72,81,82が当接状態にされることにより、基台10に位置決め部材20,30が固定される。
そして、取付部材42,52,46,56およびスケール43,53などの位置設定部材40,50が組付治具A1から取り外される(図4,図5参照)。
ロボット7は、ヒンジ5を把持した組付治具A1を車体2に対して位置決めする。次いで、別のロボットにより、ヒンジ5の挿通孔6d(図1参照)にボルトが挿通され、ピラー2a,2bにねじ込まれる。これにより、各ヒンジ5が、車体2において、位置設定部材40,50により設定された組付位置で車体2に組み付けられる。
このように、組付治具A1がロボット7により移動させられる際には、位置設定部材40,50が組付治具A1から取り外されているので、組付治具A1および位置設定部材40,50を備える治具装置Aが軽量化された状態でロボットに取り付けられる。この結果、組付治具A1に位置設定部材40,50が取り付けられたままである場合に比べて、組付治具A1を操作するロボット7によるヒンジ5の把持作業および車体2に対する組付治具A1の位置決め作業が容易になる。
組付治具A1と位置設定部材40,50とを備える治具装置Aにおいて、位置決め部材20,30は、ボルト61により固定可能である一方で、ボルト61による固定解除状態およびストッパ部71,72,81,82の当接解除状態で回動中心線L1,L2を中心に回動可能に基台10に設けられ、位置設定部材40,50は、基準点P1,P2に対応する基準点対応部位Q1,Q2を有するスケール43,53と、基準点対応部位Q1,Q2に当接するダイヤルゲージ47,57とを備え、スケール43,53は位置決め部材20,30に設けられ、ダイヤルゲージ47,57は基台10に設けられ、基準点対応部位Q1,Q2は、平面視で回動中心線L1,L2を中心とすると共に回動中心線L1,L2と基準点P1,P2との距離R1,R2を半径とした仮想円C1,C2上に位置し、ダイヤルゲージ47,57は、基準点対応部位Q1,Q2に当接した状態で回動中心線L1,L2を中心に位置決め部材20,30と一体に回動するスケール43,53の回動位置を変更可能である。
この構造により、位置決め部材20,30の回動位置を調整するダイヤルゲージ47,57は、車体2におけるヒンジ5の組付位置の基準となる基準点P1,P2が存在する仮想円C1,C2上の位置である基準点対応部位Q1,Q2において、基台10に対する位置決め部材20,30の位置を設定するスケール43,53に当接するので、位置決め部材20,30の位置調整が基準点P1,P2において行われることと同等になる。この結果、ヒンジ5の組付位置を精度よく設定するうえで好適な位置として選択し得る基準点P1,P2と同じ位置または該基準点P1,P2と同等の位置で、位置決め部材20,30の位置を設定できるので、位置決め部材20,30の位置を高精度に設定でき、したがってヒンジ5の組付位置の設定精度を高めることができる。
また、スケール43,53の基準点対応部位Q1,Q2は仮想円C1,C2上の任意の位置にあればよいことから、組付治具A1の構造に応じて、ダイヤルゲージ47,57による調整がし易い位置に基準点対応部位Q1,Q2を配置すればよいので、治具装置Aの設計の自由度が大きくなる。
この構造により、スケール43,53およびダイヤルゲージ47,57は、把持具24,34よりも手前側に配置されていることから、把持具24,34が、スケール43,53およびダイヤルゲージ47,57によるヒンジ5の組付位置の設定作業の障害にならないので、ヒンジ5の組付位置の設定作業の効率を向上させることができる。
スケール部材41,51が基台10に着脱可能に設けられてもよく、スケール当接部材45,55が位置決め部材20,30に着脱可能に設けられてもよい。
治具装置Aは、1または3以上の組付治具A1、または、1または3以上の位置設定部材を備えていてもよい。組付治具A1は、1または3以上の位置決め部材を備えていてもよい。
物品は、ヒンジ5以外に、車体2に取り付けられる部品であってもよい。また、組付対象物は車体2以外の機械であってもよく、この場合、物品は該機械に組み付けられる部品であってもよい。そして、第1方向は、前後方向以外の方向であってもよい。
複数の物品については、種類が同一または異なっていてもよい。
位置決め部材20,30が前記初期位置を占める状態で、スケール43,53等の位置設定部材40,50を組付治具A1から取り外して、物品を組付対象物に位置決めすることもできる。
組付位置に物品が組み付けられる際、組付治具A1は、ロボット7以外の支持部材により支持されてもよい。
位置設定部材40,50の全体または少なくとも1つの構成部材は、組付治具A1に着脱可能ではなく、一体に設けられていてもよい。
5 ヒンジ
10 基台
20,30 位置決め部材
24,34 把持具
40,50 位置設定部材
43,53 スケール
47,57 ダイヤルゲージ
61 ボルト
71,72 ストッパ部
81,82 ストッパ部
A 治具装置
A1 組付治具
L1,L2 回動中心線
Q1,Q2 基準点対応部位
P1,P2 基準点
R1,R2 距離
C1,C2 仮想円
C3,C4 仮想最小円
Claims (7)
- 組付対象物に組み付けられる物品を前記組付対象物に対して位置決めする位置決め部材と前記位置決め部材が設けられた基台とを備える組付治具と、
前記基台に対する前記位置決め部材の位置を設定する位置設定部材と、
