JP4779355B2 - 車両用運転操作補助装置用の表示装置および表示方法 - Google Patents
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Description
本発明による車両用運転操作補助装置用の表示装置は、自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、障害物検出手段および走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示装置において、表示手段と、自車両の前方領域を表す画像と、リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示するよう表示手段を制御する表示制御手段とを備え、リスクポテンシャルの要因は、自車両前方のカーブであり、リスクポテンシャルは、カーブに対する自車両の速度超過に基づいてリスクポテンシャル算出手段によって算出され、表示制御手段は、前方領域を表す画像中のカーブに、カーブを表すシンボルを重畳して表示することにより、リスクポテンシャルの要因である自車両前方のカーブを強調表示する。
本発明による車両用運転操作補助装置用の表示方法は、自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、障害物検出手段および走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示方法において、自車両の前方領域を表す画像と、リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示し、リスクポテンシャルの要因は、自車両前方の先行車であり、リスクポテンシャルは、先行車に対する接近度合に基づいてリスクポテンシャル算出手段によって算出され、自車線前方の先行車を表すシンボルと自車線外の車両を表すシンボルとを異なる色で表示し、リスクポテンシャルの要因である先行車を強調表示する。
本発明による車両用運転操作補助装置用の表示方法は、自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、障害物検出手段および走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示方法において、自車両の前方領域を表す画像と、リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示し、リスクポテンシャルの要因は、自車両前方のカーブであり、リスクポテンシャルは、カーブに対する自車両の速度超過に基づいてリスクポテンシャル算出手段によって算出され、前方領域を表す画像中のカーブに、カーブを表すシンボルを重畳して表示することにより、リスクポテンシャルの要因である自車両前方のカーブを強調表示する。
本発明によれば、自車両の前方領域を表す画像と、リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、車両制御の制御作動領域を表す仮想物体とを表示するので、リスクポテンシャルの要因が何であるか、またリスクポテンシャルに応じた車両制御がどのように行われるかを視覚情報として運転者にわかりやすく伝えることができる。
本発明の第1の実施の形態による表示装置を含んだ車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図である。
ρ=1/{L(1+A・Vh2)}×δ/N ・・・(式1)
ここで、L:自車両のホイールベース、A:車両に応じて定められたスタビリティファクタ(正の定数)、N:ステアリングギア比である。
R=1/ρ ・・・(式2)
(式2)を用いて算出した旋回半径Rを用いることで、図8に示すように自車両の走行軌道を半径Rの円弧として予測することができる。そして、図9に示すように、旋回半径Rの円弧を中心線とした幅Twの領域を、自車両が走行するであろう予測進路として設定する。幅Twは、自車両の幅に基づいて予め適切に設定しておく。
THW=X/Vh ・・・(式3)
(式3)で算出される車間時間THWが小さいほど自車両と前方障害物との接触の可能性が高くなる。
Fc=k・(Th−X) ・・・(式4)
Th=T1・Vh ・・・(式5)
このように、自車両100と前方車両200との車間距離Xが短くなるほど反発力Fcが大きくなり、自車両に作用する走行抵抗も大きくなる。
このようにステップS170で制御反発力Fcを算出した後、ステップS180へ進む。
ステップS190では、ステップS170で算出した制御用反発力Fcに基づいて、アクセルペダル61に発生させる操作反力の制御量、すなわちアクセルペダル反力指令値FAを算出する。図13に、制御用反発力Fcとアクセルペダル反力指令値FAとの関係を示す。図13において、アクセルペダル反力制御を行わない場合の、通常のアクセルペダル反力を破線で示す。ここでは例としてアクセルペダル操作量SAが一定の場合のアクセルペダル反力を示している。
disp_obj_YB=(yo+(focusV*CAM_h/obj_Y))-pitch_pix
disp_obj_XL=(xo+(focusH/obj_Y*obj_X))-(focusH*wide/obj_Y)
disp_obj_XR=(xo+(focusH/obj_Y* obj_X))+(focusH*wide/obj_Y) ・・・(式6)
P_est=G(Z)・u
G(Z)=(cZ2+dZ+c)/(Z2-aZ+b)u=func1(Vi_dot) ・・・(式7)
SY=yo+(focusV*CAM_h)/y
SX=xo+(focusH/y)*x ・・・(式8)
