JP4780853B2 - 殺虫マット及びこれを用いた加熱蒸散殺虫方法 - Google Patents

殺虫マット及びこれを用いた加熱蒸散殺虫方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、殺虫成分を含有する殺虫マット、及びこれをポータブル加熱蒸散装置の放熱板上に載置して該殺虫成分を蒸散させる加熱蒸散殺虫方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より殺虫等の目的で殺虫成分を加熱蒸散させる方法として、▲1▼蚊取線香、▲2▼電気蚊取マットなどが愛好され、近年、▲3▼液体蚊取、すなわち薬液中に吸液芯を浸漬し、芯上部を加熱して薬液を加熱蒸散させる方法も普及している。
このうち、電気蚊取マットは、殺虫成分を含浸させた繊維質製マットを、加熱蒸散装置の放熱板上に載置し、通電により加熱して殺虫成分を蒸散させるもので、放熱板の中心部の温度は通常140〜180℃の範囲に設定され、6畳の部屋で8〜10時間有効なものとしては、例えば殺虫成分・アレスリンが1枚あたり約40mg配合されている。このような電気蚊取マットは、あくまで密閉された室内用であり、また当然のことながら電源のない屋外では使用できない。このため、電池や液化ガスの酸化熱あるいは燃焼熱を利用した携帯用蚊取の開発も進められ、例えば、特公平5−81801号公報には、管内で燃料を火炎燃焼させて加熱部材である筒を加熱するバーナー手段と、このバーナー手段に燃料を供給する使い捨て可能で取り替え可能な燃料カートリッジを有し、この燃料カートリッジは燃料の流れを制御する燃料供給弁手段を有してなるポータブル加熱蒸散装置が開示されている。そして、最近このポータブル加熱蒸散装置を利用した蚊取セットも市販されているが、使用時間が4時間程度と短く、殺虫効力の持続性等の点で改良が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ポータブル加熱蒸散装置に適用されるとともに、屋外などの開放系空間でも8時間以上連続して殺虫効力が持続する殺虫マット、及びこれを用いた加熱蒸散殺虫方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
上記目的を達成するため、本発明者らは、繊維質製マットの形状やこれに含浸される殺虫成分の種類と組成、ならびにポータブル加熱蒸散装置の性能との組合せを検討することによって、屋外などの開放系空間でも8時間以上連続して殺虫効力を持続せしめうることを発見した。
【0005】
すなわち、請求項1の発明は、大きさが1000〜2500mm2 の繊維質製マットに、1枚あたり、殺虫成分としてアレスリンを250〜600mgと、揮散抑制剤としてピペロニルブトキサイドを600〜1000mg、ならびに2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン及び3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソールから選ばれた少なくとも1種を10〜100mg含有し、しかも、放熱板の大きさが1000〜2500mm2 でその中心部の温度が150〜190℃であり、かつその端部との温度差が10℃以内であるポータブル加熱蒸散装置の該放熱板上に載置して使用される殺虫マットに係る。
【0006】
本発明では、従来の室内密閉空間用とは異なり、単位時間あたりの殺虫成分の蒸散量を高め、開放系空間でも十分な殺虫効力を発揮させるために、大きさが1000〜2500mm2 の繊維質製マットが使用される。
繊維質製マットの材質としては、パルプ、リンター、あるいはその混成品等、従来蚊取マットと同質のものを使用でき、厚みとしては1.5〜3.0mm程度のものが使いやすい。
【0007】
本発明で用いられる殺虫成分は、安全性の高いピレスロイド系化合物のアレスリンである。アレスリンは、20℃における蒸気圧が5.6mPaで、開放系空間で使用される加熱蒸散装置用の殺虫成分として適している。なお、化学構造中の不斉炭素に基づく光学異性体、例えばピナミンフォルテ、バイオアレスリン、エスバイオスリンやエスビオールの各々ならびに任意の混合物も本発明の殺虫成分に包含されるのはもちろんである。
