JP4781479B1 - ソリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 逐一車輪の出し入れを行なう切換操作を行なわなくてもソリ本体を滑走させあるいは車輪により走行させることができるようにして操作性を向上させるとともに、回動軸を中心に車輪を円滑に回動可能にしてソリ本体の方向転換を円滑に行なうことができるようにする。
【解決手段】 運搬物が載置可能な底壁11を有し表面が滑走面12として構成されたソリ本体10に、一部が滑走面12から露出して接地面に当接する車輪21と、ベース22と、ベース22に取り付けられ回動軸23を中心に回動可能且つ回動軸23の軸線23aと偏心する位置に車輪21を保持する保持体24とを備えたキャスター20を取り付け、ソリ本体10に開放口17を形成し、開放口17に回動軸23の軸線23aを中心に回動可能な円盤30を設け、円盤30に車輪21の一部が僅かに突出し且つ保持体24の回動時に車輪21が係止して円盤30を回動せしめる開口31を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に積雪のある接地面を滑走させて運搬物を運搬するソリに係り、特に、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面を車輪によって走行させることのできるソリに関する。
従来、この種のソリとしては、例えば、特許文献1(特開2006−288561号公報)に記載されたものが知られている。
図10に示すように、このソリSaは、運搬物Kaが載置可能な底壁101を有し底壁101の接地面側の表面が滑走面102として構成されたソリ本体100を備えており、このソリ本体100にキャスター110が取り付けられている。このキャスター110は、接地面に平行な軸線を有した車軸111を中心に回転可能に設けられ一部がソリ本体100の滑走面102から露出して接地面に当接する車輪112と、ソリ本体100に設けられるベース113と、ベース113に取り付けられ接地面に直交する方向の軸線114を有した回動軸115を中心に回動可能に設けられるとともに回動軸115の軸線114と偏心する位置に車輪112の車軸111を位置させて車輪112を保持する保持体116とを備えて構成されている。また、このキャスター110は、ベース113に対して保持体116が上下動可能に設けられており、保持体116とともに車輪112が上下動可能になっている。
また、ソリ本体100には、車輪112をソリ本体100の滑走面102から露出可能にする開放口103が形成されており、この開放口103には、軟質合成ゴムで形成され車輪112が突出可能な十字型のスリット121が形成されたシール部材120が設けられている。このシール部材120は、開放口縁部104に固着されて設けられており、これによって、開放口103と車輪112との隙間をシールすることができるので、接地面側から雪等が入り込むことを防止することができる。
このソリSaを用いて運搬物Kaを運搬するときは、ソリ本体100の底壁101に運搬物Kaを載置し、ソリ本体100を押すあるいは引っ張る等して接地面を移動させることにより行なう。このとき、積雪のある接地面を滑走させる場合は、図10(b)に示すように、車輪112をシール部材120よりも上側に位置させて車輪112が滑走面102から露出しないようにし、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面である場合には、図10(c)に示すように、車輪112を下方に移動させてシール部材120のスリット121を押し開くようにし、車輪112をシール部材120から突出させて滑走面102から露出させるようにする。
これにより、積雪のある接地面を滑走させる場合は、ソリ本体100の滑走面102を接地面に滑らせる。これにより、滑走面102と接地面との摩擦抵抗が低減されるので、ソリ本体100を移動させやすく、それだけ、運搬物Kaを容易に運搬できるようになる。また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面の場合には、滑走面102から車輪112を露出させ、車輪112により走行を行なう。これにより、車輪112が接地面に当接するようになり、ソリ本体100を押すあるいは引っ張ることによって車輪112が車軸111を中心に回転するようになる。そのため、車輪112によって接地面との摩擦抵抗を低減することができ、それだけ、ソリ本体100を移動させやすく、運搬物Kaを容易に運搬できるようになる。
特開2006−288561号公報
しかしながら、この従来のソリSaにあっては、積雪のある接地面を滑走させる場合には車輪112をシール部材120の上側に位置させ、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面を走行させる場合は車輪112をシール部材120のスリット121から突出させているので、移動させる接地面によって、逐一車輪の出し入れを行なう切換操作を行なわなければならないので、それだけ、操作性が悪いという問題があった。
また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面を走行しているときにおいて、ソリ本体100を方向転換させようとすると、回動軸115の軸線114と偏心する位置に車軸111が設けられているので、車輪112は回動軸115を中心に円弧を描くように回動し、これによって、車軸112の向きも可変させることができるので、車輪112を所望の方向へ方向転換させてソリ本体100を方向転換させることができるが、このとき、車輪112はシール部材120の十字型のスリット121から突出しているので、車輪112が回動軸115を中心に回動しようとすると、スリット121を構成する壁部に車輪112が当たってしまい、シール部材120は開放口縁部104に固着されていることから、車輪112の回動時にシール部材120が抵抗となってしまい、それだけ、車輪112を円滑に回動させることができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、逐一車輪の出し入れを行なう切換操作を行なわなくてもソリ本体を滑走させあるいは車輪により走行させることができるようにして操作性を向上させるとともに、回動軸を中心に車輪を円滑に回動可能にしてソリ本体の方向転換を円滑に行なうことができるようにしたソリを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明のソリは、運搬物が載置可能な底壁を有し該底壁の接地面側の表面が滑走面として構成されたソリ本体を備え、該ソリ本体にキャスターを取り付け、該キャスターを、上記接地面に平行な軸線を有した車軸を中心に回転可能に設けられ一部が上記ソリ本体の滑走面から露出して上記接地面に当接する車輪と、上記ソリ本体に設けられるベースと、該ベースに取り付けられ上記接地面に直交する方向の軸線を有した回動軸を中心に回動可能に設けられるとともに上記回動軸の軸線と偏心する位置に上記車輪の車軸を位置させて該車輪を保持する保持体とを備えて構成したソリにおいて、上記ソリ本体に上記車輪を該ソリ本体の滑走面から露出可能にする開放口を形成し、該開放口に、接地面側の表面が滑走面として構成され上記回動軸の軸線を中心に回動可能な円盤を設け、該円盤に上記車輪の一部が僅かに突出し且つ上記キャスターの保持体の回動時に該車輪が係止して該円盤を回動せしめる開口を設けた構成としている。
