JP4779700B2 - 現像装置、現像ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、現像ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置、並びにこれらの画像形成装置に用いられる現像装置および現像ユニットに関する。
近年の画像形成装置は、画像形成の高速化に伴い、像担持体と現像ローラとの間の現像ニップ部からトナーの粉煙(以下、「粉煙トナー」と称する。)が飛散しやすくなっており、粉煙トナーによる装置内の汚染が問題となっている。
かかる問題に鑑みて、例えば特許文献1に記載されているように、現像装置に一体に設けたダクト部を現像ニップ部近傍に配置して、粉煙トナーをダクト部に吸引して回収する技術が提案されている。この現像装置のダクト部は別のダクトに接続され、そのダクトの下流部に設けられた吸引ファンを作動させることで、現像ニップ部で発生する粉煙トナーが強制吸引されるようになっている。強制吸引された粉煙トナーは、現像ユニットのダクト部およびそのダクト部に接続されたダクトを通って、ダクトに取り付けられたフィルタに付着して回収されるようになっている。
特開2002−268377号公報
しかし、特許文献1に記載された構成では、現像装置のダクト部に導入した粉煙トナーをフィルタまで導くために、現像装置とは別に上記のダクトを設置しなければならず、ダクトの設置スペースが必要となるため、画像形成装置の大型化を招いてしまう欠点を有している。
そこで、本発明は、画像形成装置の大型化を防止しつつ、現像ニップ部における粉煙トナーの飛散を防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る現像装置、現像ユニットおよび画像形成装置は、
トナーを担持するとともに対向配置された像担持体上の静電潜像にトナーを付着させて現像を行う現像剤担持体と、
上記現像剤担持体の外周面に対向して、且つ、該現像剤担持体の長手方向に沿って配置され、上記像担持体と上記現像剤担持体との間の現像ニップ部で発生する粉煙トナーを回収する中空回収部を備え、
該中空回収部は、現像装置の外部に向かって開放する凹部と、該凹部を塞ぐシール部材とを備え、
上記中空回収部の長手方向両端部において、上記凹部を構成する側壁に、上記粉煙トナーを気流ととともに上記中空回収部内に導入するための導入用開口部が形成され、
上記シール部材は、上記気流を上記中空回収部から排出するための排気用開口部を備えたシール基材と、該シール基材の内側に積層されたフィルタ保持材とを備え、
該フィルタ保持材は、上記排気用開口部に対応した位置に、該排気用開口部よりも面積が大きいフィルタ取付穴を備え、
該フィルタ取付穴に、上記粉煙トナーを付着させて回収するためのフィルタが、上記シール基材における上記排気用開口部の周縁部と上記フィルタ取付穴の内壁に密着した状態で嵌着されていることを特徴とする。


ここで、「粉煙トナー」とは、現像時において現像ニップ部から飛散するトナーの粉煙を指すものとする。
さらに、現像装置が、上記現像剤担持体の長手方向に平行な取付方向に沿ってスライドさせながら画像形成装置本体へ取り付けるように構成されている場合において、上記シール部材における外側の表面が、上記取付方向の先端部において、上記取付方向の先端に向かうに連れて上記シール部材の厚みが小さくなるように傾斜してなる傾斜面を有していることを特徴とする。
さらにまた、上記シール基材は、上記取付方向において上記フィルタ保持材よりも突出して設けられるとともに、上記取付方向先端部において上記傾斜面を形成するようにして屈曲してなる屈曲部を備えていることを特徴とする。
また、上記フィルタ保持材の内側に積層されたフィルム層が、上記取付方向において上記フィルタ保持材よりも突出して設けられ、上記フィルム層の上記突出部分に、上記屈曲部の上記取付方向先端部が接着されていることを特徴とする。
加えて、上記シール基材における上記屈曲部は、上記排気用開口部および上記フィルタとの干渉を避けるようにして、上記排気用開口部および上記フィルタよりも上記取付方向先端側に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、現像ニップ部で発生する粉煙トナーを、現像装置が備える中空回収部へ気流とともに導入して、中空回収部の排気用開口部を塞ぐフィルタに付着させて回収することができるため、粉煙トナーの飛散を防止することができる。しかも、排気用開口部が、ダクトを介することなく直接フィルタで塞がれているため、ダクトの設置スペースを確保する必要が無く、画像形成装置の大型化を防ぐことができる。
