JP4777108B2 - レンズメータ - Google Patents

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本発明は、眼鏡フレームに枠入された左右レンズの各光学中心間の距離を測定する測定機構を有するレンズメータに関する。
従来、眼鏡レンズの屈折特性を測定するためのレンズメータにおいて、眼鏡フレームに枠入れされた左右レンズの各光学中心間距離(以下、PDと称す)も同時に測定できる機構を備えたものが知られている。この種の測定機構として、例えば図6に示すものが提案されている。図6(a),(b)に示すように、この測定機構では、レンズメータの前後方向に水平移動可能で且つ前方に向かって付勢されている当接板102と、当接板102の上縁部に沿ってスライド可能なように当接板102に取り付けられた、人間の鼻形状に似せた外形を有する鼻パット104とを含んで構成される。
レンズメータの前に位置して作業する検者は、眼鏡フレーム1の2つの鼻当て2間に鼻パット104がぴったりと嵌り込んだ状態で眼鏡フレーム1の下縁部が当接板102に当接するように眼鏡フレーム1を手指で保持しながら、右レンズ3の凹状の内側面をレンズ受け106上に載置する。そして、眼鏡フレーム1を前後左右に少しずつ動かしながら右レンズの光学中心を測定光束の光軸Lに一致させるアライメントを行う。このアライメント時には、眼鏡フレーム1に動きに応じて鼻パット104も当接板102に対して移動する。右レンズの光学中心を測定光束の光軸Lに一致したとき、すなわちアライメントが完了したとき、検者が例えば測定ボタンを押すことで、そのときの鼻パット104の位置がレンズメータ内の制御部に記憶される。
続いて、検者は、左レンズ4についてアライメントを行うことになるが、そのときに図6(a)に示す右レンズ3のアライメント状態からそのまま眼鏡レンズ1を矢印A方向にスライドさせようとすると、鼻パット104がレンズ受け106に干渉することになる。この干渉を避けるために、図6(c)に示すように、検者は、眼鏡フレーム1をレンズ受け106から一旦離すように取り上げ、当接板104を矢印B方向に後退移動させてから鼻パット104を図6(a)中の点線で示す位置まで移動させる必要があり、PD測定をスムーズに行えないという問題があった。
このようなPD測定時の左右レンズの入れ替え時において当接板102を移動させることなく鼻パット104のレンズ受け106との干渉を回避するため、下記特許文献1では、図7に示すように、鼻パット104の後端部が当接板102の前面の上縁部近傍において回動可能に支持され、外力が作用しない状態では鼻パット104が付勢手段の付勢力によってレンズ受け106よりも高い位置で前方に突出した状態に保持され、測定時には鼻パット104に鼻当て2を上方から当接させて眼鏡フレーム1を押し下げることで、鼻パット104が前記付勢力に抗して下方に回動するようにしたものが提案されている。
また、同様の技術として、下記特許文献2では、図8に示すように、鼻パット104の後端部が当接板102の前面の下縁部近傍において回動可能に支持され、外力が作用しない状態では鼻パット104が付勢手段の付勢力によって前上がりに傾斜して突出した状態に保持され、測定時には鼻パット104に鼻当て2を下方から当接させて眼鏡フレーム1を持ち上げることで、鼻パット104が付勢力に抗して上方に回動するようにしたものが提案されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、鼻パット104がレンズ受け106を避けられる高さまで回動可能になっていても、被検レンズの左右を入れ替えるときに眼鏡を鼻パット104に当接させたままでは、鼻当て2が鼻パット104から外れないように被検レンズの入れ替えをゆっくりと慎重に行わなければならない。一方、鼻パット104に眼鏡フレーム1を載せたままで被検レンズの入れ替えを行わない場合には、鼻パット104から眼鏡フレーム1を取り外した後に、レンズ受け106を越えた位置まで鼻パット104を移動させる作業が別途に必要になる。また、通常は鼻パット104がレンズ受け106よりもかなり高い位置にあるので、最初に被検レンズをレンズ受け106上に載置するときには、鼻パット104に鼻当て2を当接させた状態を保ちながら被検レンズがレンズ受け106に載るまで眼鏡フレーム1をゆっくりと下げていくという慎重な動作が必要になる。
