JP4785888B2 - 変速機の制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両に搭載される変速機を制御する変速機の制御システムに係り、特に、モータによって変速制御を行う変速機の制御システムに関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載され、係合力を自在に変更できるクラッチを備えた変速機が知られている。この変速機では、乾式単板のクラッチにアクチュエータが装備されており、アクチュエータがクラッチのストローク量を変化させることでクラッチ係合力を調整するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−81472号公報(段落0014〜0016、図2)
しかし、上記特許文献に開示されたクラッチを備えた変速機では、クラッチを係合させた状態で走行する場合には、アクチュエータを常時作動させることによりクラッチの係合力を発生させ、エンジントルクをクラッチを介して自動変速装置に伝達する必要がある。このため、アクチュエータの電力消費が多くなり、燃費が悪化する問題があった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて提案されたもので、走行状態に応じて、クラッチを備えた変速機のクラッチ係合力を調整するモータを短絡させ、このときに発生するモータ制動力によりクラッチを係合させる変速機の制御システムを提供するものである。
この発明に係る変速機の制御システムは、車両に搭載されるエンジンと、上記エンジンの出力軸に接続されて上記エンジンの動力を変速機構部に伝達するエンジン側クラッチと変速機構側クラッチとで構成されるクラッチを有する変速機と、回転角が上記エンジン側クラッチに対する上記変速機構側クラッチのストローク量に比例するクラッチモータを制御するクラッチモータ制御手段を有し、上記クラッチの接続および切断を行うクラッチ制御手段と、を備えた変速機の制御システムにおいて、上記クラッチモータ制御手段は、上記クラッチモータのトルクを上記車両の運転状態に応じたトルクとする目標クラッチモータ電流を演算する目標クラッチモータ電流演算手段と、上記目標クラッチモータ電流演算手段により演算された目標クラッチモータ電流と、実際に検出されたクラッチモータ電流との差に応じて上記クラッチモータの出力をフィードバック制御して上記クラッチモータを駆動させるモータ駆動モードと、上記クラッチモータを短絡し、上記変速機構側クラッチに、上記エンジン側クラッチに対する開放側にストロークする力と逆方向の制動トルクを発生させるモータ制動モードとを選択するモータ駆動・制動手段と、を備え、上記モータ制動モードの時、上記エンジン側クラッチの回転数と、上記変速機構側クラッチの回転数との差が所定値よりも大きい場合には、上記モータ駆動・制動手段により上記モータ駆動モードが選択され、上記クラッチモータを駆動するものである。
この発明に係る変速機の制御システムによれば、クラッチを備えた変速機のクラッチ係合力を調整するモータを短絡することにより発生する制動力でクラッチを係合するので、走行中のモータの消費電力を低減することができ、燃費を向上させることができる。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る変速機の制御システムについて好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る変速機の制御システムを説明する図である。図1において、エンジン101の出力軸102aとエンジン側クラッチ103aは直結され、自動変速機構側クラッチ103bは自動変速装置104の変速段を変更する自動変速機構105の入力軸102bに直結されている。符号106はクラッチモータで、このクラッチモータ106を駆動させることにより、自動変速機構側クラッチ103bをストロークさせ、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合させたり開放させたりすることができる。
エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合されている場合には、エンジン101から自動変速機構105に動力が伝達され、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが開放されている場合には、エンジン101から自動変速機構105に動力が伝達されない。
自動変速制御装置107は、変速時のエンジントルク量を制御する指令を出力するとともに、自動変速装置104のエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合、及び自動変速機構105の構成変更を行い自動変速装置104の変速段を制御する指令を出力する。
エンジントルク制御手段108は、自動変速制御装置107の指令により変速時のエンジントルク量を制御する。また、クラッチ制御手段109は自動変速制御装置107の指令により変速時のクラッチ制御を行い、変速機構制御手段110は、自動変速制御装置107の指令により自動変速機構105の変速段の制御を行う。
