JP4789062B2 - インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物 - Google Patents

インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物 Download PDF

Info

Publication number
JP4789062B2
JP4789062B2 JP2005316640A JP2005316640A JP4789062B2 JP 4789062 B2 JP4789062 B2 JP 4789062B2 JP 2005316640 A JP2005316640 A JP 2005316640A JP 2005316640 A JP2005316640 A JP 2005316640A JP 4789062 B2 JP4789062 B2 JP 4789062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
pigment
recording method
ink
titanium dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005316640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007119683A (ja
Inventor
哲也 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005316640A priority Critical patent/JP4789062B2/ja
Priority to US11/588,861 priority patent/US7790783B2/en
Publication of JP2007119683A publication Critical patent/JP2007119683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4789062B2 publication Critical patent/JP4789062B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明はインク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物に関し、詳しくは、光沢感を損なうことなく、有彩色インクに映る光源の色が光源の色と異なる現象(ブロンズ現象)を抑制することが可能なインク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物に関する。
インク組成物中に二酸化チタン顔料と着色剤としての顔料が用いられている例として、特開平6−287492号公報には、表面を親水化処理した二酸化チタンとカーボンブラックとを含むインクが、インクジェットプリンタに適用したときに安定した吐出を行うことができ、普通紙に印刷しても良好な印字濃度が得られる旨が開示されている(特許文献1)。
また、特開2002−249685号公報には、イエロー、マゼンタ、シアン又はブラックのうち一色の顔料と、無機酸化物として酸化チタンを含む静止画ディスプレイ用インクが、ホワイトボードのような静止画ディスプレイ画に精細な画像を形成でき、且つ、消去も容易である旨が開示されている(特許文献2)。
更に、特開平8−319442号公報には、インクを被記録媒体上に付与した状態、あるいは必要に応じ固着処理を行った状態、さらに洗浄処理を行った状態で、必要とする記録色に影響を与えない微粒子(酸化チタン等)を用いたインクジェット用インク組成物が、被記録媒体上でのインクのにじみが小さく、かつ鮮明な画像を形成し得る旨が開示されている(特許文献3)。
更にまた、特開2005−179482号公報には、ブロンズ現象やフリップフロップ現象を抑制するために、二酸化チタンと有彩色顔料とを、その重量比が0.6以上となるように調製したインク組成物が開示されている(特許文献4)。
特開平6−287492号公報 特開2002−249685号公報 特開平8−319442号公報 特開2005−179482号公報
二酸化チタン顔料を含む従来のインク組成物は、ブロンズ現象の抑制に関しては未だ改善の余地がある。このブロンズ現象は特にシアンインク組成物に顕著であり、その改善が望まれている。しかしながら、上記特許文献1〜3には、いずれもブロンズ現象については記載がない。また、上記特許文献4に開示されているインク組成物については、ブロンズ現象を抑制するものの、インク組成物中の二酸化チタン濃度が増加するにつれて、印刷物の光沢感が劣化するという問題があった。即ち、有彩色顔料の濃度が増加すると、ブロンズ現象を抑制するために二酸化チタン濃度を増加させる必要が生じ、有彩色顔料の含有量が3重量%程度を超えると、これに伴い増加した二酸化チタンの影響により、印刷物の光沢感が顕著に劣化するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、印刷物の光沢を損なうことなく、ブロンズ現象を抑制したインク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも、有彩色顔料と、分散剤と、水とを含むインク組成物において、更に、二酸化チタン顔料とシリカ顔料とを含み、前記二酸化チタン顔料及び前記シリカ顔料の合計と、前記有彩色顔料と、の重量比が、1:2〜1:1であり、前記二酸化チタン顔料の含有量が当該インク組成物の重量を基準(100重量%)として0.1重量%以上5重量%以下であるインク組成物を提供するものである。このような構成により、印刷物の光沢を損なうことなく、ブロンズ現象を抑制することができるインク組成物を得ることができる。また、保存安定性に優れ、吐出安定性や目詰まり回復性が良好で信頼性に優れたインク組成物を得ることができる。