(1)車両用運転操作補助装置1は、自車両前方の障害物状況および自車両の走行状態に基づいてリスクポテンシャルRPを算出し、算出したリスクポテンシャルRPに基づいて運転操作装置であるアクセルペダル61に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力を制御する。車両用運転操作補助装置1用の表示装置90は、自車両前方の障害物と、操作反力および制駆動力の制御作動領域を表す仮想物体とを表示し、制御作動状態に応じて仮想物体の表示を変化させる。具体的には、操作反力制御および制駆動力制御の制御作動状態に応じて、図18(a)(b)に示すように仮想物体300の表示を変化させる。自車両と障害物との車間時間THWが小さくなり、リスクポテンシャルRPが大きくなると、アクセルペダル反力制御および制駆動力制御の作動が開始され、アクセルペダル61の操作反力が増加するとともに自車両に発生する駆動力が減少方向に補正される。これに加えて、表示装置90に障害物情報と制御作動領域を表す仮想物体300が表示されるので、自車両の制御状態をわかりやすく運転者に認識させることができる。
(2)制御作動領域を表す仮想物体300の車両前後方向の長さLは、自車速Vhに基づいて設定される。具体的には、上述した(式5)から算出される、制御開始を判断するしきい値Thを仮想物体300の長さLとして設定する。これにより、自車両の走行状態に基づいて設定したしきい値Thに基づいて制御開始判断を行うことができるとともに、その情報を仮想物体300の長さLとして表示することにより、制御開始か否かを視覚情報として運転者にわかりやすく伝えることができる。
(3)操作反力および制駆動力の制御の作動/非作動によって、仮想物体300の表示形態を変更する。具体的には、操作反力制御および制駆動力制御が非作動の場合は、図18(a)に示すように表示装置90のモニタ上で仮想物体300を例えば緑色(一点鎖線で示す)で表示する。操作反力制御および制駆動力制御が作動している場合は、図18(b)に示すようにモニタ上で仮想物体300を例えば黄色(実線で示す)。このとき、制御非作動時よりも仮想物体300を太い線で表示する。これにより、現在制御が作動しているか否かを視覚情報として運転者にわかりやすく伝えることができる。
(4)コントローラ50は、車両用運転操作補助装置1用の表示装置90に、自車両の前方領域を表す画像と、リスクポテンシャルRPの要因を強調するシンボルと、操作反力制御及び制駆動力制御の制御作動領域を表す仮想物体とを表示するように制御を行う。これにより、操作反力制御および制駆動力制御に関して、自車両前方の領域においてどの物体がリスクポテンシャルRPの要因であるか、また制御作動領域がどの範囲であるかを視覚情報として運転者にわかりやすく伝えることができる。
(5)操作反力制御及び制駆動力制御が作動しているとき、制御作動領域を表す仮想物体300の車両前後方向の長さLは、図18(b)に示すように自車両から障害物210までの距離に設定される。アクセルペダル反力制御および制駆動力制御は、図10(a)(b)に示したように仮想物体300の反発力Fcが自車両に作用するというモデルに基づいて行われる。したがって、制御作動中に障害物210によって仮想物体300が圧縮されている状態を表示することにより、運転者は現在の制御状態を感覚的に認識することができる。
(6)コントローラ50は、自車線前方の先行車をリスクポテンシャルRPの要因として認識し、先行車に対する接近度合に基づいてリスクポテンシャルRPを算出する。具体的には、自車両と先行車との接近度合を表す車間時間THWをリスクポテンシャルRPとして算出する。これにより、先行車に対するリスクポテンシャルRPに基づいた操作反力制御と制駆動力制御を行うことができるとともに、リスクポテンシャルRPの要因である先行車を表示装置90のモニタ上に強調して表示することができる。
(7)コントローラ50は、自車線前方の先行車を表すシンボル(図16におけるフレーム210A)と、自車線外の車両を表すシンボル(図16におけるフレーム220A,230A)とを異なる色で表示し、リスクポテンシャルRPの要因である先行車210を強調表示する。これにより、自車両前方に複数の障害物が検出される場合でも、運転者はどの物体がリスクポテンシャルRPの要因、すなわち制御の対象となる障害物であるかを容易に判断することができる。
仮想物体300の反発力Fcを、自車両と障害物との相対速度Vrを考慮して算出することも可能である。ここでは、相対速度Vrを用いて算出する制御反発力をFcrと表す。この場合は、自車両と障害物との接近度合を表す余裕時間TTC(=X/Vr)を、リスクポテンシャルRPとして算出する。余裕時間TTCが所定のしきい値T2よりも小さい場合に、以下の(式9)から制御反発力Fcrを算出する。
Fcr=k_ttc・(Th_ttc−X) ・・・(式9)
Th_ttc=T2・Vr ・・・(式10)
上述した第1の実施の形態では、前方カメラ15で実際に撮像された前方画像に障害物情報および仮想物体を重畳して表示装置90に表示した。ただし、これには限定されず、検出した障害物情報に基づいてアニメーション映像を作成し、アニメーション映像上に仮想物体を重畳して表示することも可能である。また、自車両前方領域を鳥瞰図として表示することもできる。
上述した第1の実施の形態では仮想物体300の幅を自車両の車幅と略同等とするとして説明したが、これには限定されない。例えば、他車両の側方を通過する場合には速度がより高くなることから、自車速Vhまたは前方障害物との相対速度Vr(=自車速―先行車速)に基づいて、仮想物体300の幅を設定することも可能である。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
Fc1=k1・(Th1−X) ・・・(式11)
Fc2=k2・(Th2−X) ・・・(式12)
