JP2015125076A - レンズメータ - Google Patents

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康玄 土井
Yasuharu Doi
康玄 土井
啓三 長尾
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啓三 長尾
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Abstract

【課題】上下幅の狭い眼鏡フレームに装着された累進レンズのエッジ付近に位置する近用部を測定する際にも、レンズを安定して保持し、精度良く測定できるレンズメータを提供することを目的とする。【解決手段】被検レンズを載置台に押圧し、載置台との間で挟持する押圧手段の複数の押圧ピンのうち、載置台の中心位置より装置本体側に配された2本の押圧ピンを、前方方向に傾倒されるよう構成したレンズメータ。【選択図】図4

Description

本発明は、眼鏡用レンズの光学特性を測定するためのレンズメータに関する。
近年、眼鏡フレームは、装着したときの上下方向の高さが小さくなり、このような眼鏡フレームに装填された遠用部と近用部の2点の焦点を有する累進レンズにおいては、近用部の焦点がレンズの下端部に近い位置になっている。
従来のレンズメータは、投光部と受光部からなる光学測定手段の測定光軸中の所定の位置に、被検レンズを載置する載置台を設け、載置台の上に載置した被検レンズを、押圧手段に設けた複数本の押圧ピンで押圧し、載置台と挟持する形で保持していた。
このような従来のレンズメータで下端面に近い位置に近用部が設けられた累進レンズを測定する場合、被検レンズの近用部を測定光の光軸中心に移動させようとすると、レンズを押圧する押圧ピンの一部がレンズ端面から外れ、被検レンズを安定して保持することができず、精度良く測定することができないという問題があった。
このような課題を解決するレンズメータが提案されている(特許文献1参照)。このレンズメータは、4本の押圧ピンを保持する押圧手段を載置台の中心位置に対して前方に移動するよう可能に構成したものである。
特開2012−93347
しかしながらこのような構成のレンズメータにおいては、押圧手段全体が前方方向に移動することにより4本すべての押圧ピンが移動し、被検レンズを押圧する中心位置が載置台の中心位置から前方方向にずれることになる。
4本の押圧ピンは、それぞれ個別に押圧するもので、その押圧力は被検レンズ面にキズ等を生じさせないよう小さな力に設定されていることから、被検レンズを押圧する中心位置が載置台の中心位置からずれると、被検レンズの下端部側が浮き上がる問題があった。
さらに、眼鏡フレームに装填された眼鏡レンズの測定においては、眼鏡レンズの下端部を装置側に向けて載置台に載置すると、眼鏡フレームの蔓の重力等により載置台を中心として被検レンズの下端部(載置台の中心位置から後方側)が浮き上がる方向に回転し、載地台上で静止することができないという特有の課題があり、押圧手段の4本の押圧ピンがすべて眼鏡レンズの下端部から離れる方向に移動すると、レンズを載置台上に安定して保持することができなくなる課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、近用部がレンズの端面に近い位置に設けられた眼鏡レンズにおいても、安定して保持することができ、精度良く測定できるレンズメータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるレンズメータは、投光手段と受光手段からなる光学測定手段と、前記受光手段を内包するとともに、前記光学測定手段の測定光の光軸上に被検レンズを載置する載置台を有するレンズ載置手段と、前記測定光が通過する開口部を有するとともに、前記開口部の外周囲に複数の押圧ピンを配列保持し、前記複数の押圧ピンで前記載置台に載置された前記被検レンズを前記載置台の方向に押圧するレンズ押圧手段と、前記測定光の光軸と直交する方向に移動可能に設けられたレンズガイド手段と、を備え、前記レンズガイド手段が前記載置台に干渉しないよう開口された開口部を有するとともに、前記複数の押圧ピンのうち前記レンズガイド手段側に配された2本の押圧ピンが、前記レンズガイド手段の移動に伴って前記被検レンズと接する位置が前記レンズガイド手段の移動方向に変位するよう構成されたものである。
このような構成により、近用部の測定において被検レンズを載置台上で移動させた場合においても、レンズガイド手段側に配された2本の押圧ピンがレンズガイド手段によって載置台の中央方向に変位するため、レンズ面から外れることなく、載置台の上端面にレンズを安定して保持することができる。
また、本発明によるレンズメータは、前記複数の押圧ピンのうち前記レンズガイド手段側に配された2本の押圧ピンが、前記被検レンズを押圧する押圧力が他の押圧ピンの押圧力に比べて強くなるよう構成されたものである。