上記発明の好ましい態様は以下の通りである。前記二酸化チタン顔料と前記シリカ顔料の重量比は、1:20〜20:1であることが好ましい。
前記二酸化チタン顔料の一次粒子径は、1μm以下であることが好ましい。
前記シリカ顔料はコロイダルシリカであることが好ましい。
前記有彩色顔料はシアン顔料であることが好ましい。
また、本発明は、インク組成物を付着させて記録媒体に印刷を行う記録方法であって、該インク組成物として上記のインク組成物を用いる記録方法を提供するものである。
更に、本発明は、上記の記録方法によって印刷が行われた記録物を提供するものである。
本発明によれば、二酸化チタン顔料とシリカ顔料とを同時に含有してなるため、印刷物の光沢を損なうことなく、ブロンズ現象を抑制したインク組成物、記録方法、記録物を提供することができる。
[インク組成物]
本発明の実施形態に係るインク組成物についてさらに詳細に説明する。本実施形態に係るインク組成物は、既述のように、少なくとも、有彩色顔料と、分散剤と、水とを含むインク組成物において、更に、二酸化チタン顔料とシリカ顔料とを同時に含むものである。二酸化チタン顔料とシリカ顔料とを同時に含むことにより、両者を含まない場合はもちろん、いずれか一方を単独で含む場合よりも印刷物の光沢を損なわずにブロンズ現象抑制効果を向上させることができる。有彩色顔料、二酸化チタン顔料及びシリカ顔料は、同時に分散してもよいが、別々に分散したものを混合しても同じ効果が得られる。
本実施形態に使用される二酸化チタン顔料は、従来より塗料等に用いられているものを使用することができ、塩素法、硫酸法等の特に製造方法に制限はなく、また、結晶構造はルチル型、アナターゼ型、及びブルッカイト型のいずれであってもよいが、耐候性と安定性の観点から、ルチル型であることが好ましい。さらに二酸化チタン顔料は、アルミニウム、珪素、チタニウム、ジルコニア等の金属の化合物や、リン酸化合物、有機アミン類等で表面処理されたものであってもよい。
二酸化チタン顔料の一次粒子径は、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、好ましくは1μm以下、より好ましくは200nm以下、更に好ましくは100nm以下である。
本実施形態において、「一次粒子径」とは、単結晶又はそれに近い結晶子が集まって形成している粒子の大きさをいう。顔料の一次粒子径の測定は、電子顕微鏡法による。これは電子顕微鏡写真から顔料粒子の大きさを計測するもので、顔料を有機溶媒に分散し、支持膜に固定して透過型電子顕微鏡写真から画像処理し計測することにより、より信頼性がある値を求めることができる。具体的には、個々の一次粒子径の短軸径と長軸径を計測し、その面積と等しい円の直径を算術的に求めそれを一次粒子径とし、一定の視野から50個以上の顔料粒子をランダムに選択して平均値を求める。他の測定法でも同等の信頼性が得られれば差し支えないが、数値に実質的な差がある場合は上記の方法で求めた値を採用する。
二酸化チタン顔料の含有量は、後述するシリカ顔料及び有彩色顔料の添加量との関係によって適宜決定されるが、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、インク組成物の重量を基準(100重量%)とした場合に、固形分換算で、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.1重量%以上、更に好ましくは0.1重量%以上5重量%以下である。
本実施形態に使用されるシリカ顔料は、従来より塗料等に用いられているものを使用することができ、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果、及びインク保存性の観点から、コロイダルシリカが好ましい。コロイダルシリカは、分散質であるSiO2の超微粒子を、分散媒である水、または水と良好に混合する有機溶媒の媒体中に分散させたコロイド溶液である。コロイダルシリカの具体的な例としては、スノーテックス S、スノーテックス N、スノーテックス C、スノーテックス CM、スノーテックス XL、スノーテックス ZL、スノーテックス UP、スノーテックス PS−S、スノーテックス PS−M、スノーテックス SS、スノーテックス XS、スノーテックス 20、スノーテックス 30、スノーテックス 40、スノーテックス50(以上 日産化学社製)等が挙げられる。
上記の市販のコロイダルシリカのpHは、酸性またはアルカリ性に調整されているものが多い。これは、コロイダルシリカの安定分散領域が酸性側かアルカリ性側に存在するためであり、市販のコロイダルシリカをインク組成物中に添加する場合はコロイドの安定分散領域のpHとインク組成物のpHとを考慮して添加する必要がある。
シリカ顔料の含有量は、前述した二酸化チタン顔料及び後述する有彩色顔料の添加量との関係によって適宜決定されるが、インク組成物の重量を基準(100重量%)とした場合に、固形分換算で、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.1重量%以上、更に好ましくは0.1重量%以上5重量%以下である。