コントローラ50は、障害物に対するリスクポテンシャルRPを低リスク領域と高リスク領域とに分割する。具体的には、図23に示すように自車両と先行車との車間距離Xが、Th2<X≦Th1の場合を低リスク領域、X≦Th2の場合を高リスク領域として設定する。そして、図21に示すように、低リスク領域に応じた制御作動領域を表す第1の仮想物体310と高リスク領域に応じた制御作動領域を表す第2の仮想物体320とを設定する。第1の仮想物体310と第2の仮想物体320とを設定して図24(a)〜(c)に示すように表示することにより、効果的な制駆動力制御およびアクセルペダル反力制御を行うことができるとともに、その制御状態を視覚情報として運転者にわかりやすく伝えることができる。
ここでは、第1の仮想物体310を、複数の横線を用いて表示する。具体的には、図25に示すように、第2の仮想物体320よりも遠方(前方)に第1の仮想物体310の長さL1を3等分する3本の横線310a、310b、310cを、第1の仮想物体310として設定する。第1の仮想物体310および第2の仮想物体320の長さL1,L2の算出方法は上述したとおりである。
自車両と前方障害物との車間距離Xがしきい値Th2よりも小さく、接触のリスクが高い場合には、図27に示すように自車両の前方画像にさらに三角形のシンボル400を重畳して表示することもできる。三角形のシンボル400は、自車両と障害物210との間、すなわち仮想物体300上に、例えば黄色(実線で示す)で点滅表示する。これにより、自車両前方の障害物210との接触のリスクが高い場合に、運転者にわかりやすく情報を伝えることができる。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図28に、第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置2の構成を示すシステム図を示す。図28において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
Vt=(Yglimit・|Rn|)0.5 ・・・(式13)
コントローラ50Aは、自車両前方のカーブをリスクポテンシャルRPcの要因として認識し、カーブに対する自車両の超過速度に基づいてリスクポテンシャルRPcを算出する。具体的には、自車両がカーブを走行する際の目標旋回速度Vtを算出し、目標旋回速度Vtに対する自車速Vhの超過速度に基づいて図30のマップに従ってリスクポテンシャルRPcを算出する。これにより、自車両前方のカーブに対するリスクポテンシャルRPcに基づいた操作反力制御と制駆動力制御を行うことができるとともに、リスクポテンシャルRPcの要因であるカーブの情報を表示装置90のモニタ上に強調して表示することができる。
自車両の前方画像にカーブ情報と仮想物体330を重畳して表示する場合の別の表示例を図36(a)〜(c)に示す。図36(a)に示すように、カーブに沿った複数の円形のシンボル460を用いてカーブ情報を重畳表示する。円形のシンボル460は、例えば緑色で表示する。さらに、図36(b)に示すように仮想物体330を例えば緑色(一点鎖線で示す)で表示する。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図37に、第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置3の構成を示すシステム図を示す。図37において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
(1)コントローラ50Bは、自車線前方の先行車およびカーブをリスクポテンシャルの要因として認識し、先行車に対する接近度合およびカーブに対する速度超過に基づいてリスクポテンシャルを算出する。具体的には、自車両と先行車との接近度合を表す車間時間THWを第1のリスクポテンシャルRPとして算出するとともに、自車両がカーブを走行する際の目標旋回速度Vtに対する自車速Vhの超過速度に基づいて第2のリスクポテンシャルRPcを算出する。このように自車両周囲の複数のリスク要因を認識してリスクポテンシャルを算出することにより、自車両周囲の状況にあった操作反力制御と制駆動力制御を行うことができる。また、リスクポテンシャルの要因を表示装置90のモニタ上に強調して表示することにより、現在どのリスク要因を対象として制御を行っているかを運転者に容易に認識させることができる。
(2)コントローラ50Bは、先行車に対する接近度合に基づく第1のリスクポテンシャルRPと、カーブに対する速度超過に基づく第2のリスクポテンシャルRPcのうち、リスクポテンシャル値が高いほうを選択し、選択されたリスクポテンシャルの要因を表示装置90に表示させる。これにより、自車両周囲の複数のリスク要因のうち最もリスクが高いものを対象とした操作反力制御および制駆動力制御を行うことができるとともに、現在どのリスク要因を対象として制御を行っているかを運転者に容易に認識させることができる。
以下に、本発明の第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図39に、第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置4の構成を示すシステム図を示す。図39において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
15:前方カメラ
20:車速センサ
30:舵角センサ
40:障害物検知装置
50,50A,50B、50C:コントローラ
60:駆動力制御装置
61:アクセルペダル
70:制動力制御装置
71:ブレーキペダル
80:アクセルペダル反力発生装置
90:表示装置
150:ナビゲーション装置
Claims (7)
- 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、前記自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記障害物検出手段および前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示装置において、