エンジン101の出力軸102aには、エンジン側クラッチ回転数検出手段111が設けられており、このエンジン側クラッチ回転数検出手段111は、エンジン101の出力軸102aの回転数を検出することにより、これと直結されたエンジン側クラッチ103aの回転数を検出する。また、自動変速機構105の入力軸102bには、自動変速機構側クラッチ回転数検出手段112が設けられており、この自動変速機構側クラッチ回転数検出手段112は自動変速機構105の入力軸102bの回転数を検出することにより、これと直結された自動変速機構側クラッチ103bの回転数を検出する。
図2はクラッチ制御手段109に含まれているクラッチモータ制御手段のシステム構成を説明する図である。クラッチ制御手段109はクラッチモータ106の回転角が自動変速機構側クラッチ103bのストローク量に比例する機構となっており、クラッチモータ106のトルクによって係合量を調整できるものである。そして、クラッチモータ制御手段201は、自動変速機構側クラッチ103bを駆動するクラッチモータ106を制御するもので、次のように構成されている。
図2のように、クラッチモータ駆動回路202は、UH、UL、VH、VL、WH、WLの6個のFETから構成されており、電源203に接続されている。クラッチモータ106に流れる電流は、シャント抵抗204で検出され、シャント抵抗204の両端電圧はフィルタ回路205で平均化される。クラッチモータ電流検出手段206は、フィルタ回路205で平均化されたシャント抵抗204の両端電圧からクラッチモータ106に流れる電流を検出する。
また、目標クラッチモータ電流演算手段207により、変速状態や車両の運転状態に応じて目標のクラッチモータ電流が演算され、クラッチモータ電流検出手段206で検出した実電流と目標クラッチモータ電流演算手段207で演算した目標電流によって、クラッチモータ駆動回路202に与える駆動デューティーがクラッチモータ駆動デューティー演算手段208により演算される。クラッチモータ106のトルクはクラッチモータ電流量と比例関係にあるため、クラッチモータ電流量をフィードバック制御することで目標とするモータトルク量を調整する。
モータ駆動・制動選択手段209は、アクセル開度検出センサ210で検出したドライバのアクセル開度、車速検出センサ211で検出した車速、エンジン側クラッチ回転数検出手段111によって検出したエンジン側クラッチ回転数、及び自動変速機構側クラッチ回転数検出手段112によって検出した自動変速機構側クラッチ回転数に応じて、クラッチモータ106を駆動モードにするか制動モードにするかを選択する。なお、クラッチモータ106の回転位置は、モータ位置検出手段、例えばクラッチモータ回転位置検出センサ212により検出する。
ドライバ駆動・制動手段213は、モータ駆動・制動選択手段209によりモータ駆動モードが選択された場合には、クラッチモータ回転位置検出センサ212で検出したモータ位置に応じて駆動するFETを選択して、そのFETに対してクラッチモータ駆動デューティー演算手段208で演算した駆動デューティーに応じてクラッチモータ駆動回路202を駆動し、モータ制動モードが選択された場合には、クラッチモータ106を短絡させることにより、クラッチモータ106を制動する。
図3はモータ駆動モードにおいて、クラッチモータ回転位置検出センサ212で検出したクラッチモータ106の回転位置情報に対して、クラッチモータ106を一方向へ回転させる際のクラッチモータ駆動回路202の駆動パターンを示す図である。
図3において、符号Aはクラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンで、ここでは3相ブラシレスモータからなるクラッチモータ106を120度通電駆動した場合のセンサH1、H2、H3の出力パターンを示している。センサH1、H2、H3の出力は、ハイレベル(H)またはローレベル(L)で、クラッチモータ106の回転角度に応じてa〜fの順序で6通りのパターンを繰り返し出力する。符号Bはクラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンに対するクラッチモータ駆動回路202の通電パターンを示したもので、各相のFETの駆動状態を示している。
例えば、図3のaの場合では、クラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンが、(H1、H2、H3)=(H、L、H)のとき、クラッチモータ駆動回路202のUHとVLのFETをONにする。
図3のbの場合では、クラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンが(H1、H2、H3)=(H、L、L)のとき、クラッチモータ駆動回路202のUHとWLのFETをONにする。
このように、クラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンに対して、クラッチモータ駆動回路202のFET通電パターンを切り換えていくことにより、クラッチモータ106を自動変速機構側クラッチ103bがエンジン側クラッチ103aに係合する方向へ回転させることができる。
また、モータ制動モードにおいては、クラッチモータ駆動回路202のUHとVHとWHのFETをモータ制動モード期間中OFFにし、ULとVLとWLのFETをモータ制動モード期間中ONにすることにより、クラッチモータ106を短絡させる。
クラッチモータ106が短絡状態の場合には、これまでモータ駆動状態において、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合していたモータ駆動力が発生しなくなるため、自動変速機構側クラッチ103bが開放側にストロークする。ここでクラッチモータ106の回転角は自動変速機構側クラッチ103bのストローク量と比例する機構となっているので、クラッチモータ106の回転方向は、モータ駆動時(自動変速機構側クラッチ103bがエンジン側クラッチ103aに係合するストローク方向)とは逆方向の回転となる。