シリカ顔料の一次粒子径は、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、好ましくは1μm以下、より好ましくは200nm以下、更に好ましくは100nm以下である。
本実施形態において、前記二酸化チタン顔料と前記シリカ顔料の重量比は、印刷物の光沢とブロンズ現象抑制効果の観点から、1:20〜20:1であることが好ましく、1:15〜15:1であることがより好ましく、1:10〜10:1であることがさらに好ましい。
本発明に使用される有彩色顔料は、例えば、シアン顔料、イエロー顔料、マゼンタ顔料等を挙げることができる。なお、「有彩色」とは、白から灰色を経て黒に至る系列の色(無彩色)以外のすべての色をいう。
シアン顔料としては、例えば、C.I.ピグメントブルー1、2、15、15:1、15:2、15:3、15:4、16、及びC.I.バットブルー4、60等が挙げられる。これらシアン顔料は、単独でも、2種以上混合して用いることができる。
イエロー顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、3、12、13、14、17、24、35、37、42、53、55、74、81、83、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、128、138、147、150、153、155、174、180、188、198等が挙げられる。これらイエロー顔料は、単独でも、2種以上混合して用いることができる。
マゼンタ顔料としては、C.I.ピグメントレッド、1、3、5、8、9、16、17、19、22、38、57:1、90、112、122、123、127、146、184、202、207、209、及びC.I.ピグメントバイオレット1、3、5:1、16、19、23、38等が挙げられる。これらマゼンタ顔料は、単独でも、2種以上混合して用いることができる。
上記有彩色顔料のうち、シアン顔料はブロンズ現象の発現抑制効果がより大となるのでより好ましい。特に、シアン顔料のうち、C.I.ピグメントブルー15、15:1、15:2、15:3、15:4、16から選択された1種以上を用いることが上記と同様の理由から好ましい。
なお、カラーインデックスに記載されていない顔料であっても水に不溶であればいずれも使用できる。
本実施形態に係るインク組成物に使用される有彩色顔料の配合量は、発色性と目詰まり回復性の観点から、0.1〜15重量%であることが好ましく、より好ましくは、0.5〜8重量%である。さらに、二酸化チタン顔料及びシリカ顔料の添加量との関係を考慮すれば、印刷物の光沢とブロンズ現象の発現抑制効果の観点から、二酸化チタン顔料及びシリカ顔料の合計と、有彩色顔料の重量比が、1:20〜5:1であることが好ましく、1:8〜5:2であることがより好ましく、1:8〜3:2であることが更に好ましい。
本実施形態に係るインク組成物は、顔料の分散を安定化させるための分散剤を含有する。本発明のインク組成物において使用することのできる分散剤としては、親水性部分と疎水性部分とを分子中に有する共重合体樹脂、具体的には、アクリル酸系分散剤、例えば、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、又はスチレン−メタクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、マレイン酸系分散剤、例えば、スチレン−マレイン酸共重合体、アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、又はスチレン−アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スルホン酸系分散剤、例えば、アクリル酸エステル−スチレンスルホン酸共重合体、スチレン−メタクリルスルホン酸共重合体、又はアクリル酸エステル−アリルスルホン酸共重合体、あるいはこれらの塩を挙げることができる。好ましい分散剤は、樹脂分散剤、特には、スチレンアクリル酸共重合体分散剤であり、重量平均分子量(以後単に分子量と称す)が2000〜1000000で、酸価が100〜250の共重合体分散剤を使用するのが特に好ましい。
前記の分散剤は、市販のものを使用することができ、その具体例としては、ジョンソンポリマー株式会社製、水溶液タイプでは、ジョンクリル61J(分子量12000、酸価195)、エマルジョンタイプでは、ジョンクリル450(分子量100000〜200000、酸価100)などが挙げられる。さらに、ジョンクリル67(分子量12500、酸価213)、ジョンクリル678(分子量8500、酸価215)、ジョンクリル586(分子量4600、酸価108)、ジョンクリル680(分子量4900、酸価215)ジョンクリル683(分子量8000、酸価160)、ジョンクリル690(分子量16500、酸価240)などのフレーク状のものはアルカリ中和溶解させて使用することができる。なお、分子量とは、重量平均分子量を示す。
また、本実施形態に係るインク組成物には、上述した有彩色顔料および分散剤の代わりに、自己分散型顔料を用いることもできる。「自己分散型顔料」とは、顔料表面に多数の親水性官能基および/またはその塩(以降、分散性付与基という)を、直接またはアルキル基、アルキルエーテル基、アリール基等を介して間接的に結合させたもので、分散剤なしに水性媒体中に分散および/または溶解することが可能な顔料である。ここで「分散剤なしに水性媒体中に分散および/または溶解」とは、顔料を分散させるための分散剤を用いなくても水性媒体中に分散可能な最小粒子径で安定に存在している状態をいい、「分散可能な最小粒子径」とは、分散時間を増してもそれ以上小さくならない顔料の粒子径をいう。
