JP4789760B2 - 電子機器及びラック状装置 - Google Patents

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Description

本発明は電子機器に係り、特に内部部品冷却用の熱交換器を有する電子機器及びそのような電子機器が収容されたラック状装置に関する。
近年、多数の電子機器を多段のラックに配置してサーバ等を構成し、ラックを空調が整った部屋(以下、空調室と称する)に設置することが一般的である。電子機器の内部部品を冷却した際に生じる比較的高温の空気は、電子機器の筐体から排出される。ラックには多くの電子機器が収容されており、且つそのようなラックが多数、空調室内に設置されると、多量の高温の空気がラックから空調室内に放出される。ラックが設置される空調室の温度は、例えば20℃のような常温に一定に維持される。
図1は空調機によるラック周囲の空気の循環を示す模式図である。通常、ラック2が設置される空調室には、床4と天井に開口が設けられ、床開口4aから冷気が空調室内に供給され、天井の開口から暖かい空気が吸い込まれて空調機6が吸引する。ラック3から排出された暖かい空気は空調機6により冷却され、床4の開口4から空調室内に供給される。通常、発熱量の大きいラック2の周囲には、多くの床開口4aが設けられ、空調室内をバランスよく空調できるように構成される。
ところが、空調室内の一部領域に多数のラック2が設置されたような場合(発熱密度大)、ラック2の周囲の温度が室内の他の領域の温度より高くなって部分的に高温となったヒートスポットが発生することがある。また、ラック2から排出される空気の熱量が、空調機6の処理能力を超えてしまう場合、空調室内全体の温度を一定に維持できなくなってしまう。
そこで、ラック内に液冷式の熱交換器を設け、且つ各電子機器の内部も液冷とし、ラック内で各電子機器からの冷媒と熱交換器で熱交換する冷却システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この冷却システムでは、各電子機器で発生する熱は一旦冷媒に吸収されるが、ラック内において空気に放出されてラック外に放出されるため、結局、電子機器からの熱は全てラックから空調室に放出されてしまう。
また、電子装置内に冷凍機と冷却側の熱交換器とを設け、放熱側の熱交換機を電子装置外に配置し、電子装置内部の空気を冷却しながら循環させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この場合、放熱側の熱交換器が空調室内であれば、やはり電子装置からの熱が全て空調室に放出される。
また、タンク内部のデッドスペースに熱交換器を設け、タンクの外側に液送ポンプを設置して、巻線と鉄心を収容した絶縁容器内に充填した不燃絶縁液を熱交換器を介して強制循環させ、熱交換器による熱交換は、外部冷却液配管にタンク外部から冷却液を通流することで、内部の鉄心を冷却する誘導電器が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。この場合、電子装置としての誘導電器内を循環する冷媒を、誘導電器外を循環する冷媒で冷却するため、誘導電器内の熱を誘導電器外に取り出すことができるが、誘導電器外を循環する冷媒からの放熱が空調室内であれば、やはり電子装置からの熱が全て空調室に放出される。
また、電子装置内のCPUに液冷式冷却器を設け、冷却液を空冷式冷却との間で循環してCPUを冷却するCPU放熱装置が提案されている(例えば、特許文献4参照。)このCPU放熱装置では、冷却液は電子装置内で循環しており、CPUから発生する熱は、最終的に全て空気により空調室に放出される。
そこで、ラック2から放出される比較的高温の空気を冷却するために、ラック2内に水冷式の熱交換器を設けて、ある程度温度を低くした空気をラック2から放出することが提案されている。図2は水冷式の熱交換器8が設けられたラック2の模式図である。ラック2内には複数の電子機器10が収容されている。電子機器10から排出される高温の空気は、水冷式の熱交換器8により冷却されて温度の低い空気となり、ラック2の外に排出される。水冷式の熱交換器8には、冷却水配管12Aを介して外部から冷却水が供給される。供給された冷却水は、熱交換器8において電子機器10からの高温の空気から熱を吸収し、冷却水配管12Bを介して外部に排出される。図示はしていないが、冷却水配管12Bにより排出された高温の冷却水は、ラック2が設置された空調室の外に設けられた冷却機で冷却され、低温の冷却水となって再び冷却水配管12Aに供給される。
以上のように、ラック2内に水冷式の熱交換器8を設けることにより、ラック2から排出される空気の温度を下げることができる。ラック2から排出される空気から吸収した熱は、冷却水により輸送され、空調室外で放出される。したがって、熱交換機8で吸収する熱は空調室に放出されないため、空調室を空調するための空調機の負荷を低減することができる。また、特に発熱密度の大きいラック2に熱交換機8を設けることで、空調室内でのヒートスポットの発生を防止することができる。
特開2004ー363308号公報 特開平8−63261号公報 実開平6−34220号公報 実用新案登録第3068892号
上述のように、ラック2に水冷式の熱交換器8を設けた場合、電子機器10の内部で個体(発熱部品)から気体(空気)への熱交換(固体−気体間の熱伝達)が行われ、熱を吸収した空気が電子機器10から排出されると、ラック2内の水冷式の熱交換器8で再び気体(空気)から固体(熱交換器のフィン等)への熱交換(固体−気体間の熱伝達)が行われ、電子機器10からの空気が冷却されてラック2外に排出される。
