JP4780654B2 - 水素ガスセンサ - Google Patents

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本発明は、被測定ガス中の水素ガス成分を検出する水素ガスセンサに関する。
近年、地球環境や自然保護等に対する社会的要求から、効率の高いクリーンなエネルギー源として、種々の燃料電池の研究が活発に行われている。これらの燃料電池のうち、例えば、家庭用や車載用のエネルギー源として固体高分子型燃料電池(PEFC)の開発が期待されている。このような固体高分子型燃料電池を用いた燃料電池システムでは、燃料ガスとして水素ガスが用いられており、水素ガスは燃料電池の燃料極側に接続された燃料配管を通して燃料電池に供給される。
上述のような燃料電池システムにおいては、水素ガスが燃料配管から外部等に漏洩すると水素ガスが爆発するおそれがあるため、当該燃料電池システムには、水素ガスの漏洩の有無を検出し得る水素ガスセンサが配置されている。このような水素ガスセンサとして、下記非特許文献1、非特許文献2にて開示されたものが知られている。
Frederic Favier、Erich C. Walter、Michael P. Zach、ThorstenBenter、Reginald M. Penner、「Hydrogen Sensors and Switches from ElectrodepositedPalladium Mesowire Arrays」、SCIENCE、293巻、2001年9月21日、pp.2227-2231 Xueyan Du、Yuan Wang、Yongyan Mu、Linlin Gui、Ping Wang、YouqiTang、「A New Highly Selective H2 Sensor Based on TiO2/PtO-PtDual-Layer Films」、Chem. Matter.、14巻、2002年、pp.3953-3957
しかしながら、上記非特許文献1に開示された水素ガスセンサでは、応答性が優れているものの、センサ感度が小さいという問題がある。また、上記非特許文献2に開示された水素ガスセンサでは、センサ感度が大きいものの、応答性が遅いという問題がある。このため、大きなセンサ感度を有し、且つ、応答性に優れた水素ガスセンサの開発が望まれている。
本発明はかかる問題に鑑みなされたものであり、大きなセンサ感度及び優れた応答性を同時に有した水素ガスセンサの提供を目的とする。
本発明者等は、感応体を構成する感応体材料について種々の検討を行ったところ、固体超強酸に貴金属を含有させた材料を感応体に適用することで、センサ感度が大きく、且つ、応答性に優れた水素ガスセンサが得られることを見いだし、本発明に至った。
即ち、上記問題の解決にあたり、本発明にかかる水素ガスセンサは、請求項1の記載によれば、一対の電極と、一対の電極に接して設けられて、被測定ガス中の水素成分に応じて電気的に変化する特性を有する感応体と、を備えた水素ガスセンサであって、感応体は、固体超強酸を主成分とし貴金属を含有してなる材料から構成されてなることを特徴とする。
このように、固体超強酸に貴金属を含有させた材料を感応体に適用することにより、センサ感度が大きく、応答性に優れた水素ガスセンサとすることができる。なお、「固体超強酸を主成分」とは、感応体中の固体超強酸の質量含有比率が最も高くなっていることを意味しており、本発明の作用・効果が十分実現される限りにおいて、任意の副成分を許容するものである。また、貴金属の含有量は、感応体における固体超強酸と貴金属との合計を100(重量%)としたときに、1(重量%)以下(但し、0(重量%)は含まない)であることが好ましい。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の水素ガスセンサであって、固体超強酸は、WO/ZrO、SO 2−/ZrO、PO 3−/ZrO、SO 2−/TiOから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
このように、固体超強酸は、WO/ZrO、SO 2−/ZrO、PO 3−/ZrO、SO 2−/TiOから選ばれる少なくとも1種を用いることにより、センサ感度及び応答性がより一層優れた水素ガスセンサとすることができる。
さらに、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項1又は請求項2に記載の水素ガスセンサであって、貴金属は、Pt、Rh、Pdから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