これにより、運搬物を運搬するときは、ソリ本体の底壁に運搬物を載置し、ソリ本体を押すあるいは引っ張る等して接地面を移動させることにより行なう。
積雪のある接地面を滑走させる場合は、ソリ本体の滑走面を接地面に滑らせる。この場合、車輪は開口から僅かに突出しているが、その突出量は極めて少ないので、車輪自体も雪面を滑るようになり、ほとんど抵抗がないことから、滑走が確実に行なわれる。そして、ソリ本体を接地面に滑らせると、滑走面と接地面との摩擦抵抗が低減されるので、ソリ本体を滑走させやすく、それだけ、運搬物を容易に運搬できるようになる。また、円盤の接地面側の表面が滑走面として構成されているので、この点でもソリ本体を滑走させやすくなる。
また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面の場合には、滑走面から露出した車輪により走行を行なう。この場合、車輪が接地面に当接するようになり、ソリ本体を押すあるいは引っ張ることによって車輪が車軸を中心に回転するようになる。そのため、車輪によって接地面との摩擦抵抗を低減することができ、それだけ、ソリ本体を走行させやすく、運搬物を容易に運搬できるようになる。このとき、車輪は常時滑走面から露出しているので、従来のように逐一車輪の出し入れを行なう切換操作を行なわなくてもソリ本体を滑走させあるいは車輪により走行させることができ、それだけ、操作性を向上させることができる。
この接地面を車輪により走行しているときにおいて、ソリ本体を方向転換しようとすると、回動軸の軸線と偏心する位置に車軸が設けられているので、車輪は回動軸を中心に円弧を描くように回動し、この車輪が開口に係止されるので車輪に押されて円盤が車輪と同方向に回動し、これによって車軸の向きも可変させることができるので、車輪を所望の方向へ方向転換させてソリ本体を方向転換させることができる。このとき、車輪の回動に伴って円盤も車輪と同方向に回動することから、円盤が車輪の回動の抵抗とはならず、そのため、回動軸を中心に車輪を円滑に回動させることができ、それだけ、ソリ本体を円滑に方向転換させることができる。
そして、必要に応じ、上記ソリ本体の開放口を円形に形成し、該開放口の開放口縁部に上記円盤を回動可能に支持するレールを設け、上記円盤の外周縁に上記レールを移動する移動部を設けた構成としている。
これにより、円盤は、その移動部がレールによって支持されて回動するので、より一層円滑に円盤を回動させることができ、そのため、より一層円滑に車輪を回動させて、ソリ本体を方向転換させることができる。また、円盤に設けられた移動部が開放口縁部に設けられたレールを移動するので、この移動部により開放口縁部をシールすることができ、そのため、円盤によって開放口をシールすることができるので、開放口から雪等が入り込む事態を防止することができる。
また、必要に応じ、上記ソリ本体の底壁の長手方向中央部を高底に形成し、該中央部の左右の両側部に夫々上記開放口及び円盤を設けた構成としている。
これにより、積雪のある接地面において、滑走面と接地面との摩擦抵抗をより一層低減させることができ、そのため、より一層ソリ本体を滑走させやすくなる。また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面においては、車輪は中央部の左右の両側部の滑走面から露出しているので、車輪の露出する箇所は高底になっていないため、この接地面を走行する際には、確実に車輪が接地面に当接して回転するようになる。
更に、必要に応じ、上記キャスターを上記ソリ本体の前端部側及び後端部側に夫々設け、該前端部側に設けられるキャスターを左右両側部側に夫々設けるとともに上記後端部側に設けられるキャスターを左右両側部側に夫々設けた構成としている。
これにより、ソリ本体の底壁の前後左右にバランス良くキャスターが設けられることになるので、車輪によって接地面を走行させる際により一層走行しやすくなり、そのため、運搬物をより一層容易に運搬できるようになる。
更にまた、必要に応じ、上記運搬物が、被介護者が着座する座部と、該座部の一端に設けられる背凭部と、上記座部を挟んで一対設けられる車輪体と、該一対の車輪体に夫々該車輪体と同軸に設けられ被介護者が手で押すことにより上記車輪体を転動させるリング状の手摺部と、上記背凭部の上部両端から後方へ向けて突設され介護者が把持して手押しするためのハンドルとを備えて構成される車椅子である場合、上記ソリ本体に、該ソリ本体の底壁に乗り上げた上記車椅子を上記ソリ本体に対してロックするロック機構と、該ロック機構によりロックされた上記車椅子の上記ソリ本体に対するロックを解除するロック解除機構とを設けた構成としている。
これにより、被介護者が着座した状態で、介護者がハンドルを把持して車椅子を押して移動させる際、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面を移動させるときには車輪体が接地面に対して転動するので移動させやすいが、積雪のある接地面を移動させるときには、車輪体が転動しにくく移動させにくいので、本発明のソリに車椅子を載置することにより、積雪のある接地面であっても車椅子を容易に移動させることができる。
この際、ソリ本体の底壁に乗り上げた車椅子をロック機構でロックするので、ソリ本体の移動中に、車椅子の車輪体が転動してソリ本体から落ちる事態を防止することができ、そのため、確実に車椅子を運搬することができる。また、ロック解除機構によりロック解除できるので、所望位置で車椅子をソリ本体から降ろして移動させることができる。
そして、また、必要に応じ、上記ロック機構を上記ソリ本体の側部に設け、該ロック機構を、上記ソリ本体の底壁に乗り上げた上記車椅子の手摺部の内周縁を上側から押さえてロックするロック位置及び上記車椅子の手摺部から離間して該車椅子のロックを解除するロック解除位置の2位置に移動可能なロック体と、該ロック体を上記ロック位置に付勢するロックバネと、上記ロック体を上記ロック解除位置で係止するとともに上記車椅子が所定位置に位置したとき該車椅子の手摺部によって押圧されて上記ロック体の係止を解除して上記ロックバネの付勢力により上記ロック体をロック位置に移動せしめる係止体とを備えて構成している。
これにより、通常時は、ロック体は係止体によって係止されてロック解除位置に位置しており、車椅子がソリ本体の底壁に乗り上げて所定位置に位置すると、車椅子の手摺部によって係止体が押圧され、これによって係止体のロック体に対する係止が解除されて、ロック体がロックバネの付勢力によりロック位置に移動して車椅子の手摺部の内周縁を上側から押さえてロックするようになる。手摺部をロックするので、車輪体もロックして車輪体が転動することを防止することができる。即ち、車椅子がソリ本体に乗り上げて所定位置に位置すると、自動的に車輪体をロックするので、操作性を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記ロック解除機構を上記ソリ本体の側部に設け、該ロック解除機構を、切欠き部が形成されるとともに手動により初期位置から押圧されて上記ロック体を上記ロックバネの付勢力に抗して上記ロック解除位置に位置させるロッドと、該ロッドを上記初期位置に付勢する戻しバネと、上記ロッドの押圧時に該ロッドの切欠き部が係合される係合部を有し上記ロッドの切欠き部が該係合部に係合する係合位置及び手動により押圧されて該係合を解除し上記戻しバネの付勢力により上記ロッドを初期位置に移動せしめる係合解除位置の2位置に移動可能な係合体とを備えて構成している。
これにより、ロック機構で車椅子をロックしている状態で、手動でロッドを押圧すると、ロッドは初期位置から移動してロック体を押圧してロック解除位置に位置させるとともに、切欠き部が係合体の係合部に係合する。これによって、ロック体は車椅子の手摺部から離間して車椅子のロックが解除されるとともに、ロッドは係合体によってロック体を押圧した位置で支持される。そして、車椅子をソリ本体から降ろすと、係止体は再びロック体をロック解除位置で係止するようになる。この状態では、次に車椅子がソリ本体に乗り上げて係止体を押圧したとしてもロック体はロッドによってロック解除位置に位置させられて車椅子をロックしなくなるので、ロッドを初期位置に戻すが、この場合、係合体を手動で押圧して係合解除位置に位置させ、これによって係合部と切欠き部との係合が解除され、戻しバネの付勢力によってロッドが初期位置に戻される。
即ち、ロッドを押圧するだけでロック解除できるので、操作を容易に行なうことができる。また、係合体を押圧するまで係合体によってロッドを所定位置で支持しておくことができるので、車椅子がソリ本体から降りるまでロック体をロック解除位置に位置させておくことができ、そのため、確実に車椅子をソリ本体から降ろすことができる。更に、係合体を押圧するだけで、ロッドを初期位置に戻すことができるので、操作を容易に行なうことができる。
更に、必要に応じ、上記ロック機構及びロック解除機構をケース体に取り付け、該ケース体を上記ソリ本体の底壁であって該底壁の長手方向に直交する方向に移動機構によりスライド移動可能にした構成としている。
これにより、車椅子の大きさに合わせてロック機構及びロック解除機構を適正位置に位置させることができるので、どのような大きさの車椅子であっても確実にロック及びロック解除することができる。
更にまた、必要に応じ、上記移動機構を、一端部が上記ケース体の下側に固着され他端部側に雄ネジが形成されたボルトと、上記ソリ本体の底壁に軸線を中心に回転可能に設けられ上記ボルトの雄ネジが螺合する雌ネジを有したナットとを備えて構成している。
これにより、ナットを一方向に回転させると、ボルトの雄ネジがナットにねじ込まれてボルトとともにケース体がソリ本体の中央部側に移動していき、ナットを他方向に回転させるとボルトとともにケース体がソリ本体の側部側に移動していく。即ち、ナットを回転させるだけでケース体を底壁の長手方向に直交する方向にスライド移動させることができるので、ケース体を容易に移動させることができる。
また、必要に応じ、上記ソリ本体の底壁の後端部に上記車椅子を上記ソリ本体に乗降させるためのタラップ機構を設け、上記タラップ機構を、一端部が上記ソリ本体に回動可能に接続され上記ソリ本体から上方に立ち上がる起立位置及び該起立位置から回動して倒伏し一方面が上記接地面に当接する倒伏位置の2位置に移動可能なタラップと、上記ソリ本体の側部に設けられ上記タラップの他端部を支持して該タラップを起立位置に位置させるタラップ保持部とを備えて構成し、上記タラップの他方面を、該タラップが倒伏位置に位置したとき上記接地面と上記ソリ本体の底壁とを架け渡すように平面に形成した構成としている。
これにより、通常時は、タラップはタラップ保持部によって起立位置に位置しているので、ソリ本体の後端部側から雪等が入り込む事態を防止することができる。また、車椅子をソリ本体の底壁に乗り上げるときは、タラップ保持部によるタラップの保持を解除し、タラップを回動させて倒伏位置に位置させる。この状態では、タラップの一方面が接地面に当接し、タラップの他方面が接地面とソリ本体の底壁とを架け渡すスロープを形成するようになる。即ち、タラップが平滑な斜面を形成するので、接地面とソリ本体の底壁との間に段差があっても、車椅子を円滑且つ安全にソリ本体に乗り上げることができる。
更に、必要に応じ、上記ソリ本体の後端部滑走面側に、該ソリ本体の移動を上記接地面に対する摩擦により抑止するブレーキ機構を設けた構成としている。
これにより、接地面が傾斜面である場合でも、ブレーキを掛けながらソリ本体を滑走あるいは走行させることができるので、ソリ本体の速度調整を行なうことができる。特に、接地面が下り傾斜のときはソリ本体の移動速度が徐々に速くなっていくので危険であるが、ブレーキを掛けながら滑走あるいは走行させることにより危険を回避することができるので、安全性を向上させることができる。
更にまた、必要に応じ、上記ブレーキ機構を、上記ソリ本体に設けられた軸体と、該軸体を中心に回動可能に設けられ一端部が上記接地面に当接して該接地面との摩擦により上記ソリ本体の移動を抑止するブレーキ位置及び該ブレーキ位置から回動して一端部が上記接地面から離間するブレーキ解除位置の2位置に移動可能なブレーキ体と、該ブレーキ体を上記ブレーキ解除位置に付勢するブレーキバネと、一端が上記ブレーキ体の他端に接続され引張されて上記ブレーキバネの付勢力に抗して上記ブレーキ体をブレーキ位置に位置させるワイヤと、該ワイヤの他端に設けられ握持することにより該ワイヤを引張するレバーとを備えて構成している。
これにより、通常時は、ブレーキ体はブレーキバネによって付勢されてブレーキ解除位置に位置しており、レバーを握持することによってワイヤが引張され、このワイヤの引張によってブレーキ体がブレーキ解除位置から回動させられてブレーキ位置に移動させられ、このブレーキ位置でブレーキ体の一端部が接地面に当接し、この接地面との摩擦によってブレーキが掛けられる。そして、レバーの握持を解除するとワイヤが弛緩し、これによってブレーキ体がブレーキバネの付勢力によってブレーキ位置からブレーキ解除位置に移動させられる。即ち、レバーを握持するだけでブレーキを掛けることができるので、操作性を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記レバーを、上記車椅子のハンドルに着脱可能に取り付けた構成としている。
これにより、介護者が車椅子のハンドルを把持したままソリ本体を押して接地面を滑走させあるいは車輪により走行させる場合、レバーがハンドルに取り付けられているので、容易にレバーを握持することができ、そのため、より一層操作性を向上させることができる。また、着脱可能なので、車椅子がソリ本体に乗り上げた状態でレバーをハンドルに容易に取り付けることができるとともに、車椅子がソリ本体から降りるときには、レバーをハンドルから容易に取り外すことができる。
本発明のソリによれば、運搬物を運搬するときは、ソリ本体の底壁に運搬物を載置し、ソリ本体を押すあるいは引っ張る等して接地面を移動させることにより行なう。積雪のある接地面を滑走させる場合はソリ本体の滑走面を接地面に滑らせるが、この場合、車輪は開口から僅かに突出しているが、その突出量は極めて少ないので、車輪自体も雪面を滑るようになり、ほとんど抵抗がないことから、滑走が確実に行なわれる。また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面の場合には滑走面から露出した車輪により走行を行なうが、この場合、車輪が接地面に当接して回転するようになるので、車輪によって接地面との摩擦抵抗を低減することができ、それだけ、ソリ本体を走行させやすく、運搬物を容易に運搬できるようになる。このとき、車輪は常時滑走面から露出しているので、従来のように逐一車輪の出し入れを行なう切換操作を行なわなくてもソリ本体を滑走させあるいは車輪により走行させることができ、それだけ、操作性を向上させることができる。
また、接地面を車輪により走行しているときにおいて、ソリ本体を方向転換しようとすると、車輪は回動軸を中心に円弧を描くように回動し、この車輪によって円盤が押されて車輪と同方向に回動し、これによって車軸の向きも可変させることができるので、車輪を所望の方向へ方向転換させてソリ本体を方向転換させることができる。このとき、車輪の回動に伴って円盤も車輪と同方向に回動することから、円盤が車輪の回動の抵抗とはならず、そのため、回動軸を中心に車輪を円滑に回動させることができ、それだけ、ソリ本体を円滑に方向転換させることができる。
本発明の実施の形態に係るソリを、その使用状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るソリを示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係るキャスター及び円盤を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るキャスター及び円盤を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るロック機構及びロック解除機構を示し、(a)は係止体によってロック体がロック解除位置に係止されている状態の横断面図、(b)はロック体がロック位置で手摺部をロックしている状態の横断面図、(c)はロッドによってロック体がロック解除位置に位置させられた状態の横断面図である。 本発明の実施の形態に係るロック機構及びロック解除機構を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る移動機構を示し、(a)はケース体をソリ本体の側部側に移動させた状態の横断面図、(b)はケース体をソリ本体の中央部側に移動させた状態の横断面図である。 本発明の実施の形態に係るタラップ機構を示し、(a)はタラップが起立位置に位置した状態の側面図、(b)はタラップが倒伏位置に位置した状態の側面図である。 本発明の実施の形態に係るブレーキ機構を示し、(a)はブレーキ体がブレーキ位置に位置した状態の側面図、(b)はブレーキ体がブレーキ解除位置に位置した状態の拡大側面図である。 従来のソリの一例を示し、(a)は使用状態の斜視図、(b)はキャスターの車輪がシール部材よりも上側に位置した状態の斜視図、(c)はキャスターの車輪がシール部材から突出して滑走面から露出した状態の側面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係るソリを説明する。本実施の形態では、運搬物としての車椅子を運搬する場合について説明する。
図1乃至図9には、本発明の実施の形態に係るソリSを示している。本発明のソリSは、運搬物Kが載置可能な底壁11を有し底壁11の接地面側の表面が滑走面12として構成されたソリ本体10を備えて構成されている。このソリ本体10には、キャスター20が取り付けられている。
また、運搬物Kとしての車椅子Kは、図1に示すように、被介護者が着座する座部1と、座部1の一端に設けられる背凭部2と、座部1を挟んで一対設けられる車輪体3と、一対の車輪体3に夫々車輪体3と同軸に設けられ被介護者が手で押すことにより車輪体3を転動させるリング状の手摺部4と、背凭部2の上部両端から後方へ向けて突設され介護者が把持して手押しするためのハンドル5とを備えて構成されている。
ソリ本体10は、その底壁11が矩形状の板状に形成されており、前端部13及び左右の両側部14が底壁11から立ち上がるように形成されている。この底壁11は、その長手方向中央部16が高底に形成されている。また、底壁11には、キャスター20を構成する車輪21を滑走面12から露出可能にする円形の開放口17が形成されている。この開放口17は、ソリ本体10の前端部13側及び後端部15側であって中央部16の左右の両側部14に夫々設けられている。更に、ソリ本体10の前端部13には、ソリ本体10を引っ張るための紐18が取り付けられている。
キャスター20は、接地面に平行な軸線を有した車軸21aを中心に回転可能に設けられ一部がソリ本体10の滑走面12から露出して接地面に当接する車輪21と、ソリ本体10に設けられるベース22と、ベース22に取り付けられ接地面に直交する方向の軸線23aを有した回動軸23を中心に回動可能に設けられるとともに回動軸23の軸線23aと偏心する位置に車輪21の車軸21aを位置させて車輪21を保持する保持体24とを備えて構成されている。このキャスター20は、ソリ本体10の前端部13側及び後端部15側に夫々設けられており、前端部13側に設けられるキャスター20が左右両側部14側に夫々設けられるとともに後端部15側に設けられるキャスター20が左右両側部14側に夫々設けられている。
ベース22は、断面コ字状に形成され、端部22aが開放口縁部17aにビス22bで固定されている。
保持体24は、車輪21を跨いで設けられる一対の脚部25と、一対の脚部25間に設けられ回動軸23に回動可能に接続される接続部26とを備えて構成され、一対の脚部25に車軸21aを保持する貫通孔27が形成されている。
また、ソリ本体10に形成された開放口17には、接地面側の表面が滑走面12として構成され回動軸23の軸線23aを中心に回動可能な円盤30が設けられている。この円盤30には、車輪21の一部が僅かに突出し且つキャスター20の保持体24の回動時に車輪21が係止して円盤30を回動せしめる矩形状の開口31が設けられている。
この円盤30は、開放口17に対応して、ソリ本体10の前端部13側及び後端部15側であって中央部16の左右の両側部14に夫々設けられている。また、開放口17の開放口縁部17aには、円盤30を回動可能に支持するレール19が設けられており、円盤30の外周縁には、レール19を移動する移動部32が設けられている。詳しくは、レール19は、開放口縁部17a及び上側から下側に向かって漸次拡径する傾斜面19aで鋭角に形成されている。また、円盤30は、その外周面がレール19の傾斜面19aに対峙するように上側から下側に向かって漸次拡径する傾斜面33に形成され、円盤30の上面には、移動部32を構成するとともに開放口縁部17aを摺接可能なリングがビス34で取り付け固定されている。
また、本発明のソリSは、ソリ本体10に設けられ、ソリ本体10の底壁11に乗り上げた車椅子Kをソリ本体10に対してロックするロック機構40と、ロック機構40によりロックされた車椅子Kのソリ本体10に対するロックを解除するロック解除機構50とを備えて構成されている。このロック機構40及びロック解除機構50は、ケース体61に取り付けられ、ソリ本体10の側部14に設けられている。
ロック機構40は、ソリ本体10の底壁11に乗り上げた車椅子Kの手摺部4の内周縁4aを上側から押さえてロックするロック位置Ra及び車椅子Kの手摺部4から離間して車椅子Kのロックを解除するロック解除位置Rbの2位置に移動可能なロック体41と、ロック体41をロック位置Raに付勢するロックバネ42と、ロック体41をロック解除位置Rbで係止するとともに車椅子Kが所定位置に位置したとき車椅子Kの手摺部4によって押圧されてロック体41の係止を解除してロックバネ42の付勢力によりロック体41をロック位置Raに移動せしめる係止体43とを備えて構成されている。
ロック体41は、ケース体61に設けられ接地面に平行な軸線を有したロック軸44と、ロック軸44を中心に回動可能に設けられ係止体43に係止される係止部45aを有した回動部材45と、回動部材45に設けられロック位置Raで手摺部4の内周縁4aを上側から押さえロック解除位置Rbで車椅子Kの手摺部4から離間する爪部46とを備えて構成されている。
ロックバネ42は、一端が回動部材45に設けられるとともに他端がケース体61に設けられ、ロック軸44を中心に回動部材45を回動させてロック位置Raに付勢するものである。
係止体43は、車椅子Kが所定位置に位置したとき車椅子Kの手摺部4によって押圧される押圧片部47と、押圧片部47と一体形成されロック体41がロック解除位置Rbに位置したとき回動部材45の係止部45aを係止する係止片部48と、ケース体61に設けられ付勢力により押圧片部47及び係止片部48を押し上げる係止バネ49とを備えて構成されている。この係止バネ49の付勢力は、ロックバネ42の付勢力よりも強力に設定されており、通常時は、係止バネ49によって付勢された係止片部48が回動部材45の係止部45aに係合して、ロックバネ42の付勢力に抗して爪部46をロック解除位置Rbに位置させている。
ロック解除機構50は、切欠き部51aが形成されるとともに手動により初期位置Fから押圧されてロック体41をロックバネ42の付勢力に抗してロック解除位置Rbに位置させるロッド51と、ロッド51を初期位置Fに付勢する戻しバネ52と、ロッド51の押圧時にロッド51の切欠き部51aが係合される係合部53aを有しロッド51の切欠き部51aが係合部53aに係合する係合位置Ya及び手動により押圧されて係合を解除し戻しバネ52の付勢力によりロッド51を初期位置Fに移動せしめる係合解除位置Ybの2位置に移動可能な係合体53とを備えて構成されている。
ロッド51は、ケース体61の上面に形成された挿通口部62に挿通され、上端に押釦部51bが設けられるとともに下端側に切欠き部51aが形成されている。また、ロッド51の押釦部51bと挿通口部62との間に戻しバネ52が設けられている。
係合体53は、ケース体61に固設された台部材54に支持され接地面に平行な軸線を有した係合軸55と、係合軸55を中心に回動可能に設けられ一端に押釦体51aが設けられるとともに他端が係合部53aとして構成される係合部材56と、一端が係合部材56に設けられるとともに他端がケース体61に設けられ係合軸55を中心に係合部材56を回動させて係合位置Yaに付勢する係合バネ57とを備えて構成されている。
また、ソリ本体10には、ロック機構40及びロック解除機構50が取り付けられたケース体61を、ソリ本体10の底壁11であって底壁11の長手方向に直交する方向にスライド移動可能にする移動機構60が設けられている。
移動機構60は、一端部63aがケース体61の下側に固着され他端部63b側に雄ネジ64が形成されたボルト63と、ソリ本体10の底壁11に軸線を中心に回転可能に設けられボルト63の雄ネジ64が螺合する雌ネジ(図示せず)を有したナット65とを備えて構成されている。
更に、ソリ本体10の底壁11の後端部15には、車椅子Kをソリ本体10に乗降させるためのタラップ機構70が設けられている。
このタラップ機構70は、一端部71aがソリ本体10に回動可能に接続されソリ本体10から上方に立ち上がる起立位置Ta及び起立位置Taから回動して倒伏し一方面72が接地面に当接する倒伏位置Tbの2位置に移動可能なタラップ71と、ソリ本体10の側部14に設けられタラップ71の他端部71bを支持してタラップ71を起立位置Taに位置させるタラップ保持部74とを備えて構成されている。
タラップ71は、その一方面72が接地面に当接する平面に形成されるとともに、他方面73が倒伏位置Tbに位置したとき接地面とソリ本体10の底壁11とを架け渡すように平面に形成されている。
タラップ保持部74は、ソリ本体10の側部14とタラップ71の他端部71bとの間に設けられるタラップバネ74aで構成されている。このタラップバネ74aは、車椅子Kの乗降時に車椅子Kの車輪体3によってタラップ71の他端部71bが押されてタラップ71が一端部71aを中心に回動すると伸長し、車椅子Kの車輪体3のタラップ71に掛かる圧力がなくなると付勢力により収縮してタラップ71を倒伏位置Tbから起立位置Taに位置させるものである。
また、ソリ本体10の後端部滑走面12側には、ソリ本体10の移動を接地面に対する摩擦により抑止するブレーキ機構80が設けられている。
このブレーキ機構80は、ソリ本体10に設けられた軸体81と、軸体81を中心に回動可能に設けられ一端部82aが接地面に当接して接地面との摩擦によりソリ本体10の移動を抑止するブレーキ位置Ba及びブレーキ位置Baから回動して一端部82aが接地面から離間するブレーキ解除位置Bbの2位置に移動可能なブレーキ体82と、ブレーキ体82をブレーキ解除位置Bbに付勢するブレーキバネ83と、一端84aがブレーキ体82の他端部82bに接続され引張されてブレーキバネ83の付勢力に抗してブレーキ体82をブレーキ位置Baに位置させるワイヤ84と、ワイヤ84の他端84bに設けられ握持することによりワイヤ84を引張するレバー85とを備えて構成されている。このレバー85は、車椅子Kのハンドル5に着脱可能に取り付けられている。