また、現像装置を画像形成装置に着脱可能とした場合、現像装置を交換する際に新しいフィルタが設置されることとなるため、フィルタの交換作業を行う手間を省くことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示している。図1に示す画像形成装置は、タンデム方式のカラーレーザプリンタである。ただし、本発明は、プリンタ以外の画像形成装置にも適用することができ、例えば複写機、ファクシミリ、又は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を複合的に備えた複合機に適用しても良い。また、本発明は、タンデム方式以外の方式のカラー画像形成装置またはモノクロ画像形成装置に適用することを妨げるものではない。
図1に示す画像形成装置は、画像形成装置本体2内部のほぼ中央部に無端状の中間転写ベルト4を備えている。中間転写ベルト4は上下に水平部を有するように一対のローラ6,8の外周部に支持され、図中反時計回り方向に回転駆動されるようになっている。一方のローラ6は、図示しない駆動モータに連結され、このローラ6の回転に伴って他方のローラ8が従動回転するようになっている。
中間転写ベルト4の外側には二次転写装置36および中間転写ベルト用クリーニング装置10が配置されている。二次転写装置36と中間転写ベルト4とのニップ部は二次転写領域38を形成している。中間転写ベルト用クリーニング装置10が備えるクリーニングブレード12は、その先端において中間転写ベルト4のローラ8で支持された部分に当接して設けられており、そのクリーニングブレード12のエッジによって、二次転写後において中間転写ベルト4の表面に残留するトナーが掻き落とされるようになっている。
中間転写ベルト4の下側には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する4つの作像ユニット14Y,14M,14C,14Kが中間転写ベルト4の下側水平部に沿って並んで配置されている。
作像ユニット14Y,14M,14C,14Kは、像担持体として感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kをそれぞれ有している。各感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kは、図示しない駆動モータにより図中時計回り方向に回転駆動されるようになっている。
各感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kの周囲には、その回転方向(図中時計回り方向)に沿って順に、帯電器18Y,18M,18C,18K、現像装置20Y,20M,20C,20K、中間転写ベルト4を挟んで各感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kと対向する一次転写装置22Y,22M,22C,22K、および感光体用クリーニングブレード24Y,24M,24C,24Kがそれぞれ配置されている。また、上記4つの作像ユニット14Y,14M,14C,14Kの下方に光源装置26が配置されている。
各現像装置20Y,20M,20C,20Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを収容している。一次転写装置22Y,22M,22C,22Kとしては、ブレード状、ローラ状またはブラシ状等の各種接触帯電器が好適に用いられ、これらの接触帯電器を用いることにより、オゾンの発生を回避できたり、温湿度環境の変動に強くなったり、画質を向上させることができたりなどといった利点が得られる。
画像形成装置本体2の下部には、給紙カセット28が着脱可能に配置されている。給紙カセット28内に積載収容された用紙(記録媒体)30は、給紙カセット28に積載された用紙30の先端近傍に対向した位置に配置された給紙ローラ32の回転によって最上部のものから1枚ずつ搬送路56に送り出されるようになっている。
搬送路56は、給紙カセット28から、レジストローラ対のニップ部34、二次転写領域38、定着装置40における定着ローラ42と加圧ローラ44とのニップ部50、および排紙ローラ対のニップ部52を通って、画像形成装置本体2の上部に設けられた排紙部54まで延びている。なお、定着ローラ42および加圧ローラ44の内側にはそれぞれローラ加熱ヒータ46,48が設けられている。
次に、上記画像形成装置を用いてカラー画像を形成する動作について説明する。各作像ユニット14Y,14M,14C,14Kの感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kおよび中間転写ベルト4の回転駆動が開始され、中間転写ベルト4が所定の位置を通過すると、各作像ユニット14Y,14M,14C,14Kにおいて所定のタイミングで作像が開始される。