しかし、クラッチモータ106を短絡させた場合には、クラッチモータ106の内部に逆起電力が発生し、外力による回転方向とは逆方向の制動トルクが発生する。このため、クラッチモータ106の制動時に、クラッチモータ106が自動変速機構側クラッチ103bの開放側にストロークする力(外力)により回転する場合、逆起電力により、クラッチモータ106には自動変速機構側クラッチ103bの開放側にストロークする力(外力)とは逆方向の制動トルクを発生する。この制動トルクにより、自動変速機構側クラッチ103bが開放側にストロークするのを妨げることになり、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合が維持され、エンジン101の動力を自動変速機構105に伝達することができる。ただし、モータ制動モードにおけるクラッチ係合力は、モータ駆動モードにおけるクラッチ係合力よりも小さくなる。
図4及び図5はクラッチモータ106の制御方法を説明するフローチャートで、クラッチモータ回転位置検出センサ212の出力信号に変化があったときに処理を行っている。なお、図4及び図5のフローチャートの説明については図1及び図2を参照する。
図4及び図5において、まず、ステップ401ではクラッチモータ回転位置検出センサ212のパターンの読み込みを行い、ステップ402において読み込んだクラッチモータ回転位置検出センサ212のパターンが正常であるかを判断する。なお、ステップ401及びステップ402の動作はドライバ駆動・制御手段213により実行される。
図3で示したように、クラッチモータ回転位置検出センサ212の出力パターンは全部で6通りあって、特定パターンから正転、逆転した場合のパターンは1つずつしかないため、それ以外のパターンを検出した場合には異常であると判断することができる。
ステップ402において、パターンが正常であると判断した場合にはステップ403に進み、パターンが異常であると判断した場合にはステップ404へ進む。
ステップ403はクラッチモータ106の電流を平均化するステップで、フィルタ回路205により平均化された電圧を検出する。
ステップ404はクラッチモータ106の電流を演算するステップで、ステップ403でフィルタ回路205により検出された電圧とシャント抵抗204の抵抗値とからクラッチモータ106の電流をクラッチモータ電流検出手段206で演算し、ステップ405へ進む。
ステップ405は、運転状態に応じた適当なモータトルクとするための目標クラッチモータ電流を演算するステップで、この目標クラッチモータ電流が目標クラッチモータ電流演算手段207により演算される。
ステップ406は、ステップ405で演算した目標クラッチモータ電流に対して、ステップ404で演算したクラッチモータ106の電流が一致するように、クラッチモータ駆動デューティー演算手段208でフィードバック演算を行う。これによりモータ制御デューティーを演算する。
ステップ407では、アクセル開度センサ210から検出したアクセル開度(APS)と、車速センサ211から検出した車速(VPS)と、エンジン側クラッチ回転数検出センサ111から検出したエンジン側クラッチ回転数(Necl)と、自動変速機構側クラッチ回転数センサ112から検出した自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)を読み込む。
ステップ408では、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合しているかどうかを判断し、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差の絶対値がクラッチ係合判定値αより小さい場合には、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合していると判断し、ステップ411へ進みクラッチ係合完了フラグを1にセットし、ステップ412へ進む。
エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差がクラッチ係合判定値αより大きい場合には、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合していないと判断し、ステップ409へ進みクラッチ係合完了フラグを0にリセットし、次いでモータ制動許可フラグを0にリセットするべくステップ410へ進む。
ステップ412では、目標変速段が変化してから実変速段が目標変速段に達する期間ではないかどうか、換言すれば、ギア変速中ではないかどうかを判定する。ギア変速中である場合には、ステップ409へ進み、クラッチ係合完了フラグを0にリセットし、次いでモータ制動許可フラグを0にリセットするべくステップ410へ進む。また、ギア変速中ではない場合はステップ413へ進む。
ステップ413では、アクセル開度(APS)と車速(VPS)に基づいて、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータ駆動モードにより係合するか、モータ制動モードにより係合するかを選択する。モータ駆動モードとは、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータの駆動力により係合させるモードで、モータ制動モードとは、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータの制動力により係合させるモードである。