従って、この実施の形態に係るソリSを用いて車椅子Kを移動させるときは、ソリ本体10の底壁11に車椅子Kを載置し、車椅子Kのハンドル5を把持して車椅子Kを介してソリ本体10を押すあるいはソリ本体10に取り付けられた紐18を引いてソリ本体10を引っ張る等して接地面を移動させることにより行なう。
詳しくは、先ず、図7に示すように、ソリ本体10に載置する車椅子Kの大きさに合わせてケース体61をスライド移動させる。このとき、ソリ本体10の底壁11から僅かに突出したナット65を回転させてケース体61を移動させる。このケース体61は、ナット65を一方向に回転させると、ボルト63の雄ネジ64がナット65にねじ込まれてソリ本体10の中央部16側に移動していき、ナット65を他方向に回転させるとソリ本体10の側部14側に移動していく。即ち、ナット65を回転させるだけでケース体61を底壁11の長手方向に直交する方向にスライド移動させることができるので、ケース体61を容易に移動させることができる。
次に、車椅子Kをソリ本体10の底壁11に乗り上げて載置する。この際、図8に示すように、車椅子Kの車輪体3によってタラップ71の他端部71bが押されてタラップ71が一端部71aを中心に回動して倒伏位置Tbに位置するようになる。即ち、タラップ71の一方面72が接地面に当接し、タラップ71の他方面73が接地面とソリ本体10の底壁11とを架け渡すスロープを形成するようになるので、タラップ71が平滑な斜面を形成するようになり、そのため、接地面とソリ本体10の底壁11との間に段差があっても、車椅子Kを円滑且つ安全にソリ本体10に乗り上げることができる。
車椅子Kがソリ本体10に乗り上げると、タラップ71に掛かる圧力がなくなり、タラップ保持部74のタラップバネ74aの付勢力によりタラップ71が倒伏位置Tbから起立位置Taに移動して位置させられる。この状態でソリSを滑走させると、タラップ71が防壁の役目をするので、ソリ本体10の後端部15側から雪等が入り込む事態を防止することができる。
そして、車椅子Kが所定位置に位置すると、ロック機構40により自動的に車椅子Kがソリ本体10に対してロックされる。詳しくは、通常時は、図5(a)に示すように、ロック体41は係止体43によって係止されてロック解除位置Rbに位置しており、車椅子Kがソリ本体10の底壁11に乗り上げて所定位置に位置すると、図5(b)に示すように、車椅子Kの手摺部4によって係止体43の押圧片部47が係止バネ49の付勢力に抗して押圧されて下方に押し下げられ、この押圧片部47とともに係止片部48も下方に押し下げられる。この状態では、係止片部48の係止部45aへの係止が解除されて回動部材45がロックバネ42の付勢力によってロック軸44を中心に回動し、爪部46がロック解除位置Rbからロック位置Raに移動して車椅子Kの手摺部4の内周縁4aを上側から押さえてロックするようになる。手摺部4をロックするので、車輪体3もロックして車輪体3が転動することを防止することができる。即ち、車椅子Kがソリ本体10に乗り上げて所定位置に位置すると、自動的に車輪体3をロックするので、操作性を向上させることができる。
この状態で、車椅子Kのハンドル5を把持して車椅子Kを介してソリ本体10を押すあるいはソリ本体10に取り付けられた紐18を引いてソリ本体10を引っ張る等して接地面を移動させる。
積雪のある接地面を滑走させる場合は、ソリ本体10の滑走面12を接地面に滑らせる。この場合、車輪21は開口31から僅かに突出しているが、その突出量は極めて少ないので、車輪21自体も雪面を滑るようになり、ほとんど抵抗がないことから、滑走が確実に行なわれる。そして、ソリ本体10を接地面に滑らせると、滑走面12と接地面との摩擦抵抗が低減されるので、ソリ本体10を滑走させやすく、それだけ、車椅子Kを容易に移動できるようになる。また、円盤30の接地面側の表面が滑走面12として構成されているので、この点でもソリ本体10を滑走させやすくなる。
また、ソリ本体10の底壁11の長手方向中央部16を高底に形成しているので、滑走面12と接地面との摩擦抵抗をより一層低減させることができ、そのため、より一層ソリ本体10を滑走させやすくなる。
また、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面の場合には、滑走面12から露出した車輪21により走行を行なう。この場合、車輪21が接地面に当接するようになり、ソリ本体10を押すあるいは引っ張ることによって車輪21が車軸21aを中心に回転するようになる。そのため、車輪21によって接地面との摩擦抵抗を低減することができ、それだけ、ソリ本体10を走行させやすく、車椅子Kを容易に移動できるようになる。このとき、車輪21は常時滑走面12から露出しているので、従来のように逐一車輪21の出し入れを行なう切換操作を行なわなくてもソリ本体10を滑走させあるいは車輪21により走行させることができ、それだけ、操作性を向上させることができる。
また、車輪21は中央部16の左右の両側部14の滑走面12から露出しているので、車輪21の露出する箇所は高底になっていないため、この接地面を走行する際には、確実に車輪21が接地面に当接して回転するようになる。また、ソリ本体10の底壁11の前後左右にバランス良くキャスター20が設けられているので、車輪21によって接地面を走行させる際により一層走行しやすくなり、そのため、車椅子Kをより一層容易に移動できるようになる。
そして、この接地面を車輪21により走行しているときにおいて、ソリ本体10を方向転換しようとすると、回動軸23の軸線23aと偏心する位置に車軸21aが設けられているので、車輪21は回動軸23を中心に円弧を描くように回動し、この車輪21が開口31に係止されるので車輪21に押されて円盤30が車輪21と同方向に回動するようになる。これによって車軸21aの向きも可変させることができるので、車輪21を所望の方向へ方向転換させてソリ本体10を方向転換させることができる。
このとき、車輪21の回動に伴って円盤30も車輪21と同方向に回動することから、円盤30が車輪21の回動の抵抗とはならず、そのため、回動軸23を中心に車輪21を円滑に回動させることができ、それだけ、ソリ本体10を円滑に方向転換させることができる。
また、円盤30は、その移動部32がレール19によって支持されて回動するので、より一層円滑に円盤30を回動させることができ、そのため、より一層円滑に車輪21を回動させて、ソリ本体10を方向転換させることができる。また、円盤30に設けられた移動部32が開放口縁部17aに設けられたレール19を移動するので、この移動部32により開放口縁部17aをシールすることができ、そのため、円盤30によって開放口17をシールすることができるので、開放口17から雪等が入り込む事態を防止することができる。