各作像ユニット14Y,14M,14C,14Kにおける作像について具体的に説明する。先ず、上記所定のタイミングで光源装置26からレーザー光が発せられて感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kが露光されるとともに、現像装置20Y,20M,20C,20Kの駆動が開始される。また、所定のタイミングで、一次転写装置22Y,22M,22C,22Kにトナーと逆極性のバイアスが印加される。
感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kの露光が行われると、感光体ドラム16Y,16M,16C,16K上に各色の画像用の静電潜像が形成され、その静電潜像は、現像装置20Y,20M,20C,20Kから供給される各色のトナーにより顕像化される。このようにして感光体ドラム16Y,16M,16C,16K上に形成された各色のトナー像は、感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kの回転により、中間転写ベルト4を挟んで一次転写装置22Y,22M,22C,22Kと対向する一次転写領域に達すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kから中間転写ベルト4上へ重ねて一次転写される。
一次転写後、感光体ドラム16Y,16M,16C,16K上に残留したトナーは、感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kとクリーニングブレード24Y,24M,24C,24Kとの当接部に達すると、クリーニングブレード24Y,24M,24C,24Kのエッジで掻き取られて、感光体ドラム16Y,16M,16C,16Kの表面が清掃される。また、各作像ユニット14Y,14M,14C,14Kの現像装置20Y,20M,20C,20Kは、一次転写終了後の所定のタイミングで駆動が停止される。
さらに、各作像ユニット14Y,14M,14C,14Kの現像装置20Y,20M,20C,20Kの駆動中における所定のタイミングで、二次転写装置36にトナーと逆極性のバイアスが印加される。
重ね合わされた4色のトナー像は、中間転写ベルト4によって二次転写領域38に搬送される。一方、そのタイミングに合わせて、給紙カセット28に収容された用紙30が、二次転写領域38に搬送される。そして、上記4色のトナー像が、二次転写領域38において中間転写ベルト4から用紙30に二次転写されると、4色のトナー像が転写された用紙30が搬送路56のさらに下流側へ搬送され、定着装置40によりトナー像の混色およびそのトナー像の用紙30への定着が行われた後、排紙ローラ53によって排紙部54に送り出される。
その後、後処理として中間転写ベルト4の清掃等が行われた後、各感光体ドラム16Y,16M,16C,16K及び中間転写ベルト4の回転駆動が停止される。
以下において、現像装置20Y,20M,20C,20Kおよびその周辺の部材の構成について説明する。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各現像装置20Y,20M,20C,20Kは、いずれも同様の構成からなるため、代表としてイエローの現像装置20Yについて説明する。
図2に示すように、現像装置20Yは、感光体ドラム16Yとともに現像ユニット25Yを構成している。現像ユニット25Yは、画像形成装置本体2に設けられたガイド部材94に案内されて着脱可能とされ、現像装置20Yの長手方向に平行な取付方向(図2に示す矢印A方向)に沿ってスライドさせながら画像形成装置本体2に取り付けるように構成されている。
図3(a)は現像装置20Yの長手方向中間部を示し、図3(b)は現像装置20Yの長手方向一端部を示している。なお、現像装置20Yの長手方向他端部の構造は、長手方向一端部の構造と同様であるため、図示を省略する。
図3に示すように、現像装置20Yは、対向配置された感光体ドラム16Y上の静電潜像にトナーを付着させて現像を行う現像剤担持体としての現像ローラ62と、現像ローラ62に担持されたトナーの層厚を規制するための規制ブレード68と、現像ローラ62にトナーを供給するための供給ローラ64と、トナー収容部72内のトナーを撹拌するための撹拌ローラ66と、それらの現像ローラ62、規制ブレード68、供給ローラ64および撹拌ローラ66等を保持するためのハウジング70とを有している。現像ローラ62、供給ローラ64および撹拌ローラ66は、現像装置20Yの長手方向に沿って設けられている。