前記自己分散型顔料を着色剤として含有するインク組成物は、通常の顔料を分散させるために含有させる前述のような分散剤を含む必要が無いため、分散剤に起因する発泡等がほとんど無く吐出安定性に優れるインク組成物が調製しやすい。また分散剤に起因する大幅な粘度上昇が抑えられるので、顔料をより多く含有することが可能となり印字濃度を十分に高めることが可能になる、等取り扱いが容易である。
前記自己分散型顔料は、例えば、顔料に物理的処理または化学的処理を施すことで、−COOH、−CO、−OH、−SO3H、−PO32及び第4級アンモニウム並びにそれらの塩などの分散性付与基またはこれらの分散性付与基を有する活性種を顔料の表面に結合(グラフト)させることによって製造される。前記物理的処理としては、例えば真空プラズマ処理等が例示できる。また前記化学的処理としては、例えば水中で酸化剤により顔料表面を酸化する湿式酸化法や、p−アミノ安息香酸を顔料表面に結合させることによりフェニル基を介してカルボキシル基を結合させる方法等が例示できる。
本実施形態においては、次亜ハロゲン酸及び/または次亜ハロゲン酸塩による酸化処理、またはオゾンによる酸化処理により表面処理される自己分散型顔料が、高発色という点で好ましい。
また前記自己分散型顔料としては市販品を利用することも可能であり、マイクロジェットCW−1(商品名;オリヱント化学工業社製)、CAB−O−JET200、CAB−O−JET300(以上商品名;キャボット社製)等が例示できる。
前記自己分散型顔料の添加量は、上述した有彩色顔料の添加量と同様である。
本実施形態に係るインク組成物は、主溶媒としての水を含む。水としては、イオン交換水、限外ろ過水、逆浸透水、蒸留水等の純粋又は超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
本実施形態に係るインク組成物は、記録媒体への濡れ性を高めて有機顔料の浸透性を高めるためる観点から、浸透促進剤を添加することが好ましい。浸透促進剤としては、1,2−アルカンジオール及び/またはグリコールエーテルを含有することが好ましい。1,2−アルカンジオールの具体的な例としては、1,2−オクタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ペンタンジオール、4−メチル−1,2−ペンタンジオール等が挙げられる。また、グリコールエーテルの具体的な例としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル等が挙げられる。これらの溶剤は、1種又は2種以上を用いることができ、適切な浸透性及び乾燥性の確保という観点で、インク組成物中に2〜15重量%含まれることが好ましい。
さらに、浸透促進剤のその他の好ましい例としては、表面張力調整剤を挙げることができる。表面張力調整剤としては、アセチレングリコール系界面活性剤やポリエーテル変性シロキサン類が好ましい。アセチレングリコール系界面活性剤の例としては、サーフィノール420、440、465、485、104、STG(エアープロダクツ社製品)、オルフィンPD−001、SPC、E1004、E1010(日信化学工業(株)製品)、アセチレノールE00、E40、E100、LH(川研ファインケミカル(株)製品)等が挙げられる。またポリエーテル変性シロキサン類としては、BYK−346、347、348、UV3530(ビックケミー社製品)などが挙げられる。これらは、インク組成物中に1種又は2種以上を用いることができ、表面張力20〜40mN/mに調整されることが好ましく、インク組成物中には0.1〜3.0重量%含まれる。
また、本実施形態に係るインク組成物は、インク組成物の乾燥を防いでインクジェットプリンタのヘッドでの目詰りを防止する観点から、湿潤剤を添加することが好ましい。湿潤剤としては、例えば、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタエチレンフリコール、ジプロピレングリコール、2−ブテンー1,4−ジオール、2−エチルー1,3−ヘキサンジオール、2−メチルー2,4−ペンタンジオール等の多価アルコール類、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシトール(ソルビット)、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース等の糖類、糖アルコール類、ヒアルロン酸類、1,2−ジメチル尿素、尿素類、エタノール、メタノール、ブタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの炭素数1〜4のアルキルアルコール類、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチルー2−イミダゾリジノン、ホルムアミド、アセトアミド、ジメチルスルホキシド、ソルビット、ソルビタン、アセチン、ジアセチン、トリアセチン、スルホラン等が挙げられる。これらは、インク組成物中に1種又は2種以上を用いることができ、インク組成物の適正な物性値(粘度等)の確保、印刷品質、信頼性の確保という観点で、インク組成物中に10〜50重量%含まれることが好ましい。
さらに、本実施形態に係るインク組成物には、pH調整剤、防腐剤、防カビ剤、防錆剤、溶解助剤、酸化防止剤等から選ばれる材料を所望により添加することができる。これらの成分は、各種別に一種又は二種以上を混合して用いることができる。また、添加する必要がなければ添加しなくてもよい。当業者は本発明の効果を損なわない範囲で、選択された好ましい添加剤を好ましい量で用いることができる。