また、特許文献2の技術では、図8中に点線で示すように、鼻パット104を跳ね上げ位置まで回動させることで、当接板102を移動させることなく鼻パット104をレンズ受け106と干渉せずに通過移動させることができるようにしたものであるが、例えば装用状態での上下方向に幅が狭い細眼鏡等の場合には当接板102がレンズ受け106に非常に接近する場合があり、この場合には当接板102とレンズ受け106との間に鼻パット104の通過スペースがなく、当接板102を後退移動させることなくレンズ受け106を越えて鼻パット104を移動させることができない。また、通常は鼻パット104がレンズ受け106よりもかなり低い位置にあるので、最初に被検レンズをレンズ受け106上に載置するときには、鼻パット104に鼻当て2を下方から当接させた状態を保ちながら被検レンズがレンズ受け106に載るまで眼鏡フレーム1をゆっくりと上げていくという慎重な動作が必要になる。
特許第3434941号公報 特開2005−156174号公報
そこで、本発明は、当接板および鼻パットを移動させる作業を必要とせずにPD測定を円滑かつ迅速に行えるレンズメータを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、眼鏡フレームに枠入れされた左右レンズの各光学中心間の距離を測定する測定機構を有するレンズメータにおいて、
前記距離を測定する際に前記眼鏡フレームの鼻当てに当接する鼻パットがレンズ受けを挟んで両側にそれぞれ設けられ
前記各鼻パットは所定間隔を保った状態で連結され、外力が作用していないときは前記レンズ受けを挟んで両側にそれぞれ位置するように弾性部材によって保持されていることを特徴とする。
本発明のレンズメータにおいて、前記レンズ受けに前記左右レンズのいずれかが載置されている状態で前記眼鏡フレームまたは前記左右レンズの下縁部または上縁部に当接する当接板を有し、前記鼻パットは前記当接板の長手方向に沿って移動可能であることが好ましい。
また、本発明のレンズメータにおいて、前記鼻パットの前記所定間隔は、測定可能な前記光学中心間の距離より長くてもよい。
本発明のレンズメータによれば、レンズ受けの両側に鼻パットがそれぞれ設けてあるので、左右レンズの一方から他方に被検レンズを入れ替える際には、鼻当てが一方の鼻パットから外れてから他方の鼻パットに当接するように眼鏡フレームを素早く移動させるだけでよい。これにより、鼻パットや当接板を移動させる作業を全く必要とせずに、左右レンズについて被検レンズの入れ替えを円滑かつ迅速に行うことができ、PD測定の作業性が向上する。
また、レンズ受けの両側に鼻パットがそれぞれ存在するので、左右レンズのどちらからでも直ちに測定を開始することができる。
さらに、レンズ受けの両側にある各鼻パットが所定間隔を保った状態で連結されていることで、各鼻パットのスライド移動機構や各鼻パットの移動距離を測定する測定機構を1つに共通化することができ、構成の簡単化とコスト低減を図れる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるレンズメータ10の全体斜視図である。なお、以後の説明において、レンズメータ10を使用する検者から見た方向で、手前側を「前」、奥側を「後」、および「右左」というものとする。
レンズメータ10は、例えば樹脂製の筐体12を備えている。筐体12の前面の略中央には、下部が円筒状で上部が円錐台状をなすレンズ受け14が配設されている。このレンズ受け14の上に、被検レンズが載置されるようになっている。また、レンズ受け14には、その上面に円形の開口部16が形成されるとともに、前記開口部16から入射した測定光束を受光する受光光学系(不図示)が内蔵されている。