また、前記アレスリンは1枚あたり250〜600mg配合される。250mgより少ないと当然のことながら、長時間にわたり殺虫効力を発揮しえないし、一方、600mgを越えると殺虫マットへの含浸の際に困難が伴うので好ましくない。
【0008】
本発明の殺虫マットは、開放系空間における殺虫効力を持続させるために、揮散抑制剤を含有する。揮散抑制剤としては、アレスリンに好適なピペロニルブトキサイドを600〜1000mgと、これに2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン(化合物A)、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(化合物B)及び3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール(化合物C)から選ばれた少なくとも1種を10〜100mg組み合わせて用いられる。すなわち、揮散抑制剤として知られるピペロニルブトキサイド以外の化合物、例えば、ステアリン酸ブチルやオクタクロロジプロピルエーテルなどは不適当で、しかもピペロニルブトキサイド単独では満足のいく揮散抑制効果が得られず、本発明はピペロニルブトキサイドに加えて、化合物A,化合物B及び化合物Cから選ばれた少なくとも1種を組み合わせたことに特徴を有するものである。
なお、ピペロニルブトキサイドの配合量が600mg未満では揮散抑制効果が劣り、一方、1000mgを越えると殺虫効力が抑制される外、殺虫マットへの含浸の際に困難を伴うので好ましくない。
【0009】
上記化合物A,化合物B及び化合物Cから選ばれた少なくとも1種は、マット1枚あたり10〜100mg、好ましくは30〜60mg配合され、連合的に揮散抑制作用を奏する。10mg未満では揮散抑制効果がみられず、一方、100mgを超えると殺虫効力が抑制される。また、これらの化合物は結晶状であるため、100mgを超えると溶解しにくいという問題も有する。上記3種の化合物のなかでは、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン(化合物A)が最も好ましく、ピペロニルブトキサイドとの組み合わせで、特にすぐれた揮散性能を発揮し長期間にわたり殺虫効力が持続する。
【0010】
本発明の殺虫マットを調製するにあたっては、通常、上記したアレスリン、及び揮散抑制剤に、香料、色素等を添加し、更に灯油等の溶剤を加えた原液が用いられる。ただし、殺虫マットの最大保持液量には限度があるので、例えば、大きさが35×50mmで厚さが2.0mmのマットでは、原液量を1枚あたり1.5g以内に抑えるのが好ましい。
【0011】
また、本発明では、アレスリン以外の殺虫成分、例えばフラメトリン、プラレトリン、エムペントリン、トランスフルスリン等や、殺ダニ剤、忌避剤、ヒノキチオール、リナロール、シトラール、ピネン、メントール、テルペンアルコール類等の空間用殺菌・抗菌剤、防黴剤等をアレスリンの蒸散性を損なわない範囲で添加し多目的組成物とすることもできる。
【0012】
本発明で用いるポータブル加熱蒸散装置は、屋外などの開放系空間で使用されるため、室内用に比べてより効率的でしかも高い熱エネルギーを必要とする。このため、放熱板としては、その大きさが1000〜2500mm2 でその中心部の温度が150〜190℃であり、かつその端部との温度差が10℃以内であるものが具備される。そして、この加熱温度を安定に持続しえるポータブル加熱蒸散装置として、特公平5−81801号に記載の装置、すなわち、管内で燃料を火炎燃焼させて加熱部材である筒を加熱するバーナー手段と、このバーナー手段に燃料を供給する使い捨て可能で取り替え可能な燃料カートリッジを有し、この燃料カートリッジは燃料の流れを制御する燃料供給弁手段を有しているタイプが好適である。燃料はブタンガスが一般的で、例えばブタンガス12g入り燃料カートリッジをこの加熱蒸散装置に装填すれば、約10時間程度連続使用が可能である。