を備える治具装置において、
前記位置決め部材は、固定具により固定可能である一方で、前記固定具による固定解除状態で回動中心線を中心に回動可能に前記基台に設けられ、
前記位置設定部材は、前記組付治具が前記組付対象物に位置決めされた状態で、前記物品を介して前記組付対象物に取り付けられる部材が設計位置に位置するか否かの判定をするための特定点としての基準点であって前記組付対象物における前記物品の組付位置の基準となる予め設定された前記基準点に対応して設けられ前記位置決め部材の位置調整が前記基準点において行われることと同等になる基準点対応部位を有するスケールと、前記基準点対応部位に当接する調整部材とを備え、
前記スケールおよび前記調整部材の一方の部材は前記位置決め部材に設けられ、前記スケールおよび前記調整部材の他方の部材は前記基台に設けられ、
前記基準点対応部位は、前記基台に前記固定具により固定された前記位置決め部材または前記基台に前記スケールが設けられた状態で、前記回動中心線に平行な回動中心線方向から見たとき、前記回動中心線を中心とすると共に前記回動中心線と前記基準点との距離を半径とした仮想円上に位置し、
前記調整部材は、前記基準点対応部位に当接した状態で前記回動中心線を中心に前記位置決め部材と一体に回動する前記一方の部材の回動位置を変更可能であり、
前記基台に前記固定具により固定された前記位置決め部材または前記基台に前記スケールが設けられた状態で、前記回動中心線方向から見たとき、前記回動中心線と前記基準点との距離は、前記回動中心線と前記物品の組付位置との距離よりも大きいことを特徴とする治具装置。 - 前記物品は複数の物品であり、
前記位置決め部材は、前記回動中心線方向から見たとき、第1方向に互いに離隔している第1位置決め部材および第2位置決め部材であり、
前記回動中心線は、互いに平行であると共に前記第1方向に互いに離隔している第1回動中心線および第2回動中心線であり、
前記基準点は、前記第1方向に互いに離隔している第1基準点および第2基準点であり、
前記スケールは、前記第1位置決め部材および前記第2位置決め部材にそれぞれ設けられる第1スケールおよび第2スケールであり、
前記基準点対応部位は、前記第1スケールの第1基準点対応部位および前記第2スケールの第2基準点対応部位であり、
前記調整部材は、前記第1基準点対応部位に当接して、前記第1回動中心線を中心に前記第1位置決め部材と一体に回動する前記第1スケールの回動位置を変更可能な第1調整部材、および、前記第2基準点対応部位に当接して、前記第2回動中心線を中心に前記第2位置決め部材と一体に回動する前記第2スケールの回動位置を変更可能な第2調整部材であり、
前記距離は、前記回動中心線方向から見たとき、前記第1回動中心線と前記第1基準点との第1距離および前記第2回動中心線と前記第2基準点との第2距離であり、
前記仮想円は、前記第1回動中心線を中心とすると共に前記第1距離を半径とした第1仮想円および前記第2回動中心線を中心とすると共に前記第2距離を半径とした第2仮想円であり、
前記第1基準点対応部位は、前記第1方向で前記第1回動中心線よりも前記第2回動中心線に近い位置にあり、
前記第2基準点対応部位は、前記第1方向で前記第2回動中心線よりも前記第1回動中心線に近い位置にあることを特徴とする請求項1記載の治具装置。 - 前記第2基準点は、前記第1方向で、前記第1回動中心線から前記第1基準点および前記第2回動中心線よりも遠い位置にあり、
前記第2基準点対応部位は、前記第1方向で前記第1回動中心線および前記第2回動中心線の間に位置することを特徴とする請求項2記載の治具装置。 - 前記調整部材は、前記基準点対応部位に当接すると共に前記一方の部材の回動位置を変更可能な測定子を有する測定器であり、
前記測定器は、前記測定子を通じて前記一方の部材の回動量を測定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の治具装置。 - 前記位置決め部材は、前記物品を把持する把持具を有し、
前記組付治具が前記回動中心線方向で前記組付対象物に対面して配置された状態で、前記組付治具に対して、前記回動中心線方向で前記組付対象物に向かう側を奥側とし、前記回動中心線方向で前記組付対象物から遠ざかる側を手前側とするとき、前記スケールおよび前記調整部材は、前記把持具よりも前記手前側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の治具装置。 - 前記組付治具は、前記回動中心線から離隔した位置に前記位置決め部材の回動を阻止する複数の規制部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の治具装置。
- 前記組付対象物は、自動車の車体であり、
前記物品は、前記自動車のドアを前記車体に取り付けるためのヒンジであり、
前記基準点は、前記回転中心線方向から見たとき、前記回動中心線を中心とすると共に該回動中心線を中心に回動可能な前記位置決め部材の全体が内部に含まれる円のうち最も半径が小さい円である仮想最小円の外側に位置することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の治具装置。
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