JP4781338B2 - メダルゲームシステムにおけるレバーコントローラ型メダルエントリー機構 - Google Patents

メダルゲームシステムにおけるレバーコントローラ型メダルエントリー機構 Download PDF

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本発明は、複数のターミナル筐体(メダルゲーム機)により大型モニタで共通のビデオゲームを行うメダルゲームシステムにおいて、メダルゲーム機のメダル投入部の移動を認識し、その移動方向の情報を共通のビデオゲーム部の処理部に送り、ビデオゲーム部での処理情報として取り入れ、かつメダルをメダルゲーム機内の狙った方向に送り出すことができるメダルエントリー機構に関する。
従来のメダルゲーム機では、メダルを投入するエントリー部はメダルエントリー部の角度によってメダルがゲーム機内部へ流れる方向を変え、内部のチェッカ部に、いかに入れるかを楽しむタイプが主流である。
その種の機構を持つメダルゲーム機として特許文献1,2がある。
特許文献1は、プッシャが往復運動するテーブルの上に、このテーブルの往復運動を横切るように、しかも微小な角度範囲内でプレイヤが方向を変更して転がし得るメダルシュータを設け、かつテーブルの上にポケットを、テーブルの脇に入り口がシャッタによって閉ざされている入賞ポケットを設け、メダルシュータにより投入されたメダルがテーブル上のポケットに入ったとき、入賞ポケットのシャッタが開き、プレイヤはメダルシュータから入賞ポケットを狙ってメダルを投入できるようにしたものである。
また、特許文献2はメダル払出口をメダル投入口に近接した位置に設けるとともにメダル排出路中に、プッシャフィールド前縁の開口部に落下したメダルを集め、メダル排出口まで搬送するよう構成したことを特徴とするものであり、プレイヤは左手でメダルシュータの向きを調整しながら、右手でメダルを掴みとってメダル投入口からつぎからつぎへとメダルを投入することができるものである。
上記特許文献1,2ではともにメダルエントリー部であるメダルシュータの操作は、上述したように投入されたメダルの方向を物理的に決定付けるものであり、その角度の値そのものに意味合いは持たされていない。よって、従来のメダルゲーム機はエントリー部の役割に大きな変化は無く、ゲームとしての斬新さや応用性に欠けているのが現状である。
特開2000−317129号公報 特開2005−261804号公報
本発明の目的は、メダルシューティングガイド(エントリー部)に角度をつけるためのジョイント部に、角度センサを取り付けることにより、水平,垂直方向に傾けたメダルシューティングガイドの振れ(角度)を検出し、その情報をメイン制御装置(ビデオゲーム側)へ送り、ゲームプログラム上で演算利用することにより、従来にないゲーム性を表現することができるメダルゲームシステムにおけるレバーコントローラ型メダルエントリー機構を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の請求項1は、メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用いることを特徴とする。
本発明の請求項2は、メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、前記レバー機構はグリップを有し、前記メダルシューティングガイドが前記グリップに対し略90度の向きで接続されており、グリップを握ったとき、親指が添えられる位置に前記メダルシューティングガイドが向いた方向を確定するための決定ボタンを備えるとともに前記メダルシューティングガイドの前記グリップの接続付近にメダル投入口を有し、メダル投入口に投入されたメダルは前記メダルシューティングガイドの溝を通ってメダル放出端に案内されることを特徴とする。
本発明の請求項3は、請求項1記載の発明において、前記レバー機構はグリップを有し、前記メダルシューティングガイドが前記グリップに対し略90度の向きで接続されており、グリップを握ったとき、親指が添えられる位置に前記メダルシューティングガイドが向いた方向を確定するための決定ボタンを備えるとともに前記メダルシューティングガイドの前記グリップの接続付近にメダル投入口を有し、メダル投入口に投入されたメダルは前記メダルシューティングガイドの溝を通ってメダル放出端に案内されることを特徴とする。
本発明の請求項4は、メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、前記メダルシューティングガイドの角度センサ部は、矩形筐体形状のジョイントに内蔵され、垂直方向に傾斜する角度と水平方向に傾斜する角度をそれぞれ検出する角度センサを有し、前記2つの角度センサの角度情報は、前記メダルゲーム機筐体の回路部で合成処理することにより前記メダルシューティングガイドの振れた方向の情報を算出し、かつ、前記メダルシューティングガイドの放出端は前記ジョイントを支点として振れることを特徴とする。