pH調整剤としては、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物、アンモニア、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン等のアミン類等を用いることが出来るが、好ましくは、アルカリ金属の水酸化物、アンモニア、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミンから選択される少なくとも1種類のpH調整剤を含み、pH6〜10に調整されることが好ましい。pHがこの範囲を外れると、インクジェットプリンタを構成する材料等に悪影響を与えたり、目詰まり回復性が劣化する。
防腐剤又は防カビ剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、及び1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン(AVECIA社のプロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセルGXL、プロキセルXL−2、及びプロキセルTN(以上商品名)等を例示できるが、これらに限定されない。
溶解助剤とは、インク組成物から不溶物が析出する場合に、その不溶物を溶解し、インク組成物を均一な溶液に保つための添加剤である。溶解助剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドンなどのピロリドン類、尿素、チオ尿素、テトラメチル尿素などの尿素類、アロハネート、メチルアロハネート等のアロハネート類、ビウレット、ジメチルビウレット、テトラメチルビウレットなどのビウレット類などを挙げることができるがこれらに限定されない。
酸化防止剤の例としては、L−アスコルビン酸及びその塩類等が例示できるが、これらに限定されない。
[記録方法]
本実施形態における記録方法は、上述したインク組成物を用いた記録方法である。インク組成物を用いた記録方法とは、例えば、インクジェット記録方法、ペン等の筆記具による記録方法、その他各種の印刷方法が挙げられる。したがって、前記実施形態に係るインク組成物は、例えば水性ペンなどの筆記具類、インクジェット記録方法、印刷、スタンプなどの用途に好ましく用いることができる。
本実施形態の記録方法の別の態様によれば、前記実施形態のインク組成物の液滴を吐出し記録媒体に付着させて印刷を行うインクジェット記録方法が提供される。本実施形態によるインクジェット記録方法としては、前記インク組成物を微細なノズルより液滴として吐出して、その液滴を記録媒体に付着させる方法であればいかなる方法も使用することができる。そのような方法の具体例としては、種々の態様の方法が知られている。
そのような方法の一例としては、例えば、静電吸引方式が挙げられる。この方式では、ノズルとノズルの前方に置いた加速電極の間に強電界を印可し、ノズルからインク組成物を液滴状で連続的に噴射させ、インク滴が偏向電極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向電極に与えて記録する。また、この方法においては必要に応じて、インク滴を偏向させることなく印刷情報信号に対応して噴射させてもよい。
他の態様としては、小型ポンプでインク液に圧力を加え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方法がある。この方法では、噴射したインク滴は噴射と同時に帯電させ、インク滴が偏向電極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向電極に与えて記録する。別の態様としては、圧電素子を用いる方法が挙げられる。この方法では、インク液に圧電素子で圧力と印刷情報信号を同時に加え、インク滴を噴射させ、記録を行う。さらに別の態様としては、熱エネルギーの作用によりインク液を急激に体積膨張させる方法がある。この方法では、インク液を印刷情報信号に従って微小電極で加熱発泡させ、インク滴を噴射させ、記録を行う。
記録媒体としては、特に制限はなく、例えば、普通紙、インクジェット専用紙(マット紙、光沢紙)、プラスチック、フィルム、金属等の種々の記録媒体を用いることができる。
[記録物]
更に、本実施形態によれば、前記実施形態に係る記録方法により記録された記録物も提供される。この記録物は、少なくとも上述したインク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着して記録が行われたものである。前記実施形態に係る記録方法により記録された記録物は、上述したインク組成物を用いて記録が行われたものであるため、光沢に優れていると共に、ブロンズ現象が抑制されたものとなる。なお、記録媒体の具体例としては、上記に示した記録媒体を用いることが可能である。