感光体ドラム16Yおよび現像装置20Yは、中間転写ベルト4の下側水平部の下側において、中間転写ベルト4の回転駆動に伴って下側水平部の下側において中間転写ベルト4の移動方向に沿って流れる気流が感光体ドラム16Yにより堰き止められて下方の現像ニップ部74へ導かれるようにして配置されている。
現像装置20Yの長手方向両端部には、現像装置20Yからのトナー漏れを防ぐための端部シール材100がハウジング70に固定されている。端部シール材100は、現像ユニット25Yの取付け状態において現像ニップ部74の長手方向両端に配置され、図4に示すように、現像ニップ部74近傍において現像ローラ62の長手方向中間部から両端部へ向かって流れる気流を堰き止める端部堰き止め部材として機能するようになっている。ただし、端部堰き止め部材は、端部シール材100以外の部材により構成しても良いものとする。なお、図4では、説明の便宜上、ガイド部材94と現像装置20Yを上下方向に離した状態で図示している。
また、現像装置20Yは、現像ローラ62の上側において現像ローラ62の長手方向に沿って配置された回収部材80を備えている。図5および図6に示すように、回収部材80は、上方に向けて開放する凹部84を備えたレール材82と、凹部84を塞ぐシール部材88とから構成されている。
なお、凹部84は、必ずしも上方に向けて開放するように設けなくとも、現像装置20Yの外部に向かう所定方向に開放するように設ければ良い。また、本実施形態では、図6に示すように、凹部84が多数の仕切り板87によって仕切られているが、必ずしも仕切り板87を設けなくても良い。
そして、上記の凹部84がシール部材88で塞がれることで、現像ニップ部74で発生する粉煙トナーを回収する中空回収部86が構成されている。中空回収部86は、現像装置20Yの取付け状態において、現像ニップ部74近傍において現像ローラ62の長手方向に沿って配置されるようになっている。
中空回収部86は、粉煙トナーを気流とともに中空回収部86内に導入するための導入用開口部85と、上記気流を中空回収部86から排出するための排気用開口部112を備えている。
導入用開口部85は、中空回収部86の長手方向両端部において凹部84を構成する側壁に形成されている。排気用開口部112は、中空回収部86上面を構成するシール部材88の長手方向両端部に形成されている。ただし、排気用開口部112は、シール部材88の略全長に亘って設けるようにしても良い。
図3に戻って、現像ユニット25Yの取付け状態では、回収部材80の上側に上記ガイド部材94が配置されるようになっており、中空回収部86上面を構成するシール部材88の外側表面がガイド部材94下面に当接するようになっている。なお、画像形成装置本体2への現像ユニット25Yの取り付けは、シール部材88の外側表面をガイド部材94下面に当接させた状態で、ガイド部材94の長手方向に沿ってスライドさせながら行うようにする。
図3(b)に示すように、ガイド部材94下面の長手方向両端部には、排気用開口部112を通って中空回収部86から排出される気流を通すための通気用開口部95が、排気用開口部112に対応して設けられている。
ガイド部材94の下端には、端部シール材100により堰き止められて現像ニップ部74から遠ざかる方向へ押し出される気流を堰き止めて導入用開口部85へ導くための気流導入用堰き止め部96が、感光体ドラム16Y側の先端を感光体ドラム16Yに近接させるように張り出して設けられている。気流導入用堰き止め部96は、感光体ドラム16Yに対して僅かな隙間を空けた状態で近接して配置されるようになっているが、感光体ドラム16Y上において静電潜像が形成されない領域に対しては接触するように設けても良い。
気流導入用堰き止め部96は、中空回収部86の導入開口部85に対応して、ガイド部材94の長手方向両端部に設けられている。気流導入用堰き止め部96の形状は、気流導入用堰き止め部96に向かって上昇する気流を導入開口部85へ導くような形状であれば特に限定されるものではない。
続いて、図3および図4に基づき、画像形成装置の作動に伴って生じる現像装置20Y周辺の気流について説明する。
画像形成装置を作動させると中間転写ベルト4が回転駆動され、中間転写ベルト4の下側水平部は、図3(a)に示すように、所定の速度で図中右方向へ移動する。そうすると、中間転写ベルト4の下側水平部の下側において、中間転写ベルト4の移動方向に沿った図中右方向の気流が発生する。その右方向の気流は、ガイド部材94の上方を通過した後、感光体ドラム16Yに堰き止められた後、ガイド部材94および回収部材80と感光体ドラム16Yとの間の隙間を通って降下し、下方の現像ニップ部74近傍に達する。