このように、貴金属として、Pt、Rh、Pdから選ばれる少なくとも1種を用いることにより、センサ感度及び応答性がより一層優れた水素ガスセンサとすることができる。
以下、本発明の実施形態にかかる水素ガスセンサについて図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明にかかる水素ガスセンサの一実施形態を示している。当該水素ガスセンサ100は、図1〜図3から分かるように、アルミナ製基板10と、両櫛歯電極20、30と、感応層40とを備えている。なお、当該水素ガスセンサ100は、例えば、固体高分子型燃料電池を用いた燃料電池システムに適用され、当該燃料電池システムから外部等に漏洩する水素ガスの検出を行う。
一対の電極20、30は、図2或いは図3から分かるように、基板10の表面のうち図3にて図示右側表面部位(以下、電極側表面部位ともいう)上に櫛歯状に交差して設けられている。ここで、電極20の櫛歯部が、電極30櫛歯部の間に櫛歯状に交差している。なお、一対の電極20、30は、100(重量%)の金(Au)でもって形成されている。
また、一対の電極20、30は、その各接続端子21、31(図2及び図3参照)にて、両リード11、12の各内端部上に重畳されて電気的に接続されている。なお、両リード11、12は、基板10の表面のうち図3にて図示左側表面部位(以下、リード側表面部位ともいう)上に互いに並行に形成されている。
感応層40は、基板10の表面のうちその上記電極側表面部位上に両櫛歯状電極20、30を被覆するように、水素ガスセンサ用感応層材料でもって形成されている。本実施形態では、水素ガスセンサ用感応層材料として、10(重量%)WO/ZrOの固体超強酸を主成分とし白金(Pt)を含有した材料を用いている。
また、当該水素ガスセンサ100は、図2に示すごとく、測温抵抗体50及びヒータ60を備えており、これら測温抵抗体50及びヒータ60は、基板10に内蔵されている。
測温抵抗体50は、白金抵抗体からなるもので、この測温抵抗体50は、基板10内にて感応層40の近傍直下に位置している。また、ヒータ60は、例えば、アルミナを含有する白金ペーストの焼結体でもって蛇行パターン状に形成されており、このヒータ60は、測温抵抗体50よりも図2にて図示下側にて基板10に内蔵されている。これにより、このヒータ60は、測温抵抗体50の抵抗値(温度に対応する)に基づき、感応層40を一定温度に制御するようになっている。
以上のように構成した水素ガスセンサ100では、交流電圧が交流電源(図示しない)から両リード11、12を介して両櫛歯状電極20、30間に印加されることで、感応層40において両櫛歯状電極20、30間に生ずるインピーダンスを測定する。そして、当該インピーダンスは、感応層40の外面に接触する被測定ガス中の水素ガス成分の濃度に応じて変化する。
次に、以上のように構成した当該水素ガスセンサ100の製造方法について説明する。
1.両櫛歯状電極20、30の作製
両リード11、12、測温抵抗体50及びヒータ60が形成されたアルミナ製基板10を準備する。ここで、両リード11、12は基板10の上記リード側表面部位上に互いに並行に形成されている。また、測温抵抗体50及びヒータ60は基板10に内蔵されている。そして、100(重量%)の金(Au)からなるペーストを用いて、一対の電極20、30の櫛歯状に対応する電極パターンを、基板10の上記電極側表面部位上にスクリーン印刷する。ここで、上記電極パターンのうち電極20の櫛歯部に対応する部位と電極30の櫛歯部に対応する両部位との間の間隔は100(μm)となるように、上記スクリーン印刷がなされる。
このように電極パターンをスクリーン印刷してなる基板10を、55(℃)にて1(時間)の間、乾燥し、然る後、1000(℃)にて1(時間)の間、焼き付けを行って、基板10の上記電極側表面部位上に一対の電極20、30を作製する。
2.感応層40の作製
まず、オキシ硝酸ジルコニウムを純水に溶解させて、オキシ硝酸ジルコニウム水溶液を作製する。ついで、オキシ硝酸ジルコニウム水溶液にアンモニア水を加えて、水素イオン指数をpH8に調整し、水酸化ジルコニウムの懸濁液を作製する。
然る後、水酸化ジルコニウム懸濁液から水酸化ジルコニウムを吸引して濾過し、このように濾過した水酸化物を純水で洗浄する。ついで、このように洗浄した水酸化物を、110(℃)にて24(時間)の間、乾燥機でもって乾燥する。
その後、このように乾燥した水酸化物を、マッフル炉により、400(℃)にて24(時間)の間、仮焼成する。これにより、広い表面積を有するジルコニア粉末(ZrO粉末)が製造される。