そして、接地面が下り傾斜のところを滑走あるいは走行する時や止まる時等は、図9に示すように、レバー85を握持してブレーキ機構80によりブレーキを掛ける。詳しくは、通常時は、ブレーキ体82はブレーキバネ83によって付勢されてブレーキ解除位置Bbに位置しており、レバー85を握持することによってワイヤ84が引張され、このワイヤ84の引張によってブレーキ体82がブレーキ解除位置Bbから回動させられてブレーキ位置Baに移動させられ、このブレーキ位置Baでブレーキ体82の一端部82aが接地面に当接し、この接地面との摩擦によってブレーキが掛けられる。
これにより、レバー85を握持するだけでブレーキを掛けることができるので、操作性を向上させることができる。また、接地面が傾斜面である場合でも、ブレーキを掛けながらソリ本体10を滑走あるいは走行させることができるので、ソリ本体10の速度調整を行なうことができる。特に、接地面が下り傾斜のときはソリ本体10の移動速度が徐々に速くなっていくので危険であるが、ブレーキを掛けながら滑走あるいは走行させることにより危険を回避することができるので、安全性を向上させることができる。
また、介護者が車椅子Kのハンドル5を把持したままソリ本体10を押して滑走あるいは走行させる場合、レバー85がハンドル5に取り付けられているので、容易にレバー85を握持することができ、そのため、より一層操作性を向上させることができる。また、着脱可能なので、車椅子Kがソリ本体10に乗り上げた状態でレバー85をハンドル5に容易に取り付けることができるとともに、車椅子Kがソリ本体10から降りるときには、レバー85をハンドル5から容易に取り外すことができる。
そして、レバー85の握持を解除するとワイヤ84が弛緩し、これによってブレーキ体82がブレーキバネ83の付勢力によってブレーキ位置Baからブレーキ解除位置Bbに移動させられる。
そして、ソリSを所望の位置まで移動させたならば、ソリ本体10から車椅子Kを降ろす。詳しくは、この状態では車椅子Kはソリ本体10にロックされているので、ロックを解除してから降ろす。この際、図5(c)に示すように、手動でロッド51の押釦部51bを押圧すると、ロッド51は初期位置Fから移動してロック体41の回動部材45を押圧し、回動部材45をロックバネ42の付勢力に抗してロック軸44を中心に回動させてロック解除位置Rbに位置させるとともに、図6に示すように、切欠き部51aが係合体53の係合部53aに係合する。これによって、ロック体41は車椅子Kの手摺部4から離間して車椅子Kのロックが解除されるとともに、ロッド51は係合体53によってロック体41を押圧した位置で支持される。
そして、車椅子Kをソリ本体10から降ろす。このとき、車椅子Kの車輪体3によってタラップ71の他端部71bが押されてタラップ71が一端部71aを中心に回動して倒伏位置Tbに位置するようになるので、接地面とソリ本体10の底壁11との間に段差があっても、車椅子Kを円滑且つ安全にソリ本体10から降ろすことができる。車椅子Kがソリ本体10から降りると、タラップ71に掛かる圧力がなくなり、タラップ保持部74のタラップバネ74aの付勢力によりタラップ71が倒伏位置Tbから起立位置Taに移動して位置させられる。
車椅子Kをソリ本体10から降ろすと、係止体43は再びロック体41をロック解除位置Rbで係止するようになる。この状態では、次に車椅子Kがソリ本体10に乗り上げて係止体43を押圧したとしてもロック体41はロッド51によってロック解除位置Rbに位置させられて車椅子Kをロックしなくなるので、ロッド51を初期位置Fに戻すことを行なう。
ロッド51を初期位置Fに戻すには、図6に示すように、係合体53の押釦体56aを手動で押圧して係合部材56を係合バネ57の付勢力に抗して係合軸55を中心に回動させて係合解除位置Ybに位置させる。これによって係合体53の係合部53aとロッド51の切欠き部51aとの係合が解除され、戻しバネ52の付勢力によってロッド51が初期位置Fに戻される。
即ち、ロッド51を押圧するだけでロック解除できるので、操作を容易に行なうことができる。また、係合体53を押圧するまで係合体53によってロッド51を所定位置で支持しておくことができるので、車椅子Kがソリ本体10から降りるまでロック体41をロック解除位置Rbに位置させておくことができ、そのため、確実に車椅子Kをソリ本体10から降ろすことができる。更に、係合体53を押圧するだけで、ロッド51を初期位置Fに戻すことができるので、操作を容易に行なうことができる。
本発明のソリSは、車椅子Kに被介護者が着座した状態で、介護者がハンドル5を把持して車椅子Kを押して移動させる際、積雪のない接地面あるいは積雪が少なくて地面がところどころ露出するような接地面を移動させるときには車輪体3が接地面に対して転動するので移動させやすいが、積雪のある接地面を移動させるときには、車輪体3が転動しにくく移動させにくいので、本発明のソリSに車椅子Kを載置することにより、積雪のある接地面であっても車椅子Kを容易に移動させることができる。
また、ソリ本体10の底壁11に乗り上げた車椅子Kをロック機構40でロックするので、ソリ本体10の移動中に、車椅子Kの車輪体3が転動してソリ本体10から落ちる事態を防止することができ、そのため、確実に車椅子Kを運搬することができる。また、ロック解除機構50によりロック解除できるので、所望位置で車椅子Kをソリ本体10から降ろして移動させることができる。
更に、移動機構60によって、車椅子Kの大きさに合わせてロック機構40及びロック解除機構50を適正位置に位置させることができるので、どのような大きさの車椅子Kであっても確実にロック及びロック解除することができる。
尚、上記実施の形態において、回動軸23を中心に回動する車輪21を有したキャスター20を、ソリ本体10の前端部13側及び後端部15側であって中央部16の左右の両側部14に夫々設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、回動軸23を中心に回動する車輪21を有したキャスター20をソリ本体10の前端部13側であって中央部16の左右の両側部14に夫々設け、ソリ本体10の後端部15側であって中央部16の左右の両側部14には、ソリ本体10に固定された車軸を中心に回転可能に設けられた車輪を有するキャスター、即ち、回動しないキャスターを設けても良く、適宜変更して差支えない。
S ソリ
K 運搬物(車椅子)
Ra ロック位置
Rb ロック解除位置
F 初期位置
Ya 係合位置
Yb 係合解除位置
Ta 起立位置
Tb 倒伏位置
Ba ブレーキ位置
Bb ブレーキ解除位置
1 座部
2 背凭部
3 車輪体
4 手摺部
5 ハンドル
10 ソリ本体
11 底壁
12 滑走面
13 前端部
14 側部
15 後端部
16 中央部
17 開放口
18 紐
19 レール
20 キャスター
21 車輪
22 ベース
23 回動軸
23a 軸線
24 保持体
25 脚部
26 接続部
27 貫通孔
30 円盤
31 開口
32 移動部
33 傾斜面
40 ロック機構
41 ロック体
42 ロックバネ
43 係止体
44 ロック軸
45 回動部材