現像ニップ部74近傍に達した気流は、図4に示すように、現像ローラ62の長手方向中間部から両端部へ向かう流れとなり、現像ローラ62の長手方向両端部に達した気流は、端部シール材100に堰き止められて、現像ニップ部74から遠ざかる方向すなわち上方へ押し出される。
上方へ押し出された気流は、図3(b)に示すように、ガイド部材94の気流導入用堰き止め部96によって堰き止められ、回収部材80の導入用開口部85へ導かれる。導入用開口部85を通って中空回収部86に導入された気流は、排気用開口部112を通って排出され、ガイド部材94の通気用開口部95を通ってガイド部材94の上方へ導かれる。
現像装置20Y周辺において、中間転写ベルト4の駆動中は常時上記の気流が生じた状態となっているため、現像ニップ部74で発生した粉煙トナーは、上記気流により中空回収部86に導入され、中空回収部86を構成する後述のフィルタ108に付着するか、またはフィルタ108に付着されずに中空回収部86内に収容される。ここで、中空回収部86を構成する凹部84とシール部材88は互いに隙間無く接着されているため、中空回収部86に回収された粉煙トナーが外部に漏れないようになっている。
以下、図7〜図9に基づき、シール部材88の構成について説明する。
図7(a)はシール部材88の長手方向中間部を、図7(b)はシール部材88の長手方向一端部をそれぞれ示す断面図であり、図8はシール部材88を示す分解斜視図である。なお、シール部材88の長手方向他端部の構造は、長手方向一端部の構造と同様であるため、図示を省略する。
図7および図8に示すように、シール部材88は、その外側の表面を構成する外側フィルム層101と、外側フィルム層101によって外側の表面が覆われるとともに排気用開口部112を備えたシール基材102と、シール基材102の内側に積層されたフィルタ保持材103と、フィルタ保持材103の内側の表面を覆う内側フィルム層104と、内側フィルム層104の内側に積層された接着層105を有している。
外側フィルム層101、シール基材102、内側フィルム層104および接着層105は、互いにほぼ等しい長さを有し、フィルタ保持材103は、それらの外側フィルム層101、シール基材102、内側フィルム層104および接着層105と比較して短く形成されている。
シール基材102の素材としては例えばウレタンフォームが用いられ、現像ユニット25Yの取付け状態において、シール基材102は、現像装置20Yのレール材82とガイド部材94によって挟み込まれることで、それらのレール材82およびガイド部材94に対して圧縮した状態で密着し、現像装置20Yとガイド部材94との間に隙間が生じないようになっている。
フィルタ保持材103はフィルタ取付穴113を備え、フィルタ取付穴113には、粉煙トナーを付着させて回収するためのフィルタ108が取り付けられている。フィルタ保持材103は、厚みがフィルタ108と略等しくなるように形成されている。フィルタ保持材103の素材としては、シール基材102と同様、例えばウレタンフォームが用いられる。
外側フィルム層101の素材としては例えばポリエステルが用いられる。シール部材88は、外側フィルム層101を備えることにより、現像ユニット25Yを取り付ける際におけるガイド部材94との摩擦が軽減されるため、現像ユニット25Yの取付作業をスムーズに行えるようになっている。
内側フィルム層104の素材としては、外側フィルム層101と同様、例えばポリエステルが用いられる。シール部材88は、内側フィルム層104を備えることにより、レール材82に貼り付ける際にシール部材88の形状が良好に維持されるようになっている。
接着層105としては例えば両面テープが用いられ、内側フィルム層104の内側表面全体に接着されている。シール部材88は、予め接着層104を備えているため、接着剤等を使用しなくてもレール材82に対して容易に接着できるようになっている。
外側フィルム層101とシール基材102、シール基材102とフィルタ保持材103、およびフィルタ保持材103と内側フィルム層104は、それぞれ両面テープ等の粘着材により互いに接着されている。
排気用開口部112は、シール基材102の長手方向両端部に設けられている。排気用開口部112は、シール部材88の長手方向に沿った長穴である。排気用開口部112の長手方向両端は円弧状に形成され、シール基材102が排気用開口部112周縁においてフィルタ保持材103から剥がれにくくなっている。ただし、排気用開口部112の長手方向両端は必ずしも円弧状に形成する必要はなく、排気用開口部112の全体形状を例えば長方形等にしても良い。
