JP3110258U - 女性用水着 - Google Patents
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Abstract
【課題】バストパッドからバストがはみ出すことなくバストの形を美しく整えることができる女性用水着を提供する。
【解決手段】水着本体における胸元部分1の前身頃1a内側に左右一対のバストパッド4,4が備えられた女性用水着において、左右一対のバストパッド4,4は、その脇側4a,4aが水着上衣1に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側4b,4b同士が着脱可能に連結されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】水着本体における胸元部分1の前身頃1a内側に左右一対のバストパッド4,4が備えられた女性用水着において、左右一対のバストパッド4,4は、その脇側4a,4aが水着上衣1に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側4b,4b同士が着脱可能に連結されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、女性用水着、特にバストパッドを有する女性用水着に関するものである。
従来より女性用の水着においては、着用した時にバストを外見上膨よかに、かつ、形を美しく整えてスタイルアップするためのバストパッドを備えるものがある。
従来のこの種の水着では、略バスト形状に対応した椀型形状に形成されたバストパッドの周辺部をネット状布地からなる保持用布帛の所定箇所に縫い合わせるとともに、保持用布帛の下部にピコレースを縫い合わせ、これらバストパット、保持用布帛、ピコレースを一体として水着本体の胸元部分の前身頃内側に縫い合わせた構造とされていた。
しかしながら、上記従来の女性用水着では、バストパットの周辺部が水着本体の胸元部分の前身頃に縫い合わされて、バストパッドが水着本体に対してフリーに相対移動できない状態に取り付けられているため、バストパッドがバストの動きに追随し難く、激しい上半身の運動を伴う場合、バストパッドからバストがはみ出したりするような不具合が生じ、着用者に不快感を与えるという欠点があった。特に、着替え易くするために水着本体の前面中央における左右のバットパッド間にファスナー(チャック)を用いたフロントファスナー式の水着では、左右のバストパッドの間隔が広いため、バストが外方に広がり易くてバストの形態を美しく整えることができない。
本考案は、上記の如き欠点を解決するために考案されたもので、バストパッドからバストがはみ出すことなくバストの形を美しく整えることができる女性用水着を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する手段として、本考案は、水着本体における胸元部分の前身頃内側に左右一対のバストパッドが備えられたセパレートタイプ若しくはワンピースタイプの女性用水着において、左右一対のバストパッドは、その脇側が水着本体に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側同士が着脱可能に連結されることを特徴とする。
また、本考案は、水着本体における胸元部分の前身頃内側に左右一対のバストパッドが備えられ、かつ、前面中央にファスナーが備えられたフロントファスナー式のセパレートタイプ若しくはワンピースタイプの女性用水着において、左右一対のバストパッドは、その脇側が水着本体に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側同士が着脱可能に連結されることを特徴とする。
本考案は、左右一対のバストパッドの脇側を水着本体に対して取り付けただけであるので、脇側以外の部分が前身頃に対してフリーな状態であり、バストパッドがバストの動きに追随し易くなる。
また、左右一対のバストパッドの中央側同士を着脱可能に連結させたので、左右一対のバストパッドの中央側同士を連結する際に、左右一対のバストパッドにより左右のバストを中央側に寄せて持ち上げることができる。しかも、フロントファスナー式の場合、ファスナーの閉じ操作に先立って左右一対のバストパッドの中央側同士を連結させるので、ファスナーがバストに引っ掛かったりせずに容易に閉じることができる。
本考案によれば、激しい上半身の運動を伴う場合でもバストパッドからバストがはみ出したりするような不具合が生じないし、左右のバストが中央側に寄せて持ち上げられることができるから、バストパッドからバストがはみ出すことなくバストの形を美しく整えるという所期の目的を達成することができる。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施形態のセパレートタイプの水着の正図面、図2はそれを裏返した要部図面である。
図1及び図2において、1は上半身を被覆する水着本体における水着上衣、2は腰部から太股の途中辺りまでを被覆する水着本体における水着下衣である。水着上衣1及び水着下衣2は、経編み組織により形成された伸縮性を有する布地で作られている。
3は水着上衣1の前面中央に備えられたファスナーであり、水着上衣1はファスナー3の開閉により前面が左右に開閉可能になっており、ファスナー3を開いた状態して上半身に羽織り、胸元でファスナー3を閉じることにより、着用できるので、着脱が容易となる。
4,4は水着上衣1の前身頃1aの内側に備えられた左右一対のバストパッドであり、布体或いはモールド成形により略バスト形状に対応した椀型形状に形成されている。
バストパッド4,4は、その脇側斜辺部4a,4aを水着上衣1の両脇部1b,1bにネット状布地からなる保持用布帛5,5を介して縫い合わせるだけであり、脇側傾斜部4a,4a以外の部分は水着上衣1の前身頃1aに対して完全フリーな状態に取り付けられている。
バストパッド4,4は、その中央側角部4b,4b同士がフロントホック6により着脱可能に連結されている。フロントホック6としては、特に限定されないが、ブラジャー等に用いられているワンタッチで着脱が可能な簡易フックが好ましい。
上述した構成からなる本実施形態の水着を着用するときは、例えば、先ず、下半身に水着下衣2を着用した後、水着上衣1のファスナー3を開いた状態して、該水着上衣1を上半身に羽織る。次いで、両バストパッド4,4の中央側角部4b,4b同士をフロットホック6により連結するが、両バストパッド4,4により左右のバストを中央側に寄せて持ち上げるように操作した後、両バストパッド4,4の中央側角部4b,4b同士をフロットホック6により連結させるようにする。次いで、ファスナー3を閉じて上半身に水着上衣1を着用することにより、水着の着用が完了する。