一般的に、固体−気体間の熱伝達は、固体−液体間の熱伝達に比べて効率が悪い。同じ発熱量を伝えるために必要な面積は、空気と水を例に取ると、空気は水の10〜100倍の面積が必要になる。図2に示す例では、この効率の悪い固体−気体間の熱伝達を2回行って、電子機器10内で発生した熱を空調室外に排出していることとなる。したがって、より効率よく、電子機器から空調室外に熱を排出することのできる技術の開発が望まれている。
上述の課題を解決するために、本発明によれば、内部に発熱部品を有する電子機器であって、該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系とを有し、前記冷媒循環系の前記放熱部は、前記電子機器の外部から供給される液体の外部冷媒と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換器と、前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換器とを含み、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って直列に設置されていることを特徴とする電子機器が提供される。
また、本発明によれば、上述の電子機器を少なくとも一つ筐体内に収容したラック状装置が提供される。
さらに、本発明によれば、内部に発熱部品を有する電子機器と、液体の外部冷媒が外部から供給され、流体継手により前記電子機器に離脱可能に接続された液−液式の熱交換器とを有し、前記電子機器は、該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系とを有し、前記冷媒循環系の前記放熱部は、前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う気−液式の熱交換器を含み、前記液−液式の熱交換器と前記気−液式の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って直列に設置されていることを特徴とするラック状装置が提供される。
本発明によれば、第1の熱交換器は、液体(内部冷媒)→固体→液体(外部冷媒)という経路で熱が伝達される液−液式の熱交換器であり、液体(内部冷媒)→固体→気体(空気)という経路で熱が伝達される第2の熱交換器よりは冷却効率が高く、効率良く熱を外部に放出することができる。したがって、内部冷媒による冷却装置全体としての冷却効率を改善して高めることができる。
また、電子機器の内部で生じた熱を内部冷媒を介して吸収した外部冷媒は、外部冷媒配管を介して空調室の外部に設置された熱交換器に送ることができ、当該熱交換器で熱を放出させることができる。したがって、電子機器の内部で発生した熱を、空調室に放出しなくてもよく、空調室の空調負荷を低減することができる。
さらに、本発明は外部冷媒が準備出来ない環境に電子機器を設置する場合も、空冷装置として設置可能である。このため、外部冷媒の有無に関わらず設置可能な電子機器を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
図3は本発明の第1実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第1実施例による電子機器は、筐体2の内部に収容された電子部品や電気部品を有している。電子部品としては、例えばCPUのような半導体装置があり、電気部品としては例えば電子部品に電力を供給する電源ユニット4がある。CPUのような半導体装置は動作時に発熱するため、冷却装置を設けることが多い。また、電子部品や電気部品からの熱を筐体2の外部に放出するために、筐体2外の空気を筐体2内に導入し、且つ筐体2内の暖まった空気を筐体2外に排出するための送風機が筐体2内に設けられることが多い。
本実施例では、電子部品としてCPUのような半導体装置を冷却するために、液冷式の冷却装置が設けられる。液冷式の冷却装置は、液体の冷媒を吸熱部と放熱部との間で循環させることにより、吸熱部において冷媒により電子部品から熱を吸収し、放熱部でその熱を放出することで、電子部品を冷却する冷媒循環系により構成される。
冷媒循環系は、吸熱部であるヒートシンク6と、放熱部である第1の熱交換器8と、放熱部である第2の熱交換器10と、液体の冷媒を蓄えるタンク12と、冷媒を循環させるためのポンプ14と、これら構成部品を接続して冷媒の循環通路となる冷媒配管16とにより構成される。タンク12は必要であれば設けることとしてもよい。
ポンプ14から吐出された液体の冷媒は、まず配管16を通ってヒートシンク6に供給される。ヒートシンク6は、冷却すべき電子部品に取り付けられており、電子部品で発生した熱は循環している液体の冷媒に吸収される。冷媒は配管16を介してヒートシンク6から第1の熱交換器8に流れる。
第1の熱交換器8は液−液式の熱交換器であり、ヒートシンク6からの液体の冷媒(以下、内部冷媒と称することもある)と電子機器の外部から供給される液体の冷媒(以下、外部冷媒と称することもある)との間で熱交換が行われるよう構成されている。外部冷媒は低温の冷媒であり、外部冷媒配管18Aを介して第1の熱交換器8に供給され、外部冷媒配管18Bを介して第1の熱交換器8から排出される。外部冷媒は比較的低温の液体冷媒であり、内部冷媒から熱を吸収することができる。
第1の熱交換器8における熱交換で熱を放出してある程度低温となった内部冷媒は、配管16を介して第2の熱交換器10に供給される。第2の熱交換器10は気−液式の熱交換器であり、内部冷媒と周囲の空気との間で熱交換を行うように構成されている。第2の熱交換器10の近傍には、送風機であるファン20が配置され、第2の熱交換器10の周囲を含む筐体2内の空気を筐体2の外に排出する。第2の熱交換器10における熱交換により、内部冷媒は周囲の空気に熱を放出してさらに低温となる。