外側フィルム層101、内側フィルム層104および接着層105は、それぞれシール基材102の排気用開口部112に対応する位置に、排気用開口部112と同一形状の排気用穴111,114,115を備えている。
フィルタ保持材103において、フィルタ取付穴113は、排気用開口部112に対応した位置に設けられ、排気用開口部112よりも面積が大きくなるように形成されている。フィルタ取付穴113は、フィルタ108の外縁形状と同一の形状を備え、例えばシール部材88の長手方向に長い長方形となるように形成されている。
フィルタ108は、シール基材102における排気用開口部112の周縁部とフィルタ取付穴113の内壁に密着した状態でフィルタ取付穴113に嵌着されている。
これにより、排気用開口部112は、フィルタ108により内側から塞がれた状態となり、粉煙トナーが排気用開口部112を通って外部へ漏れないようになっている。また、フィルタ108は、シール基材102およびフィルタ保持材103の両部材によって支持されているため、安定した取付状態を確保できるようになっている。
なお、本実施形態において、フィルタ108は、シール基材102の下面に排気用開口部112に対応して部分的に取り付けられているが、シール基材102の下面全体に取り付けることを妨げるものではない。
フィルタ108の寿命は、フィルタ108の目付および厚み、並びに排気用開口部112の面積等によって決定され、現像装置20Y,20M,20C,20Kが寿命を迎えるまで、すなわち現像装置20Y,20M,20C,20K内のトナーが全て消費されるときまで粉煙トナーの回収性能を良好に維持できるように設定される。フィルタ108の寿命の設定は、粉煙トナーの発生量が多い傾向にある現像装置20Y,20M,20C,20K(例えばイエローの現像装置20Y)を基準として行うか、または使用頻度の高い現像装置20Y,20M,20C,20K(例えばブラックの現像装置20K)を基準として行うようにする。
図9(a)はシール部材88の長手方向一端部、具体的には現像装置20Yの取付方向(図2および図9に示す矢印A方向)の先端部を示し、図9(b)は、レール材82に貼り付けた状態のシール部材88の上記取付方向先端部を示している。
図9に示すように、シール部材88における外側の表面は、上記取付方向の先端部において、上記取付方向の先端に向かうに連れてシール部材88の厚みが小さくなるように傾斜してなる傾斜面120を有している。
このように、シール部材88は、上記取付方向先端部において上記傾斜面120を備えているため、画像形成装置本体2に現像ユニット25Yを取り付ける際、シール部材88の先端部がガイド部材94に引っかかりにくく、現像ユニット25Yの取付作業中にシール部材88が剥がれてしまうことを防止できるようになっている。したがって、現像ユニット25Yの着脱時に、シール部材88における接着層105の粘着剤が画像形成装置本体2の部品に付着してしまったり、中空回収部86内のトナーがこぼれてしまったりすることを防止できる。
シール基材102は、上記取付方向先端部において上記傾斜面120を形成するようにして屈曲してなる屈曲部122を備えている。また、シール基材102は、上記取付方向においてフィルタ保持材103よりも突出して設けられている。このため、シール基材102先端部の下側に空間126が生じ、シール基材102の先端部を屈曲しやすいようになっている。
シール基材102と同様に、内側フィルム層104も、取付方向においてフィルタ保持材103よりも突出して設けられ、内側フィルム層104の上記突出部分124に、シール基材102の屈曲部122における上記取付方向先端部が両面テープ等の粘着材により接着されている。これにより、接着層105を介して内側フィルム層104をレール材82に貼り付けることで、屈曲部122の先端部をレール材82に容易に固定することができるとともに、屈曲部122の先端部が容易に剥がれることを防止できる。
フィルタ保持材103の先端部は、シール基材102の屈曲部120により圧縮されて僅かに変形した状態となっているが、このフィルタ保持材103の変形量は、上記取付方向においてシール基材102がフィルタ保持材103よりも突出していることにより小さく抑えられるようになっている。したがって、フィルタ保持材103の先端部における圧縮に伴うストレスが軽減され、シール部材88が剥がれにくいようになっている。
シール基材102における屈曲部122は、排気用開口部112およびフィルタ108との干渉を避けるようにして、排気用開口部112およびフィルタ108よりも上記取付方向先端側に設けられている。すなわち、屈曲部122と排気用開口部112の干渉を避けることで、現像ユニット25Yの取付けの際に排気用開口部112がガイド部材94に引っかかりやすくなることを防止できるとともに、屈曲部122とフィルタ108の干渉を避けることで、屈曲部122による圧迫でフィルタ108が変形することを防止でき、フィルタ108による粉煙トナーの回収性能を良好に維持することができる。