具体的には図6に示すように、ギア段毎に横軸に車速、縦軸にアクセル開度とで構成されたデータマップを用いて、モータ駆動モードにすべき運転領域か、あるいはモータ制動モードにするべき運転領域かを現在のギア段に応じて判定する。即ち、運転者がアクセルを少し踏んで低速運転している場合や、アクセルを踏まずに低速で惰性運転している場合には、モータ制動モードによりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合すると判定し、運転者が加速、あるいは高速走行している場合には、モータ駆動モードによりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合すると判定する。
エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータ制動モードにより係合すると判定された場合には、ステップ414に進む。また、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータ制動モードにより係合すると判定されない場合には、ステップ410に進み、モータ制動許可フラグを0にリセットする。ここで、モータ制動許可フラグが0にリセットされるということは、モータ駆動モードが確定したということである。
ステップ414では、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差の絶対値、即ち、クラッチ回転数偏差がモータ制動解除判定値β以上であるかどうかを判定する。ここで、クラッチ係合判定値αとモータ制動解除判定値βの大小関係は、クラッチ係合判定値α>モータ制動解除判定値βとなる。
クラッチ回転数偏差がモータ制動解除判定値βより大きい場合は、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差の絶対値が大きく(クラッチの滑りが大きく)、エンジン101と自動変速装置104の間で駆動力の伝達が効率的に出来ていないと判断し、ステップ410へ進み、モータ制動許可フラグを0にリセットする。また、クラッチ回転数偏差がモータ制動解除判定値βより小さい場合は、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差の絶対値が小さく(クラッチの滑りが小さく)、エンジン101と自動変速装置104との間で駆動力の伝達が効率的に出来ていると判断し、ステップ415に進み、モータ制動許可フラグを1にセットする。ここで、モータ制動許可フラグが1にセットされるということは、モータ制動モードが確定したということである。
例えば、モータ制動モードとなる運転領域を維持しているにも関わらず、モータ制動力によるクラッチ係合力では、エンジン101の出力軸102aと直結したエンジン側クラッチ103aと、自動変速機構105の入力軸102bに直結した自動変速機構側クラッチ103bとを係合し続けることが出来なくなった場合、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)に差が発生する。そして、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差の絶対値がモータ制動解除判定値βよりも大きくなった場合には、モータ制動モードではなく、モータ駆動モードを選択し、モータ制動力よりも係合力が大きいモータ駆動力によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合する。
また、モータ制動解除判定値βは、車両の実走試験において、モータ制動解除判定値を変化させた場合の車両のドライバビリティー(加速、減速、定常走行中にクラッチの滑り感がないかなど)とモータ制動解除判定値βの相関関係から実験的に決定することができる。
ステップ416では、モータ制動許可フラグが0の場合にはモータ駆動モードなので、ドライバ駆動・制御手段213の通電パターンを、ステップ401でクラッチモータ回転位置検出センサ212から読み込んだパターンに応じたパターンに切り替えを行い、ステップ406で演算したモータ制御デューティーに応じてモータを駆動させる。また、モータ制動許可フラグが1の場合には、モータ制動モードなので、クラッチモータ回転位置検出センサ212から読み込んだパターンに関係なく、ドライバ駆動・制御手段213の通電パターンをUHとVHとWHのFETはモータ制動許可フラグが1である期間OFFにし、ULとVLとWLのFETはモータ制動許可フラグが1である期間ONにすることにより、クラッチモータ106を短絡させ、クラッチモータ106を制動させる。
以上のステップ407からステップ416の各動作は、モータ駆動・制動選択手段209により実行される。