第2の熱交換器において低温となった内部冷媒は、タンク12に一時的に蓄えられた後、ポンプ14により昇圧されて再びヒートシンク6に供給される。このように、内部冷媒は、吸熱部であるヒートシンク6と、放熱部である第1の熱交換器8(液−液式)と、放熱部である第2の熱交換器10(気−液式)との間を循環しながら、ヒートシンク6で吸収した熱を、第1及び第2の熱交換器8,10を介して電子機器の外部に排出する。
以上のように、本実施例では、ヒートシンク6において内部冷媒が吸収した熱の一部が第1の熱交換器8で放出され、残り一部の熱が第2の熱交換器10で放出される。したがって、第2の熱交換器10で空気に放出され、暖められた空気となって電子機器の外部周囲に排出される熱の量を低減することができる。
ヒートシンク6で吸収する熱量が少ない場合(すなわち、電子部品の発熱量が小さい場合)は、第1の熱交換器8で熱の大部分が放出され、第2の熱交換器10ではほとんど熱を放出しなくてもよい場合もあり得る。反対に、ヒートシンク6で吸収する熱量が多い場合(すなわち、電子部品の発熱量が大きい場合)は、第1及び第2の熱交換器8,10が分担して放熱することにより、多くの熱量を放出することができる。
ここで、第1の熱交換器8は、液体(内部冷媒)→固体→液体(外部冷媒)という経路で熱が伝達される液−液式の熱交換器であり、第2の熱交換器10よりは冷却効率が高く、効率良く熱を外部に放出することができる。したがって、内部冷媒による冷却装置全体としての冷却効率を改善して高めることができる。
ここで、第2の熱交換器10において放出された熱を含む空気は、ファン2により電子機器の筐体2の外部に排出される。すなわち、第2の熱交換器10において放出された熱は、電子機器の周囲に放出される。一方、第1の熱交換器8において外部冷媒に放出された熱は、外部冷媒により移送することができ、電子機器から離れた場所で放出することができる。例えば、電子機器が空調室に設けられていた場合には、空調室の外まで外部冷媒配管を延ばすことにより、電子機器の熱を空調室の外部で放出することが可能となる。
図4は図3に示す電子機器が収容されたラックを空調室に設置した状態を示す簡略図である。図4において、ラック状装置であるラック30は計算機室などの空調が施された空調室40内に設置される。空調室40内の空気は、空調室40外に設置された空調機42により温度調節されて空調室40に戻される。すなわち、空調室40内で、ラック30内の電子機器32にから排出された暖かい空気は、空調室40の天井開口40aから空調機42に吸い込まれ、空調機42により温度が下げられて冷たい空気となって、空調室40の床開口40bから空調室40に供給される。これにより、空調室40内は一定の温度(例えば、23℃)に維持される。
ここで、ラック30内の電子機器32,34に外部冷媒を供給するための外部冷媒配管32A,34A(図3の外部冷媒配管18Aに相当)は、マニフォールド36Aにより一本の外部冷媒供給配管38Aにまとめられる。外部冷媒供給配管38Aは空調室40の床下まで延在し、空調室40外に設置された熱交換器(図示せず)に接続される。また、ラック30内の電子機器32,34から排出される外部冷媒が流れる外部冷媒配管32B,34B(図3の外部冷媒配管18Bに相当)は、マニフォールド36Bにより一本の外部冷媒帰還配管38Bにまとめられる。外部冷媒帰還配管38Bは空調室40の床下まで延在し、空調室40外に設置された熱交換器(図示せず)に接続される。
以上のように構成することにより、電子機器32,34の内部で生じた熱を内部冷媒を介して吸収した外部冷媒は、外部冷媒帰還配管38Bを介して空調室40の外部の熱交換器に送られ、当該熱交換器で熱を放出して低温となり、外部冷媒供給配管38Aを介して電子機器32,43に供給される。したがって、電子機器32,34の内部で発生した熱を、外部冷媒を介して空調室40外に移送し、空調室40の外部にある熱交換器で放出することができる。
このため、空調室40内に放出される熱は、電子機器32,34内の第2の熱交換器(図3の第2の熱交換器10に相当)から放出される熱だけであり、空調室40の空調機42に対する負荷を低減することができる。例えば、空調室40内に多数のラック30が設置されてその中に収容された多数の電子機器32,34が同時に作動した場合でも、外部冷媒による冷却を行うことで、空調室40内に放出される熱を低減することができる。したがって、空調機42に対する負荷を低減することができ、空調室40内の温度を常時一定に維持することができる。また、空調室40内の一部の領域における放熱量が多くてヒートスポットが発生するような場合には、その領域における電子機器に対して外部冷媒による冷却を強くすることで、ヒートスポットの発生を抑制することができる。空調室全体の発熱密度を均一化することにより空調機の効率を向上させることができる。
次に、本発明の第2実施例による電子機器について、図5を参照しながら説明する。図5は本発明の第2実施例による電子機器の概要を示す平面図である。図5において図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。本発明の第2実施例による電子機器は、図3に示す本発明の第1実施例による電子機器と基本的に同じ構成を有しており、制御部50とセンサ52,54が設けられた点が異なる。
空気温度センサ(空気温度検出器)52は、筐体2の空気流入口近傍に設けられ、外部から筐体2に流れ込む空気の温度を検出し、空気温度検出信号を生成する。空気温度検出信号は制御部50に送られる。
冷媒温度センサ(冷媒温度検出器)54は、配管16の途中に設けられ、配管16を流れる内部冷媒の温度を検出し、冷媒温度検出信号を生成する。冷媒温度検出信号は制御部50に送られる。本実施例では、冷媒温度センサ54は、第1の熱交換器8と第2の熱交換器10を接続する配管16の途中に設けられ、第1の熱交換器8から出て第2の熱交換器10に入る直前の内部冷媒の温度を検出する。
制御部50は、空気温度センサ52からの空気温度検出信号と、冷媒温度センサ54からの冷媒温度検出信号とに基づいて、送風機としてのファン20の回転速度を制御して、