一方、タングステン酸アンモニウムを純水に溶解させて、タングステン酸アンモニウム水溶液を作製する。然る後、上記の方法にて得られたジルコニア粉末をこのタングステン酸アンモニウム水溶液に含浸する。この含浸にあたり、上記タングステン酸アンモニウム水溶液中のタングステン酸(WO)の量は、ジルコニア(ZrO)の量に対し適正に調整される。
ついで、上述のようにタングステン酸アンモニウム水溶液に含浸したジルコニア粉末を蒸発乾固させる。そして、この蒸発乾固により得られた粉末をるつぼに入れて、乾燥機により、100(℃)にて12(時間)の間、乾燥する。これにより、タングステン酸アンモニウム水溶液を含浸してなるジルコニア粉末から溶液成分が蒸発する。
ついで、このように溶液成分を蒸発した後の残りの粉末を、大気の雰囲気内に晒して、焼成炉により、800(℃)でもって5(時間)の間、本焼成する。これにより、WOとZrOとの混合物が、粉末状の固体超強酸物質(本実施形態では、10(重量%)のWO/ZrO)として製造される。
他方、Pt(NHCl・HOを純水に溶解させて、テトラアンミン白金ジクロライド水溶液を作製する。然る後、上記の方法にて得られたWO/ZrO粉末をこのテトラアンミン白金ジクロライド水溶液に含浸する。この含浸にあたり、テトラアンミン白金ジクロライド水溶液中の白金(Pt)の量は、WO/ZrO粉末の量に対し適正に調整される。
ついで、上述のようにテトラアンミン白金ジクロライド水溶液に含浸したWO/ZrO粉末を蒸発乾固させる。そして、この蒸発乾固により得られた粉末をるつぼに入れて、乾燥機により、110(℃)にて12(時間)の間、乾燥する。これにより、テトラアンミン白金ジクロライド水溶液を含浸してなるWO/ZrO粉末から溶液成分が蒸発する。
ついで、このように溶液成分を蒸発した残りの粉末を、大気の雰囲気内に晒して、焼成炉により、500(℃)でもって3(時間)の間、焼成する。これにより、固体超強酸物質に白金(Pt)を含有した粉末状の感応層材料が製造される。
その後、上記粉末状感応層材料、有機溶剤、及び分散剤を乳鉢に入れて、らいかい機でもって4(時間)の間、分散混合する。然る後、このような分散混合物にバインダーを添加してさらに4(時間)の間、湿式混合を行ってスラリーとし、このスラリーに粘度調整を施してペーストを作製する。
然る後、このように作製したペーストを、上述のように作製した両電極20、30を被覆するように、上記基板10の表面の上記電極側表面部位上にスクリーン印刷により印刷して印刷層として形成する。その後、この印刷層を、60(℃)にて乾燥した後、600(℃)にて1(時間)の間、焼き付けて感応層40として作製する。これにより、当該水素ガスセンサ100の製造が終了する。
このように製造された水素ガスセンサ100においては、上述のごとく、感応層40が、固体超強酸であるWO/ZrOを主成分とし白金(Pt)を含有してなる材料から構成されている。したがって、センサ感度が大きく、応答性に優れた水素ガスセンサとすることができる。
(実験例1)
ちなみに、モデルガス発生装置を用いて、上述のように製造した当該水素ガスセンサ100及び比較例の検出特性を、次の測定条件1のもとに、測定した。なお、上記検出特性は、当該水素ガスセンサ100或いは上記比較例のインピーダンスと水素(H)濃度との関係を表す特性をいう。また、上記比較例は、感応層材料にWO/ZrO(10(重量%)のWO/ZrO))を用いた点を除き、当該水素ガスセンサと同様に製造されている。
上記測定条件1:
モデルガス発生装置のガスの温度は25(℃)とする。また、当該ガスの組成は、20(体積%)の酸素(O)、0(体積%)〜1(体積%)の範囲以内の濃度の水素(H)及び窒素(N)とする。さらに、センサ温度は150(℃)とする。
このような測定条件のもとで、上記水素ガスセンサ100及び比較例をモデルガス発生装置のガス流中に配置した。そして、当該水素ガスセンサ100及び比較例の両電極間に所定周波数(400(Hz))の交流電圧を印加することで、当該水素ガスセンサ100及び比較例の両電極間に生ずるインピーダンスを測定した。なお、上記ガスの組成中の水素(H)の濃度を、0(体積%)、0.2(体積%)、0.4(体積%)、1(体積%)、0(体積%)と階段状に変化させて、そのときのインピーダンス(Z)測定した。その結果を図4に示す。
図4によれば、上記比較例では、水素(H)の濃度が変化してもインピーダンスの変化は見られず、インピーダンスはほぼ一定値となっている。これは、当該比較例では、水素ガスに対してセンサ感度がないことを意味している。