本発明の請求項5は、請求項1,2または3記載の発明において、前記メダルシューティングガイドの角度センサ部は、矩形筐体形状のジョイントに内蔵され、垂直方向に傾斜する角度と水平方向に傾斜する角度をそれぞれ検出する角度センサを有し、前記2つの角度センサの角度情報は、前記メダルゲーム機筐体の回路部で合成処理することにより前記メダルシューティングガイドの振れた方向の情報を算出し、かつ、前記メダルシューティングガイドの放出端は前記ジョイントを支点として振れることを特徴とする。
本発明の請求項6は、メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、前記メダルゲーム機のメダル滑動部は、メダル放出方向に対し左右に揺動し、メダル放出方向に対し上昇するように傾けて設置された透明板のムービングガイドと、前記ムービングガイドの下部であって、前記メダル放出方向に対し下降するように傾けて設置され、端部にチャッカ部が配置された滑り台からなり、前記滑り台を複数のコースに分ける位置に対応して前記チャッカ部にチャッカセンサを有し、前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用い、該ターゲットがメインモニタ中のオブジェクトと重なった場合、前記メダルゲーム機のモニタに対応の処理を表示してメダルゲームを行うことを特徴とする。
本発明の請求項7は、請求項1,2,3,4または5記載の発明において、前記メダルゲーム機のメダル滑動部は、メダル放出方向に対し左右に揺動し、メダル放出方向に対し上昇するように傾けて設置された透明板のムービングガイドと、前記ムービングガイドの下部であって、前記メダル放出方向に対し下降するように傾けて設置され、端部にチャッカ部が配置された滑り台からなり、前記滑り台を複数のコースに分ける位置に対応して前記チャッカ部にチャッカセンサを有し、前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用い、該ターゲットがメインモニタ中のオブジェクトと重なった場合、前記メダルゲーム機のモニタに対応の処理を表示してメダルゲームを行うことを特徴とする。
上記構成によれば、メダルシューティングガイド(エントリー部)に、メダルを投入する角度を調整できるとともに、角度からの情報を大型モニタを用いたビデオゲーム側の動作に意味を持たせることができ、従来にないゲーム性を表現できる。すなわち複数のメダルゲーム機で共通してゲームを行うシステムの大型モニタ上のビデオゲームの例えばパネルという要素に対し、ターゲット情報などとして取り入れ、その処理結果に基づき個別のメダルゲーム機のゲーム内容に繋げるゲームを実現できる。
本発明は従来にない特別なゲーム性を実現するにも係わらず従来の技術と比較し特別でであって、複雑な機構を導入することなく、コストのかからないシステムを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるメダルゲームシステムの構成例を示す斜視図である。
ターミナル筐体であるメダルゲーム機4a,4bおよび4cが隣接して設けられ、これらメダルゲーム機4a,4bおよび4cの背後にメイン制御装置3が設置されている。メイン制御装置3は各メダルゲーム機4a,4bおよび4cとの間でそれぞれデータのやり取りを行う。メイン制御装置3は正面に大型モニタ1を有し、その左右にはスピーカ2が配置されている。下部内部にはメイン制御回路などの制御基板や各出力装置部(図11参照)を有している。
このメダルゲームシステムは大型モニタ1に映し出される共通のゲーム画面に対し、複数のメダルゲーム機で各プレイヤがメダルの投入を行いメダルエントリー部の操作によって、報酬メダルの獲得を目指すメダルゲームである。
図2は、メダルゲーム機の実施の形態を示す斜視図である。
メダルゲーム機4は筐体前面側にメダル払い出し口44を有し、メダルシューティングガイドが透明窓46の内部に配置され、ジョイントによってレバー機構が接続されてなるレバーコントロール型メダルエントリー機構(以下、「メダルエントリー機構」という)45が配置されている。筐体内部にメダルが投入されるプレイエリア47を有し、プレイエリア中に左右に揺動するムービングガイド8が配置され、その下に滑り台5(図7参照)が配置されている。ムービングガイド8は手前側が低くなるように、滑り台5は手前側が高くなるように傾斜してそれぞれ設けられている。滑り台5の先端部にチェッカー部42が設けられている。
プレイヤがメダルエントリー機構45にメダルを投入すると、メダルはメダルシューティングガイドを通ってメダル放出端からムービングガイド8の上に落ち、ムービングガイド8を滑り落ち、さらに滑り台5の上に落下し、チャッカー部42に滑り落ちる。また、メダルシューティングの角度の情報も角度センサで検出され、プレイヤがレバー機構の決定ボタンを押すことによりメイン制御装置3に角度センサによる情報が送出される。
図3Aは、図2のメダルエントリー機構の詳細を示す斜視図である。
把持するためのグリップ451がメダルシューティングガイド基部463に直角に接続されており、その直角部に指当て(親指)を兼ねる指当て/決定ボタン453が、直角部の内側に指当て(人指し指)452がそれぞれ設けられている。メダルシューティングガイド基部463にメダル投入口受459を有するメダル投入口454が設置されている。これらグリップ451,メダルシューティングガイド基部463,指当て452,指当て/決定ボタン453,メダル投入口454およびメダル投入口受459によりメダルエントリー機構45のレバー機構461が構成される。
メダルシューティングガイド基部463は矩形筐体形状のジョイント465に接続され、ジョイント462にはレバー機構角度センサ部455が内蔵されている。
メダルシューティングガイド基部463はその内部に投入されるメダルの通路があり、メダルシューティングガイド456に一体に接続されている。メダルシューティングガイド456はメダルを案内するための溝464を有し、その溝はメダル放出端460まで延設されている。メダルシューティングガイド456のメダル放出端460の付近にはエントリセンサ457が固定されている。エントリセンサ457は光学センサであり、発光素子(LED)と受光素子より構成されるホトカプラである。ゲーム中、LEDで発する光は受光素子に入射する状態になっており、メダル通過によってLEDの光が遮られることによりメダルの検出が行われ、この信号によりプレイエリアへのメダルの落下がメダルゲーム機へ通知される。
図3Bはメダルエントリ機構のジョイント筐体内構造を示す斜視図である。
ジョイント462の筐体内にはメダルシューティングガイド456の端部469が貫通し、端部469はメダルシューティングガイド基部463に連設されている。
端部469にメダル投入センサ458が固定されており、メダル投入センサ458はエントリセンサ457と同様、光学センサであり、発光素子(LED)と受光素子より構成されるホトカプラである。メダル投入センサ458は、ゲーム中、LEDで発する光は受光素子に入射する状態になっており、メダル通過によってLEDの光が遮られることによりメダルの検出が行われ、この信号によりメダルシューティングガイド456へのメダルの投入がメダルゲーム機に通知される。
メダルシューティングガイド456の先端部が振れると、水平方向の回転成分は軸471を中心に回転するため、軸471に固定されているギヤ465が回転する。ギヤ465の回転量はエンコーダ466に伝達され、エンコーダ466は回転量対応のパルス数を出力し、パルス数により水平方向の回転情報が得られる。同様に垂直方向の回転成分は軸481を中心に回転するため、軸481に固定されているギヤ467が回転する。ギヤ467の回転量はエンコーダ468に伝達され、エンコーダ468は回転量対応のパルス数を出力し、パルス数により垂直方向の回転情報が得られる。
図4は、メダルエントリー機構を説明するためのもので、(a)はメダルの流れを説明するための図、(b)はレバー機構の操作を説明するための図である。
図4(a)において、ジョイントの中央部分がゲーム筐体の内部と外部の境界部分になっており、プレイヤがメダル投入口454に6aで示すようにメダルを入れると、メダルはメダルシューティングガイド基部463内を通り、6bに示すように溝464に案内され、6cに示すようにプレイエリアに放出される。
メダルはメダルシューティングガイド456を通過する際に、エントリセンサ457で検知される。
図4(b)はプレイヤが手7でグリップを掴んだ状態を示しており、親指は指当て/決定ボタン453に置かれ、グリップ451を上下左右に動かすことにより、ジョイント462を支点としてメダル放出端460が上下左右に変化する。このときの上下左右の動き、すなわち傾きは既に述べたように角度センサ部455で検知され、その上下左右の移動量(X軸方向とY軸方向)の情報がメイン制御装置3に送られる。
図5は大型モニタに映し出されたビデオゲームの一例を説明するための図である。
この例は大型モニタ1に複数のパネル13を配置し、そのパネルを破壊するとメダルを獲得するゲームであり、いずれかの1つがジャックポットで大量のメダルを獲得できるようにしたものである。制限時間内にジャックポットのパネルを探して遊ぶゲームである。
画面の上部左にボーナスメダル枚数表示部11を有し、この表示にジャックポットパネルを壊したときに貰うことができるメダル枚数が表示される。この例では250枚である。画面の上部右に制限時間表示部12を有し、制限時間が0になるとパネルはリセットされる。この例は、あと124秒でタイムアウトとなることを示している。
画面中央部には多数のパネル13が配置され、4つのメダルゲーム機のターゲットマーカ1P,2P,3P,4Pがそれぞれパネルに重なった状態で表示されている。
また、画面の下部には破壊パネル数表示部15があり、現在の状態では1Pは2個,2Pは7個,3Pは5個,4Pは6個のパネルを破壊していることを示している。
図6は、レバー機構の操作によるメダルシューティングガイドの角度情報に基づき大型モニタに表示されたターゲットマーカの例およびメダルゲーム機モニタ上のゲーム内容の表示例を示す図である。図6の説明について図11も参照する。
プレイヤがレバー操作することにより、メダルゲーム機のターミナル制御回路60−1を介してメイン制御装置のメイン制御回路50に角度情報が送られ、メインCPU51はこの角度情報に基づき大型モニタ1に表示したターゲットマーカ1Pが移動する。ターゲットマーカ1Pをパネル13の1つに重ね合わせて、指当て/決定ボタン453を押すと、その決定情報はターミナル制御回路60−1のターミナルCPU61に送られる。ターミナルCPU61は決定情報が送られてきたときに重なっているパネルの情報をメイン制御回路50から得て、このパネル対応のパネル破壊条件をROM64より読み出し、メダルゲーム機のモニタ41に表示する。この例では「緑色のバーにメダルを当てて、ゲージを満タンにしろ!」の表示がなされている。
図7は、メダルゲーム機のプレイエリアの詳細を説明するための図、図8はムービングガイドの動作を説明するための図である。
ムービングガイド8はアクリルなどの透明板であり、プレイヤ側が低くなるように傾斜させて設置されている。ムービングガイド8の端部には三角錐形状の突起8a,8bが設置されている。ムービングガイド8は矢印23に示す方向に往復動させられている。プレイヤがメダル投入口454よりメダル21を投入すると、プレイエリアのムービングガイド8の上にメダル21が回転しながら投入される。
ムービングガイド8に排出されたメダル21はムービングガイド8の上部まで達すると、向きを反転してムービングガイド8を回転するか、滑って落下する。このとき、三角錐形状の突起8a,8bに接触すれば、落下位置の軌道が変わることとなる。
滑り台5は既に述べたようにプレイヤ側が高くなるように傾斜させて設置されており、その先端付近にはチェッカ部が配置され、チェッカ内にチェッカセンサ16が配置されている。この例では滑り台5には4つのコースが設定されており、チェッカセンサ16は各コース毎に合計4個が取り付けられ、どのコースをメダルが通過したかを検出することができる。ムービングガイド8から滑り台5に落下したメダル21は、滑り台5を滑動して何れかのコース対応のチェッカの孔を通過することとなる。
図9はメダルゲーム機のモニタに表示される多数のカラーバーの移動の例を説明するための図である。
この例は、4つのコースに対応したガイドライン35a〜35dが設けてあり、各ライン上を赤(R),青(B),緑(G)のカラーバー31a〜31f(種々の長さ)がライン始端から終端まで移動(落下)する画像が表示される。
カラーバーが判定ライン36にいるときにメダルがチェッカを通過すると、カラーバーの長さ分メダルを獲得し、かつ条件が満たされていれば、クリアのためのゲージ37が増加する。
図10はディスプレイ上の1つのカラーバーの動きに対するメダル検出のタイミングを説明するための図である。
(a)にはカラーバー31が下に移動する状態が示されている。(b)にはカラーバー31の先端が判定ライン36に達している状態が示されている。
(c)はカラーバー31が判定ライン36上にいる状態であり、このときメダルがメダルセンサに達し検出されると、ヒットを示す表示36aが現れる。
そして、1枚のメダルを獲得した「HIT!! 1枚」が表示される。(d)は6枚のメダルを獲得した表示例である。
メダル獲得数(賞)はカラーバーの長さ×獲得メダルの数となる。メダルがチェッカーを通過したときの判定ラインからカラーバーの終点までの長さがメダルの獲得枚数と係わる。カラーバーが同じ色であれば、その分ゲージがアップする。
図11は、本発明によるメダルゲームシステムの回路の実施の形態を示す回路図である。この回路例は本発明に直接関連する部分のみを示したものである。
メイン制御回路50はメインCPU51,メモリ部52およびターミナル制御部53を備えており、CPU51にメイン制御装置の制御プログラムやゲームに関するデータが格納されたメインROM54が接続されている。メインCPU51はターミナル制御部53を介して各メダルゲーム機からの信号を受信し、各メダルゲーム機に信号を送信する。
CPU51は映像出力インタフェース57を通じて映像出力装置である大型モニタ1に画像データを送出し、大型モニタ1に図5に示すようなゲーム画像などを表示させる。また、サウンド出力インタフェース55を通じてサウンド信号をスピーカ2に送出し、スピーカ2からゲームに関するサウンドを出力させる。
メモリ部52はCPU51が演算を行うときに使用する作業エリアであり、一時的なデータ格納に用いられる。
CPU51はメインROM54からメイン制御装置の制御プログラムを読み出すことにより、メイン制御装置の各処理を行うことができ、システム全体の制御を司るシステム制御部51aの他に、パネル破壊メダル獲得ゲーム実行部51bの機能部を有する。システム制御部51aはメダルゲーム機のターミナル制御回路60−1,60−2,60−3との間でデータをやり取りを行う処理,画面表示処理,サウンド出力処理などを行う。パネル破壊メダル獲得ゲーム実行部51bはメインROM54からパネル破壊メダル獲得ゲームのプログラムを読み出し、ターミナル制御回路60−1,60−2,60−3との信号のやり取りによりゲームを進行させる。
メダルゲーム機のターミナル制御回路はターミナルCPU61,メモリ部62およびI/O制御部63を備えており、ターミナルCPU61にメダルゲームプログラムおよびその制御プログラム,ゲームに関するデータが格納されたROM64が接続されている。ターミナルCPU61はI/O制御部63を介してエントリセンサ457,メダル投入センサ458からメダル通過の検出信号を受信する。エントリセンサ457,メダル投入センサ458は、上述したように一対のLEDと受光素子からなるホトカプラである。またチェッカセンサ16のライン対応毎のセンサよりメダル通過の検出信号を受信する。
ターミナルCPU61はさらにレバー機構の角度センサ部455からX軸方向とY軸方向の移動量(角度)の角度合成情報を受信し、指当て/決定ボタン453から操作信号を受信する。
I/O制御部63はX軸方向とY軸方向の角度情報を受信すると、X軸方向とY軸方向の角度合成処理を行い、振れの方向が決まった角度情報をターミナルCPU61に送信する。
ターミナルCPU61はI/O制御部63を介してメダル払い出し駆動部70を制御し、メダル払い出し駆動部部70はアウトホッパー69からメダル供給通路を介してメダルを押し出す。これによりメダル払い出し口44にメダルが払い出される。またムービングガイド8を駆動制御し左右に往復動させる。ターミナルCPU61は映像出力インタフェース67を通じて映像出力装置であるモニタ41に画像データを送出し、モニタ41にゲーム画像などを表示させる。また、サウンド出力インタフェース65を通じてサウンド信号をサウンド出力装置であるスピーカ66に送出し、スピーカ66からゲームに関するサウンドを出力させる。メモリ部62はターミナルCPU61が演算を行うときに使用する作業エリアであり、一時的なデータ格納に用いられる。
ターミナルCPU61はROM64からメダルゲームプログラムおよびその制御プログラムを読み出することにより、メダルゲームの各処理を行うことができ、メダルゲーム機の制御を司るゲーム制御部61aの他に、メダル獲得賞発生部61bおよび機構制御部61cの各機能部を有する。ゲーム制御部61aはゲームに関する信号の入出力処理,待ち受け画面表示処理,複数のコース対応にそれぞれガイドラインを形成するとともにガイドライン終端に判定ラインを形成し、各ガイドラインの始端から終端に任意の長さのカラーバーを移動させるなどのゲーム画像表示処理を行う。
メダル獲得賞発生部61bはカラーバーが判定ラインに差しかかったとき、メダルが検出されると、カラーバーの長さに応じたメダル数を獲得する。そしてパネル破壊条件で示された色と同じカラーバーであれば、ゲージをアップ処理する。
機構制御部61cは獲得した数のメダルをアウトホッパーから払い出すようにメダル払い出し駆動部70に対し駆動信号を送出する。
図12は本発明によるメダルゲームシステムのレバー操作・メダル投入からメダル獲得までの流れを説明するためのフローチャートである。図12に沿って図6,図9,図11などを用いて流れを説明する。
待ち受け状態では、システム制御部51aは大型モニタ1に複数のパネルを表示した状態で待ち受けるとともにスピーカ2から待ち受けのサウンドを出力している。
プレイヤがメダルゲーム機4a〜4cの前の座席に座ってレバーのグリップを握り、大型モニタ1の複数のパネルの1つを狙うためレバー操作する(ステップ(以下「S」という)001)と、その角度情報が角度センサ455よりI/0制御部63を介してターミナルCPU61に送られる。ターミナルCPU61はターミナル制御部53を介して前記角度情報をメインCPU51のパネル破壊メダル獲得ゲーム実行部51bに送出する。パネル破壊メダル獲得ゲーム実行部51bは角度情報を用いて演算して大型モニタ1に表示されるターゲットマーカを移動させる処理を行う。
これにより図6に示すようにターゲットマーカ1Pは画面上を動く。プレイヤは狙ったパネルの1つにターゲットマーカ1Pを重ねた状態で指当て/決定ボタン453を押すと、その決定情報はターミナルCPU61に送られる。ターミナルCPU61はどのパネルにターゲットマーカ1Pが重なっているかの情報がメインCPU51から送られてくるため、重ねられたパネル対応のパネル破壊条件をメダルゲーム機のモニタ41に表示する(S002)。図6にパネル破壊条件として「緑色のバーにメダルを当てて、ゲージを満タンにしろ!」という表示例が示されている。
ターミナルCPU61は引き続き図9に示すようにカラーバー31a〜31fがガイドライン35a〜35dのラインにそって画面下部に流れる画像を表示する。
プレイヤは緑色のバーが流れているライン対応のチェッカにメダルを入るためメダルシューティングガイド456の向きを変えるようにレバー機構461のグリップ451を操作し、緑色のバーが判定ラインの位置に達したときにメダルがチェッカセンサ16を通過するようなタイミングを見計らってメダルを投入する(S003)。
これによりメダルがメダル投入センサ458,エントリセンサ457を通過すると、メダル投入センサ458,エントリセンサ457からメダル検知の情報がターミナルCPU61に送られる(S004)。また、角度センサ部455から角度情報がI/O制御部63を介してターミナルCPU61に送られる(S005)。さらにメダルがチェッカセンサ16を通過すると、ライン対応のセンサからメダル通過の情報がターミナルCPU61に送られる(S006)。
このような情報がターミナルCPU61に送られ、ゲーム処理が行われる(S007)。すなわち、メダルエントリー機構で投入されたメダルはメダル投入センサ458およびエントリセンサ457で検知され、プレイエリアのムービングガイド8に排出され、排出方向とは逆方向に落下し、滑り台5を滑っていくことになる。ゲーム制御部61aは例えば図9に示すカラーバー移動の画像をモニタ41に表示しており、各コースについてカラーバーが判定ライン36に到達しているときに、メダルがチェッカセンサ16によって検出されるか否かを監視している。カラーバーが判定ラインに達していないときにメダルが検出された場合には、つぎのメダル投入を待つ。なお、メダル投入センサ458でメダル検知が送出されたが、エントリセンサ457でメダル検知の信号が出力されない場合には、ターミナルCPU61はメダルエントリー機構でメダルの詰まりが生じたと判断し、メダルゲーム機の進行を停止させる処理を行う。
プレイヤはこのような操作を繰り返しカラーバーが判定ライン36に達ったときにメダルが検出された場合、つぎのメダル投入検出を待つとともにその制御をメダル獲得賞発生部61bに渡す。メダル獲得賞発生部61bはカラーバーの長さに対応のメダル枚数を演算する。これにより払い出されるメダル数が決定し、ゲーム制御部61aによってヒットがディスプレイに表示される。またゲーム制御部61aは条件で示されている色と同じカラーバーであれば、その分のノルマゲージ37をアップ表示する。機構制御部61cは払い出すメダル枚数対応の駆動信号をメダル払い出し駆動部70に送出し、アウトホッパー69より指示された枚数のメダルがメダル排出口からメダル払い出し口44に払い出される(S008)。ゲーム制御部61aはこのようにメダル払い出しをしたときゲーム条件を達成したか否かを判定する(S009)。図9の例では緑ゲージが満タンの状態になった場合クリアとなる。
ゲーム条件を達成していない場合、つぎに時間切れか否かを判定し(S010)、時間切れでなければ、S003のレバー操作,メダル投入を続行する。時間切れであれば、S001のゲーム当初の状態に戻り、再度レバー操作によりゲームを行うことができる。
条件を達成した場合、ゲーム制御部61aはメダル大量獲得などの報酬処理を行う。例えば、モニタ41に図13(a)に示すように「ノルマクリア!パネル破壊、メダル60枚」と表示し、機構制御部61cの制御によって60枚のメダルの払い出しを行う。また、ノルマクリアのパネル破壊のための情報をメインCPU51に送る。パネル破壊メダル獲得ゲーム実行部51bはターゲットマーカと重ねられたパネルを画面から消去する処理を行う。そして、破壊パネル数表示部15のメダルゲーム機対応の破壊ブロック数を更新する。条件達成により、S001に戻り、つぎのパネル破壊へと進むことができる。
このようにノルマクリアによりパネルを破壊でき、そのパネルに隠された褒章を得ることができる。基本的には上述したように大量メダルの獲得である。この他にジャックポットなどのボーナスも含まれている。ジャックポットは、大型モニタ上の特定のパネルにターゲットマーカを合わせ、メダルゲーム機モニタに表示されるパネル破壊条件が表示され、例えば赤色のバーが判定ラインに達したときに対応のチェッカセンサでのメダル検出でメダルを払い出し、赤色ゲージが満タンになったとき発生するものである。ジャックポットは通常の褒章と異なり、大量のメダルを獲得できる。
また、ゲーム中、レバーコントローラ型エントリー機構を利用したミニゲームも可能である。図13(b)にミニゲームを行う場合のモニタの表示例を示している。
以上の実施の形態は、メダルゲーム機として画面の各ガイドラインに各色のカラーバーを流し、判定ラインに達したときに、対応のチェッカセンサでメダルを検出した場合に、メダルを獲得する例を示したが、メダルゲーム機のゲーム内容はこのゲームに限らず、メダル投入で所定の処理を行うものであっても良い。
メダル制御装置のゲームとして大型モニタに多数のパネルを表示し、これにメダルエントリ機構のプレイヤのレバー操作による角度情報を受信して、ターゲットマーカを各方向に移動させ、パネルに重ねて決定する処理の例を示したが、大型モニタ上のゲームの種類はパネル破壊のゲーム以外で実行することもできる。
ゲームセンタやイベント会場に設置される、業務用メダルゲームシステムである。
本発明によるメダルゲームシステムの構成例を示す斜視図である。 メダルゲーム機であるターミナル筐体の実施の形態を示す斜視図である。 図2のメダルエントリー機構の詳細を示す斜視図である。 メダルエントリ機構のジョイント筐体内構造を示す斜視図である。 メダルエントリー機構のレバー部分のメダル投入および操作を説明するための図である。 大型モニタに映し出されたビデオゲームの一例を説明するための図である。 レバー機構の操作によるメダルシューティングガイドの角度情報に基づき大型モニタに表示されたターゲットマーカの例およびメダルゲーム機モニタ上のゲーム内容の表示例を示す図である。 メダルゲーム機のプレイエリアの詳細を説明するための図である。 ムービングガイドの動作を説明するための図である。 メダルゲーム機モニタに表示される多数のカラーバーの移動例を説明するための図である。 メダルゲーム機モニタ上の1つのカラーバーの動きに対するカラーメダル検出のタイミングを説明するための図である。 本発明によるメダルゲームシステムの回路の実施の形態を示す回路図である。 本発明によるメダルゲームシステムのレバー操作・メダル投入からメダル獲得までの流れを説明するためのフローチャートである。 ボーナスメダル獲得をする場合のモニタの表示例およびミニゲームを行う場合のモニタの表示例をそれぞれ示す図である。
符号の説明
1 大型モニタ
2 スピーカ
3 メイン制御装置
4,4a,4b,4c ターミナル筐体(メダルゲーム機)
5 滑り台
6,6a,6b,6c メダル
7 手
8 ムービングガイド
11 ボーナスメダル枚数表示部
12 制限時間表示部
13 パネル
15 破壊パネル数表示部
16 チェッカセンサ
21 メダル
31a〜31f カラーバー
32 ゲーム内容表示部
35a〜35d ガイドライン
36 判定ライン
37 ゲージ
41 モニタ
42 チェッカ部
44 メダル払い出し口
45 レバーコントローラ型メダルエントリー機構
50 メイン制御回路
51 メインCPU
60 ターミナル制御回路
61 ターミナルCPU
451 グリップ
452 指当て
453 指当て/決定ボタン
454 メダル投入口
455 角度センサ部
456 メダルシューティングガイド

Claims (7)

  1. メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、
    該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、
    前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、
    プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、
    プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、
    前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用いることを特徴とするレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  2. メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、
    該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、
    前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、
    プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、
    プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、
    前記レバー機構はグリップを有し、前記メダルシューティングガイドが前記グリップに対し略90度の向きで接続されており、グリップを握ったとき、親指が添えられる位置に前記メダルシューティングガイドが向いた方向を確定するための決定ボタンを備えるとともに前記メダルシューティングガイドの前記グリップの接続付近にメダル投入口を有し、メダル投入口に投入されたメダルは前記メダルシューティングガイドの溝を通ってメダル放出端に案内されることを特徴とするレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  3. 前記レバー機構はグリップを有し、前記メダルシューティングガイドが前記グリップに対し略90度の向きで接続されており、グリップを握ったとき、親指が添えられる位置に前記メダルシューティングガイドが向いた方向を確定するための決定ボタンを備えるとともに前記メダルシューティングガイドの前記グリップの接続付近にメダル投入口を有し、メダル投入口に投入されたメダルは前記メダルシューティングガイドの溝を通ってメダル放出端に案内されることを特徴とする請求項1記載のレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  4. メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、
    該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、
    前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、
    プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、
    プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、
    前記メダルシューティングガイドの角度センサ部は、矩形筐体形状のジョイントに内蔵され、垂直方向に傾斜する角度と水平方向に傾斜する角度をそれぞれ検出する角度センサを有し、
    前記2つの角度センサの角度情報は、前記メダルゲーム機筐体の回路部で合成処理することにより前記メダルシューティングガイドの振れた方向の情報を算出し、
    かつ、前記メダルシューティングガイドの放出端は前記ジョイントを支点として振れることを特徴とするレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  5. 前記メダルシューティングガイドの角度センサ部は、矩形筐体形状のジョイントに内蔵され、垂直方向に傾斜する角度と水平方向に傾斜する角度をそれぞれ検出する角度センサを有し、
    前記2つの角度センサの角度情報は、前記メダルゲーム機筐体の回路部で合成処理することにより前記メダルシューティングガイドの振れた方向の情報を算出し、
    かつ、前記メダルシューティングガイドの放出端は前記ジョイントを支点として振れることを特徴とする請求項1,2または3記載のレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  6. メダルエントリー機構,投入されたメダルを前記メダルエントリー機構のメダルシューティングガイドで案内してメダル滑動部に送り出し、チェッカ部に導くためのプレイエリアおよびビデオゲームを表示するモニタを有する複数のメダルゲーム機筐体と、
    該複数のメダルゲーム機との間でゲームのための信号を送受信し、複数のメダルゲーム機が共通して参加するビデオゲームを表示するメインモニタを有するメイン制御装置とを備えるメダルゲームシステムであって、
    前記各メダルゲーム機筐体のメダルエントリー機構は、
    プレイヤの手動で操作され、前記メダルシューティングガイドの放出端の角度を変えるレバー機構を有するとともに前記角度の水平,垂直方向の角度移動を検出するメダルシューティングガイドの角度センサ部および角度決定のための決定ボタンを有し、
    プレイヤが前記レバー機構の操作で前記メダルシューティングガイドの方向を変えて前記メインモニタの画面の任意の位置を狙い、その角度情報が、前記決定ボタンで決定すると、その角度情報の決定情報が、前記メダルゲーム機筐体の回路部を介して前記メイン制御装置に送出され、該角度情報および決定情報は前記メイン制御装置で共通して参加するビデオゲームを処理する情報とし、
    前記メダルゲーム機のメダル滑動部は、
    メダル放出方向に対し左右に揺動し、メダル放出方向に対し上昇するように傾けて設置された透明板のムービングガイドと、前記ムービングガイドの下部であって、前記メダル放出方向に対し下降するように傾けて設置され、端部にチャッカ部が配置された滑り台からなり、
    前記滑り台を複数のコースに分ける位置に対応して前記チャッカ部にチャッカセンサを有し、
    前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用い、該ターゲットがメインモニタ中のオブジェクトと重なった場合、前記メダルゲーム機のモニタに対応の処理を表示してメダルゲームを行うことを特徴とするレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
  7. 前記メダルゲーム機のメダル滑動部は、
    メダル放出方向に対し左右に揺動し、メダル放出方向に対し上昇するように傾けて設置された透明板のムービングガイドと、前記ムービングガイドの下部であって、前記メダル放出方向に対し下降するように傾けて設置され、端部にチャッカ部が配置された滑り台からなり、
    前記滑り台を複数のコースに分ける位置に対応して前記チャッカ部にチャッカセンサを有し、
    前記メイン制御装置はメダルシューティングガイドの角度移動の情報をメインモニタ上の位置を表すターゲットとして用い、該ターゲットがメインモニタ中のオブジェクトと重なった場合、前記メダルゲーム機のモニタに対応の処理を表示してメダルゲームを行うことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のレバーコントローラ型メダルエントリー機構。
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