なお、本実施形態では、シール基材102とフィルタ保持材103が別部材として構成されているが、本発明は、シール基材102とフィルタ保持材103を一体に設けることを妨げないものとする。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 本発明に係る現像ユニットを示す斜視図である。 本発明に係る現像装置およびその周辺の気流の経路を示す断面図である。 図3に示す現像装置およびその周辺の気流の経路を示す斜視図である。 粉煙トナーを回収するための回収部材を示す斜視図である。 図5に示す回収部材を示す分解斜視図である。 シール部材を示す拡大断面図である。 図7に示すシール部材を示す分解斜視図である。 シール部材における現像ユニットの取付方向先端部を示す断面図である。
符号の説明
2 画像形成装置本体、
16Y,16M,16C,16K 像担持体(感光体ドラム)、
20Y,20M,20C,20K 現像装置、
25Y,25M,25C,25K 現像ユニット、
62 現像剤担持体(現像ローラ)、
74 現像ニップ部、
84 凹部、
85 導入開口部
86 中空回収部、
88 シール部材、
102 シール基材、
103 フィルタ保持材、
104 フィルム層(内側フィルム層)、
108 フィルタ、
112 排気用開口部、
113 フィルタ取付穴、
120 傾斜面、
122 屈曲部、
124 内側フィルム層の突出部分。

Claims (7)

  1. トナーを担持するとともに対向配置された像担持体上の静電潜像にトナーを付着させて現像を行う現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体の外周面に対向して、且つ、該現像剤担持体の長手方向に沿って配置され、上記像担持体と上記現像剤担持体との間の現像ニップ部で発生する粉煙トナーを回収する中空回収部を備え、
    該中空回収部は、現像装置の外部に向かって開放する凹部と、該凹部を塞ぐシール部材とを備え、
    上記中空回収部の長手方向両端部において、上記凹部を構成する側壁に、上記粉煙トナーを気流ととともに上記中空回収部内に導入するための導入用開口部が形成され、
    上記シール部材は、上記気流を上記中空回収部から排出するための排気用開口部を備えたシール基材と、該シール基材の内側に積層されたフィルタ保持材とを備え、
    該フィルタ保持材は、上記排気用開口部に対応した位置に、該排気用開口部よりも面積が大きいフィルタ取付穴を備え、
    該フィルタ取付穴に、上記粉煙トナーを付着させて回収するためのフィルタが、上記シール基材における上記排気用開口部の周縁部と上記フィルタ取付穴の内壁に密着した状態で嵌着されていることを特徴とする現像装置。
  2. 上記現像剤担持体の長手方向に平行な取付方向に沿ってスライドさせながら画像形成装置本体へ取り付けるように構成されている現像装置であって、
    上記シール部材における外側の表面が、上記取付方向の先端部において、上記取付方向の先端に向かうに連れて上記シール部材の厚みが小さくなるように傾斜してなる傾斜面を有していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 上記シール基材は、上記取付方向において上記フィルタ保持材よりも突出して設けられるとともに、上記取付方向先端部において上記傾斜面を形成するようにして屈曲してなる屈曲部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 上記フィルタ保持材の内側に積層されたフィルム層が、上記取付方向において上記フィルタ保持材よりも突出して設けられ、上記フィルム層の上記突出部分に、上記屈曲部の上記取付方向先端部が接着されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 上記シール基材における上記屈曲部は、上記排気用開口部および上記フィルタとの干渉を避けるようにして、上記排気用開口部および上記フィルタよりも上記取付方向先端側に設けられていることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする現像ユニット。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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