表示手段と、
前記自車両の前方領域を表す画像と、前記リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、前記車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを備え、
前記リスクポテンシャルの要因は、前記自車両前方の先行車であり、
前記リスクポテンシャルは、前記先行車に対する接近度合に基づいて前記リスクポテンシャル算出手段によって算出され、
前記表示制御手段は、自車線前方の前記先行車を表すシンボルと自車線外の車両を表すシンボルとを異なる色で表示し、前記リスクポテンシャルの要因である前記先行車を強調表示することを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示装置。 - 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、前記自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記障害物検出手段および前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示装置において、
表示手段と、
前記自車両の前方領域を表す画像と、前記リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、前記車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを備え、
前記リスクポテンシャルの要因は、前記自車両前方のカーブであり、
前記リスクポテンシャルは、前記カーブに対する前記自車両の速度超過に基づいて前記リスクポテンシャル算出手段によって算出され、
前記表示制御手段は、前記前方領域を表す画像中のカーブに、前記カーブを表すシンボルを重畳して表示することにより、前記リスクポテンシャルの要因である前記自車両前方のカーブを強調表示することを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示装置。 - 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、前記自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記障害物検出手段および前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示方法において、
前記自車両の前方領域を表す画像と、前記リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、前記車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示し、
前記リスクポテンシャルの要因は、前記自車両前方の先行車であり、
前記リスクポテンシャルは、前記先行車に対する接近度合に基づいて前記リスクポテンシャル算出手段によって算出され、
自車線前方の前記先行車を表すシンボルと自車線外の車両を表すシンボルとを異なる色で表示し、前記リスクポテンシャルの要因である前記先行車を強調表示することを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示方法。 - 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、前記自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記障害物検出手段および前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて自車両周囲のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転操作装置に発生する操作反力および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する車両制御手段とを有する車両用運転操作補助装置用の表示方法において、
前記自車両の前方領域を表す画像と、前記リスクポテンシャルの要因を強調するシンボルと、前記車両制御手段による制御作動領域を表す仮想物体とを表示し、
前記リスクポテンシャルの要因は、前記自車両前方のカーブであり、
前記リスクポテンシャルは、前記カーブに対する前記自車両の速度超過に基づいて前記リスクポテンシャル算出手段によって算出され、
前記前方領域を表す画像中のカーブに、前記カーブを表すシンボルを重畳して表示することにより、前記リスクポテンシャルの要因である前記自車両前方のカーブを強調表示することを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示方法。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用運転操作補助装置用の表示装置において、
前記表示制御手段は、前記車両制御手段による制御作動状態に応じて前記仮想物体の表示を変化させることを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置用の表示装置において、
前記制御作動領域を表す前記仮想物体は、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割した場合に、前記低リスク領域に応じた前記制御作動領域を表す第1の仮想物体と、前記高リスク領域に応じた前記制御作動領域を表す第2の仮想物体とからなることを特徴とする車両用運転操作補助装置用の表示装置。 - 請求項1、請求項2、請求項5または請求項6に記載の車両用運転操作補助装置用の表示装置を備えることを特徴とする車両。
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