表1に示した実施例1〜6及び比較例1〜6の各インク組成物を以下のように調製した。有彩色顔料としてのC.I.ピグメントブルー15:4と、二酸化チタン顔料(テイカ社製MT−600B、結晶形:ルチル、一次粒子径:50nm)と、シリカ顔料としてのコロイダルシリカ(日産化学社製スノーテックスCM、一次粒子径:20nm〜30nm)と、分散剤としてのスチレン−アクリル樹脂(ジョンソンポリマー社製ジョンクリル61J)と、を混合し、サンドミル(安川製作所社製)中でガラスビーズ(直径1.7mm、混合液の1.5倍量(重量))とともに2時間分散させた。分散後、ガラスビーズを取り除き、他の溶剤及び水を加え、常温で30分攪拌し、8μmのメンブレンフィルターでろ過して、インク組成物を得た。このインク組成物中の二酸化チタン顔料及びシリカ顔料と有彩色顔料との重量比(表1において、「TiO2+SiO2/有彩色顔料」と表記する)と、二酸化チタン顔料とシリカ顔料との重量比(表1において、「TiO2/SiO2と表記する)を表1に示す。なお、表1中に示す添加量は全て重量%として表されている。また超純水の「残量」とは、インク全量が100重量%となるように超純水を加えることを意味する。
Figure 0004789062
[試験例1]ブロンズの評価
実施例1〜6及び比較例1〜6のインク組成物を用い、以下の要領によりブロンズの評価を行った。インクジェットプリンタPX−A550(商品名:セイコーエプソン株式会社製)を用いて、写真用紙<光沢>(商品名:セイコーエプソン株式会社製)に、印字Dutyが100%及び40%のパッチパターンを1440×720dpiの印字解像度で印刷し、25℃で24時間放置後、蛍光灯(F11光源)下で、印刷物の角度を変えたときの反射光の色変化について目視で観察し、下記の基準に基づきブロンズを評価した。結果を表2に示す。
A:Duty100%と40%のパッチの両方において、反射光の色が白く、違和感がない。
B:Duty100%と40%のパッチのいずれかにおいて、反射光の色が白く、違和感がない。
C:Duty100%と40%のパッチの両方において、反射光に色が確認でき、違和感がある。
[試験例2]光沢性の評価
試験例1で用いたDuty100%の印刷物の45度鏡面光沢度を、ゴニオフォトメーターGP−200(商品名:村上色彩技術研究所製)を用いて測定し、下記の基準に基づき光沢性を評価した。結果を表2に示す。
A:45度鏡面光沢度が30以上
B:45度鏡面光沢度が25以上30未満
C:45度鏡面光沢度が25未満
[試験例3]普通紙発色性の評価
実施例1〜6及び比較例1〜6のインク組成物を用い、以下の要領により普通紙における発色性の評価を行った。試験例1で用いたインクジェットプリンタを用いて、Xerox−4024に、印字Dutyが100%のべたパターンを、720×720dpiの印字解像度で印刷し、25℃で24時間放置後、印刷物のOD値をSpectrolino(商品名:Gretag社製)を用いて測色し、下記の基準に基づき判定した。結果を表2に示す。
A:OD値1.1以上
B:OD値1.0〜1.1
C:OD値1.0未満
[試験例4]吐出安定性の評価
実施例1〜6及び比較例1〜6のインク組成物を用い、以下の要領により吐出安定性の評価を行った。試験例1で用いたインクジェットプリンタを用いて、各インク組成物をインクカートリッジに充填し、前記インクジェットプリンターに装着して全ノズルが正常に吐出することを確認した後、40℃の環境下で、写真用紙<光沢>に、評価1と同じ条件でパッチパターンを連続印字した。各インク組成物について、印刷の際のドット抜け、及びインク組成物の飛び散りの有無を観察し、下記の基準に基づき吐出安定性を評価した。結果を表2に示す。
A:4時間経過後でも、ドット抜け、又はインク組成物の飛び散りの発生がない。
B:3時間経過後に、ドット抜け、又はインク組成物の飛び散りの発生があった。
C:2時間経過後に、ドット抜け、又はインク組成物の飛び散りの発生があった。
[試験例5]目詰まり回復性の評価
実施例1〜6及び比較例1〜6のインク組成物を用い、以下の要領により目詰まり回復性の評価を行った。試験例1で用いたインクジェットプリンタを用いて、各インク組成物をインクカートリッジに充填し、前記インクジェットプリンターに装着して全ノズルが正常に吐出することを確認した後、前記インクジェットプリンターを停止し、前記カートリッジを前記インクジェットプリンタより抜き取り、さらにプリンタヘッドをキャップしない状態で、40℃の環境下で1週間放置した。放置後、同一のインク組成物を充填したインクカートリッジを装着し、再び全ノズルよりインク組成物が吐出するまでに要したクリーニングの回数を調べ、下記の基準に基づき目詰まり回復性の評価を行った。結果を表2に示す。
A:2回以内のクリーニングで全ノズルが回復した。
B:3〜5回のクリーニングで全ノズルが回復した。
C:6回のクリーニングでは全ノズル回復できなかった。
[試験例6]保存安定性の評価
実施例1〜6及び比較例1〜6のインク組成物を用い、以下の要領により保存安定性の評価を行った。アルミパックに各インク組成物を50g入れた状態で60℃の環境下に2週間放置した。放置後の異物(浮遊物又は沈降物)の有無を目視観察し、異物の発生がないものについては、更に物性(粘度、表面張力、pH、粒子径)の変化について調べ、下記の基準に基づき保存安定性を評価した。結果を表2に示す。
A:異物の発生がなく、物性の変化もない。
B:異物の発生はないが、物性が若干変化する。
C:異物が発生するか、物性が著しく変化する。
Figure 0004789062

Claims (7)

  1. 少なくとも、有彩色顔料と、分散剤と、水とを含むインク組成物において、
    更に、二酸化チタン顔料とシリカ顔料とを含み、
    前記二酸化チタン顔料及び前記シリカ顔料の合計と、前記有彩色顔料と、の重量比が、1:2〜1:1であり、
    前記二酸化チタン顔料の含有量が該インク組成物の重量を基準(100重量%)として0.1重量%以上5重量%以下である、インク組成物。