必要最小限の送風量に調節することにより第2の熱交換器10を通過する空気量を調節する。これにより、不必要な送風機電力を使うことなくエネルギーを抑制することができ、電子機器の騒音が低減出来る。
外部冷媒の供給が不十分な場合や、空調室や空調機の状況に応じて外部冷媒を供給する場合は、第1及び第2の熱交換器8、10で分担して放熱を行い、第1の熱交換器8で放熱した分、送風機の電力及び送風機から発生する騒音を低減することができる。もし、十分な外部冷媒を供給することができ、内部冷媒で吸熱した熱量全てを第1の熱交換器で放出した場合、送風機を停止させることで電子機器から発生する騒音を大きく低減することができる。
ここで、制御部50によるファン20の制御の一例について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は冷媒循環系に沿った内部冷媒の温度を示すグラフである。図7はファンの駆動制御の一例を説明するための図である。
図6には、以下の3つの場合における内部冷媒の温度変化が示されている。
A:空冷のみ
B:空冷と外部冷媒による液冷の併用
C:外部冷媒による液冷のみ
Aは第1の熱交換器8を使用せずに第2の熱交換器10のみで冷却を行う場合である。すなわち、Aの場合は第1の熱交換器8への外部冷媒の供給が停止されており、ファン20を駆動して第2の熱交換器10における熱交換みで内部冷媒を冷却している。
Bは第1の熱交換器8と第2の熱交換器10の両方を用いて冷却を行う場合である。すなわち、Bの場合は、第1の熱交換器8に外部冷媒が供給されて内部冷媒との熱交換が行われると同時に、第2の熱交換器10においても熱交換が行われ、第1及び第2の熱交換器8,10の両方で内部冷媒を冷却している。
Cは第2の熱交換器10を使用せずに第1の熱交換器8のみで冷却を行う場合である。すなわち、Cの場合は、ファン20の駆動を停止して第2の熱交換器10への空気流の供給を停止しており、第1の熱交換器8における外部冷媒との熱交換のみで内部冷媒を冷却している。
Aの場合、ポンプ14から供給される内部冷媒の温度は例えば32℃であり、ヒートシンク6内で熱を吸収することにより温度は上昇し、ヒートシンク6から出るときには内部冷媒の温度は例えば52℃となる。Aの場合、第1の熱交換器8では熱交換が行なわれないため内部冷媒の温度は変化なく52℃のまま第1の熱交換器8を通過し、第2の熱交換器10に流入する。内部冷媒は第2の熱交換器10における熱交換で冷却されて温度が32℃となり、第2の熱交換器10から出てタンク12に蓄えられる。Aの場合は気−液式の第2の熱交換器10のみで冷却を行うため、冷却効率はB,Cの場合より低くなる。
Bの場合、ポンプ14から供給される内部冷媒の温度は例えば32℃であり、ヒートシンク6内で熱を吸収することにより温度は上昇し、ヒートシンク6から出るときには内部冷媒の温度は例えば52℃となる。第1の熱交換器8に流入した内部冷媒は、第1の熱交換器8において外部冷媒との熱交換が行なわれて冷却され、温度は例えば40℃まで下げられる。そして、40℃の内部冷媒は第2の熱交換器10に流入する。内部冷媒は第2の熱交換器10における熱交換で冷却されて温度が32℃となり、第2の熱交換器10から出てタンク12に蓄えられる。Bの場合は気−液式の第2の熱交換器10による冷却の前に、冷却効率の高い液−液式の第1の熱交換器8でも内部冷媒が熱交換により冷却されるため、冷媒循環系全体としての冷却効率はAの場合より高くなる。
Cの場合、ポンプ14から供給される内部冷媒の温度は例えば32℃であり、ヒートシンク6内で熱を吸収することにより温度は上昇し、ヒートシンク6から出るときには内部冷媒の温度は例えば52℃となる。第1の熱交換器8に流入した内部冷媒は、第1の熱交換器8において外部冷媒との熱交換が行なわれて冷却され、温度は32℃まで下げられる。したがって、内部冷媒の温度は十分低くなっており、第2の熱交換器10において冷却する必要はないので、ファン20の駆動は停止され、内部冷媒は第2の熱交換器10で冷却されずにそのまま32℃の温度でタンク12に流入する。Cの場合は冷却効率の高い液−液式の第1の熱交換器8のみで内部冷媒が熱交換により冷却されるため、冷媒循環系全体としての冷却効率はA,Bの場合より高くなる。
なお、上述のA,B,Cの場合において筐体2内に吸入される空気の温度(吸気温度)Taは28℃としている。
本実施例では、上述の空気温度検出器52により検出した吸気温度と冷媒温度検出器54により検出した冷媒温度に基づいて、制御部50がファン20の駆動を制御することで、電子機器内の冷却を効率的に行うとともに、電子機器からの排気による外部への熱の放出量を調節することができる。
図7はファン20の駆動の制御例を説明するための図である。冷媒温度検出器54で検出した温度をTwとし空気温度検出器52により検出した吸気温度Taとする。また、冷却された状態の内部冷媒の温度と吸気温度Taとの差の閾値をTcとし、冷媒温度検出器54で検出した温度(すなわち、第2の熱交換器8と第2の熱交換器10の間での内部冷媒の温度)Twと空気温度検出器52により検出した吸気温度Taとの差をTdとする。
内部冷媒の温度Twと吸気温度Taとの差Tdが、冷却された状態の内部冷媒の温度と吸気温度Taとの差の閾値Tc以下の場合(Tw−Ta=Td≦Tc)、第2の熱交換器10による冷却は不要であるとして、ファン20の駆動を停止する。一方、内部冷媒の温度Twと吸気温度Taとの差Tdが、冷却された状態の内部冷媒の温度と吸気温度Taとの差の閾値Tcを越えている場合(Tw−Ta=Td>Tc)、第2の熱交換器10による冷却が必要であるとして、ファン20を駆動する。この際、第2の熱交換器10の直前の内部冷媒の温度Twが高いほど、第2の熱交換器10での冷却量を多くする必要があるので、ファン20の回転数を制御して、ファン20による空気流量を増大させる。
次に、本発明の第3実施例による電子機器について、図8を参照しながら説明する。図8は本発明の第3実施例による電子機器の概要を示す平面図である。図8において図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。本発明の第3実施例による電子機器は、図3に示す本発明の第1実施例による電子機器と同じ構造を有しており、制御部50と流量計56が設けられた点が異なる。
流量計56は外部冷媒配管18Aに設けられ、第1の熱交換器8に供給される外部冷媒の流量を検出し、流量検出信号を生成する。流量検出信号は制御部50に送られる。
制御部50は、流量検出信号に基づいて、第1の熱交換器8で内部冷媒から外部冷媒に移動する熱量を求める。そして、求めた熱量に基づいて、第2の熱交換器10で内部冷媒から吸収すべき熱量を求め、それに必要なファン20の空気流量を決定し、ファン20の回転数を制御する。したがって、電子機器に供給される外部冷媒の流量に基づいて、第2の熱交換器10による冷却量を自律的に制御することができる。必要に応じて外部冷媒温度センサ(図示せず)を設けて、外部冷媒温度を検出して検出信号を制御部50に送ることでファン20の回転数を制御しても良い。
以下に本発明の他の実施例について説明する。以下の実施例による電子機器も、図3に示す本発明の第1実施例による電子機器と基本的に同じ構成を有しており、異なる点についてのみ説明する。また、以下の実施例を示す図において、図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9は本発明の第4実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第4実施例による電子機器では、外部冷媒配管18A,18Bと第1の熱交換器10との間に配管コネクタとして流体継手58A,58Bが設けられている。流体継手58A,58Bを接続することで外部冷媒を電子機器に供給することができる。
流体継手58A,58Bの各々は、ねじ込み式の継手でもよいが、プラグをソケットに差し込むだけで流体の接続が完了するバルブ付き迅速流体継手を用いることが好ましい。例えば流体継手58A,58Bの各々のソケットを電子機器の筐体2に取り付けておき、外部冷媒配管18A,18Bの先端にプラグを取り付けておけば、必要なときに外部冷媒配管18A,18Bの先端のプラグを電子機器の筐体2のソケットに差し込むだけで、外部流体を第1の熱交換器8に供給し且つ第1の熱交換器8にから排出することができる。例えば、空調室の空調機が故障して応急的に電子機器の冷却が必要となったような場合、外部冷媒配管18A,18Bを接続して外部冷媒により電子機器を冷却することができる。また、一時的に電子機器の騒音を低減させたい場合には、図5の制御部50、冷媒温度センサ54を設置した上で外部冷媒配管18A,18Bを簡便に接続して、第1の熱交換器8で一部あるいは全部の熱を放出し、ファン20の回転数を低下させることで実現することができる。
図10は本発明の第5実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第5実施例による電子機器では、外部冷媒配管18Aに開閉弁60が設けられている。
開閉弁60は筐体2の外側から容易に操作できるように筐体2に取り付けられていることが好ましい。外部冷媒が必要な場合に開閉弁60を開き、不要な場合は開閉弁60を閉じておくことで、必要なときだけ外部冷媒を電子機器に供給することができる。また、多数の電子機器が配置されている場合に、外部冷媒による冷却が必要な電子機器にだけ外部冷媒を供給するような操作を簡便に行うことができる。
図11は本発明の第6実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第6実施例による電子機器では、筐体2内において外部冷媒配管18Aと外部冷媒配管18Aの間にリリーフ弁62が設けられている。
本実施例では、供給側の外部冷媒配管18Aにおいて冷媒圧力が不意に高くなったような場合に、電子機器内部の第1の熱交換器8を保護するためにリリーフ弁62が設けられている。供給側の外部冷媒配管18Aにおいて冷媒圧力が不意に高くなったような場合には、第1の熱交換器8にも高い圧力が加わり、第1の熱交換器8が損傷するおそれがある。このようなときに、リリーフ弁62が作動して、外部冷媒配管18Aの圧力を排出側の外部冷媒配管18Bに逃がすことで、第1の熱交換器8に加わる圧力を低減し、第1の熱交換器8や接続部分の損傷等を防止することができる。
特に本実施例による電子機器は機器単独では外部冷媒を不要とすることが可能であり、外部冷媒の流量や圧力を細かく制御しなくてもよい場合がある。これにより、外部冷媒の圧力が不意に高くなるといったことが発生する可能性が高く、リリーフ弁62を設けることは事故の防止に効果的である。
図12は本発明の第7実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第7実施例による電子機器では、制御部50と電磁開閉弁64が設けられている。
電磁開閉弁64は筐体2内の外部冷媒配管18Aに設けられ、制御部50からの電気信号により開閉する。電磁開閉弁64を開くことで外部冷媒配管18Aから第1の熱交換器8に外部冷媒が供給される。電磁開閉弁64の開閉動作は制御部50により制御されるので、例えば、電子機器の電源が投入されたら、電磁開閉弁64を開いて外部冷媒の供給を開始し、電源が切られたら電磁開閉弁64を閉じて外部冷媒の供給を停止するといった制御を自動で行うことができる。
図13は本発明の第8実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第8実施例による電子機器では、第1の熱交換器8に接続された2本の配管16を短絡するバルブ付き短絡流路66が設けられる。
バルブ付き短絡流路66は、第1の熱交換器8に内部冷媒を供給する配管16と、第1の熱交換器8から内部冷媒が排出される配管16との間を短絡する流路であり、流路はバルブにより開閉することができる。例えば、電子機器に搭載するオプションユニットが少ない等の理由で、電子機器内部の発熱部品が少なく外部冷媒による冷却が不要であるような場合、バルブ付き短絡流路66のバルブを開くことで、内部冷媒は第1の熱交換器8を流れずに、バルブ付き短絡流路66を流れて第2の熱交換器10に流入する。これにより、第1の熱交換器8を通過することによる内部冷媒の圧力損失を低減することができ、内部冷媒を循環させるためのポンプ14の負荷を低減することができる。
なお、ポンプ14の負荷は、発熱部品の温度や内部冷媒の流量を検出して、それに基づいてポンプ14の出力を制御することができ、必要に応じてポンプ14の出力を低減することができる。これは、他の実施例についても同様である。
図14は本発明の第9実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第9実施例による電子機器では、上述の第8実施例による電子機器において、第1の熱交換器8を離脱可能に接続する流体継手68A,68Bが設けられている。
流体継手68Aは内部冷媒を第1の熱交換器8に供給する配管16と第1の熱交換器8との間に設けられ、流体継手68Bは内部冷媒を第1の熱交換器8にから排出する配管16と第1の熱交換器8との間に設けられる。これにより、流体継手68A,68Bを離脱することにより、第1の熱交換器8を電子機器内の冷媒循環系から離脱することができる。言い換えれば、第1の熱交換器8をオプションユニットとしておき、外部冷媒による冷却が必要な場合にのみ第1の熱交換器8を装着するという構成とすることができる。
例えば、電子機器が外部冷媒による冷却が必要ない構成であるような場合は、第1の熱交換器8を最初から電子機器に組み込まないといった構成を選択することができ、不要な部品を装着しないでコスト低減を図ることができる。なお、第1の熱交換器8を最初から電子機器に組み込まない場合は、バルブ付き短絡流路66のバルブ(開閉機構を構成する開閉弁)を開いておく。バルブ付き短絡流路66のバルブは手動操作のものでもよいが、電子機器の制御部により開閉が制御され電磁開閉弁であってもよい。
図15は本発明の第10実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第10実施例による電子機器では、第1の熱交換器8を筐体2の外部に離脱可能に配置し、バルブ付き短絡流路66を設けている。第1の熱交換器8を離脱可能に接続する流体継手68A,68Bが筐体2の外部に設けられている。
流体継手68Aは内部冷媒を第1の熱交換器8に供給する配管16の先端に設けられ、流体継手68Bは内部冷媒を第1の熱交換器8にから排出する配管16の先端に設けられる。これにより、第1の熱交換器8が必要なときだけ、第1の熱交換器8を流体継手68A,68Bにより接続して電子機器の内部の冷媒循環系に組み込むことができる。第1の熱交換器8が必要無いときには、第1の熱交換器8を流体継手68A,68Bから離脱し、その代わり、バルブ付き短絡流路66のバルブを開いておく。このように、第1の熱交換器8を筐体の外部で離脱可能に取り付ける構成としておくことで、筐体2の内部に第1の熱交換器8を配置するスペースを設ける必要がなく、その分電子機器の筐体2を小型化することができる。
なお、取り外し可能な第1の熱交換器8は、電子機器が収容されるラック状装置の部品として設けることとしてもよい。
図16は本発明の第11実施例による電子機器の概要を示す平面図である。本発明の第10実施例による電子機器では、第1の熱交換器8を取り外し可能に接続する流体継手68A,68Bが設けられ、且つ第1の熱交換器8に接続された配管16を短絡する短絡流路72と短絡流路72を遮断するための遮断機構70が設けられている。
短絡流路72はバルブ付き短絡流路66と同様に第1の熱交換器8に内部冷媒を供給する配管16と、第1の熱交換器8から内部冷媒が排出される配管16との間を短絡する流路であるが、それ自体には開閉弁は組み込まれていない。その代わり、第1の熱交換器8に設けられた遮断機構70(上述の開閉機構に相当)により、短絡流路72を遮断することができる。
具体的には、短絡流路72は例えばゴムやプラスチックのような弾力性を有するチューブで形成されており、第1の熱交換器8に、このチューブを押し潰して遮断するための板状の遮断部材が取り付けられる。この遮断部材と弾力性を有するチューブとにより遮断機構70が構成される。第1の熱交換器8を流体継手68A,68Bに接続したときは、弾力性を有するチューブよりなる短絡通路70に板状の部材が押し付けられることで、短絡流路70が遮断される。第1の熱交換器8を取り外すと遮断部材も共に取り除かれ、チューブの遮断が解除されて短絡流路は導通して短絡状態となる。
このように、第1の熱交換器8の取り付けに伴って短絡流路を遮断する遮断機構としては他に様々な機構が考えられる。例えば、短絡流路にボールバルブを組み込んでおき、第1の熱交換器8を取り付けることにより、ボールバルブのハンドルが回転されてボールバルブが閉じるような構成が考えられる。
以上のように本発明は以下の発明を開示する。
(付記1)
内部に発熱部品を有する電子機器であって、
該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、
前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系と
を有し、
前記冷媒循環系の前記放熱部は、
前記電子機器の外部から供給される液体の外部冷媒と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換器と、
前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換器と
を含むことを特徴とする電子機器。
(付記2)
付記1記載の電子機器であって、
前記第2の熱交換器の近傍に送風機が設けられ、該送風機により前記筐体の内部の空気を前記筐体の外部に排出することを特徴とする電子機器。
(付記3)
付記1記載の電子機器であって、
前記冷媒循環系の前記吸熱部は、前記発熱部品に設けられたヒートシンクであることを特徴とする電子機器。
(付記4)
付記1記載の電子機器であって、
前記第1の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って、前記吸熱部と前記第2の熱交換器の間に配置されたことを特徴とする電子機器。
(付記5)
付記1記載の電子機器であって、
前記第2の熱交換器の近傍に配置され、前記筐体の内部の空気を前記筐体の外部に排出する送風機と、
前記筐体の内部の空気温度を検出して空気温度検出信号を生成する空気温度検出器と、
前記冷媒循環系内の前記内部冷媒の温度を検出して冷媒温度検出信号を生成する冷媒温度検出器と、
前記空気検出信号と前記冷媒温度検出信号とに基づいて、前記送風機の送風量を制御する制御部と
を更に有することを特徴とする電子機器。
(付記6)
付記5記載の電子機器であって、
前記制御部は、前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器の間における前記内部冷媒の温度と前記空気温度検出器により検出された温度との差が、予め設定した閾値を越えている場合は前記送風機の送風量を制御し、該差が該閾値以下の場合は前記送風機を停止させることを特徴とする電子機器。
(付記7)
付記1記載の電子機器であって、
前記外部冷媒の流量を検出して流量検出信号を生成する流量計と、
前記第2の熱交換器の近傍に配置され、前記筐体の内部の空気を前記筐体の外部に排出する送風機と、
前記流量検出信号に基づいて、前記前記送風機の送風量を制御する制御部と
を更に有することを特徴とする電子機器。
(付記8)
付記1記載の電子機器であって、
前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に流体継手が設けられたことを特徴とする電子機器。
(付記9)
付記1記載の電子機器であって、
前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に開閉弁が設けられたことを特徴とする電子機器。
(付記10)
付記1記載の電子機器であって、
前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給するための外部冷媒配管と、前記外部冷媒を前記第1の熱交換器から排出するための外部冷媒配管との間にリリーフ弁が設けられたことを特徴とする電子機器。
(付記11)
付記1記載の電子機器であって、
前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に設けられた電磁開閉弁と、
該電磁開閉弁の開閉を制御する制御部と
を更に有することを特徴とする電子機器。
(付記12)
付記1記載の電子機器であって、
前記第1の熱交換器に前記内部冷媒を供給する配管と、前記第1の熱交換器から前記内部冷媒を排出する配管との間を短絡する短絡流路が設けられ、該短絡流路を開閉する開閉機構が設けられたことを特徴とする電子機器。
(付記13)
付記12記載の電子機器であって、
前記開閉機構は前記短絡流路に組み込まれた開閉弁であることを特徴とする電子機器。
(付記14)
付記13記載の電子機器であって、
前記開閉弁は電磁開閉弁であることを特徴とする電子機器。
(付記15)
付記12記載の電子機器であって、
前記短絡流路は弾性を有するチューブを有し、
前記チューブを押圧して押し潰すことにより前記短絡流路を遮断する遮断部材が前記第1の熱交換器に取り付けられていることを特徴とする電子機器。
(付記16)
付記15記載の電子機器であって、
前記第1の熱交換器は、流体継手を用いて取り外し可能に取り付けられることを特徴とする電子機器。
(付記17)
付記1記載の電子機器であって、
前記第1の熱交換器は、流体継手を用いて取り外し可能に取り付けられることを特徴とする電子機器。
(付記18)
付記1乃至17のうちいずれか一項記載の電子機器を少なくとも一つ筐体内に収容したラック状装置。
(付記19)
内部に発熱部品を有する電子機器と、
液体の外部冷媒が外部から供給され、前記電子機器に接続可能に構成された液−液式の熱交換器と
を有し、
前記電子機器は、
該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、
前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系と
を有し、
前記冷媒循環系の前記放熱部は、
前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う気−液式の熱交換器を含むことを特徴とするラック状装置。
