JP3042769U - 水 着 - Google Patents

水 着

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JP3042769U
JP3042769U JP1997003671U JP367197U JP3042769U JP 3042769 U JP3042769 U JP 3042769U JP 1997003671 U JP1997003671 U JP 1997003671U JP 367197 U JP367197 U JP 367197U JP 3042769 U JP3042769 U JP 3042769U
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JP
Japan
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bust
sewn
cut
lower crotch
swimsuit
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JP1997003671U
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English (en)
Inventor
慶子 木口
Original Assignee
京葉株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製箇所を減らし、生産能率を向上して、生
産コストを安くし、縫合の際の段差、柄模様のずれをな
くするのみならず、バスト部における着用者の体型に合
致して水泳の激しい動きをスムーズに行えるようにする
とともに、バスト部における体型を整え、美的感覚を生
ぜしめる水着を提供する。 【解決手段】 前身頃となる中央部1と左右脇部2,
3、下側股下部4を一枚の生地で裁断し、前記中央部の
バスト部両端に三角形状切れ目7,7を入れ、バスト部
にブラジャー10を縫着するとともに、バスト部両端の
切れ目7,7を縫合し、左右脇部2,3を折返し、また
下側股下部4も折返し、折返した左右脇部2,3の側縁
を縫合し、折返した下側股下部4も折返した前記左右脇
部2,3の下側と縫合した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一枚の裁断生地にブラジャーを縫着し、後部で縫合した水着に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような水着は、前身頃、後身頃の形に裁断した2枚の生地を左右の 脇の二箇所と股下部分とで縫い合わせていた。 これを図5(イ),(ロ)によって説明すると、水着の前身頃17は図5(イ )に示すように截断され、水着の後身頃18は図5(ロ)に示すように截断され ており、前身頃17の左脇19と後身頃18の左脇21とを縫合し、前身頃17 の右脇20と後身頃18の右脇22とを縫合し、前身頃17の下側の股下部23 を折返して後身頃18の下端24で縫い合わせ、前身頃17と後身頃18の上端 部分に肩掛け用の紐状の生地をかけ渡して水着の製造をしていた。
【0003】 さらに、前身頃は上記のように截断し、後身頃を更に中央線で左右2つに裁断 して3枚の生地を形成し、これを、両脇と後身頃中央の三箇所と股下部分とを縫 合した水着も多かった。
【0004】 しかしながら、従来のこのような前身頃、後身頃の脇二箇所と、又はこれに後 身頃の中央線で左右2つに裁断した部分を加えた三箇所と、更に下側股下部分と を縫合する水着は、手間が非常にかかり、能率面で問題があるばかりでなく、前 と後の縫合部分に段差や柄模様のずれができ、この部分の柄が合わせにくいとい う大きな欠点を有していた。
【0005】 すなわち、従来のものは、三箇所もしくは四箇所で縫合するものであり、その 縫製箇所はそれぞれ離れているので、縫製に際しては、重ね合わせた生地を大き く動かしながら縫製するので、取扱いにも手間がかかり、能率もよくないばかり でなく、裁断して二枚もしくは三枚にしたものに花柄、縞模様などをプリントし たものを縫合した場合、合わせ部分の柄がずれたりする欠点を有するものであっ た。このように、従来のものは別々の生地を二枚もしくは三枚揃えねばならず、 全く品質の同じ生地を前身頃、左右後身頃に得るということは大量生産の要求さ れている現在において大変な努力を要するのであった。
【0006】 このような水着は、普通、ナイロンなどの合成繊維、スパンデックスなどの伸 縮する糸を使用したメリヤス編が多く、生地自体に伸び縮みが激しく、また前身 頃、後身頃の両脇は直線状ではなく、特に女性の身体に合わせて中央部分を細く くびれさせて下部分に向かって太くなるように裁断されており、女性の身体の線 を出すように縫合するので縫合は大変難しい。すなわち、生地自身の有する伸び 縮みによって前述のように縞模様、花模様には縫合部分に段差ができたり、前後 で模様がずれてうまく合わないという欠点があった。
【0007】 さらに、従来のこの種の水着のバスト部については、前身頃の1枚の生地だけ で形成されているので、着用者の体型に合致しないため、激しい水泳の動きを難 しくするのみならず、着用者のバスト部における体型を悪化させ、水着として必 要不可欠とされる機能、美感などに欠けるものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述のような各種の欠点をなくし、水着作製において最も難しく、 重要工程である縫製を主として後部で行い縫製箇所を減らし、生産能率を向上し て、生産コストを安くし、縫合の際の段差、柄模様のずれをなくするのみならず 、バスト部における着用者の体型に合致して水泳の激しい動きをスムーズに行え るようにするとともに、バスト部に美的感覚を生ぜしめる水着を提供することを 目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の水着は、かかる目的を達成するもので、前身頃となる中央部と左右脇 部、下側股下部を一枚の生地で裁断し、前記中央部のバスト部両端に三角形状切 れ目を入れ、バスト部にブラジャーを縫着するとともに、バスト部両端の切れ目 を縫合し、左右脇部を折返し、また下側股下部も折返し、折返した左右脇部の側 縁を縫合し、折返した下側股下部も折返した前記左右脇部の下側と縫合したこと を特徴とするものである。 さらに、本考案の水着は、前身頃となる中央部と左右脇部、下側股下部、肩紐 部を一枚の生地で裁断し、前記中央部のバスト部両端に三角形状切れ目を入れ、 バスト部にブラジャーを縫着するとともに、バスト部両端の切れ目を縫合し、左 右脇部を折返し、また下側股下部も折返し、折返した左右脇部の側縁を縫合し、 折返した下側股下部も折返した前記左右脇部の下側と縫合し、肩紐部の上端を縫 合したことを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
以下、図示の実施例に従って本考案を詳細に説明する。
【0011】 図1において、Aは本考案の水着作製用の裁断生地であって、縫合されて水着 となされたときに、女性の体型に適合する線が出るように裁断される。 この水着作製用の裁断生地Aは、前身頃となる中央部1、左右脇部2,3、下 側股下部4、肩紐部5を一枚の生地で裁断され、中央部1のバスト部6の両側縁 に先細状(三角形状)の切れ目(ダーツ)7,7が入れられる。この切れ目7は 、中央部1と脇部2,3との境界線8,8の上端部分に相当する個所であって、 ここに切れ目7,7を入れることにより、着用者の体型に沿うように立体化する ことができる。
【0012】 次いで、中央部1のバスト部6には、下縁に弾性体9を施したブラジャー10 の側縁部を縫着し、バスト部両端の切れ目7,7をそれぞれ縫合して着用者の体 型に沿うふくらみ状とする(バストアップの効果も生じる)。
【0013】 次に、左右脇部2,3を、前記前身頃となる中央部1との境界線8,8で前側 に折返し、下側股下部4も線11で前側へ折返し、折り返した左右脇部の側縁部 を中央で縫合(縫合線12)し、折返した下側股下部4も左右脇部2,3の下縁 と縫合(縫合線13)する。さらに、肩紐部5の上端14を縫合して、本考案の 水着Bが形成される。
【0014】 本考案は、前述のように、一枚の生地を裁断したものなので、従来に比較して 縫製回数も少なく、主要縫製箇所が後側に集中しており、大変近接しているので 、前述のように柄模様がずれたりすることもなく、縫製に際しては生地の縫製部 位を余り動かすこともなく、取扱いも便利で縫製能率や全体の生産能率が非常に 上がる。また、縫合のための労力、コストも少なくてすむばかりでなく、縫いし ろやロスも少なく、従って用いられる生地も少なくてすみ、コストダウンになり 経済面においても大変優れている。
【0015】 また、本考案の水着は、一枚の裁断生地を主として後側で縫い合わせてあるの で、従来のもののような柄、模様がずれて合っていないという品質上の欠点がな く、縫い合わせ面もきれいであり、美しく鮮明に染色、プリントされた水着を得 ることができるという優れた作用効果を有するものである。
【0016】 さらに、本考案の水着は、バスト部6の両側縁に先細状(三角形状)の切れ目 (ダーツ)7,7を入れて縫着されているので、着用者の体型に沿うように立体 化することができ、女性の線をきれいにだすことができるとともに、バスト部6 の内側にブラジャー10が取りつけられているので、着用者の体型に合致して水 泳の激しい動きをスムーズに行えるようにするとともに、バスト部における体型 を整え、美的感覚を生ぜしめることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、主要縫製箇所が後側に集中 しており、近接しているので、生産能率を向上して、生産コストを安くし、縫合 の際の段差、柄模様のずれをなくし、縫合の手間を省いて能率よく生産されるの みならず、バスト部における着用者の体型に合致して水泳の激しい動きをスムー ズに行えるようにするとともに、バスト部における体型を整え、美的感覚を生ぜ しめる水着を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水着を作製するための裁断生地を、着
用した際に内側となる面を表にして示した平面図であ
る。
【図2】裁断生地を折り返し、縫合して得られた水着の
着用状態を示す正面図である。
【図3】図2の水着の背面図である。
【図4】図2の水着の側面図である。
【図5】従来の水着を作製するための2枚の裁断生地を
示すものであって、(イ)はその前身頃の平面図であ
り、(ロ)はその後身頃の平面図である。
【符号の説明】
A 裁断生地 B 水着 1 中央部 2 脇部 3 脇部 4 下側股下部 5 肩紐部 6 バスト部 7 切れ目 8 境界線 9 弾性体 10 ブラジャー 11 線 12 縫合線 13 縫合線 14 肩紐部の上端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前身頃となる中央部と左右脇部、下側股
    下部を一枚の生地で裁断し、前記中央部のバスト部両端
    に三角形状切れ目を入れ、バスト部にブラジャーを縫着
    するとともに、バスト部両端の切れ目を縫合し、左右脇
    部を折返し、また下側股下部も折返し、折返した左右脇
    部の側縁を縫合し、折返した下側股下部も折返した前記
    左右脇部の下側と縫合したことを特徴とする水着。
  2. 【請求項2】 前身頃となる中央部と左右脇部、下側股
    下部、肩紐部を一枚の生地で裁断し、前記中央部のバス
    ト部両端に三角形状切れ目を入れ、バスト部にブラジャ
    ーを縫着するとともに、バスト部両端の切れ目を縫合
    し、左右脇部を折返し、また下側股下部も折返し、折返
    した左右脇部の側縁を縫合し、折返した下側股下部も折
    返した前記左右脇部の下側と縫合し、肩紐部の上端を縫
    合したことを特徴とする水着。
JP1997003671U 1997-04-22 1997-04-22 水 着 Expired - Lifetime JP3042769U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002015728A1 (fr) * 2000-08-23 2002-02-28 Wacoal Corp. Vetement de sport avec bonnets

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002015728A1 (fr) * 2000-08-23 2002-02-28 Wacoal Corp. Vetement de sport avec bonnets
JP4782356B2 (ja) * 2000-08-23 2011-09-28 株式会社ワコール カップ付きスポーツ衣類

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