これに対し、上記水素ガスセンサ100では、水素(H)の濃度が0(体積%)、0.2(体積%)、0.4(体積%)と増加すると、インピーダンスは最大値から順次ほぼ階段状に減少し、水素(H)の濃度が再び0(体積%)となると、インピーダンスは再び上記最大値に増大している。このように、当該水素ガスセンサ100では、水素(H)の濃度の変化に応じてインピーダンスが大きく変化しており、大きなセンサ感度を有していることが分かる。また、インピーダンスの変化が水素(H)の濃度の変化に応じてほぼ階段状に変化しており、応答性に優れていることが分かる。さらに、水素(H)の濃度が1(体積%)から0(体積%)に変化したときに、インピーダンスが上記最大値に増加しており、可逆的に水素(H)の濃度の測定が可能であることが分かる。
(実験例2)
次に、上記モデルガス発生装置を用いて、上記水素ガスセンサ100及び比較例の検出特性を、次の測定条件2のもとで、測定した。
上記測定条件2:
モデルガス発生装置のガスの温度は280(℃)とする。また、当該ガスの組成は、10(体積%)の酸素(O)、5(体積%)の一酸化炭素(CO)、5(体積%)の水(HO)、0(ppm)〜150(ppm)の範囲以内の濃度のアンモニア(NH)及び窒素(N)とする。さらに、センサ温度は400(℃)とする。
このような測定条件のもとで、上記水素ガスセンサ100及び比較例をモデルガス発生装置のガス流中に配置した。そして、当該水素ガスセンサ100及び比較例の両電極間に所定周波数(400(Hz))の交流電圧を印加することで、当該水素ガスセンサ100及び比較例の両電極間に生ずるインピーダンスを測定した。なお、所定時間(200(秒))毎に、上記ガスの組成中のアンモニア(NH)の濃度を、0(ppm)、5(ppm)、20(ppm)、50(ppm)、100(ppm)、150(ppm)、0(ppm)と階段状に変化させて、そのときのインピーダンス(Z)測定した。その結果を図5に示す。
図5によれば、上記比較例では、アンモニア(NH)の濃度の変化に応じてインピーダンスはほぼ階段状に変化している。これは、当該比較例では、アンモニアガスに対してセンサ感度があり、ガス選択性が悪いことを意味している。
これに対し、上記水素ガスセンサ100では、アンモニア(NH)の濃度が変化しても、インピーダンスはほぼ一定値となっている。これは、当該水素ガスセンサ100では、アンモニアガスに対して感度がないことを意味している。このように、当該水素ガスセンサ100では、水素ガスと同じ可燃性ガスであるアンモニア(NH)の濃度が変化しても、インピーダンスは一定値であり、水素ガスを選択的に検出可能であることが分かる。
以上において、本発明を上記実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、固体超強酸物質としてWO/ZrOを用いたが、SO 2−/ZrO、PO 3−/ZrO、SO 2−/TiOから選ばれる少なくとも1種であっても、上記実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
また、上記実施形態においては、貴金属として白金(Pt)を用いたが、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)から選ばれる少なくとも1種であっても、上記実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
本発明にかかる水素ガスセンサの実施形態を示す斜視図である。 図1にて2−2線に沿う断面図である。 図1の水素ガスセンサの分解斜視図である。 実験例1の水素濃度に対するインピーダンスの変化を示すグラフである。 実験例2のアンモニア濃度に対するインピーダンスの変化を示すグラフである。
符号の説明
100 水素ガスセンサ
20、30 電極
40 感応層

Claims (3)

  1. 一対の電極と、
    前記一対の電極に接して設けられて、被測定ガス中の水素ガス成分に応じて電気的に変化する特性を有する感応体と、
    を備えた水素ガスセンサであって、
    前記感応体は、固体超強酸を主成分とし貴金属を含有してなる材料から構成されてなることを特徴とする水素ガスセンサ。
  2. 前記固体超強酸は、WO/ZrO、SO 2−/ZrO、PO 3−/ZrO、SO 2−/TiOから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の水素ガスセンサ。
  3. 前記貴金属は、Pt、Rh、Pdから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水素ガスセンサ。
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