45a 係止部
46 爪部
47 押圧片部
48 係止片部
49 係止バネ
50 ロック解除機構
51 ロッド
51a 切欠き部
52 戻しバネ
53 係合体
53a 係合部
54 台部材
55 係合軸
56 係合部材
57 係合バネ
60 移動機構
61 ケース体
62 挿通口部
63 ボルト
64 雄ネジ
65 ナット
70 タラップ機構
71 タラップ
72 一方面
73 他方面
74 タラップ保持部
80 ブレーキ機構
81 軸体
82 ブレーキ体
83 ブレーキバネ
84 ワイヤ
85 レバー

Claims (13)

  1. 運搬物が載置可能な底壁を有し該底壁の接地面側の表面が滑走面として構成されたソリ本体を備え、該ソリ本体にキャスターを取り付け、該キャスターを、上記接地面に平行な軸線を有した車軸を中心に回転可能に設けられ一部が上記ソリ本体の滑走面から露出して上記接地面に当接する車輪と、上記ソリ本体に設けられるベースと、該ベースに取り付けられ上記接地面に直交する方向の軸線を有した回動軸を中心に回動可能に設けられるとともに上記回動軸の軸線と偏心する位置に上記車輪の車軸を位置させて該車輪を保持する保持体とを備えて構成したソリにおいて、
    上記ソリ本体に上記車輪を該ソリ本体の滑走面から露出可能にする開放口を形成し、該開放口に、接地面側の表面が滑走面として構成され上記回動軸の軸線を中心に回動可能な円盤を設け、該円盤に上記車輪の一部が僅かに突出し且つ上記キャスターの保持体の回動時に該車輪が係止して該円盤を回動せしめる開口を設けたことを特徴とするソリ。
  2. 上記ソリ本体の開放口を円形に形成し、該開放口の開放口縁部に上記円盤を回動可能に支持するレールを設け、
    上記円盤の外周縁に上記レールを移動する移動部を設けたことを特徴とする請求項1記載のソリ。
  3. 上記ソリ本体の底壁の長手方向中央部を高底に形成し、該中央部の左右の両側部に夫々上記開放口及び円盤を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のソリ。
  4. 上記キャスターを上記ソリ本体の前端部側及び後端部側に夫々設け、該前端部側に設けられるキャスターを左右両側部側に夫々設けるとともに上記後端部側に設けられるキャスターを左右両側部側に夫々設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のソリ。
  5. 上記運搬物が、被介護者が着座する座部と、該座部の一端に設けられる背凭部と、上記座部を挟んで一対設けられる車輪体と、該一対の車輪体に夫々該車輪体と同軸に設けられ被介護者が手で押すことにより上記車輪体を転動させるリング状の手摺部と、上記背凭部の上部両端から後方へ向けて突設され介護者が把持して手押しするためのハンドルとを備えて構成される車椅子である場合、
    上記ソリ本体に、該ソリ本体の底壁に乗り上げた上記車椅子を上記ソリ本体に対してロックするロック機構と、該ロック機構によりロックされた上記車椅子の上記ソリ本体に対するロックを解除するロック解除機構とを設けたことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載のソリ。
  6. 上記ロック機構を上記ソリ本体の側部に設け、該ロック機構を、上記ソリ本体の底壁に乗り上げた上記車椅子の手摺部の内周縁を上側から押さえてロックするロック位置及び上記車椅子の手摺部から離間して該車椅子のロックを解除するロック解除位置の2位置に移動可能なロック体と、該ロック体を上記ロック位置に付勢するロックバネと、上記ロック体を上記ロック解除位置で係止するとともに上記車椅子が所定位置に位置したとき該車椅子の手摺部によって押圧されて上記ロック体の係止を解除して上記ロックバネの付勢力により上記ロック体をロック位置に移動せしめる係止体とを備えて構成したことを特徴とする請求項5記載のソリ。
  7. 上記ロック解除機構を上記ソリ本体の側部に設け、該ロック解除機構を、切欠き部が形成されるとともに手動により初期位置から押圧されて上記ロック体を上記ロックバネの付勢力に抗して上記ロック解除位置に位置させるロッドと、該ロッドを上記初期位置に付勢する戻しバネと、上記ロッドの押圧時に該ロッドの切欠き部が係合される係合部を有し上記ロッドの切欠き部が該係合部に係合する係合位置及び手動により押圧されて該係合を解除し上記戻しバネの付勢力により上記ロッドを初期位置に移動せしめる係合解除位置の2位置に移動可能な係合体とを備えて構成したことを特徴とする請求項6記載のソリ。
  8. 上記ロック機構及びロック解除機構をケース体に取り付け、該ケース体を上記ソリ本体の底壁であって該底壁の長手方向に直交する方向に移動機構によりスライド移動可能にしたことを特徴とする請求項5乃至7何れかに記載のソリ。
  9. 上記移動機構を、一端部が上記ケース体の下側に固着され他端部側に雄ネジが形成されたボルトと、上記ソリ本体の底壁に軸線を中心に回転可能に設けられ上記ボルトの雄ネジが螺合する雌ネジを有したナットとを備えて構成したことを特徴とする請求項8記載のソリ。
  10. 上記ソリ本体の底壁の後端部に上記車椅子を上記ソリ本体に乗降させるためのタラップ機構を設け、
    上記タラップ機構を、一端部が上記ソリ本体に回動可能に接続され上記ソリ本体から上方に立ち上がる起立位置及び該起立位置から回動して倒伏し一方面が上記接地面に当接する倒伏位置の2位置に移動可能なタラップと、上記ソリ本体の側部に設けられ上記タラップの他端部を支持して該タラップを起立位置に位置させるタラップ保持部とを備えて構成し、
    上記タラップの他方面を、該タラップが倒伏位置に位置したとき上記接地面と上記ソリ本体の底壁とを架け渡すように平面に形成したことを特徴とする請求項5乃至9何れかに記載のソリ。
  11. 上記ソリ本体の後端部滑走面側に、該ソリ本体の移動を上記接地面に対する摩擦により抑止するブレーキ機構を設けたことを特徴とする請求項5乃至10何れかに記載のソリ。
  12. 上記ブレーキ機構を、上記ソリ本体に設けられた軸体と、該軸体を中心に回動可能に設けられ一端部が上記接地面に当接して該接地面との摩擦により上記ソリ本体の移動を抑止するブレーキ位置及び該ブレーキ位置から回動して一端部が上記接地面から離間するブレーキ解除位置の2位置に移動可能なブレーキ体と、該ブレーキ体を上記ブレーキ解除位置に付勢するブレーキバネと、一端が上記ブレーキ体の他端に接続され引張されて上記ブレーキバネの付勢力に抗して上記ブレーキ体をブレーキ位置に位置させるワイヤと、該ワイヤの他端に設けられ握持することにより該ワイヤを引張するレバーとを備えて構成したことを特徴とする請求項11記載のソリ。
  13. 上記レバーを、上記車椅子のハンドルに着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項12記載のソリ。
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