このような構成により、近用部の測定において被検レンズの端面部を載置台の中央に位置させることにより重心が移動した場合においても、被検レンズを載置台上に保持することができる。また、レンズガイド手段側に配した2本の押圧ピンが載置台の中央方向に変位した場合において発生する押圧力の不均等を解消することができ、被検レンズを載置台上に保持することができる。
このようにレンズ押圧手段の複数の押圧ピンのうち、レンズガイド手段側すなわちレンズの下端面側に配された2本の押圧ピンが、被検レンズの面と接触する位置が前方向に変位するよう構成されることにより、レンズの端面部近傍を測定する場合において、押圧ピンがレンズ面から外れることなく、載置台の上端面にレンズを安定して保持することができる。さらに、レンズガイド手段が載置台との干渉を回避するために開口されていることから、被検レンズの下端部を載置台の中心即ち測定光の中心位置まで移動することが可能となり、下端部に近接した近用部の光学特性も精度よく測定することができる。
本発明の実施形態のレンズメータの主要構成部を表す外観図 眼鏡レンズを載置したレンズメータの外観図 レンズ押圧手段の通常時の状態を表す断面図 レンズ押圧手段の押圧ピンが傾倒した状態を表す断面図
以下、本発明によるレンズメータについて、実施の形態を用いて説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態によるレンズメータは、単玉レンズや眼鏡フレームに装填された眼鏡レンズなどの光学特性を測定するもので、特にレンズの端部付近の光学特性も測定することができるよう構成したものである。本発明の実施の形態1によるレンズメータについて、図を用いて説明する。
図1は、レンズメータ1の主要構成部を表す外観図で、図2は測定するレンズとして眼鏡フレームに装填された眼鏡レンズを測定位置に載置した状態を表す外観図である。
レンズメータ本体1は、上方には測定光を投光する投光手段(図示しない)が、下方には投光手段からの測定光を受光する受光手段2がそれぞれ設けられている。
受光手段2には、測定光の光軸上に被検レンズ3(特に眼鏡レンズに限定する場合は眼鏡レンズと記す。以下同じ)を載置する載置台21が設けられている。
レンズ押圧手段4は、被検レンズ3を載置台21に押圧するもので、測定光が通過する開口部41が設けられている。また、レンズ押圧手段4は、被検レンズ3を載置する際の操作に支障を与えないよう上方の退避した位置に保持されていて、被検レンズ3を載置した後、下降して被検レンズ3を押圧できるよう上下昇降可能に設けられている。
また、本体1には、載置台21に載置された被検レンズ3の前後方向の移動を案内するレンズガイド手段5が設けられている。レンズガイド手段5は、例えば眼鏡フレームに装填された眼鏡レンズ3を測定する場合に乱視軸の方向が変化しないよう、一対の眼鏡レンズの下端部(眼鏡を装着したとき眼鏡レンズの下になる端面をいう。)を当接できるよう構成されている。
図3と図4は、被検レンズを押圧するレンズ押圧手段4と載置台21近傍の詳細な構成を表す断面図である。なお、レンズ押圧手段4は、測定光の光軸位置で断面したものではない。
受光手段2は、載置台21の内部に光学特性を計測するための基準となる指標が記された指標板22と指標を撮像するCCDイメージセンサなどの撮像素子23が設けられている。また、載置台21は測定光が通過する円形の穴が設けられ、上端面は多種の曲率を有する被検レンズ3と指標板22との距離の変化が小さくなるよう、限りなく小径に構成されている。
レンズ押圧手段4は、測定光が通過する開口部41の外周囲に測定光の光軸と平行に4本の押圧ピン42が配されている。4本の押圧ピン42は、それぞれその先端が下方に突出する方向に押圧ばね43で付勢されていて、その下方向の先端が被検レンズ3の上面の曲面に倣って接触し、押圧ばね43の付勢力で被検レンズ3を押圧する。
レンズガイド手段5は、その前面に一対の眼鏡レンズの下端部が当接される平面状のレンズ当接板51が設けられている。
レンズ当接板51は、左右に延伸した板状部材で、中央部には前方への移動時に載置台21に干渉しない高さで、左右方向は、前面が曲面状の眼鏡フレームの形状に対応できるよう低い位置まで設けられている(図1参照、図では円弧状)。
また、レンズ当接板51は、測定光軸より本体側(後方側)に位置し、前後方向に摺動可能に支持されている。レンズ当接板51の移動範囲は、その前面が載置台23の中心位置(測定光の光軸中心)まで前進し、使用後は本体1に格納される位置まで後退する。また、レンズ当接板51は移動範囲内で自在な位置で停止することができるよう構成されている。
次に図4を用いて、本発明に係るレンズ押圧手段4とレンズガイド手段5の詳細な構造について説明する。
レンズ押圧手段4の4本の押圧ピン42のうち、レンズ当接板51に近い側に配置された2本の押圧ピン42a、42bは、その先端部が前方方向に傾倒可能に保持されている。レンズ当接板51を本体1から前方方向に移動させたとき、レンズ当接板51が2本の押圧ピン42a、42bの側面にそれぞれ当接し、2本の押圧ピン42a、42bはそれぞれ上方の回転軸44を中心としてその先端が前方に傾倒される。レンズ当接板51が後退すると2本の押圧ピン42a、42bは復帰ばね45により傾倒が解除され、初期の位置で倒立される。
また、4本の押圧ピン42は、それぞれ突出する方向に押圧ばね43によって付勢されているが、傾倒される2本の押圧ピン42a,43bは、傾倒されることにより押圧力が低下するため、予めの他の2本より付勢力の強い押圧ばね43が用いられている。
このように構成されたレンズメータを用いて、眼鏡フレームに装填された眼鏡レンズ、特に累進レンズの測定について説明する。
レンズ当接板51を本体1から突出するよう前方に引き出し、レンズ当接板51に眼鏡レンズ3の下端部を当接して、載置台21の上端面に一方の眼鏡レンズ3を載置する。
次に、レンズ押圧手段4を下降すると眼鏡レンズ3は4本の押圧ピン42と載置台21の間に挟持された状態で保持される。
眼鏡レンズ3が累進レンズで、その遠用部を測定する場合においては、眼鏡レンズ3のほぼ中央部を載置台21上に載置し、撮像素子23で撮像された指標の画像をモニター(図示せず)で確認しながら、眼鏡レンズ3とレンズ当接板51を一体に把持した状態で、遠用部の焦点位置が測定光の光軸中心に位置するよう移動する。表示画像から遠用部の焦点位置が定まると、遠用部の屈折度等の光学特性を測定する。
次に近用部を測定する場合においては、眼鏡レンズ3をレンズ当接板51に当接した状態で、眼鏡レンズ3の下端部を載置台21の中心位置方向に移動する。表示画像は、累進帯と称される領域と近用部の領域の画像が表示される。この時、近用部の焦点位置が眼鏡レンズ3の下端部に近い場合、押圧ピン42a、42bはレンズ当接板51にそれぞれ当接する。さらに眼鏡レンズ3とレンズ当接板51を移動すると、押圧ピン42a、42bは傾倒し、ピンの先端が前方側に配した押圧ピン42c、42dの方向にそれぞれ近づくことになり、眼鏡レンズ3の下端面から外れることが回避される。表示画像から近用部の焦点位置が求まると近用部の光学特性の測定を行う。
以上のように、本実施の形態によるレンズメータによれば、近用部の焦点が端面付近に位置する累進レンズの測定においても、被検レンズ3を載置台21に押圧する押圧ピン42が被検レンズの面3から外れることなく、安定して保持することができる。その結果、近用部の光学特性が精度良く測定することができる。
以上、本実施の形態では、被検レンズ3を押圧する押圧ピン42のうち2本の押圧ピン42a,42bをレンズ当接板51によって傾倒するよう説明したが、これに限らず、例えば2本の押圧ピン42a,42bをレンズ当接板51と平行に移動するよう構成することで、被検レンズ3との接触位置を載置台23の中心方向に移動するよう構成しても良く、被検レンズから外れることを回避する同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、被検レンズ3を押圧する押圧ピン42を4本とし、うち2本を傾倒しない構成を説明したが、押圧ピン42を3本にし、測定光の外周囲に本体1の最前方側を起点として均等間隔に配置し、起点に配した押圧ピン42を傾倒しないで、レンズ当接板51に近い位置に配した2本の押圧ピン42を傾倒するよう構成しても良い。
また、本実施の形態の図4で示すように押圧ピン42a,42bに特設レンズ当接板51が当接するよう構成したが、別部材を設けて間接的に押圧ピン42を傾倒することも可能であり、同様の効果を得ることができる。
以上により、本発明によるレンズメータによれば、眼鏡レンズの下端部に位置する近用部の光学特性も精度良く測定することができ、測定対象物に影響されないレンズメータとして有用である。
1 レンズメータ本体
2 受光部
3 被検レンズ
4 レンズ押圧手段
5 レンズガイド手段
21 載置台
22 指標板
23 撮像素子
42 押圧ピン
43 押圧ばね
51 レンズ当接板

Claims (2)

  1. 投光手段と受光手段からなる光学測定手段と、
    前記受光手段を内包するとともに、前記光学測定手段の測定光の光軸上に被検レンズを載置する載置台を有するレンズ載置手段と、
    前記測定光が通過する開口部を有するとともに、前記開口部の外周囲に複数の押圧ピンを配列保持し、前記複数の押圧ピンで前記載置台に載置された前記被検レンズを前記載置台の方向に押圧するレンズ押圧手段と、
    前記測定光の光軸と直交する方向に移動可能に設けられたレンズガイド手段と、を備え、前記レンズガイド手段が前記載置台に干渉しないよう開口された開口部を有するとともに、前記複数の押圧ピンのうち前記レンズガイド手段側に配された2本の押圧ピンが、前記レンズガイド手段の移動に伴って前記被検レンズと接する位置が前記レンズガイド手段の移動方向に変位するよう構成されたレンズメータ。
  2. 前記複数の押圧ピンのうち前記レンズガイド手段側に配された2本の押圧ピンが、前記被検レンズを押圧する押圧力が他の押圧ピンの押圧力に比べて強くなるよう構成された請求項1記載のレンズメータ。
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