尚、上述の説明では、先ず、下半身に水着下衣2を着用した後、上半身に水着上衣1を着用しているが、これに限定されずに、先ず、上半身に水着上衣1を着用した後、下半身に水着下衣2を着用しても構わない。
本実施形態の水着は、水着上衣1の前身頃1a内側にバストパッド4,4をその脇側斜辺部4a,4aだけを水着上衣1の両脇部1b,1bに縫い合わせて取り付けるとともに、両バストカップ4,4の中央側角部4b,4b同士をフロントホック6により着脱可能に連結するように構成されている。即ち、バストパッド4はその脇側斜辺部4aが水着上衣1の脇部1bに縫い合わされて取り付けられるだけで脇側傾斜部4a以外の部分が水着上衣1の前身頃1aに対してフリーな状態であり、これによってバストパッド4がバストの動きに追随し易くなることとなり、激しい上半身の運動を伴う場合でもバストパッド4からバストがはみ出したりするような不具合が生じない。
また、両バストカップ4,4の中央側角部4b,4b同士をフロントホック6により着脱可能に連結したことにより、水着上衣1を着用する際に、両バストパッド4,4の中央側角部4b,4b同士をフロントホック6により連結することで、両バストパット4,4により左右のバストが中央側に寄せて持ち上げられることとなり、バストの形が美しく整えられる。
更に、ファスナー3を閉じるに先立ち両バストパッド4,4の中央側角部4b,4b同士をフロントホック6により連結することにより、ファスナー3を閉じる際に、バストがファスナー3に引っ掛かったりせず、容易にファスナー3を閉じることができる。
尚、本実施の形態では、セパレートタイプの水着について説明したが、本考案はセパレートタイプの水着以外にワンピースタイプの水着についても適用することができる。
また、本実施の形態では、前面中央にファスナーを用いたフロントファスナー式の水着について説明したが、前面中央にファスナーを用いない水着でも適用することができる。
1 水着上衣
1a 水着上衣の前身頃
1b 水着上衣の脇部
2 水着下衣
3 ファスナー
4 バストパッド
4a バストパッドの脇側傾斜部
4b バストパッドの中央側角部
5 保持用布帛
6 フロントホック
1a 水着上衣の前身頃
1b 水着上衣の脇部
2 水着下衣
3 ファスナー
4 バストパッド
4a バストパッドの脇側傾斜部
4b バストパッドの中央側角部
5 保持用布帛
6 フロントホック
Claims (2)
- 水着本体における胸元部分の前身頃内側に左右一対のバストパッドが備えられたセパレートタイプ若しくはワンピースタイプの女性用水着において、
左右一対のバストパッドは、その脇側が水着本体に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側同士が着脱可能に連結されることを特徴とする女性用水着。 - 水着本体における胸元部分の前身頃内側に左右一対のバストパッドが備えられ、かつ、前面中央にファスナーが備えられたフロントファスナー式のセパレートタイプ若しくはワンピースタイプの女性用水着において、
左右一対のバストパッドは、その脇側が水着本体に対して取り付けられただけであるとともに、その中央側同士が着脱可能に連結されることを特徴とする女性用水着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000530U JP3110258U (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 女性用水着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005000530U JP3110258U (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 女性用水着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3110258U true JP3110258U (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=43272802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000530U Expired - Fee Related JP3110258U (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 女性用水着 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3110258U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9464443B2 (en) | 1998-10-06 | 2016-10-11 | Pergo (Europe) Ab | Flooring material comprising flooring elements which are assembled by means of separate flooring elements |
US9464444B2 (en) | 2010-01-15 | 2016-10-11 | Pergo (Europe) Ab | Set of panels comprising retaining profiles with a separate clip and method for inserting the clip |
US9593491B2 (en) | 2010-05-10 | 2017-03-14 | Pergo (Europe) Ab | Set of panels |
JP2017095848A (ja) * | 2016-07-25 | 2017-06-01 | 惠子 吉川 | 衣類 |
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2005
- 2005-02-07 JP JP2005000530U patent/JP3110258U/ja not_active Expired - Fee Related
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