【0013】
また、本発明で用いるポータブル加熱蒸散装置には、加熱手段、放熱板、燃料供給手段等の外、スイッチ、安全保護カバー、発熱インジケーター等が適宜付設されるが、その仕様は特に限定されず、従来の加熱蒸散装置に準じて決定すればよい。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ポータブル加熱蒸散装置として特に前記カートリッジ燃料火炎燃焼タイプを用いたものである。
【0015】
請求項3の発明は、大きさが1000〜2500mm2 の繊維質製マットに、1枚あたり、殺虫成分としてアレスリンを250〜600mgと、揮散抑制剤としてピペロニルブトキサイドを600〜1000mg、ならびに2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン及び3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソールから選ばれた少なくとも1種を10〜100mg含有させ、この繊維質製マットを、放熱板の大きさが1000〜2500mm2 でその中心部の温度が150〜190℃であり、かつその端部との温度差が10℃以内であるポータブル加熱蒸散装置の該放熱板上に載置して使用し、開放系の空間で8時間以上連続して殺虫効力を持続せしめるようになした加熱蒸散殺虫方法に係るものである。
【0016】
請求項4の発明は、請求項3の構成において、ポータブル加熱蒸散装置として特に前記カートリッジ燃料火炎燃焼タイプを用いたものである。
【0017】
かかる構成の殺虫マットとポータブル加熱蒸散装置の組合せによれば、キャンプ、釣り、バーベキュー、庭仕事など、開放系空間で使用する場合に特に有用である。そして、蚊、ハエ等の衛生害虫、ブユ、ユスリカ、イガ、コイガ、カツオブシムシ等の不快害虫等に対して8時間以上にわたり高い殺虫効力を持続し、しかも安全性、使用性等にもすぐれている。
【0018】
【実施例】
次に、本発明を実施例及び試験例を用いて更に詳細に説明する。
【0019】
実施例1.
大きさが35×50mm(1750mm2 )で厚みが2.0mmの繊維質製マットに、殺虫成分としてdl,d−シス/トランスーアレスリン(商品名:ピナミンフォルテ)を500mg、揮散抑制剤として、ピペロニルブトキサイドを800mgと2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノンを50mg、微量の香料、青色染料及び少量の灯油を配合したマット原液を含浸させた。この殺虫マットを、図1に示す加熱蒸散装置本体(1)の放熱板上(2)〔大きさが35×50mm(1750mm2 )、中心部の放熱板温度;180℃、端部の放熱板温度(頂点から内側5mmの位置);178℃〕に載置し、ブタンガス12gを充填した燃料カートリッジ(図示せず)をカートリッジ収納部(3)に装填した。スイッチ(4)を入れ、バーベキューの場で使用したところ、10時間以上にわたり十分な蚊防除効果を示した。また装置に付設された安全保護カバー(5)により放熱板に触れる恐れがなく、安全性の点でも問題はなかった。
【0020】
実施例2.
大きさが30×42mm(1260mm2 )で厚みが2.5mmの繊維質製マットに、殺虫成分としてd−トランスーアレスリン(商品名:エスバイオスリン)を300mg、揮散抑制剤として、ピペロニルブトキサイドを800mgと3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエンを50mg、微量の青色染料を含む灯油溶液を含浸させた。得られた殺虫マットを、実施例1の加熱蒸散装置本体(1)の放熱板上(2)〔大きさが35×50mm(1750mm2 )、中心部の放熱板温度;170℃、端部の放熱板温度(頂点から内側5mmの位置);167℃〕に載置して屋外に設置したテント内で使用したところ、10時間にわたり蚊の刺咬を受けることはなかった。
【0021】
試験例1.
実施例1及び実施例2に準じて表1に示す殺虫マットを調製し、所定の加熱蒸散装置に装填して殺虫効力試験を行った。
〔殺虫効力試験〕:屋外に設置した2m3 の風窓付きテント内で、試験開始1時間後と8時間後にテントの天井からアカイエカ約20匹を入れた網箱を吊るし、その仰転効果を評価した。表1に示す値は、ピナミンフォルテ0.3%を含有する蚊取線香の効力を1.00とした場合の相対有効比で示した。
【0022】
【表1】
Figure 0004780853
【0023】
試験の結果、特定の殺虫マットと、特定のポータブル加熱蒸散装置を組み合わせた本発明は、8時間以上にわたり優れた殺虫効力を保持し、便利なうえ極めて実用的であった。なお、揮散抑制剤として、ピペロニルブトキサイドと組み合わせて用いられる化合物A、化合物B及び化合物Cのなかでは、アレスリンを長期間にわたり、より安定に揮散させえる点において化合物Aの2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノンが最も好ましかった。
これに対し、アレスリンの配合量が250mg未満(対照例1)では、当然のことながら殺虫効力が不足し、ピペロニルブトキサイドの配合量が600mg未満の場合(対照例2)、あるいは化合物Aの配合量が10mg未満の場合(対照例3)には、アレスリンの揮散抑制作用が十分でなく殺虫効力の持続性が劣った。一方、対照例4のように、ピペロニルブトキサイドの配合量が1000mgを越える場合や、対照例5のように、化合物Aの配合量が100mgを越える場合、殺虫効力が抑制される外、揮散抑制剤の溶解や調製原液の殺虫マットへの含浸工程で困難を伴い好ましくなかった。また、ピペロニルブトキサイドの替わりにステアリン酸ブチルを用いた場合(対照例6)、殺虫成分としてプラレトリンを用いた場合(対照例7)やエムペントリン(20℃における蒸気圧;87mPa)を用いた場合(対照例8)では、殺虫効力の持続性の点で満足のいく性能が得られなかった。従って、処方的に、殺虫成分としてのアレスリンと、揮散抑制剤としてピペロニルブトキサイド、ならびに化合物A、化合物B及び化合物から選ばれた少なくとも1種を特定の範囲で組み合わせた組成物が最適であることが認められた。更に、殺虫マットの大きさが1000mm2 未満の場合(対照例9)や、所定の放熱板温度を安定に維持できないポータブル加熱蒸散装置(対照例10,11)を用いた場合も、開放系空間用途を意図する本発明の目的に合致しなかった。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、ポータブル加熱蒸散装置に適用され、開放系空間でも8時間以上連続して殺虫効力を持続しえる殺虫マット、及びこれを用いた加熱蒸散殺虫方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるポータブル加熱蒸散装置の平面図である。
【符号の説明】
1:ポータブル加熱蒸散装置本体
2:放熱板
3:カートリッジ収納部
4:スイッチ
5:安全保護カバー

Claims (4)

  1. 大きさが1000〜2500mm2 の繊維質製マットに、1枚あたり、殺虫成分としてアレスリンを250〜600mgと、揮散抑制剤としてピペロニルブトキサイドを600〜1000mg、ならびに2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン及び3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソールから選ばれた少なくとも1種を10〜100mg含有し、しかも、放熱板の大きさが1000〜2500mm2 でその中心部の温度が150〜190℃であり、かつその端部との温度差が10℃以内であるポータブル加熱蒸散装置の該放熱板上に載置して使用されることを特徴とする殺虫マット。
  2. ポータブル加熱蒸散装置が、管内で燃料を火炎燃焼させて加熱部材である筒を加熱するバーナー手段と、このバーナー手段に燃料を供給する使い捨て可能で取り替え可能な燃料カートリッジを有し、この燃料カートリッジは燃料の流れを制御する燃料供給弁手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の殺虫マット。
  3. 大きさが1000〜2500mm2 の繊維質製マットに、1枚あたり、殺虫成分としてアレスリンを250〜600mgと、揮散抑制剤としてピペロニルブトキサイドを600〜1000mg、ならびに2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン及び3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソールから選ばれた少なくとも1種を10〜100mg含有させ、この繊維質製マットを、放熱板の大きさが1000〜2500mm2 でその中心部の温度が150〜190℃であり、かつその端部との温度差が10℃以内であるポータブル加熱蒸散装置の該放熱板上に載置して使用し、開放系の空間で8時間以上連続して殺虫効力を持続せしめるようになしたことを特徴とする加熱蒸散殺虫方法。
  4. ポータブル加熱蒸散装置が、管内で燃料を火炎燃焼させて加熱部材である筒を加熱するバーナー手段と、このバーナー手段に燃料を供給する使い捨て可能で取り替え可能な燃料カートリッジを有し、この燃料カートリッジは燃料の流れを制御する燃料供給弁手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の加熱蒸散殺虫方法。
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