  2. 前記二酸化チタン顔料と前記シリカ顔料の重量比が、1:20〜20:1であることを特徴とする請求項1に記載のインク組成物。
  3. 前記二酸化チタン顔料の一次粒子径が、1μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク組成物。
  4. 前記シリカ顔料がコロイダルシリカであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインク組成物。
  5. 前記有彩色顔料がシアン顔料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインク組成物。
  6. インク組成物を付着させて記録媒体に印刷を行う記録方法であって、該インク組成物として請求項1〜5のいずれか1項に記載のインク組成物を用いる記録方法。
  7. 請求項6に記載の記録方法によって印刷が行われた記録物。
JP2005316640A 2005-10-31 2005-10-31 インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物 Expired - Fee Related JP4789062B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005316640A JP4789062B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物
US11/588,861 US7790783B2 (en) 2005-10-31 2006-10-27 Water-base ink composition, inkjet recording method and recorded matter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005316640A JP4789062B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007119683A JP2007119683A (ja) 2007-05-17
JP4789062B2 true JP4789062B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=38143853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005316640A Expired - Fee Related JP4789062B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4789062B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038090A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Kao Corp インクジェット記録用水系インク
JP5150192B2 (ja) * 2007-10-10 2013-02-20 花王株式会社 インクジェット記録用水系インク
JP5359018B2 (ja) * 2007-12-21 2013-12-04 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録用インク組成物
JP4920731B2 (ja) * 2009-09-18 2012-04-18 富士フイルム株式会社 インク組成物、インクセットおよびインクジェット画像形成方法
JP4902711B2 (ja) * 2009-09-18 2012-03-21 富士フイルム株式会社 インク組成物、インクセットおよび画像形成方法
JP5430316B2 (ja) 2009-09-18 2014-02-26 富士フイルム株式会社 画像形成方法
JP5703141B2 (ja) * 2010-08-11 2015-04-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット用記録液及びそれを用いるインクジェット記録装置
CN104302713B (zh) * 2012-05-18 2016-09-21 株式会社村田制作所 喷墨用墨水、印刷方法及陶瓷电子部件的制造方法
JP6176034B2 (ja) * 2013-09-30 2017-08-09 Dic株式会社 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク、インクセット及び像形成方法
US20150175824A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 E I Du Pont De Nemours And Company Pigmented inkjet ink comprising nano-sized particles to reduce bronzing
JP2019112601A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 セイコーエプソン株式会社 白色顔料組成物及びその乾燥体、塗布方法、塗布物、インクジェット記録方法、記録物、並びにインクジェットプリンター
JP2019112602A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 セイコーエプソン株式会社 白色顔料組成物及びその乾燥体、塗布方法、塗布物、インクジェット記録方法、記録物、並びにインクジェットプリンター