筐体12の前面上部には、例えばLEDからなる光源を含む光源部18が配設されている。光源部18から鉛直下方に放射された測定光束は、レンズ受け14上に載置された被検レンズを通過してレンズ受け14内の受光光学系によって受光されるようになっている。
前記光源部18の下には、レンズ押さえ20が設けられている。レンズ押さえ20は、図1に示す位置から下方に移動可能になっており、測定光束が通る内部空間を形成する筒状部と、この筒状部から下方に突出する複数本(本実施形態では4本)のレンズ押さえピンとから構成されている。これにより、レンズ押さえ20が下降移動してレンズ押さえピンの先端がレンズ受け14上に載置された被検レンズに所定の押圧力でもって当接することで、被検レンズがレンズ受け14上で保持されるようになっている。
また、図1に示す待機位置にあるレンズ押さえ20の近傍には、印点ユニット22が配置されている。印点ユニット22は、被検レンズの表面に印点を形成するためのもので、検者が操作レバー22aによって、印点ユニット22が前方に約90度回動した後に下降移動して印点ペン22bの先端が被検レンズの表面に接触することで、被検レンズの光学中心位置等にインクによる点状マークである印点が付されるようになっている。
さらに、検者側に最も近い側にある筐体12の前部には、表示操作部24が設けられている。表示操作部24は、レンズメータ10による被検レンズの光学特性の測定結果を表示する例えばLCDからなるディスプレイ26と、検者が測定操作を入力するための複数(本実施形態では4つ)の操作ボタン28とを含む。
前記レンズ受け14と表示操作部24との間の筐体12上には、測定ボタン30が突設されている。検者が測定ボタン30を押したときに、そのときの被検レンズに関する測定値等が、筐体12に内蔵された制御部(不図示)に記憶されるようになっている。
また、筐体12の右側部には、レンズメータ10による測定結果をプリントアウトするためのプリンタ32が内蔵されている。
レンズ受け14の後方側には、横長の略長方形の前面を有する当接板34が配設されている。当接板34は、未使用時には筐体12の前壁面13に近接した位置に係止状態で収納されているが、使用時に一旦押し込まれることで前記係止状態が解除されて、一定の押圧力をもって前方にせり出してくるように構成されている。これにより、検者が、眼鏡フレームに枠入れされた左右レンズのいずれかをレンズ受け14上に載置して、眼鏡フレームの下縁部または上縁部(縁なしフレームの場合は左右レンズの下縁部または上縁部)を当接板32の前面に当接させた状態で、眼鏡フレームを保持しながら前後方向に移動させることで、レンズ受け14に関する被検レンズの前後位置が調節および位置決めされるようになっている。
レンズ受け14を挟んでその両側には、鼻パット36がそれぞれ配設されている。鼻パット36は、眼鏡フレームの中央にある2つの鼻当ての間に嵌り込むように当接して眼鏡を支持するもので、前記2つの鼻当てに安定した状態で当接できるように略台形状の横断面を有する部材で構成されている。また、2つの鼻パット36は、所定間隔を保った状態で連結部材38によって連結されている。この所定間隔は、レンズメータ10による測定可能なPDよりも長く設定されている。
図2および図3を参照して、鼻パット36についてより詳細に説明する。図2は、当接板34を透視状態で示した正面図、図3は図2における右側面図である。各鼻パット36は、支持部材40の先端に軸42によって軸支され、図3に示す位置を上限として回動可能になっている。この上限位置では、鼻パット36の先端部は、レンズ受け14の先端とほぼ同じ高さに位置している。また、軸42の周囲に外装されたねじりばね(不図示)の一端が鼻パット36に、他端が支持部材40にそれぞれ係合しており、前記ねじりばねによって鼻パット36には図3中において時計回り方向への付勢力が常に作用している。これにより、鼻パット36は、眼鏡の2つの鼻当てに挟まれるように当接された状態で押し下げられることで前記ねじりばねの付勢力に抗して下方に回動し、外力の付与が解除されると前記ねじりばねの付勢力によって図3に示す通常位置まで復帰するようになっている。
2つの支持部材40は、前記連結部材38によって連結されている。連結部材38には、図3に示すように、周知のスライド構造46が設置されており、これにより各鼻パット36は当接板34の長手方向に沿って移動できるようになっている。
図2に示すように、連結部材38の前方に突出した下端部50の外側には、弾性部材としてのコイルばね52がそれぞれ設けられている。各コイルばね52は、一端部のフックが連結部材38の下端部50の両側角部にそれぞれ形成された穴に引っ掛けられており、他端部のフックが当接板34の内部に突設された突起に引っ掛けられている。これにより、2つのコイルばね52の付勢力または引っ張り力が均衡することで、図2に示すように、外力が作用していないときには2つの鼻パット36はレンズ受け14を挟んで両側にそれぞれ位置する初期位置にある。一方、検者により外力が付与されて鼻パッド36が移動された後に前記外力が解除されたときには、前記2つのコイルばね52の付勢力または引っ張り力によって各鼻パット36は初期位置に復帰するようになっている。なお、前記初期位置では、各鼻パット36はレンズ受け14に関して対称位置であることが好ましいが、勿論これに限定されるものではない。
また、当接板34の背面には、PD測定機構(不図示)が設けられている。このPD測定機構は、連結部材38の移動距離を測定することで鼻パット36の初期位置からの移動距離を検出するためのものである。このPD測定機構としては、光学的または磁気的な位置センサによって連結部材38の位置を検出する、電気抵抗の変化によって連結部材38の位置を検出する等の周知技術を適用できる。
なお、本実施形態では、鼻パット36を初期位置に保持または復帰させるための弾性部材としてコイルばね52を用いたが、例えばゴム等の他の弾性部材を代替として用いてもよい。
次に、前記構成からなるレンズメータ10におけるPD測定動作について説明する。
図4に示すように、眼鏡フレーム1に枠入れされた左右レンズ3,4のうち、検者がまず右レンズ3についてPD測定を行おうとする場合、検者は、両手または片手の手指で眼鏡フレーム1を把持して、2つの鼻当て2の間に挟まれるように左側鼻パット36に鼻当て2を上方から当接させる。この状態で、検者は、右レンズ3の中央部がレンズ受け14の測定光軸Lにほぼ一致する位置まで眼鏡フレーム1を矢印C方向に移動させてから、眼鏡フレーム1を押し下げる。これにより、右レンズ3がレンズ受け14上に載置される。このとき、図5に示すように、左側鼻パット36は鼻当て2に当接した状態を維持しながらねじりばねの付勢力に抗して下方に回動し、眼鏡フレーム1の下縁部が当接板34の前面に当接する。この場合、左側鼻パット36の先端部は、上限位置でレンズ受け14の先端とほぼ同じ高さになっていることから、右レンズ3をレンズ受け14上に載置するまでの左側鼻パット36の下方への回動量は比較的小さくて済み、レンズ受け14上への被検レンズの載置作業を容易に行うことができる。
このように右レンズ3がレンズ受け14に載置された状態で、検者は表示操作部24のディスプレイ26を見ながら眼鏡フレーム1を前後左右に少しずつ移動させて、アライメントを行う。すなわち、検者は、ディスプレイ26を見ながら、光源部18から放射された測定光束が被検レンズである右レンズ3を通過してレンズ受け14内の受光光学系で受光されることよって検出される右レンズ3の光学中心の位置を測定光軸Lに一致させるように、右レンズ3の位置を微調整する。
右レンズ3の光学中心が測定光軸Lに一致したとき、検者は、測定ボタン30を押す。これにより、左側の鼻パット36の移動量(すなわち連結部材38の移動量)dが検出されて、制御部に記憶される。制御部では、測定光軸Lを通って当接板34に直交する平面から、初期位置にある左側の鼻パット36の中央位置(すなわち眼鏡フレーム1の中央置5)までの距離が予め記憶されていることから、この距離から前記移動量dを減算することによって、眼鏡フレーム1の中央位置5と右レンズ3の光学中心との間の距離が得られて、記憶される。
続けて、左レンズ4についてPD測定を行う場合、検者は眼鏡フレーム1を持ち上げて、左側鼻パット36から鼻当て2を離す。すると、左側鼻パット36は、ねじりばねの付勢力によって上方に回動して上限位置に戻り、同時に、連結部材38が2つのコイルばね52によって初期位置に復帰する。
左側鼻パット36から鼻当て2を離すように眼鏡フレーム1を持ち上げた検者は、直ちに、眼鏡フレーム1を右方向に素早く移動させて右側鼻パット36に鼻当て2を当接させる。それ以後の右レンズ4についての測定動作は、上述した左レンズ3の測定動作と同様である。これにより、制御部は、眼鏡フレーム1の中央位置5と左レンズ4の光学中心との間の距離を得ることができ、この距離と、既に測定された眼鏡フレーム1の中央位置5と右レンズ3の光学中心との間の距離を加算することでPDを算出することができる。
測定されたPDは、眼鏡フレーム1の中央位置5から左右レンズ3,4の各光学中心までの距離と共に、ディスプレイ26に表示され、必要に応じて検者の操作によってプリンタ32からプリントアウトされる。
上述したように、本実施形態のレンズメータ10によれば、レンズ受け14の両側に鼻パット36がそれぞれ設けてあるので、左右レンズ3,4の一方から他方に被検レンズを入れ替える際には、鼻当て2が一方の鼻パット36から外れてから他方の鼻パット36に当接するように眼鏡フレーム1を素早く移動させるだけでよい。これにより、鼻パット36や当接板34を移動させる作業を全く必要とせずに、左右レンズ3,4について被検レンズの入れ替えを円滑かつ迅速に行うことができ、PD測定の作業性が向上する。
また、レンズ受け14の両側に鼻パット36がそれぞれ存在するので、左右レンズ3,4のどちらからでも測定を開始することができる。
さらに、レンズ受け14の両側にある各鼻パット36が連結部材38によって所定間隔を保った状態で連結されていることで、各鼻パット36のスライド移動機構であるスライド構造46や各鼻パット36の移動距離を測定するPD測定機構を1つに共通化することができ、構成の簡単化とコスト低減を図れる。
レンズメータの全体斜視図。 当接板を省略して鼻パットのスライド機構を示す正面図。 図2の右側面図。 右レンズのPD測定状態を示す図。 被検レンズがレンズ受けに載置されたときの鼻パットの回動位置を示す図。 従来の鼻パットの一例を示す図。 従来の鼻パットの別の例を示す図。 従来の鼻パットのさらに別の例を示す図。
符号の説明
1…眼鏡フレーム
2…鼻当て
3…右レンズ
4…左レンズ
5…眼鏡フレームの中央位置
10…レンズメータ
12…筐体
14…レンズ受け
18…光源部
20…レンズ押さえ
22…印点ユニット
24…表示操作部
26…ディスプレイ
28…操作ボタン
30…測定ボタン
32…プリンタ
34…当接板
36…鼻パット
38…連結部材
40…支持部材
46…スライド機構
52…コイルばね(弾性部材)

Claims (2)

  1. 眼鏡フレームに枠入れされた左右レンズの各光学中心間の距離を測定する測定機構を有するレンズメータにおいて、
    前記距離を測定する際に前記眼鏡フレームの鼻当てに当接する鼻パットがレンズ受けを挟んで両側にそれぞれ設けられ
    前記各鼻パットは所定間隔を保った状態で連結され、外力が作用していないときは前記レンズ受けを挟んで両側にそれぞれ位置するように弾性部材によって保持されていることを特徴とするレンズメータ。
  2. 前記鼻パットの前記所定間隔は、測定可能な前記光学中心間の距離より長いことを特徴とする請求項1に記載のレンズメータ。
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