図7は車両走行時の自動変速装置104の変速挙動を示したチャートである。図7において、符号Aは車速であり、本チャートは停車状態から発進、加速及び減速を行ったものである。符号Bはアクセル開度(APS)である。符号Cは目標変速段(点線)と実変速段(実線)を示し、加速に伴い変速段は1速から2速まで変化している。符号Dは自動変速機構105のギア位置を示している。符号Eはエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの断続状態を示し、チャート中、OPENの位置ではエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは開放されており、エンジン101からの動力は自動変速装置104に伝達されていない状態を示す。CLOSEの位置ではエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは係合されており、エンジン101からの動力が自動変速装置104に伝達されている状態である。
また、符号Fはエンジン101の回転速度の変化であり、符号Gはエンジントルクの変化を示している。符号Hはエンジン101の出力軸102aに直結されたエンジン側クラッチ103aの回転数(実線)と、自動変速機構105の入力軸102bに直結された自動変速機構側クラッチ103bの回転数(点線)を示している。符号Iはクラッチモータ106の目標電流である目標クラッチモータ電流である。符号Jはクラッチ係合完了フラグであり、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合されていると判断された場合は、1にセットされ、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが係合していないと判断された場合は、0にリセットされる。
さらに、符号Kはモータ制動許可フラグであり、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータ制動により係合すると判定された場合には1にセットされ、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bをモータ駆動により係合すると判定された場合には0にリセットされる。符号Lはアクセル開度(APS)及び変速制御の状態等により変化するスロットル開度で、例えば変速中にはスロットル開度はゼロ付近となる。符号Mは目標クラッチ電流を実現するためにクラッチモータ106が消費する電流である。
続いて図7の動作を説明する。図7において、時刻t0からt1の間は車速0Km/hで停車している区間である。このとき、アクセル開度(APS)は全閉、スロットル開度はアイドル開度であり、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは完全に開放されている。従って、クラッチ係合完了フラグは0であり、エンジン側クラッチ回転数(Necl)はアイドル回転数で、自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)はゼロである。また、目標変速段と実変速段及びギア位置は1速となっており、モータ制動許可フラグは0となっている。
時刻t1からt2の間は停車からの発進時の挙動を示している。時刻t1からt2の間は、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを接続しながらアクセルの踏み込みによりアクセル開度(APS)とスロットル開度を大きくし、エンジントルクを増加させる区間である。このとき、アクセル開度(APS)が全閉状態から増大することにより、エンジン側クラッチ回転数(Necl)が増大し、クラッチ位置を係合させるために目標クラッチモータ電流が増加するに伴い、フィードバック制御により実モータ電流も増加するので、モータ駆動力によりクラッチ位置がOPEN状態からCLOSE状態に向かって移動する。これに伴い、自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)がエンジン側クラッチ回転数(Necl)に引きずられるように増大する。なお、時刻t2ではクラッチ位置がCLOSE状態で、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)は一致しており、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは完全に係合している。
時刻t2からt3の間は1速で緩やかに加速している区間である。時刻t2では、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは完全に係合しているため、クラッチ係合完了フラグが1にセットされる。このとき、車速(VPS)とアクセル開度(APS)は、モータ制動によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合するべきと判定される運転領域であり、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)は一致しているので、モータ制動許可フラグが1にセットされる。
モータ制動許可フラグが1にセットされ、ドライバ駆動・制動手段213の通電パターンを、UHとVHとWHのFETはOFF、ULとVLとWLのFETはONにすることにより、クラッチモータ106を短絡させると、モータ駆動力がゼロとなるが、モータ制動力によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合が維持される。また、目標クラッチモータ電流はゼロとなり、クラッチモータ106は短絡しているので、クラッチモータ106に電流は流れない。
時刻t3からt4の間は、アクセル開度(APS)の増大と車速(VPS)の上昇により、モータ駆動によりクラッチを係合するべきと判定される運転領域となり、モータ制動許可フラグが0にリセットされる。また、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bはモータ駆動力により係合されるので、クラッチモータ106には、フィードバック制御により目標クラッチモータ電流に応じた実モータ電流が流れる。
時刻t4では車速(VPS)の上昇により目標変速段が2速に変化しており、時刻t4からt8の間は変速段を1速から2速に変更するときの挙動を示している。そのうちの時刻t4からt5の間はエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを切断する際の動作を示しており、次にその動作について説明する。
時刻t4ではエンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)は一致している。時刻t4からt5の間はエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの切断を行うため、まずスロットルを閉じてエンジントルクを低減するとともに、クラッチ位置を変化させるために目標クラッチモータ電流を増加させる。
このときフィードバック制御により実モータ電流は目標電流に応じて変化し、クラッチ位置がCLOSE状態からOPEN状態に向かって移動するに伴い、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合が解除され、エンジン101の出力軸102aに直結されたエンジン側クラッチ103aの出力が自動変速機構側クラッチ103bに伝わらなくなるため、自動変速機構側クラッチ103bの回転数よりもエンジン側クラッチ103aの回転数の方が高くなる。
時刻t5からt6の間ではクラッチ位置がOPEN状態で、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを完全に開放している状態であり、クラッチモータ106を駆動しないためモータ電流は流れない。時刻t6においては、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bが切断されるので自動変速機構制御装置107により、自動変速装置104のギア位置を1速から2速に変更する。
時刻t7からt8の間はエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合する際の動作を示しており、次にその動作について説明する。
時刻t7ではエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合を行うため、目標クラッチモータ電流を増加させる。このときフィードバック制御により実モータ電流は増加し、モータ駆動力により、自動変速機構側クラッチ103bがエンジン側クラッチ103aに対してOPEN状態からCLOSE状態に向かって移動するに伴い、自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)はエンジン側クラッチ回転数(Necl)に引きずられて増大する。
時刻t8ではエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bがCLOSE状態で、エンジン側クラッチ回転数と自動変速機構側クラッチ回転数は一致し、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは完全に係合しており、変速が終了したと判断して、クラッチ係合完了フラグを1にセットし、実変速段を2速に変更する。
時刻t9以降は、減速のためアクセル開度(APS)を減少させた際の動作を示している。時刻t9からt10の間はモータ駆動によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合させ、2速で減速している状態である。このときエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bは完全に係合しているため、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)は一致しており、クラッチ係合完了フラグが1にセットされている。また、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bはモータ駆動力により係合されており、クラッチモータ106には、フィードバック制御により目標クラッチモータ電流に応じた実モータ電流が流れる。
時刻t10以降は、車速(VPS)とアクセル開度(APS)は、モータ制動によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合するべきと判定される運転領域となる。時刻t10ではエンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)は一致しているので、モータ制動許可フラグが1にセットされ、ドライバ駆動・制動手段213の通電パターンをUHとVHとWHのFETはOFF、ULとVLとWLのFETはONにすることにより、クラッチモータ106を短絡させると、モータ駆動力がゼロとなるが、モータ制動力によりクラッチの係合が維持される。このとき、目標クラッチモータ電流はゼロとなり、クラッチモータ106は短絡しているので、クラッチモータ106に電流は流れない。
モータ制動モードとなる運転領域を維持しているにも関わらず、モータ制動力によるクラッチ係合力ではエンジン101の出力軸102aと直結したエンジン側クラッチ103aと、自動変速機構105の入力軸102bに直結した自動変速機構側クラッチ103bを係合し続けることができなくなった場合、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)に差が発生する。
このように、時刻t11以降では、エンジン側クラッチ回転数(Necl)と自動変速機構側クラッチ回転数(Ntcl)の差が上記モータ制動解除判定値βよりも大きくなるため、エンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合し続けられないと判断し、モータ制動許可フラグをゼロにリセットし、モータ制動力によるエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bの係合を中止し、モータ駆動力によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合する。このとき、クラッチモータ106には、フィードバック制御により目標クラッチモータ電流に応じた実モータ電流が流れる。
以上のように、従来装置においては、クラッチ切断中以外は、クラッチモータ106に常時電流を流すことによりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合する必要があったが、この実施の形態1においては、上述したように区間t2からt3、及び区間t10からt11において、モータ制動によりエンジン側クラッチ103aと自動変速機構側クラッチ103bを係合するので、この区間においてクラッチモータ106に流れる電流はゼロとなる。このため、燃費が向上することになり、環境に与える効果が良好である。
この発明に係る変速機の制御システムは、自動車等の車両に搭載される変速機を制御する変速機の制御システムに適用できる。
この発明の実施の形態1に係る変速機の制御システムを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るクラッチモータ制御手段のシステム構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るモータ回転位置検出センサ出力パターンとモータ駆動回路通電パターンの関係を示した図である。 この発明の実施の形態1に係るクラッチモータの制御方法を示したフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るクラッチモータの制御方法を示したフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るクラッチモータのクラッチ制御において、モータ駆動モードとモータ制動モードの選択を行うデータマップの概略図である この発明の実施の形態1に係る自動変速装置の走行時の変速挙動を示したチャートである。
符号の説明
101 エンジン
102a エンジンの出力軸
102b 自動変速機構の入力軸
103a エンジン側クラッチ
103b 自動変速機構側クラッチ
104 自動変速装置
105 自動変速機構
106 クラッチモータ
106 エンジントルク制御手段
107 自動変速制御装置
108 エンジントルク制御手段
109 クラッチ制御手段
110 変速機構制御手段
111 エンジン側クラッチ回転数検出手段
112 自動変速機構側クラッチ回転数検出手段
201 クラッチモータ制御手段
202 クラッチモータ駆動回路
203 電源
204 シャント抵抗
205 フィルタ回路
206 クラッチモータ電流検出手段
207 目標クラッチモータ電流演算手段
208 モータ駆動デューティー演算手段
209 モータ駆動・制動選択手段
210 アクセル開度センサ
211 車速センサ
212 クラッチモータ回転位置検出センサ
213 ドライバ駆動・制動手段

Claims (1)

  1. 車両に搭載されるエンジンと、
    上記エンジンの出力軸に接続されて上記エンジンの動力を変速機構部に伝達するエンジン側クラッチと変速機構側クラッチとで構成されるクラッチを有する変速機と、
    回転角が上記エンジン側クラッチに対する上記変速機構側クラッチのストローク量に比例するクラッチモータを制御するクラッチモータ制御手段を有し、上記クラッチの接続および切断を行うクラッチ制御手段と、を備えた変速機の制御システムにおいて、
    上記クラッチモータ制御手段は、上記クラッチモータのトルクを上記車両の運転状態に応じたトルクとする目標クラッチモータ電流を演算する目標クラッチモータ電流演算手段と、
    上記目標クラッチモータ電流演算手段により演算された目標クラッチモータ電流と、実際に検出されたクラッチモータ電流との差に応じて上記クラッチモータの出力をフィードバック制御して上記クラッチモータを駆動させるモータ駆動モードと、上記クラッチモータを短絡し、上記変速機構側クラッチに、上記エンジン側クラッチに対する開放側にストロークする力と逆方向の制動トルクを発生させるモータ制動モードとを選択するモータ駆動・制動手段と、を備え、
    上記モータ制動モードの時、上記エンジン側クラッチの回転数と、上記変速機構側クラッチの回転数との差が所定値よりも大きい場合には、上記モータ駆動・制動手段により上記モータ駆動モードが選択され、上記クラッチモータを駆動することを特徴とする変速機の制御システム。
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