空調機によるラック周囲の空気の循環を示す模式図である。 水冷式の熱交換器が設けられたラックの模式図である。 本発明の第1実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 図3に示す電子機器が収容されたラックを空調室に設置した状態を示す簡略図である。 本発明の第2実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 冷媒循環系に沿った内部冷媒の温度を示すグラフである。 ファンの駆動制御の一例を説明するための図である。 本発明の第3実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第4実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第5実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第6実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第7実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第8実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第9実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第10実施例による電子機器の概要を示す平面図である。 本発明の第11実施例による電子機器の概要を示す平面図である。
符号の説明
2 筐体
4 電源ユニット
6 ヒートシンク
8 第1の熱交換器
10 第2の熱交換器
12 タンク
14 ポンプ
16 配管
18A,18B 外部冷媒配管
20 ファン
30 ラック
32,34 電子機器
36A,36B マニフォールド
38A 外部冷媒供給配管
38B 外部冷媒帰還配管
40 空調室
40a 天井開口
40b 床開口
42 空調機
50 制御器
52 空気温度センサ
54 冷媒温度センサ
56 流量計
58A,58B 流体継手
60 開閉弁
62 リリーフ弁
64 電磁開閉弁
66 バルブ付き短絡流路
68A,68B 流体継手
70 遮断機構
72 短絡流路

Claims (10)

  1. 内部に発熱部品を有する電子機器であって、
    該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、
    前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系と
    を有し、
    前記冷媒循環系の前記放熱部は、
    前記電子機器の外部から供給される液体の外部冷媒と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換器と、
    前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換器と
    を含み、
    前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って直列に設置されていることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記第1の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って、前記吸熱部と前記第2の熱交換器の間に配置されたことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記第2の熱交換器の近傍に配置され、前記筐体の内部の空気を前記筐体の外部に排出する送風機と、
    前記筐体の内部の空気温度を検出して空気温度検出信号を生成する空気温度検出器と、
    前記冷媒循環系内の前記内部冷媒の温度を検出して冷媒温度検出信号を生成する冷媒温度検出器と、
    前記空気検出信号と前記冷媒温度検出信号とに基づいて、前記送風機の送風量を制御する制御部と
    を更に有することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記外部冷媒の流量を検出して流量検出信号を生成する流量計と、
    前記第2の熱交換器の近傍に配置され、前記筐体の内部の空気を前記筐体の外部に排出する送風機と、
    前記流量検出信号に基づいて、前記前記送風機の送風量を制御する制御部と
    を更に有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に流体継手が設けられたことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に開閉弁が設けられたことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記外部冷媒を前記第1の熱交換器に供給又は排出するための外部冷媒配管に設けられた電磁開閉弁と、
    該電磁開閉弁の開閉を制御する制御部と
    を更に有することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1記載の電子機器であって、
    前記第1の熱交換器に前記内部冷媒を供給する配管と、前記第1の熱交換器から前記内部冷媒を排出する配管との間を短絡する短絡流路が設けられ、該短絡流路を開閉する開閉機構が設けられたことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1乃至8うちいずれか一項記載の電子機器を少なくとも一つ筐体内に収容したラック状装置。
  10. 内部に発熱部品を有する電子機器と、
    液体の外部冷媒が外部から供給され、流体継手により前記電子機器に離脱可能に接続された液−液式の熱交換器と
    を有し、
    前記電子機器は、
    該発熱部品を含む構成部品を収容する筐体と、
    前記発熱部品から熱を吸収する吸熱部と、該吸熱部で吸収した熱を放出する放熱部との間を循環する液体の内部冷媒の冷媒循環系と
    を有し、
    前記冷媒循環系の前記放熱部は、
    前記筐体から外部に排出される空気と前記内部冷媒との間で熱交換を行う気−液式の熱交換器を含み、
    前記液−液式の熱交換器と前記気−液式の熱交換器は、前記内部冷媒の流路に沿って直列に設置されていることを特徴とするラック状装置。
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