JP2019112600A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 セイコーエプソン株式会社 白色顔料組成物及びその乾燥体、塗布方法、塗布物、インクジェット記録方法、記録物、並びにインクジェットプリンター

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032279A (ja) * 1989-05-31 1991-01-08 Pentel Kk 顔料組成物
JP3275019B2 (ja) * 1993-04-30 2002-04-15 株式会社サクラクレパス 油性白色マーキングペン用インキ組成物
JPH09132740A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Asahi Glass Co Ltd インクジェット用インク及びカラーフィルタ付き基板
JPH09279075A (ja) * 1996-04-11 1997-10-28 Catalysts & Chem Ind Co Ltd インクジェットプリンター用インク及びその製造方法
JP3774776B2 (ja) * 1998-01-30 2006-05-17 ぺんてる株式会社 筆記具用水性顔料インキ
JP2000345090A (ja) * 1998-06-30 2000-12-12 Pentel Corp 水性顔料インキ
JP4560766B2 (ja) * 2003-12-18 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録用インク組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007119683A (ja) 2007-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789062B2 (ja) インク組成物及び該インク組成物を用いて印刷を行う記録方法並びに該記録方法によって印刷が行われた記録物
JP4803356B2 (ja) インクセット及びこれを用いた記録方法、記録物
JP4609768B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物、記録方法、および記録物
US6827433B2 (en) Ink composition containing polyether-modified polysiloxane
JP4895157B2 (ja) インクジェット記録方法及び記録物
US7790783B2 (en) Water-base ink composition, inkjet recording method and recorded matter
JP5776883B2 (ja) インクジェット記録用水性顔料インク
JP2009179722A (ja) イエローインク組成物およびインクセット、これを用いた記録方法、記録物
JP2003096355A (ja) インク組成物、該インク組成物を用いたインクジェット記録方法および記録装置
JP5540523B2 (ja) インクセットおよびこれを用いた記録方法
US20080241395A1 (en) Ink composition and recording method using this ink composition
JP4302940B2 (ja) インクジェット記録用インクセット
JP4810857B2 (ja) インク組成物、これを用いたインクジェット記録方法及び記録物
JP2008266564A (ja) インク組成物及び該インク組成物を用いる記録方法
JP2004315739A (ja) インク組成物及びこれを用いた記録方法、記録物
JP2004204079A (ja) インク組成物及びこれを用いた記録方法、記録物
JP2005120181A (ja) インク組成物
JP2004269596A (ja) 記録液、これを用いたインクジェット記録方法及び記録用機器
JP2008231224A (ja) 水性インク組成物及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP4934977B2 (ja) インクセット及びこれを用いた記録方法、記録物
US20040266909A1 (en) Pigment type ink composition having superior gas fastness, and recording method and recorded matter by using the same
JP2007277355A (ja) 水性インク組成物
JP2007277354A (ja) 水性インク組成物
JP2008239705A (ja) インクセット及びこれを用いた記録方法、記録物
JP2004238444A (ja) インク組成物及びこれを用いた記録方法、記録物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110627

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4789062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110710

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees