JP4782356B2 - カップ付きスポーツ衣類 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41CCORSETS; BRASSIERES
    • A41C3/00Brassieres
    • A41C3/08Brassieres combined with other garments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D7/00Bathing gowns; Swim-suits, drawers, or trunks; Beach suits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、婦人用のスポーツ衣類に関し、例えば、水着、レオタード、スポーツアンダーのようなカップ付きスポーツ衣類に関する。
【0002】
【従来の技術】
婦人用水着のようなスポーツ衣類には、左右一対のカップ部を身ごろに配置したカップ付きスポーツ衣類と呼ばれるものがある。右(左)カップ部は、一般に、右(左)脇布と右(左)カップ吊り紐により、身ごろに取り付けられる。右(左)カップ吊り紐の一方の端部は、右(左)カップ部の上縁部に縫い付けられる。右(左)カップ吊り紐の他方の端部は、身ごろの右(左)アームホール(腕を通す穴)縁部に縫い付けられたり(タイプ1)、身ごろのネックホール(くびを通す穴)縁部に縫い付けられたりする(タイプ2)。タイプ1は、例えば、特開平2−264002号公報に開示されている。タイプ2は、例えば、実開昭60−67313号公報、実開平1−177213号公報、及び、実用新案登録第3042769号公報に開示されている。タイプ2の変形として、右(左)カップ吊り紐の他方の端部が、ホックにより、ネックホール縁部に接続されている水着がある。このタイプでは、右(左)カップ吊り紐の他方の端部は、ネックホール縁部に取り付けたり、取り外したりすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来のカップ付きスポーツ衣類では、着用者の腕の動きによって、バストの保持が不安定になる問題やバストの造型が保ちにくい問題があった。以下、詳細に説明する。
【0004】
一般に、カップ付きスポーツ衣類は伸縮性の優れた素材で形成されているので、着用状態において、身体と密着する。着用者は、例えば、水泳のクロールのように、左右の腕を交互に上方に大きく動かすことがある。このとき、腕の付け根部分から肩が持ち上がることにより、身ごろの肩の部分は大きく伸び上がる。これにより、アームホール縁部は、肩の部分の動きに連れられて上へ伸びるように引っ張られる。肩に近い部分のネックホール縁部も肩の部分の動きに連れられて上へ伸びるように引っ張られる。
【0005】
したがって、上記タイプ1の場合、右(左)アームホールに上へ伸びるような強い引っ張りの力が作用することにより、右(左)カップ吊り紐が強く引き上げられる。これにより、バストの保持が不安定になる問題やバストの造型が保ちにくい問題が生じる。
【0006】
一方、上記タイプ2の場合、ネックホールの右(左)側部分に上へ伸びるような引っ張りの力が作用することにより、右(左)カップ吊り紐が引き上げられる。この引張力は、タイプ1の引張力より小さいが、タイプ1と同様に上記二つの問題が生じる。特に、水着の場合、ネックホールからの水の浸入を防ぐために、ネックホール縁部には比較的強靭な弾性を有する素材が使用される。このため、ネックホール縁部の動き(ストローク)はアームホール縁部の動きに比べて小さいが、カップ吊り紐を引き上げる力(パワー)は強い。このため、バストの保持が不安定になりやすく、バストの造型機能も損なわれる。
【0007】
本発明は、激しい腕の運動によっても、バストの保持が安定し、かつ、バストの造型(バストアップ)機能に優れたカップ付きスポーツ衣類を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカップ付きスポーツ衣類は、一方のアームホールを規定する第1の規定部と、他方のアームホールを規定する第2の規定部とネックホールを規定するネックホール規定部とを有する身ごろと;身ごろの前身ごろ側に設けられている一対の第1及び第2のカップ部と;第1のカップ部に、その一端部が固定され、その他端部が身ごろの前身ごろに固定されている第1のカップ吊り部材と;第2のカップ部に、その一端部が固定され、その他端部が身ごろの前身ごろに固定されている第2のカップ吊り部材と、前身ごろを有し、身体に密着する衣類部とを備え、第1及び第2のカップ吊り部材が、第1及び第2のカップ部が設けられている前身ごろ側でそれらの延長線が互いに交叉しており、第2の規定部及び/又はネックホール規定部の第2の規定部近傍部分が、第1のカップ部から遠ざかる方向に移動した際、第1のカップ吊り部材の前記前身ごろへの固定位置が、第1のカップ部から遠ざかる方向に移動し、第1の規定部及び/又はネックホール規定部の第1の規定部近傍部分が、第2のカップ部から遠ざかる方向に移動した際、第2のカップ吊り部材の前身ごろへの固定位置が、第2のカップ部から遠ざかる前記方向に移動する。
【0009】
本発明において、第2のカップ吊り部材の他端部は、ネックホール規定部のうち一方のアームホール側にある部分、及び/又は、一方のアームホール規定部に引っ張りの力が作用したとき、第2のカップが一方側に引っ張られるように、身ごろに取り付けられている。また、第1のカップ吊り部材の他端部は、ネックホール規定部のうち他方のアームホール側にある部分、及び/又は、他方のアームホール規定部に引っ張りの力が作用したとき、第1のカップが他方側に引っ張られるように、身ごろに取り付けられている。
【0010】
よって、一方の腕を上げると第2のカップ部が第2のカップ吊り部材により引き上げられ、他方の腕を上げると第1のカップ部が第1のカップ吊り部材により引き上げられる。従って、激しい腕の動きによる第1及び第2のカップ部の動きが大幅に緩和される。
また、腕を上げたときのカップ吊り部材によるカップ部の引き上げ方向は、第1のカップ部については他方の上方向、第2のカップ部については一方の上方向である。従って、いわゆる「寄せ」方向に引き上げることになるので、運動時にバストを美しく寄せ上げる、という造型機能を発揮できる。なお、本発明において、一方及び他方とは、例えば、一方が右のとき他方が左であり、また、一方が左のとき他方が右となる。
【0011】
本発明において、第1及び第2のカップ吊り部材の延長線が互いに交叉するように衣服部の前身ごろに取り付けられている。よって、上記と同様に、激しい腕の運動によっても、バストの保持が安定し、かつ、優れたバストの造型(バストアップ)機能を発揮できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態、第1及び第2参考例に係る水着を説明する。各図において、同一要素については、同一符号を付している。符号が示す要素のうち、左カップ部と右カップ部等、左右の区別をしているものがある。これは、着用者から見ての左右である。よって、着用者又は水着を前から見た図では、図面の右が着用者にとって左となり、図面の左が着用者にとって右となる。
【0013】
施形態の概要]
まず、各実施形態の概要について、図1A、図1B、図1Cを用いて説明する。図1Aは実施形態の概要を示し、図1Bは第1参考例の概要を示し、図1Cは第2参考例の概要を示す。これらの図は、水着を正面から見た図である。
【0014】
実線で示す部分は、衣服部(身ごろ)1の前身ごろ11を示す。衣服部(身ごろ)1の右部には、右アームホールを規定する規定部の一例となる右アームホール縁部14Rがある。衣服部1の左部には、左アームホールを規定する規定部の一例となる左アームホール縁部14Lがある。衣服部1の上部には、ネックホールを規定する規定部の一例となるネックホール縁部16がある。ネックホール縁部16は、ネックホール規定部のうち右アームホール側にある部分16Rと、ネックホール規定部のうち左アームホール側にある部分16Lとから構成される。
【0015】
点線で示す部分は、衣服部(身ごろ)1の内側に配置された左カップ部2L、右カップ部2R、左カップ吊り紐5L、右カップ吊り紐5R、前中心連結部3、右脇布部4R、左脇布部4Lを示している。カップ吊り紐は、カップ吊り部材の一例である。符号8は、前中心線を示している。前中心線8は想定(仮想)線であり、実際には存在しない。
【0016】
右(左)カップ吊り紐5R(5L)の一方の端部は、右(左)カップ部2R(2L)の上部に取り付けられている。右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、ネックホール縁部16に取り付けられている。これらの部分を取り付け部7R(7L)とする。
【0017】
右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部の取り付け位置が実施形態、第1参考例、第2参考例で異なる。図1Aに示す実施形態において、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、前中心線8の近傍であって、かつ、前中心線8に対して右(左)側に位置している。図1Bに示す第1参考例において、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、前中心線8上に位置している。図1Cに示す第2参考例において、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、前中心線8に対して、左(右)側に位置している。
【0018】
実施形態第1参考例第2参考例の相違点は、次のように表現することもできる。ネックホール縁部16の高さと右(左)カップ吊り紐5R(5L)の取り付け位置である。図1Aの場合は、ネックホール縁部16の位置が低く、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は互いに交叉する手前でネックホール縁部16に取り付けられている。図1Bの場合は、ネックホール縁部16の位置が中程度で、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は互いに交叉する位置でネックホール縁部16に取り付けられている。図1Cの場合は、ネックホール縁部16の位置が高く、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は互いに交叉した位置の更に上方でネックホール縁部16に取り付けられている。実施形態、第1及び第2参考例の共通の効果を説明する。
【0019】
実施形態、第1及び第2参考例において、右カップ吊り紐5Rの他方の端部は、左アームホール縁部14Lに引っ張りの力が作用したとき、及び/又は、ネックホール縁部16のうち左アームホール側にある部分16Lに引っ張りの力が作用したとき、右カップ部2Rが左側に引っ張られるように、ネックホール縁部16に取り付けられている。また、左カップ吊り紐5Lの他方の端部は、右アームホール縁部14Rに引っ張りの力が作用したとき、及び/又は、ネックホール縁部16のうち右アームホール側にある部分16Rに引っ張りの力が作用したとき、左カップ部2Lが右側に引っ張られるように、ネックホール縁部16に取り付けられている。
【0020】
このため、着用者が右腕を上げると、左カップ部2Lが左カップ吊り紐5Lにより引き上げられ、左腕を上げると右カップ部2Rが右カップ吊り紐5Rにより引き上げられる。よって、右腕を上げると右カップ部2Rが吊り上げられ、左腕を上げると左カップ部2Lが吊り上げられる従来例とは異なり、激しい腕の動きによるカップ部の動きが大幅に緩和され、安定性が向上する。
【0021】
また、着用者が腕を上げたときのカップ吊り紐によるカップ部の引き上げ方向は、右カップ部2Rについては左腕を上げたときに左上方向、左カップ部2Lについては右腕を上げたときに右上方向である。このため、右カップ部2Rについては右腕を上げたときに上方向、左カップ部2Lについては左腕を上げたときに上方向である従来例とは異なり、いわゆる「寄せ」方向に引き上げることになる。このため、運動時においてもバストを美しく寄せ上げる、という優れた造型機能を発揮できる。
【0022】
なお、上記実施形態、第1及び第2参考例の効果は、次のように説明することもできる。右カップ吊り紐5Rの他方の端部と、左カップ吊り紐5Lの他方の端部は、これらのカップ吊り紐同士が交叉し(図1B、図1C参照)、またはそれらの延長線がフロントネックポイント近傍で互いに交叉する(図1A参照)ように、ネックホール縁部16に取り付けられている。このため、上記と同様、バストの保持の安定性、及び、優れたバストの造型機能が得られる。
【0023】
[実施形態]
次に、実施形態に係るカップ付き水着について詳細に説明する。実施形態は、図1Aに示すように、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、取り付け部7R(7L)において、ネックホール縁部16に取り付けられている。取り付け部7R(7L)は、前中心線8の近傍であって、かつ、前中心線8に対して右(左)側に位置している。別の表現を用いれは、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は、左(右)上方向に伸びており、これらのカップ吊り紐が互いに交叉する手前の位置で、それらの端部がネックホール縁部16に取り付けられている。
【0024】
施形態は、図2、図4〜図11で示すように、様々なタイプがある。まず、実施形態の第1タイプについて、図2、図3A、図3Bを用いて説明する。図2は接ぎ線を省略した水着の正面図であり、図3Aは着用状態の水着の斜視図であり、図3Bは水着の背面図である。身体(主として胴体)を覆う衣服部1は、身体の前側を覆う前身ごろ11と、身体の後側を覆う後見ごろ12から構成される。前身ごろ11と後見ごろ12は、脇部などの位置で、接ぎ線により縫い合わせられる。前身ごろ11及び後見ごろ12は、着用時、着用者の身体に密着する。前身ごろ11及び後見ごろ12の素材としては、伸縮性や耐水性に優れたもの、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、ナイロン、アクリルが用いられる。
【0025】
衣服部1の右(左)アームホールは腕を通すための穴であって、縁部である右(左)アームホール縁部14R(14L)には、伸縮性と弾性を有するテープが取り付けられている。また、衣服部1のネックホールは首を通すための穴であって、縁部であるネックホール縁部16にも伸縮性と弾性を有するテープが取り付けられている。これら縁部14R、14L、16に取り付けられるテープとしては、例えば,ポリウレタン系平テープ、ラテックス系平テープがあり、コールゴム、編ゴム、織ゴム、各種のストレッチテープも使用できる。
【0026】
なお、水着の場合には、右(左)アームホール縁部14R(14L)に比べてネックホール縁部16の方が強靭であることが望ましい。よって、右(左)アームホール縁部14R(14L)に良く伸びるラテックス系平テープを使用したときには、ネックホール縁部16には強靭なポリウレタン系平テープを用いることができる。ただし、同じ素材のテープであっても、幅、厚み、織り方によって伸縮性や弾性度は異なる。よって、縁部14R、14L、16に同じ素材のテープを用いることもできる。
【0027】
前身ごろ11の内側には、点線で図示するように一対の右カップ部2Rと左カップ部2Lが配置されている。右(左)カップ部2R(2L)は、不織布、ポリウレタン等でバストにフィットする形状に成形されている。右(左)カップ部2R(2L)は、複数種類の布材を貼り合わせて形成されることも多い。
【0028】
右カップ部2Rの前中心側端部と左カップ部2Lの前中心側端部は、テープ形状の前中心連結部3で互いに連結されている。前中心連結部3は、例えば、非伸縮性のテープ材(例えば弾性糸を含まない織テープ、綿テープ)、弾性糸を少し含み伸びが小さいテープ材、アモルファス樹脂ファイバーの編物や織物、伸縮性のテープ材に樹脂を含浸させたもの、により構成されている。
【0029】
右(左)カップ部2R(2L)の脇側端部のそれぞれには、前中心連結部3に比べて相対的に幅が広い右(左)脇布部4R(4L)の一方の端部が縫われている。右(左)脇布部4R(4L)の他方の端部は、図3Bのように後見ごろ12中の接ぎ線により、衣服部1に縫い合わされている。
【0030】
一定の幅を有する右(左)脇布部4R(4L)の素材としては、例えば、パワーネット、トリコット、トリコネット等の経編地を使用できるが、平テープのような幅の狭いものを使用することもできる。右(左)脇布部4R(4L)が有する「一定の幅」については、例えば8cm程度で良く、標準サイズでは3〜9cmである。右(左)脇布部4R(4L)は、運動追従性やサイズ適応性を考慮して、伸縮性の素材で形成されている。弾性糸を含むものが好ましく、例えばグラデーションヘムパワーネットが好適である。これは、一種のパワーネットであって両端部が縫製始末の不要なヘム使いとなっている。パワーネットの中に入れる弾性糸の本数や太さを変えたり、編組織を変えたりすることで、部分的にパワーの強弱差を付けることができる。本実施形態では、着用状態で上下両端部のパワーを強くし、その間(中間部)のパワーを両端部より弱くしている。なお、着用状態で中間部のパワーを強くし、上下両端部のパワーを中間部より弱くしている態様でもよい。以上、パワーネットについて説明したが、トリコットやトリコネットについても同様のことが言える。
【0031】
右(左)カップ部2R(2L)の上端部には、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の一方の端部が縫いつけられている。前身ごろ11のネックホール縁部16には、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部が縫いつけられている。カップ吊り紐は、カップ吊りテープ材の一例である。
【0032】
右(左)カップ吊り紐5R(5L)としては、伸縮性を有するコールゴムが好適であり、編ゴム、織ゴム、各種のストレッチテープも使用できる。運動追従性を考慮して伸縮性の素材が好ましいが、右(左)カップ部2R(2L)の上端とネックホール縁部16が近い場合には伸縮性がなくても良い。伸縮性の程度については、テープ素材に含まれる弾性糸の種類、太さ、本数、編組織、織組織を変えることで自由に設定できる。例えば、異種類のテープを縦方向に連結することにより、又は、一本のテープの途中で編組織を変えることにより、パワーに強弱差をつけることができる。これにより、右(左)カップ部2R(2L)に縫い付ける部分の伸びを小さくし、右(左)カップ部2R(2L)からネックホール縁部16に至る部分の伸びを大きくすることができる。なお、異種類のテープの代わりに、厚みや幅の異なる同種類のテープでも同様のことができる。
【0033】
右(左)カップ吊り紐5R(5L)が伸縮性に富む場合、着用者が右腕を上げると、右手を上げた方向にほぼ沿って伸びるように配置された左カップ吊り紐5Lは、伸長しながら左カップ部2Lを引き上げる。着用者が左腕を上げると、左手を上げた方向にほぼ沿って伸びるように配置された右カップ吊り紐5Rは、伸長しながら右カップ部2Rを引き上げる。これにより、激しい腕の運動によっても、バストの保持が安定し、かつ、バストの造型(バストアップ)機能を発揮できる。
【0034】
また、伸縮性を有する右(左)脇布部4R(4L)の端部が衣服部1に縫いつけられている。よって、左腕を上げたときに右カップ吊り紐5Rと右脇布部4Rが右カップ部2Rを挟んで伸長しながら引っ張り合うことになる。右腕を上げたときに左カップ吊り紐5Lと左脇布部4Lが左カップ部2Lを挟んで伸長しながら引っ張り合うこととなる。この結果、運動時にもアンダーが安定し、バストの安定性は更に向上する。
【0035】
次に、実施形態の他のタイプについて、第1タイプとの相違点を説明する。図4は、実施形態の第2タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。右(左)脇布部4R(4L)の他方の端部は、前身ごろ11と後見ごろ12の縫い合わせ部に縫い付けられている。
【0036】
図5は、実施形態の第3タイプであり、水着の正面図である。第3タイプでは、右カップ部2Rと左カップ部2Lは前中心部で一体となっている。
【0037】
図6は、実施形態の第4タイプであり、水着の正面図である。第4タイプでは、右カップ部2R、左カップ部2Lの形状が三角形である。
【0038】
図7は、実施形態の第5タイプであり、水着の正面図である。第5タイプでは、右(左)脇布部4R(4L)が細い紐状となっている点で図6に示す第4タイプと相違する。
【0039】
図8は、実施形態の第6タイプであり、水着の正面図である。第6タイプにおいて、前中心連結部3は接続手段の一例であるホックを含む。これにより、右カップ部2Rと左カップ部2Lは、前中心で連結、分離可能となる。ホックは公知のプラスティック製ホックや金属製ホックを使用できる。この構成によれば、右(左)カップ部2R(2L)にバストを容易にフィッティングすることができる。
【0040】
図9は、実施形態の第7タイプであり、水着の正面図である。第7タイプは、いわゆるセパレートタイプであるが胸部の構成は図2と同様である。
【0041】
図10は、実施形態の第8タイプであり、水着の正面図である。第8タイプにおいて、右(左)カップ部2R(2L)の前中心側は、それぞれ前身ごろ11に縫い付けられている。前身ごろ11はその前中心においてネックホール縁部16から前中心の下部に至るまで左右に分割されている。この分割は、ファスナー歯71とスライダー72からなるファスナーにより開閉自在に構成されている。第8タイプによれば、カップ付き水着の着用自体が容易になり、かつ、右(左)カップ部2R(2L)にバストを容易にフィッティングすることができる。
【0042】
図11は、実施形態の第9タイプであり、水着の前面の裏面図である。水着の前面の裏面図なので、図面の左右と着用者の左右は一致している。第9タイプは、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の一部を右(左)カップ部2R(2L)の構成要素の一部にしている。以下、詳細に説明する。
【0043】
右(左)カップ部2R(2L)の本体を構成する右(左)カップ部材21R(21L)は、その脇側部分の上端部から下端部にかけての縁部が滑らかに屈曲した弧形状をしている。右(左)カップ部材21R(21L)の前中心側の上部は、略直線形状をなしている。弧形状の縁部に沿って取り付けられたテープ材221R(221L)は、右(左)カップ部材21R(21L)の上端部から着用状態における着用者のネックポイント近傍の方向に向かって滑らかに導出され、先端部が衣服部1の前身ごろ11のネックホール縁部16に縫い付けられている。これにより、弧形状の縁部に沿って取り付けられたテープ材221R(221L)のうちで、右(左)カップ部材21R(21L)の上端部からネックポイント近傍の方向に滑らかに導出された部分は、伸縮性を有する右(左)カップ吊り紐5R(5L)として機能することになる。
【0044】
なお、右(左)カップ部材21R(21L)の前中心側の上部は略直線形状をなしているが、この縁部には別のテープ材222R(222L)が縫い付けられている。また、右(左)カップ部2R(2L)は、前中心において非伸縮性(又は伸縮性の少ない)のテープ布材からなる前中心連結部3により連結されている。右(左)カップ部2R(2L)の脇側は、右(左)脇布部4R(4L)の一方の端部が縫いつけられている。右(左)脇布部4R(4L)の他方の端部は、前身ごろ11に縫いつけられている。右(左)脇布部4R(4L)は、幅広の伸縮性布材からなる。
【0045】
このように、図11に示す第9タイプによれば、テープ材221R(221L)は、右(左)カップ部材21R(21L)の上端部で折れ曲がることなく、滑らかに互いに交叉する方向に向かって導出されるので、右(左)カップ部2R(2L)の動きの安定性が更に高まる。
【0046】
第1参考例
次に、第1参考例に係るカップ付き水着について、実施形態と相違する点を説明する。第1参考例は、図1Bに示すように、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、前中心線8上に位置している。別の表現を用いれば、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、それぞれ、前身ごろ11の同じ位置に取り付けられている。さらに、別の表現を用いれば、右(左)カップ吊り紐5R(5L)同士が互いに交叉する位置で、それらの端部がネックホール縁部16に取り付けられている。
【0047】
第1参考例は、図12、図13A、図14Aで示すように、様々なタイプがある。図12は、第1参考例の第1タイプであり、水着の正面図である。図13Aは第1参考例の第2タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。図13Bは、第1参考例の第2タイプであり、水着の背面図である。図14Aは、第1参考例の第3タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。図14Bは、第1参考例の第3タイプであり、水着の背面図である。第3タイプは、右(左)脇布部4R(4L)の取り付け位置が第2タイプと異なる。第1参考例の第1〜第3タイプにおいて、右(左)カップ部2R(2L)等の材料は、実施形態と同様である。
【0048】
第2参考例
次に、第2参考例に係るカップ付き水着について、実施形態と相違する点を説明する。第2参考例は、図1Cに示すように、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の他方の端部は、前中心線8に対して、左(右)側に位置している。別の表現を用いると、右(左)カップ吊り紐同士5R(5L)が互いに交叉した位置の更に上方で、これらの端部がネックホール縁部16に取り付けられている。
【0049】
第2参考例は、図15、図16で示すように、様々なタイプがある。図15は、第2参考例の第1タイプであり、水着の正面図である。図16は、第2参考例の第2タイプであり、水着の正面図である。図16に示す第2タイプは、図10に示す実施形態のように、ファスナー歯71とスライダー72からなるファスナー手段により開閉自在に構成されている。右(左)カップ吊り紐5R(5L)の端部は、ファスナー歯71が取り付けられているファスナーテープ73に、縫い付けられている。図16に示す第2タイプは、右カップ吊り紐5Rは左上方向に伸び、左カップ吊り紐5Lは右上方向に伸び、これらはネックホール縁部16の手前の位置で互いに交叉した後、前身ごろ11(前身ごろ11に縫着されたファスナーテープ73)に取り付けられているのと同等となる。第2参考例の第1、第2タイプにおいて、右(左)カップ部2R(2L)等の材料は、実施形態と同様である。
【0050】
[変形例]
次に、実施形態、第1参考例及び第2参考例の変形例を説明する。例えば、施形態、第1参考例及び第2参考例において、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の上端部(他方の端部)は、前身ごろ11のネックホール縁部16に縫い付けている。しかしながら、例えば実開昭60−67313号公報のようなアジャスター(接続手段の一例)を設けて、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の上端部を、前身ごろ11に対して取り付け、取り外し可能にしても良い。また、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の下端部(一方の端部)を右(左)カップ部2R(2L)の上縁部に対して、取り付け、取り外し可能にしても良い。
【0051】
このような変形例を図17A、図17B、図18〜図21により説明する。まず、図17A、図17B、図18〜図21に共通する要素について説明する。右(左)カップ部2R(2L)は、その下側縁部に下部テープ材23を有し、上側縁部に上部テープ材24R(24L)を有する。そして、下部テープ材23の脇側両端は、右(左)脇布部4R(4L)において前身ごろ11に取り付けられる。上部テープ材24R(24L)の上端部は、右(左)カップ吊り紐5R(5L)によってネックホール縁部16に取り付けられる。
【0052】
次に、各変形例のそれぞれの相違点を説明する。図17Aにおいて、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の上端部(他方の端部)は、ネックホール縁部16に縫い付けられている。右(左)カップ吊り紐5R(5L)の下端部(一方の端部)に、図17Bに示すホック51R(51L)が取り付けられている。ホック51R(51L)により、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は、右(左)カップ部2R(2L)に対して取り付け、取り外し可能になっている。
【0053】
図18において、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の上端部にホック51R(51L)が取り付けられている。これにより、右(左)カップ吊り紐5R(5L)は、ネックホール縁部16に対して取り付け、取り外し可能になっている。なお、右(左)カップ吊り紐5R(5L)の下端部は、右(左)カップ部2R(2L)に縫い付けられている。
【0054】
図19において、下部テープ材23は、右(左)カップ部2R(2L)の脇側端部から更に脇側に伸びることにより右(左)脇布部4R(4L)を構成する。下部テープ材23の両先端部にホック41R、41Lが取り付けられている。右(左)脇布部4R(4L)は、ホック41R、41Lにより、前身ごろ11の脇部に対して取り付け、取り外し可能になっている。
【0055】
図20において、下部テープ材23は、右(左)カップ部2R(2L)の脇側端部で切断されている。これら切断箇所から脇側に伸びた部分が右(左)脇布部4R(4L)を構成する。右(左)脇布部4R(4L)は、前身ごろ11の脇部に縫い付けられている。右(左)脇布部4R(4L)の先端部(一方の端部)には、ホック41R(41L)が取り付けられている。ホック41R(41L)により、右(左)脇布部4R(4L)は、右(左)カップ部2R(2L)の脇側端部に対して取り付け、取り外し可能になっている。
【0056】
図21は、図18及び図19の特徴を組み合わせた変形例である。右(左)カップ部2R(2L)は、脇部側のホック41R(41L)及びネックホール側のホック51R(51L)により、衣服部に対して取り付け、取り外し可能になっている。
【0057】
なお、ホックは接続手段の一例であり、接続手段の具体的構成がホックに限定されないことは言うまでもない。本発明は水着たけでなく、レオタード、スポーツアンダーのようなカップ付きスポーツ衣類の全般に広く適用できる。
【0058】
[本発明の好ましい形態]
本発明の好ましい形態を以下に整理する。
一方のカップ吊り部材と他方のカップ吊り部材の延長線が互いに交叉する位置は、着用状態における着用者のフロントネックポイント近傍であることを特徴とすることが望ましい。ここで、フロントネックポイントとは「JISL 0111」(1983)に規定の「衣料のための身体用語」で示された概念である。この場合の「近傍」の意味は、着用者の体格やカップ付きスポーツ衣類のデザイン等によって微妙に異なる。標準体型の場合はフロントネックポイントを中心として、概ね左右のショルダポイントの中間(範囲の下限)から眉間点(範囲の上限)までの間の範囲である。
【0059】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方の端部及び他方の端部を有する一方の脇布部と、一方の端部及び他方の端部を有する他方の脇布部と、を備え、一方の脇布部の一方の端部は、一方のカップ部に取り付けられ、一方の脇布部の他方の端部は、衣服部に取り付けられ、他方の脇布部の一方の端部は、他方のカップ部に取り付けられ、他方の脇布部の他方の端部は、衣服部に取り付けられているようにしても良い。このようにすれば、左腕を上げたときに右のカップ吊り紐と右の脇布部が右のカップ部を挟んで引っ張り合うことになり、右腕を上げたときに左カップ吊り紐と左の脇布部が左のカップ部を挟んで引っ張り合うこととなるので、運動時にもアンダーが安定し、バストの安定性は更に向上する。なお、脇布部の一方の端部をカップ部に対して、接続手段により、取り付け、取り外し可能にする場合も、同様の作用が奏される。あるいは脇布部の他方の端部を、衣服部に対して、接続手段により、取り付け、取り外し可能にする場合も、同様の作用が奏される。
【0060】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方のカップ部と他方のカップ部を前中心で連結するための前中心連結部を備え、前中心連結部は接続手段を含み、前記前中心連結部の接続手段により、一方のカップ部と他方のカップ部は、前中心で連結、分離可能にされているようにしても良い。このようにすれば、カップ付きスポーツ衣類の着用に際して、カップ部にバストを容易にフィッティングすることができる。
【0061】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方のカップ部の前中心側及び他方のカップ部の前中心側は、それぞれ衣服部に取り付けられ、衣服部はその前中心において一方側及び他方側に分割されてファスナー手段により開閉自在に構成されているようにしても良い。このようにすれば、カップ付きスポーツ衣類の着用自体が容易になり、かつ、カップ部にバストを容易にフィッティングすることができる。
【0062】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方のカップ吊り部材の他方の端部は、接続手段により衣服部の前身ごろに対して、取り付け、取り外し可能にされており、他方のカップ吊り部材の他方の端部は、接続手段により衣服部の前身ごろに対して、取り付け、取り外し可能にされているようにしても良い。このようにすれば、カップ付きスポーツ衣類の着用に際して、カップ部にバストを容易にフィッティングすることができる。なお、一方(他方)のカップ吊り部材の一方(他方)の端部は、接続手段により一方(他方)のカップ部に対して、取り付け、取り外し可能にされている場合であっても、同様の作用が奏される。
【0063】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方のカップ吊り部材は、その一方の端部が一方のカップ部の上縁部に取り付けられ、その他方の端部が衣服部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられた伸縮可能なテープ材であり、他方のカップ吊り部材は、その一方の端部が他方のカップ部の上縁部に取り付けられ、その他方の端部が衣服部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられた伸縮可能なテープ材であるようにしても良い。このようにすれば、腕を大きく上げたときにカップ吊りテープ材が伸びることで、更にカップ部の動きが緩和される。
【0064】
本発明のカップ付きスポーツ衣類において、一方のカップ部の本体を構成する一方のカップ部材、他方のカップ部の本体を構成する他方のカップ部材のそれぞれは、その脇側部分の上端部から下端部にかけての縁部が滑らかに屈曲した弧形状をなし、その弧形状の縁部に沿って取り付けられたテープ材が当該カップ部材の上端部から着用状態における着用者のネックポイント近傍の方向に滑らかに導出されて先端部が衣服部の前身ごろ(より好ましくは、ネックホール縁部に縫着等で)に取り付けられていても良い。
【0065】
このようにすれば、弧形状の縁部に沿って取り付けられたテープ材は、一方(他方)のカップ部材の上端部からネックポイント近傍の方向に滑らかに導出されることで一方(他方)のカップ吊り部材として機能することになる。そして、滑らかに(言い換えると、カップ部材の上端部で折れ曲がること無く)導出されるので、一方(他方)のカップ部の動きの安定性が更に高まる。
【0066】
なお、上記各接続手段としては、例えば、逢着、ボタン(カップ吊部材の先端が輪状となり、ボタンと係合)、金属や樹脂からなるフック状係合具、ホック(雌雄の系合ボタン)がある。
【0067】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のカップ付きスポーツ衣類によれば、運動に伴う激しい腕の動きによるカップ部の動きが大幅に緩和される一方で、腕を上げたときのカップ吊り紐による作用が、いわゆる「寄せ」方向にカップ部を引き上げるように働くので、運動時にバストを美しく寄せ上げる、という格別の造型機能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aは、実施形態の概要を示すカップ付きスポーツ衣類の正面図である。図1Bは、第1参考例の概要を示すカップ付きスポーツ衣類の正面図である。図1Cは、第2参考例の概要を示すカップ付きスポーツ衣類の正面図である。
【図2】 図2は、実施形態の第1タイプに係る水着の正面図である。
【図3】 図3Aは、図2に示す水着の着用状態の斜視図である。図3Bは、図2に示す水着の背面図である。
【図4】 図4は、実施形態の第2タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。
【図5】 図5は、実施形態の第3タイプであり、水着の正面図である。
【図6】 図6は、実施形態の第4タイプであり、水着の正面図である。
【図7】 図7は、実施形態の第5タイプであり、水着の正面図である。
【図8】 図8は、実施形態の第6タイプであり、水着の正面図である。
【図9】 図9は、実施形態の第7タイプであり、水着の正面図である。
【図10】 図10は、実施形態の第8タイプであり、水着の正面図である。
【図11】 図11は、実施形態の第9タイプであり、水着の前面の裏面図である。
【図12】 図12は、第1参考例の第1タイプであり、水着の正面図である。
【図13】 図13Aは、第1参考例の第2タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。図13Bは、図13Aに示す水着の背面図である。
【図14】 図14Aは、第1参考例の第3タイプであり、着用状態の水着の斜視図である。図14Bは、図14Aに示す水着の背面図である。
【図15】 図15は、第2参考例の第1タイプであり、水着の正面図である。
【図16】 図16は、第2参考例の第2タイプであり、水着の正面図である。
【図17】 図17Aは、カップ付き水着の変形例を示す正面図である。図17Bは、図17Aのホックを示す図である。
【図18】 図18は、カップ付き水着の別の変形例を示す正面図である。
【図19】 図19は、カップ付き水着の別の変形例を示す正面図である。
【図20】 図20は、カップ付き水着の別の変形例を示す正面図である。
【図21】 図21は、カップ付き水着の別の変形例を示す正面図である。

Claims (14)

  1. 一方のアームホールを規定する第1の規定部と、他方のアームホールを規定する第2の規定部とネックホールを規定するネックホール規定部とを有する身ごろと;
    前記身ごろの前身ごろ側に設けられている一対の第1及び第2のカップ部と;
    前記第1のカップ部に、その一端が固定され、その他端が前記身ごろの前身ごろに固定されている第1のカップ吊り部材と;
    前記第2のカップ部に、その一端が固定され、その他端が前記身ごろの前身ごろに固定されている第2のカップ吊り部材と
    前記前身ごろを有し、身体に密着する衣類部とを備え、
    前記第1及び第2のカップ吊り部材が、前記第1及び第2のカップ部が設けられている前記前身ごろ側でそれらの延長線が互いに交叉しており、
    前記第2の規定部及び/又は前記ネックホール規定部の前記第2の規定部近傍部分が、前記第1のカップ部から遠ざかる方向に移動した際、前記第1のカップ吊り部材の前記前ごろへの固定位置が、前記第1のカップ部から遠ざかる前記方向に移動し、
    前記第1の規定部及び/又は前記ネックホール規定部の前記第1の規定部近傍部分が、前記第2のカップ部から遠ざかる方向に移動した際、前記第2のカップ吊り部材の前記前ごろへの固定位置が、前記第2のカップ部から遠ざかる前記方向に移動するカップ付きスポーツ衣類。
  2. 前記ネックホール規定部は、ネックホール縁部を含み、
    前記第1及び第2のカップ吊り部材の前記他端部は、前記ネックホール縁部の前記ごろ側に固定されている請求項1記載のカップ付きスポーツ衣類。
  3. 前記第1のカップ吊り部材と前記第2のカップ吊り部材の延長線が互いに交叉する位置は、着用状態における着用者のフロントネックポイント近傍である請求項1又は2記載のカップ付きスポーツ衣類。
  4. 一端が前記第1のカップ部に固定され、他端が、前記衣類部に固定されている第1の脇布部と、
    一端が前記第2のカップ部に固定され、他端が、前記衣類部に固定されいる第2の脇布部とを更に備えた請求項1〜3のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  5. 前記第1及び第2のカップ部を前中心で連結するための前中心連結部を備え、
    前記前中心連結部は接続手段を含み、
    前記前中心連結部の前記接続手段により、前記第1のカップ部と前記第2のカップ部は、前中心で連結、分離可能にされている、請求項1〜4のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  6. 前記第1のカップ吊り部材の前記他端部は、接続手段により前記衣部の前身ごろに対して、取り付け、取り外し可能にされており、
    前記第2のカップ吊り部材の前記他端部は、接続手段により前記衣部の前身ごろに対して、取り付け、取り外し可能にされている、請求項1〜5のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  7. 前記第1のカップ吊り部材の前記一端部は、接続手段により前記第1のカップ部に対して、取り付け、取り外し可能にされており、
    前記第2のカップ吊り部材の前記一端部は、接続手段により前記第2のカップ部に対して、取り付け、取り外し可能にされている、請求項のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  8. 前記第1のカップ吊り部材は、その前記一端部が前記第1のカップ部の上縁部に取り付けられ、その前記他端部が前記衣部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられた伸縮可能なテープ材であり、
    前記第2のカップ吊り部材は、その前記一端部が前記第2のカップ部の上縁部に取り付けられ、その前記他端部が前記衣部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられた伸縮可能なテープ材である請求項のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  9. 前記第1のカップ部の本体を構成する第1のカップ部材、前記第2のカップ部の本体を構成する第2のカップ部材のそれぞれは、その脇側部分の上端部から下端部にかけての縁部が滑らかに屈曲した弧形状をなし、その弧形状の縁部に沿って取り付けられたテープ材が当該カップ部材の上端部から着用状態における着用者のネックポイント近傍の方向に滑らかに導出されて先端部が前記衣部の前身ごろに取り付けられている請求項のいずれか一項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  10. 前記第1のカップ部用の前記テープ材は、前記第1のカップ部材の上端部から導出されて先端部が前記衣部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられており、
    前記第2のカップ部用の前記テープ材は、前記第2のカップ部材の上端部から導出されて先端部が前記衣部の前身ごろのネックホール縁部に取り付けられている請求項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  11. 前記第1のカップ部と前記第2のカップ部を前中心で連結するための前中心連結部を備え、
    前記第1の脇布部及び前記第2の脇布部は、前記前中心連結部に比べて相対的に幅が広く、かつ伸縮性を有する素材を含む、請求項記載のカップ付きスポーツ衣類。
  12. 前記第1及び第2の脇布部の幅は、3〜9cmである、請求項又は1記載のカップ付きスポーツ衣類。
  13. 前記第1及び第2の脇布部は弾性糸を含み、前記弾性糸の本数や太さを変えたり、編組織を変えたりすることで、部分的にパワーの強弱差を付けられたパワーネット、トリコット及びトリコネットのうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項1112いずれか記載のカップ付きスポーツ衣類。
  14. 前記第1及び第2の脇布部は、中間部と、その上下にある上下両端部とを含み、
    前記上下両端部のパワーを前記中間部のパワーよりも強くしたパワーネット、トリコット及びトリコネットのうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項111213いずれか記載のカップ付きスポーツ衣類。
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